JP2006261483A - 強誘電体キャパシタ及びその製造方法 - Google Patents

強誘電体キャパシタ及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006261483A
JP2006261483A JP2005078575A JP2005078575A JP2006261483A JP 2006261483 A JP2006261483 A JP 2006261483A JP 2005078575 A JP2005078575 A JP 2005078575A JP 2005078575 A JP2005078575 A JP 2005078575A JP 2006261483 A JP2006261483 A JP 2006261483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper electrode
layer
film
ferroelectric
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005078575A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideshi Yamaguchi
秀史 山口
Koichiro Honda
耕一郎 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005078575A priority Critical patent/JP2006261483A/ja
Publication of JP2006261483A publication Critical patent/JP2006261483A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

【課題】 製造途中における電気的特性の劣化を防止することが可能な強誘電体キャパシタを提供する。
【解決手段】 基板上、強誘電体材料からなるキャパシタ誘電体膜が形成されている。キャパシタ誘電体膜の上に上部電極が配置されている。上部電極は、平均粒径が10nm以下の微結晶粒で構成され、かつ合計の厚さが100nmよりも厚い微結晶層を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、強誘電体キャパシタ及びその製造方法に関し、特に強誘電体メモリへの適用に適した強誘電体キャパシタ及びその製造方法に関する。
1トランジスタ−1キャパシタ型の強誘電体メモリに用いられる強誘電体キャパシタは、白金(Pt)またはイリジウム(Ir)等からなる下部電極、Pb(Zr,Ti)O(PZT)等の強誘電体からなるキャパシタ誘電体膜、及びイリジウム酸化物等からなる上部電極がこの順番に積層された積層構造を有する。上部電極は、通常スパッタリング等によりアモルファス相のイリジウム酸化物層を堆積させた後、熱処理を行って結晶化させることにより形成される。
強誘電体キャパシタを形成した後に、その上に層間絶縁膜が形成される。この層間絶縁膜を形成するときに、強誘電体キャパシタの電気的特性が劣化することが知られている。劣化の原因は、層間絶縁膜形成時に用いられる原料ガス中の水素が上部電極の粒界に沿って拡散し、イリジウムの触媒作用によって水素が活性化され、キャパシタ誘電体膜を還元してしまうためと考えられる。
下記の特許文献1に、上部電極をイリジウム酸化物層とイリジウム層との2層構造にすることにより、強誘電体キャパシタの電気的特性の劣化を防止する技術が開示されている。特許文献2に、上部電極をアモルファス相のイリジウム酸化物で形成することにより、水素に対するバリアとして作用させる技術が開示されている。
特許文献3に、上部電極を、平均粒径が50nm以下のイリジウム酸化物の微結晶の集合体で形成し、粒界に鉛(Pb)を偏析させる技術が開示されている。これにより水素の拡散を抑制し、強誘電体キャパシタの劣化を防止することができる。特許文献4に、上部電極をIrO1.4からなる下層と、IrOからなる上層との2層構造とした強誘電体キャパシタが開示されている。このような2層構造にすることにより、強誘電体キャパシタの劣化を防止することができる。
特開平11−74471号公報 特開2002−261251号公報 特開2002−110934号公報 特開2002−324894号公報
従来の強誘電体キャパシタの上部電極の構成では、電気的特性劣化を防止する機能が十分ではない。
本発明の目的は、製造途中における電気的特性の劣化を防止することが可能な強誘電体キャパシタ及びその製造方法を提供することである。
本発明の一観点によると、基板上に形成された強誘電体材料からなるキャパシタ誘電体膜と、前記キャパシタ誘電体膜の上に配置され、平均粒径が10nm以下の微結晶粒で構成され、かつ合計の厚さが100nmよりも厚い微結晶層を含む上部電極とを有する強誘電体キャパシタが提供される。
本発明の他の観点によると、(a)基板の上に強誘電体材料からなるキャパシタ誘電体膜を形成する工程と、(b)前記キャパシタ誘電体膜の上に、導電材料からなる膜の堆積と、堆積した膜を結晶化するための熱処理とを、同一の導電材料を用いて複数回繰り返すことにより、上部電極を形成する工程とを有する強誘電体キャパシタの製造方法が提供される。
平均粒径10nm以下の微結晶粒で構成される厚さ100nmよりも厚い微結晶層を配置することにより、上部電極を通して水素が拡散し、キャパシタ誘電体膜まで到達することを抑制することができる。これにより、強誘電体キャパシタの電気的特性の劣化を防止することができる。
