JP2006253550A - 線状光源装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子の検査を行うに要する時間を短縮し、出荷数の増大を図ることが可能な線状光源装置の製造方法を提供する。
【解決手段】長尺状の基板と、長尺状の基板の長手方向に沿って複数配置された発光素子12と、発光素子12から長手方向へ出射されたそれぞれの光を出射方向へ反射させ、発光素子と交互に配置された反射体とを備えた線状光源装置の製造方法において、複数組の配線パターンおよび複数組の配線パターンを接続するメッキリード線が設けられた基板材15に発光素子12を搭載する搭載工程と、メッキリード線が設けられた面側から1組の配線パターンごとメッキリード線を切断するとともに基板材15に第1ブレード20で切り込みを入れる第1の切断工程と、配線パターンを検査用パターンとして電圧を印加して発光素子12の検査を行う検査工程と、基板材の切り込みの入った位置を第2ブレード21で切断して個片とする第2の切断工程とを行う。
【選択図】図6

Description

本発明は、バックライトに用いられる導光板の一側面に配置される線状光源装置の製造方法に関する。
バックライトの光源として、平板状の導光板の一側面から光を入射させることができる線状光源装置がある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の線状光源装置を図に基づいて説明する。図9に示すように線状光源装置10は、配線パターンが形成された長尺の基板11に、複数の発光素子12が配置され、この発光素子12が出射する光を出射方向に反射させる傾斜面13aを有する反射体13が交互に配置されている。そして発光素子12は、樹脂で形成された樹脂封止部14で封止されている。この線状光源装置10は、導光板の側面に配置され、基板11の一端部に設けられた端子部11aに電圧を印加して、導光板の側面に対して光を入射させる。
この線状光源装置10を製造する場合には次のようにして行う。図3に示すように、まずそれぞれの基板11の配線パターン15aが複数組形成された基板材15を準備する。この配線パターン15aは、ベースとなる銅箔パターンをエッチングで形成した後に金で電解メッキを施したものである。銅箔に電解メッキを施すためには、配線パターン15aの型に形成された銅箔パターンを横断するようにメッキリード線15bが形成されている。つまり基板材15に設けられた複数組の配線パターン15aは、切断する前ではメッキリード線15bと導通した状態であり、基板材15を切断することで、機能しないパターンとなるのである。
そして、図5(a)に示すように、配線パターン15aの所定の位置に発光素子12を複数縦列に配置する。次に図5(b)に示すように反射体13となる枠体16を、開口16aが縦列に配置した発光素子12に合うように接着剤または接着テープで基板材15に貼り合わせる。図5(c)に示すように、枠体16の開口16aへ樹脂を充填することで、縦列に配置された発光素子12を覆うように樹脂封止層17を形成する。そして、図5(d)に示すように樹脂封止層17が形成された基板材15を、発光素子12が横一列ずつとなるように、点線で示される位置を、樹脂封止層17および基板材15をブレードで発光素子12の搭載面から切断して長尺状の個片とする。
ところで、切断して個片とした線状光源装置10が正常に動作するか否かを出荷する前に検査を行う必要がある。検査として端子部11aに電圧を印加すると、基板11に搭載した全ての発光素子12と導通するので、例えば、いずれかの発光素子12が断線故障をしていた場合では、どの発光素子12が異常なのか判断することができない。従って、図10に示すように、発光素子12を搭載する搭載面と反対側となる面に形成された配線パターン15aは、個々の発光素子12の発光検査を行うために検査用パターン18として発光素子12ごとに形成されている。この検査用パターン18に、テスタのプローブを接触させて電圧を印加することで、個々の発光素子12の検査を行うことができる。
特開2004−235139号公報
しかし、個片とした線状光源装置10を検査装置に搬送して1つ1つ検査するのは、非常に時間を要するものである。
この線状光源装置は、携帯電話や、デジタルカメラなど、液晶パネルが搭載されバックライトが必要となる機器には好適に用いられるものなので、急速な需要の増大に対応をするために出荷数を増大させる必要がある。線状光源装置の出荷の検査に要する時間も出荷数を増やすためには、多大な影響を及ぼす課題である。
