JP2006251757A - 自立式昇降スクリーン - Google Patents

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JP2006251757A JP2005267049A JP2005267049A JP2006251757A JP 2006251757 A JP2006251757 A JP 2006251757A JP 2005267049 A JP2005267049 A JP 2005267049A JP 2005267049 A JP2005267049 A JP 2005267049A JP 2006251757 A JP2006251757 A JP 2006251757A
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正之 古寺
Masayuki Okumura
正之 奥村
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Abstract

【課題】 部品点数の削減を図ることができながらも、ケーシングを壁面にできる限り近づけて配置することができる自立式昇降スクリーンを提供する点にある。
【解決手段】 ケーシング3をそれの後面3Kが床面Fに接地してケーシング3を上下姿勢に立ち上げた非使用姿勢とケーシング3の底面3Yを床面Fに接地してスクリーンを上方に立ち上げ可能な水平使用姿勢とに姿勢変更自在にケーシング3を構成し、ケーシング3の水平使用姿勢においてケーシング3の前面から前方に突出する取っ手7を設け、取っ手7に、ケーシング3の底面3Yが床面Fに接地している状態で床面Fに接地可能な接地部7Tを備えさせた。
【選択図】 図8

Description

本発明は、上端支持部材を手で持ち上げたり、電動モータなどのアクチュエータを用いて上昇させることにより、スクリーンを上方に向けて展張させたり、上端支持部材を下方へ押し下げたり、前記アクチュエータの力により展張させたスクリーンをケーシング内に巻き取り収納させて持ち運ぶことができるように構成した自立式昇降スクリーンに関する。
上記自立式昇降スクリーンとしては、例えばスクリーンの上端が連結された上端支持部材とケーシング内に備えたベース部材とを、上部側アームと下部側アームとが枢支連結されてなる伸縮式のリンク機構を左右両側に振り分けた状態でそれぞれ枢支連結し、左側に配置された角筒状の上部側アームと同一側に配置された角筒状の下部側アームの枢支連結部を上端支持部材の左右中心部に対して右側に配置し、かつ、右側に配置された上部側アームと同一側に配置された下部側アームの枢支連結部を上端支持部材の左右中心部に対して左側に配置し、下部側アームを上方へ移動付勢するための付勢手段であるガススプリングを下部側アームとベース部材との間に設けて、スクリーンをケーシング内の巻き取り部材に巻き取ることによって、上部側アーム及び下部側アームをケーシング内に上下方向で折り重ねた収納状態にすることができるようになっている。そして、スクリーンを立ち上げた状態において容易に倒れることがないように、ケーシングの下面の特定2箇所にケーシングの前後長さよりも長い長方形状の脚部を回転自在に取り付けて、スクリーンを立ち上げる場合には、左右一対の脚部を回転させてケーシングの前後に突出する支持姿勢に切り替えている。(例えば、特許文献1参照。)。
国際公開第03/100519号パンフレット(図5、図7参照)
上記特許文献1によれば、左右一対の脚部が余分に必要となり、部品点数の増大を招き、コスト面において不利になるだけでなく、組み付け作業面においても不利になるものであった。
又、ケーシングに対して前後方向に脚部が突出する構成であるため、ケーシングから後側に脚部が出っ張った分だけ、ケーシングの後面と壁面との間に余分なデッドスペースが発生してしまい、ケーシングを壁面にできるだけ近づけて配置することができないものであり、改善の余地があった。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、部品点数の削減を図ることができながらも、ケーシングを壁面にできる限り近づけて配置することができる自立式昇降スクリーンを提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、ケーシング内に形成される空間のうちの前側の空間に、上方に立ち上げられたスクリーンを巻き取り収納するための巻き取り部材を配置し、前記スクリーンの上端が連結された上端支持部材と前記ケーシング内に備えたベース部材とを枢支連結するための伸縮式のリンク機構を、前記ケーシング内に形成される空間のうちの後側の空間に折り重ね収納自在に配置し、前記ケーシングをそれの後面が床面に接地して該ケーシングを上下姿勢に立ち上げた非使用姿勢と該ケーシングの底面を床面に接地して前記スクリーンを上方に立ち上げ可能な水平使用姿勢とに姿勢変更自在に該ケーシングを構成し、前記ケーシングの水平使用姿勢において該ケーシングの前面から前方に突出する取っ手を設け、前記取っ手に、前記ケーシングの底面が床面に接地している状態で該床面に接地可能な接地部を備えさせて、自立式昇降スクリーンを構成した。
