JP2006258969A - カメラ付携帯電話 - Google Patents

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Abstract

【課題】オートフォーカスに要する時間を短縮したカメラ付携帯電話を提供する。
【解決手段】一端にレンズ5が取り付けられた筒状部11を有するホルダ10と、筒状部11の周囲に位置するように固定されたコイル20と、コイル20と対向する永久磁石40を備えたヨーク30と、筒状部11の光軸方向両側に設けられ、ホルダ10を径方向に位置決めし、光軸方向に変位可能に支持する一対の板バネ60U,60Lとを備え、コイル20に通電することで、永久磁石40の磁界とコイル20に流れる電流による磁界との相互作用によって、レンズ5を光軸方向に位置調節可能なアクチュエータ3を備えるカメラ付携帯電話において、コイル20に流れる電流が急激に変化することによって、レンズ5が振動する過渡応答を抑制する過渡応答抑制手段110をさらに備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、カメラ付携帯電話に関し、さらに詳しくは、オートフォーカス機能を有するカメラ付携帯電話に関する。
カメラ付携帯電話において、撮像素子の画素数が100万画素以上のメガピクセル化するに伴い、オートフォーカス機能が要求されるようになってきている。このオートフォーカス機能を実現するために、コイルに流れる電流により発生する磁界と、永久磁石による磁界との相互作用によって、光軸方向にレンズを移動させることができるアクチュエータが使用されている。例えば、カメラ付携帯電話に搭載されるアクチュエータの外形寸法は、縦約10mm、横約10mm、厚さ約5mmである。
上記のカメラ付携帯電話に取り付けられるアクチュエータでは、オートフォーカスの際、フォーカス位置にレンズを移動させるために、コイルに流れる電流を急激に変化させる。これにより、レンズはフォーカス位置まで移動する。しかしながら、レンズはバネによって光軸方向に移動可能に支持されているため、電流が急激に変化した場合には、レンズは、フォーカス位置で直ちに停止せず光軸方向に機械的に振動する。この振動は過渡応答と言われ、振動の振幅が大きいとフォーカスを行うことができない。この過渡応答が収束するまでに時間がかかることによって、オートフォーカスに時間がかかるという問題がある。
例えば、フォーカスが可能なレンズの振動の振幅は、最大9μmである。
本発明は、これらの問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、オートフォーカスに要する時間を短縮したカメラ付携帯電話を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のカメラ付携帯電話は、一端にレンズが取り付けられた筒状部を有するホルダと、前記ホルダに該ホルダの前記筒状部の周囲に位置するように固定されたコイルと、前記コイルと対向する永久磁石を備えたヨークと、前記ホルダの筒状部の光軸方向両側に設けられ、前記ホルダを径方向に位置決めした状態で光軸方向に変位可能に支持する一対の板バネとを備え、前記コイルに通電することで、前記永久磁石の磁界と前記コイルに流れる電流による磁界との相互作用によって、前記レンズを光軸方向に位置調節可能なアクチュエータを備えたカメラ付携帯電話において、
前記コイルに流れる電流が急激に変化することによって、前記レンズが光軸方向に振動する過渡応答を抑制する過渡応答抑制手段をさらに備えたことを特徴とする。
以上のような構成を有するカメラ付携帯電話では、過渡応答抑制手段は、フォーカスのために、コイルに流れる電流の急激な変化によってレンズが光軸方向に振動する過渡応答を抑制する。これにより、過渡応答が収束するまでの時間を短縮することができ、オートフォーカスに要する時間を短縮することができる。
また、本発明のカメラ付携帯電話では、前記過渡応答抑制手段は、前記コイルに並列に接続されたコンデンサからなることが好ましい。
これにより、フォーカス位置にレンズを移動させるために、コイルを流れる電流の急激な変化を容易に緩和させ、過渡応答を抑制することができる。
