JP4462309B2 - 電子情報処理プログラム及び電子情報処理システム - Google Patents

電子情報処理プログラム及び電子情報処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP4462309B2
JP4462309B2 JP2007229381A JP2007229381A JP4462309B2 JP 4462309 B2 JP4462309 B2 JP 4462309B2 JP 2007229381 A JP2007229381 A JP 2007229381A JP 2007229381 A JP2007229381 A JP 2007229381A JP 4462309 B2 JP4462309 B2 JP 4462309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
classification
electronic information
information processing
result
processing program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007229381A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009064105A (ja
Inventor
義朗 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2007229381A priority Critical patent/JP4462309B2/ja
Priority to US12/111,260 priority patent/US8423550B2/en
Publication of JP2009064105A publication Critical patent/JP2009064105A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4462309B2 publication Critical patent/JP4462309B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/60Protecting data
    • G06F21/62Protecting access to data via a platform, e.g. using keys or access control rules
    • G06F21/6218Protecting access to data via a platform, e.g. using keys or access control rules to a system of files or objects, e.g. local or distributed file system or database
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers
    • G06F16/16File or folder operations, e.g. details of user interfaces specifically adapted to file systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2221/00Indexing scheme relating to security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F2221/21Indexing scheme relating to G06F21/00 and subgroups addressing additional information or applications relating to security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F2221/2141Access rights, e.g. capability lists, access control lists, access tables, access matrices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Bioethics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)

Description

本発明は、電子情報処理プログラム及び電子情報処理システムに関する。
コンピュータにおいては、各種のデータ(あるいはファイル)が、階層的な構造からなる格納場所に格納されて管理されることがある。
下記特許文献1には、階層的に格納されたファイルを、分類条件に従って分類し、階層的な分類箇所に分類する技術が開示されている。
下記特許文献2には、階層的に格納されたファイルを分類し、分類結果に対してアクセス権を設定する技術が開示されている。
特開平9−44393号公報 特開2006−163873号公報
本発明の目的は、第1対応付け箇所に対応付けられた電子情報を第2対応付け箇所にも対応付けた後に、第2対応付け箇所への対応付けを変更させる、電子情報または第1対応付け箇所に対する少なくとも一部の操作の実行の可否を切り換える電子情報処理プログラム及び電子情報処理システムを提供することにある。
本発明の電子情報処理プログラムの一態様においては、コンピュータを、格納構造中の格納箇所に利用者の指示に基づいて確定的に格納された電子情報を、前記格納箇所または前記電子情報に基づく分類条件に応じて、分類構造中の分類箇所に分類す分類手段と、前記格納構造を表示装置に表示させた状態で、前記電子情報または前記格納箇所に対する操作指示を受け付け、当該操作指示に従った操作を行う操作手段と、前記操作手段が前記操作指示を受け付けた場合に、前記操作指示に従った操作を行ったと仮定して前記分類手段による分類を仮想的に行い、この仮想的な分類の結果に基づいて、前記分類手段による分類結果に対する前記操作の影響を判定し、この判定の結果に応じて前記操作の実行の可否を切り換える切換手段、として機能させる。
本発明の電子情報処理プログラムの一態様においては、前記分類条件には、分類の対象となる電子情報を選択する条件が含まれ、前記切換手段は、前記分類手段による分類の対象外であった電子情報が前記仮想的な分類の結果において分類の対象となる場合、または、前記分類手段による分類の対象であった電子情報が前記仮想的な分類の結果において分類の対象外となる場合に、前記操作の実行の可否を切り換える
