JP2022077595A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤中のトナー量の検出精度を向上させることが可能な現像装置を提供する。【解決手段】現像装置30は、現像容器31と、トナー検出部11と、を備える。現像容器31は、第1攪拌室312と、第2攪拌室313と、第1連通部314と、を備える。第1連通部314は、現像剤が第1方向f1に搬送される第1攪拌室312の第1方向f1下流端よりも下流側、及び現像剤が第1方向f1と反対の第2方向f2に搬送され第2攪拌室313の第2方向f2上流端よりも上流側に延び、第1攪拌室312及び第2攪拌室313それぞれの底部より上側に位置するとともに、第1攪拌室312及び第2攪拌室313に向かって下り勾配となる傾斜面314aを有し、トナー検出部11が固定されるトナー量検出領域314bを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、現像装置及びその現像装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機やプリンター等の電子写真方式の画像形成装置では、像担持体である感光体ドラムの表面に形成した静電潜像を現像剤で現像し、後に用紙に転写されるトナー像を形成する装置が広く利用されている。そして、現像剤の性能維持と画像品質の保証とを実現するために、現像剤中のトナー量を好適に制御する技術が提案されている。このような従来の現像装置一例が、特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された従来の現像装置は、現像容器内の現像剤を攪拌しながら搬送する攪拌部材と、現像容器内の現像剤量を検出する現像剤検出センサーと、を備える。現像剤検出センサーは、攪拌部材の軸線方向の一端部に対向する現像容器の壁面に固定される。攪拌部材は、軸線方向の一端側において、現像容器の内壁に向かって突出する突出部と、当該突出部と径方向に対向して突出部を形成しない非突部と、を備える。これにより、攪拌部材の軸線方向の一端部付近において現像剤が滞留することを抑制することができ、現像剤検出センサーによって現像剤量を好適に制御することが可能である。
特開2017-203799号公報
しかしながら、上記の従来技術では、攪拌部材の一部分が現像剤検出センサーに近接することで、攪拌部材の軸線方向の一端部付近において、現像容器の壁部と攪拌部材との間に現像剤が滞留することを十分に抑制できない場合があることに課題があった。攪拌部材の軸線方向の一端部付近で現像容器の壁部と攪拌部材との間に滞留する現像剤は、攪拌が不十分な場合があり、センサーによる現像剤量の検出精度が低下する虞があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、現像剤中のトナー量の検出精度を向上させることが可能な現像装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の現像装置は、現像容器と、攪拌搬送部材と、現像剤担持体と、トナー検出部と、を備える。前記現像容器は、像担持体に供給するトナーを含む現像剤を収容する。前記攪拌搬送部材は、前記現像容器内の前記現像剤を攪拌しながら搬送する。前記現像剤担持体は、前記現像容器内の前記現像剤を前記像担持体に供給する。前記トナー検出部は、前記現像容器内の前記現像剤中のトナー量を検出する。現像容器は、第1攪拌室と、第2攪拌室と、第1連通部と、第2連通部と、を備える。前記第1攪拌室は、前記現像剤が第1方向に搬送される。前記第2攪拌室は、前記第1攪拌室に隣接して配置され、前記現像剤が前記第1方向と反対の第2方向に搬送され、前記現像剤担持体と対向する。前記第1連通部は、前記第1攪拌室の前記第1方向下流端と前記第2攪拌室の前記第2方向上流端とを連通するとともに、前記現像剤が前記第1攪拌室側から前記第2攪拌室側に向かって搬送される。前記第2連通部は、前記第2攪拌室の前記第2方向下流端と前記第1攪拌室の前記第1方向上流端とを連通するとともに、前記現像剤が前記第2攪拌室側から前記第1攪拌室側に向かって搬送される。さらに、前記第1連通部は、前記第1攪拌室の前記第1方向下流端よりも下流側及び前記第2攪拌室の前記第2方向上流端よりも上流側に延び、前記第1攪拌室及び前記第2攪拌室それぞれの底部より上側に位置するとともに、前記第1攪拌室及び前記第2攪拌室に向かって下り勾配となる傾斜面を有し、前記トナー検出部が固定されるトナー量検出領域を備える。