図1(A)〜図1(D)を参照して、第1の実施例による強誘電体キャパシタの製造方法について説明する。
図1(A)に示すように、下地基板50の上に、PZT等の強誘電体材料からなるキャパシタ誘電体膜51を形成する。下地基板50は、その表面にPtまたはIr等からなる下部電極を有する。キャパシタ誘電体膜51は、例えば、スパッタリング、MOCVD、ゾルゲル法等により形成される。以下、スパッタリングによりPZT膜を形成する方法について説明する。
例えばCa及びSrを添加したPZT膜を、スパッタリングにより堆積させる。PZT膜の厚さは、例えば100〜200nm程度とする。スパッタリングにより堆積したPZT膜はアモルファス状態である。アルゴン(Ar)及び酸素(O)を含む雰囲気中において、500〜600℃で90秒間の急速熱処理を行う。次に、酸素雰囲気中において、750℃で60秒間の急速熱処理を行う。この熱処理により、PZT膜が結晶化すると共に、酸素欠損が補償される。
PZT膜をMOCVDで堆積させる場合には、原料ガスとして、Pb(DPM)2、Zr(DMHD)4、Ti(O−iPr)2(DPM)を用い、溶媒としてTHFを用いる。成膜温度は、600℃〜650℃とする。
キャパシタ誘電体膜51の上に、イリジウムをターゲットとして用いた反応性スパッタリングによりイリジウム酸化物からなる第1の上部電極52を形成する。成膜時の基板温度は100℃とし、第1の上部電極52の厚さは、例えば50nmとする。この条件で成膜すると、アモルファス状態の上部電極52が得られる。
図1(B)に示すように、アルゴン及び酸素を含む雰囲気中において、650℃で20秒間の熱処理を行うことにより、第1の上部電極52を結晶化させる。なお、熱処理温度を650℃〜750℃の範囲から選択することが可能である。この熱処理により、平均粒径10nm以下の微結晶粒で構成された上部電極52が得られる。微結晶粒は、上部電極52の厚さ方向及び面内方向にランダムに分布する。
図1(C)に示すように、第1の上部電極52の上に、イリジウム酸化物からなる第2の上部電極53を堆積させる。成膜条件は、図1(A)に示した第1の上部電極52の成膜条件と同じであり、第2の上電極53の厚さは、約150nmとする。
図1(D)に示すように、第2の上部電極53を結晶化させるための熱処理を行う。熱処理条件は、図1(B)の工程で説明した第1の上部電極52の熱処理条件と同じである。この熱処理により、第2の上部電極53のうち、基板側の一部分に、多数の微結晶粒で構成された微結晶層53aが形成され、その上に多数の柱状結晶粒で構成された柱状結晶層53bが形成される。微結晶層53aを構成する微結晶粒の平均粒径は10nm以下であり、微結晶粒が、基板の面内方向及び厚さ方向にランダムに分布する。微結晶層53aの厚さは、約50nmである。柱状結晶層53bを構成する柱状結晶粒の各々は、柱状結晶層53bの底面から上面まで達する。基板面内方向に関しては、柱状結晶粒はランダムに分布する。
第1の実施例による方法では、微結晶粒で構成された第1の上部電極52と、第2の上部電極53の微結晶層53aとの合計の厚さが約100nmになる。スパッタリングにより成膜するイリジウム酸化物層を厚くしても、結晶化のための熱処理を行った後に得られる微結晶層の厚さは、高々50nm程度であり、その上には、柱状結晶粒が形成される。1回の成膜及び熱処理で50nmよりも厚い微結晶層を形成することは困難である。
第1の実施例のように、イリジウム酸化物層の成膜工程と、多結晶化のための熱処理工程とを2回ずつ繰り返すことにより、微結晶層の合計の厚さを50nmよりも厚くすることができる。柱状結晶層53b内では、その粒界に沿って水素が拡散しやすい。これに対し、微結晶粒が厚さ方向にもランダムに配列した微結晶層53aや第1の上部電極52内では、厚さ方向に連続的に延在する粒界、及びこれに沿う水素の拡散路が遮断される。その結果、後工程で基板が水素雰囲気に晒された場合に、水素の拡散が抑制され、キャパシタ誘電体膜51が還元されることを防止できる。これにより、強誘電体キャパシタの電気的特性の劣化を防止することができる。
水素の拡散を抑制する十分な効果を得るために、第1の上部電極52及び微結晶層53aを構成する微結晶粒の平均粒径を10nm以下にすることが好ましい。なお、第1及び第2の上部電極52及び53をアモルファス状態のままにしておくと、後の熱処理において、予期せぬ結晶化が生じてしまうことがある。微結晶構造にされた膜は、その後の熱処理においても結晶構造が変化せず、アモルファス状態の膜に比べて安定である。
第1の実施例では、図1(A)の工程において堆積する第1の上部電極52の厚さを50nmとしたが、50nm以下にしてもよい。厚さが50nm以下であれば、結晶化のための熱処理において、その厚さの全域を微結晶化させることができ、柱状結晶粒の発生を抑制することができる。
また、50nm以下のアモルファス状態の膜の堆積と、結晶化のための熱処理とを複数回繰り返してもよい。これにより、微結晶状態の膜の合計の厚さを、所望の厚さにすることができる。強誘電体キャパシタの電気的特性の劣化を防止するために、微結晶状態の層の合計の厚さを100nmよりも厚くすることが好ましい。
第1の上部電極52においては、その厚さの全域が微結晶粒で構成され、柱状結晶粒がほとんど形成されない。このため、第1の上部電極52と第2の上部電極53との合計の厚さが、必要以上に厚くなることを抑制できる。