上記のようにケーシングの水平使用姿勢においてケーシングの前面から前方に突出する取っ手に、ケーシングの前方側で床面に接地する接地部を備えさせることによって、スクリーンを立ち上げた状態においてスクリーンが倒れることを確実に阻止することができる。しかも、取っ手に接地部を兼用構成することによって、部品点数が増大することを回避することができる。又、前方側にのみ突出する取っ手であることから、ケーシングの後面を壁面にできる限り近づけて配置することができる。又、スクリーンを使用しない場合には、ケーシングをそれの後面が床面に接地して該ケーシングを上下姿勢に立ち上げた非使用姿勢に切り替えることができ、ケーシングの上下寸法よりも前後寸法の方が長い場合に、できるだけ、邪魔にならない状態で床面に立てて置いておくことができる。この非使用姿勢の場合には、取っ手が上方を向いているため、取っ手に手を掛けやすく自立式昇降スクリーンの移動を迅速に行うことができる。
前記巻き取り部材が、前記スクリーンを巻き取るために巻き取り付勢されてなり、前記伸縮式のリンク機構が、前記上端支持部材に枢支連結された上部側アームの下端と前記ベース部材に枢支連結された下部側アームの上端とが枢支連結されてなる上下一対のリンクを左右に振り分けて構成され、前記左側の上部側アームと同一側に配置された下部側アームの枢支連結部を前記上端支持部材の左右中心部に対して右側に配置し、かつ、前記右側の上部側アームと同一側に配置された下部側アームの枢支連結部を前記上端支持部材の左右中心部に対して左側に配置し、前記下部側アームを上方へ移動付勢するための付勢手段を該下部側アームと前記ベース部材との間に設け、前記下部側アームを、前記上部側アームと該下部側アームとが上下方向で折り重なった収納状態において下方に位置する下面が開放された断面形状がほぼコの字状又はほぼ逆L字状に構成し、前記収納状態で前記下部側アームの内側の空間に前記付勢手段の少なくとも一部が入り込んで水平方向視において該下部側アームの上下板部に該付勢手段の一部が重複するように該付勢手段を配置してもよい。
前記付勢手段としてガススプリングを用いてもよい。
前記接地部を、前記取っ手に一体形成してもよい。
前記取っ手を、前記ケーシングの左右方向ほぼ中央に設けてもよい。
前記ケーシングに、前記スクリーン及び前記リンク機構が出入りするための開口を形成し、前記開口を閉じるための蓋部材を前記上端支持部材から構成してもよい。
前記蓋部材となる上端支持部材を閉じることにより、該上端支持部材の係止部に係止してその閉じ姿勢を保持するための係止保持部材を前記ケーシングに備えさせてもよい。
前記上端支持部材の係止部が、ほぼ水平方向で互いに向き合うように突出する一対の突出片からなり、前記係止保持部材が、前記ケーシングに固定される本体部と、該本体部に互いに接近する側に移動自在に備えられた一対の係止片とを備え、前記上端支持部材の閉じ姿勢への姿勢変更に伴って該突出片と接当して前記一対の係止片を接近する側に移動させ、該突出片が通過して接当が解除されることにより該一対の係止片を離間する側へ復帰させて該突出片の上方への移動を阻止するべく係止し、かつ、前記閉じ姿勢に係止保持されている上端支持部材の上方の開放姿勢への姿勢変更に伴って前記一対の係止片を接近する側に移動させて該突出片との係止を解除するべく接近する側とは反対側となる端部に端部側ほど先細りとなる係止爪を該一対の係止片に備えさせてもよい。
ケーシングの水平使用姿勢においてケーシングの前面から前方に突出する取っ手に、ケーシングの前方側で床面に接地する接地部を備えさせることによって、部品点数の削減を図ることができながらも、ケーシングを壁面にできる限り近づけて配置することができる自立式昇降スクリーンを提供することができる。又、スクリーンを使用しない場合には、ケーシングをそれの後面が床面に接地してケーシングを上下姿勢に立ち上げた非使用姿勢に切り替えることができ、ケーシングの上下寸法よりも前後寸法の方が長い場合に、できるだけ、邪魔にならない状態で床面に立てて置いておくことができ、商品価値の高い商品とすることができる。前記非使用姿勢の場合には、取っ手が上方を向いているため、取っ手に手を掛けやすく自立式昇降スクリーンの移動を迅速に行うことができる利点もある。
下部側アームを断面形状がほぼコの字状又はほぼ逆L字状に構成することによって、収納状態になった下部側アームの内側の空間の一部又は全部を、付勢手段の配置スペースとして利用することができ、その分ケーシング内の上下方向の収納空間を小さくすることができ、重心を下げることによって、更に安定性を高めて立ち上げられたスクリーンが倒れることを確実に阻止することができる。
前記付勢手段としては、ガススプリングが適している。
又、接地部を、取っ手に一体形成することによって、別部材を取っ手に取り付ける場合に比べて部品点数の削減化によるコスト面及び組み付け作業面において有利になる。
又、取っ手を、ケーシングの左右方向ほぼ中央に設けることによって、取っ手が突出していないケーシングの前方を他のスペースに利用することができる。
