JP2006255277A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 上扉の洗浄槽開口面に対する垂直方向の移動距離を大きくすることを可能にし、上扉と洗浄槽間のシール性能を向上させることができる食器洗浄機を得る。
【解決手段】 洗浄槽2の開口部3を開閉する複数の扉体の連動開閉機構10であって、この連動開閉機構10が、下扉5の開閉動作に連動して開閉する上扉4を洗浄槽2の開口面22に対してほぼ垂直方向に移動させる連動手段として、第1のリンク11および第2のリンク12を有し、第1のリンク11に下扉5の下扉アーム14を連結し、第2のリンク12に上扉4の支持アーム18を連結する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、食器洗浄機に関し、特に、複数の扉体を連動して開閉する連動開閉機構および扉体と洗浄槽間のシール構造に関する。
食器洗浄機(あるいは食器洗浄乾燥機)は、汚れた食器類を食器かご内に入れ、これを食器洗い機本体の洗浄槽内にセットし、洗浄水をノズルから噴射することにより汚れた食器類を洗浄するものである。したがって、洗浄中は、洗浄槽の開口部は扉体で固く閉じられており、洗浄水の水漏れがないように洗浄槽と扉体の間にはシール部材が装着されている。
卓上型の食器洗浄機の場合、一般に複数の扉体で構成されており、扉体を閉めたときには扉体どうしもシールするようになっている。また、複数の扉体を一つの操作(一般には下扉の開閉操作)で連動させて開閉する連動機構がとられている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
特許文献1では、扉体の連動機構として、上扉の支持アームと下扉の支持アームとを連動用のリンクで連結する構成であり、下扉の開操作により連動用リンクが上扉を支持アームの支点を中心に上方へ回転させるようになっている。したがって、上扉の開閉動作の軌道は上扉の支持アームの支点を中心に回転する円弧軌道となる。そのため、上扉は洗浄槽の開口面に対して斜め上方に移動することになり、垂直方向にはほとんど移動しない構成となっている。特に、上扉の上辺部は上扉支持アームの支点との距離(回転半径)が短いため、この上辺部におけるシール性(水密性)が問題となる。
特許文献2に示される扉体の連動機構は、上扉を長短2つのリンク、すなわち、上扉の側面の上方部分を短いリンクで、側面の下方部分を長いリンクで回転自在に支持し、この長い方のリンクに下扉の支持アームに一端部を枢着した連動用リンクの他端部を枢着して連結する構成である(なお、上扉の開放を下扉よりも遅らせるために、連動用リンクと長い方のリンクとの連結部に軸と長穴による遊びを設けている)。したがって、この連動機構では、上扉は長短2つのリンクにより楕円軌道で開閉し、しかも上扉の上辺部は長さの短いリンクで規制されるため、上辺部のシール性については特許文献1と同様の問題がある。
特許文献3では、上扉の開閉機構を、上扉の支持アームに設けられたカムフォロア(あるいは凸部)と、このカムフォロアが係合するカム溝とにより構成したもので、扉の連動機構としては下扉の支持アームと上扉の支持アームとにワイヤを引き回す構成である。上記のカムフォロアが係合するカム溝は、洗浄槽の側面の中間部から上部にかけて、洗浄槽の開口面にほぼ平行に設けられているので、この上扉の開閉機構でも、上扉は洗浄槽の開口面に対して斜め上方に移動するため、上辺部のシール性については特許文献1と同様の問題がある。
特開平2003−174992号公報(第3、4頁、図1、図2) 特開平2002−219083号公報(第4、5頁、図1−図4) 特開平2003−180595号公報(第3−6頁、図1、図2)
従来の食器洗浄機は、上述したように、上扉の洗浄槽開口面に対する垂直方向の移動距離がきわめて小さいものである。そのため、特に上辺部における上扉と洗浄槽間のシール性能を十分に確保することが難しく、しばしば食器洗浄機本体の天板部に水が滲み出るという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、上扉の洗浄槽開口面に対する垂直方向の移動距離を大きくすることを可能にし、上扉と洗浄槽間のシール性能を向上させることができる食器洗浄機を得ることを目的とする。