本発明の電子情報処理プログラムの一態様においては、前記分類構造は、複数の前記分類箇所を備え、前記切換手段は、ある分類箇所に分類された電子情報が前記仮想的な分類の結果において別の分類箇所に分類される場合に、前記操作の実行の可否を切り換える
本発明の電子情報処理プログラムの一態様においては、前記分類条件には、前記格納構造における格納箇所に基づいて分類の対象となる電子情報を選択する条件が含まれ、前記切換手段は前記操作が電子情報の格納箇所を分類の対象となる格納箇所から分類の対象外となる格納箇所に変更する操作であり前記仮想的な分類の結果に当該電子分情報が含まれない場合、または、前記操作が電子情報の格納箇所を分類の対象外となる格納箇所から分類の対象となる格納箇所に変更する操作であり前記仮想的な分類の結果に当該電子情報が含まれる場合に、前記操作の実行の可否を切り換える
本発明の電子情報処理プログラムの一態様においては、前記分類条件には、前記格納構造における格納箇所に基づいて分類の対象となる電子情報を選択する条件が含まれ、前記切換手段は前記操作が電子情報を分類の対象となる格納箇所に新たに格納する操作であり前記仮想的な分類の結果に当該電子情報が含まれる場合、または、前記操作が電子情報を分類の対象となる格納箇所から削除する操作であり前記仮想的な分類の結果に当該電子情報が含まれない場合に、前記操作の実行の可否を切り換える
本発明の電子情報処理プログラムの一態様においては、前記分類条件には、電子情報の属性に基づいて分類の対象となる電子情報を選択する条件が含まれ、前記切換手段は前記操作が電子情報の属性を分類の対象となる属性から分類の対象外となる属性へと変更する操作であり前記仮想的な分類の結果に当該電子情報が含まれない場合、または、前記操作が電子情報の属性を分類の対象外となる属性から分類の対象となる属性へと変更する操作であり前記仮想的な分類の結果に当該電子情報が含まれる場合に、前記操作の実行の可否を切り換える
本発明の電子情報処理プログラムの一態様においては、前記分類条件には、電子情報の属性に基づいて分類を行う分類箇所を選択する条件が含まれ、前記切換手段は前記操作が電子情報の属性を変更する操作であり、前記操作を行う前の当該電子情報の分類箇所と前記仮想的な分類の結果における当該電子情報の分類箇所とが異なる場合に、前記操作の実行の可否を切り換える
本発明の電子情報処理プログラムの一態様においては、前記切換手段は、前記操作を行う前の前記分類手段による分類結果と前記仮想的な分類の結果とが異なるすべての場合に、前記操作の実行可否を切り換える。
本発明の電子情報処理プログラムの一態様においては、当該プログラムは、さらに、前記コンピュータを、前記分類手段による分類結果に基づいて、前記電子情報を前記分類箇所に対応付けて表示装置に表示する表示手段として機能させ、前記切換手段は前記操作を行う前の前記表示手段による表示と前記仮想的な分類の結果に基づく前記表示手段による表示とが異なる場合に、前記操作の実行の可否を切り換える
本発明の電子情報処理システムの一態様においては、格納構造中の格納箇所に利用者の指示に基づいて確定的に格納された電子情報を、前記格納箇所または前記電子情報に基づく分類条件に応じて、分類構造中の分類箇所にも分類す分類手段と、前記格納構造を表示装置に表示させた状態で、前記電子情報または前記格納箇所に対する操作指示を受け付け、当該操作指示に従った操作を行う操作手段と、前記操作手段が前記操作指示を受け付けた場合に、前記操作指示に従った操作を行ったと仮定して前記分類手段による分類を仮想的に行い、この仮想的な分類の結果に基づいて、前記分類手段による分類結果に対する前記操作の影響を判定し、この判定の結果に応じて前記操作の実行の可否を切り換える切換手段、を備える。
請求項1の発明によれば、格納構造中の格納箇所に格納された電子情報を分類構造中の分類箇所に分類した後に、格納構造を参照して指示された操作のうち、分類箇所への分類に影響を与える電子情報または格納箇所に対する操作の実行の可否を切り換えることができる。
請求項2の発明によれば、分類の対象外であった電子情報を分類の対象とする操作、または、分類の対象であった電子情報を分類の対象外とする操作の実行の可否を切り換えることができる。
請求項3の発明によれば、あ分類箇所に分類された電子情報を別の分類箇所に分類されるようにする操作の実行の可否を切り換えることができる。
請求項4の発明によれば、電子情報の格納箇所分類の対象となる格納箇所から分類の対象外となる格納箇所へと変更する操作、または、電子情報の格納箇所分類の対象外となる格納箇所から分類の対象となる格納箇所へと変更する操作の実行の可否を切り換えることができる。
請求項5の発明によれば、電子情報を分類の対象となる格納箇所に新たに格納する操作、または、電子情報を分類の対象となる格納箇所から削除する操作の実行の可否を切り換えることができる。
請求項6の発明によれば、電子情報の属性を分類の対象となる属性から分類の対象外となる属性へと変更する操作、または、電子情報の属性を分類の対象外となる属性から分類の対象となる属性へと変更する操作の実行の可否を切り換えることができる。
請求項7の発明によれば、電子情報の属性を、分類箇所を異ならせるように変更する操作の実行の可否を切り換えることができる。
請求項8の発明によれば、分類箇所への対応付けを変更させる全ての操作の実行の可否を切り換えることができる。
請求項の発明によれば、表示結果を変更させる操作の実行の可否を切り換えることができる。
請求項1の発明によれば、格納構造中の格納箇所に格納された電子情報を分類構造中の分類箇所に分類した後に、格納構造を参照して指示された操作のうち、分類箇所への分類に影響を与える電子情報または格納箇所に対する操の実行の可否を切り換えることができる。
[概念や用語等の説明] コンピュータとは、プログラムに基づいて演算処理を行う装置、または、同等の演算処理をハードウエアで実行する装置を指す。コンピュータの装置は任意に構成可能であり、例えば、一つのボードあるいは一つの筐体を利用して構成され、集中処理を行うものであってもよいし、通信可能に設定された複数の筐体を利用して構成され、分散処理を行うものであってもよい。電子情報処理システムは、このようなコンピュータを用いて構築したシステムである。