そこで本発明の目的は、発光素子の検査を行うに要する時間を短縮して、出荷数の増大を図ることが可能な線状光源装置の製造方法を提供することにある。
本発明の線状光源装置の製造方法は、1組の配線パターンが両面に形成された長尺状の基板と、前記長尺状の基板の長手方向に沿って複数配置された発光素子と、前記発光素子から長手方向へ出射されたそれぞれの光を出射方向へ反射させ、前記発光素子と交互に配置された反射体とを備えた線状光源装置の製造方法において、両面に形成された複数組の配線パターンおよび前記複数組の配線パターンに一方の面側で接続するメッキリード線が設けられた基板材に前記発光素子を搭載する搭載工程と、前記メッキリード線が設けられた面側から前記1組の配線パターンごと前記メッキリード線を切断するとともに前記基板材に切り込みを入れる第1の切断工程と、前記発光素子を搭載した搭載面と反対側となる面に設けられた配線パターンを検査用パターンとして電圧を印加して前記発光素子の検査を行う検査工程と、前記基板材の切り込みの入った位置を切断して個片とする第2の切断工程とを備えたことを特徴とする。
本発明においては、切り込みを入れてメッキリード線を切断した状態で発光検査を行うので、個片とする前の状態で発光検査を行うことができるので、一度に発光検査を行うことができる。よって、発光素子の発光検査を行うに要する時間を短縮して、出荷数の増大を図ることが可能である。
本願の第1の発明は、1組の配線パターンが両面に形成された長尺状の基板と、長尺状の基板の長手方向に沿って複数配置された発光素子と、発光素子から長手方向へ出射されたそれぞれの光を出射方向へ反射させ、発光素子と交互に配置された反射体とを備えた線状光源装置の製造方法において、両面に形成された複数組の配線パターンおよび複数組の配線パターンに一方の面側で接続するメッキリード線が設けられた基板材に発光素子を搭載する搭載工程と、メッキリード線が設けられた面側から1組の配線パターンごとメッキリード線を切断するとともに基板材に切り込みを入れる第1の切断工程と、発光素子を搭載した搭載面と反対側となる面に設けられた配線パターンを検査用パターンとして電圧を印加して発光素子の検査を行う検査工程と、基板材の切り込みの入った位置を切断して個片とする第2の切断工程とを備えたことを特徴としたものである。
第1の切断工程で、メッキリード線が形成された面側から切り込みを入れてメッキリード線を切断して複数組の配線パターンから1組ずつの配線パターンとする。メッキリード線により接続状態であった複数組の配線パターンは電気的に導通していない状態となる。基板材は切り込みを入れただけなので、基板材はつながった状態である。つまり個片とする前の1枚の基板材の状態で次の検査工程を行うことができるので、検査を行うに取り扱いが容易であり、検査も基板材に形成された複数組の配線パターンの単位で行うことが可能である。従って、個々の発光素子の検査を行うに要する時間を短縮することができるので、出荷数の増大を図ることが可能である。
本願の第2の発明は、第2の切断工程において、基板材の切り込みの入った位置を切断して個片とするときに、基板材の切り込みを入れた面と反対側となる面から切断することを特徴としたものである。
一方の面に形成された配線パターンと他方の面に形成された配線パターンとの位置がずれていないときには、第1の切断工程で切り込みを入れる面と、第2の切断工程で切断していく面が同じでも問題はない。しかし、一方の面に形成された配線パターンと他方の面に形成された配線パターンとの位置がずれることがある。そうなると、第1の切断工程で切り込みを入れる面と、第2の切断工程で切断を行う面が同じであると、第2の切断工程で、切り込みを入れた側の面と反対側となる面の配線パターンを、誤って切断してしまうおそれがある。従って、第1の切断工程では、一方の面に形成された配線パターンを基準として基板材に切り込みを入れ、第2の切断工程では、他方の面に形成された配線パターンを基準にして切断することで、位置ずれが発生していても、誤って第2の切断工程で、配線パターンを切断することが防止できる。
本願の第3の発明は、第1の切断工程で、メッキリード線を切断するとともに基板材に切り込みを入れる第1ブレードの厚みよりも、第2の切断工程で、基板材を切断する第2ブレードの厚みを厚くしたことを特徴としたものである。