本発明に係る食器洗浄機は、洗浄槽の開口部を開閉する複数の扉体の連動開閉機構であって、この連動開閉機構が、一方の扉体の開閉動作に連動して開閉する他方の扉体を前記洗浄槽の開口面に対してほぼ垂直方向に移動させる連動手段を有することを特徴とするものである。
また、前記他方の扉体と前記洗浄槽との間に互いに嵌合する凸状部と凹状部とからなるシール部が設けられ、前記連動手段は、前記シール部の凸状部と凹状部とを開離および嵌合する方向に前記他方の扉体を移動させるものである。
本発明によれば、連動開閉機構が、一方の扉体の開閉動作に連動して開閉する他方の扉体を洗浄槽の開口面に対してほぼ垂直方向に移動させる連動手段を有する構成としたので、他方の扉体と洗浄槽との間に、凸状部と凹状部とからなるシール部をラビリンス状に形成することが可能となるため、特に上扉と洗浄槽間の上辺部におけるシール性能を大幅に向上させることができるという効果を有する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1を示す食器洗浄機の扉閉鎖状態の外観斜視図、図2は扉開放状態の外観斜視図、図3は食器洗浄機の右側面図である。
図1ないし図3において、この食器洗浄機の本体(食器洗浄機本体)1は、内部に食器類を洗浄するための洗浄槽2を有する。食器類は図示しない食器かごに収納されて、その食器かごを洗浄槽2の前面側に開口する開口部3から出し入れするようになっている。
洗浄槽2の開口部3は、複数の扉体、すなわちこの例では上扉4と下扉5によって閉鎖および開放状態にされる。このように扉体を複数個に分割することにより、各扉体の開閉動作の範囲を小さくすることができるので、狭いスペースでも食器洗浄機の設置が可能となる。
洗浄槽2の開口部3は、一般に、正面からみて四角形状に形成され、側面からみて開口面の上方部分がやや後方に傾斜した滑らかな曲面形状に開口面が形成されている。この開口部3の周囲の各辺には後述するようにゴムからなるシール部材が装着され、また上扉4と下扉5の合わせ部にもシール部材が装着され、扉閉鎖時の水密性が保たれている。
上扉4(他方の扉体)は、下扉5(一方の扉体)に比べて縦方向の長さが多少小さく形成され、後述する連動手段によって上方へ回転して開くようになっている。この上扉4の開閉軌道については後で詳しく説明する。下扉5は、正面の手前側にほぼ90゜回転して開くようになっている。
下扉5には扉のロックを解除するための扉ロック解除ボタン6が設けられており、下扉5の左右両側には扉ロック解除ボタン6を押すことによってロックを解除する方向に動作するロック爪7が設けられている。このロック爪7は開口部3の前面の両側に設けられたロックガイド8に挿入し、内部の図示しない係合部に係合して扉をロックするようになっている。
次に、この実施の形態における連動手段を有する扉の連動開閉機構について詳細に説明する。なお、連動扉開閉機構は洗浄槽2の左右両側面にそれぞれ設けられているが、同一の構成であるので、ここでは右側について示す。
図4は食器洗浄機の外カバーを取り外した状態を右側面からみた内部構造図で、(a)は扉閉鎖時、(b)は扉開放時の状態を示している。図5は扉と連動開閉機構のみを取り出して示した動作説明図で、(a)は扉閉鎖時の動作説明図、(b)は上扉および下扉の開放途中状態を示す動作説明図である。図6(a)〜(d)は図4、図5に示される扉の連動開閉機構の動作を模式的にあらわした動作説明図である。
図4ないし図6に示すように、扉の連動開閉機構10は、リンク機構により構成されており、上扉4と下扉5の連動手段として、第1のリンク11および第2のリンク12を備えている。
下扉5は、洗浄槽2の下部に回転支点13(図5、図6参照)で回転自在に枢支されており、さらに下扉5と一体に下扉アーム14が形成されている。この下扉アーム14の先端部に上記第1のリンク11の下端部が支点15で回転自在に連結されている。第1のリンク11の上端部には第2のリンク12の先端部が支点16で回転自在に連結され、第2のリンク12の基端部は洗浄槽2の側面(あるいは洗浄槽の側面に取り付けられる取付板)に支点17で回転自在に連結されている。そして、上扉4に一体に設けられた上扉支持アーム18が第2のリンク12に支点19で回転自在に連結されている。なお、第2のリンク12には扉開放時に上扉4が自重によりフリーに下降しないように規制するストッパ20が設けられている。
