JP2006244369A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006244369A
JP2006244369A JP2005062440A JP2005062440A JP2006244369A JP 2006244369 A JP2006244369 A JP 2006244369A JP 2005062440 A JP2005062440 A JP 2005062440A JP 2005062440 A JP2005062440 A JP 2005062440A JP 2006244369 A JP2006244369 A JP 2006244369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
product display
vending machine
outer door
cold cathode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005062440A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Nakamura
英司 中村
Junichi Abe
阿部  順一
Hideyuki Soejima
英之 副島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2005062440A priority Critical patent/JP2006244369A/ja
Publication of JP2006244369A publication Critical patent/JP2006244369A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/04Signs, boards or panels, illuminated from behind the insignia
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/26Signs formed by electric discharge tubes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

【課題】商品見本を照明する照明灯が利用者に目に触れたとしても利用者に不快感を与えることがなく、また、商品見本を際立たせて展示することが可能な商品展示台を備えた自動販売機を提供する。
【解決手段】キャビネット本体1の前面に開閉自在な外扉2と、前記外扉2に中扉301と透明板302により区画形成された商品展示室3とを備え、前記商品展示室3内に配設された商品展示台31に載置された商品見本3030を照明する照明灯32,33を設けた自動販売機であって、前記照明灯32,33として冷陰極管(Cold Cathode Fluorescent Lamp)を用い、前記照明灯32,33が自動販売機の前面から目に触れたとしても眩しくなく利用者に不快感を与えることがないようにし、また、前記商品展示台31を透明な材料により形成し、商品展示台31に載置された商品見本303が空中に浮かんで静止しているように展示し、商品見本を際立たせる。【選択図】 図3

Description

この発明は、缶入り飲料や瓶入り飲料、あるいはペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機に関し、詳しくは外扉に区画形成された商品展示室内に商品見本を並べて展示する自動販売機に関する。
周知のように自動販売機はキャビネット本体の前面に開閉自在な外扉が配設され、キャビネット本体の庫内には商品を収容した商品収納ラック(例えば、サーペンタイン式商品収納ラック)が配備され、この商品収納ラックに収容した商品を冷却/加熱ユニットにより冷却または加温して冷蔵保存または加熱保存している。前記外扉には商品見本を展示する商品展示室が区画形成されるとともに商品展示室内には販売する商品の商品見本を載置して展示する商品展示台が上下方向に複数段並設されている。商品展示室の前面はプラスチック製の透明板で覆われており、この透明板の前面に前記商品展示台に載置された商品見本に対応して商品選択ボタンが設けられている。前記商品展示台には左右方向に複数の商品見本が載置して取付けられ、この商品見本は商品展示室内に設けた蛍光灯により照明されるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−79078号公報
前記蛍光灯は商品見本を上方向から照明するため商品展示室の天面側と商品展示台の下部に配置されている。例えば、商品展示台が上下に3段並設されている場合、上段の商品展示台の商品見本は商品展示室の天面側に配置された蛍光灯で照明され、中段の商品展示台の商品見本は上段の商品展示台の下面に設けた蛍光灯で照明され、下段の商品展示台の商品見本は中段の商品展示台の下面に設けた蛍光灯で照明されるように構成されている。なお、商品見本が光透過性の部材により構成され、商品見本の底部に形成した穴から商品見本の内部に光を導入して商品見本が発光するように展示されるものにあっては、商品展示台に孔を形成して商品展示台の下部に設けた蛍光灯の光を商品見本の内部に導入して送品見本の内部から照明するようにしたものもある。
