JP2006245345A - 半導体受光素子 - Google Patents

半導体受光素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2006245345A
JP2006245345A JP2005059640A JP2005059640A JP2006245345A JP 2006245345 A JP2006245345 A JP 2006245345A JP 2005059640 A JP2005059640 A JP 2005059640A JP 2005059640 A JP2005059640 A JP 2005059640A JP 2006245345 A JP2006245345 A JP 2006245345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
receiving element
type
window layer
semiconductor light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005059640A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Makita
紀久夫 牧田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2005059640A priority Critical patent/JP2006245345A/ja
Publication of JP2006245345A publication Critical patent/JP2006245345A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

【課題】
現在高速の光インターコネクションに使用できる波長帯域として期待されている、波長1μm付近の広い波長域を、高効率かつ高速に受光することが可能な半導体受光素子を提供する。
【解決手段】
半導体基板11上に、入射光を吸収する光吸収層13を含む半導体層より形成される半導体受光素子1であって、光吸収層13の入射光側に形成された窓層14を有し、窓層14の禁制帯エネルギーが1.4eV以上であり、窓層14の層厚が0.5μm以下である半導体受光素子。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体受光素子に関するものであり、特に波長1μm付近の広い波長領域の光を、高効率かつ高速に受光する半導体受光素子に関するものとする。
光通信、光情報、光計測、光加工の各分野において、光信号を電気信号に変換する光電変換素子として、半導体受光素子が用いられている。現在、高速の光インターコネクションに使用できる波長帯域として、波長1μm付近の光に期待が集まっている。そこで、波長1μm付近の広い波長帯域の光を、単一受光素子によって、高速に光信号を高効率に処理できる半導体受光素子が必要となる。
現在開発されている受光素子は、情報処理、データ通信に使用される1μm以下の波長帯域に用いられる半導体受光素子と、ファイバー損失の少ない1μm以上の光波長帯域に用いられる半導体受光素子に分かれている。
半導体受光素子において、信号処理に必要な波長帯域によって、使用される半導体材料が決定されている。これは、吸収する波長帯域が半導体材料の禁制帯エネルギーによって決まるためである。
前述の情報処理、データ通信に使用される1μm以下の波長帯域では、Si系あるいはGaAs基板上に格子整合したAlGaAs系等が主に用いられていた。しかしながら、SiやAlGaAsの禁制帯エネルギーから、波長1μm以上の光信号を受光することは、不可能である。このことから、1μm付近に広い波長帯域を持つ半導体受光素子を作成することができないことになる。
これらに対して、前述のファイバー損失の少ない1μm以上の光波長帯域に用いられる半導体受光素子は、この半導体受光素子の吸収層に用いられる半導体の禁制帯エネルギーが小さいため、よりエネルギーの高い波長1μm以下の光を吸収することが可能である。
特許文献1においては、InGaAsP系の半導体受光素子を用いて、窓層に光吸収層と格子定数が一致する組成のAlIn1−yAsを用いることによって、窓層による短波長側の吸収を低減して分光感度波長帯域を拡大している。
しかしながら、窓層における入射光の吸収によって生じる電子が、電子の拡散長が長いために、拡散走行によって光吸収層に注入され、この光吸収層に流れ込んだ電子は、拡散電流として遅い成分として寄与するために、高速に光信号を処理することができないという問題があった。
ここで、従来構造の一例として、InGaAsP系半導体受光素子90の構造を図12に示す(例えば特許文献1)。このInGaAsP系半導体受光素子90は、InP基板91上に、格子整合したn型InPバッファ層92、i型InGaAs光吸収層93およびp型InP窓層94が形成されている。n型InPバッファ層92は、InP基板91とi型InGaAs光吸収層93との格子定数の違いから生じる不整合を緩和させるために設けられている。