第1対応付け構造及び第2対応付け構造は、ともに、電子情報を対応付ける一または複数の対応付け箇所を備えた構造である。対応付け構造は、例えばOS(オペレーティングシステム)プログラムの機能を用いて構築してもよいし、アプリケーションプログラムの機能を用いて構築してもよい。前者の例としては、UNIX(登録商標)系OSにおけるディレクトリ構造や、Windows(登録商標)におけるフォルダ構造などを利用する態様が挙げられる。また、後者の例としては、ファイル管理あるいはファイル分類を行うアプリケーションファイルが備える構造や、表示用の構造などが挙げられる。構造の例としては、階層構造、フラットな構造、2次元や3次元空間に分散配置された構造など、様々な形態が挙げられる。対応付け箇所は、こうした構造中に設けられたものであり、一または複数の電子情報を対応付けることができる。対応付けは、電子情報と対応付け箇所とを直接的または間接的に関連づけることにより行われる。対応付けの例としては、電子情報と対応付け箇所の一方または両方から他方を探索可能なリンク情報を設定する態様や、電子情報を対応付け箇所用の記憶領域に記憶させる態様などが挙げられる。電子情報とは、一または複数のデータを指す。データの種類は特に限定されず、文書データ、画像データ、プログラムなど様々なものであってよい。なお、データは、ファイル(コンピュータがデータを管理するまとまり)の形式で管理されることも多い。
対応付け手段は、第1対応付け構造中の第1対応付け箇所に対応付けられた電子情報を、第2対応付け構造中の第2対応付け箇所にも対応付ける。この対応付けは、第1対応付け箇所または前記電子情報に基づく対応付け条件に従って行われる。第1対応付け箇所に基づく例としては、第1対応付け箇所の属性に基づく態様、あるいは、対応付け箇所の位置情報に基づく態様が挙げられる。ここで、第1対応付け箇所の属性とは、第1対応付け箇所自体、または、第1対応付け箇所と関連する別の箇所に保持されて、第1対応付け箇所の特徴を示す情報であり、作成日時、編集日時、名称、所有者名などの例が挙げられる。また、対応付け箇所の位置情報とは、例えば、階層の深さ、周囲の対応付け箇所との関連性などの情報をいう。電子情報に基づく例としては、電子情報の属性に基づく態様、あるいは、電子情報の内容に基づく態様などが挙げられる。電子情報の属性とは、電子情報の特徴を示す情報であって、電子情報と関連づけて別途保持された情報や、電子情報に埋め込まれたメタ情報などをいう。具体的には、作成日時、編集日時、名称、ファイル種類、所有者名などの情報が挙げられる。また、電子情報の内容の例としては、ドキュメントファイルにおける記載内容の解析結果や、画像ファイルにおける画像の解析結果などが挙げられる。
操作手段は、第1対応付け構造で、電子情報または第1対応付け箇所に対して操作を行うものである。第1対応付け構造で操作を行うとは、例えば、第1対応付け構造に基づく関係性や表示を利用して所望の第1対応箇所や電子情報を特定し、操作を行うことをいう。
切換手段は、操作手段による操作のうち、対応付け手段による対応付け結果を変更させる少なくとも一部の操作の実行の可否を切り換える。対応付け手段による対応付け結果を変更させるとは、操作手段による操作を行った後に対応付け手段を再実行したならば、当初の結果とは一部または全部が異なる結果が得られることをいう。切換手段は、このような全ての操作あるいは一部の操作の実行可否を切り換える手段である。なお、操作手段による操作がユーザインタフェースなどを通じたユーザ(利用者)からの命令に基づいて行われる場合には、操作の実行不可は、ユーザの命令入力自体(ユーザインタフェースでの操作など)を不可能にしてもよいし、ユーザの命令に対する処理操作を不可能にしてもよい。
なお、コンピュータを制御するプログラムは、CD(CompactDisc)やDVD(DigitalVersatileDisc)などの記憶媒体により、あるいは、ネットワークを介して提供されることがある。この場合は、ユーザの操作に基づいて、あるいは、設定に従って、記憶媒体やネットワークからプログラムがインストールされることになる。ここで、インストールとは、コンピュータを制御できるようにプログラムを設定することをいう。
[実施例] 図1は、本実施の形態にかかるファイル管理システム10の構成の一例を説明する図である。ファイル管理システム10は、ファイル管理サーバ12、クライアント14,16、及び、これらを通信可能に接続するインターネットなどのネットワーク18を含んでいる。ファイル管理サーバ12は、電子情報処理システムとしての装置であり、クライアント14,16は、ファイル管理サーバ12を利用するための装置である。
図2は、ファイル管理システム10、あるいは、クライアント14,16を構築するコンピュータの一例であるPC(パーソナルコンピュータ)20のハードウエア構成例を示している。PC20は、内部通信路としてのバス22を備えている。そして、バス22には、CPU(中央処理装置)24、ROM(ReadOnlyMemory)26、RAM(RandomAccessMemory)28、HDD(HardDiscDrive)30、キーボード31、マウス32、ディスプレイ34、CDD(CompactDiscDrive)36、及び、ネットワークインタフェース38の各構成要素が接続されている。CPU24は、プログラムに従って演算処理を行う装置であり、必要な演算を実行したり、コンピュータ20の各構成要素の制御を行ったりする。ROM26は、CPU24を制御するプログラムなどを格納する記憶装置である。また、RAM28は、CPU24の演算対象となるファイルあるいはデータなどを一時的に格納する記憶装置であり、HDD30は、大量データの長期的な格納などに用いられる記憶装置である。キーボード31及びマウス32は、ユーザからの入力を受け付ける入力装置であり、ディスプレイ34は、ユーザに対して画像情報を表示する出力装置である。CDD36は、記録媒体としてのCDから情報を読み取る装置である。例えば、CPU24を制御するプログラムがCDを通じて提供される場合には、CDD36を通じて、そのインストールが行われる。ネットワークインタフェース38は、例えばネットワークインタフェースカード(NIC)で実現され、PC20とネットワーク18とを通信可能にするための装置である。
図3は、ファイル管理サーバ12の機能構成例の概略を示す図である。このファイル管理サーバ12は、図2に示したPC20をプログラム制御することにより実現されている。
