JP2006252044A - ファイル分類表示装置、ファイル分類表示方法及びファイル分類表示プログラム - Google Patents

ファイル分類表示装置、ファイル分類表示方法及びファイル分類表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 条件に従った分類により電子化ファイルが属される分類グループの下位階層に新たな分類グループの追加を可能とする。
【解決手段】下位階層に新たなフォルダを追加する被追加フォルダ指定情報、当該情報により示される被追加フォルダの下位階層に新たに追加するフォルダを識別する情報、及び当該情報により示される追加フォルダに属させる電子化ファイルを指定する情報を入力し、これらの情報から被追加フォルダ、追加フォルダ及び電子化ファイルの各々を特定するための情報を対応付けてハードディスク18に記憶し、被追加フォルダに属される電子化ファイルをディスプレイ装置24により表示する際に、当該被追加フォルダを特定する情報に対応する情報をハードディスク18から読み出し、読み出した情報により特定される電子化ファイルを、読み出した情報により特定される追加フォルダに属される状態で表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ファイル分類表示装置、ファイル分類表示方法及びファイル分類表示プログラムに係り、より詳しくは、記憶手段の予め定められた分類対象領域に記憶されている複数の電子化ファイルを予め定められた分類条件に従って分類して表示手段により表示するファイル分類表示装置、ファイル分類表示方法及びファイル分類表示プログラムに関する。
パーソナル・コンピュータ(以下、「PC」という。)、ワークステーション、PDA(Personal Digital Assistant、携帯情報端末)等のコンピュータでは、当該コンピュータによってアクセス可能に構成されたハードディスク装置等の記憶装置に記憶されている文書ファイル、画像ファイル、プログラム・ファイル等の電子化ファイルを一元的に管理するシステムとして、当該電子化ファイルをFAT(File Allocation Table)とディレクトリ(Directory)により階層構造(ツリー構造)として管理するファイル管理システムが従来から広く用いられている。
ところで、近年、以上のようなファイル管理システム等を用いて、予め指定されたフォルダ等の複数の記憶領域に記憶されている複数の電子化ファイルを、予め指定された分類条件に従って分類して一覧表示するフォルダである所謂分類フォルダが利用可能とされているコンピュータがある。なお、分類フォルダでは、通常、分類対象となる電子化ファイルに対して、当該分類の際のキーとなる属性情報が付与される。
以下、上記分類フォルダについて簡単に説明する。なお、ここでは、上記属性情報が自動的に付与される場合について説明するが、これに限らず、ユーザが能動的に付与する場合もある。また、ここでは、上記属性情報に、対応する電子化ファイルの所有者及び変更月度を示す情報が含まれる場合について説明する。
ユーザは、分類フォルダを作成するにあたり、電子化ファイルの分類対象とするフォルダ及び分類条件(ここでは、上記属性情報の少なくとも1つの種類)を設定する。
次に、ユーザは、作成した分類フォルダを機能させる場合、当該分類フォルダを開く操作を行う。これにより、当該分類フォルダに属する電子化ファイルとして、予め設定した分類対象とするフォルダに属する電子化ファイルで、かつ予め設定した分類条件に合致する電子化ファイルが一覧表示される。なお、上記分類条件が階層的に設定された場合は、これに応じた階層構造を有する状態で電子化ファイルが表示される。
例えば、フォルダAに属する下位階層のフォルダ及び電子化ファイルが図12(A)に示される状態、すなわち、フォルダAの直下の階層にフォルダB及びフォルダCの2つのフォルダが設けられると共に、フォルダBの直下の階層にフォルダD及びフォルダEの2つのフォルダが設けられ、かつフォルダDに電子化ファイルK,Lが、フォルダEに電子化ファイルM,Nが、フォルダCに電子化ファイルO,Pが、各々格納されている状態となっている場合で、各電子化ファイル(ここでは、ドキュメントファイル(文書ファイル))の属性情報が次の表1に示されるものとなっている場合を考える。
Figure 2006252044
ここで、ユーザにより分類対象とするフォルダとして「フォルダA」が設定され、第一階層の分類条件として「所有者」が、第二階層の分類条件として「変更月度」が各々設定された場合において当該分類フォルダが開かれた場合、一例として図12(B)に示される状態の階層構造を示す表示がなされることになる。
すなわち、まず、第一階層が「所有者」によって分類される。このため、フォルダAに含まれる全てのドキュメント(ドキュメントK〜P)の「所有者」に対応する属性情報の種類を調べ、その種類分だけフォルダを作成する。なお、この際、作成するフォルダには、フォルダの意味が簡単に分かるように所有者の属性情報と同一の名前が設定される。この場合、「X」フォルダと、「Y」フォルダの2つのフォルダが作成され、「X」フォルダではドキュメントK,L,Mが、「Y」フォルダではドキュメントN,O,Pが各々対象となる。なお、ここでいう「対象となる」とは、実際にフォルダに配置されるのではなく、第二階層における分類の対象となる、という意味である。
次に、第二階層が「変更月度」によって分類される。このため、「X」フォルダのドキュメントK〜Mの「変更月度」に対応する属性情報の種類を調べると共に、「Y」フォルダのドキュメントN〜Pの「変更月度」に対応する属性情報の種類を調べ、各々その種類分だけ対応するフォルダの直下の階層(第二階層)にフォルダを作成する。なお、この際、作成するフォルダに変更月度の属性情報と同一の名前が設定されることは第一階層と同様である。
以上の結果、最終的に、一例として図12(B)に示される状態の階層構造を示す表示がなされることになる。なお、分類フォルダでは、通常、当該分類フォルダが閉じられると、以上のように作成された階層構造が解除(消去)されるものとされている場合が多く、この場合、分類フォルダは、階層構造を動的に作成していることになる。
一方、以上のような分類フォルダに関連する従来の技術として、特許文献1及び特許文献2には、フォルダを開く操作をトリガーとして、当該フォルダに設定されている分類条件での分類を実行し、動的に階層構造を作成する、という分類フォルダの基本的な枠組みについて開示されている。
特開平6−314224号公報 特開平9−44393号公報
ところで、分類フォルダの下位階層に対して新たなフォルダを追加作成したい場合がある。一例として図13に示すように、図12(B)に示される分類フォルダの構造において1月を「前半」と「後半」の2つのグループに分類して各分類グループ毎に電子化ファイルを分類したい場合等である。
