JP2006261920A - ミキシング装置 - Google Patents

ミキシング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006261920A
JP2006261920A JP2005074989A JP2005074989A JP2006261920A JP 2006261920 A JP2006261920 A JP 2006261920A JP 2005074989 A JP2005074989 A JP 2005074989A JP 2005074989 A JP2005074989 A JP 2005074989A JP 2006261920 A JP2006261920 A JP 2006261920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio signal
level
unit
beat
fader
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005074989A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Soeda
秀一 添田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denon Ltd
Original Assignee
Denon Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denon Ltd filed Critical Denon Ltd
Priority to JP2005074989A priority Critical patent/JP2006261920A/ja
Publication of JP2006261920A publication Critical patent/JP2006261920A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)

Abstract

【課題】
容易にオーディオ信号の拍に合わせて効果的なスクラッチ再生音を合成させることができるミキシング装置を提供する。
【解決手段】
第1、第2のオーディオ信号を合成する指示をするクロスフェーダ部と、第2のオーディオ信号の信号レベルを変化させて出力する処理を行う処理部と、第1のオーディオ信号の楽曲の拍の発生間隔時間を検出する拍検出部と、信号レベルを減少及び増加させる拍数を設定するパラメータ設定部と、第2のオーディオ信号の信号レベルを減少及び増加させる時間を算出する算出部と、クロスフェーダ部によりオーディオ信号を合成する指示がされると算出部が算出した時間内に入力部から入力された第2のオーディオ信号の信号レベルを予め定めた第1のレベルから予め定めた第2のレベルへ減少させた後に算出部が算出した時間内に第2のレベルから第1のレベルへ増加させる動作を繰り返すよう制御する制御部とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、入力されたオーディオ信号に音響効果処理を施してオーディオ信号を出力するミキシング装置に関する。
従来のミキシング装置は、オーディオ信号を入力する複数の入力端子を備えている。一般に、第n番目の入力端子に入力したオーディオ信号は、第nチャンネルのオーディオ信号と呼ばれる。ミキシング装置には、オーディオ信号の出力レベルを調節するチャンネルフェーダが各チャンネル毎に設けられている。また、ミキシング装置は、入力される複数のオーディオ信号のうち2つのオーディオ信号の合成の比率を調節するクロスフェーダを備えている(例えば、特許文献1参照)。
ミキシング装置には、CD(Compact Disc)プレーヤ、アナログレコードプレーヤ等の再生装置が接続される。ミキシング装置を操作するユーザ(Disc Jockey)は、ミキシング装置に接続されたCDプレーヤやアナログレコードプレーヤから入力されるオーディオ信号を聴取しながら、チャンネルフェーダやクロスフェーダを操作する。また、ユーザは、ミキシング装置の操作と同時に、アナログレコードプレーヤを用いて、アナログレコードを素早く時計回り方向又は反時計回り方向に回すことにより擦れ音のようなスクラッチ再生音を発生させる操作も行う。
ユーザは、ミキシング装置のクロスフェーダを用いて第1チャンネル(以下、ch1という。)のオーディオ信号の拍に合わせて、ch1のアナログオーディオ信号にアナログレコードプレーヤから入力される第2チャンネル(以下、ch2という。)のスクラッチ再生音を合成させ効果音を生成する操作をすることができる。
また、ユーザは、ミキシング装置のch1及びch2のそれぞれのチャンネルフェーダの操作ノブを操作することにより、ch1のアナログオーディオ信号の信号レベル及びch2のアナログオーディオ信号の信号レベルをそれぞれ変化させた効果音を生成することができる。