本発明の構成によれば、現像剤が第1攪拌室側から第2攪拌室側に向かって搬送される第1連通部という通路にトナー検出部が固定される。さらに、第1連通部は、第1攪拌室及び第2攪拌室の外部に配置される。これにより、トナー検出部は、第1攪拌室及び第2攪拌室の外部の、第1連通部を搬送されつつある現像剤に対してトナー量を検出することができる。したがって、現像剤中のトナー量の検出は、攪拌搬送部材の軸線方向の一端部付近において、現像容器の壁部と攪拌搬送部材との間に滞留する現像剤の影響を受けない。これにより、現像剤中のトナー量の検出精度を向上させることが可能になる。
本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示す概略断面側面図である。 図1の画像形成装置の画像形成部周辺を示す断面側面図である。 図2の画像形成部の現像装置の断面平面図である。 図2の画像形成部の現像装置の断面正面図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。なお、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態の画像形成装置1の構成を示す概略断面側面図である。図2は、図1の画像形成装置1の画像形成部20周辺を示す断面側面図である。本実施形態の画像形成装置1の一例としては、外部のコンピュータから印刷ジョブに係る画像データ及び印刷指令を受け付けて印刷を実行するいわゆるプリンターである。
画像形成装置1は、図1及び図2に示すように、その本体2に設けられた、給紙部3、用紙搬送部4、露光部5、画像形成部20、転写部6、定着部7、用紙排出部8、現像剤補給部9、及び制御部10を備える。
給紙部3は、本体2の底部に配置される。給紙部3は、複数枚の用紙Sを収容し、印刷時に用紙Sを1枚ずつ分離して送り出す。用紙搬送部4は、給紙部3から送り出された用紙Sを転写部6及び定着部7へと搬送し、さらに定着後の用紙Sを用紙排出口4aから用紙排出部8に排出する。露光部5は、画像データに基づき制御されたレーザー光を画像形成部20に向かって照射する。
画像形成部20は、給紙部3の上方であって、給紙部3の用紙搬送方向下流側に配置される。画像形成部20は、図2に示すように所定の方向(図2における時計回り)に回転可能に支持された感光体ドラム(像担持体)21を備える。画像形成部20は、さらに感光体ドラム21の周囲に、その回転方向に沿って配置された帯電部22と、現像装置30と、クリーニング部23と、を備える。なお、現像装置30とクリーニング部23との間に転写部6が配置される。現像剤補給部9は、現像装置30の上方に配置され、現像剤を現像容器31に補給する。
感光体ドラム21は、外周面に感光層を有する。帯電部22は、感光体ドラム21の外周面を所定電位に帯電させる。露光部5は、帯電部22によって帯電された感光体ドラム21の外周面を露光し、感光体ドラム21の外周面に原稿画像の静電潜像を形成する。現像装置30は、この静電潜像にトナーを付着させて現像し、トナー像を形成する。
転写部6は、給紙部3の上方であって、画像形成部20の下方に配置される。転写部6は、感光体ドラム21の外周面に形成されたトナー像を用紙Sに転写させる。クリーニング部23は、トナー像が用紙Sに転写された後、感光体ドラム21の外周面に残留するトナー等を除去してクリーニングする。
定着部7は、給紙部3の上方であって、給紙部3の用紙搬送方向下流側に配置される。定着部7は、トナー像が転写された用紙Sを加熱、加圧してトナー像を用紙Sに定着させる。
制御部10は、CPU、画像処理部、並びにその他の電子回路及び電子部品を含む(いずれも不図示)。CPUは、記憶部(不図示)に記憶された制御用のプログラムやデータに基づき、画像形成装置1に設けられた各構成要素の動作を制御して画像形成装置1の機能に係る処理を行う。給紙部3、用紙搬送部4、露光部5、画像形成部20、転写部6、定着部7、及び現像剤補給部9のそれぞれは、制御部10から個別に指令を受け、連動して用紙Sへの印刷を行う。
続いて、画像形成部20の現像装置30の構成について、図1及び図2に加えて、図3及び図4を用いて説明する。図3は、図2の画像形成部20の現像装置30の断面平面図である。図4は、図2の画像形成部20の現像装置30の断面正面図である。なお、図3及び図4には、ともに平行に延びる第1攪拌搬送部材32、第2攪拌搬送部材33及び現像ローラー34の軸線方向を矢線Dxで示した。また、図3及び図4には、現像容器31内の現像剤の搬送経路及び搬送方向を白抜き矢印で示した。
現像装置30は、例えば本体2に対して着脱可能である。現像装置30は、図2、図3及び図4に示すように、現像容器31と、第1攪拌搬送部材32と、第2攪拌搬送部材33と、現像ローラー(現像剤担持体)34と、規制部材35と、を備える。
