JP2006249533A - 半導体製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転摺動部を有する電流導入端子から発生する微細粒子が精密部品であるセンサ等に与える影響を低減し、装置の稼働率及び生産性が高い半導体製造装置を実現できるようにする。
【解決手段】本発明の半導体製造装置は摺動回転する部分を有する電流導入端子3を備え、電流導入端子3は、電源9と電気的に接続された固定電流端子1と、カソード電極5と電気的に接続された回転電流端子2と、回転電流端子2及び保持盤15を回転させる回転軸27と、回転軸27を駆動するモータ等を収納したハウジング部材4とから構成されており、回転電流端子2は固定電流端子1と接した状態で回転する。固定電流端子1と回転電流端子2との接触面とエンコーダ25と間には、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面において発生する削れ屑6の飛散防止機構として、円盤状の飛散防止部材31が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の半導体製造装置は摺動回転する部分を有する電流導入端子3を備え、電流導入端子3は、電源9と電気的に接続された固定電流端子1と、カソード電極5と電気的に接続された回転電流端子2と、回転電流端子2及び保持盤15を回転させる回転軸27と、回転軸27を駆動するモータ等を収納したハウジング部材4とから構成されており、回転電流端子2は固定電流端子1と接した状態で回転する。固定電流端子1と回転電流端子2との接触面とエンコーダ25と間には、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面において発生する削れ屑6の飛散防止機構として、円盤状の飛散防止部材31が設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、回転摺動部を備えた半導体製造装置に関する。
近年、半導体装置の配線形成工程において電解めっき法が用いられている。一般的に電解めっきは、硫酸銅を主成分とするめっき液内にアノード電極と半導体ウエハとを浸漬し、アノード電極と半導体ウエハとの間に電流を流すことにより、半導体ウエハの表面に銅を還元して堆積させ、半導体ウエハ表面の凹部を銅により埋め込む。
このため、電解めっき法に用いる半導体製造装置には、ウェハを保持しながら電流を流す電流導入端子が必要である。また、電解めっき法において凹部を均一に埋め込むためには、半導体ウェハをめっき液内において回転させる必要がある。このため、電流導入端子は装置本体に固定された固定端子と、固定端子と接した状態においてウエハに電流を導入すると共にウエハを支持しながら回転させる回転端子とからなり、回転摺動部を備えている。
以下に、従来例に係る電流導入端子を備えた半導体製造装置について図を参照して説明する(例えば特許文献1を参照。)。図10は従来の半導体製造装置の要部における断面構成を示している。
図10に示すように従来の半導体製造装置は、ウェハ101を保持する保持盤102と、保持盤102に保持されたウェハ101と電気的に接続され且つウェハ101に電流を印加するカソード電極(電流印加電極)103と、保持盤102を支えて回転すると共にカソード電極103と電気的に接続された電流導入端子104と、めっき液105を溜めためっき槽106と、保持盤102に保持されたウェハ101と対向する位置に設けられたアノード電極107とを備えている。
また、電流導入端子104は、固定電流端子111と、固定電流端子111と回転摺動面を形成して接触する回転電流端子112と、回転電流端子112を支える回転軸固定部材113とを備え、回転電流端子112と固定電流端子111とを導通させた状態で、回転電流端子112を回転させることができる。また、回転電流端子112に取り付けられたインデックスホィール(回転盤)117と、インデックスホールの位置を検出するインデックスセンサ116と、回転制御用のエンコーダ118を備え、回転電流端子112の回転状態をモニタすることが可能である。
このような構成の装置において、電流導入端子104及びアノード電極107をめっき電源108の陰極端子及び陽極端子とそれぞれ配線により接続して、ウェハ101に電流を流すことにより、ウェハ101を回転させながらウェハ101に電解めっきを行うことができ、ウェハ101に均一にめっきを施すことが可能である。
特開2001−32098号公報
しかしながら、ウェハ101を回転させるために回転電流端子112を固定電極111と接した状態で回転させると、回転摺動面において回転摩擦により固定電流端子111及び回転電流端子112が削られ、微細粒子である削れ屑121が発生するという問題がある。
ウェハ101の処理枚数が増加すると共に削れ屑121は増加し、半導体製造装置の内部に削れ屑121が拡散して、半導体製造装置に設けられている精密部品であるセンサ等に悪影響を与える。例えば、削れ屑121が、エンコーダ118やインデックスセンサ116の周辺に飛び散り、インデックス(ロボット原点値)が取れなくなるというエラーが発生する。