前記ケーシングに、前記スクリーン及び前記リンク機構が出入りするための開口を形成し、前記開口を閉じるための蓋部材を前記上端支持部材から構成することによって、部品点数の削減を図ることができるだけでなく、蓋部材を上端支持部材とは別に設けた場合に、蓋部材を開放状態に操作してから、上端支持部材を上方に持ち上げる操作を行うという2つの操作をしなければならず、それに比べて上端支持部材を上方に持ち上げる操作だけで済み、操作性において有利になる。
前記蓋部材となる上端支持部材を閉じることにより、該上端支持部材の係止部に係止してその閉じ姿勢を保持するための係止保持部材を前記ケーシングに備えさせることによって、上端支持部材を下方へ移動させるだけで、係止保持部材に上端支持部材の係止部が係止して上端支持部材を閉じ姿勢で保持することができ、例えば上端支持部材を閉じ姿勢に手で保持している状態で別に設けた保持手段を操作して上端支持部材を保持させる場合に比べて、操作の容易迅速化を図ることができる。
前記上端支持部材の係止部が、ほぼ水平方向で互いに向き合うように突出する一対の突出片からなり、前記係止保持部材が、前記ケーシングに固定される本体部と、該本体部に互いに接近する側に移動自在に備えられた一対の係止片とを備え、前記上端支持部材の閉じ姿勢への姿勢変更に伴って該突出片と接当して前記一対の係止片を接近する側に移動させ、該突出片が通過して接当が解除されることにより該一対の係止片を離間する側へ復帰させて該突出片の上方への移動を阻止するべく係止し、かつ、前記閉じ姿勢に係止保持されている上端支持部材の上方の開放姿勢への姿勢変更に伴って前記一対の係止片を接近する側に移動させて該突出片との係止を解除するべく接近する側とは反対側となる端部に端部側ほど先細りとなる係止爪を該一対の係止片に備えさせることによって、蓋部材を上げ下げ操作するだけで、一対の突出片と一対の係止片との係止及び係止解除を切り替えることができ、例えば係止及び係止解除を蓋部材の上げ下げ操作とは別の操作にて行う構成に比べて、操作性の向上を図ることができる。
図1〜図5に、スクリーン(サイズ(大きさ)は図に示すもの以外でもよい)1を収納した持ち運び可能な軽量で小型(ハンディ型)の自立式手動昇降スクリーン(以下、昇降スクリーンと称する)2を示している。尚、以下において、図1に示した昇降スクリーン2を収納するためのケーシング3の長手方向(スクリーン左右幅方向)を左右方向とし、前記ケーシング3の長手方向(スクリーン左右幅方向)と直交する方向を前後方向として説明する。前記昇降スクリーン2は、前記スクリーン1を巻き取り収納するための前記ケーシング3と、前記スクリーン1の背(後)面側に配置され、かつ、該スクリーン1の上端が連結された上端支持部材4の左右両端部に上端が枢支連結されてX字状となった伸縮式のリンク機構5とを備えている。ここでは、手動力によりスクリーン1を立ち上げたり、巻き取ったりする構成を示しているが、電動モータなどのアクチュエータの力を利用してスクリーン1を操作するようにしてもよい。
前記上端支持部材4は、前記スクリーン1及びリンク機構5がケーシング3に対して出入りするために該ケーシング3に形成した開口3Sを閉じるための断面形状がほぼへの字状の蓋部材に兼用構成されている。そして、前記上端支持部材4の左右方向ほぼ中央部に指を入れ、上端支持部材4の凹みに指先を係止させて上方へ引っ張り上げることができる切欠き6Aが形成された摘み部6をビス止めしており、この摘み部6を掴んで上方へ引っ張り上げることによって、図1〜図3に示すように、スクリーン1を上方へ立ち上げた使用姿勢と、図4及び図5に示すように、ケーシング3内にスクリーン1を巻き取り収納するとともにリンク機構5の上部側アーム11と下部側アーム13を上下方向で折り重ねた状態で収納することができるように構成している。前記摘み部6を上端支持部材4にて兼用構成して実施することもできる。
図9〜図11に示すように、前記蓋部材である上端支持部材4を閉じることにより、該上端支持部材4の係止部に係止してその閉じ姿勢を保持するための側面視ほぼ台形状で合成樹脂製の係止保持部材17の2個を、前記ケーシング3の左右両側に配設している。具体的には、後述するベース部材3Aから上方に鈎型状でケーシング3の長手方向ほぼ全域に渡って突出する前後一対の突起部3a,3aの上面間に架け渡して2つのビス18,18にて固定している。ここでは、軽量化を図るために係止保持部材17を合成樹脂にて構成しているが、木又は金属で構成してもよい。又、係止保持部材17を1個又は3個以上設けて実施することもできる。