ファイル管理サーバ12は、制御部50、静的構造設定・管理部52、分類構造設定・管理部54、アクセス権設定・切換部56、操作部58、表示部60、及びデータストレージ62を含んでいる。制御部50は、CPU24を利用して構築されており、各機能構成要素の動作を制御する。静的構造設定・管理部52は、CPU24を利用して構築されており、対応付け構造としての静的構造に対する設定や管理を行う。静的構造は、ファイルを管理するための標準的なファイル格納構造であり、ファイルが格納されるフォルダが階層的に配置されている。言い換えれば、静的構造とは、ユーザの指示に基づいて確定的にファイルを格納することができる構造である。分類構造設定・管理部54は、CPU24を利用して構築されており、対応付け構造としての分類構造に対する設定や管理を行う。分類構造は、ファイルを分類して整理するために構築される構造であり、ファイルが分類されるフォルダが階層的に配置されている。分類構造は、分類の目的別に複数設けられてもよい。分類構造では、静的構造とは異なり、ユーザの指示に基づいて確定的にファイルが分類されるとは限らず、ユーザの意図しない分類がなされることもある。アクセス権設定・切換部56は、CPU24を利用して構築されており、静的構造のフォルダあるいは分類構造のフォルダに対するアクセス権、あるいは、こうしたフォルダに格納あるいは分類されたファイルやファイル群に対するアクセス権を設定したり、用意された複数のアクセス権設定を切り換えたりする処理を行う。操作部58は、キーボード31やマウス32などの入力装置を利用して構築されており、ユーザが指示を行うために用いられる。遠隔地の別のPC20から操作される場合には、操作部58は、そのキーボード31やマウス32などの入力に基づいて動作することになる。表示部60は、ディスプレイ34を利用して構築されており、制御結果、静的構造、分類構造、ファイルなどの表示を行う。遠隔地の別のPC20から操作される場合には、表示部60は、そのディスプレイ34を利用して構築されることになる。
データストレージ62は、ROM26、RAM28、HDD30を利用して構築される。データストレージ62には、ファイル・属性データ64、静的構造・属性データ66、分類構造・属性データ68、静的アクセス権データ70、及び、分類アクセス権データ76を含む各データ(ファイル)が記憶されている。ファイル・属性データ64は、各種のファイルやファイルの属性データである。静的構造・属性データ66には、静的構造を規定するデータ、静的構造のフォルダに格納されるファイルを特定するデータ、静的構造のフォルダに関する属性データなどが含まれる。分類構造・属性データ68には、分類構造を規定するデータ、分類構造のフォルダに分類されたファイルを特定するデータ、分類構造のフォルダに関する属性データなどが含まれる。この属性データは、分類条件としても利用される。
静的アクセス権データ70は、静的構造のフォルダに対するアクセス権の設定状況、及び、静的構造のフォルダに格納されたファイルに対するアクセス権の設定状態を示すデータである。静的アクセス権データ70は、一般的な場合に設定されるアクセス権を記した通常モードデータ72と、分類結果に影響を与えるアクセス権を制約した制約モードデータ74とを含んでおり、これらは、アクセス権設定・切換部56によって切り換えられる。また、分類アクセス権データ76は、分類構造のフォルダに対するアクセス権の設定状況、及び、分類構造のフォルダに格納されたファイルに対するアクセス権の設定状態を示すデータである。なお、静的アクセス権データ70と、分類アクセス権データ76は、ユーザ別に設定してもよい。具体的には、一般ユーザと特権ユーザに分けて設定したり、各一般ユーザに分けて設定する例が挙げられる。
図4は、静的アクセス権データ70の具体例を表形式で示す図である。図には、アクセス権の種類を示す「アクセス権」欄と、通常モードデータ72の値を示す「通常モード」欄と、制約モードデータ74の値を示す「制約モード」欄が設けられている。アクセス権としては、各種の「ファイル」に関する「削除」「属性参照」「属性変更」「アクセス権変更」と、「ドキュメント」(文書)ファイルに関する「内容参照」「内容変更」と、「フォルダ」に関する「削除」「属性参照」「属性変更」「アクセス権変更」「エントリ追加」「エントリ削除」が設けられている。ファイルに関する削除権はファイルを削除する権限、ファイルに関する属性参照権はファイルの属性を参照する権限、ファイルに関する属性変更権はファイルの属性を変更する権限、ファイルに関するアクセス権変更はファイルに関する各種アクセス権の設定を変更する権限を指す。また、ドキュメントに関する内容参照権と内容変更権は、それぞれ、ドキュメントの中身を参照する権限及び変更(編集)する権限を指す。そして、フォルダに関する削除権、属性参照権、属性変更権、及びアクセス権変更権は、ファイルに関するものと同様であり、フォルダに関するエントリ追加権は、指定したフォルダの下位階層にファイルやフォルダを登録(格納)できる権限、フォルダに関するエントリ削除権は、指定したフォルダの下位階層に存在するファイルやフォルダを削除できる権限を指す。
これらのアクセス権は、通常モードでは、標準の仕様、あるいは、ユーザが指定した仕様に設定されている。また、制約モードにおいても、分類構造における分類結果に影響を与えないものについては、通常モードと同様に設定されている。しかし、制約モードでは、分類結果に影響を与えるアクセス権が制約されている。
具体的には、ファイルに関するアクセス権については、分類対象範囲となるフォルダに格納され、かつ、分類対象属性をもつファイルに対して、(1)削除禁止、(2)分類対象外となる属性への変更禁止、及び、(3)分類対象外となる範囲への移動禁止が設定される。また、フォルダに関するアクセス権については、(4)分類対象範囲かつ分類対象属性をもつファイルの新規登録禁止、(5)分類対象範囲かつ分類対象外属性をもつファイルの分類対象属性への変更禁止、(6)分類対象範囲かつ分類対象属性をもつファイルの分類対象外属性への変更禁止、(7)分類対象範囲かつ分類対象属性をもつファイルの分類対象外範囲への移動禁止、及び、(8)分類対象外範囲かつ分類対象属性をもつファイルの分類対象範囲への移動禁止が設定される。
ファイル及びフォルダに関するこれらのアクセス権の制約は、分類対象となるファイルを変更させないように定められているが、この限りにおいて、ファイルの分類先が変更されることは許されている。しかし、例えば、さらに、ファイルの分類先をも変更しないようにアクセス権を制約してもよい。また、既存のファイルの分類先は変更しないものの、新たなファイルを登録、あるいは、既存のファイルを削除できるようにアクセス権を制約するなどしてもよい。
制約モードにおける具体的なアクセス権の制約は、図4の(1)〜(8)に例示したように、予め設定することができる。しかし、この代わりに、静的構造に対する操作が行われた段階で、仮想的に再分類を行った結果に基づいて、分類結果への影響を判定し、適宜制約を加えるようにしてもよい。
