JP2006258961A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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俊一 大原
Shigeru Obata
小幡  茂
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敏夫 小木曽
Masahiro Yagi
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Abstract

【課題】 本発明は記録用紙の搬送速度の高速化に伴い転写されたトナー画像を安定的に定着することを課題とする。
【解決手段】 定着ユニット40は、加圧部41Aと定着部41Bとが記録用紙Pの搬送経路の両側に対向配置されている。加圧側パッド42Aと定着側パッド42Bは、用紙搬送方向に長いニップ部を形成すると共に、電熱ヒータ43A,43Bによる加熱位置で記録用紙Pを変形させないため、定着後のカール量を低減することが可能になる。加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの外周には、インナーベルト44A,44Bが巻き掛けされており、加圧側パッド42A及び定着側パッド42Bの外周にはグリス等の潤滑材が塗布され、加圧側パッド42A、定着側パッド42Bとインナーベルト44A,44Bとの摺動抵抗が低減されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、記録媒体に転写されたトナー画像を熱と圧力で定着させるように構成された定着装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置は、着色粒子を記録用紙(記録媒体)の表面に画像として顕像化させる現像工程と、顕像化された着色粒子画像を記録用紙に定着させる定着工程を行なうように構成されている。上記着色粒子には、電子写真専用のトナーと呼ばれる粉末が用いられる。トナ−は、加熱により融解し、冷却により凝固する性質を有する。上記定着工程では、このトナ−の性質を利用して、トナ−を加熱させることにより融解させ、記録用紙に定着させる。
従来、記録用紙に転写されたトナー画像を定着する定着装置としては、加熱ローラをローラ内部に配置されたハロゲンヒーターにて加熱し、その加熱ローラに圧力ローラをコイルスプリングなどで押圧し、ローラ間にニップ部を形成し、その間にトナーが付着している記録用紙を通過させ、加圧及び加熱し定着する方式がある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このようなローラ同士を圧接する方式では、高速化に伴い、記録用紙に転写されたトナーを加熱する距離を長くする必要がある。そこで、このような問題に対処するため、表面が弾性変形する回転可能な加熱ローラに対向するように装架されたベルト(エンドレスベルト)を搬送方向に駆動し、ベルトを加圧部材により押圧して記録用紙に圧接するニップ部を形成し、ベルトと加熱ローラとの間に送り込まれる記録用紙上のトナー画像を加圧及び加熱し定着させるベルトニップ方式の定着装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第2875423号公報 特許第3298354号公報
上記特許文献1のように記録用紙をローラ間で加熱及び加圧してトナー画像を記録用紙に定着させる場合、ローラ間を通過した記録用紙がローラの外周形状に沿うようにカール(湾曲した状態)してしまう。
このような特許文献1による問題は、特許文献2のようにベルトと加熱ローラとの組み合わせによって加圧する搬送距離を大きくすることで解消することができる。しかしながら、特許文献2の構成のものでは、加圧手段がベルトを加熱ローラ側に加圧する構成であるので、加圧する距離を大きくするに連れてベルトの摺動抵抗も増大するという問題が生じる。
また、ベルトの摺動抵抗を軽減する対策としては、例えば、ベルトにグリス等の潤滑剤を塗布する方法が考えられるが、この場合、駆動ローラに対してベルトが滑ってしまい記録用紙の搬送速度が安定せず、変動してしまうという問題が生じる。
そこで、本発明は上記課題を鑑み、加圧部材の平面による定着性を高めながら、ベルトの摺動抵抗を低減してベルトの安定走行を可能とした定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
請求項1記載の発明は、未定着トナー画像が形成された記録媒体を加熱する加熱部と、該加熱部により加熱された状態で前記記録媒体を加圧する加圧部とを有し、前記加熱部及び前記加圧部により前記記録媒体を加熱すると共に加圧して前記未定着トナー画像を前記記録媒体に定着させる定着装置において、前記加熱部と前記加圧部のうち少なくとも何れか一方を、前記記録媒体の搬送方向に延在形成された平面を有する加圧部材の外周に第1のベルトを巻き掛けし、該第1のベルトの外周に第2のベルトを巻き掛けし、該第2のベルトが前記記録媒体を搬送する方向に駆動される構成としたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、未定着トナー画像が形成された記録媒体を加圧する平面を有し、該平面を互いに対向させるように配置された一対の加圧部材と、該一対の加圧部