JP2006243165A - 現像装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 磁力の低くなるマグネットローラ長手方向両端部のトナー濃度の低下を抑え、長手方向でトナー濃度を一定にすることが可能な現像装置を提供する。
【解決手段】 トナーと磁性キャリアで構成される二成分現像剤を担持してして搬送する現像剤担持体4と、現像剤担持体4に担持されて搬送される現像剤の量を規制する第一の規制部材6aと、第一の規制部材6aよりも現像剤担持体4上の現像剤の搬送方向上流側に配置された第二の規制部材6bを有し、第二の規制部材6bと現像剤担持体4との隙間は、長手軸方向端部が他の部分より広く設定されている現像装置。
【選択図】 図6

Description

本発明は、電子写真、静電記録、静電印刷等における静電荷像を現像するための現像装置及びその現像装置を搭載した複写機、レーザープリンタ、普通紙ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、原稿反射光等の光学的な画像情報を予め一様に帯電した感光体上に照射することによって得た静電潜像に、現像装置からトナーを供給して可視像化し、このトナー像をレジストローラにより給紙された記録紙上に転写した後で定着装置に通紙して熱定着を行っている。
従来、電子写真方式の画像形成装置に用いられる現像装置として、感光体上に形成された潜像を現像するトナー及び磁性粒子からなる二成分現像剤のトナー濃度を自己制御して、該現像剤のトナー濃度を所定濃度に維持する機能を備えたトナー濃度自己制御方式の現像装置が知られている(例えば、特許文献1、2)。
特開2003−156932号公報 特開2002−214912号公報
しかしながら、上記の現像装置においては、現像ケーシングの内部に、現像ケーシングの開口部から一部が露出した、トナー及び磁性キャリアからなる現像剤を表面に担持する現像剤担持体としての非磁性材質からなる現像スリーブを備え、さらに現像スリーブの内部には磁界発生手段としてマグネットローラが固定配置されているが、マグネットローラの両端部は磁力が小さいため、現像剤滞留部の現像剤量が多くなりトナーの補給量が少なくなることがわかっている。この影響で現像スリーブの長手方向でトナー濃度の偏差が生じ、両端部のトナー濃度が中央部よりも低くなる現象が生じる。
本発明は上記の不具合に鑑みてなされたものであり、磁力の低くなるマグネットローラ長手方向両端部のトナー濃度の低下を抑え、長手方向でトナー濃度を一定にすることが可能な現像装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の現像装置は、トナーと磁性キャリアで構成される二成分現像剤を担持してして搬送する現像剤担持体と、現像剤担持体に担持されて搬送される現像剤の量を規制する第一の規制部材と、第一の規制部材よりも現像剤担持体上の現像剤の搬送方向上流側に配置された第二の規制部材を有し、第二の規制部材と現像剤担持体との隙間は、長手軸方向端部が他の部分より広く設定されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の現像装置において、第二の規制部材には、両端部の幅が狭くなる段差が形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の現像装置において、第二の規制部材には、両端部に向けて幅が狭くなるテーパーが形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の画像形成装置は、請求項1記載の現像装置を有することを特徴とする。
本発明の現像装置によれば、トナーと磁性キャリアで構成される二成分現像剤を担持してして搬送する現像剤担持体と、現像剤担持体に担持されて搬送される現像剤の量を規制する第一の規制部材と、第一の規制部材よりも現像剤担持体上の現像剤の搬送方向上流側に配置された第二の規制部材を有し、第二の規制部材と現像剤担持体との隙間は、長手軸方向端部が他の部分より広く設定されているので、磁力の低くなるマグネットローラ長手方向両端部のトナー濃度の低下を抑え、長手方向でトナー濃度を一定にすることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る現像装置の概略構成図である。この現像装置は、複写機に用いられる像担持体である円筒状の感光体ドラム1の側方に配置され、この感光体ドラム1に向けて開口部が形成された現像ケーシング2、その開口部から一部が露出した、トナー及び磁性キャリアからなる現像剤3を表面に担持する現像剤担持体としての非磁性材質からなる現像スリーブ4、現像スリーブ4の内部に固定配置された磁界発生手段としてマグネットローラ5、現像スリーブ4上に担持されて搬送されている現像剤の量を規制する現像剤第一の規制部材としてのドクタブレード6a、現像剤第二の規制部材としてのプレドクタブレード6b、現像剤収納ケース7、トナー収容部としてのトナーホッパ8等を備えている。
現像剤収納ケース7は、現像スリーブ4との間に、感光体ドラム1との対向部の現像位置に供給されずにドクタブレード6aで進行が阻止された現像剤を収容する現像剤収容部Aを形成している。そして、現像剤スリーブ4の内部に固定配置されているマグネットローラ5のうち、現像剤収容部Aに対向する位置には、現像剤収容部A内の現像剤3aを現像スリーブ4上に担持させるための磁極5aを配置している。
また、トナーホッパ8は、現像剤搬送方向における現像剤収容部Aの上流側に隣接して現像スリーブ4表面と対向するトナー補給口8aを有し、このトナー補給口8aに隣り合ったスペースには、トナーホッパ8内のトナー11aをトナー補給口8aに向けて攪拌しながら送り出すトナー攪拌部材としてのアジテータ9が配置されている。このアジテータ9は、回転軸の位置、羽の長さが調節され、アジテータ9の最外周軌道が現像剤に振れないように設定されている。
上記構成の現像装置において、現像スリーブ4上に担持された現像剤3aは、図中矢印a方向(反時計回り方向)に回転する現像スリーブ4の回転に伴って現像スリーブ4上をドクタブレード6a側に搬送され、ドクタブレード6aにより規制されて薄層化される。薄層化された現像剤3aは、図中矢印b方向(時計回り方向)に回転している感光体ドラム1と対向する現像領域に搬送される。そして、現像領域では、感光体ドラム1上に形成されている静電潜像にトナーが接触あるいは非接触で供給され、該静電潜像の可視化が行われる。
その後、現像剤3は、現像スリーブ4の回転に伴って現像スリーブ4上をトナー補給口8aにあるプレドクタブレード6b側に搬送され、トナーホッパ8内のアジテータ9で送り出されてトナー補給口8aから供給された新しいトナー11aを取り込んだあと、現像剤収容部Aに戻る。新しいトナー11aを含んだ現像剤3aは、ドクタブレード6aによる規制で内圧が増加し、現像剤3aのトナーが摩擦帯電される。
これにより、現像剤を帯電あるいは攪拌するためのパドルやスクリュー等を用いた複雑な攪拌搬送機構を設けなくとも、現像スリーブ4上の現像剤3aに含まれるトナーを帯電することができる。
一方、上記現像領域に供給されずにドクタブレード6aで進行が阻止された現像剤3aの一部は、現像剤収容部A内で現像剤3自身の内圧及び重力によって、トナーホッパ8のトナー補給口8aに向かって移動する。トナー補給口8a付近まで移動してきた現像剤3aは、磁極5aの磁力により現像スリーブ4側に引き寄せられ、現像スリーブ4の回転に伴って、ドクタブレード6a側に搬送されることにより、現像剤収容部A内を循環する。
また、上記構成の現像装置においては、現像剤3aに補給されたトナー11aが多くなってトナー濃度が高まると、それに従って現像剤3aの嵩が増加するため、現像剤3aがトナー補給口8aで現像剤収容部A内からあふれ、プレドクタブレード6bをふさぐ。このため、現像スリーブ4上の現像剤3aへのトナー11aの取り込み量が少なくなる。
このトナー取り込み量の減少により、現像剤3aのトナー濃度が常に一定濃度以下に保たれる。逆に、現像剤3aのトナー濃度が低くなると現像剤3aの嵩が減少するため、現像剤3aがプレドクタブレード6bをふさぐことがなくなるので、現像スリーブ4上の現像剤3aへ所定量のトナーが取り込まれ、現像剤3aのトナー濃度が常に一定濃度以上に保たれる。このようにトナー濃度をほぼ一定範囲内にコントロールできるので、トナー濃度センサや補給部材などを用いた複雑なトナー濃度制御が不要な構成となっている。
図2は現像剤滞留部の現像剤量を示す図であり、(1)はマグネットローラ端部の量、(2)はマグネットローラ中央部の量を示す。現像剤3はマグネットローラ5の磁力により大きく影響を受けることがわかっており、実際にはマグネットローラ5の両端部は磁力が小さいため、図2(1)に示すように現像剤滞留部3bの量が中央部よりも多くなる。これにより、図3に示すようにマグネットローラ両端部のトナー濃度が中央部よりも低くなっている状況が引き起こされる。
図4は現像スリーブとプレドクタブレードの一般的な関係図である。現像スリーブ4とプレドクタブレード6bにはある一定の隙間(GapA)が設けられており、この隙間の値により現像剤3がすり抜ける量が変わるため、現像剤滞留部3bの量が変わり、それによってトナーホッパ8からのトナーの取り込み量も変わるため、結果的にトナー濃度に影響するものである。
図5はプレドクタGap(現像スリーブ4とプレドクタブレードの隙間)とトナー濃度の関係を示したものである。プレドクタGapを広くするとトナー濃度が高くなっていくことがわかる。これは、プレドクタGapが広いと現像スリーブ4上の現像剤3の搬送量が多いため、現像剤滞留部3bの量が少なくなりトナーホッパ8からのトナー11aの取り込みが多くなるためである。
図6は本発明の現像装置における現像スリーブとプレドクタブレードの関係図である(その1)。上記の現像スリーブ両端部のトナー濃度が中央部よりも低くなってしまうことに対し、両端部のプレドクタGapが中央部より広くなるように、プレドクタブレード6bには両端部の幅が狭くなる段差が形成されている。 中央部のGapAと両端部のGapBの関係は、A<Bとなっている。 この結果、図7に示すように現像スリーブ長手軸方向でトナー濃度を均一にすることが可能となった。
図8は本発明の現像装置における現像スリーブとプレドクタブレードの関係図である(その2)。両端部のプレドクタGapが中央部より広くなるように、プレドクタブレード6bには両端部に向けて幅が狭くなるテーパーが形成されている。
本発明の実施形態に係る現像装置の概略構成図である。 現像剤滞留部の現像剤量を示す図である。 現像スリーブ長手軸位置のトナー濃度分布図である。 現像スリーブとプレドクタブレードの一般的な関係図である。 現像スリーブとプレドクタブレードの隙間とトナー濃度の関係図である。 本発明の現像装置における現像スリーブとプレドクタブレードの関係図である(その1)。 本発明の現像装置における現像スリーブ長手軸位置のトナー濃度分布図である。 本発明の現像装置における現像スリーブとプレドクタブレードの関係図である。
符号の説明
1 感光体
2 現像ケーシング
3、3a 現像剤
3b 現像剤滞留部
4 現像剤担持体(現像スリーブ)
5 マグネットローラ
5a 磁極
6a 現像剤第一の規制部材(ドクタブレード)
6b 現像剤第二の規制部材(プレドクタブレード)
7 現像剤収納ケース
8 トナーホッパ
8a トナー補給口
9 アジテータ
11a トナー
A 現像剤収容部

Claims (4)

  1. トナーと磁性キャリアで構成される二成分現像剤を担持してして搬送する現像剤担持体と、
    現像剤担持体に担持されて搬送される現像剤の量を規制する第一の規制部材と、
    第一の規制部材よりも現像剤担持体上の現像剤の搬送方向上流側に配置された第二の規制部材を有し、
    第二の規制部材と現像剤担持体との隙間は、長手軸方向端部が他の部分より広く設定されていることを特徴とする現像装置。
  2. 第二の規制部材には、両端部の幅が狭くなる段差が形成されていることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 第二の規制部材には、両端部に向けて幅が狭くなるテーパーが形成されていることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  4. 請求項1記載の現像装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007091687A1 (ja) 2006-02-10 2007-08-16 Mitsubishi Chemical Corporation 蛍光体及びその製造方法、蛍光体含有組成物、発光装置、並びに画像表示装置及び照明装置

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