JP2006242844A - レーダー装置及び送信ビーム制御方法 - Google Patents
レーダー装置及び送信ビーム制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006242844A JP2006242844A JP2005061004A JP2005061004A JP2006242844A JP 2006242844 A JP2006242844 A JP 2006242844A JP 2005061004 A JP2005061004 A JP 2005061004A JP 2005061004 A JP2005061004 A JP 2005061004A JP 2006242844 A JP2006242844 A JP 2006242844A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distance
- scanning
- transmission
- long
- data update
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】 レーダー波を送信し、空中線を介して移動目標による反射波を受信するレーダー装置であって、所定のパルス諸元に基づいて送信パルス信号を生成する送信パルス信号生成手段と、送信パルス信号に基づいて、送信パルス数が異なる2以上の送信ビームをレーダー波として形成する送信ビーム形成手段と、送信パルス数が異なる各送信ビームを順次に走査するビーム走査制御手段と、受信信号に基づいて送信ビームごとにビデオ信号を生成する受信手段とを備え、ビーム走査制御手段が、ビデオ信号のデータ更新周期を送信ビームごとに異ならせて各送信ビームの走査を行うように構成される。
【選択図】 図7
Description
図1は、本発明の実施の形態1によるレーダー装置の一構成例を示したブロック図である。本実施の形態によるレーダー装置1は、航空機や船舶などの移動目標を広範囲に監視して目標探知を行うアクティブレーダーであり、レーダー波を送信し、空中線を介して移動目標による反射波を受信して目標探知を行っている。
実施の形態1では、遠距離監視時における遠距離ビームのデータ更新周期を通常監視時の2倍にすることによって、遠距離探知性能を向上させる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、近距離ビームのデータ更新周期を通常監視時よりも短くすることによって、近距離探知性能を向上させる場合について説明する。
実施の形態1及び2では、監視エリアを遠距離監視エリア及び近距離監視エリアに区分してビーム走査が行われる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、監視エリアを遠距離監視エリア、中距離監視エリア及び近距離監視エリアの3つに区分してビーム走査を行う場合について説明する。
実施の形態1〜3では、送信ビームの方位方向に関する走査範囲を複数の区間に分割して走査することにより、データ更新周期を長くする場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、送信ビームの方位方向に関する走査を間引くことにより、データ更新周期を長くする場合について説明する。
実施の形態4では、方位方向に関するビーム走査を間引くことにより遠距離ビームのデータ更新周期を長くする場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、仰角方向に関するビーム走査を複数の区間に分割して行うことによって遠距離ビームのデータ更新周期を長くする場合について説明する。
実施の形態1〜5では、レーダー波を送信する空中線と、このレーダー波による反射波を受信する空中線が同一である1次レーダーが用いられる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、レーダー波を送信する空中線とは異なる位置に設けられた空中線によって反射波を受信するバイスタティックレーダーなどの2次レーダーを用いる場合について説明する。
実施の形態1〜6では、同時に形成される送信ビームが1つであるレーダー装置について説明した。これに対し、空中線部として2以上の励振系を有し、同時に複数の方向にビーム形成するようなレーダー装置にも、本発明は適用することができる。
実施の形態1〜6では、空中線部が平板状のアレイ基板からなるレーダー装置について説明した。これに対し、空中線部が円筒状のアレイアンテナからなるレーダー装置にも、本発明は適用することができる。
実施の形態1〜6では、空中線部が固定型のフェーズドアレイアンテナからなる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、空中線部が方位方向に回転する回転型のレーダーアンテナからなる場合について説明する。
実施の形態9では、送信ビームを方位方向に走査するレーダー装置について説明した。これに対し、送信ビームを仰角方向についても走査する3次元レーダーにも、本発明は適用することができる。
実施の形態9及び10では、レーダー波を送信する空中線と、このレーダー波による反射波を受信する空中線が同一である1次レーダーが用いられる場合の例について説明した。これに対し、レーダー波を送信する空中線とは異なる位置に設けられた空中線によって反射波を受信するバイスタティックレーダーなどの2次レーダーにも本発明は適用することができる。
実施の形態9及び10では、同時に形成される送信ビームが1つであるレーダー装置について説明した。これに対し、空中線部として2以上の励振系を有し、同時に複数の方向にビーム形成するようなレーダー装置にも、本発明は適用することができる。
実施の形態1〜12では、探知距離が異なる複数の監視エリアについてビーム走査が行われる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、特定の方位範囲についてデータ更新周期を短縮化する場合について説明する。
実施の形態13では、特定の方位範囲についてデータ更新周期を短縮化する場合の例について説明した。これに対し、送信ビームを仰角方向についても走査する3次元レーダーを用いる場合に、特定の仰角範囲についてデータ更新周期を短縮化するレーダー装置にも本発明は適用することができる。
特定の距離、方位及び仰角範囲内を重点的に監視するレーダー装置にも本発明は適用することができる。すなわち、実施の形態1〜5、7、13及び14を組み合わせてレーダー装置を構成し、特定のレンジ方向に関する距離範囲内であって、特定の方位範囲内かつ特定の仰角範囲内を重点監視エリアとしてデータ更新周期を短縮化するようなものであっても良い。
3 送受切替部、4 受信部、5 目標探知部、6 送信パルス信号生成部、
7 送信ビーム形成部、8 ビーム走査制御部、11 ビームポジション、
22 空中線部、23 送信ビーム形成部、24 ビーム制御部、
A1 遠距離監視エリア、A2 近距離監視エリア、B1,B2 ブラインド領域、
C 送信ビーム。
Claims (7)
- レーダー波を送信し、空中線を介して移動目標による反射波を受信するレーダー装置において、
所定のパルス諸元に基づいて送信パルス信号を生成する送信パルス信号生成手段と、