第1の切断工程では第1ブレードで切り込みを入れ、第2の切断工程では第2ブレードで切断するにあたり、第2の切断工程で使用する第2ブレードの厚みを第1の切断工程で使用する第1ブレードの厚みより厚くすることで、一方の面に形成された配線パターンと他方の面に形成された配線パターンとの位置のずれが、第1ブレードと第2ブレードとの厚みの差の範囲内であれば、基板材を確実に切断することができる。
本願の第4の発明は、メッキリード線は、発光素子を搭載する搭載面側に設けられていることを特徴としたものである。
メッキリード線が発光素子を搭載している搭載面側に設けられているので、第1の切断工程は、搭載面側から切り込みを入れることになる。そして第2の切断工程で、搭載面の反対となる面側から切断を行うことになる。第2ブレードの厚みを第1ブレードの厚みより厚くしているので、個片としたときに基板は、搭載面側の幅の方が、搭載面の反対側となる面の幅より広くなる。従って、反射体の幅を広く確保することができるので、発光素子から出射された光を効率よく出射方向へ反射させることができる。
(実施の形態)
まず、本発明の実施の形態に係る線状光源装置の構成について、図1および図2に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る線状光源装置を説明する斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る線状光源装置を説明する断面図である。
図1に示すように線状光源装置1は、長尺状に形成された基板2と、基板2の長手方向に沿って配置された複数の発光素子12と、発光素子12から長手方向へ出射された光を出射方向Fへ反射させ、発光素子12と交互に配置された反射体13と、発光素子12を封止する樹脂封止部14とを備えている。
基板2には、配線パターンが形成され、各発光素子12を導通接続するとともに、一端部に設けられて端子部11aから電源が供給される。基板2は、白色のガラスBT(ビスマレイミド トリアジン)銅張積層基板などが使用できる。図2に示すように、基板2は、発光素子12が搭載されている搭載面側が、その反対側となる裏面側より幅が広く形成されているので、長手方向に沿った側面は段付きとなっている。基板2の搭載面の短手方向の幅は0.70mm、裏面の幅は0.65mmである。
反射体13は、発光素子12から基板2の長手方向に出射された光を反射させるための傾斜面13aが形成されている。反射体13が並んだ発光素子12の間に位置する場合には、一方の発光素子12から出射された光を反射するものと、他方の発光素子12から反射するものとが一対となって配置されている。また、反射体13が並んだ発光素子12の外側に位置する場合には、発光素子12側に傾斜面13aを向けた1つのみ配置されている。反射体13は、LCP(液晶ポリマ)やPPA(ポリフタルアミド)などの樹脂で形成することができる。反射体13の短手方向の幅は、基板2の搭載面の幅と同じなので0.70mmである。本実施の形態では、並んだ発光素子12の間に位置するときに、離間させた状態で一対として反射体13を設けているが、離間させずに一体的に形成するようにしてもよい。
発光素子12は、例えば、GaN系化合物半導体を利用した白色発光のものが使用できる。発光素子12は、配線パターンに導通搭載されるとともに、ワイヤ12aによって基板2の配線パターンにワイヤボンディングされている。
樹脂封止部14は、エポキシ系樹脂などの光透過性で熱硬化性を有する樹脂で形成されている。
以上のように構成される本発明の実施の形態に係る線状光源装置の製造方法を図3から図8に基づいて説明する。図3は、基板材を搭載面側から見た図およびその部分拡大図である。図4は、基板材の断面部分拡大図である。図5は、線状光源装置の製造方法の各工程を説明する図である。図6は、第1の切断工程を説明する図である。図7は、第2の切断工程を説明する図である。図8は、基板材を切断して個片とした線状光源装置の斜視図である。
図3に示すように、まず長尺状の基板2となる基板材15を準備する。この基板材15は、縦7cm、横10cm程度の矩形状に形成されたガラスBT銅張積層基板である。基板材15には、両面に配線パターン15aが複数組形成されている。この配線パターン15aは、ベースとなる銅箔パターンをエッチングで形成した後に金で電解メッキを施したものである。金メッキをすることで配線パターン15aと発光素子12との導電性を向上させたり、配線パターン15aの耐腐食性を向上させたりしている。銅箔に金メッキを施すためには、配線パターン15aの型に形成された銅箔パターンを横断するようにメッキリード線15bが搭載面側に形成されている。つまり基板材15に設けられた複数組の配線パターン15a同士は、メッキリード線15bで接続されているので、切断する前はメッキリード線15bと配線パターン15aとは導通した状態である。配線パターン15aの型に銅箔パターンがエッチングされた基板材15を、メッキ液に浸漬し、メッキリード線15bに電圧を印加することで、銅箔パターンに金メッキが施され、配線パターン15aとなる。メッキリード線15bは、配線パターン15aを形成した後に、切断されることで機能しないパターンとなる。