前記上端支持部材4の係止部が、ほぼ水平方向で互いに向き合うように突出する鈎型状の一対の突出片19,19からなり、前記係止保持部材17が、前記ケーシング3に固定される本体部20と、該本体部20に互いに接近する側に移動自在に備えられた一対の縦長状の係止片21,21とを備え、前記上端支持部材4の閉じ姿勢への姿勢変更に伴って該突出片19,19と接当して前記一対の係止片21,21を接近する側に移動させ、該突出片19,19が通過して接当が解除されることにより該一対の係止片21,21を離間する側へ復帰させて該突出片19,19の上方への移動を阻止するべく係止し、かつ、前記閉じ姿勢に係止保持されている上端支持部材4の上方の開放姿勢への姿勢変更に伴って前記一対の係止片21,21を接近する側に移動させて突出片19,19との係止を解除するべく接近する側とは反対側となる端部に端部側ほど先細りとなる接当操作用の側面視において山型形状の係止爪22を該一対の係止片21,21に備えさせている。前記係止片21,21の接近する側端のそれぞれに、コイルスプリング23を係止保持するための円形の突起24を備えさせている。ここでは、コイルスプリング23を用いて係止片21,21を確実に復帰できるように構成しているが、板バネであってもよいし、コイルスプリング23や板バネを省略する代わりに、係止片21,21自体を板バネにて構成してもよい。ここでは、係止片21,21を下端部を中心として揺動自在なものから構成することによって、構成の簡素化を図ることができる利点があるが、係止片21,21を接近離間できるようにスライド(移動)自在にガイド部材(図示せず)を介して設けて実施してもよい。
従って、上端支持部材4を上方の開放姿勢から閉じ姿勢に姿勢変更するに伴って、突出片19,19の下端が係止爪22,22に接当して、係止爪22,22をそれのテーパー面の案内作用によりコイルスプリング23の付勢力に抗して接近する側に移動させ、係止爪22,22の先端を乗り越えることにより、係止爪22,22がコイルスプリング23の付勢力により初期位置まで復帰し、図10に示すように、係止爪22,22の下端で突出片19,19が係止した状態となり、上端支持部材4が係止固定されるのである。この係止状態から、上端支持部材4を持ち上げることにより、突出片19,19が係止爪22,22のテーパー面を押し上げることにより、係止爪22,22をコイルスプリング23の付勢力に抗して接近する側に移動させて、係止を解除することで上端支持部材4を上方の開放姿勢へ立ち上げることができるようになっている。
図4及び図5に示すように、前記ケーシング3は、スクリーン1を巻き取るための巻き取り部材としての円筒状の巻き取りパイプ9を図示していないスプリングを用いて一方向へ回転(巻き取り)付勢した状態で取り付け支持するための断面形状がほぼL字状のベース部材3Aと、このベース部材3Aの前方上端に着脱自在に係止して上方へ円弧状に延びる前側上板部3Bと、これらベース部材3A及び前側上板部3Bの左右両端に形成される開口部を閉じるための左右一対の端部キャップ3C,3Cと、前記ベース部材3Aの前面の左右方向ほぼ中央に取り付けられ、かつ、前方へ延びる断面形状がL型の持ち運び用の取っ手7とから構成されているが、図に示されるものに限定されるものではない。前記各端部キャップ3Cの前端部に嵌め込まれている円形のキャップ部3Gを内側から外側へ押し出して取り外すことによって、端部キャップ3Cに形成される開口を通して挿入されるドライバーにより図示していないねじを緩めて前記前側上板部3Bを取り外すことで、スクリーン1の巻き取りパイプ9を容易に取り外すことができるようになっており、スクリーン1の交換などを容易に行うことができる利点がある。
前記ケーシング3をそれのほぼ偏平な後面3Kが床面Fに接地して該ケーシング3をそれの底面3Yが壁面Hに接触する(隙間が空いた状態であってもよい)上下姿勢に立ち上げた非使用姿勢(図8(b)参照)と該ケーシング3のほぼ偏平な底面3Yを床面Fに接地して前記スクリーン1を上方に立ち上げ可能な水平使用姿勢(図8(a)参照、図ではケーシング3の後面3Kを壁面に接触させているが、隙間が空いた状態であってもよい)とに姿勢変更自在に該ケーシング3を構成し、前記ケーシング3の水平使用姿勢において該ケーシング3の前面から前方に突出する前記取っ手7を、その取っ手7の下面のうちの前端で左右両端に位置する部位の下面から下方へ突出して接地部を構成する突出部7Tの下面7A(最も前方に位置する下面)と該ケーシング3の底面3Yとで床面Fに接地する状態で備えさせており、スクリーン1を立ち上げた使用姿勢にした場合に、特別な支持脚をケーシング3の前後に配置しなくても、スクリーン1が倒れてしまうことを確実に回避することができる接地部として兼用構成することができるようになっている。ここでは、取っ手7をケーシング3の左右方向ほぼ中央に設けた場合を示したが、左右どちらかに寄った位置に設けたり、取っ手7を複数設けて実施することもできる。前記取っ手7に突出部7Tを形成したものを示しているが、取っ手7の下面全体が下方に突出して床面に取っ手7の下面全体が接触するように構成してもよいし、又、別に形成された突出部を取っ手7に取り付けて実施することもできる。又、前記取っ手7の形状及び大きさは、図に示されるもの以外であってもよい。図8(a)に示すように側面視において上下寸法よりも前後寸法が大きくなったケーシング3を、図8(b)に示すように立てた非使用姿勢にしておくことによって、床面Fに対するケーシング3の設置スペースを、図8(a)に示す水平使用姿勢に比べて小さくすることができ、使用面において有利になる。このとき、取っ手7が上方を向いているため、取っ手7を直ちに掴んで他の場所へ迅速に移動させることができる。ここでは、取っ手7と前記摘み部6とをケーシング3の長手方向ほぼ中央の同一箇所に備えさせることによって、取っ手7を持って昇降スクリーン2を移動させた後、直ちに摘み部6を掴んでスクリーン1を立ち上げることができる利点があるが、両者6,7を異なる位置に配置してもよい。
