JP2006250299A - ピンタイプ保持器付きころ軸受 - Google Patents

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    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
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    • F16C33/526Cages for rollers or needles with no part entering between, or touching, the bearing surfaces of the rollers with pins extending into holes or bores on the axis of the rollers extending through the rollers and joining two lateral cage parts

Abstract

【課題】 ころ及びピンの強度を十分に確保しつつ、ピン挿入孔の入口から潤滑剤を浸入し易くして、ころの潤滑性能を向上すること。
【解決手段】 実線のフリーハンドの矢印は、潤滑剤の流れを示す。軌道面からのされて、ころ1の端部に付着した潤滑剤が最初の堰(低い部位:11a,12a)を乗り越えると2番目の堰(高い部位:11b,12b)でせき止められる。その後、径方向堰13によって、潤滑剤は、ころ1の中央方向に溜まっていき、ころ1のピン挿入孔3に容易に浸入していくことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、鉄鋼用圧延機、大型プレス機や風車用軸受のような高負荷容量の大型ころ軸受等に使用するピンタイプ保持器付きころ軸受に関する。
上述したような大型ころ軸受等であって、ピンタイプ保持器を有するころ軸受では、特許文献1に開示してあるように、ころの軸心を貫通するピン挿入孔に、ころを回転自在に支持するピンが通挿してあり、このピンの両端は、一対の環状の側板にネジ又は溶接により固定してある。
このようなピンタイプ保持器付きころ軸受に於いて、潤滑性能を向上するため、特許文献1では、ピン挿入孔の両端部又はピンの両端部に、クラウニング加工が施してある。これにより、ピン挿入孔の両端部に、潤滑剤を浸入し易くして、潤滑性能を向上している。
特開2003−269467号公報
しかしながら、上述した特許文献1の構造では、ころ及びピンの強度を勘案すると、クラウニングを大きくできないという問題がある。
その結果、クラウニングを大きくできなければ、ピン挿入孔の入口から潤滑剤を浸入し易くすることができず、ころの潤滑性能を向上することができないといったことがある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、ころ及びピンの強度を十分に確保しつつ、ピン挿入孔の入口から潤滑剤を浸入し易くして、ころの潤滑性能を向上することができる、ピンタイプ保持器付きころ軸受を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係るピンタイプ保持器付きころ軸受は、ころの軸心を貫通するピン挿入孔に、ころを回転自在に支持するピンが通挿してあり、当該ピンの両端は、一対の環状の側板に、溶接、圧入及びかしめの少なくとも1つ又はネジにより固定してあるピンタイプ保持器付きころ軸受に於いて、
前記環状の側板のころ側に、潤滑剤を前記ころのピン挿入孔に案内する潤滑剤案内手段が設けてあることを特徴とする。
本発明によれば、環状の側板のころ側に、潤滑剤をころのピン挿入孔に案内する潤滑剤案内手段が設けてあることから、側板ところとの間に隙間ができ、側板ところの軸方向端面との間に、潤滑剤が溜まり、この潤滑剤が溜まることにより、潤滑剤がピン挿入孔に浸入し易くなる。
従って、ころ及びピンの強度を十分に確保しつつ、ピン挿入孔の入口から潤滑剤を浸入し易くして、ころの潤滑性能を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るピンタイプ保持器付きころ軸受を図面を参照しつつ説明する。