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に開示されている技術では、この点については考慮されていないため、分類フォルダの下位階層に新たなフォルダを追加作成することができない、という問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、分類条件に従った分類によって電子化ファイルが属される分類グループの下位階層に対して新たな分類グループを追加することのできるファイル分類表示装置、ファイル分類表示方法及びファイル分類表示プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のファイル分類表示装置は、記憶手段の予め定められた分類対象領域に記憶されている複数の電子化ファイルを予め定められた分類条件に従って分類して表示手段により表示するファイル分類表示装置であって、前記分類条件に従った分類によって前記電子化ファイルが属される分類グループから、下位階層に新たな分類グループが追加される被追加分類グループを指定する分類グループ指定情報を入力する分類グループ指定入力手段と、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループの下位階層に新たに追加する追加分類グループを識別するための識別情報を入力する識別情報入力手段と、前記識別情報により示される追加分類グループに属させる電子化ファイルを指定するファイル指定情報を入力するファイル指定入力手段と、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループを特定するための被追加分類グループ情報、前記識別情報により示される追加分類グループを特定するための追加分類グループ情報、及び前記ファイル指定情報により示される電子化ファイルを特定するための電子化ファイル情報を対応付けて前記記憶手段に記憶するように制御する記憶制御手段と、前記被追加分類グループに属される電子化ファイルを前記表示手段により表示する際に、当該被追加分類グループを特定する被追加分類グループ情報に対応する前記追加分類グループ情報及び前記電子化ファイル情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した電子化ファイル情報により特定される電子化ファイルを、読み出した追加分類グループ情報により特定される追加分類グループに属される状態で表示するように前記表示手段を制御する表示制御手段と、を備えている。
請求項1に記載のファイル分類表示装置は、記憶手段の予め定められた分類対象領域に記憶されている複数の電子化ファイルを予め定められた分類条件に従って分類して表示手段により表示するものとして構成されている。
なお、上記記憶手段には、スマート・メディア(SmartMedia(登録商標))、フレキシブル・ディスク等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置が含まれる。また、上記電子化ファイルには、文書ファイル、画像ファイル、プログラム・ファイル、データ・ファイルが含まれる。更に、上記表示手段には、液晶ディスプレイ装置、CRTディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、有機ELディスプレイ装置等の各種ディスプレイ装置が含まれる。
ここで、本発明では、前記分類条件に従った分類によって前記電子化ファイルが属される分類グループから、下位階層に新たな分類グループが追加される被追加分類グループを指定する分類グループ指定情報が分類グループ指定入力手段により入力されると共に、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループの下位階層に新たに追加する追加分類グループを識別するための識別情報が識別情報入力手段により入力され、かつ前記識別情報により示される追加分類グループに属させる電子化ファイルを指定するファイル指定情報がファイル指定入力手段により入力され、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループを特定するための被追加分類グループ情報、前記識別情報により示される追加分類グループを特定するための追加分類グループ情報、及び前記ファイル指定情報により示される電子化ファイルを特定するための電子化ファイル情報が対応付けられて前記記憶手段に記憶されるように記憶制御手段によって制御される。
なお、上記分類グループ指定入力手段、識別情報入力手段、及びファイル指定入力手段には、キーボード、マウス(ポインティング・デバイス)、タッチパネル、デジタイザ等の入力装置の他、各手段が入力する情報を外部装置から通信により入力する場合の通信手段が含まれる。また、上記分類グループ指定情報と上記被追加分類グループ情報は同一の情報であっても異なる情報であってもよく、同様に、上記識別情報と上記追加分類グループ情報、及び上記ファイル指定情報と上記電子化ファイル情報も、各々同一の情報であっても異なる情報であってもよい。更に、上記記憶制御手段により制御対象とされている記憶手段は、必ずしも上記電子化ファイルが記憶されている記憶手段と同一のものとする必要はなく、当該記憶手段と異なるものとすることもできる。
そして、本発明では、表示制御手段により、前記被追加分類グループに属される電子化ファイルを前記表示手段により表示する際に、当該被追加分類グループを特定する被追加分類グループ情報に対応する前記追加分類グループ情報及び前記電子化ファイル情報が前記記憶手段から読み出され、読み出された電子化ファイル情報により特定される電子化ファイルが、読み出された追加分類グループ情報により特定される追加分類グループに属される状態で表示されるように前記表示手段が制御される。
このように、請求項1に記載のファイル分類表示装置によれば、分類条件に従った分類によって電子化ファイルが属される分類グループから、下位階層に新たな分類グループが追加される被追加分類グループを指定する分類グループ指定情報、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループの下位階層に新たに追加する追加分類グループを識別するための識別情報、及び前記識別情報により示される追加分類グループに属させる電子化ファイルを指定するファイル指定情報を入力し、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループを特定するための被追加分類グループ情報、前記識別情報により示される追加分類グループを特定するための追加分類グループ情報、及び前記ファイル指定情報により示される電子化ファイルを特定するための電子化ファイル情報を対応付けて記憶手段に記憶するように制御し、前記被追加分類グループに属される電子化ファイルを表示手段により表示する際に、当該被追加分類グループを特定する被追加分類グループ情報に対応する前記追加分類グループ情報及び前記電子化ファイル情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した電子化ファイル情報により特定される電子化ファイルを、読み出した追加分類グループ情報により特定される追加分類グループに属される状態で表示するように前記表示手段を制御しているので、分類条件に従った分類によって電子化ファイルが属される分類グループの下位階層に対して新たな分類グループを追加することができる。
