JP2006256058A - コンクリート表面に対する模様成形法およびそれに用いる化粧マット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】凹凸模様転写面4に、(A)ポリエチレングリコール類および(B)ジイソシアネート類を主成分とし、(C)トリオール、テトラオール、アミノアルコールおよびジメチロールアルカン酸からなる群から選ばれた少なくとも一つの架橋剤を含有する組成物を用いて形成された水溶性ウレタン樹脂層(粘着層5)を介して多数の着色粒状物6が分布されている化粧マット1を準備し、この化粧マット1の上記凹凸模様転写面4をコンクリート表面に対する接触面にしてコンクリート材料を打設し、コンクリート材料の水分により上記粘着層5の粘着力を低減させて上記着色粒状物6をコンクリート表面に移行埋設させるとともに、コンクリート表面を凹凸模様面に形成する。
【選択図】図1
Description
(A)ポリエチレングリコール類。
(B)ジイソシアネート類。
(C)トリオール、テトラオール、アミノアルコールおよびジメチロールアルカン酸からなる群から選ばれた少なくとも一つの架橋剤。
(A)ポリエチレングリコール類。
(B)ジイソシアネート類。
(C)トリオール、テトラオール、アミノアルコールおよびジメチロールアルカン酸からなる群から選ばれた少なくとも一つの架橋剤。
(A)ポリエチレングリコール類。
(B)ジイソシアネート類。
(C)トリオール、テトラオール、アミノアルコールおよびジメチロールアルカン酸からなる群から選ばれた少なくとも一つの架橋剤。
水溶性ウレタン樹脂(パラミオンKF−19、大原パラヂウム化学社製)の水溶液を接着剤として使用した。そして、上記水溶性ウレタン樹脂100部に対し、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩を0.1〜2部加え、その20℃での粘度が、約12000mPa・sとなるよう調整した。
所定の凹凸模様転写面(表層部分にスキン層を有する)が形成された、剛性発泡ウレタン樹脂製のマットを準備した。つぎに、その凹凸模様転写面上に、上記調製の接着剤を、従来公知の手法により塗布し、さらに、その面に対し、粒径1〜3mmの天然石の着色砕石粒を多数、圧力吹付けした。そして、上記塗布した接着剤を乾燥することにより、厚み0.1mmの粘着層を形成し、目的とする化粧マットを作製した(図1参照)。
実施例1にて調製した接着剤に代えて、PVA水溶液を用いた。これ以外は、実施例1と同様にして化粧マットを作製した。
各化粧マットの背面から、加振機にて100〜500Hzの振動を3時間与え、それにより脱落した着色粒状物の重量を測定し、定着性の評価を行った。すなわち、脱落した着色粒状物の重量が、初期の化粧マット総重量に対し10重量%以下であったものを○、10重量%を超えたものを×として評価した。
各化粧マットの凹凸模様転写面を、コンクリート表面に対する接触面にしてコンクリート材料(セメントと水とを混練したもの。pH:12〜14)を打設した。その際、コンクリートを良好に充填するために、バイブレーターを使用した。ついで、コンクリート材料を養生,硬化させ、その後、上記化粧マット等を取り外した(図2、図3参照)。そして、コンクリート板表面(凹凸模様面)への着色粒状物の転写状況を、目視により観察した。すなわち、着色粒状物の転写により全面着色した場合の転写率を「100%」とし、これを基準として転写率(概数)を評価した。
各化粧マットの凹凸模様転写面を、コンクリート表面に対する接触面にしてコンクリート材料(セメントと水とを混練したもの。pH:12〜14)を打設し、ついで、コンクリート材料を養生,硬化させ、その後、上記化粧マット等を取り外した(図2、図3参照)。そして、コンクリート板の表面(凹凸模様面)の外観を、目視により評価した。すなわち、コンクリート表面が、接着剤により汚染されていないものを○、接着剤により汚染されているものを×として評価した。
4 凹凸模様転写面
5 粘着層
6 着色粒状物
Claims (4)
- 凹凸模様転写面に、吸水により粘着力が減少する粘着層を介して多数の着色粒状物が分布されている化粧マットを準備し、この化粧マットの上記凹凸模様転写面をコンクリート表面に対する接触面にしてコンクリート材料を打設し、コンクリート材料の水分により上記粘着層の粘着力を低減させて上記着色粒状物をコンクリート表面に移行埋設させるとともに、コンクリート表面を上記凹凸模様転写面の転写により凹凸模様面に形成する、コンクリート表面に対する模様成形法であって、上記粘着層が、下記(A)および(B)を主成分とし下記(C)を含有する樹脂組成物を用いて形成された水溶性ウレタン樹脂層であることを特徴とするコンクリート表面に対する模様成形法。
(A)ポリエチレングリコール類。
(B)ジイソシアネート類。
(C)トリオール、テトラオール、アミノアルコールおよびジメチロールアルカン酸からなる群から選ばれた少なくとも一つの架橋剤。 - 上記樹脂組成物における(C)成分の含有割合が、上記(A)成分100重量部に対し、0.5〜5重量部の範囲に設定されている請求項1記載のコンクリート表面に対する模様成形法。
- 凹凸模様転写面に、吸水により粘着力が減少する粘着層を介して多数の着色粒状物が分布されている化粧マットであって、上記粘着層が、下記(A)および(B)を主成分とし下記(C)を含有する樹脂組成物を用いて形成された水溶性ウレタン樹脂層であることを特徴とする化粧マット。
(A)ポリエチレングリコール類。
(B)ジイソシアネート類。
(C)トリオール、テトラオール、アミノアルコールおよびジメチロールアルカン酸からなる群から選ばれた少なくとも一つの架橋剤。 - 上記樹脂組成物における(C)成分の含有割合が、上記(A)成分100重量部に対し、0.5〜5重量部の範囲に設定されている請求項3記載の化粧マット。
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JP2005075700A JP2006256058A (ja) | 2005-03-16 | 2005-03-16 | コンクリート表面に対する模様成形法およびそれに用いる化粧マット |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008155473A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Tokai Rubber Ind Ltd | コンクリート表面に対する模様形成方法およびそれに用いる化粧マット |
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JPS5410321A (en) * | 1977-06-24 | 1979-01-25 | Lion Fat Oil Co Ltd | Method of making tile blocks |
JPH03174431A (ja) * | 1981-10-26 | 1991-07-29 | W R Grace & Co | 軟質ポリウレタンフオーム |
JPH08109729A (ja) * | 1994-10-13 | 1996-04-30 | Tokai Rubber Ind Ltd | コンクリート表面に対する模様成形法およびそれに用いる化粧マット |
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-
2005
- 2005-03-16 JP JP2005075700A patent/JP2006256058A/ja active Pending
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