図4に示すように、発光素子12を搭載する搭載面と反対側となる面に形成された配線パターン15aは、発光検査を行うために検査用パターン18として形成されている。検査用パターン18は、発光検査の際に、個々の発光素子12を発光させることができるように、発光素子12が導通搭載された配線パターン15aと、ワイヤ12aで接続された配線パターン15aとにそれぞれスルーホールを介して搭載面の反対側となる裏面に、発光素子12ごとに設けられている。
基板材15を準備すると、図5(a)に示すように発光素子12を、配線パターン15aの所定の位置に複数縦列に導通搭載する搭載工程を行う。次に図5(b)に示すように反射体13となる枠体16を、開口16aが縦列に配置した発光素子12に合うように接着剤で基板材15に貼り合わせる。図5(c)に示すように、枠体16の開口16aへエポキシ系樹脂を充填することで、縦列に配置された発光素子12を覆うように樹脂封止層17を形成する。そして、図5(d)に示すように樹脂封止層17が形成された基板材15を、発光素子12が横一列ずつとなるように、点線で示される位置をブレードで切り込みを入れる第1の切断工程を行う。
図6に示すように、第1の切断工程では、厚みが0.15mmの第1ブレード20で、搭載面側から枠体16および樹脂封止層17を切断し、基板材15の表面に形成されたメッキリード線15bを切断するとともに、基板材15の中程まで切り込みを入れる。本実施の形態では、1.1mmの深さとなるように切り込みを入れる。
第1ブレード20で基板材15に切り込みを入れることで、搭載面側からメッキリード線15bを切断して複数組の配線パターン15aから1組ずつの配線パターン15aとすることができる。つまり、メッキリード線15bにより接続状態であった複数組の配線パターン15aは電気的に導通していない状態であるが、基板材15は搭載面側から中程まで切り込みを入れただけなので、基板材15は個々に離れていないつながった状態である。
次に検査工程を行う。検査工程では、図4に示す搭載面と反対側となる裏面に設けられた検査用パターン18にテスタのプローブ19を接触させて電圧を印加する。プローブ19は、発光素子12のアノード用とカソード用とを一対として、この基板材15から得ることができる線状光源装置1に発光素子12の数ほどテスタに備えれば、1度の検査で全数を行うことが可能である。そのプローブ19の数は検査を行うテスタの規模に応じて適宜決めることができる。検査では、電圧を印加したときの個々の発光素子12を流れる電流および電圧を測定し、断線故障していないか、発光素子12の静特性が問題ないかを調べている。
このように検査は、メッキリード線15bが形成された搭載面側から切り込みを入れてメッキリード線15bを切断して、1組ずつの配線パターン15a同士は電気的に導通していない状態であり、かつ基板材15は切り込みを入れただけなので基板材はつながった状態で行うことができる。つまり個片とする前の1枚の基板材15の状態で、検査工程を行うことができるので、検査を行うに取り扱いが容易であり、検査も基板材15に形成された複数組の配線パターン15aの単位で行うことが可能である。従って、個々の発光素子12の検査を行うに要する時間を短縮することができる。
検査工程を終えると、次に第2の切断工程を行う。図7に示すように、第2の切断工程は、基板材15の搭載面の切り込みの入った位置を、搭載面と反対側となる裏面から、厚みが0.20mmの第2ブレード21で切断する。
第2の切断工程では、第1の切断工程で切り込みを入れた面とは反対側から切断して、図8に示すような個片とした線状光源装置1とする。第2の切断工程で、第1の切断工程で切り込みを入れた面とは反対側から切断しているので、搭載面に形成された配線パターン15aと、その反対面の裏面に形成された配線パターン15aとの位置がずれていても、第1の切断工程では搭載面に形成された配線パターン15aを基準として基板材15に切り込みを入れ、第2の切断工程では裏面に形成された配線パターン15aを基準にして切断することで、誤って第2の切断工程で、裏面の配線パターン15aを切断することが防止できる。