なお、本発明は、請求項2に記載の発明のように、前記表示制御手段による前記被追加分類グループに属される電子化ファイルの前記表示手段による表示が終了した時点で、当該被追加分類グループを特定する被追加分類グループ情報と、これに対応づけられて記憶されている追加分類グループ情報及び電子化ファイル情報を前記記憶手段から削除する削除手段を更に設けてもよい。
また、本発明は、請求項3に記載の発明のように、前記電子化ファイル情報によって特定される電子化ファイルが、当該電子化ファイル情報に対応付けられて記憶されている被追加分類グループ情報により特定される被追加分類グループに存在しなくなった場合に、当該被追加分類グループ情報と、これに対応づけられて記憶されている追加分類グループ情報及び電子化ファイル情報を前記記憶手段から削除する第2削除手段を更に設けてもよい。
特に、請求項3に記載の発明は、請求項4に記載の発明のように、前記第2削除手段による削除を実行する際に、当該削除を実行するか否かを確認する削除実行確認手段を更に設けてもよい。
更に、本発明は、請求項5に記載の発明のように、前記記憶手段に記憶されている前記被追加分類グループ情報、前記追加分類グループ情報、及び前記電子化ファイル情報の少なくとも1組の情報の削除を指示する削除指示情報を入力する削除指示入力手段と、前記削除指示入力手段によって前記削除指示情報が入力された場合に当該削除指示情報により削除の対象とされている前記少なくとも1組の情報を前記記憶手段から削除する第3削除手段と、を更に設けてもよい。
なお、上記削除指示入力手段には、キーボード、マウス(ポインティング・デバイス)、タッチパネル、デジタイザ等の入力装置の他、上記削除指示情報を外部装置から通信により入力する場合の通信手段が含まれる。
一方、上記目的を達成するために、請求項6記載のファイル分類表示方法は、記憶手段の予め定められた分類対象領域に記憶されている複数の電子化ファイルを予め定められた分類条件に従って分類して表示手段により表示するファイル分類表示方法であって、前記分類条件に従った分類によって前記電子化ファイルが属される分類グループから、下位階層に新たな分類グループが追加される被追加分類グループを指定する分類グループ指定情報、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループの下位階層に新たに追加する追加分類グループを識別するための識別情報、及び前記識別情報により示される追加分類グループに属させる電子化ファイルを指定するファイル指定情報を入力し、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループを特定するための被追加分類グループ情報、前記識別情報により示される追加分類グループを特定するための追加分類グループ情報、及び前記ファイル指定情報により示される電子化ファイルを特定するための電子化ファイル情報を対応付けて前記記憶手段に記憶するように制御し、前記被追加分類グループに属される電子化ファイルを前記表示手段により表示する際に、当該被追加分類グループを特定する被追加分類グループ情報に対応する前記追加分類グループ情報及び前記電子化ファイル情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した電子化ファイル情報により特定される電子化ファイルを、読み出した追加分類グループ情報により特定される追加分類グループに属される状態で表示するように前記表示手段を制御するものである。
従って、請求項6記載のファイル分類表示方法によれば、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請求項1記載の発明と同様に、分類条件に従った分類によって電子化ファイルが属される分類グループの下位階層に対して新たな分類グループを追加することができる。
一方、上記目的を達成するために、請求項7記載のファイル分類表示プログラムは、記憶手段の予め定められた分類対象領域に記憶されている複数の電子化ファイルを予め定められた分類条件に従って分類して表示手段により表示するファイル分類表示プログラムであって、前記分類条件に従った分類によって前記電子化ファイルが属される分類グループから、下位階層に新たな分類グループが追加される被追加分類グループを指定する分類グループ指定情報を入力する分類グループ指定入力ステップと、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループの下位階層に新たに追加する追加分類グループを識別するための識別情報を入力する識別情報入力ステップと、前記識別情報により示される追加分類グループに属させる電子化ファイルを指定するファイル指定情報を入力するファイル指定入力ステップと、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループを特定するための被追加分類グループ情報、前記識別情報により示される追加分類グループを特定するための追加分類グループ情報、及び前記ファイル指定情報により示される電子化ファイルを特定するための電子化ファイル情報を対応付けて前記記憶手段に記憶するように制御する記憶制御ステップと、前記被追加分類グループに属される電子化ファイルを前記表示手段により表示する際に、当該被追加分類グループを特定する被追加分類グループ情報に対応する前記追加分類グループ情報及び前記電子化ファイル情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した電子化ファイル情報により特定される電子化ファイルを、読み出した追加分類グループ情報により特定される追加分類グループに属される状態で表示するように前記表示手段を制御する表示制御ステップと、をコンピュータに実行させるものである。
従って、請求項7記載のファイル分類表示プログラムによれば、コンピュータに対して請求項1記載の発明と同様に作用させることができるので、請求項1記載の発明と同様に、分類条件に従った分類によって電子化ファイルが属される分類グループの下位階層に対して新たな分類グループを追加することができる。