材のうち少なくとも何れか一方の内側に配置され、前記記録媒体をトナー定着温度に加熱する加熱部材と、前記一対の加圧部材のうち少なくとも何れか一方の外周に移動可能に巻き掛けされる第1のベルトと、該第1のベルトの外周に接するように配置され、前記記録媒体が前記一対の加圧部材の間を通過するように前記記録媒体を搬送する第2のベルトと、該第2のベルトの内側から前記第2のベルトを駆動するように配置され、該第2のベルトを介して前記記録媒体のおもて面及び裏面に圧接される一対の駆動ローラと、を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記第1のベルトが、両側の縁部が前記搬送ベルトの両側より横方向にはみ出すように横幅が前記第2のベルトの横幅よりも広く形成されたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記一対の加圧部材の平面は、横幅方向及び前記記録媒体の搬送方向に延在形成された平面であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記駆動ローラが、前記加圧部材の搬送方向下流側に配置され、前記第1のベルトの外側で前記搬送ベルトを介して互いに圧接される従動ローラを前記加圧部材の搬送方向上流側に配置したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記第1のベルトと前記加圧部材の平面との間に低摩擦部材を配置したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記低摩擦部材の表面に、潤滑剤を塗布し、前記加圧部材の外周には、前記第1のベルトの両側縁部の内側に潤滑剤をシールするシール部材を設けたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記請求項1乃至7の何れかに記載の定着装置と、トナー画像を前記記録媒体上に転写する転写手段と、前記転写手段に現像されたトナー画像を供給する現像手段と、前記記録媒体を前記転写装置及び前記定着装置に搬送する搬送手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、加熱部と加圧部のうち少なくとも何れか一方を、記録媒体の搬送方向に延在形成された平面を有する加圧部材の外周に第1のベルトを巻き掛けし、第1のベルトの外周に第2のベルトを巻き掛けし、第2のベルトが記録媒体を搬送する方向に駆動される構成としたため、加圧部材の平面に沿って移動する第1、第2のベルトを介して記録媒体が加圧部材の平面に対向する距離を移動する過程で安定的に加圧及び加熱されることにより、トナー画像を確実に定着させることが可能になる。
さらに、記録媒体を搬送する第2のベルトと加圧部材との間で第1のベルトが相対的に摺動して第2のベルトの摺動抵抗を軽減できるので、第2のベルトによる搬送速度のばらつきを抑制できると共に、搬送速度の高速化にも対応することができる。
また、本発明によれば、第1のベルトと加圧部材の平面との間に低摩擦部材を配置したため、第1のベルトの摺動抵抗を軽減することで第2のベルトによる搬送速度のばらつきを抑制できる。
また、本発明によれば、低摩擦部材の表面に、潤滑剤を塗布したため、加圧部材と第1のベルトとの摺動抵抗を軽減でき、加圧部材の外周に第1のベルトの両側縁部の内側に潤滑剤をシールするシール部材を設けたため、潤滑剤が第1のベルトから第2のベルトへ漏れ出すことを防止できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明になる定着装置の実施例1を用いた画像形成装置を示す側断面図である。図1に示されるように、画像形成装置10は、中間転写ベルト12を4回転させ、4色の画像をかさね合わせてカラー画像の形成が可能なカラーレーザプリンタである。
画像形成装置10は、概略、用紙カセット(紙供給部)20、現像ユニット(現像手段)25、定着ユニット(定着装置)40、感光体ベルトユニット60、中間転写ベルトユニット(転写手段)70とを有する構成である。
感光体ベルトユニット60は、現像ユニット25によりトナー画像を形成される感光体ベルト13を有する。この感光体ベルト13は、駆動モータ15からモータ駆動系16を介して駆動される感光体ベルト駆動ローラ14により矢印A方向に搬送される。中間転写ベルト12は、感光体ベルト13と接触するニップ部Nの搬送力により従動搬送される。また、駆動モータ15は、モータドライバ18により一定回転数を維持するように制御される。
また、感光体ベルト13は、例えば、ポリカーボネイド樹脂、ポリエチレン・テレフタレート樹脂、ポリイミド等樹脂の基材に、導電層、感光層を積層形成したものであり、厚さは0.075〜0.15mmである。
中間転写ベルトユニット70は、感光体ベルト13に形成されたトナー画像を転写される中間転写ベルト12を有する。この中間転写ベルト12は、例えば、ポリカーボネイド樹脂、ポリエチレン・テレフタレート樹脂、ポリイミド等樹脂のシームレスベルトであり、トナーの転写を行うために、半導電体に加工され、10〜1011Ω・cmの体積抵抗をを有する。また、中間転写ベルト12は、その厚さが0.075〜0.15mmに形成されている。
