JP2006256560A - 動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びに動力出力装置の制御方法 - Google Patents

動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びに動力出力装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】変速機を介して駆動軸に電動機が接続された自動車において電動機やその駆動回路の過熱を抑制する。
【解決手段】 車速Vが所定車速Vref未満で且つモータに印加されているモータ電流Imが所定電流Iref以上のとき、基本的には、モータ電流Imに基づくモータトルクTmに基づいて駆動軸に出力されている出力トルクToを推定し、推定した出力トルクToが駆動軸に要求されている要求トルクT*に一致するよう係合トルクTc*を設定して設定した係合トルクTc*で変速機の対応するブレーキを制御すると共に(S190〜S210)、モータの回転数Nmが所定回転数Nsetに一致するようモータを制御する(S220,S230)。これにより、駆動軸に動力を出力しながらモータを回転させることができるから、モータの三相コイルのうちの特定の一相にだけ電流が集中して電動機やその駆動回路が過熱するのを抑制できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びに動力出力装置の制御方法に関する。
従来、この種の動力出力装置としては、エンジンと、エンジンのクランクシャフトにキャリアが接続されると共に駆動軸にリングギヤが接続されたプラネタリギヤと、プラネタリギヤのサンギヤに接続された第1モータと、変速機を介して駆動軸に接続された第2モータとを備えるハイブリッド自動車に搭載されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、第1モータの駆動を伴ってエンジンから出力される動力と変速機を介して第2モータから出力される動力とにより駆動軸を駆動している。
特開2002−225578号公報
上述の動力出力装置では、例えば坂路を走行する際など第2モータからトルクを出力しているにも拘わらず第2モータの回転が停止している状態のときには、第2モータの各相コイルのうち特定の一相にだけ電流が集中して流れ続け、第2モータやその駆動回路が過熱する場合がある。こうした過熱を抑制するために第2モータから出力するトルクを制限すればよいが、駆動軸に要求される要求駆動力に対応することができなくなってしまう。
本発明の動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びに動力出力装置の制御方法は、駆動軸に動力を出力しながら電動機の回転が略停止した状態で電動機に所定電流以上の電流が印加される所定回転停止状態が維持されるのを抑制することを目的の一つとする。また、本発明の動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びに動力出力装置の制御方法は、駆動軸に動力を出力しながら電動機やその駆動装置などの過熱を抑制することを目的の一つとする。
本発明の動力出力装置およびこれを搭載する自動車並びに動力出力装置の制御方法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の動力出力装置は、
駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、
電動機と、
該電動機の回転軸と前記駆動軸との係合力を調整可能に該回転軸と該駆動軸とを係合する軸係合手段と、
前記電動機の回転が略停止した状態で該電動機に所定電流以上の電流が印加される所定回転停止状態になるか否かを判定する状態判定手段と、
前記状態判定手段により前記所定回転停止状態にはならないと判定されたときには前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴わずに係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御し、前記状態判定手段により前記所定回転停止状態になると判定されたときには前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴って係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の動力出力装置では、電動機の回転が略停止した状態で電動機に所定電流以上の電流が印加される所定回転停止状態にはならないと判定されたときには電動機の回転軸と駆動軸とが滑りを伴わずに係合されて電動機からの動力が駆動軸に出力されるよう軸係合手段と電動機とを制御し、所定回転停止状態になると判定されたときには電動機の回転軸と駆動軸とが滑りを伴って係合されて電動機からの動力が駆動軸に出力されるよう軸係合手段と電動機とを制御する。従って、駆動軸に動力を出力しながら電動機が所定回転停止状態で維持されるのを抑制することができる。この結果、駆動軸に動力を出力しながら電動機やその駆動装置などの過熱を抑制することができる。