図4に示すように、前記スクリーン1の一端(上端)を、スクリーン1の左右幅とほぼ同一の長さを有する板状の係止片10に固定し、その係止片10を前記上端支持部材4に係止保持させることにより、スクリーン1の上端を上端支持部材4に連結できるようにしているが、他の方法にて連結するようにしてもよい。
前記X字状のリンク機構5について説明すれば、図2〜図4、図6、図7及び図9に示すように、前記上端支持部材4の左右両端部(それら周辺であれば両端部から少し中央側の部位でもよい)に左右の角筒状(円筒状等でもよい)で金属製(金属とほぼ同等の強度を有するものであれば他の材料であってもよい)の上部側アーム11,11の上端をブラケット12を介してそれぞれ枢支連結し、前記ベース部材3Aから上方に鈎型状でケーシング3の長手方向ほぼ全域に渡って突出する前後一対の突起部3a,3a間の特定2箇所(ケーシングの左右両端に近い箇所)に固定されたブラケット3E,3E(ベース部材3Aにて兼用構成してもよい)に、下面が開放された断面形状がほぼコの字状に形成された左右の金属製(金属とほぼ同等の強度を有するものであれば他の材料であってもよい)の下部側アーム13,13の下端をそれぞれ枢支連結し、前記左右の上部側アーム11,11の下端と前記左右の下部側アーム13,13の上端を同一側同士でそれぞれ枢支連結することにより伸縮自在なX字状のリンク機構5を構成している。前記のように上端支持部材4の左右両端に近い位置に上部側アーム11,11の上端を枢支連結することによって、スクリーン1の上げ下げをより一層安定よく行うことができる利点があるが、場合によっては左右方向中央に近い位置に上部側アーム11,11の上端を枢支連結してもよい。ここでは、下部側アーム13,13を、扁平な天板部13Aと、この天板部13Aの幅方向(前後方向)両端から直下方に垂下する左右一対の上下板部(縦板部)13B,13Bとからなる断面形状がほぼコの字状にしているが、下面及び前後の上下面のうちのいずれかが開放された断面形状がほぼL字状のものであってもよい。ここでは、X字状のリンク機構5を示しているが、4本のアームをほぼ菱形状に枢支連結したものであってもよい。図6に示す34は、下部側アーム13,13の収納時に、下部側アーム13,13の天板部13A,13Aの下面に接当して位置規制を行うとともに接当時の衝撃音を吸収するための弾性体(ゴム)であり、この弾性体34は、前後一対の突起部3a,3a間に固定された後述のブラケット3Dを介して取り付けた固定部材35の上端に突設されている。又、図9に示す36は、上部側アーム11,11を受け止めるための受け部材であり、この受け部材36は、下部側アーム13,13にビス止めされている。
詳述すれば、前記左右の上部側アーム11,11の上端を前記上端支持部材4の左右両端部(それら周辺であれば両端部から少し中央側の部位でもよい)に左右方向視において重複することがないように前後に位置をずらせた状態で枢支連結し、前記左右の下部側アーム13,13の下端を前記ケーシングの左右両端に近い箇所に取り付けたブラケット3E,3E(それら周辺であれば両端部から少し中央側の部位でもよい)に左右方向で重複することがないように前後にアームの位置をずらせた状態で枢支連結し、前記左右の上部側アーム11,11の下端と前記左右の下部側アーム13,13の上端を外嵌可能な補強用の連結部材15,15を介して同一側同士で枢支連結することにより伸縮自在な前記リンク機構5を構成している。
図2及び図3に示すように、前記左右の下部側アーム13,13それぞれに、前後一対の分割ケースからなるスライド部材25の2個を取り付け、それら左右のスライド部材25,25を前後方向で、かつ、左右方向ほぼ中央部に位置する上下の垂線Sで相対回転自在に連結してあり、左右のリンク機構5,5をスムーズかつ安定良く伸縮作動させることができるようにしている。又、スライド部材25を取り付けることにより、スクリーン1の上端位置を規制することができる利点がある。ここでは、下部側アーム13,13にスライド部材25,25を取り付けているが、上部側アーム11,11にスライド部材を取り付けてもよいし、図13〜図16に示すように、下部側アーム13,13及び上部側アーム11,11の両方にスライド部材25,25、26,26を取り付けて実施する場合には、左右の上部側アーム11,11間及び前記左右の下部側アーム13,13間に発生する前後のガタツキなどによる振れを抑えることができる利点がある。
