JP3141169U - 片手開封式ポーション容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】コーヒー、紅茶のミルクやガムシロップ等、液体入り密閉容器等で使用されている容器は、開封する際に片手で容器を押さえ、もう一方の手で蓋シートをめくり上げ開蓋していた。そこで、片手だけで蓋を簡単、迅速に開封が可能なポーション容器を提供する。
【解決手段】ポーション容器の一部に、くちばし状の注ぎ口を設けて開蓋時の開口と開口面積を確保した。又、蓋部を片手で開封できるように容器の上周縁部に折り目線と破断線を設けて、蓋を開ける際に指先で蓋部を引き上げる力で注ぎ口のふちに設けた破断線が破断して、上周縁部に設けた折り目線が支点となり折れることで開封できる。これにより容器の蓋部分を支点となる折り目まで開封したことにより容器の一端の注ぎ口が開口部となる。
【選択図】図1
Description
本考案は、ポーション容器の改良により片手で蓋部を開封可能で、素早く簡単に容器内の液体などを注ぐことが可能なポーション容器に関するものである。
コーヒー、紅茶などのミルク、アイスコーヒー、アイスティーなどのガムシロップ、化粧品、医薬品などの容器等、広い分野で使われているポーション容器は、蓋部開封の際に片手で容器を押さえ、もう一方の手で剥離可能な蓋シートをめくり上げて行なう二度手間な開封の仕方であり両手を使える健常者向けの方法であった。又、力の加減により開封時に内容物が衣服に飛び散ってしまう場合もあった。片手開封が可能な容器は、他にも存在するが、その場合の開
封手段は、容器を指でつまんで容器内側に加圧して変形させ蓋シールを剥離して容器のたわみにより開口する物などで、この方法では、輸送時などに圧縮されたり力が掛かると開封してしまう可能性が考えられる。本考案は、そのような不安も最小限に回避できる方法である。この考案により例えば、片方の手の親指と中指か薬指で容器の上周縁部をつまんで押さえ人差し指でフラップ部を引き上げるだけで、簡単、迅速に開封が可能になり開口部が使用者側に向かないので、万が一に内容物が飛び散っても衣服を汚さずに済む。片手の不自由な方、高齢者、子供でも簡単に開封できる。たとえば、コーヒー、紅茶などのミルク、アイスコーヒーやアイスティーなどのガムシロップ、さまざまな食用液体入り容器、化粧品、医薬品のどの広い分野で使われている多様な形状のポーション容器などに対応できる。この様なポーション容器は、過去の文献を検索しても1件も見出すことが出来なった。
封手段は、容器を指でつまんで容器内側に加圧して変形させ蓋シールを剥離して容器のたわみにより開口する物などで、この方法では、輸送時などに圧縮されたり力が掛かると開封してしまう可能性が考えられる。本考案は、そのような不安も最小限に回避できる方法である。この考案により例えば、片方の手の親指と中指か薬指で容器の上周縁部をつまんで押さえ人差し指でフラップ部を引き上げるだけで、簡単、迅速に開封が可能になり開口部が使用者側に向かないので、万が一に内容物が飛び散っても衣服を汚さずに済む。片手の不自由な方、高齢者、子供でも簡単に開封できる。たとえば、コーヒー、紅茶などのミルク、アイスコーヒーやアイスティーなどのガムシロップ、さまざまな食用液体入り容器、化粧品、医薬品のどの広い分野で使われている多様な形状のポーション容器などに対応できる。この様なポーション容器は、過去の文献を検索しても1件も見出すことが出来なった。
前記従来使用されているポーション容器は、開封する際は、必ず片手でポーション容器を押さえ、他方の手の指で容器の上周縁部に接着密閉された蓋シートをめくり上げ開蓋していた。面倒であり効率が良くない。本考案は、前期課題を解決すべくなされたもので、片手だけで蓋シールで接着された容器を簡単、なお且つ効率よく開封できて内容物を出すことが可能なポーション容器を提供しようとするものである。
課題を解決すべく円形箱状容器の場合は、一端に張り出した、くちばし状の注ぎ口を設けた。容器の形状が四角形や三角形等の多角形箱状の場合は、角になる部分にくちばし状の注ぎ口を備えた。これは、蓋部を開封した際に内容物の排出口と、その開口面積を確保する為であり、内容物の液体を注ぎ易くすることも出来る。
次に、蓋部は、従来の方法と同じに容器の上周縁部に蓋シートを接着密閉させるが、片手とその指先で開封出来る様にポーション容器の上周縁部を加工した。開封時の支点となる折り目を容器の上周縁部に設けた。折り目は、容器上周部の素材の厚みよりも薄くすることで折れ曲がり易くした。
開蓋時の力を加えることで容器から破断できる切り込み線を容器の上周縁部に注ぎ口の形に沿って設けた。開蓋時に指を掛けやすくする為に容器の上周縁部を注ぎ口の大きさよりも張り出してフラップ部を設けると効果的である。蓋部を上部に指で引き上げることにより力が破断線に加わり破断して上周縁部と分離した後、折り目線を支点として開蓋を可能にした。以上の考案により課題を解決した。接着密閉された蓋シールを指で剥離させずに開封できて、更に製造工程も従来の方法と大きな変更なしで済む。
本考案のポーション容器の改良により使用者は、両手を使って接着密閉された蓋シールを指で剥離させずに開封できる。例えば、片方の手の親指と中指や薬指で容器の上周縁部をつまんで押さえ人差し指でフラップを引き上げるだけで、簡単、迅速に開封が可能になる。また、開口部が使用者側に向かないので、万が一に内容物が飛び散っても衣服を汚さずに済む。これで、片手の不自由な方や高齢者、子供でも簡単に開蓋可能になる。更に製造工程も従来の方法と大きな変更なしで済む。
以下、添付図面に従って説明する。たとえば、コーヒー、紅茶などのミルク、アイスコーヒーやアイスティーなどのガムシロップ、さまざまな食用液体入り容器、化粧品、医薬品のどの広い分野で使われている多様な形状のポーション容器1は、内容物を充填する凹部3を備えて円形箱状または、三角形や四角形等の多角形箱状に形成され、且つ前記凹部3の上部に張り出した上周縁部4を設けて蓋シート9を接着固定して形成されている。
そして本考案は、前記構成より成る図1の円形箱状のポーション容器1の凹部の一部に図4の様にくちばし状に張り出す注ぎ口6を備えた。これは、開封後の開口部と開口面積を確保する役割と内容物を注ぎ易くするためである。
図3の三角形や図2の四角形等の多角形箱状に形成されポーション容器1の場合、凹部3の一端の角となる部分に張り出した、くちばし状の注ぎ口6を三角形箱状の場合は図6の様に備えて、四角形箱状の場合は図5の様に備えることで開口部と開口面積を大きくした。
開封作業時に指先を掛け易くしたり力を加え易くするため上周縁部をやや大きく張り出させてフラップ部5を設けるのも効果的である。
次に開封を片手とその指先で簡単に開封できる様に上周縁部4に注ぎ口6の形状に沿って、破断線7を備える。これは、開封時に指先で上に引き上げる力で、破断線7に加圧され上周縁部4と分裂する。厚みを薄くしたり、切り込み等で破断し易くした。
破断線7で分裂した、上周縁部4が次に折れ目線8を支点として、加わった力で折れ曲がり開封することで、注ぎ口6が開口部となる。折れ目線8部分の厚みを薄くすることで曲がり易くした。接着密閉された蓋用シートも同時に折れ目線8で折れ曲がる。
前記の考案により、使用者は、従来の様にポーション容器1を片方の手で押さえ、もう一方の指先で接着密閉された蓋シート9をめくり上げる二度手間の必要がなく、片手とその指先のみで素早く、簡単に開封を可能にした。
1 ポーション容器
2 容器底面
3 凹部
4 上周縁部
5 フラップ部
6 くちばし状の注ぎ口
7 破断線
8 折れ目線
9 蓋用シート
10 開口部
2 容器底面
3 凹部
4 上周縁部
5 フラップ部
6 くちばし状の注ぎ口
7 破断線
8 折れ目線
9 蓋用シート
10 開口部
Claims (1)
- 片手の動作で簡単、迅速に開封して液状内容物を取り出せる様に多様形箱状の容器の開封時に内容物の排出口と開口面積を確保するため容器に、くちばし状の張り出した注ぎ口を設けて、容器上面の蓋シートが接着固定されている注ぎ口の上面に開封時に支点となり折れ曲がる折り目と、開封時の力により破断して容器の上周縁部から分裂する破断線を排出口と同形状で設けて、容易開封を可能にした、片手開封式ポーション容器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000679U JP3141169U (ja) | 2008-02-12 | 2008-02-12 | 片手開封式ポーション容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000679U JP3141169U (ja) | 2008-02-12 | 2008-02-12 | 片手開封式ポーション容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3141169U true JP3141169U (ja) | 2008-04-24 |
Family
ID=43291239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008000679U Expired - Fee Related JP3141169U (ja) | 2008-02-12 | 2008-02-12 | 片手開封式ポーション容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141169U (ja) |
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2008
- 2008-02-12 JP JP2008000679U patent/JP3141169U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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