上記送信パルス信号に基づいて、送信パルス数が異なる2以上の送信ビームをレーダー波として形成する送信ビーム形成手段と、
送信パルス数が異なる上記各送信ビームを順次に走査するビーム走査制御手段と、
受信信号に基づいて上記送信ビームごとにビデオ信号を生成する受信手段とを備え、
上記ビーム走査制御手段は、上記ビデオ信号のデータ更新周期を送信ビームごとに異ならせて各送信ビームの走査を行うことを特徴とするレーダー装置。 - 上記ビーム走査制御手段は、ある送信ビームの走査が終了すると、当該送信ビームとは送信パルス数が異なる送信ビームの走査を開始することを特徴とする請求項1に記載のレーダー装置。
- 上記ビーム走査制御手段は、データ更新周期が最も短い送信ビームに対し、データ更新周期が長い送信ビームの走査範囲を複数の区間に分割して行うことを特徴とする請求項1に記載のレーダー装置。
- 上記ビーム走査制御手段は、データ更新周期が最も短い送信ビームに対し、データ更新周期が長い送信ビームの走査を間引いて行うことを特徴とする請求項1に記載のレーダー装置。
- 上記ビーム走査制御手段は、方位方向及び仰角方向について走査を行い、データ更新周期が最も短い送信ビームに対し、データ更新周期が長い送信ビームの仰角方向に関する走査範囲を複数の区間に分割して行うことを特徴とする請求項1に記載のレーダー装置。
- 上記ビーム走査制御手段は、上記空中線が方位方向に回転するレーダーアンテナである場合、データ更新周期が最も短い送信ビームに対し、データ更新周期が長い送信ビームを上記レーダーアンテナの回転方向とは逆向きに電子走査することを特徴とする請求項1に記載のレーダー装置。
- 所定のパルス諸元に基づいて送信パルス信号を生成する送信パルス信号生成ステップと、 上記送信パルス信号に基づいて、送信パルス数が異なる2以上の送信ビームを形成する送信ビーム形成ステップと、
送信パルス数が異なる上記各送信ビームを順次に走査するビーム走査制御ステップと、 受信信号に基づいて上記送信ビームごとにビデオ信号を生成するビデオ信号生成ステップとからなり、
上記ビーム走査制御ステップは、上記ビデオ信号のデータ更新周期を送信ビームごとに異ならせて各送信ビームの走査を行うステップであることを特徴とする送信ビーム制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005061004A JP2006242844A (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | レーダー装置及び送信ビーム制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005061004A JP2006242844A (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | レーダー装置及び送信ビーム制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006242844A true JP2006242844A (ja) | 2006-09-14 |
Family
ID=37049404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005061004A Pending JP2006242844A (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | レーダー装置及び送信ビーム制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006242844A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009002921A (ja) * | 2007-05-22 | 2009-01-08 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置 |
JP2009036667A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Toshiba Corp | 標定レーダ装置 |
JP2010117332A (ja) * | 2008-11-15 | 2010-05-27 | Technical Research & Development Institute Ministry Of Defence | バイスタティックレーダ装置 |
JP2012058162A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Toshiba Corp | 気象レーダ装置及び気象観測方法 |
KR20170125107A (ko) * | 2015-03-25 | 2017-11-13 | 웨이모 엘엘씨 | 다수의 lidar들(light detection and ranging devices)을 갖는 차량 |
CN112470035A (zh) * | 2018-12-06 | 2021-03-09 | 松下知识产权经营株式会社 | 距离信息取得装置、距离信息取得方法及程序 |
CN114758476A (zh) * | 2022-04-18 | 2022-07-15 | 上海物骐微电子有限公司 | 活动信息监测方法、装置、系统、设备和存储介质 |
CN116761187A (zh) * | 2023-08-09 | 2023-09-15 | 天地信息网络研究院(安徽)有限公司 | 一种针对大范围分布高机动节点的波束扫描方法 |
JP7436149B2 (ja) | 2018-09-03 | 2024-02-21 | 三星電子株式会社 | レーダーデータを処理する装置及び方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01153989A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 | Nec Corp | フェーズドアレイレーダ装置 |
JPH07128435A (ja) * | 1993-10-28 | 1995-05-19 | Nec Corp | 補間走査レーダー装置 |
JP2004212285A (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-29 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置、レーダシステム及びレーダ走査制御方法 |
JP2004279147A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Toshiba Corp | アンテナ装置 |
-
2005
- 2005-03-04 JP JP2005061004A patent/JP2006242844A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01153989A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 | Nec Corp | フェーズドアレイレーダ装置 |