続いて、図5のフローチャートを用いて、ファイル管理システム10を利用した処理の例を簡単に説明する。ファイル管理サーバ12では、一般に通常モードが設定されている(S10)。具体的には、操作部58からの指示に基づいて、アクセス権設定・切換部56が、図4に示すアクセス権を設定し、さらに、通常モードが採用されるように切り換えを行う。ファイル管理サーバ12にアクセスするクライアント14は、通常モードのアクセス権に基づいて、静的構造を構築し、フォルダにファイルの格納を行う(S12)。静的構造の構築は、静的構造設定・管理部52によって行われ、その結果は、静的構造・属性データ66として保持される。また、クライアント14は、静的構造に格納されたファイルを別の観点で分類したい場合には、所望の分類構造を構築するよう指示を行う。そして、分類構造設定・管理部54は、この指示に基づいて、分類構造・属性データ68を構築する。ファイルの分類は、分類構造の各フォルダに付与された属性データを条件として行われる。すなわち、分類構造が構築された時点、あるいは、ユーザが分類構造に従った表示を求めた時点などに、分類構造設定・管理部54によって、静的構造の分類対象範囲にあるファイルが分類構造に分類される(S14)。分類結果は、分類構造・属性データ68に格納される。
クライアント14は、さらに、この分類結果に対して、分類アクセス権データ76で設定されたアクセス権に基づいて、各種の操作を行うことができる。この操作の過程では、クライアント14自身、または、別のクライアント16が、静的構造においてそのファイルの削除や変更(編集)などの操作をすると、分類構造と静的構造との整合性が低下あるいは破壊されてしまうことになる(分類構造への反映は直ちに、あるいは定期的に行われてもよいし、ユーザ指示に基づいて行われてもよい)。そこで、クライアント14は制約モードに切り換えを行って、この分類結果に影響を与えるような静的構造でのアクセス権を制約したうえで(S16)、分類構造における操作を行っている(S18)。そして、分類構造における操作が終了すると、通常モードへの切り換えを行っている(S20)。これにより、静的構造において、通常モードのアクセス権に基づく操作が行われるようになる(S22)。
次に、図6〜図10を用いて、具体的な例を挙げた説明を行う。
図6は、図3の静的構造・属性データ66に構築された静的構造の例を示す図である。この静的構造は、フォルダaを最上位の階層とするものであり、フォルダaの下位階層にはフォルダb,cが設けられている。また、フォルダbの下位階層にはフォルダd,eが設けられ、フォルダdの下位階層にはフォルダf,gが設けられている。そして、この静的構造には、図3のファイル・属性データ64に保持されたドキュメントを表す複数のファイルが格納されている。具体的には、フォルダfにはドキュメントA,Bが格納され、フォルダgにはドキュメントC,Dが格納され、フォルダeにはドキュメントE,F,Gが格納され、フォルダcにはドキュメントH,Iが格納されている。こうしたフォルダの作成や、ファイルの格納(登録)は、フォルダのエントリ追加権をもつユーザの指示によって作成される。
図7は、図6に示した各ドキュメントの属性情報の例を示す図である。この属性情報は、図3のファイル・属性データ64に保持されたものであり、図示した例では、属性情報として、担当プロジェクト、文書種別、承認状態の三つの項目が挙げられている。担当プロジェクトは、ドキュメントに密接に関連したプロジェクトを示す属性である。また、文書種別は、ドキュメントの種類を表す属性であり、承認状態は、権限のある人物による承認の状態について示す属性である。
図示した例では、担当プロジェクト属性の値は、ドキュメントA〜Dはプロジェクト1であり、ドキュメントE〜Gはプロジェクト2であり、ドキュメントH,Iはプロジェクト3である。また、文書種別属性の値は、ドキュメントA,C,Hはマニュアルであり、ドキュメントB,D〜Fは仕様書であり、ドキュメントG,Iはヘルプファイルである。そして、承認状態属性の値は、ドキュメントA,D,E,Hは承認済であり、ドキュメントB,C,Fは未承認であり、ドキュメントG,Iは承認待である。
図8は、分類構造の例を示す図である。この分類構造は、あるクライアント(ユーザ)からの指示に基づいて設定されたものである。具体的には、分類条件として、静的構造におけるフォルダb及びその下位階層のフォルダを分類対象範囲とすること、及び、分類対象となる属性として、「マニュアル」「仕様書」の文書種別を第1に考慮し、「承認済」「未承認」の承認状態を第2に考慮すべきことが設定されている。そして、この分類条件設定に従って、最上位の階層であるフォルダoの下位階層にマニュアルを分類するためのフォルダpと、仕様書を分類するためのフォルダqが構築されている。また、フォルダpの下位階層には、承認済を分類するためのフォルダrと、未承認を分類するためのフォルダsが設けられ、フォルダqの下位階層には、承認済を分類するためのフォルダtと、未承認を分類するためのフォルダuが設けられている。
フォルダrには、ドキュメントAが分類されている。ドキュメントAは、フォルダbの下位階層のフォルダ内にあり、文書種別はマニュアルであり、承認状態は承認済であるため、これと整合する分類条件をもつフォルダrに分類されたのである。同様にして、フォルダsにはドキュメントCが分類され、フォルダtにはドキュメントD,Eが分類され、フォルダuにはドキュメントB,Fが分類されている。
クライアント(ユーザ)が、この分類結果に対して、分類構造を通じて実行できる操作は、分類アクセス権データ76に規定されるアクセス権によって規定されている。例えば、分類を指示したクライアント(ユーザ)あるいは別のクライアントが、閲覧等の操作をできるか否かも、このアクセス権の設定に依存することになる。
他方、静的階層に対しては、クライアント(ユーザ)が実行可能な操作は、静的アクセス権データ70に規定されるアクセス権によって規定されている。通常モードに切り換えられている場合には、通常モードデータ72に規定されたアクセス権が適用され、制約モードに切り換えられている場合には、制約モードデータ74に規定されたアクセス権が適用されることになる。
以下では、具体的な例として、図4に示した(1)〜(8)の制約の例について説明する。
例えば、制約モードに切り換えられている場合に、ドキュメントBを削除する操作をしたとする。この操作は、分類結果からドキュメントBを削除することになる操作であり、(1)の制約により禁止される。