本発明によれば、分類条件に従った分類によって電子化ファイルが属される分類グループから、下位階層に新たな分類グループが追加される被追加分類グループを指定する分類グループ指定情報、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループの下位階層に新たに追加する追加分類グループを識別するための識別情報、及び前記識別情報により示される追加分類グループに属させる電子化ファイルを指定するファイル指定情報を入力し、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループを特定するための被追加分類グループ情報、前記識別情報により示される追加分類グループを特定するための追加分類グループ情報、及び前記ファイル指定情報により示される電子化ファイルを特定するための電子化ファイル情報を対応付けて記憶手段に記憶するように制御し、前記被追加分類グループに属される電子化ファイルを表示手段により表示する際に、当該被追加分類グループを特定する被追加分類グループ情報に対応する前記追加分類グループ情報及び前記電子化ファイル情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した電子化ファイル情報により特定される電子化ファイルを、読み出した追加分類グループ情報により特定される追加分類グループに属される状態で表示するように前記表示手段を制御しているので、分類条件に従った分類によって電子化ファイルが属される分類グループの下位階層に対して新たな分類グループを追加することができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、図1を参照して、本実施の形態に係るファイル分類表示装置10の構成を説明する。
同図に示すように、このファイル分類表示装置10には、ファイル分類表示装置10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)12と、CPU12による各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)14と、各種制御プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)16と、文書ファイル、画像ファイル、プログラム・ファイル、データ・ファイル等の各種電子化ファイルを記憶するために用いられるハードディスク18と、が備えられている。
また、ファイル分類表示装置10には、各種情報を入力する際に用いられるキーボード20及びマウス(ポインティング・デバイス)22が備えられると共に、各種情報を表示するためのディスプレイ装置24が備えられている。
CPU12、RAM14、ROM16、ハードディスク18、キーボード20、マウス22、及びディスプレイ装置24はシステムバスBUSを介して電気的に接続されており、CPU12は、RAM14、ROM16、及びハードディスク18に対するアクセス、キーボード20及びマウス22を介した各種情報の取得、及びディスプレイ装置24に対する各種情報の表示、を各々行うことができる。
すなわち、本実施の形態に係るファイル分類表示装置10は市販されているPCにより構成されている。
ところで、ファイル分類表示装置10は、前述した分類フォルダを作成することが可能とされており、当該分類フォルダを開く操作を行うことによって、一例として図12(B)に示される状態の階層構造を示す表示画面をディスプレイ装置24によって表示させることができる。また、ファイル分類表示装置10には、当該表示画面において、分類フォルダに予め設定された分類条件に従った分類によって電子化ファイルが直接属されるフォルダ(分類フォルダに属される末端のフォルダであり、図12(B)に示す例では「1月」、「4月」、「5月」の各フォルダ)の下位階層に新たなフォルダを追加することのできるフォルダ追加機能と、当該フォルダ追加機能によって追加されたフォルダを削除することのできるフォルダ削除機能が搭載されている。
このため、ファイル分類表示装置10のハードディスク18の所定領域には、一例として図2に模式的に示されるように、フォルダ追加機能によって追加されたフォルダ(以下、「追加フォルダ」という。)を特定するための情報である追加フォルダ情報(本実施の形態では、フォルダ名を示す情報)と、追加フォルダが追加されたフォルダ(以下、「被追加フォルダ」という。)を特定するための情報である被追加フォルダ情報(本実施の形態では、被追加フォルダが属される分類フォルダから当該被追加フォルダに至るパスを示す情報)と、追加フォルダに属させる電子化ファイル(以下、「所属ファイル」という。)を特定するための情報である格納ファイル情報(本実施の形態では、ファイル名を示す情報)とが、追加フォルダ管理情報として記憶される。なお、上記追加フォルダ情報が本発明の「追加分類グループ情報」に、上記被追加フォルダ情報が本発明の「被追加分類グループ情報」に、上記格納ファイル情報が本発明の「電子化ファイル情報」に、各々相当する。
次に、図3を参照して、分類フォルダを開く際のファイル分類表示装置10の作用を説明する。なお、図3は、ユーザによって分類フォルダを開く所定操作が行われた際にファイル分類表示装置10のCPU12によって実行される分類フォルダ操作処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
まず、同図のステップ100では、後述する分類フォルダ表示処理ルーチン・プログラム(図7も参照。)を実行することにより、ユーザによって開く操作が行われた分類フォルダ(以下、「処理対象分類フォルダ」という。)に対応する分類フォルダ表示画面をディスプレイ装置24によって表示させ、次のステップ102にて所定情報の入力待ちを行う。
図4には、上記ステップ100の処理によってディスプレイ装置24により表示される分類フォルダ表示画面の表示状態の一例が示されている。
同図に示すように、本実施の形態に係る分類フォルダ表示画面では、処理対象分類フォルダから、当該処理対象分類フォルダに対して予め設定されている分類条件に従った分類によって電子化ファイルが属された末端のフォルダに至るまで、各フォルダが階層構造(同図に示す例では2階層の階層構造)を示す状態に結合された状態で表示されると共に、末端のフォルダに属する電子化ファイルが、属されるフォルダに結合された状態で表示される。
図4に示されるような分類フォルダ表示画面を参照することにより、ユーザは、処理対象分類フォルダによる電子化ファイルの分類結果を容易に把握することができる。
一方、上述したように、本実施の形態に係るファイル分類表示装置10にはフォルダ追加機能及びフォルダ削除機能が搭載されており、このため、本実施の形態に係る分類フォルダ表示画面では、一例として図4に示されるように、フォルダ追加機能を実行する際にポインティング指定される追加ボタン24Aと、フォルダ削除機能を実行する際にポインティング指定される削除ボタン24Bと、が表示されると共に、本分類フォルダ操作処理プログラムを終了させる際に指定される終了ボタン24Cが表示される。
従って、図4に示されるような分類フォルダ表示画面がディスプレイ装置24によって表示されると、ユーザは、追加ボタン24A、削除ボタン24B、及び終了ボタン24Cの何れかのボタンをマウス22にてポインティング指定する。これに応じて上記ステップ102が肯定判定となってステップ104に移行する。
