JP2006257915A - 機械制御装置、保守制御システム、及び、保守制御方法 - Google Patents

機械制御装置、保守制御システム、及び、保守制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006257915A
JP2006257915A JP2005073493A JP2005073493A JP2006257915A JP 2006257915 A JP2006257915 A JP 2006257915A JP 2005073493 A JP2005073493 A JP 2005073493A JP 2005073493 A JP2005073493 A JP 2005073493A JP 2006257915 A JP2006257915 A JP 2006257915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
request
maintenance
built
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005073493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4578289B2 (ja
Inventor
Takehito Iwanaga
岳人 岩永
Koji Uchihashi
浩二 内橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2005073493A priority Critical patent/JP4578289B2/ja
Publication of JP2006257915A publication Critical patent/JP2006257915A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4578289B2 publication Critical patent/JP4578289B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】 車両の内蔵プログラムや内蔵データに重大な欠陥が発見され、前記内蔵プログラムや内蔵データを緊急に更新する必要がある場合に、迅速に保守処理の実行が可能な機械制御装置を提供する。
【解決手段】 内蔵プログラム及び内蔵データに基づいて車両の制御を行なうECU11、12、13と、外部装置との間でデータ通信を行なう通信制御部31と、前記通信制御部31を介して前記外部装置から入力されたリクエストに基づいて、前記ECU11、12、13を作動させ、前記内蔵プログラムまたは前記内蔵データを更新し、または、前記保守データを前記外部装置に出力する保守処理を実行する保守制御部32を備えた機械制御装置であって、前記保守制御部32は、車両の状態データと前記リクエストが示す実行レベルデータに基づいて前記リクエストを実行するか否かを判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内蔵プログラム及び内蔵データに基づいて車両の制御を行なう電子制御部と、外部装置との間でデータ通信を行なう通信制御部と、前記通信制御部を介して前記外部装置から入力されたリクエストに基づいて、前記電子制御部を作動させ、前記内蔵プログラムまたは前記内蔵データを更新し、または、前記保守データを前記外部装置に出力する保守処理を実行する保守制御部を備えた機械制御装置、保守制御システム、及び、保守制御方法に関する。
従来、車両のエンジンを制御しているエンジン制御装置におけるプログラムの更新は、プログラムの更新装置をそのエンジン制御装置に接続して、エンジン制御装置側の処理と更新装置側の処理との連携により実行していた。例えば、エンジン制御装置のCPUをリセットした直後に、そのCPU側の処理にて、プログラムの更新装置が出力するモード判定用制御信号ラインの信号状態をチェックし、プログラム更新モードでなければ、内蔵されている制御プログラムの起動に移り、エンジン制御を開始する。もし、モード判定用制御信号ラインの信号状態が、プログラム更新モードとなっていれば、内蔵の制御プログラムは起動せず、プログラムの更新装置から送信されて来る新しい制御プログラムを読み込んで、その内容を内蔵している制御プログラムの位置に書き込んだ後、その新しい制御プログラムを起動させていた。
また、内蔵プログラムや内蔵データ更新時に車両が駆動装置により駆動されている場合に、車両或いはその駆動装置の急激な変化や制御不能等の予期せぬ駆動状態を招くことを回避するため、内蔵プログラムの起動中に外部から送信される更新命令があったときには、車両の駆動がなされていない条件下で、前記内蔵プログラムまたは内蔵データの一部または全部を、外部から送信される新たなプログラムまたはデータへ更新する処理に移行するといった技術も提案されている。
特開平7−46676 特開平9−44216号公報
上述した従来技術では、プログラムの更新装置等のターミナルをエンジン制御装置に接続して、内蔵プログラムや内蔵データの更新タイミングを一律に車両の駆動がなされていない条件下で行なうため、先ず車両を最寄のサービス店に持ち込む必要があり、保守技術者にとっても所有者にとっても作業が煩雑であるという問題があった。そこで、サービスセンターに設置された管理装置から例えば無線回線を介して遠隔地の車両に対して迅速に保守作業を行なえるリモートサービス環境が構築されつつある。このようなリモートサービスでは、保守技術者が不在の状態で保守作業が行なわれるため、車両の状態によっては保守性や安全性等の観点から受け付けられない場合も生じる。
一方、内蔵プログラムや内蔵データに安全性を損なうことが無いまでも重大な改良がなされ、前記内蔵プログラムや内蔵データを緊急に更新する必要がある場合等に、エンジンが停止されているような一律の車両状態でのみ保守作業が許容されるものでは、柔軟性を欠き、対処が遅れる等といった不都合が生じる虞があり、さらには、エンジンの始動中に所定条件下でアクティブ走行試験を強制的に実行させる必要性も生じており、更なる改善の余地があった。
本発明は、上述の従来欠点に鑑み、車両の内蔵プログラムや内蔵データを更新する必要がある場合に、安全性を損なうことなく迅速に保守処理の実行が可能な機械制御装置、保守制御システム、及び、保守制御方法を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による機械制御装置の第一の特徴構成は、内蔵プログラム及び内蔵データに基づいて車両の制御を行なう電子制御部と、外部装置との間でデータ通信を行なう通信制御部と、前記通信制御部を介して前記外部装置から入力されたリクエストに基づいて、前記電子制御部を作動させ、前記内蔵プログラムまたは前記内蔵データを更新する保守処理、または、前記保守処理の結果に関する保守データを前記外部装置に出力する処理を実行する保守制御部を備えた機械制御装置であって、前記保守制御部は、車両の状態データと前記リクエストが示す実行レベルデータに基づいて前記リクエストを実行するか否かを判断する点にある。