現像容器31は、感光体ドラム(像担持体)21の軸線方向(図2の紙面奥行き方向、図3の左右方向)に沿って延びる細長い形状であって、その長手方向を水平にして配置される。現像容器31は、現像装置30から感光体ドラム21に供給する現像剤として、例えば磁性トナーのみからなる磁性一成分現像剤を収容する。なお、本書内の説明において、現像剤を単に「トナー」と呼ぶことがある。また、現像剤は、例えばトナー及び磁性キャリアを含む二成分現像剤であっても良い。
現像容器31は、仕切り部311と、第1攪拌室312と、第2攪拌室313と、第1連通部314と、第2連通部315と、第3連通部316と、を有する。
仕切り部311は、現像容器31の内部に設けられる。仕切り部311は、現像容器31の長手方向と交差する方向(図2の左右方向、図3の上下方向)の略中央部に配置される。仕切り部311は、現像容器31の長手方向及び上下方向に延びる略板形状で形成される。仕切り部311は、現像容器31の内部を、長手方向と交差する方向において区分する。
第1攪拌室312及び第2攪拌室313は、現像容器31の内部に設けられる。第1攪拌室312及び第2攪拌室313は、現像容器31の内部が仕切り部311によって区分されることで形成される。第1攪拌室312及び第2攪拌室313は、互いにほぼ同じ高さに並置され、隣接する。
第2攪拌室313は、現像容器31内の、現像ローラー34の配置領域に隣接して配置される。すなわち、第2攪拌室313は、現像ローラー34と対向する。第1攪拌室312は、現像容器31内の、第2攪拌室313よりも現像ローラー34から離隔した領域に配置される。第1攪拌室312は、現像剤補給口312aを有し、現像剤補給口312aを通して現像剤補給部9から現像剤が補給される。第1攪拌室312は、第1攪拌搬送部材32によって、現像剤が第1方向f1に搬送される。第2攪拌室313は、第2攪拌搬送部材33によって、現像剤が第1方向f1と反対の第2方向f2に搬送される。
第1連通部314、第2連通部315及び第3連通部316は、現像容器31の長手方向の両端側それぞれに配置される。第1連通部314、第2連通部315及び第3連通部316は、第1攪拌室312と第2攪拌室313とが連通している。
第1連通部314及び第3連通部316は、第1攪拌室312の第1方向f1下流端と第2攪拌室313の第2方向f2上流端とを連通する。第1連通部314及び第3連通部316は、現像剤が第1攪拌室312側から第2攪拌室313側に向かって搬送される。第2連通部315は、第2攪拌室313の第2方向f2下流端と第1攪拌室312の第1方向f1上流端とを連通する。第2連通部315は、現像剤が第2攪拌室313側から第1攪拌室312側に向かって搬送される。
第1攪拌搬送部材32は、第1攪拌室312内に配置される。第2攪拌搬送部材33は、第2攪拌室313内に配置される。第2攪拌搬送部材33は、現像ローラー34に近接して平行に延びる。第1攪拌搬送部材32及び第2攪拌搬送部材33は、現像ローラー34と平行に水平方向に延びる軸線回りに回転可能に現像容器31に支持される。第1攪拌搬送部材32及び第2攪拌搬送部材33の基本的な構成は、同じである。
第1攪拌搬送部材32は、回転の軸線方向Dxに沿って第2連通部315側から第1連通部314側に向かう第1方向f1に現像剤を攪拌しながら搬送する。第2攪拌搬送部材33は、回転の軸線方向Dxに沿って第1連通部314側から第2連通部315側に向かう第2方向f2に現像剤を攪拌しながら搬送する。
現像ローラー(現像剤担持体)34は、現像容器31内の、第2攪拌搬送部材33の側方に隣接して配置される。現像ローラー34は、感光体ドラム21の軸線と平行に延びる軸線回りに回転可能に現像容器31に支持される。現像ローラー34は、例えば図2において反時計回りに回転する円筒状の現像スリーブと、現像スリーブ内に固定された現像ローラー側磁極とを有する(いずれも不図示)。
現像ローラー34は、その外周面の一部が現像容器31から露出し、感光体ドラム21と対向し、近接する。現像ローラー34は、感光体ドラム21との対向領域において感光体ドラム21の外周面に供給するトナーを、その外周面に担持する。現像ローラー34は、現像容器31内の現像剤を感光体ドラム21に供給する。言い換えれば、現像ローラー34は、第2攪拌室313内のトナーを感光体ドラム21の外周面の静電潜像に付着させ、トナー像を形成する。
規制部材35は、現像ローラー34と感光体ドラム21との対向領域の、現像ローラー34の回転方向上流側に配置される。規制部材35は、現像ローラー34に近接して対向し、その先端と現像ローラー34の外周面との間に所定の間隔を設けて配置される。規制部材35は、現像ローラー34の軸線方向Dxの全域にわたって延びる。規制部材35は、現像ローラー34の外周面に担持される現像剤(トナー)の層厚を規制する。
