JP2006262722A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、走行機体に装備したモーアからの刈草を、機体後部に配備した集草容器に投入して回収するように構成した草刈機に関する。
本発明の特徴は、草刈機において次のように構成することにある。
走行機体に装備したモーアのデッキの右及び左側部に、回転ブレードを回転可能に配備して、デッキの後部中央箇所の出口通路部から後向きに刈草を排出し、機体後部に配備した集草容器に回収するように構成する。側面視形状で後上がり傾斜状の底板を出口通路部の下部に備えて、右及び左横外側から中央側に向けて高くなる傾斜案内面を、底板の右及び左側部に備える。
走行機体に装備したモーアのデッキの右及び左側部に、回転ブレードを回転可能に配備して、デッキの後部中央箇所の出口通路部から後向きに刈草を排出し、機体後部に配備した集草容器に回収するように構成する。側面視形状で後上がり傾斜状の底板を出口通路部の下部に備えて、右及び左横外側から中央側に向けて高くなる傾斜案内面を、底板の右及び左側部に備える。
上記構成によると、回転ブレードで後向きに飛ばされた刈草が、底板の前縁に引っかかることなく傾斜案内面に沿って円滑に案内されて出口通路部の高位に至るようになる。このように底板で案内された刈草は高い位置においてダクトに導かれるので、飛散軌跡が高いものとなって集草容器の内奥にまで勢い良く送り込まれることになり、充填効率の高い集草を行う上で有効なものとなる。
図1に、本発明に係る集草装置を備えた草刈り機の全体側面図が、また、図2にその全体平面図がそれぞれ示されている。この草刈り機は、操向自在な前輪1および向き固定の後輪2がそれぞれ駆動される四輪駆動型に構成された乗用型の走行機体3の下部に、前リンク4aおよび後リンク4bからなるリンク機構4を介して縦軸ブレード型のモーア5が昇降操作可能に吊り下げ連結されるとともに、モーア5で刈取った刈草を、左右の後輪2の間を通して機体下部に配備したダクト6を介して機体後方に風力搬送して、機体後部に備えた集草装置7の集草容器8に回収するよう構成されている。
前記モーア5は、下向きに開放されたデッキ9の左右に2枚の回転ブレード10を対向回転可能に配備して構成されたものであり、各回転ブレード10で跳ね飛ばされた刈草をデッキ9の後部中央箇所に設けた排出口11から後向きに排出して前記ダクト6に導くよう構成されている。図10,図11に示すように、デッキ9の後部中央箇所には縦断面形状が下向きコの字状の出口通路部9aが後方上方に向けて膨出形成され、この出口通路部9aの後端に前記排出口11が形成されるとともに、出口通路部9aの下部に、側面形状が全体に後上がり傾斜された底板12が配備されている。図12に示すように、前記底板12の左右両側には中央側に向けて高くなる傾斜案内面S1,S2が形成され、かつ、底板12の前縁が左右全長において回転ブレード10と略同高さに設定され、もって、各回転ブレード10で後向きに跳ね飛ばされた刈草が底板12の前縁に引っかかることなく傾斜案内面S1,S2に沿って円滑に案内されて排出口11後端の高位に至るように構成されている。このように底板12で案内された刈草は高い位置においてダクト6に導かれるので、飛散軌跡が高いものとなって集草容器8の内奥にまで勢い良く送り込まれることになり、充填効率の高い集草を行う上で有効なものとなっている。
前記集草装置7は、走行機体3の後端に連結固定された縦壁状の支持枠14と、これに回動自在かつ脱着自在に支持された前記集草容器8とから構成されており、支持枠14に形成された連通口15(図7参照)に前記ダクト6の後端部が接続されている。
なお、図7に示すように、支持枠14には、ダクト6に接続される連通口15の他に、集草容器8内に送り込まれた刈草搬送風を逃がすスリット状の通気孔16が形成され、かつ、集草容器8を連結支持する左右一対の支持アーム17が支持枠14から後方上方に向けて延出されている。
図3に示すように、集草容器8は、上面、背面、および底面を備えた容器主部8aと、この容器主部8aの左右に連結されるサイドカバー8bとで構成され、パイプ材を組み合わせ連結してなる内部フレーム18に容器主部8aとサイドカバー8bがそれぞれボルト連結されることで、容器全体が前面全体が開口された箱状に形成されている。そして、容器主部8aの後部に多数の細孔を並列形成した通気部19が形成されるとともに、サイドカバー8bにも多数の細孔を並列形成してなる通気部20が形成され、容器内に吹き込まれた刈草搬送風が集草容器8のこれら通気部19,20と支持枠14の通気孔16から抜け出すように構成されている。
前記集草容器8は支持アーム17に回動自在かつ脱着自在に連結支持されるようになっており、以下、その支持構造について説明する。
図4,7,8,9に示すように、左右の前記支持アーム17の先端部には、集草容器8を横向き支点p周りに回動自在に支持する支軸21が固設されるとともに、集草容器8における内部フレーム18の左右には前記支軸21に係合する係合部材22が固設され、かつ、この係合部材22には、係合部材22が支軸21から外れるのを阻止する係合ロック部材23が装備されている。前記係合部材22には前向きに開口した係合凹部22aが形成されており、この係合凹部22aを支軸21に後方から係脱することで集草容器8を脱着することが可能となっている。また、前記係合ロック部材23には下向きに開口した係合凹部23aが形成されており、この係合ロック部材23を支軸21に上方から係合させることで、係合部材22の係合凹部22aが塞がれて支軸21から係合部材22が後方に離脱することが阻止されるようになっている。