このように、この削れ屑121の影響を低減するため、特に磨耗の激しい固定電流端子111の交換やクリーニング等を頻繁に行う必要があり、半導体製造装置のメンテナンス回数が増加し、生産性が低下するという問題がある。
本発明は、前記従来の問題を解決し、回転摺動部を有する電流導入端子において発生する微細粒子が精密部品であるセンサ等に与える影響を低減し、装置の稼働率及び生産性が高い半導体製造装置を実現できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は半導体製造装置を、該半導体製造装置に設けられたセンサを微細粒子から保護する保護手段を備えた構成とする。
具体的に本発明の半導体製造装置は、半導体基板を一の面に保持する盤状の保持部と、一方の端部が保持部の他の面に設けられた回転軸と、回転軸の他方の端部に設けられ、保持部と共に回転する回転端子と、回転端子と接することにより回転軸に対して垂直な方向に回転摺動面を形成し且つ電源部と電気的に接続され、回転端子を介して基板に電流又は電圧を印加する固定端子と、回転軸の回転状態を検出するセンサ部と、回転摺動面と保持部との間に設けられ、固定端子と回転端子とが摺動する際に発生する微細粒子からセンサ部を保護する保護手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の半導体製造装置によれば、回転摺動面と保持部との間に設けられ、固定端子と回転端子とが摺動する際に発生する微細粒子からセンサ部を保護する保護手段を備えているため、回転摺動面において発生した微細粒子がセンサ部に到達しにくくなる。従って、微細粒子によりセンサ部が誤動作する頻度を低減することができ、その結果、半導体製造装置のメンテナンス頻度を低減することが可能となり、生産効率を向上させることができる。
本発明の半導体製造装置において、保護手段は、回転摺動面とセンサ部との間に設けられた、微細粒子の飛散経路を遮断する板状部材であることが好ましい。また、保護手段は、回転摺動面とセンサ部との間に設けられた、微細粒子の飛散経路を遮断するフィルム部材であってもよい。この場合において、フィルム部材は、粘着性を有していることが好ましい。このような構成とすることにより、回転摺動面において発生する微細粒子をフィルム部材によりトラップし、センサ部を確実に保護することができると共に、基板の汚染を防止することも可能となる。
また、回転軸の周囲に前記回転摺動面を囲むように設けられた断面形状が袋状の袋状部材であってもよい。このような構成とすることにより、回転摺動面において発生する微細粒子の装置内への飛散を抑制することができ、センサ部を確実に保護できる。また、微細粒子による基板の汚染を防止することも可能である。
本発明の半導体製造装置において、保護手段は、微細粒子を吸引する吸引機構であることが好ましい。この場合において、吸引機構は吸引口を有し、吸引口は、回転摺動面と対向する位置に配置されていることが好ましい。このような構成とすることにより、回転摺動面において発生する微細粒子を吸引除去することができ、センサ部を保護することができると共に、基板への汚染を防止することも可能となる。
本発明の半導体製造装置において、保護手段は、センサ部の近傍に設けられたノズルを有し、該ノズルからガスを噴出するガス噴出機構であることが好ましい。この場合において、ノズルの先端部は、センサ部に対向して配置されていることが好ましい。また、ガスは、窒素であることが好ましい。このような構成とすることにより、センサ部に微細粒子が到達することを確実に防止することができる。
本発明の半導体製造装置において、センサ部は、回転軸に設けられた盤状のインデックスホィールとインデックスホィールの位置を検出するインデックスセンサとを含み、保護手段は、インデックスセンサに設けられた、インデックスホィールの上面を清掃する第1のブラシ状部材であることが好ましい。この場合において、インデックスセンサは発光部と受光部とを有する光学式センサであり、保護手段は、インデックスホィールに設けられ、発光部及び受光部の少なくとも一方を清掃するブラシ状部材を含むことが好ましい。このような構成とすることにより、センサ部を常に清掃することが可能となり、微細粒子がセンサ部に及ぼす影響を低減できる。
本発明の半導体製造装置において、センサ部は、回転軸に設けられた円盤状のインデックスホィールとインデックスホィールの位置を検出するインデックスセンサとを含み、保護手段は、インデックスセンサを覆うインデックスセンサカバー部材であることが好ましい。
本発明の半導体製造装置において、保護手段は、回転軸を中心に固定端子、回転端子及び回転軸を囲む外枠部材であり、センサ部は、回転軸に設けられた円盤状のインデックスホィールと、外枠の外側に設けられた近接センサであり且つインデックスホィールの位置を検出するインデックスセンサとを含むことが好ましい。このような構成とすることにより、センサ部の検出機構と微細粒子の発生源とを完全に分離することができるので、微細粒子がセンサ部に及ぼす影響を低減できる。