また、中間転写ベルト12は、感光体側ローラ17と転写側ローラ32に巻き掛けされており、感光体ベルト13は中間転写ベルト12を介して感光体側ローラ17に巻き付けられる。感光体側ローラ17は転写側ローラ32よりも大径とされ、感光体ベルト13とのニップ幅を少なくとも20mm以上になるように設けられている。
中間転写ベルトテンションローラ33は、中間転写ベルト12の張力付与手段であり、ばね等の付勢力により中間転写ベルト12を押圧して張力を与える。中間転写ベルト12は、表面にマーカが貼り付けられ、光センサ31が反射光の有無によりマーカの通過を検知する。光センサ31から出力された検知信号は、制御装置19に入力され、制御装置19は、中間転写ベルト12が一定周期で搬送されるように演算を行なって、モータドライバ18に指示(制御信号)を与える。
現像ユニット25は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4色の現像ユニット101〜104を有する画像形成手段を構成している。現像ユニット101〜104は、夫々各色のトナーを貯えるとともに、感光体ベルト13に対向する端部にトナーを薄層形成するための現像ローラ29が設けられている。
感光体ベルト13上にトナー画像を形成する際は、リトラクト手段26を矢印D方向に回動させて、現像ユニット25をE方向に移動させ、現像ローラ29を感光体ベルト13に接触させる。画像形成後は、さらにリトラクト手段26を矢印D方向に回動させ、現像ユニット25を復帰させて現像ローラ29を感光体ベルト13から離脱させる。
ファーブラシ28は、中間転写ベルト12の残トナーを除去する消去手段である。このファーブラシ28は、図示されないリトラクト手段により、中間転写ベルト2上の画像が記録媒体としての記録用紙Pに転写された後、中間転写ベルト12に接触する位置に移動して中間転写ベルト12の残トナーを除去し、その後中間転写ベルト12から離脱方向に復帰する。
転写ローラ23は、トナー画像を記録用紙Pに転写する転写手段であり、図示されないリトラクト手段により、転写プロセスで記録用紙Pを中間転写ベルト12に押し付けて中間転写ベルト12のトナー画像を記録用紙Pに転写する。そして、記録用紙Pを蓄積する用紙カセット20は、装置下方で装置設置面に略水平に配置される。
画像形成装置10の内部には、装置設置面水平方向に対し、用紙搬送経路C、中間転写ベルト12、感光体ベルト13、現像器25の順に配置される。さらに、用紙搬送経路C上には、用紙カセット20、ピックアップローラ21、レジストローラ22、転写ローラ23、定着ユニット40が配置される。
定着ユニット40は、記録用紙Pの裏面(非定着側)、おもて面(トナー定着側)に対向する加圧部41Aと定着部41Bを有する。尚、加圧部41A、定着部41Bは、共に加熱手段を有する構成であるが、何れか一方に加熱手段を設けた構成としても良い。
定着ユニット40には、温度を検出する温度センサ37が設けられている。この温度センサ37により検出された温度検出信号は、制御装置19に供給され、制御装置19において、定着ユニット40の温度が設定温度に達したか否かが判定される。
そして、転写ローラ23と中間転写ベルトユニット70との間を通過する過程で未定着トナー画像が形成された記録用紙Pは、定着ユニット40を通過する過程で加熱、加圧されて未定着トナーを定着される。
次に、画像形成装置10において、画像を形成するプロセスについて説明する。画像形成装置10で画像を形成する場合は、帯電ブラシ30で感光体ベルト13の感光層を帯電させ、レーザ光学ユニット27から画像に応じたレーザ光を感光体ベルト13の感光層に照射して電位を除去する。そして、現像ユニット25のトナーが付着している現像ローラ29を回転させながら感光体ベルト13に接触させ、画像に応じたトナー層を感光体ベルト13上に形成する。
本実施例においては、均一なトナー画像を形成するために現像ローラ29の回転方向は矢印G方向で、感光体ベルト13と同一方向とし、ローラ周速(回転速度)を感光体ベルト13より速くしている。さらに、感光体ベルト13上のトナー層は、一旦中間転写ベルト22上に転写される。
本実施例の画像形成装置10では、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4色の現像ユニット101〜104を有し、感光体ベルト13上に4色のトナーが1色づつ形成された画像を中間転写ベルト12上に重ね合わせてカラー画像を形成する。
用紙カセット20に収められる記録用紙Pは、ピックアップローラ21により1枚づつ繰り出され、レジストローラ22でスキューを補正される。そして、記録用紙Pの用紙先端が、転写ローラ23と中間転写ベルト12との間に達する直前に、図示されていないリトラクト手段が転写ローラ23を中間転写ベルト12に押し当て、記録用紙Pを中間転写ベルト12に押圧する。このとき、転写ローラ23に高電圧を付与し、中間転写ベルト12上のトナー画像を記録用紙Pに転写する。
その後、記録用紙Pは、定着ユニット40に達し、記録用紙Pの表面に転写されたトナー画像が熱と圧力により定着される。
画像転写後の中間転写ベルト12上に残った残留画像は、回転するファーブラシ28を中間転写ベルト12に接触させて取り除かれる。尚、本実施例ではファーブラシ28の回転方向を中間転写ベルト12の回転方向と逆の矢印F方向に回転させており、中間転写ベルト12上の画像消去能力が高められている。