また、図6において、21は洗浄槽2の天井部(または食器洗浄機本体1の天板部)であり、洗浄槽天井部21の前面、すなわち洗浄槽2の開口面22(図5参照)の上辺部と、これに対面する上扉4の上辺部には、ラビリンス状に形成された凹状部23と、これに嵌合する凸状部24が設けられてシール部25を構成している。凹状部23および凸状部24は、図示とは反対に上扉4側に凹状部23を、洗浄槽2側に凸状部24を設けてもよい。また、凹状部23および凸状部24は、少なくとも洗浄槽2と上扉4の各上辺部に設けることが好ましい。
ここで、扉の連動開閉機構10の動作を説明する前に、食器洗浄機の基本的な動作について概略説明する。
食器洗浄機の動作は、一般的に食器類の洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程の順に実行される。
洗浄工程では、給水手段(図示せず)により水を洗浄槽2内に一定量給水し、さらに食器類の汚れを分解して落とすための洗剤を洗浄槽2内に入れる。洗浄水はシーズヒータ等の発熱体で一定温度に昇温される。この洗浄水を洗浄ポンプ(図示せず)により吸い込んで、洗浄ノズル(図示せず)へ送水し、洗浄ノズルの孔より食器類へめがけて噴射することにより食器類の汚れを洗い落とす。噴射した洗浄水は洗浄槽2の中に落下して戻り、再び洗浄ポンプに吸い込まれて洗浄水を循環しながら噴射を繰り返す。一定時間洗浄ポンプを稼働した後、洗浄槽2の内部の水は、排水口(図示せず)より外部の下水などへ排水される。
すすぎ工程は、食器類に付着した洗剤や汚水をすすぎ洗いする目的で行うものであり、洗い動作それ自体は洗浄工程と変わらない。すすぎ工程では、洗剤を入れた上記の洗浄水を洗浄槽2から全部排水した後、きれいな水を給水してその水を洗浄ノズルより噴射することにより食器類をすすぎ洗いする。
この水の給水→一定時間の循環噴射→排水を通常2〜4回程度行うことで食器類の洗浄と、すすぎが行われる。
そして、最後に送風機(図示せず)により温風あるいは室温の風を食器類に当てて食器類を乾燥する。乾燥用空気は洗浄槽2の天井部に設けられた排気孔(図示せず)より外部へ排気される。
次に、扉の連動開閉機構10の動作について、主に図6を参照して説明する。
まず、上扉4、下扉5が図6(a)のように閉じた状態から、図6(b)のように下扉5を開く。下扉5は、扉ロック解除ボタン6を押すことによりロック爪7のロックが解除されるので、下方へ回転して開くことができる。すなわち、下扉5は回転支点13を中心に矢印51の方向に回転し、これに伴い下扉5と一体に形成された下扉アーム14も回転支点13を中心に上方へ回転する。下扉アーム14が上方へ回転すると、下扉アーム14に連結された第1のリンク11が矢印52で示す上方へ押し上げられる。これによって、第1のリンク11に連結された第2のリンク12が支点17を中心に矢印53で示す上方へ回転する。
さらに、第2のリンク12が上方へ回転することにより、上扉4と一体に形成された上扉支持アーム18が支点19で第2のリンク12に連結されているので、上扉支持アーム18と第2のリンク12とのなす角度θ1が図6(b)に示すように角度θ2になるまで上扉支持アーム18は支点19を中心に矢印54で示す下方へ回転する。なお、上扉支持アーム18と第2のリンク12はストッパ20により角度θ2以上の回転が生じないように保持される。
すなわち、上扉支持アーム18と第2のリンク12とのなす角度は、上扉4、下扉5を完全に閉じた状態(図6(a))のときの角度θ1よりも、上扉4、下扉5が少し開いた状態(図6(b))のときの角度θ2の方が若干大きくなる。このように、上扉アーム18と第2のリンク12とのなす角度が増加することで、上扉4は、図6(b)、(d)のように、開口面22に対してほぼ垂直の方向(矢印55)に移動して開離する。そのため、上扉4の上辺部に設けられた凸状部24が洗浄槽天井部21の前面(開口部3の上辺部)に設けられた凹状部23より開離する。これによって、凸状部24と凹状部23との嵌合が外れる。
下扉5がさらに回転が進むと、第2のリンク12が第1のリンク11により押し上げられるため、図6(c)に示すように、上扉支持アーム18と第2のリンク12は角度θ2を保持しつつ一体的に支点17を中心に矢印56で示す上方へ大きく回転する。これにより、上扉4は食器洗浄機本体1の天板部上に回転して位置することになり、下扉5は下方へほぼ90゜回転して開くことになる。
