JP4157908B2 - 可搬式スクリーン装置 - Google Patents
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実施の形態1.
図1は、可搬式スクリーン装置の使用時の状態の一例を示している。可搬式スクリーン装置P1は、ケーシング1と、ケーシング内に取付けられたスプリングロール(不図示)と、開口部1cから巻き出されトップバー5とスプリングロールとの間に展張されたスクリーン4と、ケーシング1の概ね中央に立設されスクリーン4を所定高さに保持する支柱6と、を備えている。支柱6は、ケーシング1の概ね中央に取着された支柱取り付け部材25により支持されたスライド伸縮可能な2段の筒体6a,6bからなり、スライドロック機構30により所定高さに保持されている。また、支柱6はその先端に水平回動可能なフック部7Aを有しており、トップバー5の概ね中央に配設された、掛止部材を兼ねる持運び用のハンドル24をフック部7Aに掛止してスクリーン4を吊下げている。また、9はトップバー5をケーシング1に固定するロック機構を構成する係合部であり、収納時、ケーシング1に配設された被係合部(不図示)と係合する。また、スクリーン装置P1は、ケーシング1の底部から引出された一対の脚部3,3により直立するように支持されている。
本実施の形態に係るスクリーン装置は、実施の形態1の第1のスライドロック機構に用いたスライドロック機構に代えて別のスライドロック機構を用いた例を示している。
図12は、支柱6Bの伸長開始時の状態を示している。第1のスライドロック機構100は、第1の筒体6aの先端部に取着された、貫通孔62bと係合部101とから構成されており、突起部102aは貫通孔62bと係合している。一方、フック部7Cの下部には、フック部7Cと係合突部からなる突起部ロック機構110が配設されている。本実施の形態では、フック部7Cと係合突部110を別体とし、フック部7Cを水平回動可能とする一方、係合突部110を軸方向に操作部102と一直線上に位置するように固着している。さらに、係合突部110と係合部材102は、スクリーンが掛止される支柱の前面側に配設されている。
フック部7Cの下部に設けた突起部ロック機構を第1のスライドロック機構の突起部に当接・係合させて、第1のスライドロック機構の解除状態をロック状態に切り替えるようにしたので、支柱を押し下げるという単一操作により、支柱の短縮及び筒体のスライドロックを一度に行うことができる。さらに、係合部材を支柱の前面に設けるようにしたので、スクリーン装置の前面において係合部材を操作して支柱を短縮することができる。そのため、支柱の裏面に係合部材を設けた場合に比べ、より容易に支柱を短縮することができる。
本実施の形態に係るスクリーン装置は、実施の形態2において支柱に3段の筒体を用いた例を示している。図17は、スクリーンを巻戻した状態のスクリーン装置P5の構造を示す斜視図である。支柱が、下段の第1の筒体6a、中段の第2の筒体6b、そして上段の第3の筒体6kで構成されている以外は、実施の形態2と同様の方法により構成することができる。
支柱が最短長の状態で、操作部102bを押圧すると、第1のスライドロック機構は解除されて第2の筒体6bが解除状態となり、第2の筒体6bを第1の筒体6aから容易に引き出すことができる(図12)。また、第3の筒体6kを第2の筒体6bから強く引き出すことにより第2のスライドロック機構が動作することなく、すなわちボール状突部38aが貫通孔62bに係合することなく、第3の筒体6kを引き出すことができる。したがって、フック部7Cを引き上げるだけで、第2の筒体6bと第3の筒体6kを第1の筒体6aから引き出して支柱を最長状態にすることができる。
まず、支柱を3段の筒体で構成することにより、支柱の高さをより高くして、より大型のスクリーンを展張することができる。さらに、第3の筒体の引出しあるいは押し込みにより容易に係合解除可能な第2のスライドロック機構を設ける一方、第3の筒体の先端部に設けた突起部ロック機構を第1のスライドロック機構の突起部に当接・係合させて、第1のスライドロック機構の解除状態をロック状態に切り替えるようにしたので、支柱を押し下げるという単一操作により、支柱を最長状態から最短状態へ一度に押し下げることができ、支柱の短縮操作が極めて容易である。
図19は、図8に示したフック部の変形例を示している。フック部7Bは、支持部74と、トップバーの長手方向に対する垂直平面内を回動可能に支持部74に軸支され、ハンドルを掛止する掛止部73aを有する回動部73とを有している。支持部74は支柱を構成する第2の筒体6bの先端部に、嵌合固定されている。使用時には、回動部73をトップバーの垂直方向に押し倒してハンドルを掛止する。これによりスクリーンを展張状態に保持することができる。一方、収納時には、回動部73を引き上げて支柱と概ね一直線となるように起立させた状態で支柱を倒し、支柱が概ねケーシングと平行になるように収納する。これにより、回動部73が周囲に突き出すことがないので、収納と持ち運びが容易である。
本変形例のスライドロック機構では、先端側の第2の筒体6dの後端部の内周面には摺動部材36が取着され、その摺動部材36の凹部には係合部材38と、その係合部材38を付勢するバネ部材39とからなる筒体係合部37が配置されている。これに対し、第1の筒体6cの先端部には、長手方向に複数の貫通孔が形成され、この複数の貫通孔は上記筒体係合部37と係合する筒体係合受部61cを構成している。第2の筒体6dを第1の筒体6cから引出し、複数の貫通孔の中の所望の位置の貫通孔に係合部材38の先端突部38bを係合させて第2の筒体6dを係止して、支柱を所望の高さに保持する。先端突部38bを押圧することにより、第2の筒体の6d係止を解除することができる。
本変形例によれば、簡易な構成で、スクリーンの高さを段階的に調整することができる。
本変形例のスライドロック機構は、第2の筒体6fの後端部の内周面に取着された摺動部材40と、その摺動部材40の凹部40aに配置された筒体係合部41と、第1の筒体6eの長手方向に設けられた少なくとも1つの貫通孔から成り、伸長時に上記係合部41と係合し第2の筒体6fを係止する筒体係合受部61fとを有している。さらに、筒体係合部41は、摺動部材40に枢支された係合部材42と、一端が係合部材42に係着される一方、他端が摺動部材40に係着され、係合部材42を付勢するバネ部材43を有している。さらに、係合部材42はその一端に貫通孔と係合する突部42aと、他端に突部42aを貫通孔に対して進退運動させる運動伝達部を連結する連結部42bを有している。運動伝達部は、第2の筒体6fの先端のフック部7Cに設けた係合解除部に支持された線材45と、その線材45により吊下げられた被昇降体44を有している。被昇降体44は連結部42bに係合しており、被昇降体44の昇降運動により係合部材42が支柱の軸方向に回動することにより、突部42aが貫通孔に対して進退運動する。
本変形例によれば、スライドロック機構の変形例2の場合と同様に、フック部にハンドルを掛止してスクリーンを引き出した状態で、支柱を容易に伸縮することができ、また、フック部に係合解除部を設けているので、フック部を持ちながらの片手操作で支柱を伸縮することができる。
本変形例のスライドロック機構は、図23に示すように、先端側の第2の筒体6jの後端部の内周面に取着された摺動部材54の凹部54aに配置された筒体係合部55と、下段の第1の筒体6iの内面の長手方向に設けられた連続する一本の周回溝からなり、係止部61i,62i,63i,64iを有する筒体被係合部とから構成されている。筒体係合部55は、一端に摺動部材54の凹部54aに遊嵌された支持部56bと、他端に係止部と係合する突起部56aとを有し、支持部56bを支点として揺動可能な係合部材56と、一端を摺動部材54の凹部54aに係着され他端を係合部材56の支持部56bに係着され、係合部材56の突起部56aを係止部に圧接するように付勢するバネ部材57とで構成されている。
図25は、ロック機構の変形例1の備えたスクリーン装置P2の模式斜視図である。本変形例では、一端がケーシングの一方の側面に固着され、トップバーを跨ぐようにして他端が着脱自在にケーシングの他方の側面に固定されたベルト部材を有している。図25に示すように、トップバー5の概ね中央にハンドルが固着されており、ベルト部材84の自由端はトップバーを跨いでケーシングの側面に固着された固定部材により着脱自在に固定されている。
本変形例によれば、ロック機構を簡単な構成とすることができるので、より低コストのスクリーン装置を提供することができる。
本変形例によれば、ロック機構を簡単な構成とするとともに、一対のベルト部材を用いることにより、より確実にトップバーをケーシングに固定することができる。
本変形例によれば、ロック機構を簡単な構成とするとともに、一対のベルト部材を用いることにより、より確実にトップバーをケーシングに固定することができる。
Claims (12)
- 長手方向に延在する開口部を上面に有するケーシングと、
該ケーシングに回動自在に取り付けられたスプリングロールと、
収納時には上記スプリングロールに巻回され、使用時には上記開口部から巻き出されるスクリーンと、
該スクリーンの一端が固着され、収納時には上記開口部を塞ぐ蓋体を兼ねるトップバーと、
該ケーシングの側面中央部に一端が支持され、巻き出したスクリーンを展張状態に保持する伸縮可能な支柱と、を有する可搬式スクリーン装置であって、
上記トップバーの中央部にハンドル部を備えた係合部を設ける一方、
ケーシングの前面中央部に保護部材を設けてケーシングの中央部を補強し、
収納時には、上記ケーシングの中央部に設けた被係合部と上記係合部とを係合させてなる可搬式スクリーン装置。 - 上記支柱は、該ケーシングの側面中央部に一端が起伏可能に軸支されており、起立時には巻き出したスクリーンを展張状態に保持する請求項1記載の可搬式スクリーン装置。
- 上記ケーシングの後面中央部には支柱を支持する支柱取付け部を有し、該支柱取付け部と上記保護部材とを係合固定してなる請求項1記載の可搬式スクリーン装置。
- 上記トップバーの中央部にハンドル部を設ける一方、上記支柱の先端部にフック部を設け、該フック部に上記ハンドル部を掛止するようにした請求項1記載の可搬式スクリーン装置。
- 収納時に上記トップバーを上記ケーシングに固定するロック機構を有する請求項1から4のいずれか一つに記載の可搬式スクリーン装置。
- 上記ロック機構が、上記トップバー上に配設された係合部と、上記ケーシングに配設され該係合部と係合する被係合部を有する請求項5記載の可搬式スクリーン装置。
- 上記係合部が上記トップバーの幅方向に対向配設された一対の係合部材を有する一方、上記被係合部が上記ケーシングの対向する開口縁部にそれぞれ配設され上記係合部材と係合する一対の被係合部材を有する請求項6記載の可搬式スクリーン装置。
- 上記の各係合部材は係合部に回動可能に軸支されており、一端に上記被係合部と係合する係合端部、他端に係合端部の係合・解放を操作する操作部を有し、対向配置した一対の操作部を接近方向に回動させて係合端部の被係合部との係合を解除する一方、該一対の操作部を離反方向に回動させて係合端部と被係合部とを係合させる請求項7記載の可搬式スクリーン装置。
- 上記係合部はバネ部材を有し、該バネ部材は係合時に上記係合端部を上記被係合部に圧接するように付勢する請求項8記載の可搬式スクリーン装置。
- 上記係合部が、係合時において上記操作部の接近を防止する回動ロック機構を有してなる請求項5から9のいずれか一つに記載の可搬式スクリーン装置。
- 上記回動ロック機構が、ロック位置と解放位置とを回動自在に係合部に嵌着されたロック部材からなり、ロック位置ではロック部材頭部の両端部のそれぞれを各操作部に当接させて操作部の接近を防止し、解放位置では両端部と各操作部との当接を解除して操作部の接近を許す請求項10記載の可搬式スクリーン装置。
- 上記支柱が、入れ子状に構成され相互に摺動してスライド伸縮可能な複数の筒体から成る一方、スライド伸縮させた上段の筒体のスライドをロックし、支柱を所定高さに保持するスライドロック機構を有する請求項1から11のいずれか一つに記載の可搬式スクリーン装置。
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