JP2006249762A - 屋根における支持金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 支持部材を構成する板材自体の板厚を厚くすることなく、その基部における必要な強度を確保することができる屋根における支持金具を提供する。
【解決手段】 屋根上に設置される屋根上設置物を取付けるための枠体Yを支持固定する屋根における支持金具1であって、該支持金具1の主体となす支持金具本体2は、所望の板厚及び幅の板材から形成されるとともに屋根を構築する下地材W側に固定される基部3と、該基部3から上方に立ち上げて前記枠体Y側を支持固定する固定部4とが一体的に曲折形成され、前記基部3は、その板厚寸法より全体の厚さ寸法を厚く設定するように、横断面形状を所望の凹凸形状に形成されている。
【選択図】 図4
【解決手段】 屋根上に設置される屋根上設置物を取付けるための枠体Yを支持固定する屋根における支持金具1であって、該支持金具1の主体となす支持金具本体2は、所望の板厚及び幅の板材から形成されるとともに屋根を構築する下地材W側に固定される基部3と、該基部3から上方に立ち上げて前記枠体Y側を支持固定する固定部4とが一体的に曲折形成され、前記基部3は、その板厚寸法より全体の厚さ寸法を厚く設定するように、横断面形状を所望の凹凸形状に形成されている。
【選択図】 図4
Description
本発明は、屋根の上面側に設置される太陽光発電パネルや太陽熱の温水装置等(本明細書では、単に、屋根上設置物と称する。)を取付けるための例えば、縦桟及び横桟等を枠組みしたフレーム等(本明細書では、枠体と称する。)を支持固定する屋根における支持金具に関する。
一般に、この種の支持金具にあっては、該金具の主体となす支持金具本体を、所望の板厚及び幅の板材から形成された扁平状の基部と、該基部から上方に曲折して立ち上げた固定部とが一体的に形成され、前記基部を屋根の下地材側に固定するとともに、前記固定部に縦桟及び横桟等を枠組みした枠体側を支持固定するように構成されている。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、上記した支持金具にあっては、基部の一方端部から固定部を立ち上げて形成し、この固定部により枠体を支持固定するものであるため、該基部には、相当の荷重が作用することになり、その部位の強度の確保が必要不可欠なものであり、その補強対策として、単に該基部の板厚をその必要強度に対応して厚くすることも考えられるが、該支持金具における屋根部材の取付け状態、例えば、上下に葺き重ねられる屋根部材の間に固定される構造の取付け状態を考慮するとき、徒に板厚を厚くすることができなかった。
そこで、本発明は、支持部材を構成する板材自体の板厚を厚くすることなく、その基部における必要な強度を確保することができる屋根における支持金具を提供することにある。
そこで、本発明は、支持部材を構成する板材自体の板厚を厚くすることなく、その基部における必要な強度を確保することができる屋根における支持金具を提供することにある。
上記した課題は、各請求項記載の発明によって解決される。
すなわち、請求項1記載の発明は、屋根上に設置される屋根上設置物を取付けるための枠体を支持固定する屋根における支持金具であって、該支持金具の主体となす支持金具本体は、所望の板厚及び幅の板材から形成されるとともに屋根を構築する下地材側に固定される基部と、該基部から上方に立ち上げて前記枠体側を支持固定する固定部とが一体的に曲折形成され、前記基部は、その板厚寸法より全体の厚さ寸法を厚く設定するように、横断面形状を所望の凹凸形状に形成されていることを要旨とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、屋根上に設置される屋根上設置物を取付けるための枠体を支持固定する屋根における支持金具であって、該支持金具の主体となす支持金具本体は、所望の板厚及び幅の板材から形成されるとともに屋根を構築する下地材側に固定される基部と、該基部から上方に立ち上げて前記枠体側を支持固定する固定部とが一体的に曲折形成され、前記基部は、その板厚寸法より全体の厚さ寸法を厚く設定するように、横断面形状を所望の凹凸形状に形成されていることを要旨とする。