図2は感光体ベルトユニット60の構成を示す側面図である。図2に示されるように、感光体ベルトユニット60は、感光体ベルト13が従動ローラ61、感光体ベルトテンションローラ62、感光体ベルト駆動ローラ14に巻き掛けされるように構成されている。感光体ベルトテンションローラ62は、ばね66のバネ力がテンションアーム67を介して付与され、感光体ベルト13に対して張力を付与する。
感光体ベルトテンションローラ62と感光体ベルト駆動ローラとの間には、第1の補助ローラ64、第2の補助ローラ65が配置されており、中間転写ベルト12とのニップ部の幅(搬送方向の距離)を規定する。これらは、感光体ベルトユニット60として感光体ベルトユニットフレーム68に配置される。
図3は中間転写ベルトユニット70の構成を示す側面図である。図3に示されるように、中間転写ベルトユニット70は、中間転写ベルト12が光体側ローラ17と転写側ローラ32に掛け回され、中間転写ベルトテンションローラ33をばね38により押し上げることで張力が与えられる。これらは、中間転写ベルトユニット70として中間転写ベルトユニットフレーム29に配置される。
図4は定着ユニット40を拡大して示した側断面図である。図5は定着ユニット40を矢印X方向から見た背面図である。図6は定着ユニット40を矢印Y方向から見た平面図である。図4乃至図6に示されるように、定着ユニット40は、加圧部41Aと定着部41Bとが記録用紙Pの搬送経路の両側に対向配置されている。そして、加圧部41Aは、記録用紙Pの裏面側に対向する加圧側であり、定着部41Bが記録用紙Pのトナー画像が転写されたおもて側の印刷面に対向する定着側に配置されている。尚、加圧部41Aと定着部41Bとは、略同様な構成であるが、加圧部41Aに加圧手段を設けた点で相違する。
加圧部41Aは、記録用紙Pを加圧する平面42aを有する加圧側パッド(加圧部材)42Aと、加圧側パッド42Aの中空部42bに設けられた電熱ヒータ(加熱部材)43Aと、加圧側パッド42Aの外周に移動可能に巻き掛けされるインナーベルト(第1のベルト)44Aと、インナーベルト44Aに外周に接するように配置され、記録用紙Pを搬送する加圧ベルト(第2のベルト)45Aと、加圧側パッド42Aより搬送経路下流側に配置された加圧ベルト45Aを駆動する駆動ローラ46Aと、加圧側パッド42Aより搬送経路上流側に配置された加圧ベルト45Aをガイドする従動ローラ47Aとを有する。
駆動ローラ46Aの両端は、駆動ローラ支持部材48Aにより支持されている。そして、駆動ローラ支持部材48Aは、加圧ベルト45Aがたるみの無い状態で装架されるように駆動ローラ46Aの取付位置を規制して加圧ベルト45Aの蛇行や脱落を防止する。また、従動ローラ47Aの両端は、従動ローラ支持部材49Aにより支持されている。そして、従動ローラ支持部材49Aは、加圧ベルト45Aがたるみの無い状態で装架されるように従動ローラ47Aの取付位置を規制して加圧ベルト45Aの蛇行や脱落を防止する。
さらに、加圧側パッド42Aの両端は、インナーベルト44Aの横幅方向の巻き掛け位置を規制してインナーベルト44Aの蛇行や脱落を防止するパッド支持部材50Aにより支持されている。そして、上記駆動ローラ46A、加圧側パッド42A、従動ローラ47Aは、夫々加圧コイルバネ51a〜51cにより、定着部41B側に押圧されており、このバネ力により搬送された記録用紙Pの裏面(加圧側)を加圧する。
また、定着部41Bは、記録用紙Pを加圧する平面42cを有する定着側パッド(加圧部材)42Bと、定着側パッド42Bの中空部42dに設けられた電熱ヒータ(加熱部材)43Bと、加圧側パッド42Bの外周に移動可能に巻き掛けされるインナーベルト(第1のベルト)44Bと、インナーベルト44Bに外周に接するように配置され、記録用紙Pを搬送しながら定着する定着ベルト(第2のベルト)45Bと、定着側パッド42Bより搬送経路下流側に配置されて搬送ベルト45Bを駆動する駆動ローラ46Bと、加圧側パッド42Bより搬送経路上流側に配置された定着ベルト45Bをガイドする従動ローラ47Bとを有する。
駆動ローラ46Bの両端は、駆動ローラ支持部材48Bにより支持されている。そして、駆動ローラ支持部材48Bは、定着ベルト45Bがたるみの無い状態で装架されるように駆動ローラ46Bの取付位置を規制して定着ベルト45Bの蛇行や脱落を防止する。また、従動ローラ47Bの両端は、従動ローラ支持部材49Bにより支持されている。そして、従動ローラ支持部材49は、定着ベルト45Bがたるみの無い状態で装架されるように従動ローラ47Bの取付位置を規制して定着ベルト45Bの蛇行や脱落を防止する。
さらに、加圧側パッド42Bの両端は、インナーベルト44Bの横幅方向の巻き掛け位置を規制してインナーベルト44Bの蛇行や脱落を防止するパッド支持部材50Bにより支持されている。そして、定着部41Bの駆動ローラ46B、定着側パッド42B、従動ローラ47Bは、夫々上記加圧部41Aの駆動ローラ46A、加圧側パッド42A、従動ローラ47Aに対向する位置に配置されている。そのため、定着ベルト45Bは、駆動ローラ46Bと従動ローラ47Bとの間で直線状に装架された搬送領域が、加圧ベルト45Aの駆動ローラ46Aと従動ローラ47Aとの間で直線状に装架された搬送領域と対向し、記録用紙Pを挟持するように圧接される。
