JP2006249731A - 円形障子を備える開口部装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 円形窓の外観にシンプルで開放感のある印象を与えることができる障子を備えた開口部装置を提供する。
【解決手段】 請求項1の発明は、建物の円形開口部の縁に沿って備えられた枠材(10)と、該枠材(10)内に配置された円形障子(20)とを備え、円形障子(20)が、円形の光透過性パネル(21)と、光透過性パネル(21)の外周に沿って取り付けられる固定部材(23)と、固定部材(23)に当接されて配置される円形の框(22)と、固定部材(23)と円形の框(22)とを連結する連結部材(24)と、を備え、円形の框(22)の正面視によっては円形の框(22)により固定部材(23)及び連結部材(24)の全体が隠蔽されることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は住宅や公共施設等の建物開口部に好適に用いられ、特に円形の窓において該窓の枠材や框にシンプルな印象を与えることができる障子を備えた開口部装置に関する。
近年、建物の洋風化がこれまで以上に進み、いわゆるモダンなデザインである洋風建物が増加している。このような洋風建物では建物の形そのものだけではなく、建物を構成する各要素の随所にも洋風なデザインが採用されてきている。
洋風なデザインの建物の要素設計において窓は重要な要素の1つである。建物の窓は室内外の換気及び採光の手段としての機能に留まらず、建物の印象を決める重要な役割を有している。例えば窓の配置や形が異なると同じ形状の建物であってもその雰囲気は全く異なる。特に円形窓は洋風でモダンな建物である印象を与え、その需要も増加傾向にある。そして該増加傾向に伴い、需要者の希望も多岐に渡るようになり、かかる需要者の希望を反映する設計が必要となってきている。
従来、円形窓の障子の組立構造において、框を円形にするために例えば直材を円形に曲げることによって形成すると、必ず一箇所に直材の端部同士の連結部ができ、該部分をねじ止め等することにより、框を見た場合に連結の線とねじが見え、シンプルな印象とならない場合があった。さらに框と面材との組立構造においても円形窓であることにより組立のためのねじ等が框の外に現れてしまうこともあり、やはりシンプルな印象とならない場合があった。また、径の小さな円形窓が必要であるとき、上述の構造であるとねじ部や接合部のために一定のスペースを確保しなければならず、これによりガラスパネルの大きさに比べ、枠や框が太くなり、厚い縁取りのように見え、枠や框が目立ってしまうようなこともあった。
これまで需要者の多岐に渡る要望に応え、多くの種類の円形窓に対応し、シンプルでモダンな印象を与えることができる円形窓の組立構造は存在しなかった。
しかし、今後も洋風建物は増加し、円形窓に対する要望も多様化するため、様々な円形窓設計に対応可能で、シンプルでモダンな空間を演出する円形窓の組立構造に対する需要が高まっている。
そこで本発明は、あらゆる大きさの円形窓に適用可能で、該円形窓の外観にシンプルで開放感のある印象を与えることができる障子を備えた開口部装置を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1の発明は、建物(1000)の円形開口部の縁に沿って備えられた枠材(10)と、該枠材(10)内に配置された円形障子(20)とを備え、円形障子(20)が、円形の光透過性パネル(21)と、光透過性パネル(21)の外周に沿って取り付けられる固定部材(23)と、固定部材(23)に当接されて配置される円形の框(22)と、固定部材(23)と円形の框(22)とを連結する連結部材(24)と、を備え、円形の框(22)の正面視によっては円形の框(22)により固定部材(23)及び連結部材(24)の全体が隠蔽されることを特徴とする開口部装置(100)を提供することにより前記課題を解決する。
請求項1の発明によれば、円形の開口部装置の障子において框を正面から見たとき、パネル周りに取り付けられた固定部材、パネルと框を連結する連結部材及びそのねじ等の全体が見えず、シンプルな印象を与えることができる。また、框には継ぎ目のない部材を使用できるので、シンプルな印象を与えることができる。さらには、径の小さな円形窓においては框を厚くする必要が無いので、パネルの大きさに合った太さの框を採用することができる。