本発明の半導体製造装置において、固定端子は、前記回転端子が嵌合する凹部を有していることが好ましい。このような構成とすることにより、回転摺動面において発生した微細粒子の拡散経路が長くなるため、装置内への微細粒子の飛散を低減できる。また、固定端子と回転端子とが均等に接触するため、固定端子の片削れや偏心を防止できるので、メンテナンス頻度を低減することが可能となる。
本発明の半導体製造装置において、固定端子及び回転端子は、タフピッチ銅を含むことが好ましい。このような構成とすることにより、固定端子及び回転端子の耐磨耗性が向上すると共に、導電率も向上するため、固定端子及び回転端子のメンテナンス頻度を低減できる。
本発明の半導体製造装置によれば、回転摺動部を有する電流導入端子において発生する微細粒子が精密部品であるセンサ等に与える影響を低減し、装置の稼働率及び生産性が高い半導体製造装置を実現できる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は第1の実施形態に係る半導体製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示している。
本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は第1の実施形態に係る半導体製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示している。
図1に示すように本実施形態に係るめっき装置は、電流導入端子3と、めっき液12を溜めるめっき槽11と、めっき槽11に配置された陽極であるアノード電極10と、アノード電極10と対向するように設けられ、ウェハ7を保持し且つ回転する保持盤15と、保持盤15に保持されたウェハ7と電気的に接続され且つウェハ7と共に回転するカソード電極5と、カソード電極5へのめっき液の浸入を防ぐコンタクトシール8とを備えている。また、アノード電極10は、電源9の陽極端子と配線22により電気的に接続されている。
電流導入端子3は、電源9と電気的に接続された固定電流端子1と、カソード電極5と電気的に接続された回転電流端子2と、回転電流端子2及び保持盤15を回転させる回転軸27と、回転軸27を駆動するモータ等を収納するハウジング部材4と、回転軸27の周りに取り付けられた回転制御用のセンサであるエンコーダ25と、原点位置を検出するセンサであるインデックスホィール及びインデックスセンサ(図示せず)と、ハウジング部材4に装着された飛散防止部材31とから構成されている。ここで、飛散防止部材31は本発明の保護手段である。
固定電流端子1は円筒状の導電性材料からなり、電源9の陰極端子と配線23により電気的に接続されており、回転電流端子2は円盤状の導電性材料からなり、カソード電極5と配線24により電気的に接続されている。固定電流端子1の底面と回転電流端子2の上面とが接触しているため、固定電流端子1と保持盤15に保持されたウェハ7との間に回転電流端子2及びカソード電極5を介して電流が流れる。また、回転軸27が回転することにより、両端にそれぞれ設けられた回転電流端子2及び保持盤15が共に回転するため、保持盤15に保持されたウェハ7を回転させながらめっきを行うことができる。
回転電流端子2は、固定電流端子1と接触した状態において回転するため、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面において摩擦により特に固定電流端子1の表面が削れて、微細粒子である削れ屑60が発生する。しかし、本実施形態の半導体製造装置においては、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面とエンコーダ25との間に削れ屑60の飛散経路を遮断する円盤状の飛散防止部材31が設けられている。
電流導入端子3が回転する際に発生する削れ屑60の飛散は、飛散防止部材31によって遮られるため、装置内全体に削れ屑60が飛散することを防止でき、インデックスセンサ及びエンコーダ25は削れ屑60から保護される。従って、削れ屑60によってインデックスセンサ及びエンコーダ25にエラーが生じることを防止でき、さらに、ウェハ7が汚染されることも防止できる。
飛散防止部材31は、できるだけ広い範囲にわたり削れ屑60の飛散経路を遮断するためにできるだけ大きいことが好ましい。
(第1の実施形態の第1変形例)
以下に、本発明の第1の実施形態の第1変形例について図面を参照して説明する。図2は本変形例に係る半導体製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示し、図2において図1と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