また、第1の実施例による方法で形成された強誘電体キャパシタにおいては、第1の上部電極52と、第2の上部電極53の微結晶層53aとは、同一の導電材料からなり、ランダムに分布する微結晶粒で構成される。ただし、両者は、異なる成膜工程及び熱処理工程を経て形成されるため、両者の間に、基板面に平行な界面が明確に観察される。
次に、図2(A)〜図2(D)を参照して、第2の実施例による強誘電体キャパシタの製造方法について説明する。
図2(A)に示すように、下地基板50の上に、キャパシタ誘電体膜51を、図1(A)に示した第1の実施例の場合と同じ方法で形成する。キャパシタ誘電体膜51の上に、イリジウム酸化物からなる第1の上部電極55を、反応性スパッタリングにより堆積させる。第1の実施例では、第1の上部電極52の厚さを50nm以下としたが、第2の実施例では、第1の上部電極55の厚さを、50nmよりも厚く、例えば150nm程度にする。
図2(B)に示すように、第1の上部電極55を結晶化させるための熱処理を行う。熱処理条件は、図1(B)で説明した第1の実施例による方法で採用された条件と同一である。この熱処理により、第1の上部電極55の基板側の厚さ約50nmの部分が微結晶化され、微結晶層55aが形成される。その上に、柱状結晶領域55bが形成される。
図2(C)に示すように、結晶化された第1の上部電極55の上に、イリジウム酸化物からなる第2の上部電極56を堆積させる。図2(D)に示すように、第2の上部電極56を熱処理して結晶化させる。第2の上部電極56の基板側の厚さ約50nmの部分が微結晶化されて微結晶層56aが形成され、その上に、柱状結晶層56bが形成される。図2(C)に示した第2の上部電極56の堆積工程、及び図2(D)に示した熱処理工程は、図1(C)に示した第2の上部電極53の堆積工程、及び図1(D)に示した熱処理工程と同一である。
第2の実施例においては、2つの微結晶層55aと56aとの間に、第1の上部電極55の柱状結晶層55bが配置される。このように、微結晶層55aと56aとが相互に接触せず、両者の間に柱状結晶層が配置されても、微結晶層の合計の厚さを十分厚くすれば、水素の侵入を抑制し、強誘電体キャパシタの電気的特性の劣化を防止することができる。
成膜工程と結晶化のための熱処理とを3回以上繰り返してもよい。水素の侵入を抑制する十分な効果を得るために、微結晶層の厚さの合計を100nmよりも厚くすることが好ましい。
次に、図3(A)〜図3(D)を参照して、第3の実施例による強誘電体キャパシタの製造方法について説明する。
図3(A)に示した積層構造は、図2(B)に示した第2の実施例による製造方法の途中段階の構造と同一である。下地基板50の上に、キャパシタ誘電体膜51が形成され、その上に結晶化された第1の上部電極55が形成されている。
図3(B)に示すように、化学機械研磨(CMP)または反応性イオンエッチング(RIE)により、柱状結晶層55bを除去する。研磨時間またはエッチング時間を制御することにより、微結晶層55aの上面で研磨またはエッチングを停止する。イリジウム酸化物のエッチングには、エッチングガスとして例えばアルゴン及び塩素(Cl)を含むガスを用いることができる。これにより、第1の上部電極55が、微結晶層55aのみで構成されることになる。
図3(C)に示すように、露出した微結晶層55aの上に、イリジウム酸化物からなる第2の上部電極56を堆積させる。図3(D)に示すように、第2の上部電極56を熱処理して結晶化させることにより、微結晶層56a及び柱状結晶層56bを形成する。図3(C)に示した第2の上部電極56の堆積工程、及び図3(D)に示した熱処理工程は、図1(C)に示した第2の上部電極53の堆積工程、及び図1(D)に示した熱処理工程と同一の条件で行われる。
第3の実施例は、一旦形成された柱状結晶層55b(図3(A)参照)を除去するため、第2の実施例に比べて、第1の上部電極55と第2の上部電極56との合計の厚さを、薄くすることができる。
次に、図4(A)〜図4(D)を参照して、第4の実施例による強誘電体キャパシタの製造方法について説明する。
図4(A)に示した積層構造は、図2(B)に示した第2の実施例による製造方法の途中段階の構造と同一である。下地基板50の上に、キャパシタ誘電体膜51が形成され、その上に結晶化された第1の上部電極55が形成されている。
図4(B)に示すように、結晶化された第1の上部電極55の上層部分を、CMPまたはRIEにより除去する。第3の実施例では、柱状結晶層55bを完全に除去したが、第4の実施例では、柱状結晶層55bの一部が残っている。
図4(C)に示すように、第1の上部電極55の上に、イリジウム酸化物からなる第2の上部電極56を堆積させる。図4(D)に示すように、第2の上部電極56を熱処理して結晶化させることにより、微結晶層56a及び柱状結晶層56bを形成する。図4(C)に示した第2の上部電極56の堆積工程、及び図4(D)に示した熱処理工程は、図1(C)に示した第2の上部電極53の堆積工程、及び図1(D)に示した熱処理工程と同一である。
第4の実施例では、図2(D)に示した第2の実施例の場合と同様に、2つの微結晶層55aと56aとの間に、柱状結晶層55bが配置される。ただし、結晶化された後に柱状結晶層55bの上層部分が除去されているため、第2の実施例に比べて、第1の上部電極55と第2の上部電極56との合計の厚さを、薄くすることができる。
上記第1〜第4の実施例では、上部電極をイリジウム酸化物で形成したが、他の導電部材で形成する場合にも、上記実施例による製造方法を適用することができる。上部電極に用いることができる材料として、イリジウム酸化物の他に、パラジウム酸化物、ストロンチウムルテニウム酸化物、Pt、Ru、Rh、Re、Os等が挙げられる。また、キャパシタ誘電体膜51を、PZT以外の酸化物強誘電体材料で形成してもよい。酸化物強誘電体材料の例として、(Pb,La)(Zr,Ti)O(PLZT)、SrBiTa、BiTi12、BaBiTa、(Pb,Ca,Sr,La)(Zr,Ti,Nb)O、SrBi(Ti,Ta,Nb)、(Bi,La)Ti12等が挙げられる。