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の開口部装置100が使用される1つの実施形態にかかる建物1000の外観を示す正面図である。建物1000は1階及び2階からなり、各階に開口部を有している。1階には玄関150や窓160が、2階にも窓170が備えられている。2階にはさらに円形の開口を備え、該開口に本発明の開口部装置100が配置されている。開口部装置100は、このような円形窓として使用され、様々な大きさの円形窓に適用可能である。また、建物の種類は住宅に限定されず、公共施設やオフィス等の大型建物にも適用できる。
図2は1つの実施形態にかかる開口部装置100の正面図である。図2(A)は室外側から、図2(B)は室内側からの正面図である。開口部装置100は、建物1000開口部の縁に沿って備えられた枠材10と、該枠材10内に配置される障子20とを有している。障子20はガラスパネル21と該ガラスパネル21の縁に渡り取り付けられた框22とを備えている。各部材の取り付けに関しては後に説明する。図2(A)及び図2(B)に示すように、開口部装置100を室内外のいずれの方向から見ても框22や枠材10にねじ等の止め具が見えず、すっきりとしたシンプルな印象を与えることができる。
図3は、開口部装置100の分解斜視図である。円形障子20は、円形のガラスパネル21と、コの字型の断面を有し略半円である2つの部材23a、23a及び該2つの部材23a、23aを接続する継ぎ手23b、23bを備える固定部材23と、框22と、固定部材23及び框22を連結する連結部材24、24、24、24を有している。4つの連結部材24、24、24、24は、固定部材23の外周上に略90度の間隔で配置される。連結部材24の形状を図4に示す。図4(A)は上面図、図4(B)は側面図である。連結部材24は、貫通孔24aを有する部材24bと、該部材24bの一端から略鉛直に延設される部材24cと、該部材24cの部材24bとは反対側の端部から部材24cに略鉛直に延設される部材24dと、該部材24dの部材24cとは反対側の端部から部材24dに略鉛直に延設される部材24eと、貫通孔24gを有し、部材24eの部材24dとは反対側の端部より部材24eに略鉛直に延設される部材24fから構成され、各部材24a、24b、24c、24d、24e、24fは一体に形成されている。
次に、各部材による開口部装置100の組立方法について説明する。図5は組み立てられた開口部装置100の、円形障子20及び枠材10等の主要部を抜き出して断面を示した図である。部材同士の境界がわかりにくい部分があるので、適宜一部の部材を破線で示している。ガラスパネル21よりも紙面上側が室外、紙面下側が室内である。まず、ガラスパネル21に、その外周に沿って、シール部材25及びシール固定具26とともに固定部材23が取り付けられる。固定部材23のガラスパネル21への取り付けは、図3に示したように2つの部材23a、23aのコの字部に面材21の外周部を差し込み、継ぎ手23b、23bで2つの固定部材23a、23aをつなげることにより行う。
図5に戻り説明を続ける。次にガラスパネル21に取り付けた固定部材23のガラスパネル21に平行で室外側の面に框22を当接して配置する。当接して配置したのみでは框22は固定部材23に固定されていないので、連結部材24を図5のように取り付けることにより、固定部材23と框22とを固定する。具体的には、部材24bを框22の側面に設けられた溝22aに挿入し、部材24dを框22と固定部材23とに渡して配置する。また、部材24dと24eを、固定部材23の室内側の1つの角部に合わせる。そして部材24bに設けられた貫通孔24aと框22に設けられたねじ孔を通じて、ねじ30を取り付け、框22と固定部材23を固定する。以上のようにして、障子20を組み立てることができる。次に該障子20を、建物1000の開口部に沿って、室外側の壁200と室内側の壁201を渡すように取り付けた枠材10の内側に接して配置する。そして障子20の固定部材24の貫通孔24gと通じた枠材10のねじ孔によりねじ止めし、障子20と枠材10を固定して開口部装置100となる。