こうした本発明の動力出力装置において、前記軸係合手段の温度を検出する温度検出手段を備え、前記制御手段は、前記状態判定手段により前記所定回転停止状態になると判定されたときには前記検出された温度に基づいて制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、熱により軸係合手段に不具合が生じるのを抑制することができる。この場合、前記制御手段は、前記検出された温度が所定温度以上のときには前記状態判定手段により前記所定回転停止状態になると判定されたときでも前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴わずに係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御する手段であるものとすることもできる。
また、本発明の動力出力装置において、前記電動機から前記駆動軸に出力すべき要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段を備え、前記制御手段は、前記設定された要求駆動力に基づく駆動力が前記駆動軸に出力されるよう制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、要求駆動力に対応することができる。この態様の本発明の動力出力装置において、前記制御手段は、前記状態判定手段により前記所定回転停止状態になると判定されたときには、前記電動機の制御に基づいて前記駆動軸に出力されている駆動力を推定すると共に該推定した駆動力が前記設定された要求駆動力となるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より確実に要求動力に対応することができる。さらにこれらの態様の本発明の動力出力装置において、前記制御手段は、前記状態判定手段により前記所定回転停止状態になると判定されたときには、前記電動機が所定回転数で回転するよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より安定して軸係合手段の滑りを伴って係合させて電動機からの動力を駆動軸に出力することができる。
さらに、本発明の動力出力装置において、前記軸係合手段は、少なくとも一つのクラッチを有し、前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間で動力を変速して伝達する手段であるものとすることもできる。この場合、前記軸係合手段は、少なくとも2段に変速可能な有段変速機であるものとすることもできる。
また、本発明の動力出力装置において、内燃機関と、前記内燃機関の出力軸と前記駆動軸とに接続され、電力と動力の入出力を伴って前記内燃機関からの動力の少なくとも一部を前記駆動軸に出力可能な電力動力入出力手段と、を備えるものとすることもできる。
本発明の自動車は、
上述した各態様のいずれかの本発明の動力出力装置、即ち、基本的には、駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、電動機と、該電動機の回転軸と前記駆動軸との係合力を調整可能に該回転軸と該駆動軸とを係合する軸係合手段と、前記電動機の回転が略停止した状態で該電動機に所定電流以上の電流が印加される所定回転停止状態になるか否かを判定する状態判定手段と、前記状態判定手段により前記所定回転停止状態にはならないと判定されたときには前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴わずに係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御し、前記状態判定手段により前記所定回転停止状態になると判定されたときには前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴って係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御する制御手段と、を備える動力出力装置を搭載し、前記駆動軸に車軸が接続されて走行する
ことを要旨とする。
この本発明の自動車では、上述した各態様のいずれかの本発明の動力出力装置を搭載するから、本発明の動力出力装置が奏する効果と同様の効果、例えば、駆動軸に動力を出力しながら電動機が所定回転停止状態で維持されるのを抑制することができる効果や駆動軸に動力を出力しながら電動機やその駆動装置などの過熱を抑制することができる効果、要求駆動力に対応することができる効果などを奏することができる。
本発明の動力出力装置の制御方法は、
電動機と、該電動機の回転軸と駆動軸との係合力を調整可能に該回転軸と該駆動軸とを係合する軸係合手段と、を備える動力出力装置の制御方法であって、
前記電動機の回転が略停止した状態で該電動機に所定電流以上の電流が印加される所定回転停止状態になるか否かを判定し、前記所定回転停止状態にならないと判定したときには前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴わずに係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御し、前記所定回転停止状態になると判定したときには前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴って係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御する