ここで、商品展示室(自動販売機)の前面から蛍光灯が見えるように配設されている場合、蛍光灯自体が目立って商品見本の展示効果が低減するともに利用者が蛍光灯を直視した場合には目が眩んでしまうので不快感を与えてしまう。このため、商品展示室の前面から蛍光灯が見えることがないように構成されている。この場合、商品展示室の天面側に設けた蛍光灯は商品展示室の縁に位置することから商品展示室上方の前面から目視できない位置に配設することができる。しかしながら、商品展示室の中央、すなわち、商品展示台の下部に設けた蛍光灯は目隠しをしなければならない。この目隠しは、一般的には商品展示台を下面が開放した箱形に形成し、その箱の中に蛍光灯を配設して蛍光灯が商品展示台で覆われるように構成し、これによって自動販売機の前面から蛍光灯が目視できないようにされている。このため、商品展示台は光を遮断する板金によって形成されており、さらに蛍光灯を覆うために比較的大きな外形形状となり、商品展示室に占める商品展示台の割合が大きくなる。前記商品展示台は見栄えをよくするために白色の塗料により塗装されているとはいえ、商品展示室に占める割合が大きくなることから、商品展示台自体が目立ってしまい商品見本が霞んでしまうという問題を有する。また、商品展示台が重量の重いものとなり、商品展示台を支持する中扉が傾く要因となっている。
そこで、本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、商品見本を照明する照明灯が利用者の目に触れたとしても利用者に不快感を与えることのない自動販売機を提供することを第1の目的とし、また、商品見本を際立たせて展示することが可能な商品展示台を備えた自動販売機を提供することを第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するために本発明は、キャビネット本体の前面に開閉自在な外扉を備え、前記外扉に区画形成された商品展示室内に展示される商品見本を照明する照明灯を設けた自動販売機において、前記照明灯として冷陰極管を用いたことを特徴とする(請求項1)。
また、前記冷陰極管は高電圧が印加されるリード線側を一端として他端側のリード線に接続されるハーネスを一端側に折り返して一端側からそれぞれのハーネスを引出して点灯制御用のインバータを接続し、当該インバータにより一端側のリード線に高電圧を印加するようにしたことを特徴とする(請求項2)。
さらに、前記冷陰極管からなる照明灯を商品展示室の前面側に配設した際、冷陰極管に高電圧を印加して点灯制御するインバータを商品展示室の周縁に配置した化粧板などに配設するのがよく(請求項3)、また、冷陰極管からなる照明灯を商品展示室を区画形成する中扉に配置した際、中扉の背面にインバータを配設するのがよい(請求項4)。
また、前記第2の目的を達成するために本発明は、キャビネット本体の前面に開閉自在な外扉を備え、前記外扉に区画形成された商品展示室内に展示される商品見本を照明する照明灯を設けた自動販売機において、前記照明灯として冷陰極管を用い、商品展示台を透明な材料で形成したことを特徴とする(請求項5)。
この場合、商品展示台は個別に形成するのがよく(請求項6)、また、商品展示台の商品載置部に商品見本が取付けられる商品見本保持板を着脱自在に装着するのがよい(請求項7)。
本発明の請求項1に記載した自動販売機によれば、照明灯として冷陰極管を用いたことにより自動販売機の前面から照明灯に目が触れたとしても目が眩むことがないので利用者に不快感を与えることがないという効果を有する。
また、請求項2,3および4に記載した自動販売機によれば、冷陰極管を点灯制御するインバータからの高電圧が印加されるハーネスを引き回す長さを短くして漏れ電流により電圧が不足して完全放電しなくなくことを防止することができるという効果を有する。
また、本発明の請求項5に記載した自動販売機によれば、商品展示台が透明であることから商品展示台に載置された商品見本は恰も空中に浮かんで静止しているような展示を行うことができるので商品見本を際立たせることが可能となる。また、請求項6に記載の自動販売機によれば、機種ごとに展示する商品見本の数が異なる場合にも、商品見本の数に応じた商品展示台を用意すればよいので、商品展示台は全機種に共通に用いることができる。さらに、請求項7に記載の自動販売機によれば、顧客ごとに展示する商品見本の係合方式が異なる場合にも、商品見本の係合方式に合致する商品見本保持板を交換するのみで全ての顧客に対応でき、商品展示台を全ての顧客に共通に用いることが可能となる効果を有する。