上述の構成によれば、車両の状態データに応じて、また、緊急度等の情報である実行レベルデータに応じて車両の保守処理の実行環境を判断するため、安全性を損なうことなく要求された保守処理を柔軟に実行できる機械制御装置を提供することができるようになるのである。
同第二の特徴構成は、上述の第一特徴構成に加えて、前記リクエストを記憶する記憶手段を備え、前記保守制御部は、前記リクエストの実行を留保した後の前記状態データの変動により前記リクエストの実行環境が整ったときに、前記記憶手段に記憶されたリクエストを実行する点にある。
上述の構成によれば、車両の状態データによっては直ちに実行できないリクエストであっても、記憶手段にリクエストを格納しておくことによって、車両の状態データが変化し、実行レベルデータに対応した実行環境が整ったときに記憶手段から読み出したリクエストに基づいて車両の保守処理を実行することができるようになり、可能な限り迅速に保守処理を実行することが可能な機械制御装置となるのである。
同第三の特徴構成は、上述の第一特徴構成に加えて、前記保守制御部は、前記リクエストの実行を留保したときに、前記通信制御部を介して留保した旨のアンサーを前記外部装置に返信し、前記リクエストの実行を留保した後の前記状態データの変動により前記リクエストの実行環境が整ったときに、前記通信制御部を介して前記外部装置に再送要求する点にある。
上述の構成によれば、外部装置からリクエストが入力された際に車両の保守処理を実行する実行環境が整っていなかった場合に、外部装置に保守処理を実行する実行環境が整っていない旨を通知することが可能となり、また、前記リクエストにおける緊急度等の情報である実行レベルデータに応じた実行環境が整ったときに、前記リクエストを再送要求することが可能となるため、前記リクエストに応じた実行環境が整ったときに、外部装置から当該機械制御装置に保守処理が未実施となっている前記リクエストが確実に再送されることとなり、確実に前記リクエストに基づいた保守処理の実行が可能な機械制御装置となるのである。
同第四の特徴構成は、上述の第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記保守制御部は、前記リクエストの実行時に運転者にその旨の報知を行ない、前記運転者からの所定の入力を確認して実行する点にある。
例えば、車両から離れた遠隔地に当該車両へリクエストを発信するリモートセンタ等の
リクエスト発信局があり、前記リクエスト発信局から、当該車両へリクエストが送信された場合に、上述の構成によれば、運転者は、当該車両が前記リクエストを受信したことを確認することができ、また、許容入力を行なうことにより、当該車両において保守処理が実施されることを確認できるようになるのである。
同第五の特徴構成は、上述の第一から第四の何れかの特徴構成に加えて、前記保守制御部による前記リクエストに基づく保守処理の実行中に、給電中の電源を維持する電源制御部を備えている点にある。
上述の構成によれば、保守処理の実行中の電源が維持されるために、譬え保守作業中に車両のキーで電源がオフ操作された場合であっても、確実に車両の保守処理を実行することができる機械制御装置となるのである。
同第六の特徴構成は、上述の第一から第五の何れかの特徴構成に加えて、前記保守制御部による前記リクエストに基づく保守処理の実行中に、前記電子制御部は、故障診断検出または故障対応処理を実質的に停止する点にある。
上述の構成によれば、例えば複数のECUがCANバス等によって接続されることで車両の協働制御を行なっている場合で、特定のECUにおける保守処理を実行したときに、他のECUは、前記特定のECUが故障状態とは判断せず、夫々の制御を続行させるため、前記保守処理の実行中であっても車両を制御するためのシステムを停止させることの無い機械制御装置となるのである。
同第七の特徴構成は、上述の第一から第六の何れかの特徴構成に加えて、前記保守制御部による前記リクエストに基づく保守処理の実行中に、前記電子制御部は、運転者の操作入力を拒否する点にある。
上述の構成によれば、運転者の操作入力を制限できるため、内蔵プログラムまたは内蔵データ更新等の保守処理の実行中に、前記内蔵プログラムまたは内蔵データが実行されることにより発生する、前記内蔵プログラムまたは内蔵データの更新不良等の不都合を回避することができ、確実に保守処理を実行することができる機械制御装置となるのである。
同第八の特徴構成は、上述の第一から第七の何れかの特徴構成に加えて、前記状態データは、少なくとも車両のイグニッションスイッチのオンまたはオフ、エンジンの始動または停止、車両の走行または停車の何れかを含み、前記実行レベルデータは、前記状態データに基づいて前記リクエストの実行の許否判断の基準を示す緊急レベルまたは安全レベルデータである点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による保守制御システムの第一の特徴構成は、内蔵プログラム及び内蔵データに基づいて車両の制御を行なう電子制御部と、外部装置との間でデータ通信を行なう通信制御部と、前記電子制御部に対する所定の保守処理を実行する保守制御部を備えてなる機械制御装置と、前記通信制御部を介して、前記電子制御部を作動させ、前記内蔵プログラムまたは前記内蔵データを更新する保守処理、または、前記保守処理の結果に関する保守データを出力する処理をリクエストする外部装置とからなる保守制御システムであって、
前記保守制御部は、前記外部装置からのリクエストに対して、車両の状態データと前記リクエストが示す実行レベルデータに基づいて前記リクエストを実行するか否かを判断する点にある。
同第二の特徴構成は、上述の第一特徴構成に加えて、前記外部装置は、前記機械制御装
置からのアンサーに基づいて前記リクエストの実行状態を管理し、前記リクエストが留保された後の再送要求に基づいて前記リクエストを再送するように構成されている点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による保守制御方法の第一の特徴構成は、内蔵プログラム及び内蔵データに基づいて車両の制御を行なう電子制御部と、外部装置との間でデータ通信を行なう通信制御部とを備えてなる機械制御装置に対して、前記通信制御部を介して前記外部装置から入力されたリクエストに基づいて、前記電子制御部を作動させ、前記内蔵プログラムまたは前記内蔵データを更新する保守処理、または、前記保守処理の結果に関する保守データを前記外部装置に出力する処理を実行する保守制御方法であって、車両の状態データと前記リクエストが示す実行レベルデータに基づいて前記リクエストを実行するか否かを判断する点にある。
