JP2006243659A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、水中撮影モードを設定可能な撮影装置に於いて、水中以外の使用環境に於ける使い勝手を低下させないようにした撮影装置を提供することである。
【解決手段】水中撮影モードを含む複数の撮影モードを選択的に設定可能カメラ10に於いて、カメラ10に水中ハウジング22が装着されているか否かが収納検知部材17によって検出される。そして、収納検知回路47及びシステム制御回路45によって、カメラ10が水中ハウジング22に収納されていると判定された場合に、システム制御回路45にて、交換レンズ内のデータ出力回路53に基づいて複数の水中撮影モードのうちの1つが選択され、ここで選択された水中撮影モードに対応した撮影条件で撮影動作が制御される。
【選択図】 図3

Description

本発明は撮影装置に関し、より詳細には、水中ハウジング(防水ケース)に収納した状態で水中撮影が可能なデジタルカメラやビデオカメラ等の撮影装置に関するものである。
デジタルカメラやビデオカメラ等の周辺アクセサリとして、カメラ本体を収納して水中撮影を可能にする水中ハウジング(防水ケース)が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ポートレートや花(接写)、風景、スポーツ等の複数の撮影シーンに対応する複数の撮影モードを有していて、ユーザがその中の何れかを選択した場合に、その撮影シーンに最適な撮影条件を自動的に設定する機能を有するカメラが種々提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−333233号公報 特開平5−142617号公報
しかしながら、カメラに選択可能な撮影シーンが多く設けられると、逆にユーザが使い難くなるという課題も有している。例えば、水中ハウジングを装着して撮影する水中撮影モードは、地上での撮影時には不要なモードである。したがって、選択対象の中にこの水中撮影モードが含まれていると、かえって煩わしく感じてしまうものであった。
また、交換可能なレンズが装着される一眼レフレックスタイプのカメラ(以下、一眼レフカメラと略記する)の場合、交換レンズの種類や焦点距離等が異なるものであっても、水中ハウジングを装着すると交換レンズの種類に応じた水中撮影モードを選択することはできないものであった。
本発明は、水中撮影モードを設定可能な撮影装置に於いて、水中以外の使用環境に於ける使い勝手を低下させないようにすると共に、交換レンズの種類に応じて水中撮影モードを選択することのできる撮影装置を提供することを目的とする。
すなわち請求項1に記載の発明は、水中ハウジングに収納した状態で水中撮影が可能な撮影装置に於いて、交換可能な撮影レンズと、上記撮影レンズからレンズデータを読み出す読み出し手段と、上記撮影装置の本体が上記水中ハウジングに収納されているか否かを判定する判定手段と、上記判定手段によって上記水中ハウジングに収納されていると判定された場合には、上記レンズデータに基づいて複数の水中撮影モードのうちの1つを選択する選択手段と、上記選択手段で選択された水中撮影モードに対応した撮影条件で撮影動作を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記判定手段は、上記撮影装置が上記水中ハウジングに収納されていることを検知する検知部材を含むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記レンズデータは、上記撮影レンズの焦点距離のデータ、種類のデータ、最大撮影倍率のデータ及び最短撮影距離のデータの何れかであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、更に、フラッシュ装置を含み、上記水中撮影モードが設定された場合には、上記フラッシュ装置を強制的に発光させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、更に、上記撮影レンズの種類を判別するレンズ判別手段を具備し、上記レンズ判別手段で判別された撮影レンズの種類がワイドレンズの場合は露出をアンダーに設定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明に於いて、上記レンズ判別手段で判別された撮影レンズの種類が、水中で165度以上の画角を有するフィッシュアイレンズの場合は、上記ワイドレンズの場合の露出より更にアンダーに露出を設定することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、撮影レンズと、該撮影レンズ固有の特性を表すレンズデータを出力するデータ出力回路と、を有する交換可能なレンズユニットと、上記レンズユニットを装着可能な撮影装置本体と、水中撮影が可能なように上記撮影装置本体を内部に収納する水中ハウジングと、上記撮影装置本体が上記水中ハウジングに収納されているか否かを判定する判定手段と、上記判定手段によって上記水中ハウジングに収納されていると判定された場合には、上記レンズデータに基づいて複数の水中撮影モードのうちの1つを選択する選択手段と、上記選択手段で選択された水中撮影モードに対応した撮影条件で撮影動作を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明に於いて、上記判定手段は、上記撮影装置が上記水中ハウジングに収納されていることを検知する検知部材を含むことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の発明に於いて、上記レンズデータは、上記撮影レンズの焦点距離のデータ、種類のデータ、最大撮影倍率のデータ及び最短撮影距離のデータの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項7に記載の発明に於いて、更に、フラッシュ装置を含み、上記制御手段は、上記水中撮影モードが設定された場合には、上記フラッシュ装置を強制的に発光させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項7に記載の発明に於いて、更に、上記レンズユニットの種類を判別するレンズ判別手段を具備し、上記制御手段は、上記レンズ判別手段で判別された撮影レンズの種類がワイドレンズの場合は露出をアンダーに設定することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の発明に於いて、上記制御手段は、上記レンズ判別手段で判別された撮影レンズの種類が、水中で165度以上の画角を有するフィッシュアイレンズの場合は、上記ワイドレンズの場合の露出より更にアンダーに露出を設定することを特徴とする。