図13及び図15に示すように、前記上方に位置するスライド部材26を構成する前記一方の分割ケースは、前記上部側アーム11の外周の半分よりも少し狭い部分を覆うほぼコの字状のケース本体26Aと、このケース本体26Aの上端部から上方に延出された連結板部26Bとからなり、又残りの分割ケースは、前記上部側アーム11の残りの外周の半分よりも少し狭い部分を覆うほぼコの字状のケース本体27Aと、このケース本体27Aの上端部から上方に延出された連結板部27Bとからなり、2つのケース本体26A,27Aを重ね合わせると共に、重ね合わせた連結板部26B,27Bとを一対のビス28,28により連結固定しているが、係止機構や接着剤等により一体化することもできる。又、前記一方のケース本体26Aの連結板部26Bの左右方向ほぼ中央部に、両スライド部材26,26を相対回転自在に枢支連結するためのピン29を保持させている。ここでは、ピン29を用いることによって、スライド部材26,26の相対回転を摩擦の少ない状態で行うことができるが、ピン29以外のものであってもよい。従って、図13に示すように、ピン29を介して回転自在に枢支連結されたスライド部材26,26を上部側アーム11,11にスライド自在に外嵌固定することによって、スクリーン1を使用姿勢から収納姿勢に切り換える際に、上部側アーム11,11が任意の高さ位置で常に左右対称となる状態でスライド部材26,26にて連結されている状態であるから、左右のリンク機構5,5を常にスムーズかつ安定良く作動させることができる。そして、上部側アーム11,11が収納姿勢となる水平姿勢の状態になると、前記スライド部材26,26が水平方向に移動可能なフリー状態になるが、該スライド部材26,26が上部側アーム11,11に備えさせた突起部30,30(図14参照)に接当することによりスライド部材26,26の移動が阻止され、その位置(垂線S上)にスライド部材26,26を維持することができるようにしている。このように突起部30,30にてスライド部材26,26の位置を規制することによって、収納姿勢から使用姿勢にスクリーン1を切り換える場合に、スライド部材26,26を所定位置(垂線S上)に移動させることなく、直ちに姿勢変更することができる利点があるが、突起部30,30を省略して実施することもできる。前記突起部30,30をゴムなどの弾性材で構成してあり、閉じた姿勢の上端支持部材4に何らかの原因で荷重が加わったときに、上部側アーム11,11の上面に備えさせた突起部30,30にて上端支持部材4を受け止めることにより、突起部30,30がクッション材として機能することができるようにしている。
又、前記下方に位置するスライド部材25を構成する前記一方の分割ケースは、前記下部側アーム13の外周のほぼ半分と下方の開口部のほぼ半分を覆うほぼコの字状のケース本体30Aと、このケース本体30Aの下端部から下方に延出された連結板部30Bとからなり、又残りの分割ケースは、前記下部側アーム13の残りの外周のほぼ半分と開口部のほぼ半分を覆うコの字状のケース本体31Aと、このケース本体31Aの下端部から下方に延出された連結板部31Bとからなり、2つのケース本体30A,31Aを重ね合わせると共に、重ね合わせた連結板部30B,31Bを一対のビス32,32により連結固定しているが、係止機構や接着剤等により一体化することもできる。又、前記一方のケース本体30Aの連結板部30Bの左右方向ほぼ中央部に、両スライド部材25,25を相対回転自在に枢支連結するためのピン33を保持させている。ここでは、ピン33を用いることによって、スライド部材25,25の相対回転を摩擦の少ない状態で行うことができるが、ピン33以外のものであってもよい。従って、図13に示すように、ピン33を介して回転自在に枢支連結されたスライド部材25,25を下部側アーム13,13にスライド自在に外嵌固定することによって、スクリーン1を使用姿勢から収納姿勢に切り換える際に、下部側アーム13,13が任意の高さ位置で常に左右対称となる状態でスライド部材25,25にて連結されている状態であるから、左右のリンク機構5,5を常にスムーズかつ安定良く作動させることができる。そして、図6に示すように、下部側アーム13,13が収納姿勢となる水平姿勢の状態になると、前記スライド部材25,25が水平方向に移動可能なフリー状態になるが、該スライド部材25,25がガススプリング16,16の上端のほぼコの字状のストッパー部材としての取付部材8,8(図では一方のみ図示している)に接当することによりスライド部材25,25の移動が阻止され、その位置(垂線S上)にスライド部材25,25を維持することができるようにしている。このように取付部材8,8にてスライド部材25,25の位置を規制することによって、収納姿勢から使用姿勢にスクリーン1を切り換える場合に、スライド部材25,25を所定位置(垂線S上)に移動させることなく、直ちに姿勢変更することができる利点があるが、取付部材8,8を省略して実施することもできる。又、取付部材8,8にてスライド部材25,25のストッパー部材(位置規制部材)を兼用構成することにより部材点数の削減化を図ることができる利点があるが、他の部材で構成してもよい。前記ピン29,33をビスに代えて、スライド部材25,25又は26,26の前後の間隔を調節できるように構成することによって、スクリーン1の前後方向の立ち上げ角度を調節することができる利点がある。
