JP2006240775A - 給紙カセット - Google Patents

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敏明 山口
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Abstract

【課題】 給紙カセットのサイドガイドにおいて、多積載シートのセット時でもサイドガイドの弾性変形を抑えてシートの不整頓を防止し、シート搬送性の改善を図る。
【解決手段】 サイドガイドレバーを介して、サイドガイドは最大シート積載高さに対して下半分側に力を受け、積載シートをセットする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シートを一枚づつ順次搬送するシート送り装置の給紙カセット、及び前記シート送り装置を有する記録・読取装置に関し、特に給紙カセットのサイドガイド構成に関する。
前記記録・読取装置には、例えば複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナ、MFP等が含まれる。
従来の給紙カセットは複数枚のシートを積載して収納可能なシート収納手段と、前記シート収納手段に取り付けられスライドすることで積載シートをセットするサイドガイドおよび後端ガイドからなり、従来のサイドガイドは積載シートガイド面の裏側上部にあるつまみを持って積載シートのセットを行う(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2906995号公報(第7−8頁、第3図)
シート収納手段に置かれた複数枚のシートをサイドガイドで所定の位置にセットした給紙カセットは記録・読取装置に取り付けられ、シートは搬送される。このとき、斜行および画像記録の左端余白ばらつきの原因となるシート搬送性能を向上させるためには、サイドガイドでシートを所定の位置に確実にセットする必要がある。
図5に示す給紙カセットに取り付ける従来のサイドガイド16は図6、7に示すように積載シートセット面の裏側上部にあるつまみを持ってサイドガイド16をスライドし、積載シートのセットを行っていた。多くのシートを収納する多積載供給カセットではシート底面から最上部シートまでの高さ16Bが高くなるのに伴いサイドガイド16の高さも高くなり、さらには多積載に伴う積載シート総重量増大によりサイドガイド16をスライドしてシートを所定の位置にセットする時の力も増大する。このため、従来のサイドガイド16上部にあるつまみを持ってサイドガイド16をスライドするセット方式では多積載シートのセットに必要な力に対してサイドガイド16の剛性を十分に確保できなく図8のように変形し、その結果、積載シートが不整頓の状態になり斜行および画像記録の左端余白ばらつき等のシート搬送エラーにつながってしまう。
本発明は以上の点に着目して成されたもので、樹脂材のみで軽量かつシンプルな構成で、多積載シートに対しても十分なセット性を可能とするサイドガイドを備えた給紙カセットを提供することを目的とする。
本発明は、複数枚のシートを積載して収納可能なシート収納手段と、前記シート収納手段に取り付けられ積載シートに対して紙幅方向にスライドしシートを所定の位置にセットするためのサイドガイドと、前記シート収納手段に取り付けられ積載シートに対してシート搬送方向にスライドしシートを所定の位置にセットするための後端ガイドとからなる給紙カセットにおいて、積載シートをセットする時に力を加える部材を介して前記サイドガイドは最大シート積載高さに対して下半分側に力を受け、積載シートをセットするように構成する。
本発明の使用により、樹脂材のみの軽量かつ安価な構成で、多積載シートに対してもサイドガイドが変形することなく確実なセット性を可能とする給紙カセットが実現できる。その結果、本給紙カセットが取り付けられた給紙装置およびこれを備えた記録・読み取り装置のシート搬送性が向上し、製品の品質向上につながる。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に関わるサイドガイドの斜視図である。
本実施例の給紙カセットは、複数枚のシートを積載して収納可能なシート収納手段10と、前記シート収納手段に取り付けられ積載シートに対して紙幅方向にスライドしシートを所定の位置にセットするためのサイドガイド16と、積載シート面に対して垂直方向に可動するように配置され前記サイドガイドをスライド動作させるために力を加えるためのサイドガイドレバー17と、前記シート収納手段に取り付けられ積載シートに対してシート搬送方向にスライドしシートを所定の位置にセットするための後端ガイド18(図5参照)から成る。
図2は本実施例に関わる積載シートのセット方法である。
積載シートをシート収納手段10に収納したあとに前記サイドガイドレバー17を押すことにより、サイドガイド16は前記サイドガイドレバー17から接触部を介して最大シート積載高さ16B下半分側に力を受け、サイドガイド16は積載シートを所定の位置にセットする。
次に、前記給紙カセットを備える給紙装置について図9を参照して説明する。
給紙装置は、シートが複数枚重ねられて収納されるシート収納手段である給紙カセットと、シート収納手段10に収納されたシートP1を搬送するための給紙ローラ15とを備える。