下扉5を閉じるときは上記と逆の動作となる。
この実施の形態1の食器洗浄機では、扉の連動開閉機構10が、上述のように、下扉5の開閉動作に連動する第1のリンク11に第2のリンク12を連結し、さらにこの第2のリンク12に上扉アーム18を連結する構成となっているので、上扉4の開閉動作の軌道は、開口面22に対してほぼ垂直な方向に移動する第1の移動成分(矢印35で示す成分)と、ついで開口面22にほぼ平行な方向に移動する第2の移動成分(矢印56で示す成分)とを有する。この第1の移動成分により、開口面22にほぼ垂直方向の移動距離を大きくとることができるので、上扉4と洗浄槽2とのシール構造(シール部25)を、例えばラビリンス状に深い溝を持つ凹状部23と凸状部24により構成することができる。
したがって、扉閉鎖時、凹状部23と凸状部24とを嵌合させて上扉4を閉鎖することにより、洗浄槽2内の食器類などに衝突して飛散する水が、たとえこれらの凹状部23と凸状部24とからなるシール部25に直撃しても、凹状部23と凸状部24間の隙間で水の勢いが減殺されるため、この隙間から水が天板上に滲み出るようなことはない。
よって、上扉4と洗浄槽2間の水密性、特に開口部3の上辺部における水密性を大幅に向上させることができる。
また、開口面22に対する垂直方向の移動距離が大きいことから、ゴムからなるシール部材(図示せず)を十分に押し付けることができるため、上記シール部25をこのようなシール部材で構成するだけでも十分な水密性を発揮させることができる。
さらに、上記シール部材を凹状部23の中に装着することにより、シール部25を構成した場合には、更なる水密性の向上が実現できる。
また、上に例示したシール部25の構成によれば、洗浄槽2の天井部21すなわち食器洗浄機本体1の天板部の厚さをより薄くすることも可能であるので、洗浄槽2の容積を大きくできるほか、食器洗浄機の小型・軽量化、コスト低減など波及効果が大きいものである。
実施の形態2.
図7は本発明の実施の形態2を示す食器洗浄機の外カバーを取り外した状態を右側面からみた内部構造図で、(a)は扉閉鎖時、(b)は扉開放時の状態を示している。図8(a)〜(c)は図7に示される扉の連動開閉機構の動作を模式的にあらわした動作説明図、図9は扉閉鎖時の力の釣り合い関係を示す説明図である。
この実施の形態2における扉の連動開閉機構10Aは、前述の連動開閉機構10に次の部材、部分を付加して構成されている。すなわち、洗浄槽2の側面(あるいは洗浄槽の側面に取り付けられる取付板)に支点26で枢着される第3のリンク27と、上扉4を閉鎖方向に付勢するように第3のリンク27と上扉支持アーム18とを連結する引っ張りばね28(付勢手段の一例)とが付加されている。また、第2のリンク12はT字状に形成されており、このT字状の脚部分を第3のリンク27と上扉支持アーム18の間に一定の荷重を負荷する荷重部29となし、摺動部材30を介して第3のリンク27に当接させている。上扉支持アーム18は長く伸びており、その中間部を支点19により第2のリンク12に連結されている。そして上記の引っ張りばね28は、第2のリンク12の先端部と第3のリンク27の先端部の間に装着されている。その他の構成は実施の形態1と同様であるので、同一符号を付して説明は省略する。
次に動作について説明する。なお、食器洗浄機の基本的な動作は実施の形態1と同様であるので説明は省略し、この実施の形態2の連動開閉機構10Aに特有の動作について説明する。
まず、上扉4、下扉5が図8(a)のように閉じた状態から、図8(b)のように下扉5を開く。下扉5は扉ロック解除ボタン6を押すことによりロック爪7のロックが解除されるので、下方へ回転して開くことができる。すなわち、下扉5は回転支点13を中心に矢印51の方向に回転し、これに伴い下扉5と一体に形成された下扉アーム14も回転支点13を中心に上方へ回転する。下扉アーム14が上方へ回転すると、下扉アーム14に連結された第1のリンク11が矢印52で示す上方へ押し上げられる。これによって、第1のリンク11に連結された第2のリンク12が支点17を中心に矢印53で示す上方へ回転する。