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図13に示す実施例に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す自動販売機の正面図であり、図2は図1の側面図である。
図において、1は前面が開放された断熱筐体からなるキャビネット本体であり、断熱内扉で閉塞された庫内には商品を収容した商品収納ラック,庫内の商品を冷却もしくは加熱する冷却/加熱ユニットが配設されている。2はキャビネット本体1にヒンジ結合されてキャビネット本体1の前面を開閉する片開き式の外扉であり、この外扉2には商品展示室3,金額表示器4,紙幣挿入口5,硬貨投入口6,返却レバー7,商品取出口8,硬貨返却口9が設けられている。前記商品取出口8と硬貨返却口9とを設けた取出口組立体10は、図2から理解できるように、外扉2の前面から前方に突出した半円筒形状に形成されている。また、図示していないが、外扉2をキャビネット本体1にロックするロック機構をキーにより開錠,施錠する扉ロック手段も設けられている。
図3は外扉2に形成された商品展示室3の断面図を示し、商品展示室3は外扉2にヒンジ結合された中扉301と外扉2の前面に取付けられたプラスチック製の透明板302との間に区画形成されている。前記中扉301には商品見本303を載置した商品展示台31が取付部材35を介して取付けられるともに、商品見本303を背後から照明する冷陰極管(Cold Cathode Fluorescent Lamp)からなる照明灯32が取付けられている。前記商品見本303に対応して商品選択ボタン304が透明板302を貫通して取付けられ、前記商品選択ボタン304は外扉2に固着されたボタン取付金具305により支持されている。ボタン取付金具305と透明板302との間にはスペーサ306が配設され、このスペーサ306により透明板302をボタン取付金具305に結合させて透明板302が波打つのを抑制している。前記ボタン取付金具305の背面には商品見本303を前方より照明する冷陰極管(Cold Cathode Fluorescent Lamp)からなる照明灯33が取付けられている。冷陰極管からなる照明灯32,33は液晶ディスプレイのバックライトとして良く知られているものであり、この照明灯32,33は目に触れたとしても眩しく感じることがないとともに周囲を明るく照明することができるものである。
次に商品展示台31の構成を図4を用いて説明する。図4において、31で再び商品展示台を示し、この商品展示台31は透明なプラスチック成形品からなり、商品見本ごとに個別に設けられている。前記商品展示台31の商品載置部となる上面31aと下面31bとの間は貫通穴31cが形成されており、上面31aの左右両端には前後方向に延びる保持溝31dが形成されている。また、商品展示台31の前壁31eは前方に傾斜して形成され、その前面は光透過性材料からなる冷温表示部材311を装着する冷温表示部として形成されている。この冷温表示部は左右両側に形成した表示部材保持溝31fを有し、この表示板保持溝31fに冷温表示部材311が挿入され、また、交換のために引き抜かれる。前記商品展示台31の後壁31gは垂直壁として形成され、かつ、後壁31gから後方に突出する鉤状のフック(不図示)が形成されている。
前記商品展示台31の前記上面31aの保持溝31dには商品見本保持板312が差し込まれる。前記商品見本保持板312は貫通孔31cに対向する位置に孔313が形成されるとともに当該孔313の周縁に商品見本の底部(又は下部)に設けた係合爪と係合する係合溝314(この実施例では一対)が形成されている。また、商品見本保持板312には商品展示台31の上面31aに形成した係合爪31hと係合する係合孔315が形成され、この係合孔315は商品見本保持板312を商品展示台32の上面に装着した際に前記係合爪31hと係合することにより商品見本保持板312の抜け止めを行うものである。この商品見本保持板312は顧客ごとに異なる商品見本の係合方式、すなわち、商品見本の底部または下部に設けた係合爪の数や形状に対応して複数種類が用意されている。従って、顧客に応じた商品見本保持板312を商品展示台31装着することにより商品展示台31を共用することができるものであり、顧客ごとに商品展示台を用意する必要がない。
図5は前述した商品展示台31を中扉301(図1参照)に固着した取付部材35に装着する状態を示す。図5に示すように、取付部材35は展開状態では長尺の薄い板金の上下両端を折り曲げて形成され、取付部材35の前面には左右に並べて並設される商品展示台31の数に応じた係合孔35aが穿孔されている。この係合孔35aには商品展示台31の後壁31gに形成したフック(不図示)が嵌め込まれる。このように商品展示台31を取付部材35に引っ掛け方式により取付けられることにより商品展示台31が横一列に整然と整列される。