また、本発明のカメラ付携帯電話では、前記過渡応答抑制手段は、前記コイルに電流を供給する電源に並列に接続されたコンデンサと、前記電源に直列に接続された抵抗とからなることが好ましい。
これによっても、フォーカス位置にレンズを移動させるのために、コイルを流れる電流の急激な変化を容易に緩和させ、過渡応答を抑制することができる。
また、本発明のカメラ付携帯電話では、前記アクチュエータには、前記コイルに電気を供給するためのシート状電極がさらに備えられており、前記コンデンサは前記シート状電極に取り付けられていることが好ましい。
これにより、アクチュエータの外形寸法を増やすことなくコンデンサを接続することができるとともに、コイルを流れる電流の急激な変化を容易に緩和させることができる。
また、本発明のカメラ付携帯電話では、前記過渡応答抑制手段は、前記コイルを流れる電流の変化から最大でも90msec経過する間に、過渡応答による前記レンズの振動の振幅を最大でも9μmに減衰させることが好ましい。
これにより、過渡応答による振幅の大きい振動を短時間で収束させることができ、オートフォーカスに要する時間を短縮することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明のカメラ付携帯電話について説明する。本明細書においては、上および下の文言を適宜使用するが、図4に示す矢印の向きを上方向とし、この矢印の逆の向きを下方向とする。
本発明が適用可能なカメラ付携帯電話の一例として、図1を用いて説明する。図1のカメラ付携帯電話1は、折りたたまれた状態を示す。カメラ付携帯電話1の所定位置にカメラモジュール2が取り付けられている。これにより、使用者は、カメラ付携帯電話1を用いて撮影することができる。
次いで、カメラモジュール2の構成の概略を、図2を用いて説明する。カメラモジュール2は、基板4と、基板4上に載置された撮像素子7と、撮像素子7と間隔を置いて、基板4上に載置された電子部品8と、基板4と組み合わされて撮像素子7および電子部品8を封止する密閉空間を形成する封止部材6と、封止部材6上に載置されたアクチュエータ3とを有している。
以下、本発明が適用可能なカメラ付携帯電話の一例として、オートフォーカス可能なカメラ付携帯電話1に備えられ、光軸方向にレンズを移動させることができるアクチュエータ3の基本構成について説明する。
アクチュエータ3の基本構成は、図2、図3および図4に示すように、一端にレンズ5が取り付けられる筒状部11とその筒状部11の他端の外周に設けられたフランジ部12とを有するホルダ10と;ホルダ10のフランジ部12に、筒状部11の周囲に間隔をおいて設けられたコイル20と;ホルダ10の筒状部11が挿通する挿通孔35を有する内筒部31と、内筒部31の外側に所定間隔をおいて設けられた外筒部32と、内筒部31および外筒部32のホルダ10のフランジ部12とは反対側の端部が一体に連結する連結部34とを有し、内筒部31と外筒部32との間にある所定間隔のスペースにコイル20を収容するように構成された円形状のヨーク30と;円形状のヨーク30の外筒部32の内周面にコイル20と間隔を置いて対向するように配置された複数の永久磁石40と;永久磁石40の円形状のヨーク30の連結部34と反対側の面に当接した状態で、永久磁石40を連結するように配置された磁性部材50と;ホルダ10の筒状部11の光軸方向両側に設けられ、ホルダ10を径方向に位置決めした状態で光軸方向に変位可能に支持する上側板バネ60Uおよび下側板バネ60Lからなる一対の板バネ60と;上側板バネ60Uを、ホルダ10との間で挟持するように、ホルダ10と嵌合するストッパ70と;ストッパ70および下側板バネ60Lのそれぞれの光軸方向外側に設けられ、板バネ60をヨーク30の光軸方向両端面との間でそれぞれ挟持するとともに、少なくともホルダ10に取り付けられるレンズ5に対応する部分にそれぞれ開口を有する一対の支持枠をなすカバー80およびベース85と;コイル20に電力を供給するために、下側板バネ60Lとベース85との間に配置されたシート状電極90と;から構成されている。
以下、上記基本構成のアクチュエータ3の作用について説明する。