ドキュメントBの文書種別の属性値を「技術報告書」に変更する操作も禁止される。これは、図8に示した分類構造では、マニュアルと仕様書のみを分類対象の文書種別属性に設定しており、技術報告書は対象外の属性となるからである。同様に、承認状態の属性値は、承認済と未承認以外の値には変更できず、例えば、承認待に変更することは禁止されている。これらは、(2)または(6)の制約の例である。
ドキュメントBを静的構造のフォルダcに移動することはできない。これは、(3)または(7)の制約により、分類対象範囲であるフォルダbから外れたフォルダへの移動が禁止されていることによる。
図9は、(4)の制約について説明する図である。図には、担当プロジェクト、文書種別、承認状態の各属性の値が、プロジェクト4、マニュアル、承認済である新たなドキュメントXが示されている。このドキュメントXは、例えば、静的階層のフォルダeに登録(格納)することはできない。登録した場合には、ドキュメントXは分類対象に含まれるためである。
図10は、(5)の制約について説明する図である。この図で説明対象となっているドキュメントGは、図6に示したように、静的階層のフォルダeに格納されているファイルである。ここでは、このドキュメントGにおける担当プロジェクト、文書種別、承認状態の各属性の値を、プロジェクト2、ヘルプマニュアル、承認待から、プロジェクト2、マニュアル、承認済に変更することを考える。この場合、分類対象範囲のフォルダに格納されていたものの、属性値が分類条件とは異なるために分類対象外となっていたドキュメントGは、分類条件に合致した属性値をもつことになってしまう。したがって、このような属性変更は禁止される。
さらに、例えば、ドキュメントHをフォルダcからフォルダeに移動することは禁止される。これは、分類対象範囲に含まれていなかったドキュメントHが、分類対象範囲のフォルダに移動されるためであり、(8)の制約に相当する。
なお、制約モードにおいては、(1)〜(8)の全ての制約を要求せず、一部の制約だけを要求してもよい。また、(1)〜(8)だけの制約では、あるフォルダに分類されていたドキュメントを他のフォルダに再分類されるような移動や属性変更は許されていたが、これを禁じることも可能である。
ファイル管理システムの構成例を示す概略図である。 PCのハードウエア構成例を示す概略図である。 ファイル管理サーバの機能構成例を示す概略図である。 静的アクセス権データの例を示す図である。 ファイル管理システムにおける処理の流れの例を示す図である。 静的構造の例を示す図である。 ファイル属性の例について示す図である。 分類構造の例を示す図である。 アクセス権の制約例について説明する図である。 アクセス権の別の制約例について説明する図である。
符号の説明
10 ファイル管理システム、12 ファイル管理サーバ、14,16 クライアント、18 ネットワーク、20 コンピュータ、22 バス、24 CPU、26 ROM、28 RAM、30 HDD、31 キーボード、32 マウス、34 ディスプレイ、36 CDD、38 ネットワークインタフェース、50 制御部、52 静的構造設定・管理部、54 分類構造設定・管理部、56 アクセス権設定・切換部、58 操作部、60 表示部、62 データストレージ、64 ファイル・属性データ、66 静的構造・属性データ、68 分類構造・属性データ、70 静的アクセス権データ、72 通常モードデータ、74 制約モードデータ、76 分類アクセス権データ。

Claims (10)

  1. コンピュータを、
    格納構造中の格納箇所に利用者の指示に基づいて確定的に格納された電子情報を、前記格納箇所または前記電子情報に基づく分類条件に応じて、分類構造中の分類箇所に分類す分類手段と、
    前記格納構造を表示装置に表示させた状態で、前記電子情報または前記格納箇所に対する操作指示を受け付け、当該操作指示に従った操作を行う操作手段と、
    前記操作手段が前記操作指示を受け付けた場合に、前記操作指示に従った操作を行ったと仮定して前記分類手段による分類を仮想的に行い、この仮想的な分類の結果に基づいて、前記分類手段による分類結果に対する前記操作の影響を判定し、この判定の結果に応じて前記操作の実行の可否を切り換える切換手段、
    として機能させることを特徴とする電子情報処理プログラム。
  2. 請求項1に記載の電子情報処理プログラムにおいて、
    前記分類条件には、分類の対象となる電子情報を選択する条件が含まれ、
    前記切換手段は、前記分類手段による分類の対象外であった電子情報が前記仮想的な分類の結果において分類の対象となる場合、または、前記分類手段による分類の対象であった電子情報が前記仮想的な分類の結果において分類の対象外となる場合に、前記操作の実行の可否を切り換える、ことを特徴とする電子情報処理プログラム。
  3. 請求項1または2に記載の電子情報処理プログラムにおいて、
    前記分類構造は、複数の前記分類箇所を備え、
    前記切換手段は、ある分類箇所に分類された電子情報が前記仮想的な分類の結果において別の分類箇所に分類される場合に、前記操作の実行の可否を切り換える、ことを特徴とする電子情報処理プログラム。
  4. 請求項2に記載の電子情報処理プログラムにおいて、
    前記分類条件には、前記格納構造における格納箇所に基づいて分類の対象となる電子情報を選択する条件が含まれ、
    前記切換手段は前記操作が電子情報の格納箇所を分類の対象となる格納箇所から分類の対象外となる格納箇所に変更する操作であり前記仮想的な分類の結果に当該電子分情報が含まれない場合、または、前記操作が電子情報の格納箇所を分類の対象外となる格納箇所から分類の対象となる格納箇所に変更する操作であり前記仮想的な分類の結果に当該電子情報が含まれる場合に、前記操作の実行の可否を切り換える、ことを特徴とする電子情報処理プログラム。
  5. 請求項2または4に記載の電子情報処理プログラムにおいて、
    前記分類条件には、前記格納構造における格納箇所に基づいて分類の対象となる電子情報を選択する条件が含まれ、
    前記切換手段は前記操作が電子情報を分類の対象となる格納箇所に新たに格納する操作であり前記仮想的な分類の結果に当該電子情報が含まれる場合、または、前記操作が電子情報を分類の対象となる格納箇所から削除する操作であり前記仮想的な分類の結果に当該電子情報が含まれない場合に、前記操作の実行の可否を切り換える、ことを特徴とする電子情報処理プログラム。
  6. 請求項2,4,5のいずれか1項に記載の電子情報処理プログラムにおいて、
    前記分類条件には、電子情報の属性に基づいて分類の対象となる電子情報を選択する条件が含まれ、