定着ユニット40は、記録用紙Pを図2中矢印J方向に搬送しながら、溶融すべきトナー画像81側を定着ベルト45Bで加圧し、その裏側の加圧ベルト45Aで加圧して記録用紙Pを挟持することにより、記録用紙Pの印刷面に転写されたトナー画像81を溶融定着する。尚、本実施例では、加圧部41Aと定着部41Bとが共に加熱手段を有する構成であるが、加熱手段は加圧部41Aと定着部41Bとのうち何れか一方に設ける構成としても良い。
加圧部41Aの駆動ローラ46Aと定着部41Bの駆動ローラ46Bとは、共に表面をシリコンゴム等の摩擦係数の高い弾性体で構成されており、図示されていない駆動機構(駆動モータ)により、それぞれ図2中矢印I,H方向に回転する。また、駆動ローラ46Aと46Bとは、加圧コイルバネ51aのバネ力により互いに記録用紙Pを挟持するように対向配置されている。
従動ローラ47A,47Bは、金属材料等からなるローラでも良いし、あるいは、表面をシリコンゴム等の摩擦係数の高い弾性体で被覆した構成のローラを用いてもよい。また、従動ローラ47Aと47Bとは、加圧コイルバネ51cのバネ力により互いに記録用紙Pを挟持するように対向配置されている。
加圧ベルト45Aは、加圧側の駆動ローラ46Aと従動ローラ47Aとの間でに掛け渡されており、記録用紙Pを搬送しながら加圧及び定着を行なう搬送経路に対向する領域でたるみの無い直線状に張設される。また、定着ベルト45Bも加圧ベルト45Aと同様に、定着側の駆動ローラ46Bと従動ローラ47Bとの間でに掛け渡されており、記録用紙Pを搬送しながら加圧及び定着を行なう搬送経路に対向する領域でたるみの無い直線状に張設される。
加圧側パッド42A及び定着側パッド42Bは、共にアルミ等の金属材を中空に加工したものであり、側面からみて上下端部が円弧状曲面に形成され、且つ上下端部間に搬送方向に延在する加圧面としての平面42a,42cが形成された0(ゼロ)形状となっている。また、加圧側パッド42A及び定着側パッド42Bは、内部に形成された中空部42dにハロゲンランプ等の電熱ヒータ43A,43Bが設けられているため、記録用紙Pを裏面とおもて面から加圧するのと同時に所定の定着温度に加熱する加熱部材としても機能する。
尚、電熱ヒータ43A,43Bは、必ずしも両方設ける必要はなく、少なくとも定着側の電熱ヒータ43Aのみを加熱部材として用いる構成としても良い。その分、定着側の電熱ヒータ43Aの発熱容量を増し、冷えた状態から定着可能な状態までの立ち上がり時間を早めることも可能である。
また、加圧側パッド42A及び定着側パッド42Bは、平面42a,42cを対向させるように配置されており、且つ加圧コイルバネ51bのバネ力により互いに記録用紙Pを挟持するように付勢されている。そのため、加圧側パッド42Aの平面42aと定着側パッド42Bの平面42cとの間に形成されるニップ部は、トナー画像を定着させる定着領域が記録用紙Pの搬送方向に長く延在するように形成されている。
このように、加圧側パッド42Aと定着側パッド42Bは、用紙搬送方向に長いニップ部を形成すると共に、電熱ヒータ43A,43Bによる加熱位置で記録用紙Pを変形させないため、定着後のカール量を低減することが可能になる。
そして、加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの外周には、インナーベルト44A,44Bが巻き掛けされており、加圧側パッド42A及び定着側パッド42Bの外周にはグリス等の潤滑材が塗布され、加圧側パッド42A、定着側パッド42Bとインナーベルト44A,44Bとの摺動抵抗が低減されている。
また、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bは、駆動ローラ46A、46Bの回転により用紙搬送方向(J方向)に駆動されると共に、インナーベルト44A,44Bが加圧ベルト45A、定着ベルト45Bとの摩擦力により用紙搬送方向(J方向)に駆動される。そのため、記録用紙Pは、加圧ベルト45Aと定着ベルト45Bとの間で挟まれた状態のまま用紙搬送方向(J方向)に搬送されながら、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bを介して転写されたトナー画像が加圧、加熱されて溶融定着される。
尚、インナーベルト44A,44Bは、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bとの摩擦力により駆動されるため、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bの摺動抵抗は、インナーベルト44A,44Bと加圧側パッド42A、定着側パッド42Bとの摩擦抵抗によって決まる。しかしながら、この摩擦低は、加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの外周にグリス等の潤滑剤を塗布することにより軽減することが可能になる。
例えば、上記インナーベルト44A,44Bを設けない構成では、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bの内面に加圧側パッド42A、定着側パッド42Bが直接接触することになるため、摩擦抵抗が増大し、その分より大きな駆動力を発生させる駆動機構が必要になる。また、加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの外周に塗布された潤滑剤が加圧ベルト45A、定着ベルト45Bに付着して駆動ローラ46A,46Bが滑ってしまい、搬送速度が低下してしまうことになる。