この発明にあっては、支持金具を構成する支持金具本体における基部を、その板材の板厚寸法を変えることなく、全体の厚さ寸法を厚くすることができるので、該基部の強度を増大することができ、支持金具全体の強度を増大するとともに、屋根を構築する下地材側に対する取付け(固定)強度を確保することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の屋根における支持金具であって、前記基部における横断面形状を連続する凹凸形状に曲折形成して一体的の構成されていることを要旨とする。
この発明にあっては、簡単な構造で請求項1と同様に、該基部の強度を増大することができ、支持金具全体の強度を増大するとともに、屋根を構築する下地材側に対する取付け(固定)強度を確保することができる。
請求項1の発明にあっては、支持金具を構成する支持金具本体における基部をその板材の板厚寸法を変えることなく、全体の厚さ寸法を厚くすることができるので、該基部の強度を増大することができ、支持金具全体の強度を増大するとともに、屋根を構築する下地材側に対する取付け(固定)強度を確保することができる。
請求項2の発明にあっては、簡単な構造で請求項1と同様に、該基部の強度を増大することができ、支持金具全体の強度を増大するとともに、屋根を構築する下地材側に対する取付け(固定)強度を確保することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、実施例にしたがって説明する。
図1〜図6に示すように、屋根上に設置される屋根上設置物、例えば、太陽光発電パネルや、太陽熱温水パネル等を取付けるための縦方向及び横方向の枠体からなる一方側の枠体Yを支持固定する支持金具1は、全体として所望の板厚及び幅の板材から形成される支持金具本体2を主体として構成されている。この支持金具本体2は、屋根を構築する下地材W側に固定されるほぼクランク状に曲折形成された基部3と、該基部3の一方端部から起立部4aを上方に曲折して立ち上げ、さらに該起立部4a上端から基部3の上方にほぼ平行状に対向するように一体的に曲形形成された水平部4bを備えかつ該水平部4bにて前記枠体Y側を支持固定する固定部4とから構成されている。
前記基部3は、前記固定部4における起立部4a付近を残してその板材の板厚寸法T1より全体の厚さ寸法T2を厚く設定するように、その幅方向の横断面形状が所望の連続する凹凸形状に一体的に曲折形成されている。
前記固定部4における水平部4bには例えば、枠体Yを固止する取付けボルトBを挿通する長孔状の取付け孔5が形成されている。
また、前記固定部4における水平部4bの幅方向の下面から上面にわたって長さ方向へのスライド可能に横架された落下防止片6が装設されている。すなわち、この落下防止片6は、図5及び図6に示すよう、断面ほぼ上向きC形状に形成されて、該水平部4bの自由端から嵌挿されて前記取付け孔5の下方を覆蓋するように装設され、取付け孔5に対して下方(基部3側)から挿通された前記取付けボルトBが該取付け孔5から下方に抜脱しないようにその挿通状態が予め保持されているものである。
なお、この落下防止片6は、図7(a)(b)に示すように、固定部4における水平部4bの下面にその自由端側から取付け孔5に沿って取付けボルトBの頭部が位置される空所を形成する形状の落下防止片6Aとして固定部4における水平部4bの下面に固設する構成、または、取付け孔5に下方(基部3側)から挿通された取付けボルトBの軸部を該水平部4bの上面において該取付け孔5をまたがって位置されて係止するEリング、ゴム等の座金等からなる落下防止片6Bとして構成することができる。
上記のように構成された支持金具1は、図1に示すように、上下に葺き重ねられる屋根部材W1、W2の間において、その所定の部位に対し、支持金具本体2の基部3が屋根の野地板等の下地材Wに対して該基部3に形成される取付け孔等を介して釘等の固定手段により固定されるものである。
この場合、基部3は、上方に重ねて葺上げられる屋根部材W1と下地材Wとの空間部内に位置されるとともに、固定部の起立部4a側の基部3の一部が下方に位置する屋根部材W2の尻部上面に位置されている。
また、固定部4の起立部4a付近の上面部、すなわち、基部3の横断面が凹凸状態ではない扁平状板厚のままの断面形状部位には、前記上方に重ねて葺上げられる屋根部材W1の頭部が位置されるものであり、これにより、屋根の流れ方向における上下に葺き重ねられる屋根部材W1、W2どうしの葺き重ね状態に支障を及ぼすことがない。
また、固定部4の起立部4a付近の上面部、すなわち、基部3の横断面が凹凸状態ではない扁平状板厚のままの断面形状部位には、前記上方に重ねて葺上げられる屋根部材W1の頭部が位置されるものであり、これにより、屋根の流れ方向における上下に葺き重ねられる屋根部材W1、W2どうしの葺き重ね状態に支障を及ぼすことがない。