図5に、上記第1〜第4の実施例による強誘電体キャパシタを用いた強誘電体不揮発性メモリの断面図を示す。p型シリコンからなる表層部を有する半導体基板1の表面に素子分離絶縁膜2が形成され、素子分離絶縁膜2で囲まれた活性領域が画定されている。この活性領域内に、2つのMOSFET3a及び3bが形成されている。
MOSFET3aは、ゲート絶縁膜7a、ゲート電極4a、ソース領域5a、及びドレイン領域6で構成され、もう一方のMOSFET3bは、ゲート絶縁膜7b、ゲート電極4b、ソース領域5b、及びドレイン領域6で構成される。ドレイン領域6は、2つのMOSFET3a及び3bで共有される。ソース領域5a、5b、及びドレイン領域6は、相対的に低濃度の不純物拡散層内に、相対的に高濃度の不純物拡散層が包含されたダブルドープドドレイン(DDD)構造にされている。
酸窒化シリコンからなる被覆膜10が、MOSFET3a、3b及び素子分離絶縁膜2を覆う。被覆膜10の上に、酸化シリコンからなる層間絶縁膜11が形成されている。層間絶縁膜11の上に、キャパシタ20a及び20bが形成されている。キャパシタ20a及び20bは、それぞれMOSFET3a及び3bの近傍に配置される。キャパシタ20aは、下部電極17a、キャパシタ誘電体膜18a、及び上部電極19aで構成される。もう一方のキャパシタ20bも同様に、下部電極17b、キャパシタ誘電体膜18b、及び上部電極19bで構成される。下部電極17a及び17bは、白金(Pt)で形成される。キャパシタ誘電体膜18b、及び上部電極19bは、上記第1〜第4の実施例による強誘電体キャパシタのキャパシタ誘電体膜及び上部電極と同じ積層構造を有する。
層間絶縁膜11とキャパシタ20aとの間に、チタン(Ti)からなる密着層16aが配置されている。もう一方のキャパシタ20bの下にも、同様に密着層16bが配置されている。
層間絶縁膜11と密着層16aとの間、及び層間絶縁膜11と密着層16bとの間に、タングステン(W)からなる配向制御層を配置してもよい。この配向制御層は、キャパシタ誘電体膜18a及び18bをランダム配向させる性質を有する。ランダム配向させると、キャパシタ誘電体膜18a及び18bと、その上下の電極との界面での剥離の発生を抑制することができる。
次に、図6(A)〜図6(E)を参照して、図5に示した強誘電体不揮発性メモリの製造方法について説明する。
図6(A)に示すように、シリコンからなる半導体基板1の表面に、素子分離絶縁膜2を形成する。素子分離絶縁膜2は、例えばシリコン局所酸化(LOCOS)またはシャロートレンチアイソレーション(STI)により形成することができる。素子分離絶縁膜2により、半導体表面が露出した活性領域が画定される。活性領域の表層部はp型である。
活性領域内に、周知の方法でMOSFET3a及び3bを形成する。以下、MOSFET3a及び3bの形成方法を、簡単に説明する。まず、活性領域の表面を熱酸化することによりゲート絶縁膜を形成する。このゲート絶縁膜上に、ポリシリコン層と高融点金属シリサイド層とを積層する。この2層をパターニングすることにより、ゲート電極4a及び4bを形成する。
ゲート電極4a及び4bをマスクとして、DDD構造を有するソース及びドレインの低濃度領域を形成するためのn型不純物のイオン注入を行う。ゲート電極4a及び4bの側面上に、サイドウォールスペーサを形成する。ゲート電極4a及び4bと、サイドウォールスペーサとをマスクとして、DDD構造を有するソース及びドレインの高濃度領域を形成するためのn型不純物のイオン注入を行う。活性化アニールを行うことにより、ソース領域5a、5b、及びドレイン領域6が形成される。ドレイン領域6は、2つのMOSFET3a及び3bで共有される。
MOSFET3a、3b、及び素子分離絶縁膜2を覆うように、酸窒化シリコンからなる被覆膜10を、化学気相堆積(CVD)により形成する。被覆膜10の上に、酸化シリコンからなる層間絶縁膜11を、CVDにより形成し、その表面の平坦化を行う。
層間絶縁膜11の上に、チタン(Ti)からなる密着層16、白金(Pt)からなる下部電極層17をスパッタリングにより形成する。密着層16及び下部電極層17の厚さは、例えば、それぞれ20nm及び150nmである。密着層16をチタンの代わりに酸化チタンまたは窒化チタンで形成してもよい。下部電極層17を、白金の代わりにイリジウム(Ir)で形成してもよい。
下部電極層17の上に、キャパシタ誘電体膜18及び上部電極層19を形成する。この2層は、上記第1〜第4の実施例で説明した強誘電体キャパシタの製造方法のいずれかと同じ方法で形成される。
図6(B)に示すように、ドライエッチングにより、上部電極層19をパターニングして、上部電極19a及び19bを形成する。上部電極19a及び19bを形成した後、酸素雰囲気中において650℃で60分間の回復アニールを行う。回復アニールを行うことにより、上部電極層19を形成するときにキャパシタ誘電体膜18が受けた物理的損傷等を回復させることができる。
図6(C)に示すように、キャパシタ誘電体膜18を、ドライエッチングによりパターニングして、キャパシタ誘電体膜18a及び18bを形成する。さらに、下部電極層17、及び密着層16を、ドライエッチングによりパターニングし、下部電極17a、17b、及び密着層16a、16bを形成する。上部電極層19をパターニングするときのエッチングマスク、キャパシタ誘電体膜18をパターニングするときのエッチングマスク、及び下部電極層17をエッチングするときのエッチングマスクは、それぞれ異なる。下部電極層17及び密着層16は、同一のエッチングマスクを用いてパターニングされる。
その後、酸素雰囲気中において、650℃で60分間の回復アニールを行う。この回復アニールにより、ドライエッチング中にキャパシタ誘電体膜18a及び18b内に導入された損傷を回復させることができる。下部電極17a、キャパシタ誘電体膜18a、及び上部電極19aが、一方の強誘電体キャパシタ20aを構成し、下部電極17b、キャパシタ誘電体膜18b、及び上部電極19bが、他方の強誘電体キャパシタ20bを構成する。
図6(D)に示すように、層間絶縁膜11の上に、2層目の層間絶縁膜30を形成する。2層目の層間絶縁膜30は、例えば、酸素とテトラエチルオルソシリケート(TEOS)とを用いたCVDにより形成する。
図6(E)に示すように、被覆膜10、層間絶縁膜11、2層目の層間絶縁膜30に、ビアホール21a、21b、及び22を形成する。ビアホール21a、21b、及び22の底面に、それぞれソース領域5a、5b、及びドレイン領域6の表面の一部が露出する。バリアメタル層でビアホール21a、21b、及び22の内面を被覆し、さらにビアホール内をタングステン膜で充填する。バリアメタル層は、例えば、チタン(Ti)層と窒化チタン(TiN)層との2層構造を有する。化学機械研磨(CMP)を行うことにより、余分な部分のバリアメタル層及びタングステン層を除去する。これにより、ビアホール21a、21b、及び22内が導電性プラグ25a、25b、及び26で充填される。
図5に示すように、2層目の層間絶縁膜30に、ビアホール32a及び32bを形成する。ビアホール32a及び32bの底面に、それぞれキャパシタ20a及び20bの上部電極19a及び19bの表面の一部が露出する。ビアホール32a及び32bの内面、及び層間絶縁膜30の上面を、下側バリアメタル層35で覆う。全面にアルミニウム(Al)層36を形成し、その上面を上側バリアメタル層37で覆う。下側バリアメタル層35及び上側バリアメタル層37は、共にチタン層と窒化チタン層とで構成された2層構造を有する。
下側バリアメタル層35、アルミニウム層36、及び上側バリアメタル層37をパターニングすることにより、配線38a、38b、及び39を形成する。ソース領域5aが、導電性プラグ25a及び配線38aを経由して上部電極19aに接続される。もう一方のソース領域5bが、導電性プラグ25b及び配線38bを経由して上部電極19bに接続される。配線39は、導電性プラグ26を介してドレイン領域6に接続される。
さらに、配線38a、38b、及び39の上に、上層の多層配線(図示せず)を形成する。
上部電極19a及び19bが、上記第1〜第4の実施例による方法で形成されているため、図6(D)に示した層間絶縁膜30を形成するときに用いられるTEOSに含まれる水素が上部電極19a及び19b内を拡散してキャパシタ誘電体膜18a及び18bまで到達しにくくなる。これにより、強誘電体キャパシタ20a及び20bの電気的特性の劣化を防止することができる。
なお、層間絶縁膜30の堆積時に、キャパシタ誘電体膜18a及び18bのうち上部電極19a及び19bで覆われていない領域は、水素に直接晒されることになる。ただし、この水素は、イリジウム内を拡散していないため、活性化されておらず、キャパシタ誘電体膜18a及び18bを還元する能力は低い。
図7に、第1〜第4の実施例による強誘電体キャパシタを適用した1トランジスタ型の強誘電体メモリの断面図を示す。シリコンからなる半導体基板70の表面に素子分離絶縁膜71が形成され、活性領域が画定されている。活性領域内に、MFIS型FETが形成されている。基板表層部のチャネル領域80を挟むようにソース領域78及びドレイン領域79が形成されている。チャネル領域80の上に、酸化シリコン等の絶縁物からなるゲート絶縁膜72、フローティング電極75、強誘電体膜76、及びゲート電極77が形成されている。フローティングゲート電極75からゲート電極77までの積層構造は、図5に示した下部電極17aから上部電極19aまでの積層構造と同一である。チャネル領域80と上部電極77とを一対の電極とし、強誘電体膜76をキャパシタ誘電体膜とする強誘電体キャパシタが形成される。
図7に示したMFIS型FETにおいても、このFETを覆う層間絶縁膜形成時に、強誘電体膜76の還元が防止される。これにより、強誘電体キャパシタの電気的特性の劣化を防止することができる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
上記実施例から、以下の付記に示す発明が導出される。
(付記1) 基板上に形成された強誘電体材料からなるキャパシタ誘電体膜と、
前記キャパシタ誘電体膜の上に配置され、平均粒径が10nm以下の微結晶粒で構成され、かつ合計の厚さが100nmよりも厚い微結晶層を含む上部電極と
を有する強誘電体キャパシタ。(1)
(付記2) 前記上部電極は基板面に平行な界面によって区分された少なくとも2層の微結晶層を含む付記1に記載の強誘電体キャパシタ。(2)
(付記3) 前記上部電極が少なくとも2層の微結晶層を含み、さらに、2層の微結晶層の間に、厚さ方向に伸びた複数の柱状結晶粒で構成された柱状結晶層を含む付記1に記載の強誘電体キャパシタ。(3)
(付記4) 前記上部電極が、イリジウム酸化物、パラジウム酸化物、ストロンチウムルテニウム酸化物、Pt、Ru、Rh、Re、Osからなる群より選択された導電材料で形成されている付記1〜3のいずれかに記載の強誘電体キャパシタ。
