JP2006258014A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 筒内に燃料を噴射するための燃料噴射手段を備えた内燃機関の制御装置であって、
   前記内燃機関は、シリンダ孔の軸心を鉛直線に一致させた場合のシリンダの側面視で、シリンダヘッドの一側部に形成された吸気通路と、前記吸気通路の他側部に形成された排気通路と、前記シリンダ孔を上下動するピストンと、前記シリンダ孔内に放電部が臨む点火プラグとを含み、前記燃料噴射手段により噴射された燃料は、前記シリンダの平面視で、前記放電部を挟む八の字形状の噴霧を形成し、
   前記制御装置は、
   前記内燃機関の負荷状態を検知するための検知手段と、
   前記負荷状態に基づいて、前記燃焼噴射手段に供給される燃料の圧力を変化させるための燃圧制御手段と、
   前記負荷状態に基づいて、前記筒内に吸入される空気量を変化させるための空気量制御手段とを含み、
   前記燃圧制御手段は、
   負荷が大きいと、前記八の字形の噴霧が交錯しない噴霧形態になるように、前記燃料の圧力が高くなるように制御するための手段と、
   負荷が小さいと、前記八の字形の噴霧が前記点火プラグ近傍で交錯する噴霧形態になるように、前記燃料の圧力が低くなるように制御するための手段とを含み、
   前記空気量制御手段は、
   負荷が大きいと、前記空気量が多くなるように制御するための手段と、
   負荷が小さいと、前記空気量が少なくなるように制御するための手段とを含む、内燃機関の制御装置。
2. 前記空気量制御手段は、前記吸気通路に設けられたスロットルバルブの開度を調整することにより、前記空気量を変化させるための手段を含む、請求項１に記載の内燃機関の制御装置。
3. 前記内燃機関は、吸気バルブのリフト量を変化させる可変リフト量制御機構が設けられ、
   前記空気量制御手段は、前記可変リフト量制御機構を制御して前記リフト量を調整することにより、前記空気量を変化させるための手段を含む、請求項１に記載の内燃機関の制御装置。
4. 前記シリンダの平面視で、前記八の字形状の２つの噴霧の広がり角は約４０゜〜約５０゜である、請求項１〜３のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
5. 前記シリンダの平面視で、前記八の字形状の１つの噴霧の厚さは前記燃料噴射手段の噴口から約３０ｍｍの位置で約５゜〜約１２゜である、請求項１〜４のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
6. 前記シリンダの側面視で、前記八の字形状の１つの噴霧の厚さは前記燃料噴射手段の噴口から約４０ｍｍの位置で約２９．５゜〜約３７．５゜である、請求項１〜５のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
7. 前記内燃機関は、吸気通路内に燃料を噴射するための燃料噴射手段をさらに含む、請求項１〜６のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
8. 前記筒内に燃料を噴射するための燃料噴射手段は、筒内噴射用インジェクタであって、
   前記吸気通路内に燃料を噴射するための燃料噴射手段は、吸気通路噴射用インジェクタである、請求項７に記載の内燃機関の制御装置。