JP2006258227A - スリーブユニットの製造方法、スリーブユニット製造装置、スリーブユニットおよびモータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スリーブユニット製造装置5は、スリーブ保持部51、スリーブハウジング保持部52、スリーブ保持部51を移動する移動機構53、および、スリーブ保持部51の移動を規制する2つの移動規制部54を備え、スリーブ221がスリーブハウジング222内に挿入され、移動規制部54によりスリーブ保持部51の移動が規制されて第1流体動圧軸受面225と第2流体動圧軸受面226との間の中心軸J1方向に関する距離が精度良く決定される。その結果、スリーブ221に中心軸J1に垂直な第1流体動圧軸受面225を有し、スリーブハウジング222の第1流体動圧軸受面225とは反対側に第2流体動圧軸受面226を有するスリーブユニット22を備えるモータ1の品質を安定させることができる。
【選択図】図5
Description
2 ステータ部
3 ロータ部
5 スリーブユニット製造装置
22 スリーブユニット
24 電機子
34 界磁用磁石
51 スリーブ保持部
52 スリーブハウジング保持部
53 移動機構
54 移動規制部
55 第1付勢機構
56 第2付勢機構
220 接着剤
221 スリーブ
222 スリーブハウジング
225 第1流体動圧軸受面
226 第2流体動圧軸受面
311 シャフト
511 第1当接面
521 第2当接面
551 第1付勢部材
552 第1コイルばね
561 第2付勢部材
562 第2コイルばね
2213 外側面
2221 内側面
J1 中心軸
S11〜S17 ステップ
Claims (11)
- 流体動圧を利用した軸受機構を有するモータのシャフトが挿入されるスリーブとスリーブの外周に取り付けられるスリーブハウジングとを備えるスリーブユニットの製造方法であって、
a)所定の中心軸を中心とする略円筒状であって前記中心軸方向の一方の端部が前記中心軸に垂直な第1流体動圧軸受面を有するスリーブを保持する工程と、
b)前記中心軸方向の一方の端部を前記スリーブの前記中心軸方向の他方の端部と対向させつつ、前記中心軸方向の他方の端部が前記中心軸に垂直な第2流体動圧軸受面を有する略円筒状のスリーブハウジングを、前記中心軸を中心として保持する工程と、
c)前記スリーブを前記スリーブハウジングに対して前記中心軸方向に相対的に移動して前記スリーブを前記スリーブハウジング内に挿入し、前記第1流体動圧軸受面と前記第2流体動圧軸受面との間の前記中心軸方向に関する距離を所定の距離とする工程と、
d)前記c)工程と同時または後に、前記スリーブを前記スリーブハウジングに固定する工程と、
を備えることを特徴とするスリーブユニットの製造方法。 - 請求項1に記載のスリーブユニットの製造方法であって、
前記c)工程において、前記第1流体動圧軸受面が前記スリーブを保持するスリーブ保持部の第1当接面に当接するとともに前記第1当接面に向かって付勢され、前記第2流体動圧軸受面が前記スリーブハウジングを保持するスリーブハウジング保持部の第2当接面に当接するとともに前記第2当接面に向かって付勢され、前記第1当接面と前記第2当接面との間の前記中心軸方向に関する距離が前記所定の距離とされることを特徴とするスリーブユニットの製造方法。 - 請求項1または2に記載のスリーブユニットの製造方法であって、
前記第1流体動圧軸受面と前記第2流体動圧軸受面との間の距離の誤差が15μm以下とされることを特徴とするスリーブユニットの製造方法。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のスリーブユニットの製造方法であって、
前記スリーブが、原材料を加圧成形した多孔質部材であることを特徴とするスリーブユニットの製造方法。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載のスリーブユニットの製造方法であって、
前記c)工程よりも前に、前記スリーブの外側面および/または前記スリーブハウジングの内側面に嫌気性接着剤を塗布する工程をさらに備えることを特徴とするスリーブユニットの製造方法。 - 流体動圧を利用した軸受機構を有するモータのシャフトが挿入されるスリーブとスリーブの外周に取り付けられるスリーブハウジングとを備えるスリーブユニットを製造するスリーブユニット製造装置であって、
所定の中心軸を中心とする略円筒状であって前記中心軸方向の一方の端部が前記中心軸に垂直な第1流体動圧軸受面を有するスリーブを保持するスリーブ保持部と、
前記中心軸方向の一方の端部を前記スリーブの前記中心軸方向の他方の端部と対向させつつ、前記中心軸方向の他方の端部が前記中心軸に垂直な第2流体動圧軸受面を有する略円筒状のスリーブハウジングを、前記中心軸を中心として保持するスリーブハウジング保持部と、
前記スリーブ保持部を前記スリーブハウジング保持部に対して前記中心軸方向に相対的に移動する移動機構と、
前記移動機構により前記スリーブ保持部を前記スリーブハウジング保持部に近づけて前記スリーブを前記スリーブハウジング内に挿入する際に、前記第1流体動圧軸受面と前記第2流体動圧軸受面との間の前記中心軸方向に関する距離が所定の距離になったときに前記スリーブ保持部の移動を規制する移動規制部と、
を備えることを特徴とするスリーブユニット製造装置。 - 請求項6に記載のスリーブユニット製造装置であって、
前記スリーブ保持部が前記第1流体動圧軸受面に当接する第1当接面を備え、
前記スリーブハウジング保持部が前記第2流体動圧軸受面に当接する第2当接面を備え、
前記スリーブユニット製造装置が、
前記1流体動圧軸受面を前記第1当接面に向かって付勢する第1付勢機構と、
前記2流体動圧軸受面を前記第2当接面に向かって付勢する第2付勢機構と、
をさらに備えることを特徴とするスリーブユニット製造装置。 - 請求項7に記載のスリーブユニット製造装置であって、
前記第1付勢機構が、
前記スリーブハウジング内に前記第2流体動圧軸受面側から挿入されるとともに前記スリーブハウジング内に挿入された前記スリーブの前記他方の端部に当接する第1付勢部材と、
前記第1付勢部材が前記スリーブに押圧されることにより弾性変形する第1弾性部材と、
を備え、
前記第2付勢機構が、
前記スリーブハウジングの前記一方の端部に当接する第2付勢部材と、
前記第2付勢部材が前記スリーブハウジングに押圧されることにより弾性変形する第2弾性部材と、
を備えることを特徴とするスリーブユニット製造装置。 - 請求項6ないし8のいずれかに記載のスリーブユニット製造装置であって、
前記移動規制部が、前記スリーブ保持部および前記スリーブハウジング保持部の間に挟まれることにより前記スリーブ保持部の移動を規制する部材であることを特徴とするスリーブユニット製造装置。 - 流体動圧を利用した軸受機構を有するモータのシャフトが挿入されるスリーブとスリーブの外周に取り付けられるスリーブハウジングとを備えるスリーブユニットであって、
請求項1ないし5のいずれかに記載のスリーブユニットの製造方法により製造されたことを特徴とするスリーブユニット。 - 流体動圧を利用した軸受機構を有するモータであって、
シャフトと前記シャフトの周囲に配置された界磁用磁石とを有するロータ部と、
前記ロータ部を回転可能に支持するステータ部と、
を備え、
前記ステータ部が、
前記シャフトが挿入される請求項10に記載のスリーブユニットと、
前記界磁用磁石との間で前記スリーブユニットの前記中心軸を中心とするトルクを発生する電機子と、
を備えることを特徴とするモータ。
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