JP2006249729A - 網戸の桟が網戸の網材により隠蔽される開口部装置 - Google Patents

網戸の桟が網戸の網材により隠蔽される開口部装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006249729A
JP2006249729A JP2005065752A JP2005065752A JP2006249729A JP 2006249729 A JP2006249729 A JP 2006249729A JP 2005065752 A JP2005065752 A JP 2005065752A JP 2005065752 A JP2005065752 A JP 2005065752A JP 2006249729 A JP2006249729 A JP 2006249729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen door
screen
window screen
indoor side
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005065752A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Hori
正彦 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tostem Corp
Original Assignee
Tostem Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tostem Corp filed Critical Tostem Corp
Priority to JP2005065752A priority Critical patent/JP2006249729A/ja
Publication of JP2006249729A publication Critical patent/JP2006249729A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

【課題】 網戸を室内側又は室外側からみた場合において、網戸の桟を隠蔽し、シンプルな印象を与えることを可能とする開口部装置を提供する。
【解決手段】 建物開口部の縁に沿って設けられた枠材10と、枠材内に配置された障子20と、障子より室内側又は室外側の枠材内に配置された網戸50とを備え、網戸の網材52の外周部分が、網戸の桟51の室内側端面又は室外側端面を全周に渡り室内側又は室外側から覆うように網戸の桟に取り付けられることにより、網戸を室内又は室外から見た場合に網戸の桟の全体が隠蔽されることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、住宅や公共施設等の建物開口部に好適に用いられる開口部装置に関する。
近年建物の洋風化がこれまで以上に進み、いわゆるモダンなデザインである洋風建物が増加している。このような洋風建物では建物の形そのものだけでなく、建物を構成する各要素の随所にも洋風なデザインが採り入れられている。
洋風なデザインの建物の中でも、その建物にシンプルな印象を与える「シンプルモダン住宅」と呼ばれるデザインが好まれる傾向にある。これは、建物を構成する各要素にできるだけシンプルな印象を与えるデザインを採用し、建物全体の外観や室内にシンプルな印象を与えるというものである。窓はかかる建物において重要な要素の1つである。建物の窓は室内外の換気及び採光の手段としての機能を有するに留まらず、建物の印象を決める重要な役割を果たしている。例えば窓の配置や形が異なると、同じ形状の建物でもその雰囲気は全く異なるものとなることが知られている。
従来において、開口部装置、特に開閉可能である開口部装置は、開口部の縁に配置された枠材と、該枠材内に配置された障子及び、該障子の室外又は室内側に設けられた網戸とを主要部材として備えていた。さらに網戸に着目すると、網戸の桟と該網戸の桟の内側に設けられた網戸の網材とから構成されていた。
しかし、網戸が障子より室内側に備えられている場合に網戸を室内側から見たとき、又は、網戸が室外側に備えられている場合に網戸を室外側から見たとき、建物の壁と網戸の網材との間に網戸の桟が見え、網戸の桟により開口部が縁取られているような印象を与え、シンプルな印象でなくなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、網戸を室内側又は室外側からみた場合において、網戸の桟を隠蔽し、シンプルな印象を与えることを可能とする開口部装置を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1の発明は、建物開口部の縁に沿って設けられた枠材(10)と、枠材内に配置された障子(20)と、障子より室内側の枠材内に配置された網戸(50)とを備え、網戸の網材(52)の外周部分が、網戸の桟(51)の室内側端面を全周に渡り室内側から覆うように網戸の桟に取り付けられることにより、網戸を室内から見た場合に網戸の桟の全体が隠蔽されることを特徴とする開口部装置により前記課題を解決する。
ここで「隠蔽する」には、完全に見えなくするという意味の他に、一部を見えなくする及び不明瞭にする等の「見え難くする」の意味も含む。これは例えば網戸の網材の目の細かさによって、網戸の桟が完全に見えなくなる場合や網戸の桟が見え難くなる場合等が挙げられる。
請求項2の発明は、建物開口部の縁に沿って設けられた枠材(10)と、枠材内に配置された障子(20)と、障子より室外側の枠材内に配置された網戸(50)とを備え、網戸の網材(52)の外周部分が、網戸の桟(51)の室外側端面を全周に渡り室外側から覆うように網戸の桟に取り付けられることにより、網戸を室外から見た場合に網戸の桟の全体が隠蔽されることを特徴とする開口部装置により前記課題を解決する。
請求項1の発明によれば、網戸が障子より室内側に取り付けられた場合に、室内から網戸を見ても網戸の桟が見えず、建物の開口部には網戸の網材しか見えないので開口部に非常にシンプルな印象を与えることができる。
請求項2の発明によれば、網戸が障子より室外側に取り付けられた場合に、室外から網戸を見ても網戸の桟が見えず、建物の開口部には網戸の網材しか見えないので開口部に非常にシンプルな印象を与えることができる。
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の開口部装置100を備えた建物1000の外観を示す正面図である。建物1000は、1階部分及び2階部分からなり、各階に開口部を有している。開口部には1階部分においては玄関150や窓160が備えられ、2階部分にも窓170が備えられる。2階部分にはさらに小さめの開口部が設けられ、開口部装置100が取り付けられる。図1において、開口部装置100は比較的小さな開口に適用されているが、本発明の開口部装置はあらゆる大きさの開口部に適用可能である。また、建物の種類も住宅には限定されず、公共施設、オフィス及び店舗等の大型建物にも適用できる。
図2(A)は、開口部装置100を室内側から見た正面図である。開口部装置100においては障子20(図4参照)より室内側に網戸50が備えられている。図2(B)は従来の開口部装置500の室内側正面図を比較のために示したものである。図2(B)のように、開口部装置500においては、建物室内の壁201と網戸の網材552との間に網戸の桟551が見えている。一方、図2(A)のように開口部装置100を室内側から見た場合、建物室内の壁201と、網戸の網材52が見え、網戸の桟51が見えない。従って、開口部に非常にシンプルである印象を与えることができる。
開口部装置100は円形の開口部装置100としたが、円形に限る必要はなく、形状は特に限定されない。図3(A)は、本発明の異なる実施形態である開口部装置600の室内側正面図である。開口部装置600は矩形の開口部に本発明を適用した形態である。また、図3(B)は、従来の矩形の開口部装置700の室内側正面図を比較のために示したものである。図3(B)のように、開口部装置700においては、建物室内の壁201と網戸の網材752との間に網戸の桟751が見えている。一方、図3(A)のように開口部装置600を室内側から見た場合、建物室内の壁201と、網戸の網材652が見え、網戸の桟651が見えない。従って、開口部に非常にシンプルである印象を与えることができる。このように、本発明は矩形の開口部装置にも適用できる。
また、網戸の位置は障子より室内側に配置される場合に限る必要はなく、障子より室外側に設置されてもよい。その場合には、開口部を室外からみたときに、建物室外側の壁と網戸の網材が見え、網戸の桟が見えないことにより非常にシンプルである印象を与えることができる。
図4は、開口部装置100の主要部材を示した分解斜視図である。図4において紙面右上が室外側、紙面左下が室内側である。開口部装置100は室外側から、障子20と、枠材10と、網戸50をこの順に備え、さらに該網戸50は網戸の桟51と網戸の網材52とを室外側からこの順に備えている。そして、建物の開口部の縁に沿って枠材10が取り付けられ、該枠材10内の室内側に障子20が配置される。枠材10の障子20より室内側には網戸50が配置される。
次に網戸50の構造について説明する。図5は、網戸の桟51と網戸の網材52との一方における取り付け部分に着目して拡大した網戸50の水平断面上面図である。紙面上方が室外側、紙面下方が室内側である。網戸の桟51は、室内外方向に対し略鉛直である部材51a、51b、51cと、部材51aの一端と部材51bを連結する部材51dと、部材51bの部材51dと連結された一端とは反対の一端と51cの一端とを連結する51eとを有し、部材51a、51b、51c、51d、51eで略S字の形状となっている。さらに網戸の桟51は、部材51cの部材51eが連結されている一端とは反対の一端から室外方向に部材51fが延設され、さら部材51fの室外方向端部には円形に曲げられた部材51gが延設されている。以上の部材51a、51b、51c、51d、51e、51f、51gは一体に形成されている。
一方、網戸の網材52は、その端部を部材51aと部材51bとの間に配置され、部材51aの51dが連結されていない端部から、部材51aの室内側を覆うように配置される。従って、網戸の網材52の端部が部材51aを室内側から包むように取り付けられている。さらに図5で示した側と対向する反対側の他端においても、網戸の網材52は網戸の桟51に上述と同様の構造で取り付けられている。よって、網戸50全体としては、網戸の網材の外周部分が、網戸の桟の室内側端面を全周に渡り室内側から覆うように前記網戸の桟に取り付けられる。これにより網戸を室内から見た場合に網戸の桟の全体が隠蔽され、開口部装置100がシンプルな印象を与えることができる。また、網戸50の枠材10内への取り付けは、部材51gを枠材10の内面へ接するように差し込むことで行われる。
次に、網戸の網材52の網戸の桟51への固定方法を説明する。図6は、網戸の桟51と網戸の網材52との固定前後の様子を示す、一方の固定部分に着目して拡大した網戸50の水平断面上面図である。図6(A)が固定前、図6(B)が固定後を示す図である。図6(A)に示すように、固定前の網戸の桟51における部材51a、51b及び51cの間隔は、図6(B)に示した固定後の網戸の桟51における部材51a、51b及び51cの間隔に比べて広い。このことにより部材51aと部材51bとの間に網戸の網材52の端部を容易に挿入することができる。しかしこの状態では、網戸の桟51と網戸の網材52とは固定されておらず、網戸の網材52は網戸の桟51から容易に離脱してしまう。そこで図6(A)に示した状態から、図中に示した直線矢印の方向に、部材51a及び部材51cに外力を加える。すると部材51a、部材51b及び部材51cの間隔は縮まり、図6(B)に示した状態となる。これにより網戸の網材52の端部は部材51aと51bとの間に固定され、容易には離脱しない。以上のようにして網戸の桟51と網戸の網材52とが固定される。
開口部装置100には、障子20の開閉のため不図示の機構が備えられる。障子20の開閉のための機構にはいくつかの方法が考えられる。例えば網戸50と枠材10とをいずれか1箇所で蝶番により連結し、網戸を開閉可能とすることにより網戸を開放し、網戸の室外側に配置されている障子20を開閉操作する方法が挙げられる。また、網戸50を枠材10と開閉不可能に取り付け、網材52の一部を取り去り、取り去ることによりできた開口部分を通じて、障子20を開閉するための機構を取り付けてもよい。さらに、開口部装置が矩形の引き違い窓のようであってもよいので、網戸が開口部に平行にスライドする場合も考えられる。いずれの場合においても、網戸を室外又は室内から見たときに網戸の桟は網戸の網材によって隠蔽され、見えなくなっており、シンプルな印象を与えることができる。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う開口部装置もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
本発明の1つの実施形態にかかる開口部装置が備えられる建物の正面図である。 本発明の1つの実施形態にかかる開口部装置の室内側正面図(A)及び従来の開口部装置の室内側正面図(B)である。 本発明の他の実施形態にかかる開口部装置の室内側正面図(A)及び従来の開口部装置の室内側正面図(B)である。 本発明の1つの実施形態にかかる開口部装置の分解斜視図である。 網戸の水平断面における網戸の桟と網戸の網材との一方の固定部分を拡大して示す上面図である。 網戸の桟と網戸の網材との固定方法を示す図である。
符号の説明
10 枠材
20 障子
50 網戸
51 網戸の桟
52 網材
100 開口部装置
200 建物室外側壁
201 建物室内側壁
500 開口部装置
550 網戸
600 開口部装置
650 網戸
700 開口部装置
750 網戸
1000 建物

Claims (2)

  1. 建物開口部の縁に沿って設けられた枠材と、
    前記枠材内に配置された障子と、
    前記障子より室内側の前記枠材内に配置された網戸と、を備え、
    前記網戸の網材の外周部分が、前記網戸の桟の室内側端面を全周に渡り室内側から覆うように前記網戸の桟に取り付けられることにより、前記網戸を室内から見た場合に前記網戸の桟の全体が隠蔽されることを特徴とする開口部装置。
  2. 建物開口部の縁に沿って設けられた枠材と、
    前記枠材内に配置された障子と、
    前記障子より室外側の前記枠材内に配置された網戸と、を備え、
    前記網戸の網材の外周部分が、前記網戸の桟の室外側端面を全周に渡り室外側から覆うように前記網戸の桟に取り付けられることにより、前記網戸を室外から見た場合に前記網戸の桟の全体が隠蔽されることを特徴とする開口部装置。
JP2005065752A 2005-03-09 2005-03-09 網戸の桟が網戸の網材により隠蔽される開口部装置 Pending JP2006249729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005065752A JP2006249729A (ja) 2005-03-09 2005-03-09 網戸の桟が網戸の網材により隠蔽される開口部装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005065752A JP2006249729A (ja) 2005-03-09 2005-03-09 網戸の桟が網戸の網材により隠蔽される開口部装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006249729A true JP2006249729A (ja) 2006-09-21

Family

ID=37090504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005065752A Pending JP2006249729A (ja) 2005-03-09 2005-03-09 網戸の桟が網戸の網材により隠蔽される開口部装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006249729A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5702040B2 (ja) 網材を備えた開口部装置
US20070056701A1 (en) Weeping system for window screen corner keys
JP2008075420A (ja) 開閉手段を備える開口部装置
KR20120128802A (ko) 롤 스크린 장치가 내장되게 한 시스템 창호
JP5283968B2 (ja) サッシ窓
KR20110114845A (ko) 접이문
JP6491500B2 (ja) 網戸
JP6031136B2 (ja) 網戸およびサッシ
JP2009263975A (ja) 目隠し用格子構造体及び住宅
JP2006249729A (ja) 網戸の桟が網戸の網材により隠蔽される開口部装置
JP2007177431A (ja) 網戸の框が隠蔽される開口部装置
KR101618580B1 (ko) 안전창호
JP5464772B2 (ja) 建物の開口部装置
JP2007016383A (ja) 断熱スクリーン
JP5112653B2 (ja) 上吊式引き戸サッシにおける網戸支持構造
KR20190002813A (ko) 창짝 연동형 미세먼지 차단장치
US20180106097A1 (en) Recessed Window Assembly and Corresponding Method
KR101195894B1 (ko) 전,후 개폐식 창문용 방충망 수납장치
KR200322035Y1 (ko) 방충용 도어
KR101502471B1 (ko) 내충격성 플렉시블 소재를 이용한 칸막이 시스템
JP5580039B2 (ja) 引き戸用換気装置
JP6954518B1 (ja) 後付サッシ
JP4755021B2 (ja) セットバック開口部装置
JP2010222893A (ja) ブラインドネット
JP4452151B2 (ja) 枠装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20101101

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20110802