このように、本実施例では、加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの平面42a,42cによる平坦で長いニップ部を形成できるので、高速印刷時でも定着能力を確保することが可能になる。さらに、本実施例では、記録用紙Pがカールすることを防止し、且つ、記録用紙Pの巻きつきを無くしながら、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bの搬送抵抗を低減し、駆動ローラ46A,46Bの搬送力を十分確保して加圧ベルト45A、定着ベルト45Bの安定搬送を実現することが可能になる。
図7は図4中V−V線に沿う断面図である。図7に示されるように、定着側パッド42Bの外周には、インナーベルト44Bが摺接され、インナーベルト44Bの外周には定着ベルト45Bが摺接する。定着ベルト45Bは、基材層91Bと弾性層92Bと表面層93Bを積層した三層構造で構成される。
定着部41Bの定着ベルト45Bは、50μm〜100μm厚のポリイミド等の強度に優れた樹脂で形成される基材層91Bと、50μm〜200μm厚のシリコンゴム等の弾性層92Bと、5μm〜20μm厚のフッ素樹脂の表面層93Bとを積層した構成である。このフッ素樹脂の表面層93Bは、トナー等の表面への付着を防止することができ、弾性層92Bは、記録用紙Pの表面とベルト表面の密着性を高めて、記録用紙Pへの熱伝達性を向上させ、定着能力を増すように作用する。
また、加圧側パッド42Aの外周には、インナーベルト44Aが摺接され、インナーベルト44Aの外周には加圧ベルト45Aが摺接する。加圧ベルト45Aは、表面層91Aと基材層92Aが積層された二層構造で構成される。
加圧部41Aの加圧ベルト45Aは、50μm〜100μm厚のポリイミド等の基材層91Aと、5μm〜20μm厚のフッ素樹脂の表面層92Aとを積層した構成である。また、加圧側インナーベルト44Aと、定着側インナーベルト44Bは、共に50μm〜100μm厚のポリイミド等の強度に優れた樹脂で形成される。あるいは、充分な強度に加え、熱伝導率が高く、定着ベルト表面が定着可能温度に達する時間が短くなるニッケル等の金属材料からなる。
そして、加圧ベルト45Aと定着ベルト45Bとの間には、記録用紙Pが介在しており、記録用紙Pは加圧ベルト45Aと定着ベルト45Bと間で挟持されて加圧及び加熱されながら搬送される。
図8は加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの内部構造を示す横断面図である。図8に示されるように、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bは、共にほぼ同様の横幅寸法を有し、且つ、記録用紙Pよりも広い横幅寸法に形成されている。インナーベルト44A,44Bの横幅寸法は、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bの横幅寸法よりも大きく設定されている。
加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの外周に塗布した潤滑剤は、それぞれのインナーベルト44A,44Bの両側の縁部から滲み出る。しかしながら、インナーベルト44A,44Bの方が加圧ベルト45A、定着ベルト45Bよりも横幅寸法が大きいので、潤滑剤はインナーベルト44A,44Bの両側の縁部から内側に回り込むことが難しい。そのため、このような潤滑剤の回り込みが抑制されて、潤滑剤が加圧ベルト45A、定着ベルト45Bに付着することが防止されるため、各駆動ローラ46A,46Bと加圧ベルト45A、定着ベルト45Bとの間での滑りが無く、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bを所定の速度で安定的に駆動することが可能になる。
さらに、加圧側パッド42A、定着側パッド42Bは、記録用紙Pを加圧するための平面42a,42cを有する加圧部55が突出形成されている。また、加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの加圧部55と反対側の平面42e,42fには、インナーベルト44A,44Bの横幅より幅狭となる位置に潤滑剤を貯留する一対の溝56が形成されている。そして潤滑剤は、上記溝56間の平面42e,42fに塗布する。
そのため、加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの外周に塗布した潤滑剤は、インナーベルト44A,44Bの内側から両側の縁部に滲み出る前に溝56に回収され、インナーベルト44A,44Bの外側に潤滑剤が流出することが防止される。よって、溝56により潤滑剤の回り込みが防止されて、潤滑剤が加圧ベルト45A、定着ベルト45Bに付着することが防止される。
図9は加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの変形例1を示す横断面図である。尚、図9において、上記図8と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。図9に示されるように、加圧側パッド42A、定着側パッド42Bは、全周に一対の溝56が形成されている。そして、溝56の内部には、シール部材57が挿入されている。シール部材57は、インナーベルト44A,44Bの両側の縁部より内側でインナーベルト44A,44Bに摺接するため、一対の溝56間に塗布された潤滑剤がシール部材57より外側に流出することが防止される。