入射した信号光はi型InGaAs光吸収層93で吸収され、光キャリア(電子・正孔対)に変換される。この光キャリアが、外部電界によりドリフト走行することによって、光電流として取り出される。i型InGaAs光吸収層93は、InGaAsの禁制帯エネルギー(0.75eV)以上の光エネルギーを有する信号光が受光可能である。
p型InP窓層94は、i型InGaAs光吸収層93に発生する光キャリアの表面再結合を防ぐために設けられている。i型InGaAs光吸収層93に直接光を入射させると、ほとんどの光キャリアが入射側のi型InGaAs光吸収層93表面近傍で発生する。
このとき、i型InGaAs光吸収層93の表面にできる酸化膜などによって、表面近傍で発生した光キャリアは動くことができず、表面近傍でホールと電子の再結合がおこり、熱によってエネルギーが拡散してしまう。このため、i型InGaAs光吸収層93表面近傍で発生する光キャリアは、信号成分として寄与することができない。この現象を表面再結合という。表面再結合がおこると、半導体受光素子の光電効率及び光電変化の高速性に著しい劣化を招く。
表面再結合による光電効率の劣化を防ぐために、i型InGaAs光吸収層93の禁制帯エネルギーより大きな禁制帯エネルギーを有するp型InP窓層94を入射光側に積層している。そのため、InPの禁制帯エネルギー1.35eV以上(波長0.92μm以下)の光信号はp型InP窓層94に吸収される。これにより、i型InGaAs光吸収層93には、波長0.92μm以下の光をカットオフした光が入射されることになる。
しかし、電子の拡散長が長いために、p型InP窓層94に発生した電子の一部が、拡散走行によってi型InGaAs光吸収層93に注入される可能性が高い。i型InGaAs光吸収層93に流れ込んだ電子は、拡散電流として遅い成分として寄与するために、高速応答が要求される半導体受光素子では問題が生じる。
i型InGaAs光吸収層93に電子が流れ込むのを防ぐために、従来では、p型InP窓層94を1μm以上の厚い層で作成している。このことにより、厚い層の中で電子が再結合をおこすために、i型InGaAs光吸収層93には電子が流れ込まなくなる。しかしながら、窓層を厚い層で形成することは、光変換効率の低下につながり、高効率の面で問題が生じていた。
特開平02−100379号公報
以上のように、従来のInGaAsP系受光素子においては、波長1μm以下の光の受光感度を持つことができない構造を形成していた。また、窓層に発生する電子の影響によって、高速に光信号を高効率に処理できる半導体受光素子が開発されていなかった。
本発明の目的は、単一素子で波長1μm付近の広い波長領域を、高効率、高速に受光できる半導体受光素子を提供することにある。
本発明の一つの態様に係る半導体受光素子は、半導体基板上に、入射光を吸収する光吸収層を含む半導体層より形成される半導体受光素子であって、前記光吸収層の入射光側に形成された窓層を有し、前記窓層の禁制帯エネルギーが1.4eV以上であり、前記窓層の層厚が0.5μm以下であるものである。前述の禁制帯エネルギーを持つ物質で形成され、層厚が0.5μm以下の窓層を用いることによって、波長1μm付近の広い波長域を高効率かつ高速に受光することが可能な半導体受光素子を提供することができる。
また、前記光吸収層の前記半導体基板側に、アバランシェ増倍層と電界緩和層を有してもよい。さらに、前記光吸収層と前記窓層の間に、電子障壁層を有し、前記電子障壁層の層厚が0.1μm以下であるとよい。さらにまた、前記窓層が2種以上の電子親和力の異なる半導体多層膜で形成される半導体受光素子でもよい。
本発明の他の態様に係る半導体受光素子の製造方法では、半導体基板上に、入射光を吸収する光吸収層を形成し、前記光吸収層の入射光側に、禁制帯エネルギーが1.4eV以上の物質を用いて窓層を0.5μm以下の層厚で作成する半導体受光素子の製造方法である。
本発明により、波長1μm付近の広い波長域を高効率かつ高速に受光することが可能な半導体受光素子を提供することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
本実施の形態に係る半導体受光素子1の構造を図1に、半導体受光素子1に関するバンドギャップ図を図2に示す。基板11上に、格子整合したn型バッファ層12、光吸収層13、p型窓層14が形成されている。n型バッファ層12は、基板11と光吸収層13との格子定数のずれを緩和するために作成されている。
半導体受光素子1に入射された光は、p型窓層14を通り、光吸収層13にて吸収される。光吸収層13にて吸収された光のエネルギーによって、光キャリア(電子・正孔対)が発生する。この光キャリアは外部電界を印加されることによって、ドリフト走行して電流信号として取り出されることになる(図2参照)。
ここで、光吸収層13に吸収される光の波長域は、光吸収層13を構成する物質によって決定される。また、半導体受光素子1に入射された光のエネルギーがp型窓層14を構成する物質の禁制帯エネルギーよりも大きい場合には、p型窓層14においても吸収がおこる。
本実施の形態においては、p型窓層14の禁制帯エネルギーは1.4eV以上とする。このことにより、従来のInP窓層を用いた半導体受光素子では0.92μm以上の波長域の光を受光可能であったが、本実施の形態においては、受光可能な短波長側の波長域が0.8μm付近まで拡大する。また、p型窓層14での吸収を制限し光吸収層13での吸収を増大させることが可能となり、高効率の半導体受光素子を得ることが可能となる。