(第1実施の形態)
図1(a)は、本発明の第1実施の形態に係るピンタイプ保持器付きころ軸受の正面図であり、(b)は、その断面図である。
図2(a)は、側板の内側を示す部分切欠き斜視図であり、(b)は、図1(a)のb−b線に沿った断面図であり、(c)は、図1(a)のc−c線に沿った断面図である。
本発明の実施の形態に係るピンタイプ保持器付きころ軸受では、ころ1の軸心を貫通するピン挿入孔3に、ころ1を回転自在に支持するピン4が通挿してある。
このピン4の両端は、一対の環状の側板5,6に、ネジ又は溶接により固定してある。
なお、後述するように、潤滑剤案内溝10を形成する側板5は、ピン4をネジにより固定してあり、潤滑剤案内溝10を形成しない側板6は、溶接部7により固定してある。
さて、本実施の形態では、一方の側板5の内側に、潤滑剤をころのピン挿入孔3に案内する潤滑剤案内溝10が形成してある。
具体的には、側板5の外周側と内周側とに、周方向堰11と周方向堰12とが形成してある。
これら周方向堰11と周方向堰12とは、図2に良く示すように、その高さが低い部位11a,12aと、高い部位11b,12bとが交互になるように形成してある。
この高さが低い部位11a,12aと、高い部位11b,12bとは、ころ1の回転方向に対し、最初の堰の高さは、2番目の堰の高さと同じか又は低く作られていて、図2(b)(c)に示すように、潤滑剤であるグリースが乗越え易いように、堰には、角度が付けてある。
また、これら周方向堰11,12の間にできた潤滑剤案内溝10を径方向に遮断する径方向堰13が周方向に所定間隔おいて形成してある。
径方向堰13は、側板5のころ1の外径より大きい位置に、作られている。径方向堰13は、最初の堰と2番目の堰の間の溝に、こまをいれることで製作するか、最初の堰と2番目の堰の間をエンドミル加工するとき、径方向堰13の部分を残すようにしても良い。
なお、潤滑剤案内溝10は、両側板5,6にあってもよいが、図1,2では、溶接部7の強度を落とさぬように、ネジ固定する側板5にのみ、潤滑剤案内溝13が切ってある。
実線のフリーハンドの矢印は、グリースの流れを示す。軌道面からのされて、ころ1の端部に付着したグリースが最初の堰(低い部位:11a,12a)を乗り越えると2番目の堰(高い部位:11b,12b)でせき止められる。
その後、径方向堰13によって、グリースは、ころ1の中央方向に溜まっていき、ころ1のピン挿入孔3に容易に浸入していくことができる。
以上から、本実施の形態によれば、環状の側板5のころ側に、潤滑剤をころ1のピン挿入孔3に案内する潤滑剤案内溝10が設けてあることから、側板5ところ1との間に隙間ができ、側板5ところ1の軸方向端面との間に、潤滑剤が溜まり、この潤滑剤が溜まることにより、潤滑剤がピン挿入孔3に浸入し易くなる。
従って、ころ1及びピン4の強度を十分に確保しつつ、ピン挿入孔3の入口から潤滑剤を浸入し易くして、ころ1の潤滑性能を向上することができる。
なお、ピン4と側板5,6の固定は実施の形態のネジ又は溶接に限定されず、圧入やかしめによる固定も可能で、圧入と溶接又は圧入とかしめのように組合わせて適用することも可能である。
潤滑剤もグリースに限定されず、潤滑油の場合にも適用できるが、粘性流体の特性を示す潤滑油に対し、グリースは粘弾性流体としての特性を示し、ピン4とピン挿入孔3への潤滑剤の流入促進効果が潤滑油の場合より要求されるので、本願発明は潤滑剤がグリースの場合により効果がある。
(第2実施の形態)
図3(a)は、本発明の第2実施の形態に係るピンタイプ保持器付きころ軸受の正面図であり、(b)は、その断面図である。
本実施の形態は、その基本的構造が上述した第1実施の形態と同様であり、その相違する点について説明する。
本実施の形態では、側板5に、ころ1の略中央位置から斜めに、溝端が切られて潤滑剤が溜まる潤滑剤案内溝20が作られている。
この斜めの角度は、図3の鉛直方向に対して、鋭角をなすものであれば何度でもよい。