図2において、磁界の向きが永久磁石40からヨーク30の内筒部31方向とする。ホルダ10が初期位置にある状態で、上方からコイル20を見たときに反時計回りに電流が流れるとコイル20すなわちホルダ10には上向きの電磁力が生じる。この電磁力と、ホルダ10の変位に応じて変化する板バネ60の弾性力とがつりあう状態となるまで、ホルダ10は光軸方向に変位する。電磁力はコイル20に流れる電流の量によって制御される。したがって、電流を制御することにより、ホルダ10すなわちレンズ5を任意の位置(フォーカス位置)に変位させることができる。
オートフォーカスは以下の手順で行われる。先ず、レンズ5の可動する全範囲において、撮像素子7で検出される画像のコントラストを電気信号(波形)に変換する。次いで、電気信号(波形)をハイパスフィルターによって増幅する。波形の起伏が最も激しくなるレンズの位置をフォーカス位置と判断する。次いで、所定の電流をコイル20に流すことによりレンズ5をフォーカス位置まで移動させた後、停止させることにより、オートフォーカスが可能となる。しかしながら、素早くフォーカス位置にレンズ5を移動させるためには、コイル20に所定の電流を急激に増加させる必要があるため、フォーカス位置において、レンズ5に振動が生じる。これにより、振動が収束するまでフォーカスが行えないという問題点があった。
以下、本発明に係るカメラ付携帯電話1の好適実施形態について詳細に説明する。前述したように、上記基本構成からなるアクチュエータ3を有するカメラ付携帯電話1では、前述したようにコイル20に流れる電流を制御することによって、レンズ5の位置を制御する。言い換えると、アクチュエータ3のコイル20は電流制御の駆動回路に接続されている。
アクチュエータ3において、レンズ5は、上下を板バネ60で支持されたホルダ10に取り付けられている。これにより、板バネ60によって、レンズ5およびホルダ10は光軸方向に移動可能に支持されている。
上記基本構成からなるアクチュエータ3を有するカメラ付携帯電話1では、汎用のドライバIC(図示せず)を用いて、アクチュエータ3を制御する。図5は、上記基本構成からなるアクチュエータ3を有するカメラ付携帯電話1における過渡応答を示す。図5中に示されている3つの波形は、上から順に電圧、レンズ5(ホルダ10)の位置、および電流をそれぞれ表している。横軸は時間を表し、隣り合う破線の間隔は50msecを表している。
図5に示すように、オートフォーカスの際に、フォーカス位置にレンズ5を移動させるために、コイル20に流れる電流を急激に変化させる。これにより、レンズ5をフォーカス位置に移動させる。しかしながら、レンズ5はホルダ10を介して板バネ60によって光軸方向に移動可能に支持されている。したがって、電流が急激に変化した場合には、レンズ5は、フォーカス位置で直ちに停止せず、光軸方向に機械的に振動する過渡応答が発生する。過渡応答による振動の振幅が大きい場合、振動が収束するまでフォーカスを行うことができない。この過渡応答が収束するまでに時間がかかることにともない、オートフォーカスにも時間がかかるという問題がある。
より詳しく説明すると、フォーカス位置にレンズ5を移動させるために、レンズ5の移動を制御する電流が急激に変化すると、電流波形の立ち上がりが早くなる。ホルダ10が急激に移動し、その加速度によりフォーカス位置においてレンズ5が光軸方向に大きく振動する過渡応答が発生する。過渡応答による振動の振幅が所定の振幅より大きい間は、フォーカスを行うことができない。図5中のAの幅は、コイル20に電流が流れはじめてから、オートフォーカスが可能になる振動の振幅に収束するまでの時間を示している。具体的には、過渡応答によるレンズ5の振動の振幅が最大9μmにまで収束すれば、フォーカスが可能である。本基本構成を有するアクチュエータでは、図5中のAが示すように、電流が変化した時点から300msec経過しないと、レンズ5の振動の振幅が9μmまで収束しないという問題がある。
この問題に鑑み、本件発明者は、オートフォーカスに要する時間を短縮したカメラ付携帯電話1を考案した。以下、カメラ付携帯電話1の好適な実施形態として、カメラ付携帯電話1に取り付けられたアクチュエータ3について説明する。