以上説明した通り、本発明によれば、車両の内蔵プログラムや内蔵データを更新する必要がある場合に、安全性を損なうことなく迅速に保守処理の実行が可能な機械制御装置、保守制御システム、及び、保守制御方法を提供することができるようになった。
以下に本発明による機械制御装置を、複数のECU(電子制御ユニット)が協働して走行等制御を行なうシステムとしての車両に適用した実施形態について説明する。本発明による機械制御装置における保守制御にかかる機能ブロック構成は、図1に示すように、電子制御部としての複数のECU(電子制御ユニット)と、通信I/F30を介して通信制御部31と接続された保守制御部32とが、夫々CAN(コントローラエリアネットワーク)バス10を介してネットワーク接続されることにより構成されている。尚、前記複数のECUは、例えば、エンジン制御用ECU11、自動変速機(AT)制御用ECU12、ABS制御用ECU13等で構成される。
前記複数のECUは夫々にCPU等を備えた演算処理装置が設けられ、予め設定された周期で繰り返し実行される内蔵プログラム及び内蔵データに基づいて所定の機能が実現されるように構成されている。例えば、エンジン制御用ECU11であれば、吸気圧センサ15やA/Fセンサ14、アクセルペダルの操作量センサ16、バッテリー電圧センサ17等の各センサからの入力信号や関連する他のECU、例えば自動変速機制御用ECU12等からの通信データに基づいて、所定のエンジン機能を実現するように、各アクチュエータ、例えば、燃料噴射弁18等を駆動制御し、自らの制御状態を他のECUにデータ送信する。
また、他のECU、例えば、自動変速機制御用ECU12やABS制御用ECU13等では、前記エンジン制御用ECUへも入力されていた前記アクセルペダルの操作量センサ16やバッテリー電圧センサ17、その他夫々独自に使用されるセンサ18、19、20、21等からの入力信号と前記通信データ等に基づいて夫々の制御対象である各アクチュエータ22、23を駆動制御することで、各ECUは協働してシステムとしての車両走行制御等が実現可能な構成となっている。
前記通信制御部31は、外部装置との間で、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新等の保守処理に関するリクエストの受信や、前記保守処理の実行結果等の保守データの送信等のデータ通信を行なうもので、例えば、図2に示すように、携帯電話回線を使用して遠隔地にある前記内蔵プログラム及び内蔵データを管理するリモートセンタ等から中継局を介してデータ通信を行なうことができるように構成されている。尚、無線回線はこれに限定されるものではなく、無線LANや衛星通信回線等既存の通信インフラ
を活用することができる。
前記保守制御部32は、前記各ECUの内蔵データや、前記各ECUのアクティブテストプログラムを強制作動させた後の制御データ等をリモートセンタに送り出したり、リモートセンタから送信された更新データに基づいて内蔵プログラムまたは内蔵データを更新し、所定の診断プログラムに基づいて更新後の状態を診断する等といった保守処理を実行するためのもので、前記通信制御部31によって受信されるリクエストを前記通信I/F30を介して入力するリクエスト入力部33と、前記入力されたリクエストを記憶するリクエスト記憶部43と、前記記憶されたリクエストを解析するリクエスト解析部34と、前記各ECUから入力される通信データに基づいて車両の状態を状態データとして生成する状態データ生成部35と、前記解析されたリクエストと前記車両状態とに基づいて前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新等の保守処理を実行する更新実行部36と、前記更新実行部36による前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新履歴を履歴情報として記憶する履歴情報記憶部37と、前記更新実行部36による前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新結果を保守データとして生成する保守データ生成部38と、前記保守データ生成部38によって生成された保守データを前記通信制御部31に前記通信I/F30を介して出力する保守データ出力部39と、当該保守制御部32の電源供給を常時維持するとともに、前記リクエストに基づいて保守処理の実行対象となっているECUへ電源供給を維持する電源制御部40とを備えて構成されている。
前記外部装置から送信されるリクエストは、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新等といった保守処理に関する情報であり、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データを更新するための新たなプログラムまたは新たなデータと、前記保守処理の実行対象ECU情報と、実行レベルデータと、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データが更新された後の前記各ECUの制御状態を診断する診断プログラム等が含まれている。
前記実行レベルデータは、例えば、前記保守処理の重要度を示す重要度レベルデータ、または、前記保守処理の緊急度を示す緊急レベルデータ、また或いは、前記保守処理が現在の車両の駆動状態に与える影響を安全度として示す安全レベルデータ、更には、それらの組み合わせからなるレベルデータであり、前記保守処理が実行されるときの車両の状態が、前記実行レベルデータに基づいて選択されるように構成されている。
前記リクエスト解析部34は、上述の前記外部装置から送信され、前記リクエスト記憶部43に記憶されたリクエストに対して、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データを更新するための新たなプログラムまたは新たなデータと、前記保守処理の実行対象ECU情報と、前記実行レベルデータと、前記内蔵プログラムまたは内蔵データを更新された後の前記各ECUの制御状態を診断する診断プログラム等とを分離解析するように構成されている。
前記状態データ生成部35は、前記各ECUから入力される通信データに基づいて、例えば、イグニッションスイッチのオン/オフの状態、エンジンの始動中/停止中、車両の走行中/停車中等といった車両の状態を状態データとして生成するように構成されている。