(付記5) (a)基板の上に強誘電体材料からなるキャパシタ誘電体膜を形成する工程と、
(b)前記キャパシタ誘電体膜の上に、導電材料からなる膜の堆積と、堆積した膜を結晶化するための熱処理とを、同一の導電材料を用いて複数回繰り返すことにより、上部電極を形成する工程と
を有する強誘電体キャパシタの製造方法。(4)
(付記6) 前記工程bで堆積される複数の膜のうち少なくとも1層は、厚さが50nm以下である付記5に記載の強誘電体キャパシタの製造方法。
(付記7) 前記工程bで堆積される複数の膜のうち少なくとも1層は、厚さが50nmよりも厚く、厚さが50nmよりも厚い該膜を結晶化するための熱処理において、該膜の下層部分が微結晶構造になり、その上の部分が柱状結晶構造になり、さらに、次の膜の堆積前に、結晶化された該膜の上層部分を除去する工程を含む付記5に記載の強誘電体キャパシタの製造方法。(5)
(付記8) 前記上部電極の材料がイリジウム酸化物、パラジウム酸化物、ストロンチウムルテニウム酸化物、Pt、Ru、Rh、Re、Osからなる群より選択された導電材料である付記5〜7のいずれかに記載の強誘電体キャパシタの製造方法。
第1の実施例による強誘電体キャパシタの製造方法を説明するための概略断面図である。 第2の実施例による強誘電体キャパシタの製造方法を説明するための概略断面図である。 第3の実施例による強誘電体キャパシタの製造方法を説明するための概略断面図である。 第4の実施例による強誘電体キャパシタの製造方法を説明するための概略断面図である。 実施例による強誘電体キャパシタを適用した強誘電体不揮発性メモリの断面図である。 図5に示した強誘電体不揮発性メモリの製造方法を説明するための製造途中における装置の断面図(その1)である。 図5に示した強誘電体不揮発性メモリの製造方法を説明するための製造途中における装置の断面図(その2)である。 図5に示した強誘電体不揮発性メモリの製造方法を説明するための製造途中における装置の断面図(その3)である。 図5に示した強誘電体不揮発性メモリの製造方法を説明するための製造途中における装置の断面図(その4)である。 図5に示した強誘電体不揮発性メモリの製造方法を説明するための製造途中における装置の断面図(その5)である。 実施例による強誘電体キャパシタを適用した1トランジスタ型の強誘電体不揮発性メモリの断面図である。
符号の説明
1、70 半導体基板
2、71 素子分離絶縁膜
3a、3b MOSFET
4a、4b、77 ゲート電極
5a、5b ソース領域
6 ドレイン領域
7a、7b、72 ゲート絶縁膜
10 被覆膜
11、30 層間絶縁膜
16、74 密着層
17 下部電極層
18、51 キャパシタ誘電体膜
19 上部電極層
20a、20b キャパシタ
21a、21b、22、32a、32b ビアホール
25a、25b、26 導電性プラグ
35、37 バリアメタル層
36 アルミニウム層
38a、38b、39 配線
50 下地基板
52、55 第1の上部電極
53、56 第2の上部電極
53a、55a、56a 微結晶層
53b、55b、56b 柱状結晶層
75 フローティング電極
76 強誘電体膜

Claims (5)

  1. 基板上に形成された強誘電体材料からなるキャパシタ誘電体膜と、
    前記キャパシタ誘電体膜の上に配置され、平均粒径が10nm以下の微結晶粒で構成され、かつ合計の厚さが100nmよりも厚い微結晶層を含む上部電極と
    を有する強誘電体キャパシタ。
  2. 前記上部電極は基板面に平行な界面によって区分された少なくとも2層の微結晶層を含む請求項1に記載の強誘電体キャパシタ。
  3. 前記上部電極が少なくとも2層の微結晶層を含み、さらに、2層の微結晶層の間に、厚さ方向に伸びた複数の柱状結晶粒で構成された柱状結晶層を含む請求項1に記載の強誘電体キャパシタ。
  4. (a)基板の上に強誘電体材料からなるキャパシタ誘電体膜を形成する工程と、
    (b)前記キャパシタ誘電体膜の上に、導電材料からなる膜の堆積と、堆積した膜を結晶化するための熱処理とを、同一の導電材料を用いて複数回繰り返すことにより、上部電極を形成する工程と
    を有する強誘電体キャパシタの製造方法。
  5. 前記工程bで堆積される複数の膜のうち少なくとも1層は、厚さが50nmよりも厚く、厚さが50nmよりも厚い該膜を結晶化するための熱処理において、該膜の下層部分が微結晶構造になり、その上の部分が柱状結晶構造になり、さらに、次の膜の堆積前に、結晶化された該膜の上層部分を除去する工程を含む請求項4に記載の強誘電体キャパシタの製造方法。
JP2005078575A 2005-03-18 2005-03-18 強誘電体キャパシタ及びその製造方法 Withdrawn JP2006261483A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005078575A JP2006261483A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 強誘電体キャパシタ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005078575A JP2006261483A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 強誘電体キャパシタ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006261483A