このような従来のミキシング装置とアナログレコードプレーヤを用いて様々な効果音を生成するディスクジョッキー(Disc Jockey(以下、DJという。))が行う操作方法として、シングルフレアースクラッチ(SINGLE・FLARE・SCRATCH)といわれる操作方法と、ダブルフェーダ(DOUBLE・FADER)といわれる操作方法がある。
シングルフレアースクラッチとは、例えば、ch1用の入力端子及びch2用の入力端子にそれぞれアナログレコードプレーヤが接続され、ch1用の入力端子に接続されたアナログレコードプレーヤから通常のオーディオ信号が出力されている状態で、ch1のアナログオーディオ信号の楽曲が1拍出力されている間にch2用の入力端子に接続されたアナログレコードプレーヤで生成したスクラッチ再生音を複数回、例えば、4回合成させて出力することをそれぞれの拍毎に連続して行う操作方法である。
つまり、ch1のアナログオーディオ信号の1拍の間にch2用の入力端子に接続されたアナログレコードプレーヤ上のアナログレコードを素早く時計方向(フォワード方向)へ回転させてから当該アナログレコードを素早く反時計方向(リバース方向)へ回転させ、その際に、アナログレコードをフォワード方向へ回転させている途中とアナログレコードをリバース方向へ回転させている途中でクロスフェーダの操作ノブを素早く操作してch2のスクラッチ再生音の出力を一瞬停止させる。このことによって、アナログレコードをフォワード方向へ回転させているときに出力されるスクラッチ再生音が2つのスクラッチ再生音に分割され、また、アナログレコードをリバース方向へ回転させているときに出力されるスクラッチ再生音が2つのスクラッチ再生音に分割される。よって、ch1のアナログオーディオ信号の1拍の間に合計4つのスクラッチ再生音がch1のアナログオーディオ信号と合成されて出力される。
このシングルフレアースクラッチの操作により、ch1のアナログオーディオ信号の楽曲が1拍出力される間にch2用の入力端子に接続されたアナログレコードプレーヤで生成したスクラッチ再生音を4回合成させて出力することができ、ch1のアナログオーディオ信号のビートに合わせて効果的にスクラッチ音を合成させることができる。
ダブルフェーダとは、例えば、ch1用の入力端子及びch2用の入力端子にそれぞれアナログレコードプレーヤが接続され、ch1用の入力端子に接続されたアナログレコードプレーヤから通常のオーディオ信号が出力されている場合、ch1のアナログオーディオ信号の楽曲が8拍出力されている間に、ch2のチャンネルフェーダを操作し、ch2用の入力端子に接続されたアナログレコードプレーヤで生成したスクラッチ再生音の出力レベルを断続的に減少させ、次にch1のアナログオーディオ信号の楽曲が8拍出力されている間に、ch2のチャンネルフェーダを操作し、ch2用の入力端子に接続されたアナログレコードプレーヤで生成したスクラッチ再生音の出力レベルを断続的に増加させて元の信号レベルへ戻す動作を連続して行うものである。
このダブルフェーダの操作により、ch1のアナログオーディオ信号の楽曲が8拍出力される間にch2用の入力端子に接続されたアナログレコードプレーヤで生成したスクラッチ音の信号レベルを断続的に減少させながらch1のアナログオーディオ信号に合成して出力し、次のch1のアナログオーディオ信号の楽曲が8拍出力される間にch2用の入力端子に接続されたアナログレコードプレーヤで生成したスクラッチ音の信号レベルを断続的に増加させながらch1のアナログオーディオ信号に合成して出力することによって、ch1のアナログオーディオ信号のビートに合わせて信号レベルの増加及び減少を繰り返したスクラッチ音を効果的に合成した楽曲を出力することができる。
特開平5−291839号公報
ミキシング装置とアナログレコードプレーヤを用いて、前述したシングルフレアースクラッチとダブルフェーダを1人のDJが同時行う操作方法がある。例えば、DJが一方の手でch2用の入力端子に接続されたアナログレコードプレーヤによってスクラッチ音を出力する操作すると同時に、他方の手でチャンネルフェーダの操作ノブとクロスフェーダの操作ノブを同時に操作する。このとき、ch1のアナログオーディオ信号の拍に合わせてチャンネルフェーダの操作ノブを断続的にゆっくり操作できないと、ch1のアナログオーディオ信号に合成されるスクラッチ音がノイズのように聴こえてしまう。このため、DJは、ch1のアナログオーディオ信号の拍に合わせてch2のアナログオーディオ信号を断続的に増減させるために、正確なリズム感及び熟練した操作技術を有する必要がある。しかしながら、正確なリズム感及び熟練した操作技術を有したDJでも、一方の手でアナログレコードプレーヤを操作し、他方の手で、チャンネルフェーダとクロスフェーダの2つの操作ノブを操作することは容易なことではない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、ダブルフェーダの操作をすることなしに、シングルフレアースクラッチの操作のみをするだけで、ダブルフェーダとシングルフレアースクラッチの操作を同時に行ったときと同様の効果音を発することができるミキシング装置を提供することができるため、一方の手でアナログレコードプレーヤを操作し、他方の手で、チャンネルフェーダとクロスフェーダの2つの操作ノブを操作する一連の操作に習熟していないユーザでも、容易にオーディオ信号の拍に合わせて効果的なスクラッチ再生音を合成させることができる。