前記更新実行部36は、予め前記実行レベルデータと状態データとの関係テーブルが記憶され、前記実行レベルデータに対応した状態データとなったときに、保守処理の実行対象ECUに対して、前記保守処理における各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新を実行するように構成されている。前記実行レベルデータと状態データとの関係テー
ブルは、例えば、前記実行レベルデータが前記緊急レベルデータで、緊急度が高いものからA、B、Cの順に設定されている場合には、図3(a)に示すように、イグニッションスイッチのオン/オフの状態、エンジンの始動中/停止中の状態、車両の走行中/停車中の状態等の状態データと、前記夫々の状態のときに前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新が可能な緊急レベルデータとを関連付けた構成とすることができる。前記実行レベルデータが前記安全レベルデータで、安全度が高いものからa、b、cの順に設定されている場合には、図3(b)に示すように、また、前記実行レベルデータが前記緊急レベルデータと前記安全レベルデータとの組み合わせデータで、緊急度が高いものからA、B、Cの順に、安全度が高いものからa、b、cの順に設定されている場合には、図3(c)に示すように、夫々イグニッションスイッチのオン/オフの状態、エンジンの始動中/停止中の状態、車両の走行中/停車中の状態等の状態データと、前記夫々の状態のときに前記内蔵プログラムまたは内蔵データの更新が可能な実行レベルデータとを関連付けた構成とすることができる。
上述の状態データは、少なくとも車両のイグニッションスイッチのオンまたはオフ、エンジンの始動または停止、車両の走行または停車の組合せで設定されるものを説明しているが、これらは一例に過ぎず、実際には車両に搭載されたセンサの値やECUによる制御状態に基づいて設定されるものである。例えば、緊急度や重要度の低いリクエストであれば常に受け付ける状態として、センサによって車内が無人であることが確認された状態、車両がキーロックされた状態、ソークが所定時間以上経過してECUに電源が供給された状態、ナビゲーションシステムによって車両が駐車場等の安全な領域に存在する状態、保守技術者がプログラムの更新装置等の保守用ターミナルをエンジン制御装置に接続していない状態(この場合は、保守技術者による保守作業が優先される)等が設定可能である。
前記実行レベルデータにおいて、例えば、危険レベルデータとして危険度の高いものとしては、ECUの一つである状態データ記憶装置に関する内蔵プログラムまたは内蔵データの更新が挙げられる。前記状態データ記憶装置は、各ECUのダイアグ情報を一手に記憶する装置として構成されている。しかし、前記状態データ記憶装置の記憶容量は限られているものであり、また、前記CANバス10を用いて単位時間当たりに可能なデータ通信量も限られているため、各ECUが前記状態データ記憶装置へデータを送出するフレームの割り当てを変更し、再調整を行なうために前記内蔵プログラムまたは内蔵データの更新を行なうのである。このとき、図4に示すように、当初各ECUが前記状態データ記憶装置へデータを送出する総フレーム数が7フレームで、ECU1に4フレーム、ECU2に1フレーム、ECU3に2フレームが割り当てられるように構成されている内蔵プログラムまたは内蔵データを更新し、ECU1に1フレーム、ECU2に5フレーム、ECU3に1フレームを割り当てるとした場合に、前記内蔵プログラムまたは内蔵データの更新に何らかの不都合が発生し、前記状態データ記憶装置へデータを送出する総フレーム数が7フレームを超えると、前記CANバス10が破綻し、車両の走行に支障を与えることが考えられる。このような場合に、実行レベルデータとしての危険レベルデータを高く設定し、少なくとも車両の走行中には、前記内蔵プログラムまたは内蔵データの更新が実行されないように構成するのである。
つまり、前記更新実行部36は、前記実行レベルデータと状態データとの関係テーブルから前記実行レベルデータと前記状態テーブルとに基づいて、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新が実行可能か否かを判断し、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新が実行可能と判断された場合に、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新を実行する。
尚、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新が実行可能と判断した場合に、例えば、カーナビゲーションシステム等の操作表示部42を介して車両の運転者等に
対し、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新の許容入力を促す構成とし、運転者による許容入力が行なわれたとき、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新を実行する構成としてもよい。つまり、前記保守制御部32に運転者からの許容入力の確認を行なう更新許容確認部41を備え、前記カーナビゲーションシステム等の操作表示部42と接続する構成としてもよい。運転者が予期しない間に、車両の駆動制御が変更されることを回避することができるのである。
前記実行履歴記憶部37は、前記更新実行部36によって前記リクエストに基づいた前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新履歴、及び、未更新履歴を履歴情報として記憶するように構成されている。つまり、前記更新実行部36は、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新を実行しないと判断し、その実行を留保した場合には、前記履歴情報を常時確認することによって、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データが未更新のリクエストに対して、前記状態データが、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新が可能と判断される状態データとなったとき、つまり、前記リクエストの実行環境が整ったときに、前記リクエスト記憶手段43に記憶されたリクエストに基づいた前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新を実行するように構成されている。