true JP2006261483A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37100366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005078575A Withdrawn JP2006261483A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 強誘電体キャパシタ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006261483A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008042031A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Seiko Epson Corp 圧電素子、アクチュエータ装置、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2009302404A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体装置の製造方法
WO2014073585A1 (en) * 2012-11-08 2014-05-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Metal oxide film and method for forming metal oxide film
US9153650B2 (en) 2013-03-19 2015-10-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Oxide semiconductor
US9287352B2 (en) 2013-06-19 2016-03-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Oxide semiconductor film and formation method thereof
US9583632B2 (en) 2013-07-19 2017-02-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Oxide semiconductor film, method for forming oxide semiconductor film, and semiconductor device

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008042031A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Seiko Epson Corp 圧電素子、アクチュエータ装置、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2009302404A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体装置の製造方法
US9871058B2 (en) 2012-11-08 2018-01-16 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Metal oxide film and method for forming metal oxide film
WO2014073585A1 (en) * 2012-11-08 2014-05-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Metal oxide film and method for forming metal oxide film
CN104769150A (zh) * 2012-11-08 2015-07-08 株式会社半导体能源研究所 金属氧化物膜及金属氧化物膜的形成方法
US11978742B2 (en) 2012-11-08 2024-05-07 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Metal oxide film and method for forming metal oxide film
US11652110B2 (en) 2012-11-08 2023-05-16 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Metal oxide film and method for forming metal oxide film
CN105779940A (zh) * 2012-11-08 2016-07-20 株式会社半导体能源研究所 金属氧化物膜及金属氧化物膜的形成方法
US10892282B2 (en) 2012-11-08 2021-01-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Metal oxide film and method for forming metal oxide film
US10461099B2 (en) 2012-11-08 2019-10-29 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Metal oxide film and method for forming metal oxide film
