JP2006250453A - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】換気ファンのメンテナンスや交換作業が筐体の外側から安全に行え、筐体の構造の如何にかかわらず換気装置を適用でき、しかもフードの出っ張り寸法が小さくて済む受電設備用の換気装置を提供する。
【解決手段】筐体1の周囲壁に開口した換気口9を外面から覆うフード10と、フード10の内部に配置されて筐体1内の空気を強制的に換気する換気ファン11とを備えている。フード10は、換気口9の外面を覆うフード本体14と、換気口9の周縁壁に接合される締結枠15と、フード本体14の内面に前傾姿勢で固定される装着枠16とを備えている。フード10の下面に下向きの通気口20が開口している。換気ファン11は、装着枠16に対して通気口20の側から分離可能に締結固定する。装着枠16は、換気口9の下縁近傍から前側上方にわたって登り傾斜する状態で前傾している。換気ファン11の回転平面の傾斜角度θは、45度とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として分電盤や配電盤などの受電設備に適用される換気装置、なかでも筐体外面に装着されるフードと換気ファンとを備えている強制換気方式の換気装置に関する。
分電盤や配電盤においては、筐体内部に配置した変圧器や、高圧負荷開閉器などから大量の熱が放出され、筐体内に滞留する。このような熱を強制的に排出して換気を行うために、強制換気方式の換気装置が筐体に設けられる。この種の換気装置は、例えば特許文献1に公知である。そこでは、筐体の天井壁と前上がり傾斜する屋根壁との間に排気通路を形成し、筐体より前面に張り出た庇部分の内部に換気装置を配置している。換気装置はクロスフローファンと、ファンの外面を覆うファンケースとで構成してあり、庇部分の下面側から着脱できる。したがって換気ファンのメンテナンスや交換に際して、作業者が筐体内に入り込む必要はない。
特許文献2の換気装置においては、筐体の天井壁に揺動開閉自在な支持板を設け、支持板の内面に換気ファンを装着している。換気ファンのメンテナンスや交換を行う場合には、筐体の屋根面に登り、支持板を開放揺動することで換気ファンを筐体の外へ露出させることができる。
本発明に関して、筐体外面に装着されるフードと、軸流式の換気ファンとで強制換気方式の換気装置を構成することは公知である(篠原電機株式会社2004年度B版総合カタログ、C−12頁上段)。但し、換気ファンはフードの内面側の開口面、すなわち筐体の内面に配置してある。
特開2000−261916号公報(段落番号0008、図1) 特開平5−49120号公報(段落番号0007、図1)
上記のように換気ファンが筐体の内部に配されていると、そのメンテナンスや交換を行う場合に、作業者が高圧電流が随所に流れている盤内へ入り込む必要があり、作業安全上の問題がある。作業に際して高圧電流を遮断することはできるが、そうすると工場やビルへの給電を停止せざるを得ず、換気装置のメンテナンスや交換作業を、停電しても支障のない休業日などに行わざるを得ず即応性に欠ける。
この点、特許文献1の換気装置によれば、換気装置を庇部分の下面側から着脱できるので、作業者が筐体内に入り込んで作業を行う必要はない。問題は、筐体よりも前方へ張り出した庇部分に換気装置を組み込むので、庇部分が張り出している構造の筐体でないと換気ファンを組み込めず、一般に多用される縦長直方体状の筐体に適用できない不満がある。さらに、庇部分が張り出る分だけ分電盤や配電盤の設置スペースが大きくなる。
特許文献2の換気装置においては、筐体の天井壁に揺動開閉自在な支持板を設けて、その内面に換気ファンを装着するので、筐体の構造とは無関係に換気装置を適用できる。しかし、天井壁に換気口が開口しているので、雨水が換気装置を介して筐体内へ浸入するのを避けられず、屋外に設置される分電盤や配電盤に適用できない。また、換気装置の交換やメンテナンスを行うときは、作業者が筐体の屋根面に登らねばならない煩わしさがある。
本発明の目的は、メンテナンスや交換作業を筐体の外側から安全に行うことができ、筐体の構造の如何にかかわらず適用可能な換気装置を提供することにある。本発明の目的は、フードを筐体から取り外す必要もなく、換気ファンをフードから簡単に分離して取り外すことができ、したがってメンテナンスや交換作業がより少ない手間で簡便に行える換気装置を提供することにある。本発明の目的は、従来の換気装置に比べて換気効率を向上しながら、フードの出っ張り寸法を小さくでき、さらに屋外に設置される分電盤や配電盤であっても問題なく適用できる換気装置を提供することにある。
本発明の換気装置は、筐体1の周囲壁に開口した換気口9を外面から覆うフード10と、フード10の内部に配置されて筐体1内の空気を強制的に換気する換気ファン11とを備えている。フード10は、換気口9の外面を覆うフード本体14と、換気口9の周縁壁に接合される締結枠15と、フード本体14の内面に前傾姿勢で固定される装着枠16と、下向きに開口する通気口20とを備えている。以て、換気ファン11が、装着枠16に対して通気口20側から分離可能に取り付けられていることを特徴とする。
装着枠16は、換気口9の下縁近傍から前側上方にわたって登り傾斜する状態で前傾しており、換気ファン11の回転平面の傾斜角度θが、30〜60度の範囲内に設定されている。
換気ファン11は、ファン30と、ファン30を回転駆動するモーター31と、これら両者30・31を支持するファンフレーム32と、ファンフレーム32に固定されてファン30の回転領域の周囲空間を塞ぐ仕切板33とを備えている。仕切板33は通気口20側から装着枠16に接合されて、ボルト35で締結固定される。フード10のフード本体14には、ボルト35を締緩操作するための工具窓36が設けられており、工具窓36は分離可能な閉塞具37で閉じておくことができる。
フード10の締結枠15と、換気口9の周縁壁との間には、換気ファン11の振動を吸収する防振具23を配置し、前記通気口20を通気可能なフィルター12で塞いでおくことができる。
本発明では、フード10と、フード10の内部に配置される換気ファン11とを備えた強制換気方式の換気装置において、フード本体14の内面に前傾する装着枠16を設けて、換気ファン11を装着枠16に対して通気口20の側から分離可能に取り付けることができるようにした。このように、換気ファン11を装着枠16に通気口20の側から分離できるようにすると、換気ファン11のメンテナンスや交換作業を行う場合に、作業者が筐体1の内部に入り込む必要がないので、一連の作業を安全に、しかもフード10を筐体1から取り外す必要もなく簡便に行える。筐体1の周壁に開口した換気口9に換気装置を外側から装着するので、筐体1の構造の如何にかかわらず換気装置を適用でき、汎用性に優れた強制換気方式の換気装置を提供できる。
装着枠16に装着の換気ファン11は、装着枠16と同じ角度に前傾するので、従来の換気装置と同様に筐体1内の空気を効果的に吸い込みながら、フード10によって変向される空気流の変向角度を小さくでき、全体として換気ファン11の送風効率を向上しながら、フード10の出っ張り寸法を小さくできる。
装着枠16が換気口9の下縁近傍から前側上方にわたって登り傾斜状に前傾していると、装着枠16に取り付けた換気ファン11で、フード10の内部空間を換気口9に臨む入口側空間P1と、通気口20に臨む出口側空間P2とに区分して、両者P1・P2間の空気の逆流を確実に阻止して、換気ファン11の送風効率をさらに向上させることができる。
換気ファン11の回転平面の傾斜角度θが、30〜60度の範囲内に設定されていると、フード10によって変向される空気流の変向角度を小さくしながら、換気ファン11の着脱の手間を軽減できるうえ、フード10の出っ張り寸法も小さくなる。傾斜角度θが30度より小さいと、フード10の出っ張り寸法が大きくなるため、フード10が大形化し、その分だけ受電設備の設置に要するスペースが増加するのを避けられない。また、傾斜角度θが60度より大きいと、フード10の出っ張り寸法は小さくできるものの、その装着枠16に対する取り付け作業が困難になるうえ、フード10の前壁によって変向される空気流の変向角度が大きくなるので、換気ファン11の送風効率が低下する。
換気ファン11の仕切板33を装着枠16にボルト35で締結する装着構造において、フード本体14側に工具窓36が開口していると、工具窓36から差し込んだボックスレンチやドライバーなどの工具でボルト35を簡単にしかも確実に締緩操作できるので、換気ファン11の交換などの作業を迅速かつ確実に行える。不使用状態における工具窓36は、分離可能な閉塞具37で閉止できるので、換気ファン11の運転時に雨水や塵埃がフード10内に入り込むのを確実に防止できる。換気ファン11から送出された空気流が工具窓36から洩れ出ることもない。
締結枠15と換気口9の周縁壁との間に防振具23を配置して、換気ファン11の振動を吸収できるようにした換気装置によれば、フード10が換気ファン11の振動でがた付くのを確実に防止し、長期にわたって適正な状態で筐体1内の換気を行える。通気口20が通気可能なフィルター12で塞いであると、昆虫や塵埃がフード10内へ入り込むのを確実に防止しながら、換気ファン11から送出される換気空気を抵抗なく排出することができる。
図1ないし図5は本発明に係る換気装置の実施例1を示す。図2において符号1は受電盤や配電盤として使用される受電設備であって、その筐体1の内部には、トランス2や、図外の高圧負荷開閉器、高圧遮断機などが収容されている。筐体1の前面左右には、揺動開閉可能なドア3・3を設けてあり、各ドア3を開放することにより筐体1内へ出入りできる。
筐体1の前面下部には、換気用の空気を筐体1内へ取り入れる一群の通気開口4が直線列状に形成されている。さらに、発熱しやすいトランス2に面した側壁の下部には、換気用の空気を筐体1内へ取り入れる空気取込口が開口しており、その外面がルーバー体5で覆われている。図示していないが、ルーバー体5の内部には雨水の吹き込みを阻止する防水フードが、上向きに開口する状態で固定してある。
筐体1内を換気するために、ルーバー体5が装着してある側の側壁の上部には、強制換気方式の換気装置を配置する。この換気装置は、図1に示すように筐体1の側壁(周囲壁)に開口した換気口9を筐体外面から覆うフード10と、フード10の内部に配置される換気ファン11と、フード10の通気口20を塞ぐフィルター12などを含む。
図3においてフード10は、換気口9の外面を覆うフード本体14と、換気口9の周縁壁に接合される締結枠15と、フード本体14の内面に前傾姿勢で固定される換気ファン11用の装着枠16と、フィルター12用の装着枠17などで構成する。フード本体14は、換気口9の外側の上面および前面を覆うフード主壁14aと、換気口9の外側の左右両側を覆うフード側壁14bとで箱屋根状に形成してあり、その換気口9の側と下面側とがそれぞれ開口している。両開口のうち下向きに開口する通気口20から換気空気が排出される。
締結枠15は、断面が逆L字状の形材をコ字状に組んで構成してあり、その周縁に沿って7個のボルト挿通穴22を通設してある。締結枠15は防振具23を介して換気口9の周縁壁に接合され、先のボルト挿通穴22に挿通したボルト24で筐体1に締結固定される。ボルト24は換気口9の内面側周縁壁に設けたナット25にねじ込む(図1参照)。
防振具23は、帯状のゴム板を締結枠15と同様にコ字状に接合して形成してあり、フード10に装着された換気ファン11の振動を吸収し、さらに雨水が締結枠15の筐体1との接合部分から浸入するのを防ぐ。締結枠15をボルト24で締結した状態においては、締結枠15の周縁に沿って折り曲げられた周囲壁が筐体1に接して、それ以上にボルト24が締め込まれるのを阻止し、防振具23が過剰に圧縮変形されるのを先の周囲壁で規制できる。したがって、防振具23の弾性を適度に維持して、フード10および換気ファン11の振動を緩和吸収できる。
図5において換気ファン11用の装着枠16は、左右のフード側壁14bの内面に前傾姿勢で溶接される左右一対の断面L字状の枠体からなり、フード側壁14bに対して直交状に折り曲げられる装着座16aの前後にボルト挿通穴を通設し、その上面側にナット27を溶接してある。装着枠16の前後端には仕切壁28を溶接してある。仕切壁28を設けることにより、換気ファン11で送出した換気空気は、後述する出口側空間P2から入口側空間P1側へ逆流して再び換気ファン11に吸い込まれるのを防止できる。
図1において換気ファン11は、ファン30と、ファン30を回転駆動するモーター31と、これら両者30・31を支持するファンフレーム32と、ファンフレーム32に固定されてファン30の回転領域の周囲空間を塞ぐ仕切板33と、仕切板33に固定されてファン30の回転領域の周囲を囲む導風筒34などで構成する。
図5に示すように、換気ファン11を通気口20の側から縦姿勢のままフード10内へ差し込み、その仕切板33を左右の装着枠16にあてがい、仕切板33に挿通したボルト35をナット27にねじ込むことにより、換気ファン11を装着枠16に前傾姿勢で締結固定できる。このとき、仕切板33の傾斜上端側のボルト35を簡便に締緩操作できるようにするために、フード主壁14aの前壁の上部寄り左右に工具窓36を設けてある。このように、換気ファン11をフード10に前傾姿勢で装着することにより、フード10の内部が換気口9に臨む入口側空間P1と、通気口20に臨む出口側空間P2とに区分される。
常態において雨水や塵埃が工具窓36から浸入するのを防ぎ、さらに運転時に換気空気が工具窓36から洩れるのを防ぐために、工具窓36は着脱可能なキャップ(閉塞具)37で閉止する。キャップ37は軟質のプラスチック成形品からなり、その栓部分38を圧嵌係合することにより工具窓36を塞ぐ。栓部分38は平坦に形成してあり、しかもファン30の主送風領域の外縁付近に位置しているので、栓部分38が送風時の抵抗になるのを避けることができる。
フィルター12は、プラスチック製あるいは金属製の網体12aと、網体12aを四角形状に保形する周枠12bとで構成する。フィルター12を装着枠17の下面側にあてがって、その四隅をボルト39で装着枠17に締結することにより、通気口20を通気は自在であるが、塵埃や昆虫などの侵入を防止できる状態で塞ぐことができる。網体12aは下方から噴き上げる雨風がフード10内へ入り込むのを阻止するのにも役立つ。
換気ファン11は前傾状態でフード10と一体化するが、このように前傾姿勢で支持することにより、換気ファン11のメンテナンスや交換作業は、フード10を取り外す必要もなく筐体1の外側から安全に行える。さらに、換気ファン11の送風効率の向上と、フード10の筐体1からの出っ張り量を小さくことにも役立つ。
仮に、換気ファン11が換気口9の近傍に垂直姿勢で配置してあると、筐体1内の空気を効果的に吸い込むことができるが、吹き出された加圧空気の全てがフード主壁14aにぶつかった後、下向きに向きを変えて排出されるので、空気流の変向角度が大きい分だけ抵抗が増加し換気ファン11の効率が低下するうえ、耳障りな風切り音を生じやすい。フード10の出っ張り量は小さくて済むが、換気ファン11がフード10の内奥に位置するので、フード10を筐体1から取り外さない限りは、換気ファン11を着脱できない。
換気ファン11が通気口11の近傍に水平姿勢で配置してあると、換気ファン11の着脱を簡単に行えるうえ、吹き出された加圧空気の全てを大気中に抵抗なく排出できる。問題は、換気ファン11を水平姿勢で配置する分だけ、フード10の筐体1からの出っ張り寸法が大きくなり、受電設備の設置に要するスペースが拡大する点に致命的な不具合がある。
以上のような理由から、本発明では換気ファン11を前傾姿勢で支持するが、換気ファン11の前傾姿勢をさらに好適化するためにテストを行った。換気ファン11の回転平面の傾斜角度θを20度、30度、40度、50度、60度に変更して、筐体内部の空気を換気ファン11で排気するときの、各傾斜角度における風速を確認した。各傾斜角度における風速は、換気口9の上縁から、それぞれ100mm、200mm、300mm離れた各位置で計測し、各位置の値の平均値とした。また、換気ファン11の着脱のしやすさを評価した。その結果を表1に示す。なお、着脱のしやすさに関する評価Aは、換気ファン11の着脱を問題なく行えることを意味する。評価Bは、換気ファン11の着脱に幾分手間が掛かるものの、比較的簡便に行えることを意味する。なお、傾斜角度θが70度以上になると、先に説明したように換気ファン11の着脱が困難になる。さらに、各傾斜角度におけるフード10の出っ張り寸法、詳しくは通気口20におけるフード主壁14aの出っ張り寸法を比較した。
Figure 2006250453