さらに、第2のリンク12が上方へ回転することにより、上扉4と一体に形成された上扉支持アーム18が支点19で第2のリンク12に連結されているので、上扉支持アーム18と第2のリンク12とのなす角度θ1が図8(b)に示すように角度θ2になるまで上扉支持アーム18は支点19を中心に矢印54で示す下方へ回転する。なお、上扉支持アーム18と第2のリンク12はストッパ20により角度θ2以上の回転が生じないように保持される。
すなわち、上扉支持アーム18と第2のリンク12とのなす角度は、上扉4、下扉5が完全に閉じられた状態(図8(a))のときの角度θ1よりも、上扉4、下扉5が少し開いた状態(図8(b))のときの角度θ2の方が若干大きくなる。このように、上扉アーム18と第2のリンク12とのなす角度が増加することで、上扉4は、図8(b)のように、開口面22(図7参照)に対してほぼ垂直の方向(矢印55)に移動して開離する。そのため、上扉4の上辺部に設けられた凸状部24が洗浄槽天井部21の前面(開口部3の上辺部)に設けられた凹状部23より開離する。これによって、凸状部24と凹状部23との嵌合が外れる。
また、第2のリンク12が上方へ回転すると、第3のリンク27は矢印57の方向に回転し、荷重部29が第3のリンク27に与えていた引っ張りばね28による荷重が減少していく。そして、第3のリンク27に荷重が残っている間は摺動部材30が第3のリンク27に摺接し、荷重がゼロになると、図8(c)に示すように、荷重部29は第3のリンク27から離間する。
下扉5がさらに回転が進むと、第2のリンク12が第1のリンク11により押し上げられるため、図8(c)に示すように、上扉支持アーム18と第2のリンク12は角度θ2を保持しつつ一体的に支点17を中心に矢印56で示す上方へ大きく回転する。これにより、上扉4は食器洗浄機本体1の天板部上に回転して位置することになり、下扉5は下方へほぼ90゜回転して開くことになる。
下扉5を閉じるときは上記と逆の動作となる。
次に、第3のリンク27、荷重部29、引っ張りばね28の力の釣り合いについて、図9を参照して説明する。
図9は、扉が閉まった状態を示す。この状態で第2のリンク12の荷重部29は、Pの力で第3のリンク27を下方へ押し下げ、第3のリンク27は支点26を中心に下方へ回転する。このとき、第3のリンク27に連結された引っ張りばね28を引っ張る。同時に、引っ張りばね28は、上扉支持アーム18を引っ張るために支点19を中心に上扉4を上方へ回転させる。このため、引っ張りばね28にはTの張力が作用する。
上扉4が上方へ回転すると、上扉4と洗浄槽天井部21の間に設けられた凸状部24と凹状部23とからなるシール部25が嵌合し接触することになる。したがって、シール部25にはFの接触力が働くことになる。そして、上扉4と洗浄槽天井部21の間に設けられたシール部25が嵌合・接触した状態では、荷重部29の押し下げ力Pと、さらに上扉4の重量荷重(重力)Wは引っ張りばね28に蓄えられ釣り合い状態となる。
したがって、上扉4と洗浄槽天井部21の間に設けられたシール部25に発生するガタを無くすことができる。すなわち、第3のリンク27および引っ張りばね28は、シール部28のガタを吸収する働きをする。
この実施の形態2の食器洗浄機における扉の連動開閉機構10Aによれば、扉閉鎖時に、上扉4と洗浄槽天井部21の間に設けられたシール部25に発生するガタを無くすことができるので、水密性がさらに向上する。
一方、扉開放時の上扉4の開放初期において、シール部25の嵌合が外れたときには、第3のリンク27に対する第2のリンク12の荷重部29の押し付け力が減少しゼロになって、荷重部29が第3のリンク27より開離するので、上扉4の閉鎖方向の付勢力がなくなり、そのため上扉4の開放を実施の形態1と同様に円滑に行わせることができる。
また、図示は省略するが、第3のリンク27、引っ張りばね28に代えて、上扉支持アーム18と第2のリンク12との間に、支点19を間にして上扉4を閉鎖方向に付勢する引っ張りばね(付勢手段の一例)を取り付けることもできる。但し、この引っ張りばねは、例えば図6で説明すると、図6(b)のように上扉4の開放初期のとき、支点19がばね中心線上もしくはばね中心線を若干超えた位置に来るように取り付けることが好ましい。このように引っ張りばねを取り付けることにより、図6(c)のように上扉4が全開する際、引っ張りばねの張力が上扉4の閉鎖方向には働かないので、実施の形態1と同様に上扉4の開放を円滑に行わせることができる。
実施の形態3.