本実施形態では、前述した基本構成のアクチュエータ3は、フォーカス位置にレンズ5を移動させるために、コイル20に流れる電流が急激に変化することによって、レンズ5が光軸方向に振動する過渡応答を抑制する過渡応答抑制手段をさらに備える。本実施形態においても、アクチュエータ3のコイル20は電流制御の駆動回路に接続されている。
図6に示す駆動回路100を用いて、過渡応答を抑制する第1実施形態を説明する。駆動回路100は、コイル20に電流を供給する電源130と、過渡応答抑制手段110としてコイル20に並列に接続されたコンデンサ111とを有する。本実施形態では、コンデンサ111は22μF〜100μFの静電容量を有する。
以下、コンデンサ111の接続位置がシート状電極90上である場合について説明する。
図7に示すように、下側板バネ60Lとベース85との間にコイル20に電力を供給するために設けられたシート状電極90は、ポリイミドのシート材からなる略円形リング状に形成したリング状部91と、リング状部91から径方向外側に延出する延出部92とを有する。
シート状電極90の一面には、銅からなる端子部93が延出部92からリング状部91にかけて2本設けられている。
さらにシート状電極90の他面には、シート状電極90を、下側板バネ60Lの下面に接着するための粘着層(図示せず)が、リング状部91と、延出部92のリング状部91との接続部近傍と、延出部92の先端部近傍とに設けられている。
さらに、延出部92は、ベース85の挿通孔88を通してベース85の外部に延出する。延出部92は、例えば、基板4などに接続され、コイル20に電流を供給する役割を果たすことができる。(図2、図4参照)
シート状電極90のリング状部91上に設けられた端子部93にコイル20の引き出し部21の先端をはんだ付けすることでコイル20に電力を供給することができる。
図8に示すように、過渡応答抑制手段110としてのコンデンサ111は、コイル20と並列に接続されるように、延出部92上に取り付けられる。(図2参照)詳しくは、延出部92の2本の端子部93にコンデンサ111の端子をそれぞれ接続することによって、コンデンサ111をコイル20と並列に接続する。
以上、説明した本発明の好適実施形態にかかるアクチュエータ3を有するカメラ付携帯電話1によれば、過渡応答抑制手段110を構成するコンデンサ111によって、フォーカス位置にレンズ5を移動させるためにコイル20に流れる電流の急激な変化を緩和させる。これにより、レンズ5が光軸方向に振動する過渡応答を抑制し、過渡応答が収束するまでの時間を短縮することができる。
図9は、本実施形態のカメラ付携帯電話1における過渡応答の様子を示す。図9中に示されている3つの波形は、図5と同様に上から順に電圧、レンズ5(ホルダ10)の位置、および電流をそれぞれ表している。横軸は時間を表し、隣り合う破線の間隔は50msecを表している。本実施形態では、静電容量47μFのコンデンサ111がコイル20に対して並列に接続されている。図9に示すように、本発明の過渡応答抑制手段110によって、電流波形の立ち上がりを遅くすることができる。これにより、過渡応答によるレンズ5の振動の振幅を小さくすることができる。図5中のAの幅は、コイル20に電流が流れはじめてから、オートフォーカスが可能になる振動の振幅に収束するまでの時間を示している。図5中のAと図10中のBを比較すると、過渡応答が収束するまでの時間が短縮されていることが分かる。これにより、フォーカスに要する時間を短縮することができる。
また、レンズ5の駆動回路100にコンデンサ111を並列に接続することによって、過渡応答を抑制する。これにより、過渡応答を抑制するためのドライバICを新たに作る必要がなく、従来のアクチュエータに取り付けられていた汎用ドライバICをそのまま使用しても、フォーカスに要する時間を短縮することができる。
図10に示す駆動回路101を用いて、過渡応答を抑制する第2実施形態を説明する。駆動回路101は、過渡応答抑制手段120としてコイル20に電流を供給する電源130に並列に接続されたコンデンサ121と電源130に直列に接続された抵抗122とを有する。過渡応答抑制手段120は、コイル20と直列となるように駆動回路101に接続されている。このような過渡応答抑制手段120でも、コイル20に流れる電流の急激な変化を緩和させる。これにより、コイル20に電流が流れはじめてから、レンズ5(ホルダ10)の過渡応答が収束するまでの時間を短縮することができ、フォーカスに要する時間を短縮することができる。