p型窓層14に用いられる物質としては、InAlAs、AlAsSb、InAlGaAs、AlGaAsSbが良い。これは、これらの物質の禁制帯エネルギーが1.4eV以上で、通常使用されるInP基板に格子整合する物質であるからである。
また、本実施の形態においては、p型窓層14の膜厚は0.5μm以下とする。これは、p型窓層14の膜厚を薄くすることによって、p型窓層14に発生した電子の拡散時間を短くしている。このため、p型窓層14に発生する電子が拡散することによって高周波領域の光信号がノイズに埋もれてしまうことを防ぐことができ、光信号の数十GHz以下のの高周波数領域において、信号の検知を可能にしている。このことから、従来のInP層をp型窓層に用いた受光素子よりも、光信号の周波数帯域を高周波数側に広げることが可能となる。
半導体受光素子1に入射された光のうち、光エネルギーが1.4eV以下(波長0.88μm以上)の信号光は、光吸収層13で吸収され、光キャリアが発生する。この光キャリアは、外部電界によりドリフト走行して電流信号として取り出される。ドリフト走行は、高速な現象であるため、高周波数帯域に影響を及ぼさない。
一方、光エネルギーが1.4eV以上(波長0.88μm以下)の信号光は、p型窓層14と光吸収層13の双方で吸収される。光の吸収は、一般的に指数関数的な吸収プロファイルを有している。p型窓層14で発生した光キャリアのうち、電子は、再結合による消滅または、拡散走行により光吸収層13に注入され、正孔は、再結合または、誘電緩和によって消滅する。このような光キャリアの振舞の相違は、電子の拡散長が正孔と比べて圧倒的に長いことに起因する。
一般に拡散による走行時間tは、p型窓層14の層厚をd、拡散定数をDとすると、t=d/2Dで与えられる。p型窓層14の膜厚を0.5μm以下とすることによって、電子の拡散走行時間がサブナノ秒オーダーとなり、p型窓層14に生じる電子の拡散が影響を及ぼす光信号の周波数帯域が、数十GHzオーダーになる。このため、数十GHzオーダーまでの高周波数までの光信号を受信可能な半導体受光素子を得ることが可能となる。
図3に、本発明に係る半導体受光素子1の波長―感度特性を示す。p型窓層14の禁制帯エネルギーを1.4eV以上とし、層厚を0.5μm以下にすることによって、短波長側の吸収端が、従来構造と比較して大きく拡大している。また、高速の光インターコネクションとして適用可能な波長1μm付近での感度も増大している。
図4に、本発明に係る半導体受光素子1の高周波特性を示す。測定信号波長は、1μmである。従来構造では、p型窓層14で発生した電子が、拡散電流として影響するために5GHz以下での応答に劣化が生じる。これに対し、本発明に係る半導体受光素子1では、拡散電流の影響が除去され、20GHz以上の高周波数帯域においても、十分な信号強度を有している。
以上のように、本実施の形態においては、p型窓層14を構成する半導体の禁制帯エネルギーを1.4eV以上とし、p型窓層14の膜厚を0.5μm以下にすることによって、受光可能な波長域が短波長側に広がり、周波数の高い光信号を高効率に受信することができる。これらのことより、光通信などに必要とされる波長1μm付近の広い波長域を高効率かつ高速に受光することが可能な半導体受光素子を得ることが可能となる。
実施の形態2.
第2の実施の形態に半導体受光素子2は、p型窓層と光吸収層の間に電子障壁層が挿入されている。半導体受光素子2の構造を図5に、半導体受光素子2に関するバンドギャップ図を図6に示す。構成要素や動作原理で実施の形態1と同様のものは省略する。
基板11上に、格子整合したn型バッファ層12、光吸収層13、p型窓層14が形成されている。光吸収層13とp型窓層14の間には、0.1μm以下の電子障壁層15が挿入されている。
p型窓層14の禁制帯エネルギーは1.4eV以上とし、p型窓層14の膜厚は0.5μm以下とする。このことにより、本実施の形態に係る半導体受光素子2においては、受光可能な波長域が短波長側に広がり、周波数の高い光信号を高効率に受信することが可能となる。
本実施の形態では、電子障壁層15が光吸収層13とp型窓層14の間に挿入されている。電子障壁層15は、p型窓層14に対して、正の伝導帯不連続を形成するような電子親和力を有している。このことによって、高速応答上問題となる、p型窓層14に生じる電子の拡散走行を、ブロックしている。
以上のことより、p型窓層14に生じる拡散電子が、信号電流に寄与することを防ぐことができ、光信号の高周波数領域における信号強度に影響を及ぼすことがなくなる。ここで、電子障壁層15は、半導体受光素子2に入射された光を吸収するので、高効率化の観点より0.1μm以下という薄い層で形成する。また、電子障壁を十分に果たすために、p型窓層14に対し50meV以上の伝導帯不連続量を有している必要がある(図6参照)。
以上のことから、電子障壁層15を光吸収層13とp型窓層14の間に挿入することにより、波長1μm付近の広い波長域が受光可能で、周波数の高い光信号を高効率に受信することが可能な半導体受光素子を得ることが可能となる。
実施の形態3.
第3の実施の形態に半導体受光素子3は、p型窓層が電子親和力の相違する層の多層膜構造で形成されている。半導体受光素子3の構造を図7に、半導体受光素子3に関するバンドギャップ図を図8に示す。構成要素や動作原理で実施の形態1と同様のものは省略する。
基板11上に、格子整合したn型バッファ層12、光吸収層13、多層構造を有するp型多重膜窓層18が形成されている。p型多重膜窓層18は、電子親和力が相違する多層構造層16、17から形成されている。
p型多重膜窓層18を構成する多層構造層16、17の禁制帯エネルギーは1.4eV以上とし、p型多重膜窓層18の総膜厚は0.5μm以下とする。
多層構造層16、17の電子親和力が相違することによって、電子親和力の小さい層が、電子障壁層として働くことになる。また、前述の電子親和力の小さい層が光吸収層13側に形成されている。このことにより、p型多重膜窓層18中で生じる電子の拡散を、ブロックすることが可能となる。
ここで、電子障壁を十分に果たすためには、多層構造層16と多層構造層17とには、50meV以上の伝導体不連続量を有している必要性がある。また、p型窓層に多層構造をとることによって、p型多重膜窓層18中で生じる電子の拡散を、より効率的に、ブロックすることが可能となる(図8参照)。
この結果、p型多重膜窓層18に生じる拡散電子が、信号電流に寄与することを防ぐことができ、光信号の高周波数領域における信号強度に影響を及ぼすことがなくなる。光信号の高周波特性に影響を及ぼすことがなくなる。このことにより、光信号の高周波数特性の良い半導体受光素子を得ることが可能となる。
実施の形態1、2、及び3における本発明の適用は、通常の半導体受光素子のみではなく、アバランシェ増倍型半導体受光素子においても適用可能である。例えば、実施の形態1における本発明をアバランシェ増倍型半導体受光素子に適用した半導体受光素子の構造図が図9にあたる。
半導体基板11上に、格子整合したバッファ層12、増倍層19、電界緩和層20、光吸収層13、及びp型窓層14が積層されており、p型窓層14は、禁制帯エネルギーが1.4eV以上の物質で形成され、層厚が0.5μm以下となっている。
本発明をアバランシェ増倍型半導体受光素子に用いることによって、広帯域、高効率の特性を有するアバランシェ増倍型半導体受光素子を作成することが可能となる。
また、本発明を適用した半導体受光素子を用いた光通信装置、光計測装置、光加工装置は、広帯域の光信号を扱うことができるようになる。
実施例1.
本実施例における半導体受光素子の構造を、図1を参照にして説明する。InP基板11上に、格子整合したn型InPバッファ層12、i型InGaAs光吸収層13(層厚1μm)及びp型InAlAs窓層14が形成されている。
p型InAlAs窓層14に用いるInAlAsは、InP基板11に格子整合した組成比で作成されている。このときのInAlAsの禁制帯エネルギーは1.49eV(光波長0.83μmに相当)である。また、p型InAlAs窓層14の膜厚は0.5μm以下とした。ここで、pn接合径を25μmΦとした。
従来構造のInP窓層を用いた場合に波長0.92μmが短波長側の限界であったのに対して、p型InAlAs窓層14を用いることにより、短波長側の波長域が0.8μm付近にまで拡大した。
本実施例においては、波長域0.80μm〜1.65μmにおいて、光・電流交換効率が70%以上得られた。また、信号波長1μmにおいては、30GHz以上の高周波特性を得た。
短波長限界が禁制帯エネルギーから予測される理論値より短波長側に拡大しているのは、p型窓層で発生した光キャリアのうち電子が、拡散走行により光吸収領域に注入され、拡散電流として寄与しているためである。
このp型窓層の影響は、波長0.85μm以下で顕著に生じており、遅い拡散電流成分として帯域に影響を与える。しかしながら、本実施例においては、p型InAlAs層の層厚を電子の拡散距離に比べて十分に薄くしたために、高い周波数帯域における信号電流の劣化が少ない。このため、波長0.85μmにおいても20GHz程度の高速特性を得ることができた。
本実施例では、p型窓層14はInAlAs層であったが、InP基板11に格子整合が可能なAlAsSb層でも適用可能である。AlAsSbは、禁制帯エネルギーが1.9eVであり、短波長限界が0.65μmとなる。また同様に、InP基板11に積層が可能なInGaAlAs層、AlGaAsSb層等が、窓層として同様の効果を有する。この場合、格子整合あるいは格子整合を有さない場合でも歪による結晶劣化が生じない限りは、本発明構造は適用される。
実施例2.
本実施例における半導体受光素子の構造を、図5を参照にして説明する。InP基板11上に、格子整合したn型InPバッファ層12、i型InGaAs光吸収層13(層厚1μm)、及びp型窓層14が形成されている。また、i型InGaAs光吸収層13とp型窓層14の間には、電子障壁層15が形成されている。
p型窓層14はIn0.52Al0.48Asによって形成されている。これは、p型窓層14をInP基板11に格子整合させるために、In組成を0.52としている。In0.52Al0.48Asの禁制帯エネルギーは、1.49eVであり、光波長0.83μmに相当する。p型窓層14の膜厚は0.5μm以下である。ここで、pn接合径は25μmΦである。
電子障壁層15のIn組成は、正の伝導帯不連続を生じさせるために、p型窓層14のIn組成よりも少なくしなければならない。本実施例においては、電子障壁層15は、In0.50Al0.50Asによって形成されている。電子障壁層15の膜厚は、0.10μmである。
本実施例においては、波長域0.83μm〜1.65μmにおいて光・電流変換効率70%以上が得られた。また、信号波長1μmにおいて30GHz以上の高周波特性を得た。
また、信号波長0.85μm付近の信号光では、p型窓層14で吸収が生じるため、光キャリアが発生する。p型窓層14で発生した光キャリアのうち、電子が拡散する。しかしながら、電子障壁層15によりこの拡散電子が捕捉されるため、光信号の高周波領域の光信号強度の劣化を防ぐことができる。このため、波長0.85μmにおいても25GHz程度の高速特性を得ることができた。
本実施例では、p型窓層14及び電子障壁層15はInAl1−xAs/InAl1−yAs層であったが、InP基板11に格子整合が可能なAlAsSb1−x層でも、適用可能である。この場合はInP基板11に格子整合したAlAsSb1−xは、禁制帯エネルギーが1.9eVであり、短波長限界が0.65μmとなる。
また同様に、InP基板11に積層が可能なInGaAlAs層、AlGaAsSb層等の組み合わせにおいて、同様の効果を有する。この場合、格子整合あるいは格子整合を有さない場合でも歪による結晶劣化が生じない限りは、本実施例に適用される。
実施例3.
本実施例における半導体受光素子の構造を、図7を参照にして説明する。InP基板11上に、格子整合したn型InPバッファ層12、i型InGaAs光吸収層13(層厚1μm)、及びp型多重膜窓層18が形成されている。
p型多重膜窓層18は電子親和力の相違するp型In0.52Al0.48As/p型In0.50Al0.50Asの多層膜構造で形成されている。In0.52Al0.48Asの禁制帯エネルギーは1.49eVであり、光波長0.83μmに相当する。また、各々0.10μmとし、2層の繰り返し構造とした。ここで、pn接合径は25μmΦを有している。
従来構造のInP窓層の場合には、1.35eV(波長0.92μmに相当)が短波長側の限界であったが、本実施例に係る半導体受光素子において、短波長側の波長帯域が広がった。
本実施例においては、波長域0.83μm〜1.65μmにおいて光・電流変換効率70%以上が得られた。また、信号波長1μmにおいて30GHz以上の高周波特性を得た。
また、波長0.85μm付近の信号光ではp型多重膜窓層18で吸収が生じるため、光キャリアが発生する。p型多重膜窓層18で発生した光キャリアのうち、電子が拡散する。しかしながら、多層膜構造により電子が捕捉されるため、遅い拡散電流成分が完全に除去される。このため、波長0.85μmにおいても25GHz程度の高速特性を得ることができた。
本実施例では、p型多重膜窓層18はInAl1−xAs/InAl1−yAs層であったが、さらにInP基板11に格子整合が可能なAlAsSb1−x層でも適用可能である。この場合はInP基板11に格子整合したAlAsSb1−xは、禁制帯エネルギーが1.9eVであり、短波長限界が0.65μmとなる。
また同様に、InP基板11に積層が可能なInGaAlAs層、AlGaAsSb層等の組み合わせにおいて、同様の効果を有する。この場合、格子整合あるいは格子整合を有さない場合でも歪による結晶劣化が生じない限りは、本実施例に適用される。
実施例4.
図9に、実施例4に係る半導体受光素子4の構造を示す。本実施例は、p型窓層を1.4eV以上の物質を用いて形成し、膜厚を0.5μm以下にすることによって、より高周波の光信号を得る本発明をアバランシェ増倍型受光素子に適用したものにおいてである。
InP基板11上に、格子整合したn型InPバッファ層12、i型InAlAs増倍層19、p型InAlAs電界緩和層20、p型InGaAs光吸収層13(層厚1.5μm)、及びp型窓層14が積層されている。
p型窓層14は、InP基板11に格子整合した組成比のInAlAs層で構成された。この場合のInAlAsにおける禁制帯エネルギーが1.49eV(光波長0.83μmに相当)である。また、p型窓層14の膜厚は0.5μm以下とした。
これにより、従来構造のInP窓層14の場合に、1.35eV(波長0.92μmに相当)が短波長側の限界であったが、本実施例にかかる半導体受光素子4においては、短波長側の波長域が0.80μm付近にまで拡大する。
入射した信号光は、p型窓層14を介してp型InGaAs光吸収層13で吸収され光キャリアが発生し、i型InAlAs増倍層19によるアバランシェ増倍で内部利得を生じる。このため、小さな信号でも受信可能となる。このため、本実施例においては、光インターコネクションに使用される波長1μm付近の広い波長帯域に使用可能で、小さな信号でも受信可能な半導体受光素子を作成することが可能となる。
本実施例に係る半導体受光素子4は、pn接合径25μmΦを有しており、波長域0.83μm〜1.65μmにおいて光・電流変換効率70%以上が得た。また、信号波長1μmで増倍率1において20GHz以上の高周波特性を得た。
短波長限界が禁制帯エネルギーから予測される理論値より短波長側に拡大しているのは、p型窓層14で発生した光キャリアのうち電子が、拡散走行により光吸収領域に注入され、拡散電流として寄与しているためである。
このp型窓層14の影響は、波長0.85μm以下で顕著に生じており、通常は遅い拡散電流成分として帯域に影響を与えるが、本発明構造ではp型窓層14の層厚が電子の拡散距離に比べて十分に薄いために、光信号の帯域劣化が少ない。このため、波長0.85μmにおいても増倍率1で10GHz程度の高速特性を得ることができた。
本実施例では、p型窓層14はInAlAs層であったが、さらにInP基板11に格子整合が可能なAlAsSb層でも可能である。AlAsSbは、禁制帯エネルギーが1.9eVであり、短波長限界が0.65μmとなる。
また同様に、InP基板11に積層が可能なInGaAlAs層、AlGaAsSb層等が、p型窓層14として同様の効果を有する。この場合、格子整合あるいは格子整合を有さない場合でも歪による結晶劣化が生じない限りは、本実施例に適用される。
実施例5.
図10に、実施例5に係る半導体受光素子5の構造を示す。本実施例は、p型窓層と光吸収層の間に電子障害層を挿入することによって、波長1μm付近の広い波長帯域が受光可能で、周波数の高い光信号を高効率に受信する発明をアバランシェ増倍型受光素子に適用したものである。
InP基板11上に、格子整合したn型InPバッファ層12、i型InAlAs増倍層19、p型InAlAs電界緩和層20、p型InGaAs光吸収層13(層厚1.5μm)、及びp型窓層14が積層されている。p型InGaAs光吸収層13とp型窓層14の間にp型電子障害層15が形成されている。
p型窓層14は、InP基板11に格子整合したIn0.52Al0.48As層で構成された。In0.52Al0.48Asにおける禁制帯エネルギーが1.49eV(光波長0.83μmに相当)である。また、p型窓層14の膜厚は0.5μm以下とした。
p型電子障壁層15は、p型窓層14に正の伝導帯不連続を生じるさせるために、p型窓層14のIn組成よりも少ないIn0.50Al0.50Asから形成される。また、p型電子障壁層15の層厚は0.10μmとした。
従来構造のInP窓層の場合には、1.35eV(波長0.92μmに相当)が短波長側の限界であったが、本実施例に係る半導体受光素子5において、短波長側の波長帯域が広がった。
本実施例に係る半導体受光素子5のpn接合径25μmΦを有しており、波長域0.83μm〜1.65μmにおいて光・電流変換効率70%以上が得た。また、信号波長1μmで増倍率1において20GHz以上の高周波特性を得た。
また、波長0.85μm付近の信号光ではp型窓層14で若干吸収が生じ、発生した光キャリアのうち電子が拡散するが、電子障壁層15によりこの拡散電子が捕捉されるため、遅い拡散電流成分が除去される。このため、波長0.85μmにおいても増倍率1で15GHz程度の高速特性を得ることができた。
本実施例では、p型窓層14及び電子障壁層15はInAl1−xAs/InAl1−yAs層であったが、InP基板11に格子整合が可能なAlAsSb1−x層でも、適用可能である。この場合はInP基板11に格子整合したAlAsSb1−xは、禁制帯エネルギーが1.9eVであり、短波長限界が0.65μmとなる。
また同様に、InP基板11に積層が可能なInGaAlAs層、AlGaAsSb層等の組み合わせにおいて、同様の効果を有する。この場合、格子整合あるいは格子整合を有さない場合でも歪による結晶劣化が生じない限りは、本実施例に適用される。
実施例6.
図11に、実施例6に係る半導体受光素子6の構造を示す。本実施例は、p型窓層を電子親和力の相違する層の多層膜構造で形成することによって、波長1μm付近の広い波長帯域が受光可能で、周波数の高い光信号を高効率に受信する発明をアバランシェ増倍型受光素子に適用したものである。
InP基板11上に、格子整合したn型InPバッファ層12、i型InAlAs増倍層19、p型InAlAs電界緩和層20、p型InGaAs光吸収層13(層厚2.0μm)、及びp型多重膜窓層18が積層されている。
p型多重膜窓層18は電子親和力の相違するp型In0.52Al0.48As/p型In0.50Al0.50Asの多層膜構造で形成されている。In0.52Al0.48Asの禁制帯エネルギーは1.49eVであり、光波長0.83μmに相当する。また、各々0.10μmとし、2層の繰り返し構造とした。ここで、pn接合径は25μmΦを有している。
従来構造のInP窓層の場合には、1.35eV(波長0.92μmに相当)が短波長側の限界であったが、本実施例に係る半導体受光素子6において、短波長側の波長帯域が広がった。
本実施例においては、波長域0.83μm〜1.65μmにおいて光・電流変換効率70%以上が得られた。また、信号波長1μmにおいて20GHz以上の高周波特性を得た。
また、波長0.85μm付近の信号光ではp型多重膜窓層18で吸収が生じるため、光キャリアが発生する。p型多重膜窓層18で発生した光キャリアのうち、電子が拡散する。しかしながら、多層膜構造により電子が捕捉されるため、遅い拡散電流成分が完全に除去される。このため、波長0.85μmにおいても増倍率1で15GHz以上の高速特性を得ることができた。
本実施例では、p型多重膜窓層18はInAl1−xAs/InAl1−yAs層であったが、さらにInP基板11に格子整合が可能なAlAsSb1−x層でも適用可能である。この場合はInP基板11に格子整合したAlAsSb1−xは、禁制帯エネルギーが1.9eVであり、短波長限界が0.65μmとなる。
また同様に、InP基板11に積層が可能なInGaAlAs層、AlGaAsSb層等の組み合わせにおいて、同様の効果を有する。この場合、格子整合あるいは格子整合を有さない場合でも歪による結晶劣化が生じない限りは、本実施例に適用される。
以上のように、本発明の実施により、波長1μm付近の広い波長域を高効率かつ高速に受光することが可能な半導体受光素子を提供することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
実施の形態1に係る半導体受光素子の構造図 実施の形態1に係る半導体素子のバンド構造の概略図 実施の形態1に係る半導体受光素子の波長―感度特性 実施の形態1に係る半導体受光素子の高周波特性 実施の形態2に係る半導体受光素子の構造図 実施の形態2に係る半導体素子のバンド構造の概略図 実施の形態3に係る半導体受光素子の構造図 実施の形態3に係る半導体素子のバンド構造の概略図 実施例4に係るアバランシェ増倍型受光素子の構造図 実施例5に係るアバランシェ増倍型受光素子の構造図 実施例6に係るアバランシェ増倍型受光素子の構造図 従来における半導体素子の構造図
符号の説明
11 基板 12 n型バッファ層 13 光吸収層 14 p型窓層
15 電子障壁層 16 多層構造層 17 多層構造層 18 p型多重膜窓層
19 増倍層 20 p型電界緩和層
91 InP基板 92 n型InPバッファ層 93 i型InGaAs光吸収層
94 p型InP窓層

Claims (11)

  1. 半導体基板上に、入射光を吸収する光吸収層を含む半導体層より形成される半導体受光素子であって、
    前記光吸収層の入射光側に形成された窓層を有し、
    前記窓層の禁制帯エネルギーが1.4eV以上であり、
    前記窓層の層厚が0.5μm以下である半導体受光素子。
  2. 前記光吸収層の前記半導体基板側に、アバランシェ増倍層と電界緩和層とを有する請求項1記載の半導体素子。
  3. さらに、前記光吸収層と前記窓層の間に、前記窓層に発生する電子の前記光吸収層への流入を妨げる電子障壁層を有する請求項1又は請求項2に記載の半導体受光素子。
  4. 前記電子障壁層の層厚が0.1μm以下である請求項3に記載の半導体受光素子。
  5. 前記光吸収層の電子親和力が前記窓層の電子親和力より大きく、
    前記窓層の電子親和力が前記電子障壁層の電子親和力より大きい請求項3または請求項4に記載の半導体受光素子。
  6. 前記電子障壁層の伝導帯が前記窓層の伝導帯に対して50meV以上の伝導帯不連続量を有している請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載の半導体受光素子。
  7. 前記窓層が2種以上の電子親和力の異なる半導体多層膜で形成される請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の半導体受光素子。
  8. 前記窓層がInAlAs、AlAsSb、InAlGaAs、AlGaAsSb、もしくはこれらの組み合わせで形成されている請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の半導体受光素子。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の半導体受光素子を備えた光通信装置。
  10. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の半導体受光素子を備えた光計測装置。
  11. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の半導体受光素子を備えた光加工装置。
JP2005059640A 2005-03-03 2005-03-03 半導体受光素子 Pending JP2006245345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005059640A JP2006245345A (ja) 2005-03-03 2005-03-03 半導体受光素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005059640A JP2006245345A (ja) 2005-03-03 2005-03-03 半導体受光素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006245345A true JP2006245345A (ja) 2006-09-14

Family

ID=37051426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005059640A Pending JP2006245345A (ja) 2005-03-03 2005-03-03 半導体受光素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006245345A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9001881B2 (en) 2011-05-09 2015-04-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Wireless power and data transmission system, power transmitting apparatus, and power receiving apparatus
JP2018147962A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 住友電気工業株式会社 受光素子

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0373536A (ja) * 1989-08-14 1991-03-28 Hitachi Ltd 半導体装置
JPH0493088A (ja) * 1990-08-09 1992-03-25 Nec Corp アバランシェフォトダイオード
JPH07183494A (ja) * 1993-12-22 1995-07-21 Nec Corp ヘテロ接合fet

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0373536A (ja) * 1989-08-14 1991-03-28 Hitachi Ltd 半導体装置
JPH0493088A (ja) * 1990-08-09 1992-03-25 Nec Corp アバランシェフォトダイオード
JPH07183494A (ja) * 1993-12-22 1995-07-21 Nec Corp ヘテロ接合fet

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9001881B2 (en) 2011-05-09 2015-04-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Wireless power and data transmission system, power transmitting apparatus, and power receiving apparatus
JP2018147962A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 住友電気工業株式会社 受光素子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Nada et al. Responsivity-bandwidth limit of avalanche photodiodes: toward future ethernet systems
JP5433948B2 (ja) 半導体受光素子
JP5294558B2 (ja) 埋込導波路型受光素子とその製造方法
US7038251B2 (en) Semiconductor device
JP2012513110A (ja) アバランシェ・フォトダイオード
JP5090668B2 (ja) 有効光電流発生能を増大させた量子井戸構造を有する半導体光変調器
CN111490114B (zh) 基于量子点的硅上雪崩光电二极管
KR20160050574A (ko) 포토다이오드 및 포토다이오드 제조 방법
US5324959A (en) Semiconductor optical device having a heterointerface therein
JP4774966B2 (ja) 半導体受光素子
JP5282350B2 (ja) 半導体光素子
JP2006245345A (ja) 半導体受光素子
JP4030847B2 (ja) 半導体受光装置
JP2006229156A (ja) フォトダイオード
Bandyopadhyay et al. Photodetectors for optical fiber communications
US6756609B2 (en) Semiconductor light receiving element provided with acceleration spacer layers between plurality of light absorbing layers and method for fabricating the same
US7720342B2 (en) Optical device with a graded bandgap structure and methods of making and using the same
JP2003023174A (ja) アバランシェフォトダイオード
WO2020202557A1 (ja) 半導体受光素子及び半導体受光素子製造方法
JP2003174186A (ja) 半導体受光素子
JP2014143224A (ja) 量子ドット型高速フォトダイオード
Nada et al. High‐power‐tolerant InAlAs avalanche photodiode for 25 Gbit/s applications
Nada et al. Inverted p-down Design for High-Speed Photodetectors. Photonics 2021, 8, 39
Suzaki et al. A novel 1, 3-μm light-emission-and-detection diode for flat responsivity characteristics
JP2007149887A (ja) 半導体−金属−半導体(metal−semiconductor−metal:MSM)型受光素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100907