現像容器31内のトナーは、第1攪拌搬送部材32及び第2攪拌搬送部材33の回転により、第1連通部314、第2連通部315及び第3連通部316を通って第1攪拌室312と第2攪拌室313との間を循環する。このとき、現像容器31内のトナーは、攪拌されて帯電され、現像ローラー34の外周面に渡る。現像ローラー34の外周面に担持されたトナーは、規制部材35によって層厚が規制された後、現像ローラー34の回転によって現像ローラー34と感光体ドラム21との対向領域に搬送される。現像ローラー34に所定の現像電圧が印加されると、感光体ドラム21の外周面の電位との間の電位差により、現像ローラー34の外周面に担持されたトナーが対向領域において感光体ドラム21の外周面に移動する。これにより、感光体ドラム21の外周面の静電潜像が現像される。
続いて、現像容器31の、第1連通部314、第2連通部315及び第3連通部316の構成について、図3及び図4を参照しつつ詳細に説明する。
第2連通部315及び第3連通部316それぞれは、仕切り部311の長手方向(=軸線方向Dx)の両端部の外側に配置される。第2連通部315及び第3連通部316は、仕切り部311の長手方向と交差する方向(図3の上下方向、図4の紙面奥行き方向)、すなわち略板形状である仕切り部311の厚み方向において、第1攪拌室312と第2攪拌室313とが連通している。
第1連通部314は、第1攪拌室312の第1方向f1の下流端よりも下流側、及び第2攪拌室313の第2方向f2の上流端よりも上流側に延びる。第1連通部314は、第1攪拌室312及び第2攪拌室313それぞれの底部31aより上側に位置する。言い換えれば、第1攪拌室312及び第2攪拌室313の底部31aと、第1連通部314との間には、上下方向に段差がある。
第1連通部314は、傾斜面314aを有する。傾斜面314aは、第1連通部314の底部に設けられる。傾斜面314aは、現像ローラー34から最も離れた第1攪拌室312側の縁部から現像ローラー34に最も近い第2攪拌室313の縁部まで、現像容器31の長手方向と交差する方向に延びる平面で形成されている。
傾斜面314aは、第1攪拌室312及び第2攪拌室313に向かって下り勾配となっている。詳細に言えば、傾斜面314aは、第1攪拌室312の第1方向f1の下流側から上流側に向かって、また第2攪拌室313の第2方向f2の上流側から下流側に向かって下り勾配となっている。
第1連通部314は、トナー量検出領域314bを備える。トナー量検出領域314bは、第1攪拌室312の第1方向f1の下流端よりも下流側に設けられる。トナー量検出領域314bには、トナー検出部11が固定される。トナー検出部11は、現像容器31内の現像剤中のトナー量を検出する。
上記の構成によれば、現像剤が第1攪拌室312側から第2攪拌室313側に向かって搬送される第1連通部314という通路にトナー検出部が固定される。さらに、第1連通部314は、第1攪拌室312及び第2攪拌室313の外部に配置される。これにより、トナー検出部11は、第1攪拌室312及び第2攪拌室313の外部の、第1連通部314を搬送されつつある現像剤に対してトナー量を検出することができる。したがって、現像剤中のトナー量の検出は、第1攪拌搬送部材32及び第2攪拌搬送部材33の軸線方向Dxの一端部付近において、現像容器31の壁部と第1攪拌搬送部材32及び第2攪拌搬送部材33との間に滞留する現像剤の影響を受けない。これにより、現像剤中のトナー量の検出精度を向上させることが可能になる。
トナー検出部11は、傾斜面314aの下側に配置される。トナー検出部11の検出面11aは、傾斜面314a上に露出する。この構成によれば、現像剤は、トナー検出部11の検出面11a上を広範囲にわたって通過する。これにより、現像剤中のトナー量の検出精度を向上させることが可能になる。
トナー量検出領域314bは、第1攪拌搬送部材32及び第2攪拌搬送部材33の軸線方向Dxの外側に位置する。この構成によれば、現像剤中のトナー量の検出は、第1攪拌搬送部材32及び第2攪拌搬送部材33の軸線方向Dxの一端部付近において、現像容器31の壁部と第1攪拌搬送部材32及び第2攪拌搬送部材33との間に滞留する現像剤の影響を受けない。したがって、現像剤中のトナー量の検出精度を向上させることが可能になる。
なお、現像剤は、磁性トナー、或いは磁性キャリアといった磁性体を含む。そして、トナー検出部11は、例えば透磁率センサーを有する。透磁率センサーは、検出面11aから所定範囲内の透磁率の変化を検出し、その透磁率に応じた信号を出力する。すなわち、現像容器31内のトナー量が変化すればトナー検出部11の検出面11a上の透磁率も変化し、それに応じてトナー検出部11の出力信号も変化する。この構成によれば、現像剤中のトナー量を適正に検出することが可能である。
制御部10は、トナー検出部11から受信したセンサー出力信号に基づき、現像剤補給部9から現像装置30への現像剤の補給開始、補給停止を制御する。
また、上記のように、第1攪拌室312の第1方向f1の上流端近傍には、現像容器31に現像剤が補給される現像剤補給口312aが設けられる。この構成によれば、第1連通部314は、現像剤補給口312aに対して第1攪拌室312の第1方向f1の下流側であって、第1攪拌搬送部材32の軸線の延長線上に位置する。これにより、現像剤補給口312aから新たに補給され、第1攪拌室312で攪拌された現像剤に対し、トナー検出部11によって現像剤中のトナー量を検出することができる。したがって、現像剤中のトナー量を適正に検出することが可能である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、上記実施形態では、画像形成装置1は、モノクロの画像を形成するモノクロ印刷用の画像形成装置であることとしたが、このような機種に限定されるわけではない。画像形成装置は、複数色の画像を重ねて形成するカラー印刷用の画像形成装置であっても良い。
本発明は、現像装置及び画像形成装置において利用可能である。
1 画像形成装置
2 本体
10 制御部
11 トナー検出部
11a 検出面
20 画像形成部
21 感光体ドラム(像担持体)
30 現像装置
31 現像容器
31a 底部
32 第1攪拌搬送部材
33 第2攪拌搬送部材
34 現像ローラー(現像剤担持体)
312 第1攪拌室
312a 現像剤補給口
313 第2攪拌室
314 第1連通部
314a 傾斜面
314b トナー量検出領域
315 第2連通部
Dx 軸線方向
S 用紙
f1 第1方向
f2 第2方向

Claims (6)

  1. 像担持体に供給するトナーを含む現像剤を収容する現像容器と、
    前記現像容器内の前記現像剤を攪拌しながら搬送する攪拌搬送部材と、
    前記現像容器内の前記現像剤を前記像担持体に供給する現像剤担持体と、
    前記現像容器内の前記現像剤中のトナー量を検出するトナー検出部と、
    を備え、
    前記現像容器は、
    前記現像剤が第1方向に搬送される第1攪拌室と、
    前記第1攪拌室に隣接して配置され、前記現像剤が前記第1方向と反対の第2方向に搬送され、前記現像剤担持体と対向する第2攪拌室と、
    前記第1攪拌室の前記第1方向下流端と前記第2攪拌室の前記第2方向上流端とを連通するとともに、前記現像剤が前記第1攪拌室側から前記第2攪拌室側に向かって搬送される第1連通部と、
    前記第2攪拌室の前記第2方向下流端と前記第1攪拌室の前記第1方向上流端とを連通するとともに、前記現像剤が前記第2攪拌室側から前記第1攪拌室側に向かって搬送される第2連通部と、
    を備え、
    前記第1連通部は、前記第1攪拌室の前記第1方向下流端よりも下流側及び前記第2攪拌室の前記第2方向上流端よりも上流側に延び、前記第1攪拌室及び前記第2攪拌室それぞれの底部より上側に位置するとともに、前記第1攪拌室及び前記第2攪拌室に向かって下り勾配となる傾斜面を有し、前記トナー検出部が固定されるトナー量検出領域を備えることを特徴とする現像装置。
  2. 前記トナー検出部は、前記傾斜面の下側に配置されるとともに、前記トナー検出部の検出面が前記傾斜面上に露出することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記トナー量検出領域は、前記第1攪拌室及び前記第2攪拌室内の前記現像剤を攪拌しながら前記第1方向および前記第2方向に搬送する前記攪拌搬送部材の軸線方向外側に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記現像剤は、磁性体を含み、
    前記トナー検出部は、透磁率の変化を検出して前記トナー量を得る透磁率センサーを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記第1攪拌室の前記第1方向上流端近傍には、前記現像容器に前記現像剤が補給される現像剤補給口が設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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