本発明によれば、水中撮影モードを設定可能な撮影装置に於いて、水中以外の使用環境に於ける使い勝手を低下させないようにすると共に、交換レンズの種類に応じて水中撮影モードを選択することのできる撮影装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る撮影装置の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による撮影装置としての一眼レフカメラの外観構成を示すもので、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。
図1に於いて、このカメラ10はカメラボディ11と、該カメラボディ11の前面部に装着された交換可能な撮影レンズ(交換レンズ)12とを有して成る。上記カメラボディ11の上面部には、該カメラ10のシャッタレリーズスイッチに対応したレリーズ釦13と、少なくとも水中撮影モードを含む各種撮影モードを設定するためのモードダイヤル14及び電源スイッチ15と、図示されない外部のフラッシュ装置を取り付けて電気的に接続するためのフラッシュ接続部19とが設けられている。
また、カメラボディ11の背面部には、第1の手動操作部材であるOK釦16aと第2の手動操作部材である十字キー16b、16c、16d、16eから成る操作部(選択手段)16と、収納検知部材17と、液晶モニタ18とが設けられている。
上記OK釦16aは、上記モードダイヤル14で設定された各種モードを確定するための釦である。このOK釦16aの周囲に配置されている十字キー16b〜16eは、液晶モニタ18に表示される図示されないメニュー画面等を操作する際にカーソルを上下左右方向に移動させるためのキーである。
また、収納検知部材17は、このカメラ10に後述するハウジングが装着されたか否かを検出するための釦である。この収納検知部材17が押された場合はハウジングが装着された状態であり、押されていない場合はハウジングが装着されていない状態となる。更に、液晶モニタ18は、被写体の画像を表示したり、上述したメニュー等を表示したりするための画面である。
図2は、図1の構成のカメラ10に装着される水中撮影用のカメラ防水ハウジング22及びフラッシュ防水ハウジング35の構成を示す外観斜視図である。
図2に於いて、カメラ防水ハウジング22は本体用のカメラ防水ハウジング(本体)22a及び本体背面の蓋となるカメラ防水ハウジング(蓋)22bとから構成される。また、上記カメラ防水ハウジング22a内に、図2には示されないがカメラ10を装填した後、カメラ防水ハウジング22bを被せるようにして装着する。その後、図示されない取り付け部材により、カメラ防水ハウジング22aと22bが密閉される。このようにして、ハウジング22内に水等が浸入しないような防水構造や耐圧構造がとられている。
そして、上記カメラ防水ハウジング22aの前面部には、交換レンズ12専用のレンズ防水ハウジング30が装着される。このレンズ防水ハウジング30とカメラ防水ハウジング22aの装着は、カメラ防水ハウジング22aにレンズ防水ハウジング30を被せるようにして装着する。その後、図示されない取り付け部材により、レンズ防水ハウジング30とカメラ防水ハウジング22aとが密閉される。
上記カメラ防水ハウジング22aの外面には、カメラ10のレリーズ釦13に対応したシャッタ釦操作スイッチ24と、モードダイヤル14に対応したモードダイヤル操作ノブ25をはじめとした各種操作部が設けられている。上記シャッタ釦操作スイッチ24は上記レリーズ釦13と係合してオン、オフされるもので、このシャッタ釦操作スイッチ24がオンされることにより、レリーズ釦13を介して撮影動作が行われるようになっている。同様に、モードダイヤル操作ノブ25は上記モードダイヤル14と係合して操作されるもので、このモードダイヤル操作ノブ25が操作されることによって、各種のモードに対応した撮影シーンの設定が可能になる。
また、カメラ防水ハウジング22aの外面には、カメラ10のフラッシュ接続部19に電気的に接続するためのコネクタケーブル32の一端が装着可能となっている。そして、このコネクタケーブル32の他端はフラッシュ防水ハウジングに装着可能となっている。これにより、コネクタケーブル32を介して、図示されないカメラとフラッシュ装置が電気的に接続される。
尚、フラッシュ防水ハウジング35は、図示されないブラケットにより、カメラ防水ハウジング22aに装着可能となっている。
一方、カメラ防水ハウジング22bの外面には、カメラ10の操作部16及び液晶モニタ18に対応して、操作部26及び窓部28が設けられている。操作部26は、上述したカメラ10の各釦及びキーに対応している。すなわち、OK釦26aはOK釦16aに対応し、十字釦26b、26c、26d、26eは、それぞれ十字キー16b、16c、16d、16eに対応している。これら操作部26の各釦26a及び26b〜26eが押されることによって、上記OK釦16及び十字キー16b〜16eが操作される。
また、窓部28は、液晶モニタ18に対応して設けられているもので、画面表示が拡大されるように、レンズ形状に形成されている。
更に、カメラ防水ハウジング22bの内面側には、カメラ10の背面部に設けられた収納検知部材17と対応する位置に検出用のハウジング側凸部27が設けられている。このハウジング側凸部27が上記収納検知部材17を押し込むことにより、カメラ10にハウジング21が装着されたことが検出されるようになっている。
図3(a)は、本実施形態で水中撮影用のハウジングが装着されるカメラ交換レンズ及びフラッシュ装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図3(a)に於いて、このカメラボディ11は、後述する交換レンズA(以下、交換レンズ(A)と記す)12aを介して被写体の像を取り込むシャッタ41と取り込んだ被写体像を光電変換する撮像素子42と、信号処理回路43と、システム制御回路45と、手動操作部材46と、収納検知回路47と、液晶(TFT)モニタ48と、記録媒体49等を有して構成される。
上記信号処理回路43は上記撮像素子42で取り込まれた画像に信号処理を施す画像処理手段であり、システム制御回路45は、このカメラ全体の制御を司るもので、読み出し手段、判定手段、選択手段、レンズ判別手段及び制御手段の機能を有している。また、上記手動操作部材46は、上述したレリーズ釦13やOK釦16a及び十字キー16b〜16e等で構成される。更に、収納検知回路47は、上述した収納検知部材17に対応しているもので、収納検知部材17の状態に応じてカメラ防水ハウジングが装着されたか否かを検知してシステム制御回路45に信号を出力する。