上記の課題を解決するために、本願の請求項1記載の発明は、第1のオーディオ信号及び第2のオーディオ信号を入力する入力部と、第1のオーディオ信号及び第2のオーディオ信号を合成して出力する出力部を備えたミキシング装置において、第1のオーディオ信号と第2のオーディオ信号を合成する指示をするクロスフェーダ部と、前記入力部から入力された第2のオーディオ信号の信号レベルを変化させて前記出力部へ出力する処理を行う処理部と、前記入力部から入力された第1のオーディオ信号の楽曲の拍の発生間隔時間を検出する拍検出部と、第2のオーディオ信号の信号レベルを減少及び増加させる拍数を設定するパラメータ設定部と、前記拍検出部が検出した拍の発生間隔時間と前記パラメータ設定部により設定された拍数に基づいて第2のオーディオ信号の信号レベルを減少及び増加させる時間を算出する算出部と、前記クロスフェーダ部により第1のオーディオ信号に第2のオーディオ信号を合成する指示がされると前記算出部が算出した時間内に前記入力部から入力された第2のオーディオ信号の信号レベルを予め定めた第1のレベルから予め定めた第2のレベルへ減少させた後に前記算出部が算出した時間内に当該第2のレベルから当該第1のレベルへ増加させる動作を繰り返すよう前記処理部を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
また、本願の請求項2記載の発明は、請求項1記載のミキシング装置において、前記制御部は、前記クロスフェーダ部により第1のオーディオ信号に第2のオーディオ信号を合成する指示をしたときから第2のオーディオ信号の信号レベルが前記第2のレベルに減少するまでの時間を予め定めた時間減少させたことを特徴とする。
本発明によれば、一方の手でアナログレコードプレーヤを操作し、他方の手で、チャンネルフェーダとクロスフェーダの2つの操作ノブを操作する一連の操作に習熟していないユーザでも、容易にオーディオ信号の拍に合わせて効果的なスクラッチ再生音を合成させることができるミキシング装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例であるミキシング装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1は入力部、2はch1のアナログオーディオ信号が入力されるch1入力端子、3はch2のアナログオーディオ信号が入力されるch2入力端子、4及び5はADC(Analog to Digital Converter)、6は音響効果処理部、7はSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)、8は拍検出部、9は算出部、10はDAC(Digital to Analog Converter)、11は出力アンプ、12は出力端子、13は制御部、14は表示部、15は操作部を示す。
図2は、本発明の一実施例であるミキシング装置の操作部15を示す図である。
図2において、16はch1のアナログオーディオ信号の出力レベルの増減を調節するch1フェーダ、17はch2のアナログオーディオ信号の出力レベルの増減を調節するch2フェーダ、18はch1とch2のアナログオーディオ信号の合成比率を調節するクロスフェーダ、19はダブルフェーダと同様の効果を奏する処理を行うチャンネルをch1とするかch2とするかを選択するchアサインスイッチ、20は操作モードを選択するモード選択ノブ、21は選択したモードのパラメータを設定するパラメータ設定ノブ、22はダブルフェーダと同様の効果を奏する処理を開始させるスタートボタン、23は、ダブルフェーダと同様の効果を奏する処理を停止させるエンドボタンを示す。
図1に示す入力部1は、ch1のアナログオーディオ信号が入力されるch1入力端子2及びch2のアナログオーディオ信号が入力されるch2入力端子3を備えている。ch1入力端子2及びch2入力端子3は、それぞれアナログレコードプレーヤが備えるオーディオ出力端子とケーブルで接続され、これらのアナログレコードプレーヤからアナログオーディオ信号を入力する。
ch1入力端子2から入力されたch1のアナログオーディオ信号は、ADC4に入力される。ADC4は、入力されたch1のアナログオーディオ信号をデジタルオーディオデータに変換し音響効果処理部6に入力する。また、ch2入力端子3から入力されたch2のアナログオーディオ信号は、ADC5に入力される。ADC5は、入力されたch2のアナログオーディオ信号をデジタルオーディオデータに変換し音響効果処理部6に入力する。