ステップ104では、ユーザによって指定されたボタンが追加ボタン24Aであったか否かを判定することにより、ユーザによってフォルダ追加機能によるフォルダの追加が指示されたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ106に移行して、予め定められた追加フォルダ入力画面をディスプレイ装置24によって表示させ、次のステップ108にて所定情報の入力待ちを行う。
図5には、上記ステップ106の処理によってディスプレイ装置24により表示される追加フォルダ入力画面の表示状態の一例が示されている。同図に示すように、本実施の形態に係る追加フォルダ入力画面では、フォルダの追加対象とするフォルダ(被追加フォルダ)、追加するフォルダ(追加フォルダ)、及び追加フォルダに属させる電子化ファイル(所属ファイル)の指定を促すメッセージが表示されると共に、上記被追加フォルダ、追加フォルダ及び所属ファイルを指定するためのテキスト枠が表示される。なお、本実施の形態に係る追加フォルダ入力画面では、各テキスト枠に対して、分類フォルダ表示画面(図4も参照。)で表示されているフォルダ及び電子化ファイルをプルダウン・メニュー形式で階層的に表示させる際にポインティング指定されるボタンが設けられており、これを用いることによって、上記被追加フォルダ、追加フォルダ及び所属ファイルの指定を容易に行うことができるようにしている。また、本実施の形態に係る追加フォルダ入力画面では、同図に示すように、被追加フォルダ、追加フォルダ及び所属ファイルの各指定入力用のテキスト枠が複数組設けられており、複数のフォルダに対して同時にフォルダを追加することができるように構成されている。
このような追加フォルダ入力画面がディスプレイ装置24により表示されると、ユーザは、被追加フォルダ、追加フォルダ及び所属ファイルを対応するテキスト枠にマウス22、キーボード20等による操作によって設定(指定)し、その後に当該画面の最下に表示されている終了ボタンをマウス22にてポインティング指定する。これに応じて上記ステップ108が肯定判定となってステップ110に移行する。
ステップ110では、ユーザによって指定された被追加フォルダの下位階層を検索し、次のステップ112にて、被追加フォルダの下位階層にユーザによって指定された所属ファイルが存在するか否かを判定して、否定判定となった場合はステップ114に移行する。
ステップ114では、指定された被追加フォルダに所属ファイルが存在しない旨をディスプレイ装置24によって表示させ、その後に上記ステップ100に戻る。
一方、上記ステップ112において肯定判定となった場合にはステップ116に移行し、上記ステップ108の処理によって入力された情報により示される被追加フォルダ、追加フォルダ及び所属ファイルに基づいて、当該被追加フォルダを特定するための情報(被追加フォルダ情報)、当該追加フォルダを特定するための情報(追加フォルダ情報)、及び当該所属ファイルを特定するための情報(格納ファイル情報)を対応付けた状態で追加フォルダ管理情報(図2も参照。)としてハードディスク18に記憶し、その後に上記ステップ100に戻る。
一方、上記ステップ104において否定判定となった場合はステップ118に移行し、ユーザによって指定されたボタンが削除ボタン24Bであったか否かを判定することにより、ユーザによってフォルダ削除機能による追加フォルダの削除が指示されたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ120に移行して、予め定められた削除フォルダ入力画面をディスプレイ装置24によって表示させ、次のステップ122にて所定情報の入力待ちを行う。
図6には、上記ステップ120の処理によってディスプレイ装置24により表示される削除フォルダ入力画面の表示状態の一例が示されている。同図に示すように、本実施の形態に係る削除フォルダ入力画面では、削除するフォルダの指定を促すメッセージが表示されると共に、当該削除するフォルダを指定するためのテキスト枠が表示される。なお、本実施の形態に係る削除フォルダ入力画面でも、上記テキスト枠に対して、既に登録されている追加フォルダをプルダウン・メニュー形式で表示させる際にポインティング指定されるボタンが設けられており、これを用いることによって、上記削除するフォルダの指定を容易に行うことができるようにしている。
このような削除フォルダ入力画面がディスプレイ装置24により表示されると、ユーザは、削除するフォルダを上記テキスト枠にマウス22、キーボード20等による操作によって設定(指定)し、その後に当該画面の最下に表示されている終了ボタンをマウス22にてポインティング指定する。これに応じて上記ステップ122が肯定判定となってステップ124に移行する。
ステップ124では、ユーザによって指定された削除するフォルダに対応する追加フォルダ情報、被追加フォルダ情報及び格納ファイル情報をハードディスク18の追加フォルダ管理情報から削除(消去)し、その後に上記ステップ100に戻る。
一方、上記ステップ118において否定判定となった場合は、ユーザによって終了ボタン24Cがポインティング指定されたものと見なして本分類フォルダ操作処理プログラムを終了する。
次に、図7を参照して、本実施の形態に係る分類フォルダ表示処理ルーチン・プログラムについて説明する。
まず、同図のステップ200では、ハードディスク18に記憶されている追加フォルダ管理情報を参照することにより、処理対象分類フォルダに属するフォルダに対し、ユーザによって追加フォルダが追加されたか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ202に移行する。
ステップ202では、追加フォルダの表示を考慮しない、分類フォルダを表示させるための通常の処理を実行し、その後に本分類フォルダ表示処理ルーチン・プログラムを終了する。上記ステップ202の処理により、一例として図4に示される分類フォルダ表示画面がディスプレイ装置24によって表示されることになる。
一方、上記ステップ200において肯定判定となった場合にはステップ204に移行し、追加フォルダ管理情報から処理対象分類フォルダに関する追加フォルダ情報、被追加フォルダ情報及び格納ファイル情報をハードディスク18から読み出した後、ステップ206にて、読み出した被追加フォルダ情報により特定される被追加フォルダに属される電子化ファイルを表示する部分が、読み出した格納ファイル情報により特定される電子化ファイルを、読み出した追加フォルダ情報により特定される追加フォルダに属される状態で表示される状態とされた分類フォルダ表示画面を表示するようにディスプレイ装置24を制御し、その後に本分類フォルダ表示処理ルーチン・プログラムを終了する。
上記ステップ206の処理により、一例として図8に示される分類フォルダ表示画面がディスプレイ装置24によって表示されることになる。なお、同図に示す例では、追加フォルダを考慮しない分類フォルダ表示画面が図4に示されるものであり、処理対象分類フォルダに関する情報として、図2に示される情報、すなわち追加フォルダが「前半」で、被追加フォルダのパスが「B1−X−1月」で、格納ファイルが「K」とされた情報が記憶されている場合について示されている。この場合、図8に示されるように、フォルダ「X」の下位階層に設けられたフォルダ「1月」の下位階層にフォルダ「前半」が追加され、このフォルダに対して電子化ファイル「K」が属される状態で分類フォルダ表示画面が表示されることになる。
分類フォルダ操作処理プログラムのステップ106,108の処理が本発明の分類グループ指定入力ステップ、識別情報入力ステップ、及びファイル指定入力ステップに相当し、ステップ116の処理が本発明の記憶制御ステップに、ステップ100の処理(詳細には、分類フォルダ表示処理ルーチン・プログラムのステップ206の処理)が本発明の表示制御ステップに、各々相当する。
一方、本実施の形態に係るファイル分類表示装置10には、格納ファイル情報によって特定される電子化ファイルが、当該格納ファイル情報に対応付けられて記憶されている被追加フォルダ情報により特定される被追加フォルダに存在しなくなった場合に、当該被追加フォルダ情報と、これに対応づけられて記憶されている追加フォルダ情報及び格納ファイル情報をハードディスク18から自動的に削除する追加フォルダ自動削除機能が搭載されている。
次に、図9を参照して、上記追加フォルダ自動削除機能を実行する際のファイル分類表示装置10の作用を説明する。なお、図9は、予め定められたタイミング(本実施の形態では、ハードディスク18に記憶されている何れかの電子化ファイルが削除されたタイミング)でファイル分類表示装置10のCPU12によって実行される追加フォルダ自動削除処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
同図のステップ300では、ハードディスク18に設けられているフォルダのうち、電子化ファイルが無くなったフォルダが存在するか否かを判定し、否定判定となった場合は本追加フォルダ自動削除処理プログラムを終了し、肯定判定となった場合にはステップ302に移行する。
ステップ302では、ハードディスク18に記憶されている追加フォルダ管理情報を参照して、上記ステップ300において電子化ファイルが無くなったと判定されたフォルダに追加フォルダが追加されているか否かを判定し、否定判定となった場合は本追加フォルダ自動削除処理プログラムを終了し、肯定判定となった場合にはステップ304に移行する。
ステップ304では、予め定められた削除確認画面をディスプレイ装置24によって表示させ、次のステップ306にて所定情報の入力待ちを行う。
図10には、上記ステップ304の処理によってディスプレイ装置24により表示される削除確認画面の表示状態の一例が示されている。同図に示すように、本実施の形態に係る削除確認画面では、上記ステップ302において追加されているものと判定された追加フォルダを削除してもよいか否かの指示の指定を促すメッセージが表示されると共に、削除してよい場合にポインティング指定される「削除する」ボタン24Dと、削除していけない場合にポインティング指定される「削除しない」ボタン24Eとの2つのボタンが表示される。
このような削除確認画面がディスプレイ装置24により表示されると、ユーザは、表示されている追加フォルダを削除してよい場合は「削除する」ボタン24Dを、削除していけない場合は「削除しない」ボタン24Eを、各々マウス22にてポインティング指定する。これに応じて上記ステップ306が肯定判定となってステップ308に移行する。
ステップ308では、ユーザによって指定されたボタンが「削除する」ボタン24Dであったか否かを判定することにより、ユーザによって削除する旨の指示が行われたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ310に移行して、上記ステップ302において追加されているものと判定された追加フォルダを特定する追加フォルダ情報と、当該追加フォルダ情報に対応する被追加フォルダ情報及び格納ファイル情報をハードディスク18から削除した後に本追加フォルダ自動削除処理プログラムを終了する。なお、上記ステップ308において否定判定となった場合には、上記ステップ310の処理を実行することなく、本追加フォルダ自動削除処理プログラムを終了する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態では、分類条件に従った分類によって電子化ファイルが属される分類グループ(ここでは、分類フォルダに属される末端のフォルダ)から、下位階層に新たな分類グループ(ここでは、追加フォルダ)が追加される被追加分類グループ(ここでは、被追加フォルダ)を指定する分類グループ指定情報(ここでは、分類フォルダ操作処理プログラムのステップ108において入力される被追加フォルダを示す情報)、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループの下位階層に新たに追加する追加分類グループを識別するための識別情報(ここでは、分類フォルダ操作処理プログラムのステップ108において入力される追加フォルダを示す情報)、及び前記識別情報により示される追加分類グループに属させる電子化ファイルを指定するファイル指定情報(ここでは、分類フォルダ操作処理プログラムのステップ108において入力される電子化ファイルを示す情報)を入力し、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループを特定するための被追加分類グループ情報(ここでは、被追加フォルダ情報)、前記識別情報により示される追加分類グループを特定するための追加分類グループ情報(ここでは、追加フォルダ情報)、及び前記ファイル指定情報により示される電子化ファイルを特定するための電子化ファイル情報(ここでは、格納ファイル情報)を対応付けて記憶手段(ここでは、ハードディスク18)に記憶するように制御し、前記被追加分類グループに属される電子化ファイルを表示手段(ここでは、ディスプレイ装置24)により表示する際に、当該被追加分類グループを特定する被追加分類グループ情報に対応する前記追加分類グループ情報及び前記電子化ファイル情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した電子化ファイル情報により特定される電子化ファイルを、読み出した追加分類グループ情報により特定される追加分類グループに属される状態で表示するように前記表示手段を制御しているので、分類条件に従った分類によって電子化ファイルが属される分類グループの下位階層に対して新たな分類グループを追加することができる。
また、本実施の形態では、前記電子化ファイル情報によって特定される電子化ファイルが、当該電子化ファイル情報に対応付けられて記憶されている被追加分類グループ情報により特定される被追加分類グループに存在しなくなった場合に、当該被追加分類グループ情報と、これに対応づけられて記憶されている追加分類グループ情報及び電子化ファイル情報を前記記憶手段から削除しているので、必要のなくなった追加フォルダを容易に削除することができる。
特に、本実施の形態では、当該削除を実行する際に、当該削除を実行するか否かを確認するようにしているので、誤削除の発生を未然に防止することができる。
更に、本実施の形態では、前記記憶手段に記憶されている前記被追加分類グループ情報、前記追加分類グループ情報、及び前記電子化ファイル情報の少なくとも1組の情報の削除を指示する削除指示情報(ここでは、分類フォルダ操作処理プログラムのステップ122において入力される情報)が入力された場合に当該削除指示情報により削除の対象とされている前記少なくとも1組の情報を前記記憶手段から削除しているので、ユーザにより能動的(意識的)に追加フォルダを削除することができる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記の実施形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組合せにより種々の発明を抽出できる。実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
例えば、上記実施の形態では、被追加フォルダに属される電子化ファイルのディスプレイ装置24による表示が終了しても、当該被追加フォルダを特定する被追加フォルダ情報と、これに対応づけられて記憶されている追加フォルダ情報及び格納ファイル情報をハードディスク18に残しておき、次に分類フォルダ表示画面を表示する際に追加フォルダの追加状態を再現可能とする場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、被追加フォルダに属される電子化ファイルのディスプレイ装置24による表示が終了した時点で、当該被追加フォルダを特定する被追加フォルダ情報と、これに対応づけられて記憶されている追加フォルダ情報及び格納ファイル情報をハードディスク18から削除する形態とすることもできる。
図11には、この形態における分類フォルダ操作処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートの一例が示されている。なお、同図における図3と同一の処理を行うステップには図3と同一のステップ番号が付されている。同図に示すように、この分類フォルダ操作処理プログラムでは、分類フォルダ操作処理プログラムを終了する際に当該分類フォルダ操作処理プログラムのステップ116の処理によって記憶された情報をハードディスク18から削除(消去)する処理を実行するステップ126が追加されている点のみが、上記実施の形態に係る分類フォルダ操作処理プログラムと異なっている。
この形態は、分類フォルダ表示画面が開いている期間のみに当該画面上で追加された追加フォルダを表示したい場合に有効であり、この場合には追加フォルダに関する情報を削除する手間を削減することができるため、利便性を向上させることができる。
また、上記実施の形態では、階層構造を有する分類フォルダに本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、階層構造を有しない、すなわち自身のフォルダの直下に電子化ファイルが属される分類フォルダに本発明を適用する形態とすることもできる。この場合、分類フォルダ自身に追加フォルダが追加されることになる。この場合も、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施の形態では、被追加フォルダ、所属ファイル、及び削除するフォルダを追加フォルダ入力画面(図5参照。)や削除フォルダ入力画面(図6参照。)を介して指定する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、分類フォルダ表示画面(図4参照。)において、これらの表示領域をマウス22等によってポインティング指定することにより指定する形態とすることもできる。この場合、上記実施の形態に比較して操作性を向上させることができる。
その他、上記実施の形態で示したファイル分類表示装置10のハードウェア構成(図1参照。)は一例であり、必要に応じて構成要素を追加したり、不要な構成要素を削減したりすることができることは言うまでもない。
また、上記実施の形態で示した分類フォルダ操作処理プログラム及び分類フォルダ表示処理ルーチン・プログラムの処理の流れ(図3,図7参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができることも言うまでもない。
また、上記実施の形態で示した追加フォルダ管理情報の構成(図2参照。)も一例であり、必要に応じて新たな情報を追加したり、不要な情報を削減したりすることができることは言うまでもない。また、ここで適用したフォルダ名やファイル名に代えて、当該フォルダやファイルを特定できるID情報等を適用する形態とすることもできる。
更に、上記実施の形態で示した各種画面の表示状態(図4〜図6,図8,図10参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができることも言うまでもない。
実施の形態に係るファイル分類表示装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る追加フォルダ管理情報のデータ構造を示す模式図である。 実施の形態に係る分類フォルダ操作処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る分類フォルダ表示画面の表示状態例を示す概略図である。 実施の形態に係る追加フォルダ入力画面の表示状態例を示す概略図である。 実施の形態に係る削除フォルダ入力画面の表示状態例を示す概略図である。 実施の形態に係る分類フォルダ表示処理ルーチン・プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る分類フォルダ表示画面の他の表示状態例を示す概略図である。 実施の形態に係る追加フォルダ自動削除処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る削除確認画面の表示状態例を示す概略図である。 実施の形態に係る分類フォルダ操作処理プログラムの変形例の処理の流れを示すフローチャートである。 分類フォルダの説明に供する模式図である。 分類フォルダの下位階層に対して新たなフォルダを追加作成したい場合の事例の説明に供する模式図である。
符号の説明
10 ファイル分類表示装置
12 CPU(記憶制御手段、表示制御手段、削除手段、第2削除手段、削除実行確認手段、第3削除手段)
18 ハードディスク(記憶手段)
20 キーボード(分類グループ指定入力手段、識別情報入力手段、ファイル指定入力手段、削除指示入力手段)
22 マウス(分類グループ指定入力手段、識別情報入力手段、ファイル指定入力手段、削除指示入力手段)
24 ディスプレイ装置(表示手段)

Claims (7)

  1. 記憶手段の予め定められた分類対象領域に記憶されている複数の電子化ファイルを予め定められた分類条件に従って分類して表示手段により表示するファイル分類表示装置であって、
    前記分類条件に従った分類によって前記電子化ファイルが属される分類グループから、下位階層に新たな分類グループが追加される被追加分類グループを指定する分類グループ指定情報を入力する分類グループ指定入力手段と、
    前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループの下位階層に新たに追加する追加分類グループを識別するための識別情報を入力する識別情報入力手段と、
    前記識別情報により示される追加分類グループに属させる電子化ファイルを指定するファイル指定情報を入力するファイル指定入力手段と、
    前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループを特定するための被追加分類グループ情報、前記識別情報により示される追加分類グループを特定するための追加分類グループ情報、及び前記ファイル指定情報により示される電子化ファイルを特定するための電子化ファイル情報を対応付けて前記記憶手段に記憶するように制御する記憶制御手段と、
    前記被追加分類グループに属される電子化ファイルを前記表示手段により表示する際に、当該被追加分類グループを特定する被追加分類グループ情報に対応する前記追加分類グループ情報及び前記電子化ファイル情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した電子化ファイル情報により特定される電子化ファイルを、読み出した追加分類グループ情報により特定される追加分類グループに属される状態で表示するように前記表示手段を制御する表示制御手段と、
    を備えたファイル分類表示装置。
  2. 前記表示制御手段による前記被追加分類グループに属される電子化ファイルの前記表示手段による表示が終了した時点で、当該被追加分類グループを特定する被追加分類グループ情報と、これに対応づけられて記憶されている追加分類グループ情報及び電子化ファイル情報を前記記憶手段から削除する削除手段
    を更に備えた請求項1記載のファイル分類表示装置。
  3. 前記電子化ファイル情報によって特定される電子化ファイルが、当該電子化ファイル情報に対応付けられて記憶されている被追加分類グループ情報により特定される被追加分類グループに存在しなくなった場合に、当該被追加分類グループ情報と、これに対応づけられて記憶されている追加分類グループ情報及び電子化ファイル情報を前記記憶手段から削除する第2削除手段
    を更に備えた請求項1又は請求項2記載のファイル分類表示装置。
  4. 前記第2削除手段による削除を実行する際に、当該削除を実行するか否かを確認する削除実行確認手段
    を更に備えた請求項3記載のファイル分類表示装置。
  5. 前記記憶手段に記憶されている前記被追加分類グループ情報、前記追加分類グループ情報、及び前記電子化ファイル情報の少なくとも1組の情報の削除を指示する削除指示情報を入力する削除指示入力手段と、
    前記削除指示入力手段によって前記削除指示情報が入力された場合に当該削除指示情報により削除の対象とされている前記少なくとも1組の情報を前記記憶手段から削除する第3削除手段と、
    を更に備えた請求項1乃至請求項4の何れか1項記載のファイル分類表示装置。
  6. 記憶手段の予め定められた分類対象領域に記憶されている複数の電子化ファイルを予め定められた分類条件に従って分類して表示手段により表示するファイル分類表示方法であって、
    前記分類条件に従った分類によって前記電子化ファイルが属される分類グループから、下位階層に新たな分類グループが追加される被追加分類グループを指定する分類グループ指定情報、前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループの下位階層に新たに追加する追加分類グループを識別するための識別情報、及び前記識別情報により示される追加分類グループに属させる電子化ファイルを指定するファイル指定情報を入力し、
    前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループを特定するための被追加分類グループ情報、前記識別情報により示される追加分類グループを特定するための追加分類グループ情報、及び前記ファイル指定情報により示される電子化ファイルを特定するための電子化ファイル情報を対応付けて前記記憶手段に記憶するように制御し、
    前記被追加分類グループに属される電子化ファイルを前記表示手段により表示する際に、当該被追加分類グループを特定する被追加分類グループ情報に対応する前記追加分類グループ情報及び前記電子化ファイル情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した電子化ファイル情報により特定される電子化ファイルを、読み出した追加分類グループ情報により特定される追加分類グループに属される状態で表示するように前記表示手段を制御する、
    ファイル分類表示方法。
  7. 記憶手段の予め定められた分類対象領域に記憶されている複数の電子化ファイルを予め定められた分類条件に従って分類して表示手段により表示するファイル分類表示プログラムであって、
    前記分類条件に従った分類によって前記電子化ファイルが属される分類グループから、下位階層に新たな分類グループが追加される被追加分類グループを指定する分類グループ指定情報を入力する分類グループ指定入力ステップと、
    前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループの下位階層に新たに追加する追加分類グループを識別するための識別情報を入力する識別情報入力ステップと、
    前記識別情報により示される追加分類グループに属させる電子化ファイルを指定するファイル指定情報を入力するファイル指定入力ステップと、
    前記分類グループ指定情報により示される被追加分類グループを特定するための被追加分類グループ情報、前記識別情報により示される追加分類グループを特定するための追加分類グループ情報、及び前記ファイル指定情報により示される電子化ファイルを特定するための電子化ファイル情報を対応付けて前記記憶手段に記憶するように制御する記憶制御ステップと、
    前記被追加分類グループに属される電子化ファイルを前記表示手段により表示する際に、当該被追加分類グループを特定する被追加分類グループ情報に対応する前記追加分類グループ情報及び前記電子化ファイル情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した電子化ファイル情報により特定される電子化ファイルを、読み出した追加分類グループ情報により特定される追加分類グループに属される状態で表示するように前記表示手段を制御する表示制御ステップと、
    をコンピュータに実行させるファイル分類表示プログラム。
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