ことを特徴とすることを要旨とする。
この本発明の動力出力装置の制御方法によれば、電動機の回転が略停止した状態で電動機に所定電流以上の電流が印加される所定回転停止状態にはならないと判定されたときには電動機の回転軸と駆動軸とが滑りを伴わずに係合されて電動機からの動力が駆動軸に出力されるよう軸係合手段と電動機とを制御し、所定回転停止状態になると判定されたときには電動機の回転軸と駆動軸とが滑りを伴って係合されて電動機からの動力が駆動軸に出力されるよう軸係合手段と電動機とを制御する。従って、駆動軸に動力を出力しながら電動機が所定回転停止状態で維持されるのを抑制することができる。この結果、駆動軸に動力を出力しながら電動機やその駆動装置などの過熱を抑制することができる。
こうした本発明の動力出力装置の制御方法において、前記軸係合手段の温度を検出し、該検出した温度が所定温度以上のときには前記所定回転停止状態になると判定したときでも前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴わずに係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御することを特徴とするものとすることもできる。こうすれば、熱により軸係合手段に不具合が生じるのを抑制することができる。
また、本発明の動力出力装置の制御方法において、前記電動機から前記駆動軸に出力すべき要求駆動力を設定し、前記所定回転停止状態になると判定したときには、前記電動機の制御に基づいて前記駆動軸に出力されている駆動力を推定すると共に該推定した駆動力が前記設定した要求駆動力となるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御することを特徴とするものとすることもできる。こうすれば、より確実に要求駆動力に対応することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての動力出力装置を搭載した自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例の自動車20は、図示するように、モータ22と、モータ22の回転軸24とデファレンシャルギヤ32を介して駆動輪34a,34bに連結された駆動軸30とに接続されモータ22からの動力を変速して駆動軸30に出力する変速機40と、バッテリ28からの直流電力を三相交流電力に変換してモータ22に供給するインバータ26と、動力出力装置全体をコントロールする電子制御ユニット50とを備える。
モータ22は、電動機として機能できると共に発電機としても機能できる周知の同期発電電動機として構成されており、アクセルペダル63やブレーキペダル65の操作や車速に基づいて電動機または発電機として駆動する。
変速機40は、モータ22の回転軸24と駆動軸30との接続および接続の解除を行なうと共に両軸の接続をモータ22の回転軸24の回転数を2段に減速して駆動軸30に伝達可能に構成されている。変速機40の構成の一例を図2に示す。この図2に示す変速機40は、ダブルピニオンの遊星歯車機構40aとシングルピニオンの遊星歯車機構40bと二つのブレーキB1,B2とにより構成されている。ダブルピニオンの遊星歯車機構40aは、外歯歯車のサンギヤ41と、このサンギヤ41と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ42と、サンギヤ41に噛合する複数の第1ピニオンギヤ43aと、この第1ピニオンギヤ43aに噛合すると共にリングギヤ42に噛合する複数の第2ピニオンギヤ43bと、複数の第1ピニオンギヤ43aおよび複数の第2ピニオンギヤ43bを連結して自転かつ公転自在に保持するキャリア44とを備えており、サンギヤ41はブレーキB1のオンオフによりその回転を自由にまたは停止できるようになっている。シングルピニオンの遊星歯車機構40bは、外歯歯車のサンギヤ45と、このサンギヤ45と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ46と、サンギヤ45に噛合すると共にリングギヤ46に噛合する複数のピニオンギヤ47と、複数のピニオンギヤ47を自転かつ公転自在に保持するキャリア48とを備えており、サンギヤ45はモータ22の回転軸24に、キャリア48は駆動軸30にそれぞれ連結されていると共にリングギヤ46はブレーキB2のオンオフによりその回転が自由にまたは停止できるようになっている。ダブルピニオンの遊星歯車機構40aとシングルピニオンの遊星歯車機構40bとは、リングギヤ42とリングギヤ46、キャリア44とキャリア48とによりそれぞれ連結されている。変速機40は、ブレーキB1,B2を共にオフとすることによりモータ22の回転軸24を駆動軸30から切り離すことができ、ブレーキB1をオフとすると共にブレーキB2をオンとしてモータ22の回転軸24の回転を比較的大きな減速比で減速して駆動軸30に伝達し(以下、この状態をLoギヤの状態という)、ブレーキB1をオンとすると共にブレーキB2をオフ状態としてモータ22の回転軸24の回転を比較的小さな減速比で減速して駆動軸30に伝達する(以下、この状態をHiギヤの状態という)。なお、ブレーキB1,B2を共にオンとする状態は回転軸24や駆動軸30の回転を禁止するものとなる。