音響効果処理部6は、入力されたデジタルオーディオデータからエコー等の効果音の生成及び生成した効果音と入力されたデジタルオーディオデータとの合成などの音響効果処理を施す。音響効果処理部6は、操作部15のch1フェーダ16及びch2フェーダ17の操作に基づいて、出力するアナログオーディオ信号の出力レベルの増減を調節する。操作部15が備えるch1フェーダ16及びch2フェーダ17の操作ノブを、図2に示すC側端に移動させると、出力端子12からch1のアナログオーディオ信号及びch2のアナログオーディオ信号の信号レベルがそれぞれ100%で出力し、操作ノブをC側端からE方向へ移動させると、ch1のアナログオーディオ信号及びch2のアナログオーディオ信号の信号レベルがそれぞれ減少して略50%で出力し、操作ノブがD側端に移動されると、ch1のアナログオーディオ信号及びch2のアナログオーディオ信号の信号レベルが0%となって出力端子12からch1及びch2のアナログオーディオ信号が出力されなくなる。
音響効果処理部6は、クロスフェーダ18の操作に基づいて、ch1のアナログオーディオデータとch2のアナログオーディオデータの合成比率を調節する。クロスフェーダ18の操作ノブを、図2に示すA側端に移動させると、出力端子12からch1のアナログオーディオ信号のみが出力し、操作ノブをA側端からB方向へ移動させると、ch2のアナログオーディオ信号の合成比率が増加し、操作ノブがB側端に移動されると、出力端子12からch2のアナログオーディオ信号のみが出力される。
モード選択ノブ20は、クロスフェーダ18、ch1フェーダ16及びch2フェーダ17の操作をユーザが自ら行うマニュアルモードとするか、クロスフェーダ18の操作を行うことにより自動的にダブルフェーダと同様の効果を奏する処理を行う自動ダブルフェーダモードとするかをユーザが選択する操作ノブである。自動ダブルフェーダモードの処理については後述する。
パラメータ設定ノブ21は、モード選択ノブ20の操作によって自動ダブルフェーダモードが選択された場合、ダブルフェーダによるオーディオ信号レベルの増減を繰り返すオーディオ信号の拍数(ダブルフェーダ設定拍数)を設定したり、ダブルフェーダによる信号レベルの増減の割合を設定する設定ノブである。パラメータ設定ノブ21で設定するダブルフェーダによる信号レベルの増減の割合については後述する。
本実施例においては、chアサインスイッチ19によって自動的にダブルフェーダを行うチャンネルがch2に選択されているものとする。また、パラメータ設定ノブ21は、ダブルフェーダ設定拍数が8拍に設定されているものとする。
SDRAM7は、パラメータ設定ノブ21によって設定されたダブルフェーダ設定拍数、ダブルフェーダによる信号レベルの増減の割合を記憶する。
音響効果処理部6は、拍検出部8及び算出部9を備えている。拍検出部8は、chアサインスイッチ19によって自動的にダブルフェーダと同様の効果を奏する処理を行うチャンネルがch2に選択されている場合、選択されていないチャンネル、つまり、ch1入力端子2から入力されるアナログオーディオ信号について、特定の楽器(例えば、常にほぼ同じ周波数成分の音を発生する打楽器など)がほぼ一定の間隔で発生する拍を検出する。例えば、拍検出部8は、入力されるデジタルオーディオデータから所定の周波数帯域成分を抽出し、抽出したデータのレベルが予め定められたレベルを超えたとき、レベルを超えた部分を拍として検出する。拍検出部8は、検出した拍に基づいて単位時間当たりの拍数BPM(Beat Per Minute)を算出し、このBPMから拍が発生してから次の拍が発生するまでの1拍の時間(1拍時間)を算出する。本実施例においては、前述したch1のアナログオーディオ信号の1拍時間が1秒であるとする。
算出部9は、拍検出部8が検出した1拍時間とSDRAM7に記憶されたダブルフェーダ設定拍数に基づいて、ダブルフェーダ設定拍数として設定された拍数毎にch2のアナログオーディオ信号の信号レベルの増加または減少を行う時間、つまり、ダブルフェーダ設定拍数として設定された拍数毎にダブルフェーダを行う時間(ダブルフェーダ設定時間)を算出する。本実施例においては、ダブルフェーダ設定拍数が8拍に設定され、ch1のアナログオーディオ信号の1拍時間が1秒であることから、(ダブルフェーダ設定時間)=(1拍時間)×(ダブルフェーダ設定拍数)=1秒×8拍=8秒であると算出する。
DAC10は、音響効果処理部6から入力されたデジタルオーディオデータをアナログオーディオ信号に変換する。また、DAC10は、変換したアナログオーディオ信号に含まれるノイズを除去するフィルター回路を備えている。DAC10により変換されたアナログオーディオ信号は、出力アンプ11により増幅されて出力端子12から出力される。制御部13は、操作部15からの操作指示により音響効果処理部6を制御する。また、制御部13は、表示部14に拍検出部8が検出したBPMや操作部15の操作等の表示をさせる制御をする。
図3は、シングルフレアースクラッチの操作を行った状態を示す図で、ch1のアナログオーディオ信号の1拍の間に、クロスフェーダ18を操作し、ch2に接続されたアナログレコードプレーヤから出力されたスクラッチ音をch1のアナログオーディオ信号に合成した状態を示す模式図である。
本実施例においては、ch1入力端子2に接続されたアナログレコードプレーヤからは通常の音楽としてのオーディオ信号が入力され、ch2入力端子3に接続されたアナログレコードプレーヤからはユーザの操作によりスクラッチ音が入力されるものとする。