前記保守データ生成部38は、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新後の前記ECUの制御状態を、前記リクエストにおける診断プログラムに基づいて診断し、その診断結果を保守データとして生成するように構成されている。つまり、前記保守データ生成部38は、前記リクエストに基づいた保守処理の実行対象ECUに対して、前記診断プログラムに基づいた制御コマンドを送信し、前記制御コマンドを受信した保守処理の実行対象ECUが、前記制御コマンドに基づいて制御対象とする車両システムの制御を実行することにより送信する送信データを受信することで、前記保守処理の実行対象ECUが正常に動作しているか否かを診断し、その診断結果を保守データとして生成するのである。
また、前記保守データ生成部38は、前記リクエストが前記リクエスト入力部33により入力されたにもかかわらず、前記更新実行部36により、前記内蔵プログラムまたは内蔵データの更新を実行しないと判断し、その実行を留保した場合には、留保した旨のアンサーを保守データとして生成するように構成してもよい。
尚、前記保守制御部32が前記リクエストに基づいた保守処理の実行中、つまり、前記更新実行部36による前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新実行中、或いは、前記保守データ生成部38による保守処理の実行対象ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新後の制御状態の診断実行中は、前記保守処理の実行対象ECUが通常制御時と異なる通信データの送信、或いは、他のECUから当該保守処理の実行対象ECUへ送信された通信データの受信拒否等が発生しても、前記他のECUが前記保守処理の実行対象ECUを故障として検出しないように構成されていることが好ましい。つまり、前記保守制御部32によるリクエスト実行前に、前記保守制御部32から各ECUに故障検出を回避するための制御コマンドを送信する構成とすることが好ましい。前記リクエストに基づいた保守処理の実行中に、前記他のECUが誤って故障と判断することなく、夫々の制御を続行させるこことができるため、車両を駆動するためのシステムを停止させることなく保守処理を実効することが可能となるのである。
前記電源制御部40は、当該保守制御部32の電源供給を常時維持することで、車両の状態にかかわらず、常時前記リクエストの入力を可能とするとともに、前記リクエストに基づいた保守処理の実行対象となっているECUへ電源供給を維持することで、保守処理の実施が可能なように構成されている。
以下、機械制御装置における保守処理の実行動作について図5に示すフローチャートに基づいて説明する。外部装置からから前記通信制御部31及び通信I/F30を介して前記リクエスト入力部33へリクエストが入力されると(SA1)、前記リクエスト記憶部43は前記リクエストを記憶する(SA2)。
前記リクエスト解析部34は、前記リクエストを各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データを更新するための新たなプログラムまたは新たなデータと、前記リクエストに基づいた保守処理の実行対象ECU情報と、実行レベルデータと、診断プログラム等とを分離解析する(SA3)。
前記状態データ生成部35は、車両の状態情報としての状態データの生成を開始する(SA4)。
前記更新実行部36は、前記実行レベルデータと状態データとの関係テーブルと、前記実行レベルデータと、前記状態データとに基づいて、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新を実行するか否かの判断を行なう。前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新を実行すると判断した場合には(SA5)、前記電源制御部40は、前記リクエストに基づいた保守処理の実行対象ECUの電源供給が維持できるように制御を開始する(SA6)。また、前記更新実行部36は、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データを新たなプログラムまたは新たなデータへ更新する(SA7)。
前記履歴情報記憶部37は、前記リクエストに基づいて前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データが新たなプログラムまたは新たなデータへ更新された旨の履歴情報を記憶する(SA8)。
前記保守データ生成部38は、前記リクエストにおける診断プログラムに基づいて診断し(SA9)、その診断結果を保守データとして生成する(SA10)。また、前記保守データ出力部39は、前記生成された保守データを前記通信I/F30及び通信制御部31を介して外部装置に出力する(SA11)。
また、前記更新実行部36により、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新を実行しないと判断された場合には(SA5)、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの新たなプログラムまたは新たなデータへの更新を留保する(SA12)。
前記履歴情報記憶部37は、前記リクエストに基づいた前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの新たなプログラムまたは新たなデータへの更新が留保された旨の履歴情報を記憶する(SA13)。
前記保守データ生成部38は、前記リクエストに基づいた前記内蔵プログラムまたは内蔵データの新たなプログラムまたは新たなデータへの更新が留保された旨のアンサーを保守データとして生成する(SA14)。また、前記保守データ出力部39は、前記生成された保守データを前記通信I/F30及び通信制御部31を介して外部装置に出力する(SA15)。
前記更新実行部36は、前記履歴情報記憶部37に記憶された履歴情報により、前記リクエストに基づいた前記内蔵プログラムまたは内蔵データの更新が留保されていることを確認しながら(SA16)、前記状態データが前記内蔵プログラムまたは内蔵データの更新が可能と判断できるまで、その更新を留保する。
つまり、前記ステップSA6からステップSA9或いは前記ステップSA12からステップSA13において、保守処理が実行される。
以下別の実施形態について説明する。前記保守制御部32は、リクエストに基づいた各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新を状態データの状態によって実行しないと判断し、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新を留保した後、前記状態データの変動により、前記各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新が可能と判断できるようになったときに、前記リクエストを前記通信制御部を介して外部装置に再送要求する構成としてもよい。前記保守制御部32に複数のリクエストが入力され、複数のリクエストに基づいた保守処理が留保されている場合に、前記入力されたリクエストの全てを保守処理の実行が完了するまで常時記憶しておく必要がなくなり、前記リクエスト記憶部43の容量を削減することができ好ましい。