また、シール部材57がフェルトのように潤滑剤を吸収するような材質によって形成することにより、潤滑剤がシール部材57より外側に流出することを防止すると共に、一対の溝56間に塗布された潤滑剤が減少した場合には、シール部材57に吸収された潤滑剤を加圧側パッド42A、定着側パッド42Bとインナーベルト44A,44Bとの間に補給する油溜まりとしても機能することができる。そのため、この変形例1では、図8に示す構成のものよりもより長期にわたり安定してインナーベルト44A,44Bを低摩擦で摺動させることが可能になり、耐久性の向上に寄与することができる。
図10は加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの変形例2を示す横断面図である。尚、図10において、上記図8と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。図10に示されるように、インナーベルト44A,44Bの両端縁部に沿うようにリブ58が全周に突出形成されている。
このリブ58は、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bの両端縁部と対向するように突出しているため、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bが蛇行したり脱落することを規制して加圧ベルト45A、定着ベルト45Bがインナーベルト44A,44Bの外側に外れることを防止することができる。
また、リブ58は、前述したパッド支持部材50A,50Bよりも内側に配置されているため、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bが横方向に移動する範囲をより狭くして加圧ベルト45A、定着ベルト45Bの摺動位置が加熱定着を行なうをニップ部に対応した位置に規制することが可能になる。
リブ58の材質としては、インナーベルト44A,44Bと同じ材質でも良いし、あるいはウレタンゴムやシリコンゴムなどの弾性を有する樹脂を用いても良い。尚、リブ58をインナーベルト44A,44Bと異なる材質を用いる場合には、耐熱性を有する両面テープやゴム系の接着剤によりリブ58をインナーベルト44A,44Bの両側縁部に固着する。
上記ように弾性を有する樹脂によりリブ58を形成した場合には、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bがリブ58に接触しても加圧ベルト45A、定着ベルト45Bの磨耗が少なくなり、加圧ベルト45A、定着ベルト45Bの寿命を延ばして耐久性を高めることができる。
図11は定着装置の実施例2を示す縦断面図である。尚、図11において、前述した図4の構成と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。図11に示されるように、実施例2の定着ユニット120は、上記実施例1の定着ユニット40の構成から従動ローラ47A,47Bと、加圧側の電熱ヒータ43Aと、従動ローラ用の加圧コイルバネ51cが削除された構成となっている。そのため、定着ユニット120では、駆動ローラ46A,46Bと加圧側パッド42A、定着側パッド42Bにより加圧ベルト45A、定着ベルト45Bがガイドされながら駆動されるように構成されている。
このように、定着ユニット120では、従動ローラ47A,47Bを無くすことにより構成が簡略化できると共に、小型化及び省スペース化を図ることが可能になる。よって、画像形成装置10の小型化にも対応することが可能になる。また、加圧側の電熱ヒータ43Aを無くして定着側の電熱ヒータ43Bのみで加熱することで、消費電力を下げることが可能になる。
加圧側パッド42Aのニップ側には、シリコンゴム等の弾性部材122とフッ素樹脂のネット等の摺動シート124が配置される。そして、弾性部材122及び摺動シート124の横幅寸法は、使用される記録用紙Pの横幅よりも広く、加圧側のインナーベルト44Aよりも狭くしてある。これにより、潤滑剤が加圧側のインナーベルト44Aの両側縁部より、ベルト表面に滲み出すことを防ぐことができる。
また、上記弾性部材122は、記録用紙Pの搬送方向先端が加圧側パッド42A、定着側パッド42B間を通過する際、弾性変形してその段差分を吸収する。そのため、記録用紙Pは、印刷面であるおもて面から定着ベルト45Bが離れ、トナー画像が乱れることが防止される。そのため、定着ベルト45Bに弾性層92B(図7参照)を設ける必要がなく、定着ベルト45Bの構成を簡略化することが可能になると共に、定着ベルト45Bの耐久性が向上する。
また、摺動シート124は、弾性部材122と加圧ベルト45Aとの間に介在し、摩擦係数を低減して、加圧ベルト45Aの摺動抵抗を軽減することができる。
さらに、上記弾性部材122と摺動シート124を定着側パッド42Bのニップ側にも配置することにより、定着ベルト45Bと記録用紙P表面との接触がよりスムーズになり、トナー定着後の高画質化を図ることが可能になる。