電子制御ユニット50は、CPU52を中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPU52の他に処理プログラムを記憶するROM54と、データを一時的に記憶するRAM56と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。電子制御ユニット50には、モータ22の回転軸24に取り付けられた回転位置検出センサ23からの回転位置やモータ22に印加される電流を検出する電流センサ27からのモータ電流Im,変速機40のブレーキB1,B2の温度を検出する温度センサ49からのブレーキ温度BT,イグニッションスイッチ60からのイグニッション信号,シフトレバー61の操作位置を検出するシフトポジションセンサ62からのシフトポジションSP,アクセルペダル63の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ64からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル65の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ66からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ68からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニット50からは、インバータ26へのスイッチング制御信号や変速機40のブレーキB1,B2の図示しないアクチュエータへの駆動信号などが出力されている。
こうして構成された実施例の自動車20の動作、特に、モータ22の回転軸24の回転が停止している際の動作について説明する。図3は、実施例の自動車20の電子制御ユニット50により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、8msec毎)に繰り返し実行される。
駆動制御ルーチンが実行されると、電子制御ユニット50のCPU52は、まず、アクセルペダルポジションセンサ64からのアクセル開度Accや車速センサ68からの車速V,回転位置検出センサ23により検出されるモータ22の回転位置に基づいて演算される回転数Nm,電流センサ27からのモータ電流Im,温度センサ49からのブレーキ温度BT,モータトルク制限Tmax,変速機40の変速比Grなどの制御に必要なデータを入力する(ステップS100)。ここで、モータトルク制限Tmaxは、モータ22やインバータ26の温度に基づいて、例えば、モータ22やインバータ42の温度が所定温度を上回ったときにモータ22の定格トルクの50%や60%の値として設定されたものを入力するものとした。また、変速比Grは、変速機40の変速段が変更されたときに設定されるフラグの値に基づいて入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸30に要求される要求トルクT*を設定する(ステップS110)。ここで、要求トルクT*は、実施例では、アクセル開度Accと車速Vと要求トルクT*との関係を予め求めて要求トルク設定用マップとしてROM54に記憶しておき、アクセル開度Accと車速Vとが与えられると記憶しているマップから対応する要求トルクT*を導出することにより設定するものとした。要求トルク設定用マップの一例を図4に示す。
そして、車速Vが所定車速Vref未満か否か(ステップS120)、モータ電流Imが所定電流Iref以上か否か(ステップS130)、モータトルク制限Tmaxが所定トルクTref以上か否か(ステップS140)、ブレーキ温度BTが所定温度BTref未満か否かを判定する(ステップS150)。ステップS120〜S150の処理のいずれかで否定的な判定がなされたときには、対応するブレーキを係合、即ち変速機40をHiギヤで作動すべきときにはブレーキB1を係合しLoギヤで作動すべきときにはブレーキB2を係合し(ステップS160)、ステップS110で設定した要求トルクT*を入力した変速機40の変速比Grで割ったものとモータトルク制限Tmaxとを比較して小さい方をモータ22の目標トルクTm*に設定し(ステップS170)、設定した目標トルクTm*でモータ22を制御して(ステップS230)、本ルーチンを終了する。モータ22の制御は、具体的には、目標トルクTm*に相当するトルクがモータ22から出力されるようインバータ26のスイッチング素子をスイッチング制御することにより行なう。
一方、ステップS120〜S150の処理のいずれもが肯定的な判定のときには、モータ22の三相コイルのうち特定の一相にだけ電流が集中してモータ22やインバータ26が過熱するおそれがあると判断し、入力したモータ電流Imに基づいてモータ22から出力されているモータトルクTmを推定し(ステップS180)、推定したモータトルクTmに基づいて駆動軸30に出力されている出力トルクTo(=Tm×Gr)を推定し(ステップS190)、推定した出力トルクToとステップS110で設定した要求トルクT*とに基づいて次式(1)により対応するブレーキの係合トルクTc*を設定し(ステップS200)、設定した係合トルクTc*をもって対応するブレーキをフリクション係合する(ステップS210)。そして、モータ22が所定回転数Nsetで回転するよう所定回転数Nsetと入力した現在の回転数Nmとに基づいて次式(2)によりモータ22の目標トルクTm*を設定し(ステップS220)、設定した目標トルクTm*でモータ22を制御する(ステップS230)。式(1)は、出力トルクToを要求トルクT*に一致させるためのフィードバック制御における関係式であり、式(1)中の右辺第2項の「KP1」は比例項におけるゲインを示し、右辺第3項の「KI1」は積分項におけるゲインを示す。また、式(2)は、モータ22の回転数Nmを所定回転数Nsetに一致させるためのフィードバック制御における関係式であり、式(2)中の右辺第2項の「KP2」は比例項におけるゲインを示し、右辺第3項の「KI2」は積分項におけるゲインを示す。ここで、所定回転数Nsetは、対応するブレーキのフリクション係合(滑り)を安定して維持するために必要な回転数として定められるものである。こうした制御により、モータ22を所定回転数Nsetで回転させながらモータ22から駆動軸30に要求トルクT*に相当するトルクを出力しているのである。この状態の共線図を図5に示す。
Tc*=前回Tc*+KP1(T*−To)+KI1∫(T*−To)dt …(1)
Tm*=前回Tm*+KP2(Nset−Nm)+KI2∫(Nset−Nm)dt …(2)
ここで、所定車速Vrefおよび所定電流Irefは、モータ22からトルクを出力しているにも拘わらずモータ22の回転軸24の回転が停止している状態を検出するためのものである。いま、車両が坂路を走行している状態を考える。この状態では、アクセル開度Accや坂路の勾配によっては勾配とモータ22のトルクとが釣り合って車両が停車したままの状態が生じる。この状態では、モータ22の特性上、三相コイルのうち特定の一相にだけ電流が集中して流れ続けるから、モータ22やインバータ26が発熱する。モータ22やインバータ26が発熱すると、モータトルク制限Tmaxにより要求トルクT*が大きく制限されるから、坂路に釣り合うトルクをモータ22から出力できずに車両にずり下がりが生じる場合がある。実施例では、変速機40の対応するブレーキをフリクション係合させた状態でモータ22からトルクを出力するから、モータ22のトルクを駆動軸30に伝達しながらモータ22の回転軸24を回転させることができる。従って、モータ22の三相コイルのうち特定の一相にだけ電流が集中するのを回避できるから、モータ22やインバータ26が過熱するのを抑止することができ、モータ22やインバータ26の過熱に伴うモータ22のトルクの制限によって車両にずり下がりが生じるのを抑制することができる。なお、所定トルクTrefは、ブレーキB1,B2をフリクション係合させた状態で駆動軸30に必要なトルクを出力できるかを判定するためのものであり、所定温度BTrefは、ブレーキB1,B2をフリクション係合させたときに焼き付きが生じるかを判定するためのものである。従って、モータトルク制限Tmaxが所定トルクTref未満のときやブレーキ温度BTが所定温度BTref以上のときには、車速Vが所定車速Vref未満でモータ電流Imが所定電流Im以上であっても、前述したようにステップS160,S170で対応するブレーキを完全に係合させた状態でモータ22を制御する。ただし、この場合、要求トルクT*をモータトルク制限Tmaxを上限として制限した目標トルクTm*をもってモータ22が制御されることになる。
以上説明した実施例の自動車20によれば、モータ22の回転が停止しているときにモータ22に所定電流以上の電流が印加されるときには、変速機40の対応するブレーキをフリクション係合させてモータ22を所定回転数Nsetで回転させると共に駆動軸30に要求トルクT*が出力されるようモータ22とブレーキB1,B2を制御するから、駆動軸30に動力を出力しながらモータ22の三相コイルのうち特定の一相にだけ電流が集中して流れるのを抑制できる。この結果、駆動軸30に動力を出力すると共にモータ22やインバータ26が過熱するのを抑止することができる。
実施例の自動車20では、車速Vが所定車速Vref未満でモータ電流Imが所定電流Iref以上のときには、駆動軸30に出力されるトルクが要求トルクT*に一致するようモータ22と変速機40の対応するブレーキとを制御するものとしたが、車速Vが所定車速Vref未満でモータ電流Imが所定電流Iref以上のときには、要求トルクT*に制限を加えてモータ22を制御するものとしてもよい。
実施例の自動車20では、モータ22から出力されているモータトルクTmにより駆動軸30に出力されている出力トルクToを推定して係合トルクTc*を設定するものとしたが、駆動軸30に出力されているトルクを検出して係合トルクTc*を設定するものとしてもよいし、変速機40の対応するブレーキが係合している係合トルクを推定または検出しこの係合トルクにより駆動軸30に出力されているトルクを推定して係合トルクTc*を設定するものとしてもよい。
実施例の自動車20では、モータ22の回転軸24の回転数Nmと所定回転数Nsetとが一致するようフィードバック制御によりモータ22を制御すると共に出力トルクToが要求トルクT*に一致するようフィードバック制御により変速機40の対応するブレーキを制御するものとしたが、こうした制御によりモータ22とブレーキとを制御するものに限られず、例えば、ステップS120〜S150の処理のいずれもが肯定的な判定のときに、変速機40の対応するブレーキの係合トルクを徐々に緩めてモータ22の回転軸24の回転数Nmが所定回転数Nsetに至るまで待ち、回転数Nmが所定回転数Nsetに至ったときに、変速機40(ダブルピニオンの遊星歯車機構40aのギヤ比やシングルピニオンの遊星歯車機構のギヤ比40b)に基づくトルク比をもってモータ22のトルクと対応するブレーキの係合トルクとの和が要求トルクT*となるよう目標トルクTm*と係合トルクTc*とを設定してモータ22と対応するブレーキとを制御するものとしてもよい。
実施例の自動車20では、ブレーキ温度BTが所定温度BTref以上のときには、車速Vが所定車速Vref未満でモータ電流Imが所定電流Iref以上のときであっても、変速機40の対応するブレーキを完全に係合した状態でモータ22からトルクを出力するものとしたが、ブレーキ温度BTに基づいて係合トルクTc*の上限値を設定し、設定した上限値の範囲で対応するブレーキをフリクション係合してモータ22からトルクを出力するものとしてもよい。
実施例の自動車20では、変速機40を介して駆動軸30に接続されたモータ22を備えるものとしたが、こうした構成に加えてエンジンを備えるハイブリッド自動車に適用するものとしてもよい。例えば、図6の自動車120に例示するように、エンジン130と、エンジン130のクランクシャフトにキャリアが接続されると共にリングギヤに駆動軸30が接続されたプラネタリギヤ140と、プラネタリギヤ140のサンギヤに接続された発電可能なモータ150と、を備えるものとしてもよいし、図7の自動車220に例示するように、エンジン230と、エンジン130のクランクシャフトに接続されたインナーロータ242と駆動軸30に接続されたアウターロータ244とを有し電磁的な作用により両ロータを相対的に回転させる対ロータ電動機240を備えるものとしてもよいし、図8の自動車320に例示するように、モータ22の回転軸24にクラッチCLを介して接続されたエンジン330を備えるものとしてもよい。
実施例の自動車20やその変形例では、モータ22の回転軸24と駆動軸30とを接続する変速機40としてHiギヤとLoギヤとを切替可能な2段の変速段をもつものを用いたが、3段以上の変速段をもつものを用いてもよいし、こうした変速機40に限られず単にフリクション係合が可能なクラッチによりモータ22の回転軸24と駆動軸30とを接続するものとしてもよい。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車や列車などの産業に利用可能である。
本発明の一実施形態としての動力出力装置を搭載した自動車20の構成の概略を示す構成図である。 変速機40の構成の概略を示す構成図である。 実施例の自動車20の電子制御ユニット50により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 要求トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 ブレーキB1を滑らせながらモータ22からの動力を駆動軸30に出力している様子を示す説明図である。 変形例の自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例の自動車220の構成の概略を示す構成図である。 変形例の自動車320の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120,220,320 自動車、22 モータ、23 回転位置検出センサ、24 回転軸、26 インバータ、27 電流センサ、28 バッテリ、30 駆動軸、32 デファレンシャルギヤ、34a,34b 駆動輪、40 変速機、40a ダブルピニオンの遊星歯車機構、40b シングルピニオンの遊星歯車機構、41 サンギヤ、42 リングギヤ、43a 第1ピニオンギヤ、43b 第2ピニオンギヤ、44 キャリア、45 サンギヤ、46 リングギヤ、47 ピニオンギヤ、48 キャリア、49 温度センサ、50 電子制御ユニット、52 CPU、54 ROM、56 RAM、60 イグニッションスイッチ、61 シフトレバー、62 シフトポジションセンサ、63 アクセルペダル、64 アクセルペダルポジションセンサ、65 ブレーキペダル、66 ブレーキペダルポジションセンサ、68 車速センサ。

Claims (13)

  1. 駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、
    電動機と、
    該電動機の回転軸と前記駆動軸との係合力を調整可能に該回転軸と該駆動軸とを係合する軸係合手段と、
    前記電動機の回転が略停止した状態で該電動機に所定電流以上の電流が印加される所定回転停止状態になるか否かを判定する状態判定手段と、
    前記状態判定手段により前記所定回転停止状態にはならないと判定されたときには前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴わずに係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御し、前記状態判定手段により前記所定回転停止状態になると判定されたときには前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴って係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御する制御手段と、
    を備える動力出力装置。
  2. 請求項1記載の動力出力装置であって、
    前記軸係合手段の温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記状態判定手段により前記所定回転停止状態になると判定されたときには前記検出された温度に基づいて制御する手段である
    動力出力装置。
  3. 前記制御手段は、前記検出された温度が所定温度以上のときには前記状態判定手段により前記所定回転停止状態になると判定されたときでも前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴わずに係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御する手段である請求項2記載の動力出力装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか記載の動力出力装置であって、
    前記電動機から前記駆動軸に出力すべき要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段を備え、
    前記制御手段は、前記設定された要求駆動力に基づく駆動力が前記駆動軸に出力されるよう制御する手段である
    動力出力装置。
  5. 前記制御手段は、前記状態判定手段により前記所定回転停止状態になると判定されたときには、前記電動機の制御に基づいて前記駆動軸に出力されている駆動力を推定すると共に該推定した駆動力が前記設定された要求駆動力となるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御する手段である請求項4記載の動力出力装置。
  6. 前記制御手段は、前記状態判定手段により前記所定回転停止状態になると判定されたときには、前記電動機が所定回転数で回転するよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御する手段である請求項4または5記載の動力出力装置。
  7. 前記軸係合手段は、少なくとも一つのクラッチを有し、前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間で動力を変速して伝達する手段である請求項1ないし6いずれか記載の動力出力装置。
  8. 前記軸係合手段は、少なくとも2段に変速可能な有段変速機である請求項7記載の動力出力装置。
  9. 請求項1ないし8いずれか記載の動力出力装置であって、
    内燃機関と、
    前記内燃機関の出力軸と前記駆動軸とに接続され、電力と動力の入出力を伴って前記内燃機関からの動力の少なくとも一部を前記駆動軸に出力可能な電力動力入出力手段と、
    を備える動力出力装置。
  10. 請求項1ないし9いずれか記載の動力出力装置を搭載し、前記駆動軸に車軸が接続されて走行する自動車。
  11. 電動機と、該電動機の回転軸と駆動軸との係合力を調整可能に該回転軸と該駆動軸とを係合する軸係合手段と、を備える動力出力装置の制御方法であって、
    前記電動機の回転が略停止した状態で該電動機に所定電流以上の電流が印加される所定回転停止状態になるか否かを判定し、前記所定回転停止状態にならないと判定したときには前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴わずに係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御し、前記所定回転停止状態になると判定したときには前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴って係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御する
    ことを特徴とする動力出力装置の制御方法。
  12. 前記軸係合手段の温度を検出し、該検出した温度が所定温度以上のときには前記所定回転停止状態になると判定したときでも前記電動機の回転軸と前記駆動軸とが滑りを伴わずに係合されて前記電動機からの動力が前記駆動軸に出力されるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御することを特徴とする請求項11記載の動力出力装置の制御方法。
  13. 前記電動機から前記駆動軸に出力すべき要求駆動力を設定し、前記所定回転停止状態になると判定したときには、前記電動機の制御に基づいて前記駆動軸に出力されている駆動力を推定すると共に該推定した駆動力が前記設定した要求駆動力となるよう前記軸係合手段と前記電動機とを制御することを特徴とする請求項11または12記載の動力出力装置の制御方法。
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