各傾斜角度において、換気ファン11の風量が多く、フード10の出っ張り寸法が従来のフードの出っ張り寸法を越えず、しかも換気ファン11の着脱がしやすいのは、傾斜角度θが30〜60度の範囲内にある場合であることがわかる。さらに傾斜角度θを40度前後とするときが総合的にみて最適であることがわかる。因みに、傾斜角度θが30未満であると、換気ファン11の着脱を楽に行えるが、フード10の出っ張り寸法が大きくなる。また、傾斜角度θが70を越えると、換気ファン11の着脱が困難化し、そのための対応策を別途考える必要がある。換気ファン11で外部空気を筐体1内へ吸込む場合にも、同様の傾向が見られた。
上記の実施例以外に、フード10は箱屋根状に形成する必要はなく、例えば断面半円状のフード本体14で換気口9の外面を覆う形態を採ることができる。必要があればフード主壁14aの前壁部分のみを上開き揺動可能に支持しておいて、換気ファン11のメンテナンスや交換を行う場合に前壁部分を跳ね上げ開放することにより、作業を容易化することができる。装着枠16は、換気ファン11の締結部分に限って設けることができ、実施例で説明したように、左右一対の形材で形成する必要はない。閉塞具37は、着脱可能なキャップである必要はなく、例えば揺動開閉自在に支持した蓋体で形成してもよい。
換気ファン11は、その仕切板33の四隅をボルト35で締結する必要はない。例えば、仕切板33の傾斜上端側をフード主壁14aに係合装着し、傾斜下端側のみを装着枠16に締結して、換気ファン11をフード10に取り付けることができる。ボルト35は装着枠16側に溶接しておける。その場合には、仕切板33に設けたボルト挿通穴をボルト35に挿通した状態で、ナット27をボルト35にねじ込んで、仕切板33を装着枠16に締結固定できる。必要に応じて、外気を筐体1内へ送給する形態で換気ファン11を使用してもよい。
換気装置の縦断側面図である。 換気装置の適用例を示す受電設備の斜視図である。 換気装置の分解斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。 換気ファンの着脱形態素示す縦断側面図である。
符号の説明
1 筺体
9 換気口
10 フード
11 換気ファン
14 フード本体
15 締結枠
16 装着枠
20 通気口

Claims (4)

  1. 筐体(1)の周囲壁に開口した換気口(9)を外面から覆うフード(10)と、フード(10)の内部に配置されて筐体(1)内の空気を強制的に換気する換気ファン(11)とを備えており、
    フード(10)は、換気口(9)の外面を覆うフード本体(14)と、換気口(9)の周縁壁に接合される締結枠(15)と、フード本体(14)の内面に前傾姿勢で固定される装着枠(16)と、下向きに開口する通気口(20)とを備えており、
    換気ファン(11)が、装着枠(16)に対して通気口(20)側から分離可能に取り付けられていることを特徴とする換気装置。
  2. 装着枠(16)が、換気口(9)の下縁近傍から前側上方にわたって登り傾斜する状態で前傾しており、
    換気ファン(11)の回転平面の傾斜角度(θ)が、30〜60度の範囲内に設定されている請求項1記載の換気装置。
  3. 換気ファン(11)が、ファン(30)と、ファン(30)を回転駆動するモーター(31)と、これら両者(30・31)を支持するファンフレーム(32)と、ファンフレーム(32)に固定されてファン(30)の回転領域の周囲空間を塞ぐ仕切板(33)とを備えており、
    仕切板(33)が、通気口(20)の側から装着枠(16)に接合されて、ボルト(35)で締結固定されており、
    フード(10)のフード本体(14)に、ボルト(35)を締緩操作するための工具窓(36)が設けられていて、工具窓(36)が分離可能な閉塞具(37)で閉止されている請求項1または2記載の換気装置。
  4. フード(10)の締結枠(15)と、換気口(9)の周縁壁との間に、換気ファン(11)の振動を吸収する防振具(23)が配置されており、
    通気口(20)が、通気可能なフィルター(12)で塞がれている請求項2または3記載の換気装置。
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