本発明になる定着装置の実施例1を用いた画像形成装置を示す側断面図である。 感光体ベルトユニット60の構成を示す側面図である。 中間転写ベルトユニット70の構成を示す側面図である。 定着ユニット40を拡大して示した側断面図である。 定着ユニット40を矢印X方向から見た背面図である。 定着ユニット40を矢印Y方向から見た平面図である。 図4中V−V線に沿う断面図である。 加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの内部構造を示す横断面図である。 加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの変形例1を示す横断面図である。 加圧側パッド42A、定着側パッド42Bの変形例2を示す横断面図である。 定着装置の実施例2を示す縦断面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 中間転写ベルト
13 感光体ベルト
15 駆動モータ
19 制御装置
20 用紙カセット
25 現像ユニット
37 温度センサ
40 定着ユニット
41A 加圧部
41B 定着部
42A 加圧側パッド
43A,43B 電熱ヒータ
44A,44B インナーベルト
45A 加圧ベルト
45B 定着ベルト
46A、46B 駆動ローラ
47A,47B 従動ローラ
48A,48B 駆動ローラ支持部材
49A,49B 従動ローラ支持部材
50A,50B パッド支持部材
56 溝
57 シール部材
58 リブ
60 感光体ベルトユニット
70 中間転写ベルトユニット
120 定着ユニット
122 弾性部材
124 摺動シート

Claims (8)

  1. 未定着トナー画像が形成された記録媒体を加熱する加熱部と、該加熱部により加熱された状態で前記記録媒体を加圧する加圧部とを有し、前記加熱部及び前記加圧部により前記記録媒体を加熱すると共に加圧して前記未定着トナー画像を前記記録媒体に定着させる定着装置において、
    前記加熱部と前記加圧部のうち少なくとも何れか一方を、前記記録媒体の搬送方向に延在形成された平面を有する加圧部材の外周に第1のベルトを巻き掛けし、該第1のベルトの外周に第2のベルトを巻き掛けし、該第2のベルトが前記記録媒体を搬送する方向に駆動される構成としたことを特徴とする定着装置。
  2. 未定着トナー画像が形成された記録媒体を加圧する平面を有し、該平面を互いに対向させるように配置された一対の加圧部材と、
    該一対の加圧部材のうち少なくとも何れか一方の内側に配置され、前記記録媒体をトナー定着温度に加熱する加熱部材と、
    前記一対の加圧部材のうち少なくとも何れか一方の外周に移動可能に巻き掛けされる第1のベルトと、
    該第1のベルトの外周に接するように配置され、前記記録媒体が前記一対の加圧部材の間を通過するように前記記録媒体を搬送する第2のベルトと、
    該第2のベルトの内側から前記第2のベルトを駆動するように配置され、該第2のベルトを介して前記記録媒体のおもて面及び裏面に圧接される一対の駆動ローラと、
    を備えたことを特徴とする定着装置。
  3. 前記第1のベルトは、両側の縁部が前記搬送ベルトの両側より横方向にはみ出すように横幅が前記第2のベルトの横幅よりも広く形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記一対の加圧部材の平面は、横幅方向及び前記記録媒体の搬送方向に延在形成された平面であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の定着装置。
  5. 前記駆動ローラは、前記加圧部材の搬送方向下流側に配置され、
    前記第1のベルトの外側で前記搬送ベルトを介して互いに圧接される従動ローラを前記加圧部材の搬送方向上流側に配置したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の定着装置。
  6. 前記第1のベルトと前記加圧部材の平面との間に低摩擦部材を配置したことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の定着装置。
  7. 前記低摩擦部材の表面には、潤滑剤が塗布され、
    前記加圧部材の外周には、前記第1のベルトの両側縁部の内側に潤滑剤をシールするシール部材を設けたことを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記請求項1乃至7の何れかに記載の定着装置と、
    トナー画像を前記記録媒体上に転写する転写手段と、
    前記転写手段に現像されたトナー画像を供給する現像手段と、
    前記記録媒体を前記転写装置及び前記定着装置に搬送する搬送手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013171117A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2013218195A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Canon Inc 像加熱装置
JP2017125954A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置

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