本実施形態では、コンデンサ111の接続位置がシート状電極90上である場合について説明したが、本発明のカメラ付携帯電話はこれに限られることなく、駆動回路100中に、コイル20と並列に接続されていれば良い。例えば、基板4上の所定の位置にコイル20と並列となるように接続してもよい。
本実施形態では、コンデンサ111が22μF〜100μFの静電容量を有する場合について説明したが、本発明のカメラ付携帯電話はこれに限られることなく、駆動回路の構成に応じて、過渡応答が収束するまでの時間の短縮に適した静電容量を有するコンデンサを使用してもよい。
本実施形態では、過渡応答抑制手段110(図6参照)を有する駆動回路および過渡応答抑制手段120(図10参照)を有する駆動回路の2つをそれぞれ別に説明したが、本発明のカメラ付携帯電話はこれに限られることなく、過渡応答抑制手段110および120の両方を有する駆動回路であってもよい。
本発明に係るカメラ付携帯電話の実施形態の外観を示す斜視図である。 図1に示すカメラモジュールの断面図である。 本発明のアクチュエータの斜視図である。 アクチュエータの基本構成を示す分解斜視図である。 上記基本構成からなるアクチュエータを有するカメラ付携帯電話における過渡応答を示すグラフ図である。 本発明の第1実施形態を示す回路図である。 シート状電極を示す上面図である。 シート状電極の上面図であり、シート状電極上にコンデンサを取り付けた状態を示す。 本発明のカメラ付携帯電話における過渡応答を示すグラフ図である。 本発明の第2実施形態を示す回路図である。
符号の説明
1 カメラ付携帯電話
2 カメラモジュール
3 アクチュエータ
4 基板
5 レンズ
6 封止部材
7 撮像素子
8 電子部品
10 ホルダ
11 筒状部
12 フランジ部
20 コイル
21 引き出し部
30 ヨーク
31 内筒部
32 外筒部
34 連結部
35 挿通孔
40 永久磁石
50 磁性部材
60 板バネ
60U 上側板バネ
60L 下側板バネ
70 ストッパ
80 カバー
85 ベース
88 挿通孔
90 シート状電極
91 リング状部
92 延出部
93 端子部
100 駆動回路
101 駆動回路
110 過渡応答抑制手段
111 コンデンサ
120 過渡応答抑制手段
121 コンデンサ
122 抵抗
130 電源

Claims (5)

  1. 一端にレンズが取り付けられた筒状部を有するホルダと、前記ホルダに該ホルダの前記筒状部の周囲に位置するように固定されたコイルと、前記コイルと対向する永久磁石を備えたヨークと、前記ホルダの筒状部の光軸方向両側に設けられ、前記ホルダを径方向に位置決めした状態で光軸方向に変位可能に支持する一対の板バネとを備え、前記コイルに通電することで、前記永久磁石の磁界と前記コイルに流れる電流による磁界との相互作用によって、前記レンズを光軸方向に位置調節可能なアクチュエータを備えたカメラ付携帯電話において、
    前記コイルに流れる電流が急激に変化することによって、前記レンズが光軸方向に振動する過渡応答を抑制する過渡応答抑制手段をさらに備えたことを特徴とするカメラ付携帯電話。
  2. 前記過渡応答抑制手段は、前記コイルに並列に接続されたコンデンサからなる請求項1に記載のカメラ付携帯電話。
  3. 前記過渡応答抑制手段は、前記コイルに電流を供給する電源に並列に接続されたコンデンサと、前記電源に直列に接続された抵抗とからなる請求項1または2に記載のカメラ付携帯電話。
  4. 前記アクチュエータには、前記コイルに電気を供給するためのシート状電極がさらに備えられており、前記コンデンサは前記シート状電極に取り付けられている請求項1ないし3のいずれかに記載のカメラ付携帯電話。
  5. 前記過渡応答抑制手段は、前記コイルを流れる電流の変化から最大でも90msec経過する間に、過渡応答による前記レンズの振動の振幅を最大でも9μmに減衰させる請求項1ないし4のいずれかに記載のカメラ付携帯電話。
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