以下に、本発明の第1の実施形態の第1変形例について図面を参照して説明する。図2は本変形例に係る半導体製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示し、図2において図1と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図2に示すように本実施形態の半導体製造装置は、飛散防止部材31として、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面と保持盤15との間に、回転軸27を中心として設けられた盤状のフィルム部材を用いている。フィルム部材は塩化ビニル等からなり、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面が形成されている領域を完全に覆う円盤状の構造を有している。
これにより、接触面において回転摩擦によって発生する削れ屑60は、飛散防止部材31に受け止められるため、ウェハ7上に削れ屑60が到達することを防止できる。
なお、飛散防止部材31は少なくともインデックスホィール17を覆うものであればよいが、削れ屑60の拡散半径以上の径を有していることが好ましい。また、飛散防止部材33の径が大きいほど効果があるため、保持部15と同程度又はそれ以上の径としてもよい。また、飛散防止部材31の形状は、円盤状に限らず、平面四角形状の平板等でもよい。
また、フィルムは回転軸を中心とするすり鉢状の形状としてもよく、この場合には、発生した削れ屑60をより効果的に受けることができる。
さらに、本実施形態において、飛散防止部材31は吸着性や粘着性を有するフィルムにより構成されていてもよい。また、フィルムに吸着性や粘着性を有する塗料を塗布しても構わない。このようにすることにより、削れ屑60をフィルムに吸着又は粘着させることができ、削れ屑60を効果的に捕集することができるので、装置内に削れ屑60が拡散することを防ぐことができる。
以上のように、本実施形態は、削れ屑60の飛散経路を遮断する部材としてフィルムからなる飛散防止部材31を設けたことにより、半導体製造装置のエンコーダ25及びインデックスセンサ16等の精密部品を保護することができる。また、ウェハ7に削れ屑60が及ぼす影響を低減し、半導体製造装置の生産性を向上することができる。
(第1の実施形態の第2変形例)
以下に、本発明の第1の実施形態の第2変形例について図面を参照して説明する。図3は本変形例の半導体製造装置に用いる電流導入端子の断面構成を拡大して示している。図3において図1と同一の構成要素には同一の番号を付与することにより説明を省略する。
以下に、本発明の第1の実施形態の第2変形例について図面を参照して説明する。図3は本変形例の半導体製造装置に用いる電流導入端子の断面構成を拡大して示している。図3において図1と同一の構成要素には同一の番号を付与することにより説明を省略する。
図3に示すように本変形例において飛散防止部材32は、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面を取り囲む断面形状が袋状の構造を有している。このように削れ屑60の発生源を取り囲むことにより、削れ屑60を飛散防止部材32の内側に収め、装置内に飛散することを防ぐことができる。従って、エンコーダ25等の装置内の精密部品を保護することができ、またウェハ7の削れ屑60による汚染を防止でき、その結果、装置内の清掃及び部品交換といったメンテナンスの頻度を低減できると共に、歩留まりを向上させることができる。
また、本変形例において固定電流端子1における回転電流端子2と接している側の端部には、固定電流端子1と回転電流端子2とが互いに嵌合するように凹部が設けられており、固定電流端子1が回転電流端子2の上面と側面の一部とを覆っている。
このように、固定電流端子1が回転電流端子2の側面の一部を覆っているため、固定電流端子1の凹部の底面と回転電流端子2の上面との接触面において発生した削れ屑60は、装置内へ直接飛散しない。このように削れ屑60の拡散経路を長くすることができるため、装置内への削れ屑60の飛散を大幅に低減することが可能となる。従って、飛散防止部材32を設けなくても、歩留まりを向上させる効果が得られるが、飛散防止部材32を設けることによりさらに、削れ屑60の飛散を低減することが可能である。
本変形例において、飛散防止部材32に代えて又は追加して、第1の実施形態において示した円盤状の飛散防止部材又は第1変形例において示したフィルム部材からなる飛散防止部材を設けてもよい。
また、固定電流端子1と回転電流端子2とを凹凸形状の組み合わせとしたことにより、固定電流端子1と回転電流端子2とが均等に接触し、固定電流端子1の片削れや、偏心を防止することができる。これによりメンテナンス周期を延長することができる。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。図4は第2の実施形態に係る半導体製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示している。図4において図1と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
以下に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。図4は第2の実施形態に係る半導体製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示している。図4において図1と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図4に示すように本実施形態の半導体製造装置は、インデックスセンサ16の上部及び下部に、ブラシ34を設けたことを特徴とする。これにより、回転するインデックスホィール17に堆積した削れ屑60がブラシ34によって除去されるため、削れ屑60によるインデックスセンサ16の読み出しエラーを防ぐことができる。
また、ブラシ34をインデックスホィール17の上面に配置することにより、ブラシ34がインデックスセンサ16を通過する際に、インデックスセンサ16の発光部に付着した削れ屑60を除去することが可能となる。さらに、インデックスホィール17の下面にブラシ34を設けることにより、インデックスセンサ16の受光部に付着する削れ屑60を除去することができる。実際には、ブラシ34をインデックスセンサ16の上部又はインデックスホィール17の上面及びインデックスセンサ16の下部又はインデックスホィール17の下面の2カ所に設けることになる。また、ブラシ34は、インデックスセンサ16の上部及び下部並びにインデックスホィール17の上面及び下面のうちのいずれか一カ所に設けても削れ屑60による、インデックスセンサ16の読み出しエラーを低減することが可能である。
なお、本実施形態において、第1の実施形態の変形例において述べたように、固定電流端子1に凹部を設け、固定電流端子1と回転電流端子2とが嵌合する構造にしてもよく、また、袋状の飛散防止部材32をさらに設けてもよい。
(第3の実施形態)
以下に、本発明の第3の実施形態について図面を参照して説明する。図5は第3の実施形態に係る半導体製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示している。図5において図1と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
以下に、本発明の第3の実施形態について図面を参照して説明する。図5は第3の実施形態に係る半導体製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示している。図5において図1と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図5に示すように本実施形態における半導体製造装置は、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面を覆うような形状の接触面カバー35と、インデックスセンサ16を覆うインデックスセンサカバー36を備えていることを特徴とする。ここで、インデックスセンサカバー36は、インデックスホィール17の部分のみに開口を有している。
このように、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面において発生する削れ屑60による影響を受けやすいインデックスセンサ16にインデックスセンサカバー36を設けることにより、削れ屑60が付着することを防ぐことができる。従って、原点の読み出しを正確に行うことができる。
さらに、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面を接触面カバー35で覆うことにより、削れ屑60が装置内に飛散することを防止することができ、メンテナンス耐性及び生産性を向上することが可能となる。
なお、第1の実施形態の変形例において述べたように、固定電流端子1に凹部を儲け、固定電流端子1と回転電流端子2とが嵌合する構造にしてもよい。
(第4の実施形態)
以下に、本発明の第4の実施形態について図面を参照して説明する。図6は第4の実施形態に係る半導体製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示している。図6において図1と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
以下に、本発明の第4の実施形態について図面を参照して説明する。図6は第4の実施形態に係る半導体製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示している。図6において図1と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図6に示すように本実施形態の半導体製造装置は、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面の近くに、削れ屑60を吸引して除去する吸引機構41を備えている。
吸引機構41は、例えば、集塵モータと、それに連通する吸引ノズル42とからなる。集塵モータには、集塵フィルタが設けられていてもよく、吸引機構41は、一般的に知られている掃除機などを構成する部材と同じ構成である。
このように、接触面で発生した削れ屑60を吸引機構41によって吸引して除去することにより、削れ屑60がインデックスセンサ16、ウェハ7の上及びその他装置内の精密部品に到達することを防ぐことができる。従って、削れ屑60が装置に及ぼす影響を低減でき、メンテナンス耐性が向上する。
また、吸引ノズル42をインデックスセンサ16の付近に設けることにより、原点読み出しエラーを防ぐことができる。また、インデックスセンサ16と反対側の接触面付近に設けてもよい。
なお、本実施形態において、吸引機構41は1つに限らず、2箇所以上に設けてもよい。また、吸引口の方向を自由に動かせる構成にしてもよい。これにより、より効果的に削れ屑60を回収することができる。
(第5の実施形態)
以下に、本発明の第5の実施形態について図面を参照して説明する。図7は第5の実施形態に係る半導体
製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示している。図7において図1と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
以下に、本発明の第5の実施形態について図面を参照して説明する。図7は第5の実施形態に係る半導体
製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示している。図7において図1と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図7に示すように本実施形態の半導体製造装置は、インデックスセンサ16の付近に窒素ガス等を導入するガス導入機構43が設けられている。
ここで、ガス導入機構43は、内径が1mm〜2mmのビニルチューブ44と、ビニルチューブ44の先端に取り付けられた吹き出しノズル45とによって構成されている。
このように、ガス導入機構43を備えているため、接触面において発生した削れ屑60を不活性ガスによって吹き飛ばすことができる。従って、削れ屑60がインデックスセンサ16及びインデックスホィール17等に到達する前に吹き飛ばしたり、インデックスセンサ16及びインデックスホィール17等に堆積(付着)した削れ屑60を吹き飛ばして除去したりすることが可能となる。これにより、削れ屑60が製造装置に及ぼす影響を低減して生産性を向上させることができる。
なお、本実施形態において、ガス導入機構43は1つに限らず、2箇所以上に設けても構わない。また、ノズル45の方向を自由に動かせる構成にしてもよい。これにより、より効果的に削れ屑60を除去することができる。
また、ガス導入機構43により、導入するガスには窒素、アルゴン、ネオン、ヘリウム等の不活性ガスを用いることができる。また、酸素等であってもよい。
(第6の実施形態)
以下に、本発明の第6の実施形態について図面を参照して説明する。図8は第6の実施形態に係る半導体製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示している。図8において図1と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
以下に、本発明の第6の実施形態について図面を参照して説明する。図8は第6の実施形態に係る半導体製造装置であるめっき装置の要部の断面構成を示している。図8において図1と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図8に示すように本実施形態の半導体製造装置は、インデックスセンサ19が電流導入端子を囲む筐体51の外に設けられている。また、筐体51は、保持部15のウェハ7を保持する面と逆の面(裏面)の全体を覆っている。
また、インデックスホィール17は、筐体51の内径とほぼ等しい径を有し、筐体51の側壁を挟んで外側に設けられた近接センサであるインデックスセンサ19により、インデックスホィール17の位置を検出することができる。
このように、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面を含む回転部分をすべて筐体51の内部に収めることにより、インデックスセンサ19には筐体51内に発生する削れ屑60が到達しないため、装置のメンテナンスの頻度を低減することができる。
さらに、インデックスホィール17の径をウェハ7とほぼ同じ大きさとすることにより、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面において発生する削れ屑60が、インデックスホィール17よりも下側のウェハ7に到達しないという効果も得られる。従って、削れ屑60がウェハ7の及ぼす影響を抑制することができる。
なお、第1〜第6の実施形態及び変形例において説明した飛散防止部材、吸引機構、ガス導入機のうち少なくとも1つをさらに設けた構成としてもよい。この場合、固定電流端子1と回転電流端子2との接触面において発生する削れ屑60の装置内への拡散をより効果的に防ぐことができる。
(第7の実施形態)
以下に、本発明の第7の実施形態について図面を参照して説明する。図9は、固定電流端子及び回転電流端子に用いる種々の導電性材料の導電率と引張強度との関係を示している。図9において横軸は、材料の導電率を示し、縦軸は材料の引っ張り強さを示している。また、グラフには各種材料の最大値と最小値をプロットしている。
以下に、本発明の第7の実施形態について図面を参照して説明する。図9は、固定電流端子及び回転電流端子に用いる種々の導電性材料の導電率と引張強度との関係を示している。図9において横軸は、材料の導電率を示し、縦軸は材料の引っ張り強さを示している。また、グラフには各種材料の最大値と最小値をプロットしている。
本発明者は、電流導入端子における固定電流端子及び回転電流端子に用いる導電性材料の種類と、削れ屑の拡散との関係を実験により調べた結果、磨耗が少なく且つ導電率が高い材料を電流導入端子に用いると、削れ屑の拡散防止に効果的であることを見いだした。
まず、JIS規格に示されている、A1050(純アルミ、純度99.5%)、A2024(超ジュラルミン、Al−Cu系合金)、A5052(アルミ材、Al−Mg系合金)、C1100(タフピッチ銅)、C2700(黄銅)、C5191(燐青銅)及びZ3234(クロム銅)の7種類の材料について、引張強度(N/mm2)と導電率(国際軟銅標準による導電率:%IACS)との関係を調べた。
図9に示すようにクロム銅(図中◎印)が450〜540N/mm2と引張強度が高く最も硬いことを示しており、印で示した純アルミ(図中◇印)が59〜147N/mm2と最も軟らかいことを示している。これは、一般的に固定電流端子及び回転電流端子に用いられているアルミ(Al)系の合金は軟らかく、固定電流端子と回転電流端子との摩擦により固定端子が磨耗し、削れ屑が発生しやすいという実験結果を裏付けている。
電流端子に用いる場合には、引張強度が高く硬い材料であっても導電率が低い場合には、通電した際の発熱量が大きいため、電流端子が軟らかくなり摩耗しやすくなる。このため、電流端子に適している材料は、導電率が高いことが望ましいが、導電率が80%IACS以上の材質は、タフピッチ銅(図中●印)とクロム銅の2種類だけであった。実際に、消耗実験を行ったところ、導電率が高いタフピッチ銅及びクロム銅を用いることにより、接触面における削れ屑の発生を大きく低減できた。このことから、電流端子には、導電率が80%IACS以上で且つ引張強度が195N/mm2以上の材料を用いることが好ましい。
第1の実施形態の第1変形例に示した半導体製造装置の固定電流端子1及び回転電流端子2にタフピッチ銅を用いた場合、従来のAl系合金を用いた場合と比べて固定電流端子1の磨耗量が約7分の1に減少し、削れ屑60を大幅に減少させることができた。
このように、半導体製造装置の固定電流端子1及び回転電流端子2にタフピッチ銅を用いることにより、削れ屑60が装置へ及ぼす影響を大幅に低減することができる。さらに、従来、回転により磨耗の激しい固定電流端子1を頻繁に装置から取り外して交換する必要があったが、この交換時期を長くすることができる。例えば、回転数が500RPMの場合には、ウエハ200Sl毎に従来はメンテナンスを行う必要があったが、本実施形態の半導体製造装置においては、ウエハ1200Sl毎にメンテナンスを行えば十分である。
なお、第1の実施形態から第7の実施形態において示した半導体製造装置においても固定電流端子1及び回転電流端子2にタフピッチ銅を用いることにより同様の効果が得られる。
また、各実施形態において半導体製造装置として配線形成工程に用いるめっき装置を例に挙げて説明したが、回転部分を有する導入端子を備えたイオン注入装置及びコーティング装置等についても同様に適用することができる。
本発明の半導体製造装置は、回転摺動部を有する電流導入端子から発生する微細粒子が精密部品であるセンサ等に与える影響を低減し、装置の稼働率及び生産性が高い半導体製造装置を実現でき、回転摺動部を備えた半導体製造装置等に有用である。
1 固定電流端子
2 回転電流端子
4 ハウジング部材
5 カソード電極
7 ウェハ
8 コンタクトシール
9 電源
10 アノード電極
11 めっき槽
12 めっき液
15 保持盤
16 インデックスセンサ
17 インデックスホィール
19 近接センサ(磁気型)
22 配線
23 配線
24 配線
25 エンコーダ
27 回転軸
31 飛散防止部材
32 飛散防止部材
34 ブラシ
35 接触面カバー
36 インデックスセンサカバー
41 吸引機構(回収機構)
42 吸引ノズル
43 吹き出し機構
44 チューブ
45 吹き出しノズル
51 筐体
60 削れ屑
2 回転電流端子
4 ハウジング部材
5 カソード電極
7 ウェハ
8 コンタクトシール
9 電源
10 アノード電極
11 めっき槽
12 めっき液
15 保持盤
16 インデックスセンサ
17 インデックスホィール
19 近接センサ(磁気型)
22 配線
23 配線
24 配線
25 エンコーダ
27 回転軸
31 飛散防止部材
32 飛散防止部材
34 ブラシ
35 接触面カバー
36 インデックスセンサカバー
41 吸引機構(回収機構)
42 吸引ノズル
43 吹き出し機構
44 チューブ
45 吹き出しノズル
51 筐体
60 削れ屑
Claims (16)
- 半導体基板を一の面に保持する盤状の保持部と、
一方の端部が前記保持部の他の面に設けられた回転軸と、
前記回転軸の他方の端部に設けられ、前記保持部と共に回転する回転端子と、
前記回転端子と接することにより前記回転軸に対して垂直な方向に回転摺動面を形成し且つ電源部と電気的に接続され、前記回転端子を介して前記半導体基板に電流又は電圧を印加する固定端子と、
前記回転軸の回転状態を検出するセンサ部と、
前記回転摺動面と前記保持部との間に設けられ、前記固定端子と前記回転端子とが摺動する際に発生する微細粒子から前記センサ部を保護する保護手段とを備えていることを特徴とする半導体製造装置。 - 前記保護手段は、前記回転摺動面と前記センサ部との間に設けられた、前記微細粒子の飛散経路を遮断する板状部材であることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
- 前記保護手段は、前記回転摺動面と前記センサ部との間に設けられた、前記微細粒子の飛散経路を遮断するフィルム部材であることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
- 前記フィルム部材は、粘着性を有していることを特徴とする請求項3に記載の半導体製造装置。
- 前記保護手段は、前記回転軸の周囲に前記回転摺動面を囲むように設けられた断面形状が袋状の袋状部材であることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
- 前記保護手段は、前記微細粒子を吸引する吸引機構であることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
- 前記吸引機構は吸引口を有し、
前記吸引口は、前記回転摺動面と対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の半導体製造装置。 - 前記保護手段は、前記センサ部の近傍に設けられたノズルを有し、該ノズルからガスを噴出するガス噴出機構であることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
- 前記ノズルの先端部は、前記センサ部に対向して配置されていることを特徴とする請求項8に記載の半導体製造装置。
- 前記ガスは、窒素であることを特徴とする請求項8又は9に記載の半導体製造装置。
- 前記センサ部は、前記回転軸に設けられた盤状のインデックスホィールと前記インデックスホィールの位置を検出するインデックスセンサとを含み、
前記保護手段は、前記インデックスセンサに設けられ、前記インデックスホィールの上面を清掃する第1のブラシ状部材であることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。 - 前記インデックスセンサは発光部及び受光部を有する光学式センサであり、
前記保護手段は、前記インデックスホィールに設けられ、前記発光部及び受光部の少なくとも一方を清掃する第2のブラシ状部材を含むことを特徴とする請求項11に記載の半導体製造装置。 - 前記センサ部は、前記回転軸に設けられた盤状のインデックスホィールと前記インデックスホィールの位置を検出するインデックスセンサとを含み、
前記保護手段は、前記インデックスセンサを覆うインデックスセンサカバー部材であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 前記保護手段は、前記回転軸を中心に前記固定端子、回転端子及び回転軸を囲む外枠部材を含み、
前記センサ部は、前記回転軸に設けられた盤状のインデックスホィールと、前記外枠の外側に設けられた近接センサであり且つ前記インデックスホィールの位置を検出するインデックスセンサとを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。 - 前記固定端子は、前記回転端子が嵌合する凹部を有していることを特徴とする請求項1から14のうちいずれか1項に半導体製造装置。
- 前記固定端子及び前記回転端子は、タフピッチ銅を含むことを特徴とする請求項1から15のうちいずれか1項に記載の半導体製造装置。
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