また、前記保守制御部による前記リクエストに基づく保守処理の実行中に、前記電子制御部としてのECUは、運転者の操作入力を拒否する構成としてもよい。運転者の操作入力を制限することで、各ECUの内蔵プログラムまたは内蔵データの更新等といった保守処理の実効中に、当該内蔵プログラムまたは内蔵データが実行されることにより発生する不都合を回避でき、確実に保守処理を実行することができ好ましい。
上述では、前記通信制御部31及び通信I/F30は、前記保守制御部32とは独立して構成した場合について説明したが、前記通信制御部31及び通信I/F30は、前記保守制御部32に含まれる構成としてもよい。
尚、上述した実施形態は、本発明の一例に過ぎず、本発明の作用効果を奏する範囲において各ブロックの具体的構成等を適宜変更設計できることは言うまでもない。
機械制御装置における保守処理に関する機能ブロック構成の説明図 遠隔地からデータ通信を行なう場合の例の説明図 実行レベルデータと状態データとの関係テーブルの例の説明図 状態データ記憶装置に関する内蔵プログラムまたは内蔵データの更新の説明図 機械制御装置における保守処理の実行動作を説明するためのフローチャート
符号の説明
10:CANバス
11、12、13:ECU
30:通信I/F
31:通信制御部
32:保守制御部
33:リクエスト入力部
34:リクエスト解析部
35:状態データ生成部
36:更新実行部
37:履歴情報記憶部
38:保守データ生成部
39:保守データ出力部
40:電源制御部
41:更新許容確認部
42:操作表示部
43:リクエスト記憶部

Claims (11)

  1. 内蔵プログラム及び内蔵データに基づいて車両の制御を行なう電子制御部と、外部装置との間でデータ通信を行なう通信制御部と、前記通信制御部を介して前記外部装置から入力されたリクエストに基づいて、前記電子制御部を作動させ、前記内蔵プログラムまたは前記内蔵データを更新する保守処理、または、前記保守処理の結果に関する保守データを前記外部装置に出力する処理を実行する保守制御部を備えた機械制御装置であって、
    前記保守制御部は、車両の状態データと前記リクエストが示す実行レベルデータに基づいて前記リクエストを実行するか否かを判断する機械制御装置。
  2. 前記リクエストを記憶する記憶手段を備え、前記保守制御部は、前記リクエストの実行を留保した後の前記状態データの変動により前記リクエストの実行環境が整ったときに、前記記憶手段に記憶されたリクエストを実行する請求項1記載の機械制御装置。
  3. 前記保守制御部は、前記リクエストの実行を留保したときに、前記通信制御部を介して留保した旨のアンサーを前記外部装置に返信し、前記リクエストの実行を留保した後の前記状態データの変動により前記リクエストの実行環境が整ったときに、前記通信制御部を介して前記外部装置に再送要求する請求項1記載の機械制御装置。
  4. 前記保守制御部は、前記リクエストの実行時に運転者にその旨の報知を行ない、前記運転者からの所定の入力を確認して実行する請求項1から3の何れかに記載の機械制御装置。
  5. 前記保守制御部による前記リクエストに基づく保守処理の実行中に、給電中の電源を維持する電源制御部を備えている請求項1から4の何れかに記載の機械制御装置。
  6. 前記保守制御部による前記リクエストに基づく保守処理の実行中に、前記電子制御部は、故障診断検出または故障対応処理を実質的に停止する請求項1から5の何れかに記載の機械制御装置。
  7. 前記保守制御部による前記リクエストに基づく保守処理の実行中に、前記電子制御部は、運転者の操作入力を拒否する請求項1から6の何れかに記載の機械制御装置。
  8. 前記状態データは、少なくとも車両のイグニッションスイッチのオンまたはオフ、エンジンの始動または停止、車両の走行または停車の何れかを含み、前記実行レベルデータは、前記状態データに基づいて前記リクエストの実行の許否判断の基準を示す緊急レベルまたは安全レベルデータである請求項1から7の何れかに記載の機械制御装置。
  9. 内蔵プログラム及び内蔵データに基づいて車両の制御を行なう電子制御部と、外部装置との間でデータ通信を行なう通信制御部と、前記電子制御部に対する所定の保守処理を実行する保守制御部を備えてなる機械制御装置と、前記通信制御部を介して、前記電子制御部を作動させ、前記内蔵プログラムまたは前記内蔵データを更新する保守処理、または、前記保守処理の結果に関する保守データを出力する処理をリクエストする外部装置とからなる保守制御システムであって、
    前記保守制御部は、前記外部装置からのリクエストに対して、車両の状態データと前記リクエストが示す実行レベルデータに基づいて前記リクエストを実行するか否かを判断する保守制御システム。
  10. 前記外部装置は、前記機械制御装置からのアンサーに基づいて前記リクエストの実行状態を管理し、前記リクエストが留保された後の再送要求に基づいて前記リクエストを再送
    するように構成されている請求項9記載の保守制御システム。
  11. 内蔵プログラム及び内蔵データに基づいて車両の制御を行なう電子制御部と、外部装置との間でデータ通信を行なう通信制御部とを備えてなる機械制御装置に対して、前記通信制御部を介して前記外部装置から入力されたリクエストに基づいて、前記電子制御部を作動させ、前記内蔵プログラムまたは前記内蔵データを更新する保守処理、または、前記保守処理の結果に関する保守データを前記外部装置に出力する処理を実行する保守制御方法であって、
    車両の状態データと前記リクエストが示す実行レベルデータに基づいて前記リクエストを実行するか否かを判断する保守制御方法。
JP2005073493A 2005-03-15 2005-03-15 機械制御装置、保守制御システム、及び、保守制御方法 Expired - Fee Related JP4578289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005073493A JP4578289B2 (ja) 2005-03-15 2005-03-15 機械制御装置、保守制御システム、及び、保守制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005073493A JP4578289B2 (ja) 2005-03-15 2005-03-15 機械制御装置、保守制御システム、及び、保守制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006257915A true JP2006257915A (ja) 2006-09-28
JP4578289B2 JP4578289B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=37097470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005073493A Expired - Fee Related JP4578289B2 (ja) 2005-03-15 2005-03-15 機械制御装置、保守制御システム、及び、保守制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4578289B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008087666A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Denso Corp データ設定変更装置、カーナビゲーション装置及びデータ設定変更システム
JP2010198307A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Hitachi Automotive Systems Ltd 自動車用制御装置
JP2010260441A (ja) * 2009-05-07 2010-11-18 Yanmar Co Ltd 作業車両搭載用制御装置
JP2011079496A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Toyota Motor Corp 車両制御装置
JP2011148398A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Denso Corp 車両用プログラム更新システム
US8095301B2 (en) 2006-12-13 2012-01-10 Denso Corporation On-vehicle system
JPWO2010106588A1 (ja) * 2009-03-16 2012-09-13 新神戸電機株式会社 蓄電装置及びそれに用いられる電子回路装置
JP2014204315A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 株式会社デンソー 中継装置
JP2014235652A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 株式会社デンソー 電子制御装置
JP2017027549A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 矢崎総業株式会社 ソフトウェア更新装置及びソフトウェア更新システム
JP2018065410A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 トヨタ自動車株式会社 ソフトウエア更新制御装置
JP2019156331A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 トヨタ自動車株式会社 プログラム更新管理装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0944216A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Denso Corp 機械制御装置
JPH11141395A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Nissan Motor Co Ltd 車両制御用メモリ書き換え装置
JPH11141392A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Nissan Motor Co Ltd 車両制御用メモリ書き換え装置
WO1999026165A1 (fr) * 1997-11-14 1999-05-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Procede et dispositif pour la mise a jour de donnees
JP2000181698A (ja) * 1998-12-17 2000-06-30 Mitsubishi Electric Corp 制御プログラム書換システム
JP2001342865A (ja) * 2000-05-30 2001-12-14 Toyota Motor Corp エンジン制御装置
JP2003072197A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Konica Corp 画像形成装置
JP2004326689A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Nissan Motor Co Ltd 車載機器のソフトウェア書き換え方法、テレマティクスシステムおよびテレマティクス装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0944216A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Denso Corp 機械制御装置
JPH11141395A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Nissan Motor Co Ltd 車両制御用メモリ書き換え装置
JPH11141392A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Nissan Motor Co Ltd 車両制御用メモリ書き換え装置
WO1999026165A1 (fr) * 1997-11-14 1999-05-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Procede et dispositif pour la mise a jour de donnees
JP2000181698A (ja) * 1998-12-17 2000-06-30 Mitsubishi Electric Corp 制御プログラム書換システム
JP2001342865A (ja) * 2000-05-30 2001-12-14 Toyota Motor Corp エンジン制御装置
JP2003072197A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Konica Corp 画像形成装置
JP2004326689A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Nissan Motor Co Ltd 車載機器のソフトウェア書き換え方法、テレマティクスシステムおよびテレマティクス装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008087666A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Denso Corp データ設定変更装置、カーナビゲーション装置及びデータ設定変更システム
US8095301B2 (en) 2006-12-13 2012-01-10 Denso Corporation On-vehicle system
JP2010198307A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Hitachi Automotive Systems Ltd 自動車用制御装置
JPWO2010106588A1 (ja) * 2009-03-16 2012-09-13 新神戸電機株式会社 蓄電装置及びそれに用いられる電子回路装置
JP2010260441A (ja) * 2009-05-07 2010-11-18 Yanmar Co Ltd 作業車両搭載用制御装置
JP2011079496A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Toyota Motor Corp 車両制御装置
JP2011148398A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Denso Corp 車両用プログラム更新システム
JP2014204315A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 株式会社デンソー 中継装置
JP2014235652A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 株式会社デンソー 電子制御装置
JP2017027549A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 矢崎総業株式会社 ソフトウェア更新装置及びソフトウェア更新システム
JP2018065410A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 トヨタ自動車株式会社 ソフトウエア更新制御装置
JP2019156331A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 トヨタ自動車株式会社 プログラム更新管理装置
CN110275720A (zh) * 2018-03-16 2019-09-24 丰田自动车株式会社 程序更新管理装置
JP7010087B2 (ja) 2018-03-16 2022-01-26 トヨタ自動車株式会社 プログラム更新管理装置、プログラム更新管理方法、およびプログラム
US11556331B2 (en) 2018-03-16 2023-01-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Program update management device

Also Published As

Publication number Publication date
JP4578289B2 (ja) 2010-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4578289B2 (ja) 機械制御装置、保守制御システム、及び、保守制御方法
KR101851092B1 (ko) 통신 장치, 통신 방법 및 통신 시스템
EP3498561B1 (en) Vehicle control device
US9049049B2 (en) Routing method in in-vehicle gateway device
US11157262B2 (en) Program updating device, program updating system and program updating method
TWI441481B (zh) 列車資訊管理裝置及其控制軟體的選擇方法
JP4624448B2 (ja) 制御装置、制御システム及びコンピュータプログラム
KR20030014172A (ko) 제어시스템
CN112449322B (zh) 车载控制装置
WO2016111213A1 (ja) 車載中継装置及び中継方法
JP2007139478A (ja) 車両診断装置及び車両診断システム
JP2010023556A (ja) 電子制御装置
JP2019200789A (ja) 電子制御装置及びセッション確立プログラム
JP5305239B2 (ja) 車両用通信制御装置
JP2006025048A (ja) 遠隔診断システム及びこれに用いる統合制御装置
JP2008253048A (ja) 車両起動制御装置
JP4034768B2 (ja) エンジンの自動停止始動装置
JP6003728B2 (ja) ダイアグ情報収集システム
KR20100115965A (ko) 차량용 자기진단 제어 시스템
JP5223512B2 (ja) 車両用異常解析システム、車両用異常解析方法、及び車両用故障解析装置
JP2009166645A (ja) Ecuノード及び当該ecuノードの記憶情報書換方法
JP4259468B2 (ja) 車両用診断システム
JP2013129291A (ja) 車両用通信制御装置、車両用通信ネットワークの制御方法、車両用通信ネットワークの制御プログラム
JP2009061987A (ja) 車両用電子制御装置
JP4414471B2 (ja) 車載プログラムの書き換え制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080225

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100824

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4578289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140903

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees