JP2006256397A - 車両用計器 - Google Patents
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Abstract
【課題】アイドルストップ車に搭載される車両用計器において、アイドルストップ時にバッテリへの負担を軽減することができる車両用計器を提供する。
【解決手段】省エネのためのアイドルストップ機能を有する車両に搭載され、車両のエンジン92に駆動される発電機93によって充電されるバッテリ94から電源供給を受ける車両用計器であって、ゲージ40A、40Bと、ゲージを照明するゲージ用照明50A、50Bと、アイドルストップを示す所定のトリガー信号に応答して、エンジン92が一時的に停止している間には、ゲージの駆動電流及び/又はゲージ用照明の輝度を、通常時よりも低下させる制御手段10Aと、を含む。
【選択図】図1
【解決手段】省エネのためのアイドルストップ機能を有する車両に搭載され、車両のエンジン92に駆動される発電機93によって充電されるバッテリ94から電源供給を受ける車両用計器であって、ゲージ40A、40Bと、ゲージを照明するゲージ用照明50A、50Bと、アイドルストップを示す所定のトリガー信号に応答して、エンジン92が一時的に停止している間には、ゲージの駆動電流及び/又はゲージ用照明の輝度を、通常時よりも低下させる制御手段10Aと、を含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、省エネルギーのためのアイドルストップの機能を行う車両(単にアイドルストップ車ともよぶ)に搭載され、この車両のエンジンに駆動される発電機によって充電されるバッテリから電源供給を受けて作動する車両用計器に関する。
近年、省エネルギーひいては地球環境を守るために、いわゆるアイドルストップ車が普及しつつある。アイドルストップ車は、例えば、信号待ち等の比較的短い停止時間や、人の乗降、荷物の積み下ろし等の比較的長い時間、イグニッションスイッチをオンにしたまま、エンジンを停止させるものである。
図6は、この種のアイドルストップ車の動作を説明するためのブロック図である。図6に示すように、この種のアイドルストップ車には、エンジン制御用のECU(Electronic Control Unit)に含まれるCPU91、車両を走行させるエンジン92、発電機93及びバッテリ94が搭載されている。発電機93は、エンジン92に駆動されて発電し、バッテリ94を充電する。バッテリ94は、速度計、エンジン回転計(単に回転計ともよぶ)等の複数のゲージ類を含んで構成される車両用計器やオーディオ機器、各種制御装置(いずれも不図示)等に電力供給している。
このような構成において、例えば信号待ち等の際に、ブレーキが踏まれて停車されると、その旨を示すブレーキ信号BLK及び速度信号SPDがCPU91に与えられる。CPU91は、このようなアイドルストップを示す所定のトリガー信号に応答して、エンジン92を停止させる。これにともなって、発電機93も停止して、バッテリ94への充電も停止される。
なお、一般的な車載用省電力化装置としては以下の先行技術文献があるので、一応挙げておく。
特開2003−267164号公報
ところが、上述のような従来の構成によると、アイドルストップ時には、バッテリ94への電力供給は停止しているのに対して、このバッテリ94に接続される車両用計器は通常通り作動している。このため、アイドルストップ時には充電停止状態になっているバッテリ94に大きな負担がかかる。したがって、バッテリ上がり等の要因ともなり、バッテリ94を短命化することになる。バッテリ94を大容量化すれば、アイドルストップにともなうバッテリ上がり等を防止できるかもしれないが、この場合には、スペース効率の低下やコストアップをもたらすことになって好ましくない。
よって本発明は、上述した現状に鑑み、アイドルストップ車に搭載される車両用計器において、アイドルストップ時にバッテリへの負担を軽減することができる車両用計器を提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の車両用計器は、図1に示すように、省エネルギーのためのアイドルストップの機能を行う車両に搭載され、前記車両のエンジン92に駆動される発電機93によって充電されるバッテリ94から電源供給を受ける車両用計器であって、ゲージ40A、40Bと、前記ゲージを照明するゲージ用照明50A、50Bと、前記アイドルストップを示す所定のトリガー信号に応答して、前記エンジン92が一時的に停止している間には、前記ゲージの駆動電流及び/又は前記ゲージ用照明の輝度を、通常時よりも低下させる制御手段10Aと、を含むことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、アイドルストップを示すトリガー信号に応答して、エンジン92が一時的に停止している間には、ゲージの駆動電流及び/又はゲージ用照明の輝度が通常時よりも低下される。これにより、アイドルストップ時には充電停止状態になっているバッテリ94の負担が軽減される。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の車両用計器は、図1に示すように、請求項1記載の車両用計器において、前記ゲージは、前記エンジン92の停止時には指示値がゼロとなる第1ゲージ40A及び必ずしもゼロとはならない第2ゲージ40Bを含み、前記ゲージ用照明は、前記第1ゲージ40A及び前記第2ゲージ40Bをそれぞれ照明する第1ゲージ用照明50A及び第2ゲージ用照明50Bを含み、前記制御手段10Aは、前記トリガー信号に応答して、前記エンジン92が一時的に停止している間には、前記第1ゲージ40Aの駆動電流及び/又は第1ゲージ用照明50Aの輝度を、通常時よりも低下させる、ことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、アイドルストップを示すトリガー信号に応答して、エンジン92が一時的に停止している間には、エンジン92の停止時には指示値がゼロとなる第1ゲージ40Aの駆動電流及び/又は第1ゲージ用照明50Aの輝度が通常時よりも低下される。すなわち、アイドルストップ時に当然ゼロとなるゲージやその照明に通常通りに電力供給するのは無駄である点に着目して効率的に電力制御している。これにより、アイドルストップ時には充電停止状態になっているバッテリ94の負担が軽減される。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の車両用計器は、図1に示すように、請求項2記載の車両用計器において、前記第2ゲージ40Bは、燃料計を含み、前記制御手段10Aは、前記トリガー信号に応答して、前記エンジン92が一時的に停止している間には、前記燃料計の燃料サンプリング周期を、通常時よりも低下させる、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、アイドルストップを示すトリガー信号に応答して、エンジン92が一時的に停止している間には、燃料計の燃料サンプリング周期が通常時よりも低下される。すなわち、アイドルストップ時には、エンジン92が停止しているため燃料消費もないので、燃料サンプリング周期を低下させても何ら問題はない。これにより、アイドルストップ時には充電停止状態になっているバッテリ94の負担が軽減される。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の車両用計器は、図1に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用計器において、前記制御手段10Aは、前記トリガー信号に応答して、前記エンジン92が一時的に停止している間には、イグニッションオン時にエンジン92が停止したことによるバッテリ上がりを警告するために本来点灯するアラーム照明56Bを強制的に消灯する、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、アイドルストップを示すトリガー信号に応答して、エンジン92が一時的に停止している間には、イグニッションオン時にエンジン92が停止したことによるバッテリ上がりを警告するために本来点灯するアラーム照明56Bが強制的に消灯される。すなわち、アイドルストップ時には、エンジン92は意図的に停止されるので、このときにエンジン92停止を警告するアラーム照明56Bを点灯させるのは無駄である点に着目して効率的に電力制御している。これにより、アイドルストップ時には充電停止状態になっているバッテリ94の負担が軽減される。
請求項1記載の発明によれば、アイドルストップを示すトリガー信号に応答して、エンジン92が一時的に停止している間には、ゲージの駆動電流及び/又はゲージ用照明の輝度が通常時よりも低下される。これにより、アイドルストップ時には充電停止状態になっているバッテリ94の負担が軽減される。したがって、アイドルストップ車に搭載されるバッテリ94を延命することができるようになる。また、バッテリ94の容量をいたずらに増大する必要もなくなる。
請求項2記載の発明によれば、アイドルストップを示すトリガー信号に応答して、エンジン92が一時的に停止している間には、エンジン92の停止時には指示値がゼロとなる第1ゲージ40Aの駆動電流及び/又は第1ゲージ用照明50Aの輝度が通常時よりも低下される。すなわち、アイドルストップ時に当然ゼロとなるゲージやその照明に通常通りに電力供給するのは無駄である点に着目して効率的に電力制御している。これにより、アイドルストップ時には充電停止状態になっているバッテリ94の負担が軽減される。したがって、実用上何の不都合もなく、アイドルストップ車に搭載されるバッテリ94を延命することができるようになる。また、バッテリ94の容量をいたずらに増大する必要もなくなる。
請求項3記載の発明によれば、アイドルストップを示すトリガー信号に応答して、エンジン92が一時的に停止している間には、燃料計の燃料サンプリング周期が通常時よりも低下される。すなわち、アイドルストップ時には、エンジン92が停止しているため燃料消費もないので、燃料サンプリング周期を低下させても何ら問題はない。これにより、アイドルストップ時には充電停止状態になっているバッテリ94の負担が軽減される。したがって、実用上何の不都合もなく、アイドルストップ車に搭載されるバッテリ94を延命することができるようになる。また、バッテリ94の容量をいたずらに増大する必要もなくなる。
請求項4記載の発明によれば、アイドルストップを示すトリガー信号に応答して、エンジン92が一時的に停止している間には、イグニッションオン時にエンジン92が停止したことによるバッテリ上がりを警告するために本来点灯するアラーム照明56Bが強制的に消灯される。すなわち、アイドルストップ時には、エンジン92は意図的に停止されるので、このときにエンジン92停止を警告するアラーム照明56Bを点灯させるのは無駄である点に着目して効率的に電力制御している。これにより、アイドルストップ時には充電停止状態になっているバッテリ94の負担が軽減される。したがって、実用上何の不都合もなく、アイドルストップ車に搭載されるバッテリ94を延命することができるようになる。また、バッテリ94の容量をいたずらに増大する必要もなくなる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、図2を用いて、本発明の実施形態に係るハードウエア構成について説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る車両用計器のブロック図である。
図2に示すように、本発明の一実施形態に係る車両用計器1は、外形は周知の車両用計器と同等であり、CPU10、表示部11、定電圧電源20、信号入力端子31〜36及びEEPROM60を含んで構成される。CPU10は、図示しないROMに記憶されている制御プログラムにしたがって本実施形態に係る制御を含む各種の処理を実行する。また図示しないRAMには、CPUが各種の処理を実行するうえにおいて必要なデータ、プログラム等が適宜記憶される。
CPU10は、定電圧電源20を介してバッテリ94(図6参照)から電源供給を受ける。なお、電源断後に、定電圧電源20から電源供給が再開されたときには、これがRST端子にて検出されてCPU10にリセットがかかる。CPU10には、各I/O(インターフェース回路)を介して、イグニッション信号端子31、速度信号端子32、エンジン回転数信号端子33、燃料信号端子34、水温信号端子35及びワーニング信号端子36等が接続されている。イグニッション信号端子31、速度信号端子32、エンジン回転数信号端子33、燃料信号端子34、水温信号端子35及びワーニング信号端子36にはそれぞれ、イグニッション信号、速度信号、エンジン回転数信号、燃料信号、水温信号及びワーニング信号が各センサから供給される。特に、燃料信号及び水温信号はアナログ信号なので、A/D(アナログディジタル変換器)で、ディジタル信号に変換されてCPU10に与えられる。
表示部11は、バッテリ94(図6参照)から電源供給を受けて駆動する、速度計41、回転計42、燃料計43、水温計44及び積算計45を含んで構成される。特に、速度計41、回転計42、燃料計43、水温計44はゲージタイプであり、各ゲージの指針を回転させるためのモータにCPU10からの指令に応じて所定の駆動電流を流すことにより各指針にて所定の計量値を指示する。積算計45は、液晶表示装置にて構成され、CPU10からの積算信号を受けてオド/トリップ積算値を表示する。
速度計41、回転計42、燃料計43、水温計44及び積算計45はそれぞれ、背面から速度計照明51、回転計照明52、燃料計照明53、水温計照明54及び積算計照明55が与えられている。速度計照明51、回転計照明52、燃料計照明53、水温計照明54及び積算計照明55は、CPU10に指令されて所定の輝度で発光する。
表示部11にはまた、イグニッションオン時にエンジン92(図6参照)が停止したことによるバッテリ上がりを警告するためのチャージインジケータ56(請求項のアラーム照明に対応)も含まれている。このチャージインジケータ56も、バッテリ94(図6参照)から電源供給を受けて点灯する。
EEPROM60には、アイドルストップ時に各ゲージの駆動電流や各照明の輝度を制御するための、後述の図5に示すような内容のテーブルが少なくとも格納されている。
続いて、図3〜図5を用いて、本発明の実施形態に係る処理手順について説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る状態遷移を示す図である。図4(A)及び図4(B)は、本発明の一実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。図5は、図4(B)のフローチャート中のゲージ駆動電流制御及び照明輝度制御の例を示す図である。
図3に示すように、本発明の実施形態には、通常モードM1、低消費電力モードM2及びアイドルストップモードM3が係わる。特に、通常モードM1、アイドルストップモードM3間の状態遷移が重要となる。
通常モードM1では、イグニッションオンでエンジンは稼働しており、全ゲージ及びLCDは100%の駆動電流で作動しており、照明は100%の輝度で点灯可能であり(コンライトスイッチ操作に依存して)、チャージインジケータは点灯可能な(エンジン停止に依存して)状態にある。
また、低消費電力モードM2では、全ゲージ及びLCDは作動停止しており、照明は消灯しており、チャージインジケータも消灯している状態にある。通常モードM1と低消費電力モードM2とは、イグニッションオン/オフをトリガーにして、互いに状態遷移する。
更に、アイドルストップモードM3では、例えば、全ゲージは50%の駆動電流で作動し、照明は50%の輝度で点灯可能であり(コンライトスイッチ操作に依存して)、チャージインジケータは常に消灯状態にある。アイドルストップモードM3と通常モードM1とは、エンジン停止及び速度ゼロ/エンジン始動又は速度パルス検出をトリガーにして、互いに状態遷移する。また、イグニッションオフをトリガーにして、アイドルストップモードM3から低消費電力モードM2に状態遷移する。
図4及び図5を用いて、アイドルストップモードM3と通常モードM1との間の状態遷移及びアイドルストップモードM3におけるゲージ駆動電流制御及び照明輝度制御の例について、説明を加える。
図4(A)において、開始時には通常モードM1にあるものとする。ステップS1において、エンジン回転あり又は速度パルスありの少なくともいずれかであると判定されれば、ステップS4の通常モード処理が実行される。通常モード処理では、上述したように、全ゲージ及びLCDは100%の駆動電流で作動しており、照明は100%の輝度で点灯可能であり、チャージインジケータは点灯可能な状態に制御されている。また、エンジン回転及び速度パルスは、上記速度信号端子32及びエンジン回転数信号端子33からそれぞれ、速度信号及びエンジン回転数信号として供給される。
一方、ステップS1及びステップS2において、エンジン回転なし且つ速度パルスなしと判定されれば、ステップS3のアイドルストップモード処理が実行される。アイドルストップモード処理は、上述した通りであるが、より詳しくは、図4(B)に示すように、ステップS31におけるゲージ駆動電流制御及びステップS32における照明輝度制御を含んで構成される。
ステップS31におけるゲージ駆動電流制御では、例えば、図5の上表中の制御方法1に示すように、各ゲージ、すなわち、速度計41、回転計42、燃料計43、水温計44の駆動電流を共に50%に低下させる。これは、アイドルストップ時には、停車しているので、振動も小さいものと予想され、指針を所定位置に保持するためのトルクも小さくてもよいと考えられるためである。
また、ステップS31におけるゲージ駆動電流制御では、図5の上表中の制御方法2に示すように、速度計41、回転計42のみの駆動電流を50%又は0%に低下させる。これは、アイドルストップ時には、停車しているので、速度計41、回転計42は必然的にゼロを指示するため、100%の駆動電流は必要ないためである。したがって、実用上何の不都合もなく、アイドルストップ車に搭載されるバッテリ94の負担を軽減することができる。
更に、ステップS31におけるゲージ駆動電流制御では、燃料計43の燃料サンプリング周期を低下させるようにしてもよい。すなわち、アイドルストップ時には、エンジンが停止しているため燃料消費もないので、燃料サンプリング周期を低下させても何ら問題はないためである。したがって、実用上何の不都合もなく、アイドルストップ車に搭載されるバッテリ94の負担をより軽減することができる。
ステップS32における照明輝度制御では、例えば、図5の下表中の制御方法1に示すように、各ゲージ照明、すなわち、速度計照明51、回転計照明52、燃料計照明53、水温計照明54の駆動電流を50%に低下させる。また、ステップS32における照明輝度制御でも、例えば、図5の下表中の制御方法2に示すように、ゼロを指示するはずの速度計41、回転計42のみの輝度を50%に低下させてもよい。すなわち、アイドルストップ時には、停車しているので、速度計41、回転計42は必然的にゼロを指示するため、減光しても実用上問題はないためである。