シングルフレアースクラッチを行う場合、予め、図2に示すクロスフェーダ18を中央の位置、つまり、ch1のアナログオーディオ信号とch2のアナログオーディオ信号が合成されて出力端子12から出力される状態としておく。
ch1のアナログオーディオ信号の1拍が1秒である場合、この間に、ch2入力端子3に接続されたアナログレコードプレーヤ上のアナログレコードを0.5秒の間に素早く時計方向(フォワード方向)へ回転させ、次に、当該アナログレコードを0.5秒の間に素早く反時計方向(リバース方向)へ回転させる。このとき、先ず、ch2入力端子3に接続されたアナログレコードプレーヤ上のアナログレコードを0.5秒の間に素早く時計方向(フォワード方向)へ回転させている途中で、図2に示すクロスフェーダ18の操作ノブを素早くA側端へ移動させた後、クロスフェーダ18の操作ノブを素早く元の中央の位置へ戻す。アナログレコードをフォワード方向へ回転させている途中で、クロスフェーダ18の操作ノブを素早くA側端へ移動させてから元の位置へ戻るまでの時間が0.1秒間であるとすると、ch2のスクラッチ音はクロスフェーダ18をA側端に移動させる前の0.2秒間のスクラッチ音とA側端に移動させた後の0.2秒間のスクラッチ音に分割された状態でch1のアナログオーディオ信号と合成されて出力される。
次に、当該アナログレコードを0.5秒の間に素早く反時計方向(リバース方向)へ回転させている途中で、図2に示すクロスフェーダ18の操作ノブを素早くA側端へ移動させた後、クロスフェーダ18の操作ノブを素早く元の中央の位置へ戻す。アナログレコードをリバース方向へ回転させている途中で、クロスフェーダ18の操作ノブを素早くA側端へ移動させてから元の位置へ戻るまでの時間が0.1秒間であるとすると、ch2のスクラッチ音はクロスフェーダ18をA側端に移動させる前の0.2秒間のスクラッチ音とA側端に移動させた後の0.2秒間のスクラッチ音に分割された状態でch1のアナログオーディオ信号と合成されて出力される。
よって、ch1のアナログオーディオ信号の1拍の時間が1秒間である場合、ch2入力端子3に接続されたアナログレコードプレーヤ上のアナログレコードをフォワード方向へ素早く回転させた0.2秒間のスクラッチ音がch1のアナログオーディオ信号に2回合成されて出力された後、ch2入力端子3に接続されたアナログレコードプレーヤ上のアナログレコードをリバース方向へ素早く回転させた0.2秒間のスクラッチ音がch1のアナログオーディオ信号に2回合成されて出力されることから、1拍の間に4回のスクラッチ音がch1のアナログオーディオ信号に合成される。
図4は、本実施例のミキシング装置によってシングルフレアースクラッチとダブルフェーダを同時に行う動作を示すフローチャート図である。
図5は、本実施例のミキシング装置によってシングルフレアースクラッチとダブルフェーダを同時に行ったときのch2のアナログオーディオ信号の信号レベルが変化する様子を示した図である。
本実施例においては、ch1入力端子2に接続されたアナログレコードプレーヤからは通常の音楽としてのオーディオ信号が入力され、ch2入力端子3に接続されたアナログレコードプレーヤからはユーザによるアナログレコードの操作によりスクラッチ音が入力されるものとする。また、本実施例においては、chアサインスイッチ19によって自動的にダブルフェーダを行うチャンネルがch2に選択されているものとする。また、モード選択ノブ20は自動ダブルフェーダモードに設定されているものとする。また、パラメータ設定ノブ21は、ダブルフェーダによる信号レベルの増減の割合がそれぞれ100%及び50%に設定されているものとする。
シングルフレアースクラッチを行う場合、予め、図2に示すクロスフェーダ18を中央の位置、つまり、ch1のアナログオーディオ信号とch2のアナログオーディオ信号が合成されて出力端子12から出力される状態としておく。
図4に示すように、先ず、ch1に接続されたアナログレコードプレーヤから通常の音楽としてのオーディオ信号が出力されている状態で、図1に示す制御部13は、スタートボタン22が押されたか否かを検出する(ステップ1)。
ステップ1において、スタートボタン22が押されると、拍検出部8は、ch1のアナログオーディオ信号の拍を検出し、検出した拍に基づいて単位時間当たりの拍数BPM(Beat Per Minute)を算出し、このBPMから拍が発生してから次の拍が発生するまでの1拍時間が1秒であると算出する(ステップ2)。
次に、制御部13は、SDRAM7に記憶されているダブルフェーダ設定拍数とダブルフェーダによる信号レベルの増加割合及び減少割合のパラメータ設定内容を読み込む(ステップ3)。算出部9は、拍検出部8が算出した1拍時間が1秒であるという算出結果と、制御部13が読み込んだダブルフェーダ設定拍数が8拍であるという内容に基づいて、ダブルフェーダ設定時間が(1拍時間)×(ダブルフェーダ設定拍数)=1秒×8拍=8秒であると算出する。