従って、前記昇降スクリーン2を立ち上げて展張させた状態からケーシング3内に収納する場合には、前記上端支持部材4を持って押し下げることによって、リンク機構5,5を短縮作動させる、つまり、上部側アーム11,11及び下部側アーム13,13が水平姿勢になるように倒れていくと、スライド部材25,25、26,26が上部側アーム11,11及び下部側アーム13,13の揺動に追従して互いに反対方向に回転しながら、図15の矢印の方向へスライド(移動)することで結果として垂線Sを下方へ移動して、上部側アーム11,11及び下部側アーム13,13がスライド部材25,25、26,26にて同一角度に揺動されることにより、安定良くスクリーン1の押し下げを行うことができる。尚、前記昇降スクリーン2を収納状態から立ち上げる場合には、前記とは反対側にスライド部材25,25、26,26が上部側アーム11,11及び下部側アーム13,13をスライド(移動)することで結果として垂線Sを上方へ移動して、上部側アーム11,11及び下部側アーム13,13がスライド部材25,25、26,26にて同一角度に揺動されることにより、安定良くスクリーン1を立ち上げることができる。
図2〜図4、図6に示すように、前記下部側アーム13,13を上方へ移動付勢(押し付勢)するための付勢手段としてのガススプリング(他の構成のものであってもよい)16,16を、下部側アーム13,13の長手方向ほぼ中央箇所に取り付けた取付部材8,8と、前記前後一対の突起部3a,3a間の特定2箇所(前記ブラケット3E,3Eよりもケーシングの中央部に近い箇所)に固定されたブラケット3D,3Dとの間にそれぞれ取り付けて、スクリーン1の下降がゆっくり行われるようにすることができると共に、任意の高さ位置でスクリーン1を位置保持させることができるようにしている。
そして、前記のように下部側アーム13,13の下面が開放されているため、前記収納状態で前記下部側アーム13,13の内側の空間13K,13Kに前記ガススプリング16,16が入り込んで水平方向視において該下部側アーム13,13の縦板部13B,13Bから下方へ突出することがないようにしている。ここでは、ガススプリング16,16全体が下部側アーム13,13の内側の空間13K,13Kに入り込むことによって、ケーシング3内の上下方向のスペースをコンパクトに抑えることができる構成となり好ましいが、ガススプリング16,16の一部のみが下部側アーム13,13の内側の空間13K,13Kに入り込む構成であってもよい。
前記収納状態においてガススプリング16,16の付勢方向(下部側アーム13,13を上方へ押し上げる方向)が斜め下方を向くようにガススプリング16,16を前下がり傾斜姿勢に配置しているが、水平方向に配置してもよい。このようにガススプリング16,16を前下がり傾斜姿勢に配置することによって、上端支持部材4を閉じる側に付勢することになるため、上端支持部材4が不測に上方へ移動してスクリーン1が立ち上げられるといったことを確実に回避することができる。
ここでは、ガススプリング16,16の固定側基端部16Bを下部側アーム13,13に取り付け、可動側(伸縮側)先端部16Aをブラケット3Dに取り付けたが、逆に取り付けてもよい。付勢手段としてガススプリング16,16を用いる場合が好ましいが、流体圧シリンダやコイルスプリングなどを用いてもよい。
前記のようにガススプリング16,16全体が下部側アーム13,13の内側の空間13K,13Kに入り込むことによって、ケーシング3の上下方向のスペースを小さく抑えることができ、図4に示すように、4本のアーム11,11、13,13とガススプリング16,16をケーシング3の後側スペースに配置し、ケーシング3の前側のスペースにスクリーン1を巻き取り収納したときに、上下高さを前後方向においてほぼ同一高さにすることができ、ケーシング3の重心を下げることができる。そして、上下寸法よりも前後寸法が大きくなった安定性のよいケーシング3に加えて、前記取っ手7を接地部として利用することによって、立ち上げたスクリーン1が倒れることを確実に阻止することができるようになっている。
スクリーンを立ち上げた昇降スクリーンの正面図である。 スクリーンを立ち上げた昇降スクリーンの背面図である。 スクリーンを立ち上げた昇降スクリーンの一部断面にした側面図である。 スクリーンを巻き取った状態の昇降スクリーンの縦断面図である。 スクリーンを巻き取った状態の昇降スクリーンの斜視図である。 ガススプリングの取り付け部を示す縦断面図である。 ガススプリングの取り付け部を示す横断面図である。 (a)はケーシングの底面を床面に接地させてスクリーンを立ち上げる直前の状態を示す昇降スクリーンの側面図、(b)はケーシングの背面を床面に接地させて立てた状態を示す昇降スクリーンの側面図である。 係止保持部材の取り付け部を示す要部の縦断背面図である。 係止保持部材の取り付け部を示す要部の縦断側面図である。 係止保持部材の取り付け部を示す要部の斜視図である。 上部側アームと下部側アームとの枢支連結部で切断した要部の縦断側面図である。 スライド部材を取り付けている部位で切断した昇降スクリーンの縦断側面図である。 上下の両アームにスライド部材を取り付けた昇降スクリーンの背面図である。 上下の両アームにスライド部材を取り付けた要部の背面図である。 上下の両アームにスライド部材を取り付けた昇降スクリーンの縦断側面図である。
符号の説明
1 スクリーン
2 昇降スクリーン
3 ケーシング
3A ベース部材
3a 突起部
3B 前側上板部
3C 端部キャップ
3D ブラケット
3E ブラケット
3G キャップ部
3K 後面
3S 開口
3Y 底面
4 上端支持部材
5 リンク機構
6 摘み部
7 取っ手
7A 下面
7T 突出部(接地部)
8 取付部材
9 パイプ
10 係止片
11 上部側アーム
12 ブラケット
13 下部側アーム
13A 天板部
13B 縦板部(上下板部)
13K 空間
15 連結部材
16,16 ガススプリング
16A 先端部
16B 固定側基端部
17 係止保持部材
18 ビス
19 突出片
20 本体部
21 係止片
22 係止爪
23 コイルスプリング
24 突起
25,26 スライド部材
26A ケース本体
26B 連結板部
27A ケース本体
27B 連結板部
28 ビス
29 ピン
30 突起部
30A ケース本体
30B 連結板部
31A ケース本体
31B 連結板部
32 ビス
33 ピン
34 弾性体
35 固定部材
36 部材
F 床面
H 壁面
S 垂線

Claims (8)

  1. ケーシング内に形成される空間のうちの前側の空間に、上方に立ち上げられたスクリーンを巻き取り収納するための巻き取り部材を配置し、前記スクリーンの上端が連結された上端支持部材と前記ケーシング内に備えたベース部材とを枢支連結するための伸縮式のリンク機構を、前記ケーシング内に形成される空間のうちの後側の空間に折り重ね収納自在に配置し、前記ケーシングをそれの後面が床面に接地して該ケーシングを上下姿勢に立ち上げた非使用姿勢と該ケーシングの底面を床面に接地して前記スクリーンを上方に立ち上げ可能な水平使用姿勢とに姿勢変更自在に該ケーシングを構成し、前記ケーシングの水平使用姿勢において該ケーシングの前面から前方に突出する取っ手を設け、前記取っ手に、前記ケーシングの底面が床面に接地している状態で該床面に接地可能な接地部を備えさせたことを特徴とする自立式昇降スクリーン。
  2. 前記巻き取り部材が、前記スクリーンを巻き取るために巻き取り付勢されてなり、前記伸縮式のリンク機構が、前記上端支持部材に枢支連結された上部側アームの下端と前記ベース部材に枢支連結された下部側アームの上端とが枢支連結されてなる上下一対のリンクを左右に振り分けて構成され、前記左側の上部側アームと同一側に配置された下部側アームの枢支連結部を前記上端支持部材の左右中心部に対して右側に配置し、かつ、前記右側の上部側アームと同一側に配置された下部側アームの枢支連結部を前記上端支持部材の左右中心部に対して左側に配置し、前記下部側アームを上方へ移動付勢するための付勢手段を該下部側アームと前記ベース部材との間に設け、前記下部側アームを、前記上部側アームと該下部側アームとが上下方向で折り重なった収納状態において下方に位置する下面が開放された断面形状がほぼコの字状又はほぼ逆L字状に構成し、前記収納状態で前記下部側アームの内側の空間に前記付勢手段の少なくとも一部が入り込んで水平方向視において該下部側アームの上下板部に該付勢手段の一部が重複するように該付勢手段を配置してなる請求項1に記載の自立式昇降スクリーン。
  3. 前記付勢手段としてガススプリングを用いてなる請求項2に記載の自立式昇降スクリーン。
  4. 前記接地部を、前記取っ手に一体形成してなる請求項1に記載の自立式昇降スクリーン。
  5. 前記取っ手を、前記ケーシングの左右方向ほぼ中央に設けてなる請求項1又は4に記載の自立式昇降スクリーン。
  6. 前記ケーシングに、前記スクリーン及び前記リンク機構が出入りするための開口を形成し、前記開口を閉じるための蓋部材を前記上端支持部材から構成してなる請求項1〜5のいずれかに記載の自立式昇降スクリーン。
  7. 前記蓋部材となる上端支持部材を閉じることにより、該上端支持部材に備えた係止部に係止してその閉じ姿勢を保持するための係止保持部材を前記ケーシングに備えさせてなる請求項6に記載の自立式昇降スクリーン。
  8. 前記上端支持部材の係止部が、ほぼ水平方向で互いに向き合うように突出する一対の突出片からなり、前記係止保持部材が、前記ケーシングに固定される本体部と、該本体部に互いに接近する側に移動自在に備えられた一対の係止片とを備え、前記上端支持部材の閉じ姿勢への姿勢変更に伴って該突出片と接当して前記一対の係止片を接近する側に移動させ、該突出片が通過して接当が解除されることにより該一対の係止片を離間する側へ復帰させて該突出片の上方への移動を阻止するべく係止し、かつ、前記閉じ姿勢に係止保持されている上端支持部材の上方の開放姿勢への姿勢変更に伴って前記一対の係止片を接近する側に移動させて該突出片との係止を解除するべく接近する側とは反対側となる端部に端部側ほど先細りとなる係止爪を該一対の係止片に備えさせてなる請求項7に記載の自立式昇降スクリーン。
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