なお、チャージインジケータ56の照明は、アイドルストップモード処理では、必ず消灯するようにすることが好ましい。すなわち、アイドルストップ時には、イグニッションオンでありながらエンジンが強制停止されていることは、ドライバも認識しているので、これを敢えて警報することは無駄であるためである。したがって、実用上何の不都合もなく、アイドルストップ車に搭載されるバッテリ94の負担を更に軽減することができる。
なお、上記ゲージ駆動電流制御の制御方法1及び2、照明輝度制御の制御方法1及び2の組み合わせは適宜変更可能である。例えば、ゲージ駆動電流制御の制御方法1と照明輝度制御の制御方法2を組み合わせてもよい。或いは、ゲージ駆動電流制御の制御方法1のうち、速度計41のみの駆動電流を低下させるようにしていもよいし、速度計照明51のみの輝度を低下させるようにしていもよい。
また、上記実施形態では、バッテリがエンジン駆動に連動する発電機によって充電される通常タイプの車両を前提として説明しているが、近年、ハイブリッド車等においては、回生ブレーキを用いてバッテリを充電することもできるようになっており、本発明はこのようなタイプの車両であってもアイドルストップの機能を行う車両であれば、同様に適用可能である。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、アイドルストップを示すトリガー信号に応答して、エンジン92が一時的に停止している間には、各ゲージの駆動電流及び/又は各ゲージ用照明の輝度が通常時よりも低下される。これにより、アイドルストップ時には充電停止状態になっているバッテリ94の負担が軽減される。したがって、アイドルストップ車に搭載されるバッテリ94を延命することができるようになる。また、バッテリ94の容量をいたずらに増大する必要もなくなる。
1 車両用計器
10 CPU(制御手段)
11 表示部
41 速度計(第1ゲージ)
42 回転計(第1ゲージ)
43 燃料計(第2ゲージ)
44 水温計(第2ゲージ)
51 速度計照明(第1ゲージ用照明)
52 回転計照明(第1ゲージ用照明)
53 燃料計照明(第2ゲージ用照明)
54 水温計照明(第2ゲージ用照明)
56 チャージインジケータ(アラーム照明)
20 定電圧電源
60 EEPROM
10 CPU(制御手段)
11 表示部
41 速度計(第1ゲージ)
42 回転計(第1ゲージ)
43 燃料計(第2ゲージ)
44 水温計(第2ゲージ)
51 速度計照明(第1ゲージ用照明)
52 回転計照明(第1ゲージ用照明)
53 燃料計照明(第2ゲージ用照明)
54 水温計照明(第2ゲージ用照明)
56 チャージインジケータ(アラーム照明)
20 定電圧電源
60 EEPROM
Claims (4)
- 省エネルギーのためのアイドルストップの機能を行う車両に搭載され、
前記車両のエンジンに駆動される発電機によって充電されるバッテリから電源供給を受ける車両用計器であって、
ゲージと、
前記ゲージを照明するゲージ用照明と、
前記アイドルストップを示す所定のトリガー信号に応答して、前記エンジンが一時的に停止している間には、前記ゲージの駆動電流及び/又は前記ゲージ用照明の輝度を、通常時よりも低下させる制御手段と、
を含むことを特徴とする車両用計器。 - 請求項1記載の車両用計器において、
前記ゲージは、前記エンジンの停止時には指示値がゼロとなる第1ゲージ及び必ずしもゼロとはならない第2ゲージを含み、
前記ゲージ用照明は、前記第1ゲージ及び前記第2ゲージをそれぞれ照明する第1ゲージ用照明及び第2ゲージ用照明を含み、
前記制御手段は、前記トリガー信号に応答して、前記エンジンが一時的に停止している間には、前記第1ゲージの駆動電流及び/又は第1ゲージ用照明の輝度を、通常時よりも低下させる、
ことを特徴とする車両用計器。 - 請求項2記載の車両用計器において、
前記第2ゲージは、燃料計を含み、
前記制御手段は、前記トリガー信号に応答して、前記エンジンが一時的に停止している間には、前記燃料計の燃料サンプリング周期を、通常時よりも低下させる、
ことを特徴とする車両用計器。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用計器において、
前記制御手段は、前記トリガー信号に応答して、前記エンジンが一時的に停止している間には、イグニッションオン時にエンジンが停止したことによるバッテリ上がりを警告するために本来点灯するアラーム照明を強制的に消灯する、
ことを特徴とする車両用計器。
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