図10(a)は本発明の実施の形態3を示す食器洗浄機の扉の連動開閉機構を右側面からみた模式図で、(b)はシール部の部分詳細図である。
この実施の形態3では、扉の連動開閉機構10Aは実施の形態2と同一であるので、同一符号を付して説明は省略する。
ここでは、上扉4と洗浄槽天井部21の間に設けられるシール部25が、次のように構成されている。すなわち、上扉4の上辺部に第1の扉側凸状部31とその上段位置に第2の扉側凸状部32が設けられる。一方、洗浄槽天井部21の前面上部すなわち開口部3の上辺部には、扉閉鎖時、第1の扉側凸状部31と第2の扉側凸状部32の間に嵌合する洗浄槽側凸状部33が設けられる。さらに、この洗浄槽側凸状部33の上段位置に第2の扉側凸状部32が密着するゴム材料からなるシール部材34が装着される。
また、洗浄槽側凸状部33の下面に、少なくとも1つ、好ましくは複数の水落とし用突起35が設けられている。
次に動作について詳細に説明する。下扉5、上扉4の開閉動作は実施の形態2に記載の通りで、上扉4は洗浄槽天井部21の前面に嵌合してラビリンス状のシール部25を形成する。この上扉4と洗浄槽天井部21の前面が嵌合し、食器洗浄機の基本的な動作をしている時、第1の扉側凸状部31は、図示していない噴射口から噴射される水が上扉4の洗浄槽側内面に沿って上昇してくる水41をせき止める障壁となる。第2の扉側凸状部32は、シール部材34に密着して、第1の扉側凸状部31の障壁を超えて入り込む水しぶきが外に漏れることを防ぐ。水落とし用突起35は、図示していない噴射口から噴射される水が洗浄槽天井面に衝突して向きを変えて天井面に沿って流れてくる水42をせき止めて落下させる障壁となる。
この実施の形態3の食器洗浄機によれば、上扉4に第1の扉側凸状部31とその上段位置に第2の扉側凸状部32を設け、洗浄槽2にこれらの扉側凸状部31、32の間に嵌合する洗浄槽側凸状部33を設け、さらにその上段位置に第2の扉側凸状部32が密着するシール部材34を装着したシール構造としたので、特に上扉4と洗浄槽2の上辺部における水のシール性を大幅に向上することができ、食器洗浄機本体1の天板部に水が滲み出るような事態を防ぐことができる。
さらに、洗浄槽側凸状部33の下面に少なくとも1つ水の流れを止める障壁となる突起35を設けることにより、水しぶきの進入を減らすことができるため、更なる水のシール性の向上が可能となる。
実施の形態4.
図11は本発明の実施の形態4を示す食器洗浄機の正面図、図12は図11のA−A断面図、図13は図11のB−B断面図、図14および図15はそれぞれ図12のC、D部の拡大断面図、図16は図13のE部の拡大断面図、図17は図12のF部の拡大断面図である。
この実施の形態4では、主に上扉4および下扉5と洗浄槽2の間のシール構造、ならびに上扉4および下扉5間のシール構造を示すものである。なお、扉の連動開閉機構については実施の形態2に示したものを用いている。
上扉4および下扉5と洗浄槽2の間のシール構造は、ゴム材料からなるシール部材34が洗浄槽2の開口部周辺部に張り巡らされている。シール部材34は、図14ないし図16に詳細な断面形状が示されている。
図14は、上扉4と洗浄槽開口部3の上辺部におけるシール構造を示すものであり、この上辺部では、実施の形態3で説明したように上扉4の上辺部に設けられた第2の扉側凸状部32がシール部材34に密着してシールする。シール部材34のシール部断面は、上辺部では下向きの略逆U字状に形成されている。
図15は、下扉5と洗浄槽開口部3の下辺部におけるシール構造を示すものであり、この下辺部では、シール部材34は板状に形成されており、洗浄槽2の底板部より前面側に傾斜状に設けられた下扉受け部36と下扉5の下辺部との間に挟み込まれるようにしてシールしている。
図16は、上扉4と洗浄槽開口部3の側辺部におけるシール構造を示すものであり、この側辺部では、シール部材34は断面が横向きの略逆U字状に形成されたシール部を有し、上扉4に縦方向に設けられた段部37に密着してシールしている。また、下扉5については図示していないが、同様のシール構造である。
このように、シール部材34は、シール部の断面形状を連続的に変化させた形態となっている。
図17は、上扉4と下扉5の合わせ部におけるシール構造を示している。扉が開くときには、先に下扉5が開き、遅れて上扉4が開くようになっている。扉が閉じるときにはこの逆で、先に上扉4が閉じ、遅れて下扉5が閉じるようになっている。そこで、上扉4と下扉5の間には互いに重なり合う重合部38、39が設けられており、これら重合部38、39の間に略U字状のシール部断面を持つシール部材40が装着されシールするようになっている。
この実施の形態4の食器洗浄機によれば、洗浄槽2と上扉4、下扉5間の水密性、ならびに上扉4と下扉5の扉どうしの水密性が十分に確保されており、洗浄槽2と上扉4の上辺部については実施の形態3と同様の水密性を確保できる。
本発明における扉の開閉機構についてリンク機構のものを説明したが、リンク機構のものに限定されるものではない。例えば、第2のリンク12を回転させる手段として、第1のリンク11に代えて、第2のリンク12と下扉アーム14との間にワイヤを引き回すようにすることもできる。また、上扉4に第1の移動成分および第2の移動成分を与える手段として、カムフォロアとカム溝を用いることもできる。
本発明の実施の形態1を示す食器洗浄機の扉閉鎖状態の外観斜視図である。 実施の形態1における食器洗浄機の扉開放状態の外観斜視図である。 実施の形態1における食器洗浄機の右側面図である。 実施の形態1における扉の連動開閉機構を示す右側面の内部構造図で、(a)は扉閉鎖時、(b)は扉開放時の状態を示す構造図である。 実施の形態1における扉と連動開閉機構の動作説明図で、(a)は扉閉鎖時の動作説明図、(b)は上扉および下扉の開放途中状態を示す動作説明図である。 実施の形態1における扉の連動開閉機構の動作を模式的にあらわした動作説明図である。 本発明の実施の形態2を示す食器洗浄機の右側面の内部構造図で、(a)は扉閉鎖時、(b)は扉開放時の状態を示す構造図である。 実施の形態2における扉の連動開閉機構の動作を模式的にあらわした動作説明図である。 実施の形態2における扉閉鎖時の力の釣り合い関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態3を示す食器洗浄機の扉の連動開閉機構の模式図(a)とシール部の部分詳細図(b)である。 本発明の実施の形態4を示す食器洗浄機の正面図である。 図11のA−A断面図である。 図11のB−B断面図である。 図12のC部の拡大断面図である。 図12のD部の拡大断面図である。 図13のE部の拡大断面図である。 図12のF部の拡大断面図である。
符号の説明
1 食器洗浄機本体、2 洗浄槽、3 開口部、4 上扉、5 下扉、6 扉ロック解除ボタン、7 ロック爪、8 ロックガイド、10、10A 連動開閉機構、11 第1のリンク、12 第2のリンク、13 回転支点、14 下扉アーム、15 支点、16 支点、17 支点、18 上扉支持アーム、19 支点、20 ストッパ、21 洗浄槽天井部、22 開口面、23 凹状部、24 凸状部、25 シール部、26 支点、27 第3のリンク、28 引っ張りばね、29 荷重部、30 摺動部材、31 第1の扉側凸状部、32 第2の扉側凸状部、33 洗浄槽側凸状部、34 シール部材、35 水落とし用突起、36 下扉受け部、37 段部、38、39 重合部、40 シール部材。

Claims (12)

  1. 洗浄槽の開口部を開閉する複数の扉体の連動開閉機構であって、この連動開閉機構が、一方の扉体の開閉動作に連動して開閉する他方の扉体を前記洗浄槽の開口面に対してほぼ垂直方向に移動させる連動手段を有することを特徴とする食器洗浄機。
  2. 洗浄槽の開口部を開閉する複数の扉体の連動開閉機構と、一方の扉体の開閉動作に連動して開閉する他方の扉体と前記洗浄槽との間に互いに嵌合する凸状部と凹状部とからなるシール部と備え、前記連動開閉機構が、前記シール部の凸状部と凹状部とを開離および嵌合する方向に前記他方の扉体を移動させる連動手段を有することを特徴とする食器洗浄機。
  3. 開口部を有する洗浄槽と、この洗浄槽の開口部を開閉する複数の扉体と、一方の扉体の開閉動作に連動して他方の扉体を開閉させる連動手段とを備え、この連動手段により連動する前記他方の扉体の開放時の軌道が、前記洗浄槽の開口面に対してほぼ垂直方向に移動する第1の移動成分と、前記開口面にほぼ平行な方向に移動する第2の移動成分とを有することを特徴とする食器洗浄機。
  4. 開口部を有する洗浄槽と、この洗浄槽の開口部を開閉する複数の扉体と、一方の扉体の開閉動作に連動して他方の扉体を開閉させる連動手段と、前記他方の扉体と前記洗浄槽との間に互いに嵌合する凸状部と凹状部とからなるシール部とを備え、前記連動手段により連動する前記他方の扉体の開放時の軌道が、前記シール部の凸状部と凹状部とを開離する方向に移動する第1の移動成分と、前記洗浄槽の開口面にほぼ平行な方向に移動する第2の移動成分とを有することを特徴とする食器洗浄機。
  5. 前記連動手段は、前記一方の扉体に回転自在に連結された第1のリンクと、この第1のリンクおよび前記洗浄槽に回転自在に連結された第2のリンクとを備え、この第2のリンクに前記他方の扉体の支持アームを回転自在に連結するとともに、前記支持アームと第2のリンクとのなす角度が、扉体閉鎖時よりも扉体開放時の方が大きくなるように連結してなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の食器洗浄機。
  6. 前記連動手段は、前記一方の扉体に回転自在に連結された第1のリンクと、この第1のリンクおよび前記洗浄槽に回転自在に連結された第2のリンクと、前記他方の扉体を閉鎖方向に付勢する付勢手段とを備え、前記第2のリンクに前記他方の扉体の支持アームを回転自在に連結するとともに、前記支持アームと第2のリンクとのなす角度が、扉体閉鎖時よりも扉体開放時の方が大きくなるように連結してなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の食器洗浄機。
  7. 前記連動手段は、前記一方の扉体に回転自在に連結された第1のリンクと、この第1のリンク及び前記洗浄槽に回転自在に連結された第2のリンクと、前記他方の扉体を閉鎖方向に付勢する付勢手段と、前記洗浄槽に回転自在に枢着され、前記他方の扉体の支持アームに前記付勢手段を介して連結された第3のリンクと、前記第2のリンクに設けられ、前記第3のリンクに当接する荷重部とを備え、前記第2のリンクに前記他方の扉体の支持アームを回転自在に連結するとともに、前記支持アームと第2のリンクとのなす角度が、扉体閉鎖時よりも扉体開放時の方が大きくなるように連結してなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の食器洗浄機。
  8. 前記凸状部と凹状部とからなるシール部は、前記他方の扉体および前記洗浄槽の上辺部に設けられていることを特徴とする請求項2または4記載の食器洗浄機。
  9. 前記凸状部と凹状部とからなるシール部は、扉体閉鎖時、前記凸状部が密着するシール部材が前記凹状部の中に装着された構成となっていることを特徴とする請求項8記載の食器洗浄機。
  10. 開口部を有する洗浄槽と、この洗浄槽の開口部を開閉する複数の扉体と、一方の扉体の開閉動作に連動して他方の扉体を開閉させる連動手段と、前記他方の扉体に設けられた複数段の第1および第2の扉側凸状部と、前記第1の扉側凸状部と第2の扉側凸状部との間に嵌合する前記洗浄槽に設けられた洗浄槽側凸状部と、この洗浄槽側凸状部の上段位置に装着され前記第2の扉側凸状部が密着するシール部材とを備えたことを特徴とする食器洗浄機。
  11. 請求項10記載の食器洗浄機において、請求項5乃至7のいずれかに記載の連動手段を有することを特徴とする食器洗浄機。
  12. 前記第1および第2の扉側凸状部と前記洗浄槽側凸状部は、それぞれ前記他方の扉体および前記洗浄槽の上辺部に設けられていることを特徴とする請求項10記載の食器洗浄機。
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