次に、制御部13は、操作部15に備える図示しないセンサーによって、クロスフェーダ18がB側端に移動したか否かを判断し(ステップ4)、クロスフェーダ18がB側端に移動した場合、ステップ5へ移行する。
ステップ5において、スタートボタン22を押してから初めにクロスフェーダ18がB側端に移動した場合、制御部13は、算出部9が算出したダブルフェーダ設定時間から予め定めた時間、例えば、0.2秒減少させた時間の間にch2のアナログオーディオ信号の信号レベルがパラメータ設定ノブ21によって設定されたダブルフェーダによる信号レベルが高いレベルから信号レベルが低いレベルへ断続的に減少するよう制御する。これは、図3に示すように、シングルフレアースクラッチの操作を行う場合、クロスフェーダ1の操作が開始される時点がch1のアナログオーディオ信号の拍の開始時点と同一ではなく、ch1のアナログオーディオ信号の拍の開始時点から0.2秒遅延した時点となるため、初めにクロスフェーダ18の操作が開始されてから算出部9が算出したダブルフェーダ設定時間、つまり8秒の間にch2のアナログオーディオ信号の信号レベルを100%から50%へ断続的に減少させてしまうと、ch2のアナログオーディオ信号の信号レベルが50%となる時点がch1のアナログオーディオ信号の次の拍の時点から0.2秒だけ遅延した時点となってしまい、それ以降も、ch2のアナログオーディオ信号の信号レベルの増加と減少が切り換わる時点がch1のアナログオーディオ信号の拍の時点から0.2秒だけ遅延した時点となってしまうことを防止するためである。
本実施例においては、パラメータ設定ノブ21によって設定されたダブルフェーダによる信号レベルの高いレベルが100%に設定され、ダブルフェーダによる信号レベルの低いレベルが50%に設定されていることから、制御部13は、算出部9によって算出したダブルフェーダ設定時間である8秒から0.2秒減少させた時間、つまり、(8秒)−(0.2秒)=7.8秒の間に、ch2のアナログオーディオ信号の信号レベルを100%から50%へ断続的に減少するよう制御し(ステップ5)、ステップ6に移行する。
次に、制御部13は、続く8秒間の間にch2のアナログオーディオ信号の信号レベルを50%から100%へ断続的に増加するよう制御し(ステップ6)、ステップ7に移行する。制御部13は、続く8秒の間にch2のアナログオーディオ信号の信号レベルを100%から50%へ断続的に減少するよう制御し(ステップ7)、ステップ8に移行する。
制御部13は、エンドボタン23が押されたか否かを検出し(ステップ8)、エンドボタン23が押されない場合は、ステップ6へ戻り、ステップ6及びステップ7の処理を継続する。ステップ8において、エンドボタン23が押された場合は、この自動ダブルフェーダの動作を停止する。
ユーザがシングルフレアースクラッチの操作をする場合、クロスフェーダ18を初めてB側端へ移動させた時点は、図5に示すように、ch1のアナログオーディオ信号の1拍目の時点から0.2秒だけ遅延した時点となる。本実施例のミキシング装置は、図4に示すように、ステップ5において、クロスフェーダ18がB側端へ移動してから7.8秒の間にch2のアナログオーディオ信号の信号レベルを100%から50%へ断続的に減少するよう制御することから、図5に示すように、シングルフレアースクラッチを開始した最初の8拍区間となるTB1区間において、ch2のスクラッチ音の信号レベルが50%へ減少した時点は、TB1区間におけるオーディオ信号の8拍目の時点と一致する。そして、TB1区間に続くTB2区間においては、前述した8拍目の時点から8秒後の時点となる16拍目の時点までの8秒の間にch2のスクラッチ音の信号レベルが50%から100%へ増加する。以降、同様に、ch1のアナログオーディオ信号の拍の時点毎にch2のスクラッチ音は、100%から50%までの信号レベルの減少と50%から100%までの信号レベルの増加を繰り返す。
以上の構成により、本実施例のミキシング装置は、ch1のアナログオーディオ信号が出力されている状態で、スタートボタン22を押すことで、ch2フェーダ17を操作せずとも、クロスフェーダ18によってシングルフレアースクラッチのみの操作をすることによって、自動的にch1のアナログオーディオ信号の8拍の間に信号レベルが100%から50%へ断続的に減少したスクラッチ音がch1のアナログオーディオ信号と合成して出力され、次の8拍の間に信号レベルが50%から100%へ断続的に増加したスクラッチ音がch1のアナログオーディオ信号と合成して出力される。つまり、操作部15の操作において、ch2フェーダ17を操作せずとも、クロスフェーダ18によってシングルフレアースクラッチのみの操作をすることによって、シングルフレアースクラッチとダブルフェーダの操作をするのと同様のオーディオ信号を出力端子12から出力することができる。