このような組立構造を有する円形障子20とすることにより、特に連結部材24の採用で、框22と固定部材23の連結が、框22の側面部分を利用することにより可能となったので、連結部の全体が框22の開口部装置100の中へ配置され、框22が、固定部材23、連結部材24、ねじ30及び枠材10を隠す。従って、室外側正面からは面材21、框22及び建物の壁200しか見えず、円形窓に非常にシンプルな印象を与えることができる。また、框22の幅は固定部材23、連結部材24、ねじ30及び枠材10を隠蔽が可能な範囲で自由に設定できるので、框22を薄くすることも可能となり、さらにシンプルな印象の円形障子にすることができる。また、薄くするだけではなく厚みを持たせることもできるので、需要者の要望に応え得る円形障子20であるといえる。
ここで、開口部装置100における障子20と枠材10との室内外の関係は、図5の場合と反対であってもよい。従って、図5においてガラスパネル21の上側を室内、下側を室外としてもよい。
図6は、他の実施形態における本発明の開口部装置101の断面を示す図である。本開口部装置においては障子20が開閉可能となっている。円形障子101の各構成部材は上述の開口部装置100と共通であるが、開口部装置のいずれか一箇所で框22と枠材10が蝶番40により連結され、図5においてねじ31が挿入されていないので、蝶番40の回動に連動して障子20が回動する。よって該円形障子20は、不図示の把手を使用し、図6の矢印で示した方向に開閉が可能となっている。これにより円形障子50の開放時には換気ができ、閉鎖時には上述の円形障子20と同じ状態となるので、本発明の機能を維持しつつ換気もできる開口部装置101となる。
本発明の円形障子20、50に使用される框の材質は通常の框に利用されるあらゆる材質が使用可能である。その中でもアルミニウムが特に好ましい材料である。またガラスパネル21に代えて通常の開口部装置に利用されるあらゆる材質が使用可能である。例えば採光の観点から考えるとアクリル樹脂パネル、ポリカーボネートパネルを使用することができる。また、ロック機構やシール部材等、その他通常の開口部装置が備える部材は本発明の円形障子にも使用することができる。
また、各部材の形成のための方法として、開口部装置が製造されるあらゆる方法が考えられる。その中でも、框は端部がないことから鋳物が好適に使用される。固定部材は円形のガラスパネルの外周に取り付けられるので、押出材を半円に曲げた材料が好適に使用される。本発明の開口部装置は、このように鋳物と押出材を連結することも可能である。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う開口部装置もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
本発明の開口部装置が使用される1つの実施形態にかかる建物の外観を示す正面図である。 1つの実施形態にかかる開口部装置の正面図である。 開口部装置の分解斜視図である。 連結部材の正面図及び側面図である。 組み立てられた開口部装置の、円形障子20及び枠材10等の主要部を抜き出して断面を示した図である。 他の実施形態における本発明の開口部装置の断面を示す図である。
符号の説明
10 枠材
20 障子
21 ガラスパネル
22 框
23 固定部材
24 連結部材
60 蝶番
100 開口部装置
200 建物の室外側壁
201 建物の室内側壁
1000 建物

Claims (1)

  1. 建物の円形開口部の縁に沿って備えられた枠材と、該枠材内に配置された円形障子とを備え、
    前記円形障子が、
    円形の光透過性パネルと、
    前記光透過性パネルの外周に沿って取り付けられる固定部材と、
    前記固定部材に当接されて配置される円形の框と、
    前記固定部材と前記円形の框とを連結する連結部材と、を備え、
    前記円形の框の正面視によっては前記円形の框により前記固定部材及び前記連結部材の全体が隠蔽されることを特徴とする開口部装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5681787A (en) * 1979-12-01 1981-07-04 Naoyoshi Nakano Window frame production of circular window for vessel
JPH0410688U (ja) * 1990-05-16 1992-01-29
JPH09291765A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Kato Giken:Kk 窓構造

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