このように透明な商品展示台31を用いることにより、商品展示台31に載置された商品見本が恰も空中に浮かんで静止しているように展示することができ、商品見本を際立たせて利用者に興味を持たせたり、引き付けることが可能となる。また、商品展示台31を商品見本ごとに個別に設けることにより、機種ごとに展示する商品見本の数が異なる場合にも、商品見本の数に応じた係合孔35aが穿孔された取付部材35を交換するのみでよく、商品展示台31は全機種に共通に用いることができる。
次に、商品見本303を照明する照明灯32,33の構成を図6を用いて説明する。なお、照明灯32,33は同一の構成であるので、図6では照明灯32を代表して示している。
図6(a)は照明灯32の斜視図であり、図6(b)は照明灯32の断面図である。図6(b)に示すように、冷陰極管(Cold Cathode Fluorescent Lamp)321は光透過性の樹脂からなるパイプ322によって保護されており、パイプ322の両端は冷陰極管321の両端を支持するソケット323,324に嵌め込まれている。ソケット324においては冷陰極管321の他端から引き出されたリード線に接続したハーネスが折り返すように配線され、その折り返されたハーネス325はパイプ322における照射方向と反対側の端部に形成したハーネス保持溝322aを通ってソケット323側に導かれる。ソケット323からは冷陰極管321の一端から引き出されたリード線に接続されたハーネス326とソケット324側から折り返して導かれたハーネス325とが引き出されている。ソケット323から引き出されたハーネス325,326は冷陰極管321を点灯するインバータ327に接続されている。この場合、冷陰極管321の一端側(ソケット323側)を高電圧側とし、ハーネス326を引き回す長さを短くして漏れ電流により電圧が不足して完全放電しなくなることを防止している。前記ソケット324には、図6(b)に示すように上下方向の取付溝324aが形成されており、取付溝324aの中間位置には抜け止め突起324bが形成されている。なお、ソケット323にも同様の取付溝が形成されているものである。
前記した照明灯32,33の取付け状態を図7および図8により説明する。図7は外扉2の商品展示室3における透明板302の背面に配設されたボタン取付金具305への照明灯33の取付け状態を示し、商品展示室3の前面を覆う透明板302を背面から見た図である。ここで、商品展示室3は図3に示したように、前後面が中扉301と透明板302で区画形成されており、その周縁が図7に示した天板341,底板342,右側板343,および左側板344で覆われている。商品展示室3には左右に横切るように商品選択ボタン304(図3参照)を支持するボタン取付金具305が配設され、このボタン取付金具305の両端が右側板343と左側板344に固定されている。ボタン取付金具305前面側には透明板302との間に配設されるスペーサ306が取付けられている。345〜348はそれぞれ商品展示室3の天板341,底板342,右側板343,および左側板344の商品展示室3側に配設されて化粧枠である。
前記ボタン取付金具305の背面には図6で説明した照明灯33が左右に並べてそれぞれ2個取付けられる。それぞれのボタン取付金具305の背面には照明灯33のソケット323,324に形成した取付溝(図6(b)の取付溝324a参照)が嵌め込んで固着される固着片(不図示)が突設して形成されている。そして、前記固着片にソケット323,324のそれぞれの取付溝を嵌め込むことにより照明灯33が取付けられている。それぞれの照明灯33はハーネス325,326(図6参照)が引き出されるソケット323がそれぞれ左右側板344,343側に位置するように取付けられ、それぞれのハーネス325,326に接続される、照明灯33(冷陰極管)を点灯するインバータ(不図示)は左右側板344,343に取付けられている。このように照明灯33(冷陰極管)を点灯するインバータ(不図示)を左右側板344,343に取付けることによりハーネス326(高電圧側)の引き回し長さを短くし、これにより漏れ電流により電圧が不足することによって完全放電しなくなることを防止している。
図8は中扉301への照明灯32の取付け状態を示している。中扉301は薄板鋼板の表面を白色塗料により塗装したものであり、その左端には外扉2に固着されたヒンジ(不図示)とヒンジ結合するためのヒンジ部材351,351が固着され、右端には中扉301を閉じた際に外扉2に中扉301を閉状態にロックするロック金具352が取付けられている。前記中扉301の前面には照明灯32を保持する取付金36が上下3段で、かつ、左右に2個ずつ固着されている。この取付金36は図9に示すように、中間に段差を有し、下端が前方に折り曲げられるように形成されており、また、左右両端には下段側の端部を外方に延在させてソケット取付部361として形成している。前記取付金36の前面には照明灯32が次のように配設される。すなわち、前記照明灯32はその両端に設けたソケット323,324の取付溝(図9では取付溝324aを示す)を前記取付金36のソケット取付部361に嵌め込んで取付けられている。
図8に戻り、前記中扉301には、照明灯32に近接した位置に3辺を切断して前方へ切り起こしたインバータ配設部353が形成され、インバータ配設部353の背面に照明灯32(冷陰極管)を点灯するインバータ(不図示)が取付けられている。このように照明灯32(冷陰極管)を点灯するインバータ(不図示)をインバータ配設部353に取付けることによりハーネス326(高電圧側)の引き回し長さを短くし、これにより漏れ電流により電圧が不足することによって完全放電しなくなくことを防止している。
次に、図10は紙幣挿入口5,硬貨投入口6,返却レバー7からなる操作部の断面を示す。図において、紙幣挿入口5は挿入ガイド部51が斜め上方向を向くように形成され、この紙幣挿入口5と紙幣通路が連通する紙幣識別装置52が外扉2の背面に取付金具53を介して取付けられている。紙幣識別装置52は従来の紙幣識別装置を逆さにして配置したものであり、紙幣挿入口5から挿入された紙幣を上方向に搬送して真偽判別を行い、真と判定された紙幣を紙幣保留部に集積し、偽と判定された紙幣を紙幣挿入口5に返却するものである。紙幣挿入口5の下方には返却レバー7が配設され、この返却レバー7の下方には硬貨投入口6が配設されている。
硬貨投入口6には硬貨一枚を受け入れる凹所が形成された硬貨受具61が前方に突出するように取付けられ、硬貨受具61の凹所に硬貨を投入すれば硬貨が取り込まれるように構成されている。硬貨投入口6に連通して外扉2の背面には硬貨シュート62およびコインメック63が配設され、硬貨受具61の凹所に投入された硬貨は硬貨シュート62を介してコインメック63に導かれて真偽が判定される。
図10に示したように、返却レバー7を挟んで上下に紙幣挿入口5および硬貨投入口6を近接して配設したことにより、紙幣および硬貨の投入位置が一箇所に集中することから、紙幣または硬貨のいずれを使用しても略同一位置で紙幣の挿入操作もしくは硬貨の投入操作を行うことができ利用者の利便性が向上する。そして、紙幣挿入口5と硬貨投入口6との間に返却レバー7が配置されていることから紙幣挿入口5または硬貨投入口6から返却レバー7までの距離が略等距離となり、返却時の操作性が改善され利用者の利便性が向上する。
次に、図11は商品取出口8および硬貨返却口9を構成する取出口組立体10を示し、この取出口組立体10は図2に示したとおり、外扉2の前面から前方に突出した半円筒形状に形成されている。取出口組立体10は左右の半円形状の化粧枠側板101、101、化粧枠下板102、および化粧枠上板103からなる。前記化粧枠上板103には商品取出口8および硬貨返却口9が開口され、商品取出口8と硬貨返却口9とが横一列に配列して一体化して配設されている。なお、取出口組立体10が半円筒形状に外扉2から前方へ突出していることから硬貨返却口9も従来の自動販売機に対して前方に位置することになるが、コインメック63(図10参照)と硬貨返却口9との間には当該コインメック63から排出された硬貨を硬貨返却口9に導くコインシュート(不図示)が設けられている。
前記化粧枠上板103の内側には商品取出口8および硬貨返却口9を開閉する透明なプラスチック材からなるフラップ11が上下方向にスライド可能に配設されている。なお、81はフラップ11の表面に貼着した銘板81である。
前記フラップ11は図12に示すように、化粧枠上板103と同一の曲率をもって湾曲形成され、上下両端を額縁状の補強部材12で保持されている。すなわち、補強部材12の上縁には断面コ字形の保持部121が形成されており、この保持部121にフラップ11の上端が嵌合保持されている。一方、フラップ11の下縁には断面コ字形の保持部111が形成され、この保持部に補強部材12の下縁を差し込んで両者を結合することによりフラップ11の下端が補強部材12に保持されている。前記補強部材12の左右両端には回転支点となる軸100に軸支された脚片13(図12では左端側の脚片のみ示されている)が設けられ、補強部材12に保持されたフラップ11は軸100を中心として上下方向にスライド移動する。前記したように補強部材12によりフラップ11の上下両端を保持することによりプラスチックからなる広幅のフラップ11の剛性を高めてフラップ11が破損することを防止できる。
図12に示すように、前記取出口組立体10の化粧枠下板102にはフラップ11の下端が当接するガスケット14が取付けられている。このガスケット14の前面側は商品取出口8の内側に凹むように形成され、その凹みの前面側にフラップ11の下端が位置するように構成することにより、ガスケット14の凹みに指を差し入れてフラップ11を押し上げることによりフラップ11は上方向にスライド移動する。
なお、図12において、15は外扉2の懐に配備された商品受部材であり、この商品受部材15の底面にはクッション16が着脱自在に取付けられている。また、17は外扉2に固着され、商品収納ラックから搬出された商品を受け入れる空間を区画する側板であり、この側板17に前記補強部材12の脚片13を軸支する軸100が固着されている。
次に、前記フラップ11の開閉について説明すると、図12に示すガスケット14の凹みに指を差し入れてフラップ11を押し上げることによりフラップ11は補強部材12の脚片13の軸支点(軸100)を中心に揺動して上方向にスライド移動する。フラップ11が上方向にスライド移動した状態を図13に示し、フラップ11が図13に示す上限位置までスライド移動することにより商品取出口8の開口が全開されるとともに硬貨返却口9も全開される。これにより商品の取出しと同時に釣銭の取出しを行うことができる。図13に示すようにフラップ11が上方向の上限位置までスライド移動した状態においてフラップ11の重心は軸100よりも前方側に位置するように定められている。従って、フラップ11を上下位置までスライド移動させた後に手を離すとフラップ11はその自重により下方向にスライド移動して商品取出口8および硬貨返却口9を閉じる。
前述したように、商品取出口8と硬貨返却口9とを横一列に配列して一体化したことにより商品および釣銭の取出しの利便性が向上し、さらに、商品取出口8および硬貨返却口9がフラップ11の開閉により同時に開放・閉鎖するようにすることによって従来装置のようにそれぞれの商品取出口および硬貨返却口のフラップを操作して取出すものに対してそれぞれのフラップを開閉する時間を省いて利便性を更に向上することができる。また、商品の販売動作により販売された商品は商品受部材15の上に搬出されるが、この商品受部材15の上に搬出された商品は透明で円弧状に形成されたフラップ11を透かして目視することができ、利用者は商品が搬出されたことを容易に知ることができる。
なお、硬貨投入後に商品の購入を取り止めて返却レバーが操作された場合には投入した硬貨の金額に相当する硬貨が硬貨返却口9に返却され、また、投入した硬貨がコインメックにより受付けられなかった場合にも当該硬貨が硬貨返却口9に返却される。この場合、前記実施例では商品取出口8および硬貨返却口9を開閉するフラップ11を共用化していることからフラップ11を開閉して硬貨返却口9から硬貨を取出す必要がある。このため、硬貨返却口9から硬貨を取出す場合はフラップ11を開けるなどの取扱い操作(操作説明)を表記した銘板81をフラップ11の表面に貼着したり、プラップ11に直接刻印しておくのが望ましい。この銘板81もしくは刻印によりフラッパ11の存在を利用者に認知させることができ、利用者がフラッパ11の存在に気付かずにフラッパ11に手を打ち当ててしまうことをなくすことができる。
また、前記実施例では、商品展示台が個別に形成したものについて説明したが、商品展示台を個別に形成することなく、従来と同様に複数の商品見本を一括して載置する構成とした場合にも商品展示台が透明であれば商品見本が空中に浮かんでいるように展示することができる。従って、複数の商品見本を一括して載置する構成の商品展示台を透明としたものも本発明に含まれるものである。
本発明の一実施例を示す自動販売機の自動販売機の正面図 図1の自動販売機の側面図 図1の外扉に形成された商品展示室の断面図 商品展示台の分解斜視図 図4の商品展示台を取付け状態を説明する図 照明灯を説明する図であり、(a)は照明灯の斜視図、(b)は照明灯の断面図 図6に示す照明灯のボタン取付金具への取付け状態を説明する図 図6に示す照明灯の中扉への取付け状態を説明する図 図8の取付金への照明灯(ソケット)の取付け状態を説明する要部拡大斜視図 紙幣挿入口,硬貨投入口,返却レバーからなる操作部の断面図 商品取出口と硬貨返却口とを備えた取出口組立体の正面図 商品取出口を示し、フラップが商品取出口の開口を閉鎖した状態の断面図 商品取出口を示し、フラップが上方向の上限位置までスライド移動した状態の断面図
符号の説明
1 キャビネット本体
2 外扉
3 商品展示室
5 紙幣挿入口
6 硬貨投入口
7 返却レバー
8 商品取出口
9 硬貨返却口
10 取出口組立体
11 フラップ
12 補強部材
13 脚片
31 商品展示台
32,33 照明灯(冷陰極管)
301 中扉
302 透明板
304 商品選択ボタン
305 ボタン取付金具
306 スペーサ
312 商品見本保持板
321 冷陰極管
322 パイプ
323,324 ソケット
325,326 ハーネス

Claims (7)

  1. キャビネット本体の前面に開閉自在な外扉を備え、前記外扉に区画形成された商品展示室内に展示される商品見本を照明する照明灯を設けた自動販売機において、前記照明灯として冷陰極管を用いたことを特徴とする自動販売機。
  2. キャビネット本体の前面に開閉自在な外扉を備え、前記外扉に区画形成された商品展示室内に展示される商品見本を照明する照明灯を設けた自動販売機において、前記照明灯として冷陰極管を用い、前記冷陰極管は高電圧が印加されるリード線側を一端として他端側のリード線に接続されるハーネスを一端側に折り返して一端側からそれぞれのハーネスを引出して点灯制御用のインバータを接続し、当該インバータにより一端側のリード線に高電圧を印加するようにしたことを特徴とする自動販売機。
  3. キャビネット本体の前面に開閉自在な外扉を備え、前記外扉に区画形成された商品展示室内に展示される商品見本を照明する照明灯を設けた自動販売機において、前記照明灯として冷陰極管を用い、前記冷陰極管からなる照明灯を商品展示室の前面側に配設した際、冷陰極管に高電圧を印加して点灯制御するインバータを商品展示室の周縁に配設したことを特徴とする自動販売機。
  4. キャビネット本体の前面に開閉自在な外扉を備え、前記外扉に区画形成された商品展示室内に展示される商品見本を照明する照明灯を設けた自動販売機において、前記照明灯として冷陰極管を用い、前記冷陰極管からなる照明灯を商品展示室を区画形成する中扉に配置した際、中扉の背面にインバータを配設したことを特徴とする自動販売機。
  5. キャビネット本体の前面に開閉自在な外扉を備え、前記外扉に区画形成された商品展示室内に展示される商品見本を照明する照明灯を設けた自動販売機において、前記照明灯として冷陰極管を用い、商品展示台を透明な材料で形成したことを特徴とする自動販売機。
  6. 請求項5記載の自動販売機において、商品展示台は個別に形成されていることを特徴とする自動販売機。
  7. 請求項5記載の自動販売機において、商品展示台の商品載置部に商品見本を取付ける商品見本保持板が着脱自在に装着されていることを特徴とする自動販売機。
JP2005062440A 2005-03-07 2005-03-07 自動販売機 Pending JP2006244369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005062440A JP2006244369A (ja) 2005-03-07 2005-03-07 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005062440A JP2006244369A (ja) 2005-03-07 2005-03-07 自動販売機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006244369A true JP2006244369A (ja) 2006-09-14

Family

ID=37050704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005062440A Pending JP2006244369A (ja) 2005-03-07 2005-03-07 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006244369A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006330910A (ja) 自動販売機
JP2005292939A (ja) 自動販売機
JP5310048B2 (ja) 自動販売機
JP2006244369A (ja) 自動販売機
JP2008242505A (ja) 自動販売機の商品見本展示装置
KR100435413B1 (ko) 자동 판매기용 도어
JP2006244368A (ja) 自動販売機
JP2008129997A (ja) 自動販売機の商品サンプル照明装置
JP2006244367A (ja) 自動販売機
JP4410049B2 (ja) 自動販売機の商品見本展示装置
JP4924512B2 (ja) 自動販売機
JP2000194914A (ja) 自動販売機
JP2624289B2 (ja) 自動販売機の商品取出口
JP3011462B2 (ja) 自動販売機
JP5552848B2 (ja) 自動販売機
KR100791593B1 (ko) 라이터용 진열장
JP3598872B2 (ja) 自動販売機の商品展示台
JP2008197789A (ja) 自動販売機
JP5359658B2 (ja) 自動販売機
JP5664093B2 (ja) 自動販売機の商品見本展示装置
JP4930445B2 (ja) 自動販売機
JP5397207B2 (ja) 自動販売機の商品見本展示装置
JP4830782B2 (ja) 自動販売機の展示装置
JP2011034301A (ja) 自動販売機
JP5757171B2 (ja) 自動販売機の商品見本展示装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060703

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060704

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080215

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20081215

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090925

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091215