そして、支持金具本体2の固定部4は、その水平部4bが上方に重ねて葺上げられる屋根部材W1の頭部側の上方に位置されており、この水平部4bの取付け孔5に挿通されている取付けボルトBにより所定の金具を介して枠体Yを固止するものである。
このようにして、支持金具1の基部3を屋根の下地材Wに固定するとともに、屋根部材W1、W2の上方に位置された固定部4に枠体Yを固止することができる。そして、該基部3は、固定部4における起立部4a付近を残してその板材の板厚寸法T1より全体の厚さ寸法T2を厚く設定するように、その幅方向の横断面形状が所望の連続する凹凸形状に一体的に曲折形成された構成とすることにより、簡単な構造にも拘わらず、支持金具1を構成する支持金具本体2における基部3を、その板材の板厚寸法を変えることなく、全体の厚さ寸法を厚くすることができるので、該基部3の強度を増大することができ、支持金具1全体の強度を増大するとともに、屋根を構築する下地材側Wに対する取付け(固定)強度を確保することができる。
そして、本実施例にあっては、前記固定部4における水平部4bの幅方向の下面から上面にわたって長さ方向へのスライド可能に横架された落下防止片6が装設されているので、取付け孔5に下方(基部3側)から挿通された取付けボルトBが該取付け孔5から下方に抜脱しないようにその挿通状態を予め保持することができ、その固定部4に対する枠体Yの固止作業に際して、取付けボルトBを取付け孔5にその都度、いちいち挿通する作業を省くことができ、その作業並びに部品管理をきわめて容易にすることができる。
また、図5及び図6に示すように、取付け孔5に下方から取付けボルトBを挿通した状態において、落下防止手段6を固定部4における水平部4bに対し、その自由端側からスライド可能に嵌挿するものであるから、一度、取付け孔5に挿通した取付けボルトBを種々寸法が異なる異種のものに選択して取替えが可能で、固定部4に対する枠体の固定作業における作業性の良化向上を図ることができる。
1 支持金具
2 支持金具本体
3 基部
4 固定部
W 下地材
W1 W2 屋根部材
2 支持金具本体
3 基部
4 固定部
W 下地材
W1 W2 屋根部材
Claims (2)
- 屋根上に設置される屋根上設置物を取付けるための枠体を支持固定する屋根における支持金具であって、
該支持金具の主体となす支持金具本体は、所望の板厚及び幅の板材から形成されるとともに、屋根を構築する下地材側に固定される基部と、該基部から上方に立ち上げて前記枠体側を支持固定する固定部とが一体的に曲折形成され、前記基部は、その板材の板厚寸法より全体の厚さ寸法を厚く設定するように、横断面形状を所望の凹凸形状に形成されていることを特徴とする屋根における支持金具。 - 請求項1記載の屋根における支持金具であって、
前記基部における横断面形状を連続する凹凸形状に曲折形成して一体的に構成されていることを特徴とする屋根における支持金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005067123A JP2006249762A (ja) | 2005-03-10 | 2005-03-10 | 屋根における支持金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005067123A JP2006249762A (ja) | 2005-03-10 | 2005-03-10 | 屋根における支持金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006249762A true JP2006249762A (ja) | 2006-09-21 |
Family
ID=37090537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005067123A Pending JP2006249762A (ja) | 2005-03-10 | 2005-03-10 | 屋根における支持金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006249762A (ja) |
-
2005
- 2005-03-10 JP JP2005067123A patent/JP2006249762A/ja active Pending
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