また、第2の切断工程で使用する第2ブレード21の厚みを第1の切断工程で使用する第1ブレード20の厚みより厚くしているので、搭載面に形成された配線パターン15aと裏面に形成された配線パターン15aとの位置のずれが、第1ブレード20と第2ブレード21との厚みの差の0.5mmの範囲内であれば、基板材15を確実に切断することができる。
第1ブレード20と第2ブレード21との厚みの差により、基板材15を切断して形成される基板2は、図2に示すように、搭載面側の幅と、裏面側の幅とが異なるものが形成される。しかし、搭載面側の幅の方が、裏面側の幅より広く形成されるので、反射体13の幅を広く確保することができる。従って、発光素子12から出射された光を効率よく出射方向Fへ反射させることができる。
また、この線状光源装置1を導光板とともにケースに収容する際には、ケースの底面に、導光板の側面に線状光源装置1を配置した状態で収容することとなる。その場合には、反射体13と、樹脂封止部14と、これらと同じ幅の基板2の部分でケースの底面に設置する。従って、ケースの底面が水平であれば、導光板を配置し、その導光板の側面に線状光源装置1を配置すると、導光板の側面に対して出射方向Fが垂直となるように配置できる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、メッキリード線を搭載面の反対側の裏面に設けてもよい。その場合には、第1の切断工程で、裏面側から切り込みを入れて裏面に設けたメッキリード線を切断し、第2の切断工程で、搭載面側から基板材を切断することで可能である。
本発明は、発光素子の検査を行うに要する時間を短縮して、出荷数の増大を図ることができるので、バックライトに用いられる導光板の一側面に配置される線状光源装置を製造する際に好適な方法である。
本発明の実施の形態に係る線状光源装置を説明する斜視図 本発明の実施の形態に係る線状光源装置を説明する断面図 基板材を搭載面側から見た図およびその部分拡大図 基板材の断面部分拡大図 線状光源装置の製造方法の各工程を説明する図 第1の切断工程を説明する図 第2の切断工程を説明する図 基板材を切断して個片とした線状光源装置の斜視図 従来の線状光源装置を説明する斜視図 従来の線状光源装置の断面図
符号の説明
1,10 線状光源装置
2,11 基板
11a 端子部
12 発光素子
12a ワイヤ
13 反射体
13a 傾斜面
14 樹脂封止部
15 基板材
15a 配線パターン
15b メッキリード線
16 枠体
16a 開口
17 樹脂封止層
18 検査用パターン
19 プローブ
20 第1ブレード
21 第2ブレード
F 出射方向

Claims (4)

  1. 1組の配線パターンが両面に形成された長尺状の基板と、
    前記長尺状の基板の長手方向に沿って複数配置された発光素子と、
    前記発光素子から長手方向へ出射されたそれぞれの光を出射方向へ反射させ、前記発光素子と交互に配置された反射体とを備えた線状光源装置の製造方法において、
    両面に形成された複数組の配線パターンおよび前記複数組の配線パターンに一方の面側で接続するメッキリード線が設けられた基板材に前記発光素子を搭載する搭載工程と、
    前記メッキリード線が設けられた面側から前記1組の配線パターンごと前記メッキリード線を切断するとともに前記基板材に切り込みを入れる第1の切断工程と、
    前記発光素子を搭載した搭載面と反対側となる面に設けられた配線パターンを検査用パターンとして電圧を印加して前記発光素子の検査を行う検査工程と、
    前記基板材の切り込みの入った位置を切断して個片とする第2の切断工程とを備えたことを特徴とする線状光源装置の製造方法。
  2. 前記第2の切断工程において、前記基板材の切り込みの入った位置を切断して個片とするときに、前記基板材の切り込みを入れた面と反対側となる面から切断することを特徴とする請求項1記載の線状光源装置の製造方法。
  3. 前記第1の切断工程で、前記メッキリード線を切断するとともに前記基板材に切り込みを入れる第1ブレードの厚みよりも、前記第2の切断工程で、前記基板材を切断する第2ブレードの厚みを厚くしたことを特徴とする請求項2記載の線状光源装置の製造方法。
  4. 前記メッキリード線は、前記発光素子を搭載する搭載面側に設けられていることを特徴とする請求項3記載の線状光源装置の製造方法。
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