JPH07128435A (ja) * | 1993-10-28 | 1995-05-19 | Nec Corp | 補間走査レーダー装置 |
JP2004212285A (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-29 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置、レーダシステム及びレーダ走査制御方法 |
JP2004279147A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Toshiba Corp | アンテナ装置 |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009002921A (ja) * | 2007-05-22 | 2009-01-08 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置 |
JP2009036667A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Toshiba Corp | 標定レーダ装置 |
JP2010117332A (ja) * | 2008-11-15 | 2010-05-27 | Technical Research & Development Institute Ministry Of Defence | バイスタティックレーダ装置 |
JP2012058162A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Toshiba Corp | 気象レーダ装置及び気象観測方法 |
KR101954986B1 (ko) * | 2015-03-25 | 2019-03-07 | 웨이모 엘엘씨 | 다수의 lidar들(light detection and ranging devices)을 갖는 차량 |
US10120079B2 (en) | 2015-03-25 | 2018-11-06 | Waymo Llc | Vehicle with multiple light detection and ranging devices (LIDARS) |
KR20170125107A (ko) * | 2015-03-25 | 2017-11-13 | 웨이모 엘엘씨 | 다수의 lidar들(light detection and ranging devices)을 갖는 차량 |
US10976437B2 (en) | 2015-03-25 | 2021-04-13 | Waymo Llc | Vehicle with multiple light detection and ranging devices (LIDARS) |
USRE48961E1 (en) | 2015-03-25 | 2022-03-08 | Waymo Llc | Vehicle with multiple light detection and ranging devices (LIDARs) |
JP7436149B2 (ja) | 2018-09-03 | 2024-02-21 | 三星電子株式会社 | レーダーデータを処理する装置及び方法 |
CN112470035A (zh) * | 2018-12-06 | 2021-03-09 | 松下知识产权经营株式会社 | 距离信息取得装置、距离信息取得方法及程序 |
CN114758476A (zh) * | 2022-04-18 | 2022-07-15 | 上海物骐微电子有限公司 | 活动信息监测方法、装置、系统、设备和存储介质 |
CN114758476B (zh) * | 2022-04-18 | 2024-04-26 | 上海物骐微电子有限公司 | 活动信息监测方法、装置、系统、设备和存储介质 |
CN116761187A (zh) * | 2023-08-09 | 2023-09-15 | 天地信息网络研究院(安徽)有限公司 | 一种针对大范围分布高机动节点的波束扫描方法 |
CN116761187B (zh) * | 2023-08-09 | 2023-10-20 | 天地信息网络研究院(安徽)有限公司 | 一种针对大范围分布高机动节点的波束扫描方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006242844A (ja) | レーダー装置及び送信ビーム制御方法 | |
CN112055819B (zh) | 无线电或声波检测器、发射器、接收器及其方法 | |
WO2015133575A1 (ja) | レーダ装置 | |
JP6036529B2 (ja) | レーダ装置 | |
JP2012108075A (ja) | レーダ装置及び物標検出方法 | |
JP6710701B2 (ja) | 最大尤度追跡及びフェンス探索のための逐次マルチビームレーダ | |
JP3790477B2 (ja) | フェーズドアレイアンテナのビーム走査方法及びこのビーム走査方法を用いたレーダ装置 | |
EP3460505A1 (en) | Weather radar device | |
CN107290728B (zh) | 一种等效电磁波轨道角动量脉冲雷达探测方法及系统 | |
JP2011257350A (ja) | レーダ装置 | |
JPH01153989A (ja) | フェーズドアレイレーダ装置 | |
JP2005233723A (ja) | 分散開口レーダ装置 | |
JP2017003539A (ja) | 気象レーダ装置 | |
JP3775383B2 (ja) | マルチビームレーダ装置及びマルチビームレーダ送受信方法 | |
JP2005195490A (ja) | レーダ装置 | |
JP2005140639A (ja) | 分散開口レーダー装置 | |
JP2011180004A (ja) | 捜索レーダ装置および捜索レーダ装置における不要波成分抑圧方法 | |
JP6089941B2 (ja) | レーダ装置 | |
JP2004212285A (ja) | レーダ装置、レーダシステム及びレーダ走査制御方法 | |
TWI598611B (zh) | 雷達天線系統 | |
JP3894495B2 (ja) | ビーム走査方法及びレーダー装置 | |
JP4879761B2 (ja) | レーダ装置 | |
RU2708371C1 (ru) | Способ обзора воздушного пространства радиолокационной станцией с активной фазированной антенной решеткой | |
JP2007278940A (ja) | レーダ装置 | |
JP2005164370A (ja) | レーダ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090402 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100914 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110808 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120124 |