このように係合部材22と係合ロック部材23とを用いて支持アーム15の支点部に連結支持された集草容器8は支軸21の軸心である前記横向き支点pを中心に上下回動可能であり、下方に回動することで容器前面が支持枠14に接続されてダクト6に連通する刈草回収姿勢(図4参照)となり、上方に回動することで容器前面が支持枠14から離間して下向きに開放された刈草排出姿勢(図5参照)になる。
前記支持アーム17の先端部には前記支軸21を中心に回動可能に容器回動用の駆動部材25が枢支されており、この駆動部材25から延出されたアーム部25aの下端と支持アーム15とに亘って伸縮自在なアクチュエータ26が架設されるとともに、駆動部材25の先端部に形成された係合溝25bに係脱可能なピン状の係合部材27が集草容器8の内部フレーム18に備えられている。
前記アクチュエータ26は電動モータ28の正逆回転で作動ロッド26aをネジ送り伸縮させる電動シリンダで構成されており、運転部でのスイッチ操作によってアクチュエータ26を伸縮作動させて駆動部材25を回動させることで、これに係合部材27を介して係合された集草容器8を横向き回動支点p周りに回動させて前記刈草回収姿勢と刈草排出姿勢とに切換えることができるようになっている。
そして、集草容器8を刈草回収姿勢にしている状態において、駆動部材25の係合溝25bが後方を向くように設定されており、この状態においては係合ロック部材23を引き上げてロック解除することで集草容器8を支軸21および駆動部材25から後方に離脱させることが可能となる。このように集草容器8を取外して必要に応じて露出したダクト6の出口に飛散ガイド等を装着することで、モーア5からの刈草を刈り跡に所望の幅で散布してゆく形態での草刈作業が可能となる。また、集草容器8の内面からの清掃や集草容器8の交換においても集草容器8を脱着することになる。
なお、集草容器8の上面にはアーチ型の取っ手29が固着されるとともに、この取っ手29の近傍にアーチ形のロック解除操作具30が脚部30aを介して上下に貫通配備されており、取っ手29とロック解除操作具30を共握り操作することでロック解除操作具30がロック付勢用のバネ31に抗して引き上げられ、ロック解除操作具30における脚部30aの下端に連結された前記係合ロック部材23がロック解除操作され、集草容器8の脱着が可能な状態がもたらされるようになっている。
[別実施例]
(1)集草容器8を駆動回動する前記駆動部材25の回動支点を集草容器8の横向き回動支点pと別に設置することもできる。
(2)駆動部材25と集草容器8の係合部材27の係合関係を逆にして実施することもできる。つまり、集草容器8の係合部材27に前方に開口した係合溝を備え、この係合溝を駆動部材25の先端に設けた駆動ピンに係合させる形態で実施することもできる。
(3)前記駆動部材25を直線的に往復駆動するものに構成し、この駆動部材25の先端に集草容器8の係合部材27を係合支持する構造で同様な機能を発揮させることもできる。
(4)モーア5を昇降する油圧装置を備えた機種では、前記アクチュエータ26を油圧シリンダで構成することもできる。
3 走行機体
5 モーア
6 ダクト
8 集草容器
9 デッキ
9a 出口通路部
10 回転ブレード
12 底板
S1,S2 傾斜案内面
5 モーア
6 ダクト
8 集草容器
9 デッキ
9a 出口通路部
10 回転ブレード
12 底板
S1,S2 傾斜案内面
Claims (1)
- 走行機体に装備したモーアのデッキの右及び左側部に、回転ブレードを回転可能に配備して、前記デッキの後部中央箇所の出口通路部から後向きに刈草を排出し、機体後部に配備した集草容器に回収するように構成すると共に、
側面視形状で後上がり傾斜状の底板を出口通路部の下部に備えて、
右及び左横外側から中央側に向けて高くなる傾斜案内面を、前記底板の右及び左側部に備えてある草刈機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005081522A JP4439421B2 (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005081522A JP4439421B2 (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 草刈機 |
Publications (3)
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---|---|
JP2006262722A JP2006262722A (ja) | 2006-10-05 |
JP2006262722A5 true JP2006262722A5 (ja) | 2007-02-08 |
JP4439421B2 JP4439421B2 (ja) | 2010-03-24 |
Family
ID=37199308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005081522A Expired - Fee Related JP4439421B2 (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 草刈機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4439421B2 (ja) |
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2005
- 2005-03-22 JP JP2005081522A patent/JP4439421B2/ja not_active Expired - Fee Related
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