US9881939B2 (en) 2012-11-08 2018-01-30 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Metal oxide film and method for forming metal oxide film
US9831274B2 (en) 2012-11-08 2017-11-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Metal oxide film and method for forming metal oxide film
US9153650B2 (en) 2013-03-19 2015-10-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Oxide semiconductor
US9771272B2 (en) 2013-03-19 2017-09-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Oxide semiconductor
US9391146B2 (en) 2013-03-19 2016-07-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Oxide semiconductor
US9793414B2 (en) 2013-06-19 2017-10-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Oxide semiconductor film
US9287352B2 (en) 2013-06-19 2016-03-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Oxide semiconductor film and formation method thereof
US9583632B2 (en) 2013-07-19 2017-02-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Oxide semiconductor film, method for forming oxide semiconductor film, and semiconductor device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6287278B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US7755125B2 (en) Semiconductor device including ferroelectric capacitor
JP5251864B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR100725690B1 (ko) 반도체장치 및 그 제조방법
JP4946287B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2009253033A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JP2006270095A (ja) 強誘電体構造物、これの製造方法、これを含む半導体装置及びそれの製造方法
JP5251129B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR20090017758A (ko) 강유전체 커패시터의 형성 방법 및 이를 이용한 반도체장치의 제조 방법
JP2007273899A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5168273B2 (ja) 半導体装置とその製造方法
JP2006261483A (ja) 強誘電体キャパシタ及びその製造方法
JP3643091B2 (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JP4105656B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006310637A (ja) 半導体装置
JP2004079675A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3906215B2 (ja) 半導体装置
JP2006202988A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5487140B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP5994466B2 (ja) 半導体装置とその製造方法
JP2005129852A (ja) 半導体装置
JP2007329232A (ja) 誘電体メモリ及びその製造方法
JP5998844B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2006059968A (ja) 半導体装置及びその製造方法、強誘電体キャパシタ構造
JP2005064466A (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080603