    前記切換手段は前記操作が電子情報の属性を分類の対象となる属性から分類の対象外となる属性へと変更する操作であり前記仮想的な分類の結果に当該電子情報が含まれない場合、または、前記操作が電子情報の属性を分類の対象外となる属性から分類の対象となる属性へと変更する操作であり前記仮想的な分類の結果に当該電子情報が含まれる場合に、前記操作の実行の可否を切り換える、ことを特徴とする電子情報処理プログラム。
  7. 請求項3に記載の電子情報処理プログラムにおいて、
    前記分類条件には、電子情報の属性に基づいて分類を行う分類箇所を選択する条件が含まれ、
    前記切換手段は前記操作が電子情報の属性を変更する操作であり、前記操作を行う前の当該電子情報の分類箇所と前記仮想的な分類の結果における当該電子情報の分類箇所とが異なる場合に、前記操作の実行の可否を切り換える、ことを特徴とする電子情報処理プログラム。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の電子情報処理プログラムにおいて、
    前記切換手段は、前記操作を行う前の前記分類手段による分類結果と前記仮想的な分類の結果とが異なるすべての場合に、前記操作の実行可否を切り換える、ことを特徴とする電子情報処理プログラム。
  9. 請求項1からのいずれか1項に記載の電子情報処理プログラムにおいて、
    当該プログラムは、さらに、前記コンピュータを、前記分類手段による分類結果に基づいて、前記電子情報を前記分類箇所に対応付けて表示装置に表示する表示手段として機能させ、
    前記切換手段は、前記操作を行う前の前記表示手段による表示と前記仮想的な分類の結果に基づく前記表示手段による表示とが異なる場合に、前記操作の実行の可否を切り換える、ことを特徴とする電子情報処理プログラム。
  10. 格納構造中の格納箇所利用者の指示に基づいて確定的に格納された電子情報を、前記格納箇所または前記電子情報に基づく分類条件に応じて、分類構造中の分類箇所に分類す分類手段と、
    前記格納構造を表示装置に表示させた状態で、前記電子情報または前記格納箇所に対する操作指示を受け付け、当該操作指示に従った操作を行う操作手段と、
    前記操作手段が前記操作指示を受け付けた場合に、前記操作指示に従った操作を行ったと仮定して前記分類手段による分類を仮想的に行い、この仮想的な分類の結果に基づいて、前記分類手段による分類結果に対する前記操作の影響を判定し、この判定の結果に応じて前記操作の実行の可否を切り換える切換手段、
    を備えることを特徴とする電子情報処理システム。
JP2007229381A 2007-09-04 2007-09-04 電子情報処理プログラム及び電子情報処理システム Expired - Fee Related JP4462309B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007229381A JP4462309B2 (ja) 2007-09-04 2007-09-04 電子情報処理プログラム及び電子情報処理システム
US12/111,260 US8423550B2 (en) 2007-09-04 2008-04-29 Storage medium for electronic information processing program, electronic information processing system, and electronic information processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007229381A JP4462309B2 (ja) 2007-09-04 2007-09-04 電子情報処理プログラム及び電子情報処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009064105A JP2009064105A (ja) 2009-03-26
JP4462309B2 true JP4462309B2 (ja) 2010-05-12

Family

ID=40409114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007229381A Expired - Fee Related JP4462309B2 (ja) 2007-09-04 2007-09-04 電子情報処理プログラム及び電子情報処理システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8423550B2 (ja)
JP (1) JP4462309B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9165285B2 (en) 2010-12-08 2015-10-20 Microsoft Technology Licensing, Llc Shared attachments
US9137185B2 (en) 2011-04-28 2015-09-15 Microsoft Technology Licensing, Llc Uploading attachment to shared location and replacing with a link
US8682989B2 (en) 2011-04-28 2014-03-25 Microsoft Corporation Making document changes by replying to electronic messages
US20120278403A1 (en) * 2011-04-28 2012-11-01 Microsoft Corporation Presenting link information near links within electronic messages
US10552799B2 (en) 2011-04-28 2020-02-04 Microsoft Technology Licensing, Llc Upload of attachment and insertion of link into electronic messages
US11308449B2 (en) 2011-04-28 2022-04-19 Microsoft Technology Licensing, Llc Storing metadata inside file to reference shared version of file