このカメラボディ11の前面部には、交換レンズ(A)12aが装着されている。この交換レンズ(A)12aは、図示されない被写体からの光束を上記撮像素子42に導くための、複数のレンズより成る撮影レンズ51と、露出制御用の絞り52と、この交換レンズ(A)のレンズ特性データ等をシステム制御回路45に出力するためのデータ出力回路53とを有して構成されている。このデータ出力回路53は、通信コネクタ等を介して、カメラボディ11内のシステム制御回路45と電気的に接続される。尚、本実施形態に於いては、交換レンズ(A)を標準レンズとする。
また、フラッシュ装置36は、閃光発光を行う閃光発光管(キセノン管)37と、このキセノン管37の発光を制御するための発光制御回路38とを有して構成される。尚、このフラッシュ装置36内の発光制御回路38は、コネクタケーブル32を経て、カメラボディ11内のシステム制御回路45と通信が行われるようになっている。
このような構成のカメラに於いて、データ出力回路53よりカメラボディ11内のシステム制御回路45に、交換レンズ(A)12aが装着されたことが通信される。そして、図示されない被写体からの光束が、交換レンズ(A)12a内の撮影レンズ51及び絞り52を介し、更にシャッタ41を経て撮像素子42に取り込まれて光電変換される。ここで変換された画像信号のデータは、信号処理回路43で所定の処理が施された後、システム制御回路45を介して記録媒体49に記憶される。また、上記信号処理回路43で画像処理が行われた画像データに対応する画像は、液晶モニタ48に表示可能である。
また、フラッシュ装置36を使用する場合は、絞り51及びシャッタ41が制御されると共に、システム制御回路45からコネクタケーブル32を介して発光制御回路38に発光タイミング等の制御信号が送信される。これにより、キセノン管37が発光されて所望のフラッシュ撮影が可能となる。
図3(b)は、図3(a)に示されるような交換レンズ(A)が装着されたカメラ及びフラッシュ装置に防水用のハウジングが装着された状態を示した概略構成図である。
上述したように、カメラボディ11には本体用のカメラ防水ハウジング22a及び蓋用のカメラ防水ハウジング22bが、交換レンズ(A)12aにはレンズ防水ハウジングA(以下、レンズ防水ハウジング(A)と記す)30aが、そしてフラッシュ装置36にはフラッシュ防水ハウジング35が、それぞれ装着可能である。
これらの防水ハウジング22a、22b、30a、35がカメラボディ11、交換レンズ12a、フラッシュ装置36にそれぞれ装着された状態に於いて、カメラ防水ハウジング22bによって、収納検知部材17が押し込まれる。つまり、この収納検知部材17が押されると、収納検知回路47がカメラボディ11にカメラ防水ハウジング22(22b)が装着されたことを検知する。
また、フラッシュ防水ハウジング35は、コネクタケーブル36が接続されると該防水ハウジングを使用すると検知される。
ところで、本実施形態に於けるカメラは一眼レフカメラを用いているので、交換レンズは、その用途によって適宜交換が可能である。本実施形態では、これらの交換レンズとして、例えばワイドレンズ(広角レンズ)と、ワイドレンズよりも更に画角の広いフィッシュアイレンズ(魚眼レンズ)を用いるものとする。尚、この場合、水中にて165度以上の画角を有するものをフィッシュアイレンズと称するものとする。
図4(a)は交換レンズにワイドレンズが用いられた場合の交換レンズB(以下、交換レンズ(B)と記す)が装着されたカメラ及びフラッシュ装置に防水用のハウジングが装着された状態を示した概略構成図、図4(b)は交換レンズにフィッシュアイレンズが用いられた場合の交換レンズC(以下、交換レンズ(C)と記す)が装着されたカメラ及びフラッシュ装置に防水用のハウジングが装着された状態を示した概略構成図である。
尚、図4(a)及び(b)に於いて図3(b)と異なるのは、交換レンズ及びレンズ防水ハウジングの部分だけであり、その他の部分の構成は図3(b)と同一であるので、同一の参照番号を付してその説明は省略する。
図4(a)に於いて、交換レンズ(B)12bはワイドレンズであり、複数の撮影レンズ56を有して成る。そして、この交換レンズ(B)12bは、更に、絞り57と、データ出力回路58とを有している。このデータ出力回路58は、この交換レンズ(B)12bのレンズ特性データ等をシステム制御回路45に出力するためのものである。また、交換レンズ(B)12bには、該交換レンズ(B)12b専用のレンズ防水ハウジングB(以下、レンズ防水ハウジング(B)と記す)30bが装着可能である。
同様に、図4(b)に於いて、交換レンズ(C)12cはフィッシュアイレンズであり、複数の撮影レンズ61を有して成る。そして、この交換レンズ(C)12cは、更に、絞り62と、データ出力回路63とを有している。このデータ出力回路63は、この交換レンズ(C)12cのレンズ特性データ等をシステム制御回路45に出力するためのものである。また、交換レンズ(C)12cには、該交換レンズ(C)12c専用のレンズ防水ハウジングC(以下、レンズ防水ハウジング(C)と記す)30cが装着可能である。
次に、図5のフローチャートを参照して、第1の実施形態に於けるカメラの基本的な動作について説明する。
電源スイッチ15がオンされると、先ずステップS1に於いて、モードダイヤル14がSCENEモードに設定されているか否かが判定される。ここで、SCENEモードが設定されていない場合はステップS2へ移行し、SCENEモードが設定されている場合はステップS3へ移行する。
ステップS2では、モードダイヤル14がAUTOモードに設定されているか否かが判定される。ここで、AUTOモードが設定されている場合はステップS4へ移行し、そうでない場合はステップS5へ移行する。
ステップS3では、サブルーチン“SCENEモード”が実行される。このSCENEモードとは、例えばポートレードモード、スポーツモード、風景モード、水中マクロモード等の各種の撮影シーンに適した露出が行われるモードである。このサブルーチン“SCENEモード”の詳細な動作については後述する。
また、ステップS4では、サブルーチン“AUTOモード”のサブルーチンが実行される。このAUTOモードは、例えばカメラ側で適切な露出を判断して設定する周知の自動露出モードである。
ステップS5では、サブルーチン“再生”が実行される。この再生モードは、このカメラ10で撮影された画像を液晶モニタ18で確認するためのモードである。
尚、ステップS4のサブルーチン“AUTOモード”と、ステップS5のサブルーチン“再生”の動作については、本発明の特徴部分ではなく、また周知の動作であるのでここでは説明を省略する。
その後、ステップS6にて、電源スイッチ15がオフにされたか否かが判定される。ここで、パワーオフでなければ上記ステップS1へ移行して、以降の処理が繰り返される。一方、パワーオフであれば、図示されないバッテリからカメラ内の各電子回路への電源供給がオフにされて待機状態に入る。そして、再び電源スイッチ15がオンされると待機状態を抜けて本ルーチンが繰り返される。
図6は、上述した図5のフローチャートのステップS3に於けるサブルーチン“SCENEモード”の詳細な動作を説明するフローチャートである。
本サブルーチンに入ると、先ずステップS11に於いて、収納検知部材17によってカメラ防水ハウジング22が検出されたか否かが判定される。ここで、カメラ防水ハウジング22が検出されなければステップS12へ移行し、検出されたならばステップS13へ移行する。
ステップS12では、水中撮影のモードを含まない撮影であるサブルーチン“SCENE設定1”が実行される。一方、ステップS13では、水中撮影のモードを含む撮影であるサブルーチン“SCENE設定2”が実行される。尚、上記ステップS12のサブルーチン“SCENE設定1”及びステップS13のサブルーチン“SCENE設定2”の詳細な動作については後述する。
上記ステップS12またはS13にて、何れかのシーンモードが設定されたならば、ステップS14に於いてレリーズ釦13が押されたか否かが判定される。ここで、レリーズ釦13が押されたならば、ステップS15に移行して、サブルーチン“撮影”が実行される。尚、このサブルーチン“撮影”の動作は周知のものであるのでここでは説明を省略する。
一方、上記ステップS14にてレリーズ釦13が押されていない場合、及びステップS15にて撮影動作が行われた後は、ステップS16にて変更操作が行われたか否かが判定される。ここで、変更操作とは、モードダイヤル14の切り替え、或いはシーンの設定の切り替えである。ステップS16にて、変更操作が行われない場合は上記ステップS14へ移行して移行の処理動作が繰り返される。一方、上記ステップS16にて変更操作がなされた場合は、本サブルーチンを抜けて図5のフローチャートのステップS6へ移行する。
次に、図7のフローチャートを参照して、図6のフローチャートのステップS12に於けるサブルーチン“SCENE設定1”の動作について説明する。
本サブルーチンに入ると、先ず、ステップS21にて1つ目のシーンモードであるポートレートモードが選択可能状態とされる。次いで、ステップS22に於いて、OK釦16aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦16aが押されたならば、ステップS23へ移行して、ポートレートモードが確定して、該ポートレートモードに応じた撮影条件が設定される。この撮影条件とは、プログラム線図、ISO感度、AFモード、AEモード、ホワイトバランス等が、選択されたシーンモードに適した値に設定されることを意味している。この後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
一方、上記ステップS22にてOK釦16aがオンされない場合は、ステップS24に移行して十字キーの状態が判定される。ここで、十字キーがアップ(UP)、すなわち十字キー16bが押された場合は、後述するステップS37の夜景モードに移行する。また、ステップS22にて十字キーがダウン(DOWN)、すなわち十字キー16cが押された場合は、ステップS25へ移行する。
ステップS25では、2つ目のシーンモードであるスポーツモードが選択可能状態になる。次いで、ステップS26に於いて、OK釦16aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦16aが押されたならば、ステップS27へ移行して、スポーツモードが確定して、該スポーツモードに応じた撮影条件が設定される。その後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
一方、上記ステップS26にてOK釦16aがオンされない場合は、ステップS28に移行して十字キーの状態が判定される。ここで、十字キーがアップ(UP)、すなわち十字キー16bが押された場合は、上記ステップS21のポートレートモードに移行する。また、ステップS28にて十字キーがダウン(DOWN)、すなわち十字キー16cが押された場合は、ステップS29へ移行する。
ステップS29では、3つ目のシーンモードである記念撮影モードが選択可能状態になる。次いで、ステップS30に於いて、OK釦16aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦16aが押されたならば、ステップS31へ移行して、記念撮影モードが確定して、該記念撮影モードに応じた撮影条件が設定される。その後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
一方、上記ステップS30にてOK釦16aがオンされない場合は、ステップS32に移行して十字キーの状態が判定される。ここで、十字キーがアップ(UP)、すなわち十字キー16bが押された場合は、上記ステップS25のスポーツモードに移行する。また、ステップS32にて十字キーがダウン(DOWN)、すなわち十字キー16cが押された場合は、ステップS33へ移行する。
ステップS33では、4つ目のシーンモードである風景モードが選択可能状態になる。次いで、ステップS34に於いて、OK釦16aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦16aが押されたならば、ステップS35へ移行して、風景モードが確定して、該風景モードに応じた撮影条件が設定される。その後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
一方、上記ステップS34にてOK釦16aがオンされない場合は、ステップS36に移行して十字キーの状態が判定される。ここで、十字キーがアップ(UP)、すなわち十字キー16bが押された場合は、上記ステップS29の記念撮影モードに移行する。また、ステップS36にて十字キーがダウン(DOWN)、すなわち十字キー16cが押された場合は、ステップS37へ移行する。
ステップS37では、5つ目のシーンモードである夜景モードが選択可能状態とされる。次いで、ステップS38に於いて、OK釦16aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦16aが押されたならば、ステップS39へ移行して、夜景モードが確定して、該夜景モードに応じた撮影条件が設定される。その後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
一方、上記ステップS38にてOK釦16aがオンされない場合は、ステップS40に移行して十字キーの状態が判定される。ここで、十字キーがアップ(UP)、すなわち十字キー16bが押された場合は、上記ステップS33の風景モードに移行する。また、ステップS40にて十字キーがダウン(DOWN)、すなわち十字キー16cが押された場合は、上記ステップS21のポートレートモードに移行する。
次に、図8及び図9のフローチャートを参照して、図6のフローチャートのステップS13に於けるサブルーチン“SCENE設定2”の動作について説明する。
尚、“SCENE設定2”の動作は、カメラ10にカメラ防水ハウジング22が装着された場合のみ実行されるので、撮影者はOK釦26a、十字釦26b〜26eを介して、カメラ10のOK釦16a、十字キー16b〜16eを操作することになる。
本サブルーチンに入ると、先ず、ステップS51にて、カメラボディ11に装着されている交換レンズのレンズデータが、システム制御回路45に読み込まれる。次いで、ステップS52にて、読み込まれたレンズデータに従って、カメラボディ11に装着された交換レンズの種類が判別される。
そして、ステップS53に於いて、カメラボディ11に装着された交換レンズがワイドレンズであるか否かが判定される。ここで、交換レンズがワイドレンズでない場合、すなわち標準レンズである場合は交換レンズ(A)12aが装着されていることになる。したがって、ステップS54へ移行して、水中撮影モードである水中マクロモードが選択可能な状態になる。
次いで、ステップS55に於いて、OK釦26aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦26aが押されたならば、ステップS56へ移行して、水中マクロモードが確定して、該水中マクロモードに応じた撮影条件が設定される。この水中マクロモードに応じた撮影条件とは、例えば、下記表1に表されるように、露出補正は行わずにフラッシュ装置36を強制発光させるというものである。その後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
Figure 2006243659
一方、上記ステップS55にてOK釦26aがオンされない場合は、ステップS57に移行して十字釦の状態が判定される。ここで、十字釦がアップ(UP)、すなわち十字釦26bが押された場合は、後述するステップS83の夜景モードに移行する。また、ステップS57にて十字釦がダウン(DOWN)、すなわち十字釦26cが押された場合は、後述するステップS67のポートレートモードに移行する。
上記ステップS53に於いて、ワイドレンズが装着されていると判定された場合は、次にステップS58に於いて、超ワイドレンズがカメラボディ11に装着されているか否かが判定される。ここで、交換レンズが超ワイドレンズでない場合、すなわちワイドレンズである場合は交換レンズ(B)12bが装着されていることになる。したがって、ステップS59へ移行して、水中ワイドモードが選択可能な状態になる。
ステップS59では、水中撮影モードである水中ワイドモードが選択可能な状態になる。次いで、ステップS60に於いて、OK釦26aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦26aが押されたならば、ステップS61へ移行して、水中ワイドモードが確定して、該水中ワイドモードに応じた撮影条件が設定される。この水中ワイドモードに応じた撮影条件とは、例えば、上記表1に表されるように、1EV分だけアンダーに露出補正を行ってフラッシュ装置36を強制発光させるというものである。その後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
一方、上記ステップS60にてOK釦26aがオンされない場合は、ステップS62に移行して十字釦の状態が判定される。ここで、十字釦がアップ(UP)、すなわち十字釦26bが押された場合は、後述するステップS83の夜景モードに移行する。また、ステップS62にて十字釦がダウン(DOWN)、すなわち十字釦26cが押された場合は、後述するステップS67へ移行する。
更に、上記ステップS58に於いて、交換レンズが超ワイドレンズである場合、すなわちフィッシュアイレンズである場合は交換レンズ(C)12cが装着されていることになる。したがって、ステップS63へ移行して、フィッシュアイモードが選択可能な状態になる。
次いで、ステップS64に於いて、OK釦26aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦26aが押されたならば、ステップS65へ移行して、フィッシュアイモードが確定して、該フィッシュアイモードに応じた撮影条件が設定される。このフィッシュアイモードに応じた撮影条件とは、例えば、上記表1に表されるように、2EV分だけアンダーに露出補正を行ってフラッシュ装置36を強制発光させるというものである。その後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
一方、上記ステップS64にてOK釦26aがオンされない場合は、ステップS66に移行して十字釦の状態が判定される。ここで、十字釦がアップ(UP)、すなわち十字釦26bが押された場合は、後述するステップS83の夜景モードに移行する。また、ステップS62にて十字釦がダウン(DOWN)、すなわち十字釦26cが押された場合は、ステップS67へ移行する。
ステップS67では、2つ目のシーンモードであるポートレートモードが選択可能状態とされる。次いで、ステップS68に於いて、OK釦26aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦26aが押されたならば、ステップS69へ移行して、ポートレートモードが確定して、該ポートレートモードに応じた撮影条件が設定される。この後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
一方、上記ステップS68にてOK釦26aがオンされない場合は、ステップS70に移行して十字釦の状態が判定される。ここで、十字釦がアップ(UP)、すなわち十字釦26bが押された場合は、上記ステップS54の水中マクロモードに移行する。また、ステップS70にて十字釦がダウン(DOWN)、すなわち十字釦26cが押された場合は、ステップS71へ移行する。
ステップS71では、3つ目のシーンモードであるスポーツモードが選択可能な状態になる。次いで、ステップS72に於いて、OK釦26aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦26aが押されたならば、ステップS73へ移行して、スポーツモードが確定して、該スポーツモードに応じた撮影条件が設定される。その後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
一方、上記ステップS72にてOK釦26aがオンされない場合は、ステップS74に移行して十字釦の状態が判定される。ここで、十字釦がアップ(UP)、すなわち十字釦26bが押された場合は、上記ステップS67のポートレートモードに移行する。また、ステップS74にて十字釦がダウン(DOWN)、すなわち十字釦26cが押された場合は、ステップS75へ移行する。
ステップS75では、4つ目のシーンモードである記念撮影モードが選択可能な状態になる。次いで、ステップS76に於いて、OK釦26aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦26aが押されたならば、ステップS77へ移行して、記念撮影モードが確定して、該記念撮影モードに応じた撮影条件が設定される。その後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
一方、上記ステップS76にてOK釦26aがオンされない場合は、ステップS78に移行して十字釦の状態が判定される。ここで、十字釦がアップ(UP)、すなわち十字釦26bが押された場合は、上記ステップS71のスポーツモードに移行する。また、ステップS78にて十字釦がダウン(DOWN)、すなわち十字釦26cが押された場合は、ステップS79へ移行する。
ステップS79では、5つ目のシーンモードである風景モードが選択可能な状態になる。次いで、ステップS80に於いて、OK釦26aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦26aが押されたならば、ステップS81へ移行して、風景モードが確定して、該風景モードに応じた撮影条件が設定される。その後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
一方、上記ステップS80にてOK釦26aがオンされない場合は、ステップS82に移行して十字釦の状態が判定される。ここで、十字釦がアップ(UP)、すなわち十字釦26bが押された場合は、上記ステップS75の記念撮影モードに移行する。また、ステップS82にて十字釦がダウン(DOWN)、すなわち十字釦26cが押された場合は、ステップS83へ移行する。
ステップS83では、6つ目のシーンモードである夜景モードが選択可能な状態になる。次いで、ステップS84に於いて、OK釦26aがオンされたか否かが判定される。ここで、OK釦26aが押されたならば、ステップS85へ移行して、夜景モードが確定して、該夜景モードに応じた撮影条件が設定される。その後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS14へ移行する。
一方、上記ステップS84にてOK釦26aがオンされない場合は、ステップS86に移行して十字釦の状態が判定される。ここで、十字釦がアップ(UP)、すなわち十字釦26bが押された場合は、上記ステップS79の風景モードに移行する。また、ステップS70にて十字釦がダウン(DOWN)、すなわち十字釦26cが押された場合は、上記ステップS53へ移行する。
尚、ここでは、交換レンズは、標準レンズである交換レンズ(A)12a、ワイドレンズである交換レンズ(B)12b、フィッシュアイレンズである交換レンズ(C)12cの3種類としたが、これに限られるものではない。
このように、第1の実施形態によれば、シーンモードを水中撮影の有る場合と無い場合とに区別して設定することができるようにし、且つ、交換レンズの種類に応じて水中撮影モードを選択することができる。
また、上述した第1の実施形態では、ハウジングの装着の有無の検出を、カメラボディ11の背面部に設けられた収納検知部材17により行っていたが、これに限られるものではない。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、水中マクロモード、水中ワイドモード、フィッシュアイモードの判別を、カメラボディ11に装着された交換レンズの種類を判別することにより行っていたが、第2の実施形態ではカメラボディ11に装着された交換レンズの焦点距離と最短撮影距離を判別することにより行うようにしている。
以下、図10及び図9のフローチャートを参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
図10及び図9は、本発明の第2の実施形態であって、図6のフローチャートのステップS13に於けるサブルーチン“SCENE設定2”の動作について説明するフローチャートである。但し、本フローチャートに於いて、ステップS51、S54〜S57、S60〜S86は、上述した第1の実施形態の図8及び図9のフローチャートと同じであるので、同一のステップ番号を付してその動作の説明は省略する。
尚、“SCENE設定1”のサブルーチンについては、図7に示される上述した第1の実施形態のフローチャートと同じであるので説明は省略する。
また、この第2の実施形態に於いては、撮影装置としてのカメラ及びハウジングの構成及び基本的な動作については、図1乃至図9に示される第1の実施形態と同じであるので、これらの構成及び動作については、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略するものとし、異なる動作についてのみ説明する。
本サブルーチンに入り、ステップS51でレンズデータが読み込まれると、続くステップS91にて、カメラボディ11に装着された交換レンズの焦点距離が判別される。そして、ステップS92に於いて、交換レンズの焦点距離が28mm未満であるか否かが判定される。
ここで、焦点距離が28mm以上であれば、ステップS93に移行して、装着された交換レンズがマクロレンズであるか否かが判定される。その結果、マクロレンズが装着されていると判定された場合は、ステップS54へ移行して、水中撮影モードである水中マクロモードが選択可能な状態になる。一方、上記ステップS93にて、装着された交換レンズがマクロレンズではないと判定された場合は、ステップS94へ移行する。
ステップS94では、カメラボディ11に装着されている交換レンズの最短撮影距離が判別される。そして、ステップS95に於いて、交換レンズの最短撮影距離が20cm未満であるか否かが判定される。
このステップS95にて、最短撮影距離が20cm未満であれば、ステップS54へ移行して、水中撮影モードである水中マクロモードが選択可能な状態になる。一方、最短撮影距離が20cm以上であれば、ステップS59へ移行して、水中ワイドモードが選択可能な状態になる。
上記ステップS92に於いて、交換レンズの焦点距離が28mm未満であれば、次にステップS96に於いて、交換レンズの焦点距離が16mm未満であるか否かが判定される。その結果、16mm以上である、すなわち交換レンズの焦点距離が16mm以上28mm未満であれば、ステップS59に移行して水中ワイドモードが選択可能な状態になる。一方、交換レンズの焦点距離が16mm未満であれば、ステップS63に移行してフィッシュアイモードが選択可能な状態になる。
このように、第2の実施形態によれば、シーンモードを水中撮影の有る場合と無い場合とに区別して設定することができるようにし、且つ、交換レンズの焦点距離と最短撮影距離に応じて水中撮影モードを選択することができる。
尚、本実施の形態では交換レンズを判別するための焦点距離を28mmと16mmに設定したが、これに限られるものではない。
(第3の実施形態)
上述した第2の実施形態では、水中マクロモード、水中ワイドモード、フィッシュアイモードの判別を、カメラボディ11に装着された交換レンズの焦点距離と最短撮影距離により行っていたが、この第3の実施形態では、交換レンズの焦点距離と撮影倍率を判別することにより行うようにしている。
以下、図11及び図9のフローチャートを参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。
図11及び図9は、本発明の第3の実施形態であって、図6のフローチャートのステップS13に於けるサブルーチン“SCENE設定2”の動作について説明するフローチャートである。但し、本フローチャートに於いて、ステップS51、S54〜S57、S60〜S86は、上述した第1の実施形態の図8及び図9のフローチャートと同じであり、ステップS91〜S93及びS96は、上述した第2の実施形態の図10のフローチャートと同じであるので、同一のステップ番号を付してその動作の説明は省略する。
尚、“SCENE設定1”のサブルーチンについては、図7に示される上述した第1の実施形態のフローチャートと同じであるので説明は省略する。
また、この第3の実施形態に於いては、撮影装置としてのカメラ及びハウジングの構成及び基本的な動作については、図1乃至図9に示される第1の実施形態と同じであるので、これらの構成及び動作については、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略するものとし、異なる動作についてのみ説明する。
本サブルーチンに入り、ステップS51でレンズデータが読み込まれ、続くステップS91にてカメラボディ11に装着された交換レンズの焦点距離が判別される。そして、ステップS92に於いて、交換レンズの焦点距離が28mm未満であるか否かが判定される。
ここで、焦点距離が28mm以上であれば、ステップS93に移行して、装着された交換レンズがマクロレンズであるか否かが判定される。その結果、装着された交換レンズがマクロレンズではないと判定された場合は、ステップS101へ移行して上記交換レンズの撮影倍率が判別される。
そして、ステップS102に於いて、交換レンズの撮影倍率が所定の倍率Aと比較される。ここで、撮影倍率がAより大きければ、ステップS54へ移行して、水中撮影モードである水中マクロモードが選択可能な状態になる。一方、上記ステップS102にて撮影倍率がA以下であれば、ステップS59へ移行して、水中ワイドモードが選択可能な状態になる。
また、各十字釦(十字キー)判別のステップで、アップ、ダウンの何れも押されていなければ、すぐ上のOK釦ONの判別に戻る(図示せず)。
このように、第3の実施形態によれば、シーンモードを水中撮影の有る場合と無い場合とに区別して設定することができるようにし、且つ、交換レンズの焦点距離と撮影倍率に応じて水中撮影モードを選択することができる。
尚、上述した実施形態に於いては、水中撮影のモードは水中マクロモード、水中ワイドモード及びフィッシュアイモードを例として説明したが、これに限られるものではなく、水中撮影用であれば他のモード、例えば水中ポートレートモード等を含んでも良いのは勿論である。
また、上述した実施形態では、撮影装置に撮像素子を有するカメラとした例で説明したが、これに限られるものではなく、フィルムを使用したカメラにも適用可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能であるのは勿論である。
本発明の第1の実施形態による撮影装置としての一眼レフカメラの外観構成を示すもので、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。 図1の構成のカメラ10に装着される水中撮影用のカメラ防水ハウジング22及びフラッシュ防水ハウジング35の構成を示す外観斜視図である。 (a)は本実施形態で水中撮影用のハウジングが装着されるカメラ交換レンズ及びフラッシュ装置の構成を概略的に示すブロック図、(b)は(a)に示されるような交換レンズAが装着されたカメラ及びフラッシュ装置に防水用のハウジングが装着された状態を示した概略構成図である。 (a)は交換レンズにワイドレンズが用いられた場合の交換レンズBが装着されたカメラ及びフラッシュ装置に防水用のハウジングが装着された状態を示した概略構成図、(b)は交換レンズにフィッシュアイレンズが用いられた場合の交換レンズCが装着されたカメラ及びフラッシュ装置に防水用のハウジングが装着された状態を示した概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に於けるカメラの基本的な動作について説明するフローチャートである。 図5のフローチャートのステップS3に於けるサブルーチン“SCENEモード”の詳細な動作を説明するフローチャートである。 図6のフローチャートのステップS12に於けるサブルーチン“SCENE設定1”の動作について説明するフローチャートである。 図6のフローチャートのステップS13に於けるサブルーチン“SCENE設定2”の動作について説明するフローチャートである。 図6のフローチャートのステップS13に於けるサブルーチン“SCENE設定2”の動作について説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態であって、図6のフローチャートのステップS13に於けるサブルーチン“SCENE設定2”の動作について説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態であって、図6のフローチャートのステップS13に於けるサブルーチン“SCENE設定2”の動作について説明するフローチャートである。
符号の説明
10…カメラ、11…カメラボディ、12…撮影レンズ(交換レンズ)、13…レリーズ釦、14…モードダイヤル、15…電源スイッチ、16…操作部、16a…OK釦、16b、16c、16d、16e…十字キー、17…収納検知部材、18…液晶(TFT)モニタ、19…フラッシュ接続部、22…カメラ防水ハウジング、22a…カメラ防水ハウジング(本体)、22b…カメラ防水ハウジング(蓋)、24…シャッタ釦操作スイッチ、25…モードダイヤル操作ノブ、26…操作部、26a…OK釦、26b、26c、26d、26e…十字釦、28…窓部、30…レンズ防水ハウジング、32…コネクタケーブル、35…フラッシュ防水ハウジング、36…フラッシュ装置、37…閃光発光管(キセノン管)、38…発光制御回路、41…シャッタ、42…撮像素子、43…信号処理回路、45…システム制御回路、46…手動操作部材、47…収納検知回路、48…液晶(TFT)モニタ、49…記録媒体、51…撮影レンズ、52…絞り、53データ出力回路。

Claims (12)

  1. 水中ハウジングに収納した状態で水中撮影が可能な撮影装置に於いて、
    交換可能な撮影レンズと、
    上記撮影レンズからレンズデータを読み出す読み出し手段と、
    上記撮影装置の本体が上記水中ハウジングに収納されているか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段によって上記水中ハウジングに収納されていると判定された場合には、上記レンズデータに基づいて複数の水中撮影モードのうちの1つを選択する選択手段と、
    上記選択手段で選択された水中撮影モードに対応した撮影条件で撮影動作を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮影装置。
  2. 上記判定手段は、上記撮影装置が上記水中ハウジングに収納されていることを検知する検知部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 上記レンズデータは、上記撮影レンズの焦点距離のデータ、種類のデータ、最大撮影倍率のデータ及び最短撮影距離のデータの何れかであることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  4. 更に、フラッシュ装置を含み、
    上記水中撮影モードが設定された場合には、上記フラッシュ装置を強制的に発光させることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  5. 更に、上記撮影レンズの種類を判別するレンズ判別手段を具備し、
    上記レンズ判別手段で判別された撮影レンズの種類がワイドレンズの場合は露出をアンダーに設定することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  6. 上記レンズ判別手段で判別された撮影レンズの種類が、水中で165度以上の画角を有するフィッシュアイレンズの場合は、上記ワイドレンズの場合の露出より更にアンダーに露出を設定することを特徴とする請求項5に記載の撮影装置。
  7. 撮影レンズと、該撮影レンズ固有の特性を表すレンズデータを出力するデータ出力回路と、を有する交換可能なレンズユニットと、
    上記レンズユニットを装着可能な撮影装置本体と、
    水中撮影が可能なように上記撮影装置本体を内部に収納する水中ハウジングと、
    上記撮影装置本体が上記水中ハウジングに収納されているか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段によって上記水中ハウジングに収納されていると判定された場合には、上記レンズデータに基づいて複数の水中撮影モードのうちの1つを選択する選択手段と、
    上記選択手段で選択された水中撮影モードに対応した撮影条件で撮影動作を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮影装置。
  8. 上記判定手段は、上記撮影装置が上記水中ハウジングに収納されていることを検知する検知部材を含むことを特徴とする請求項7に記載の撮影装置。
  9. 上記レンズデータは、上記撮影レンズの焦点距離のデータ、種類のデータ、最大撮影倍率のデータ及び最短撮影距離のデータの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7に記載の撮影装置。
  10. 更に、フラッシュ装置を含み、
    上記制御手段は、上記水中撮影モードが設定された場合には、上記フラッシュ装置を強制的に発光させることを特徴とする請求項7に記載の撮影装置。
  11. 更に、上記レンズユニットの種類を判別するレンズ判別手段を具備し、
    上記制御手段は、上記レンズ判別手段で判別された撮影レンズの種類がワイドレンズの場合は露出をアンダーに設定することを特徴とする請求項7に記載の撮影装置。
  12. 上記制御手段は、上記レンズ判別手段で判別された撮影レンズの種類が、水中で165度以上の画角を有するフィッシュアイレンズの場合は、上記ワイドレンズの場合の露出より更にアンダーに露出を設定することを特徴とする請求項11に記載の撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013121007A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Canon Inc 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP2014178663A (ja) * 2013-02-12 2014-09-25 Nikon Corp 交換レンズおよびカメラボディ

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