本実施例のミキシング装置は、図4に示すステップ5において、スタートボタン22を押してからクロスフェーダ18をB側端に移動した場合、クロスフェーダ18をB側端へ移動する操作をしてから、初めにch2のスクラッチ音の信号レベルが100%から50%に減少するまでの時間を、前記算出部が算出した8拍に要する時間よりも0.2秒減少させた時間とする構成とすることにより、図5に示すように、シングルフレアースクラッチの操作を開始してからch1のアナログオーディオ信号のそれぞれの拍の時点でch2のスクラッチ音の信号レベルの増加又は減少が正確に切り換わる。このことにより、ch1のアナログオーディオ信号に合成されるスクラッチ音がノイズのように聴こえてしまうことなく、ch1のアナログオーディオ信号のビートに合わせて信号レベルの増加及び減少を繰り返したch2のスクラッチ音を効果的に合成させることができる。このため、DJは、片方の手で、チャンネルフェーダとクロスフェーダの2つの操作ノブを操作するという正確なリズム感及び熟練した操作技術を有しなくても、チャンネルフェーダとクロスフェーダの2つの操作ノブを操作した場合と同様の操作を容易に行うことができる。
本実施例のミキシング装置は、スタートボタン22を押してからクロスフェーダ18をB側端に移動した場合、クロスフェーダ18をB側端へ移動する操作がされてから初めにch2のスクラッチ音の信号レベルが100%から50%に減少するまでの時間を前記算出部が算出した8拍に要する時間よりも0.2秒減少させた時間とする構成としたが、この時間を任意の時間に設定することができる構成としても良い。これにより、ch1のアナログオーディオ信号の1拍の間隔の時間が変化し、ch1のアナログオーディオ信号の拍の時点からクロスフェーダ18の操作を行う時点までの時間が変化した場合でも、クロスフェーダ18をB側端へ移動する操作がされてから初めにch2のスクラッチ音の信号レベルが100%から50%に減少するまでの時間を任意の時間に調節することができるので、ch1のアナログオーディオ信号のそれぞれの拍の時点でch2のスクラッチ音の信号レベルの増加又は減少を正確に切り換えることができる。
本発明の一実施例であるミキシング装置の構成を示すブロック図。 本発明の一実施例であるミキシング装置の操作部15を示す図。 シングルフレアースクラッチの操作を行った状態を示す図で、ch1のアナログオーディオ信号の1拍の間に、クロスフェーダ18を操作し、ch2に接続されたアナログレコードプレーヤから出力されたスクラッチ音をch1のアナログオーディオ信号に合成した状態を示す模式図。 本実施例のミキシング装置によってシングルフレアースクラッチとダブルフェーダを同時に行う動作を示すフローチャート図。 本実施例のミキシング装置によってシングルフレアースクラッチとダブルフェーダを同時に行ったときのch2のアナログオーディオ信号の信号レベルが変化する様子を示した図。
符号の説明
1 入力部、2 ch1入力端子、3 ch2入力端子、4 ADC、5 ADC、
6 音響効果処理部、7 SDRAM、8 拍検出部、9 算出部、10 DAC、
11 出力アンプ、12 出力端子、13 制御部、14 表示部、15 操作部、
16 ch1フェーダ、17 ch2フェーダ、18 クロスフェーダ、
19 chアサインスイッチ、20 モード選択ノブ、21 パラメータ設定ノブ、
22 スタートボタン、23 エンドボタン

Claims (2)

  1. 第1のオーディオ信号及び第2のオーディオ信号を入力する入力部と、第1のオーディオ信号及び第2のオーディオ信号を合成して出力する出力部を備えたミキシング装置において、
    第1のオーディオ信号と第2のオーディオ信号を合成する指示をするクロスフェーダ部と、前記入力部から入力された第2のオーディオ信号の信号レベルを変化させて前記出力部へ出力する処理を行う処理部と、前記入力部から入力された第1のオーディオ信号の楽曲の拍の発生間隔時間を検出する拍検出部と、第2のオーディオ信号の信号レベルを減少及び増加させる拍数を設定するパラメータ設定部と、前記拍検出部が検出した拍の発生間隔時間と前記パラメータ設定部により設定された拍数に基づいて第2のオーディオ信号の信号レベルを減少及び増加させる時間を算出する算出部と、前記クロスフェーダ部により第1のオーディオ信号に第2のオーディオ信号を合成する指示がされると前記算出部が算出した時間内に前記入力部から入力された第2のオーディオ信号の信号レベルを予め定めた第1のレベルから予め定めた第2のレベルへ減少させた後に前記算出部が算出した時間内に当該第2のレベルから当該第1のレベルへ増加させる動作を繰り返すよう前記処理部を制御する制御部とを備えることを特徴とするミキシング装置。
  2. 請求項1記載のミキシング装置において、
    前記制御部は、前記クロスフェーダ部により第1のオーディオ信号に第2のオーディオ信号を合成する指示をしたときから第2のオーディオ信号の信号レベルが前記第2のレベルに減少するまでの時間を予め定めた時間減少させたことを特徴とするミキシング装置。
JP2005074989A 2005-03-16 2005-03-16 ミキシング装置 Pending JP2006261920A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005074989A JP2006261920A (ja) 2005-03-16 2005-03-16 ミキシング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005074989A JP2006261920A (ja) 2005-03-16 2005-03-16 ミキシング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006261920A true JP2006261920A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37100687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005074989A Pending JP2006261920A (ja) 2005-03-16 2005-03-16 ミキシング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006261920A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105898569A (zh) * 2016-04-11 2016-08-24 阿不力孜·牙生 一种音频信号智能切换输出的方法及系统
JPWO2020230272A1 (ja) * 2019-05-14 2020-11-19
WO2024024104A1 (ja) * 2022-07-29 2024-02-01 AlphaTheta株式会社 音響制御装置及び音響制御プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105898569A (zh) * 2016-04-11 2016-08-24 阿不力孜·牙生 一种音频信号智能切换输出的方法及系统
CN105898569B (zh) * 2016-04-11 2019-01-08 阿不力孜·牙生 一种音频信号智能切换输出的方法及系统
JPWO2020230272A1 (ja) * 2019-05-14 2020-11-19
JP7375003B2 (ja) 2019-05-14 2023-11-07 AlphaTheta株式会社 音響装置および音響再生プログラム
WO2024024104A1 (ja) * 2022-07-29 2024-02-01 AlphaTheta株式会社 音響制御装置及び音響制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100283134B1 (ko) 악곡과 매칭되는 음성 효과를 생성하는 가라오케 장치 및 방법
JP5610235B2 (ja) 録音再生装置およびプログラム
JP4180249B2 (ja) オーディオ信号処理装置
EP4115630A1 (en) Method, device and software for controlling timing of audio data
JP2006330533A (ja) 電子楽器
US6630621B1 (en) Apparatus and method for sampling and storing music, and apparatus for outputting music
JP5533892B2 (ja) 演奏装置
JPH0844389A (ja) 音声信号処理装置
US9087503B2 (en) Sampling device and sampling method
JP2006261920A (ja) ミキシング装置
JP3743280B2 (ja) 記録媒体再生装置
JP2006279733A (ja) テンポ信号出力装置、オーディオミキシング装置
JP7367835B2 (ja) 録音再生装置、録音再生装置の制御方法及び制御プログラム並びに電子楽器
US7495166B2 (en) Sound processing apparatus, sound processing method, sound processing program and recording medium which records sound processing program
JP4123583B2 (ja) カラオケ装置
JP2006319562A (ja) ミキシング装置
US20230418551A1 (en) Audio device, control method for audio device, and program
JP6569479B2 (ja) 音楽機器及びプログラム
JP2018194683A (ja) オーディオ装置及びプログラム
WO2017119115A1 (ja) 音響制御システム
JP2004220708A (ja) オーディオ再生装置
JP2005107285A (ja) 楽曲再生装置
JP2005292317A (ja) ミキシング装置
JP2000081880A (ja) 効果装置および自動演奏装置
JP2007047307A (ja) 効果音生成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061026