US10185932B2 (en) 2011-05-06 2019-01-22 Microsoft Technology Licensing, Llc Setting permissions for links forwarded in electronic messages
US8965983B2 (en) 2011-05-06 2015-02-24 Microsoft Technology Licensing, Llc Changes to documents are automatically summarized in electronic messages
US9955348B2 (en) * 2012-09-12 2018-04-24 Lg Electronics Inc. Method and device for requesting for specific right acquisition on specific resource in wireless communication system
CN109299055A (zh) * 2018-08-24 2019-02-01 天津美腾科技有限公司 文件管理方法及装置
US12008130B1 (en) * 2021-09-30 2024-06-11 Amazon Technologies, Inc. Secure data access management system

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07319773A (ja) 1994-05-26 1995-12-08 Canon Inc 画像処理装置及び方法
US5706501A (en) * 1995-02-23 1998-01-06 Fuji Xerox Co., Ltd. Apparatus and method for managing resources in a network combining operations with name resolution functions
JP3279136B2 (ja) 1995-07-28 2002-04-30 富士ゼロックス株式会社 ファイル管理装置
JP2005196595A (ja) 2004-01-08 2005-07-21 Kyocera Corp データ管理装置、コンピュータの制御方法及びプログラム
EP1619611A1 (en) * 2004-07-22 2006-01-25 Sap Ag Technique for processing electronic documents in a computer network
JP4701693B2 (ja) 2004-12-08 2011-06-15 富士ゼロックス株式会社 ファイル分類プログラム、ファイル分類装置
US20060149821A1 (en) * 2005-01-04 2006-07-06 International Business Machines Corporation Detecting spam email using multiple spam classifiers

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009064105A (ja) 2009-03-26
US20090063520A1 (en) 2009-03-05
US8423550B2 (en) 2013-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4462309B2 (ja) 電子情報処理プログラム及び電子情報処理システム
US8549421B2 (en) Apparatus and method for managing content
JP3956149B2 (ja) リソース・コンテンツのアクセス制御方法、システム、およびプログラム
KR101330369B1 (ko) 리치 드래그 드롭 사용자 인터페이스
JP4864443B2 (ja) ツリービューベースエディタでのインラインプロパティ編集のシステムおよび方法
US7127470B2 (en) Documents control apparatus that can share document attributes
US8719691B2 (en) Document providing system and computer-readable storage medium
CN100414547C (zh) 用于访问文件系统快照的方法和文件系统
KR20060061734A (ko) 파일 시스템 셸
JP2010176574A (ja) データ管理方法及び装置
US20100057770A1 (en) System and method of file management, and recording medium storing file management program
US10331622B2 (en) Information management
JP5928286B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5844279B2 (ja) 情報管理
US11675748B2 (en) External data repository file integration using a virtual file system
CN101661540B (zh) 信息管理方法和信息管理系统
JP4032323B2 (ja) 電子ファイル装置
JP2018005509A (ja) 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
KR101354110B1 (ko) 가상 디스크 드라이브 시스템 및 제공 방법
CN101520794B (zh) 用于管理数据的方法和设备
JP4701693B2 (ja) ファイル分類プログラム、ファイル分類装置
JP4770206B2 (ja) ファイル分類表示装置及びファイル分類表示プログラム
JP4600020B2 (ja) ファイル分類プログラム、ファイル分類装置
JP5751974B2 (ja) 統合管理装置、文書管理方法およびコンピュータプログラム
JP2007521540A (ja) 統合コレクションの拡張可能な作成および編集

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4462309

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees