JP2006248607A - シルバーパック - Google Patents

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業雄 田中
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Abstract

【課題】紙パックの接着封止で組立られた開口部の注ぎ口は、開口に握力の弱い老齢者や爪を伸ばした若い女性には困難が伴うが、強い力を必要とせずに容易に開口し注ぎ口を引き出すことができる紙パック容器を提供する。
【解決の手段】容器上端部四辺を内側に折り曲げ合掌造りに上端を接着貼合わせた一辺に、折り畳んで内蔵された注ぎ口の上端を超した長さと幅の有る切り込みで剥離部を設け、他辺に剥離部と対面する切削部との段差を用い剥離部を適度な角度に剥離する。剥離即ち接着面の減少は開口部の開口を容易にし、同時に内蔵されていた注ぎ口が露出され密着する注ぎ口上端を指先で摘まみ容易に引き出すことができる。
【選択図】 図 6

Description

本発明は、紙製包装容器に関するものである。
従来、紙製包装容器を紙パックの名称で拡く大量に使用され、特に牛乳やジュース類などの飲料には必需なもので有るが、使用に当たって各種な難点が在り、不便解消の為に幾多の発明や新案が出願されている。文献的には例えば、特開平11−70935号広報には、注ぎ口の開口を容易にするため、注ぎ口の内面紙を折返し間隙を作るものや、実用新案登録第3096125号広報には、開口部に翼を設け翼を引張って開口する方法が記載されている。
上記の特許文献は開口問題を主題とした出願であり、これら文献以外にも類似主題の出願が多数有る。注ぎ口に全く手を触れず注ぎ口の周囲に紐を付け、紐を引っ張って衛生的に開口するものも有る。
多数の出願の大概は、若・壮年を基礎的に対象として有り、握力や感覚は万全で有ることを前提にして研究考案されている。
本発明は衰えた握力・視力・感覚となった高令者で、若・壮年者には理解し難い高年令の消費利用者を対象にしたものである。
従前は家族制の充実から老年に至れば、若年の家族が多面で補助保護を行ったが、近来に於ては年令層別に分住し働力補助はほとんど無い実状であるうえ、健康改善で長寿が進み老年家族の増加が一般的となっている。
老年家族も、牛乳、フルーツジース、健康茶などを日常的に利用消費していて、その容器は一般の若・壮年層と同様の紙パックに収納されたものを用い何ら保護されていない。
高令者即ちシルバー族は毎日紙パックを使用しながら、若・壮年層でも苦渋する密着封止の糊つけ部を困苦しながらこじ開けて開口する容器を使用し、適応品を選択する余地のない単独唯一の機能の現在の紙バックを使用しているが、本問題は万人が最終には絶対的に到達に至る衰え問題であり、放置されてはならない問題である。
使用に当たり問題となる難関とは握力、神経、視力の劣化による困難である。具体的に表記すれば第一難関は注ぎ口を取り出す開口部の封止接着を破壊し左右に開放(オープン)に必要な破壊力の握力の劣りで力量が不足し開放に難渋することであり、第二に左右に開く折畳状態の注ぎ口部の上端となる区分間隙の発見が、劣った視力と注意力とが発見を困難とすることである。
本発明は時代の経過と共に増加し続ける老令シルバー族用の紙パックの提案であり、従来の製造工程に順応する作業或は部品を用いて所要の目的を達成するもので、経済的にも加重されずに実施できるものである。。
従来の、紙パックは破損に耐えられる肉厚の紙質で、四面正方形に構成された底のある箱型で、上部が2面を含掌造りに貼合わせた形態である。
飲料注出には合掌造りの一端の2重に接着された合掌三角形を、両手で接着を破壊して平板状に圧し開けて折り畳まれていた注ぎ口を露呈するものである。
露呈された注ぎ口の上端は、強力な接着圧力で他辺に没入し上端区分が紛ぎらはしく老令弱視には発見摘出が非常な困難作業となる。
注ぎ口区画を発見後も難題は継続され、発見区画を他辺と分離し折り畳まれた注ぎ口の引き出し手段の工夫である。ある時は小物を差し挟みこじ開け、又は瓜先で掘り出すなどの方法を用いている。
本発明はこれらの難題を解決するため、上端開口部の重貼辺に剥離部と切削部を設け開口第1作業として剥離部の剥離を行う。
第1作業の剥離部の剥離は上端接着部の接着面の剥離で、即ち接着面の減少であって接着効力の減少となり、開口のためのオープンに握力が少なくて済むい事になる。これは高令者の握力で充分に開口できることである。
又、本発明のオープン用切込装置は、従来の紙パック製作工程に大きな工程変化や増加は無く、設備資金の追加も必要とせずに採用可能な最適な改良である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例に係る紙製シルバーパック容器1の斜視図である。
紙製シルバーパック容器1は、四面正方形で下端部を内側に折り畳み封止で底部を形成し、上端部四辺の2辺3Aと3Bを内側に合掌造りに折り曲げ、他の二辺の上下幅を短縮し合掌造りの下に折り曲げ、四辺を上端で結束し接着剤で接着して重貼6する。
重貼6された接着部の開口部となる位置に切り込みによる剥離部5を設ける。
図2は、容器上端部側断面図である。
角筒状容器の一辺3Aと他の一辺3Bが合掌造りに構成され上端は接着剤で重貼される。一辺3Aの適当なる位置に一定の幅をもつ、上から下に向け切り込みによる剥離部5を設け、他の一辺3Bに剥離部5に対峙する位置の上端を切削した切削部8を設ける。
図3は、容器上端部平面展開図である。
角筒状容器1の上端部における剥離部5及び切削部8又注ぎ口4の状態を表すもので、各辺は折り目7により折り畳まれる。
図4は、容器上端部剥離状態側断面図である。
容器の一辺3Aの先端に設けた剥離部5を剥離した状態を示すもので、剥離部5を一定のの角度に折り曲げて倒すと、閉塞されていた折り畳んだ注ぎ口2が露呈する。
図5は、容器上端部剥離状態斜視図である。
図4を実施状態に斜視したもので、開口部に当たる上端重貼6接着部の約3分の1が剥離され接着域の減少が確認でき、特に剥離が図示の右先端に近い処に始まることは、接着域の少ない処から始まることで接着力が弱く強い力を必要とせずに開口部をオープンできるものである。
図6は、容器上端部開口状態斜視図である。
合掌造りの一辺3Aと他辺3Bの両端を圧し開きオープンし、折り畳まれていた注ぎ口2の上端が伸延し直線で出現する。一辺3Aにある剥離部5が外側に倒されているので空隙が出現し、指先を入れ注ぎ口4上端に当て手前に引き出せば容易に注ぎ口4が引き出せる。
図7は、容器上端部注ぎ口完成図である。
注ぎ口4を引き出し内容の飲料品を注ぎ終われば、注ぎ口4を再び折り畳んで旧状に戻し貯蔵する。剥離部5は現状のまま放置するも又旧に近い状態に戻し貯蔵するも自由である。
シルバーパック容器の斜視図。 容器上端部側断面図。 容器上端部平面展開図。 容器上端部剥離状態側断面図。 容器上端剥離状態斜視図。 容器上端開口状態斜視図。 注ぎ口引き出し完成図。
符号の説明
1 シルバーパック容器 5 剥離部
2 折り畳み注ぎ口 6 重貼部
3A 容器壁面 7 折り畳み用折り目
3B 同 8 切削部
4 注ぎ口

Claims (2)

  1. 飲料用紙パックの二重構造に貼合する折畳形状の注ぎ口の開口に資する、一面に切込剥離部を設け他面を押出す機能を、容器上端貼合部に設けたことを特徴とする飲料用紙パック容器。
  2. 製箱の接着を高年令層を対象に筋力の衰えを擁護する強弱を施し、注ぎ口の開口を容易にしたことを特徴とする飲料用紙パツク容器。
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