図3で、潤滑剤案内溝20が両方向に角度を持っている理由は、両方向の回転に対応するためであり、ころ1の回転方向が図3の時計回り向きとすると、最初にあたる右側溝端は、角度がついていなくても良い。
潤滑剤案内溝20は、両側板5,6にあってもよいが、図3では、溶接部7の強度を落とさぬように、ネジ固定する側板5にのみ、潤滑剤案内溝13が切ってある。
斜めに潤滑剤案内溝20をあけたことにより、ころ1の軌道面からのされて、ころ1の軸方向端面付着した潤滑剤であるグリースは、潤滑剤案内溝20に剥ぎ取られて、潤滑剤案内溝20に溜まる。溜まったグリースは、遠心力により、ころ1のピン挿入孔3に容易に浸入していくことができる。その他の構成、作用、効果は、上述した第1実施の形態と同様である。
以上から、本実施の形態に於いても、環状の側板5のころ側に、潤滑剤をころ1のピン挿入孔3に案内する潤滑剤案内溝20が設けてあることから、側板5ところ1との間に隙間ができ、側板5ところ1の軸方向端面との間に、潤滑剤が溜まり、この潤滑剤が溜まることにより、潤滑剤がピン挿入孔3に浸入し易くなる。
従って、ころ1及びピン4の強度を十分に確保しつつ、ピン挿入孔3の入口から潤滑剤を浸入し易くして、ころ1の潤滑性能を向上することができる。
(第3実施の形態)
図4(a)は、本発明の第3実施の形態に係るピンタイプ保持器付きころ軸受の正面図であり、(b)は、その断面図である。
本実施の形態は、その基本的構造が上述した第1実施の形態と同様であり、その相違する点について説明する。
本実施の形態では、側板断面が角度をもってカットされて、潤滑剤案内溝30が形成されている。
ころ1の軌道面からのされて、ころ1の軸方向端面付着した潤滑剤であるグリースは、遠心力により、ピン4に向って集まり、ころ1のピン挿入孔3に入って行く。図4では、封入時にピン挿入孔3にグリースがより入り易くするために、上部も、角度をもってカットされている。その他の構成、作用、効果は、上述した第1実施の形態と同様である。
以上から、本実施の形態に於いても、環状の側板5のころ側に、潤滑剤をころ1のピン挿入孔3に案内する潤滑剤案内溝30が設けてあることから、側板5ところ1との間に隙間ができ、側板5ところ1の軸方向端面との間に、潤滑剤が溜まり、この潤滑剤が溜まることにより、潤滑剤がピン挿入孔3に浸入し易くなる。
従って、ころ1及びピン4の強度を十分に確保しつつ、ピン挿入孔3の入口から潤滑剤を浸入し易くして、ころ1の潤滑性能を向上することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。
(a)は、本発明の第1実施の形態に係るピンタイプ保持器付きころ軸受の正面図であり、(b)は、その断面図である。 (a)は、側板の内側を示す部分切欠き斜視図であり、(b)は、図1(a)のb−b線に沿った断面図であり、(c)は、図1(a)のc−c線に沿った断面図である。 (a)は、本発明の第2実施の形態に係るピンタイプ保持器付きころ軸受の正面図であり、(b)は、その断面図である。 (a)は、本発明の第3実施の形態に係るピンタイプ保持器付きころ軸受の正面図であり、(b)は、その断面図である。
符号の説明
1 ころ
3 ピン挿入孔
4 ピン
5,6 環状の側板
7 溶接部
10,20,30 潤滑剤案内溝(手段)
11,12 周方向堰
11a,12a 低い部位
11b,12b 高い部位
13 径方向堰

Claims (1)

  1. ころの軸心を貫通するピン挿入孔に、ころを回転自在に支持するピンが通挿してあり、当該ピンの両端は、一対の環状の側板に、溶接、圧入及びかしめの少なくとも1つ又はネジにより固定してあるピンタイプ保持器付きころ軸受に於いて、
    前記環状の側板のころ側に、潤滑剤を前記ころのピン挿入孔に案内する潤滑剤案内手段が設けてあることを特徴とするピンタイプ保持器付きころ軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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