給紙ローラ15は、シート収納手段10の上方に設けられており、この給紙ローラ15よりもシートの搬送の流れに対して上流側に位置している支点14aにより回動自在に支持されたアーム14に回転自在に、かつ、シート収納手段10に収納されたシートに接離可能に保持されている。給紙ローラ15の自重によって給紙アーム14が給紙アーム軸14aを軸として所定の方向に回転移動することで、給紙ローラ15のローラ面が、シート収納手段10に収納されたシートの最上位のシートP2に当接される。この当接された状態で給紙ローラ15が所定の方向に回転することでシートP2が搬送される。
シート収納手段10のシートが送り出される側の端部には、所定の傾斜面を有する分離板(斜面部材)19が設けられている。この分離板19には、表面摩擦係数が低く、かつ、表面粗さが安定しているSUS板などが用いられる。給紙ローラ15により搬送されるシートP2は、その先端が分離板19の斜面に対して所定の角度で当接されるようになっている。ここで、所定の角度とは、分離に必要な抵抗力を得られ、シートの先端が傷つくことのない角度である。
シート収納手段10から送り出されたシートの進行方向には、Uターンローラ21と、これに対向して配置されたローラガイド20とが設けられており、これらによりシート搬送通路Rが形成されている。このシート搬送通路Rの先に、本給紙装置が取り付けられる記録装置の画像記録部(不図示)が配置される。
以上説明した本実施形態の給紙装置は、プリンタ(インクジェットプリンタ、サーマルプリンタなど)、複写機、ファクシミリ等、種々の記録装置に適用することが可能である。一例として、本実施形態の給紙装置が適用されたインクジェットプリンタを以下に説明する。
図10は、図5に示した給紙装置を備えた記録装置の一例であるインクジェットプリンタの斜視図、図11は、その記録装置の概略断面図である。
このインクジェットプリンタは、インクジェットプリンタ本体1Aに前記給紙装置が着脱自在に設けられている。給紙装置からシート搬送通路Rを通って搬送されてきたシートの進行方向には、搬送ローラ9およびピンチローラ12、画像記録部3A、排紙ローラ11aおよび排紙拍車11bが順次配置されている。搬送ローラ9およびピンチローラ12は、シート搬送通路Rを通って搬送されてきたシートを画像記録部3Aへ搬送し、排紙ローラ11aおよび排紙拍車11bは、画像記録部3Aに搬送されたシートをプリンタ外へ排出する。
画像記録部3Aは、搬送ローラ9およびピンチローラ12によって挟持されて搬送されてきたシートを支持するプラテン23、このプラテン23と対向して配置された走査方向に移動するキャリッジ2、このキャリッジ2に搭載され、プラテン23上のシートにインクを吐出して記録を行う記録ヘッド3を備える。
キャリッジ2は、両端部がインクジェットプリンタ本体1Aのフレーム6に固定された、互いに平行なガイドシャフト7とガイドレール8に摺動可能に支持されており、不図示のベルト駆動装置およびモータによってガイドシャフト7とガイドレール8に沿った往復移動が可能である。
記録ヘッド3は、シートと対向する面に、インクを吐出する複数のノズル列(不図示)を備える。これらノズル列は副走査方向に並んでおり、ノズル列ごとに異なる色のインクを吐出するようになっている。各色のノズル列には、それぞれ供給チューブ5を介してインクタンク4より対応する色のインクが供給されるようになっている。
インクジェットプリンタ本体1Aには、給紙装置が取り付けられた状態で、シート収納手段10を覆うようにカセットカバー13が設けられている。シート収納手段10へシートを補充したり、シート部材22を交換したりする場合は、このカセットカバー13を開ける。
次に、本インクジェットプリンタの画像記録動作について説明する。
画像記録動作が開始されると、まず、アーム14の下方回動と給紙ローラ15の自重により、給紙ローラ15がシート収納手段10に積載されたシートP1の最上位のシートP2に当接される。この状態で、給紙ローラ15が回転すると、シートP2が搬送され、分離板19における抵抗力を受けて分離され、分離板19の斜面に沿ってローラガイド20まで搬送される。
ローラガイド20まで搬送されたシートP2は、シート搬送通路Rに進入し、Uターンローラ21の回転により搬送ローラ9およびピンチローラ12の位置まで導かれ、搬送ローラ9およびピンチローラ12によって挟持されてプラテン23上の記録位置まで搬送される。
シートP2が記録位置まで搬送されると、続いて、キャリア2に搭載された記録ヘッド3による印字(画像記録)動作が開始される。この印字動作では、例えば、記録ヘッド3による1走査分の印字が終了すると、一旦印字動作を中断し、プラテン23上のシートP2を搬送ローラ9にて所定量だけ搬送した後、再びキャリア2をガイドシャフト7に沿って移動させながら次の1走査分の印字を行う、といった手順で印字が行われる。このようにして、キャリア2を往復移動させながら、記録ヘッド3からインクをシートP2に向けて吐出することにより、シート2上に所望の画像が記録される。
印字動作が終了して、所望の画像が記録されたシートP2は、排紙ローラ11aと排紙拍車11bにて挟持されカセットカバー13上に排紙される。
なお、図10には、インクジェットプリンタ本体1Aの所定の位置(キャリア2の移動可能な範囲で、通常は、最も端に位置するホームポジション)にヘッド回復手段11が設けられており、キャリア2をそのホームポジションに移動することで、ヘッド回復手段11による記録ヘッド3の回復動作が行われる。この回復動作では、例えば記録ヘッド3に対してキャッピング、吸引、ワイピング等の動作を行う。これにより、記録ヘッド3の目詰まり等を防止することができ、記録ヘッド3の性能を保持することができる。ヘッド回復手段11による記録ヘッド3の回復は、記録動作の前後もしくは1行毎の記録の合間に行うことができる。
次に第2の実施例について図を参照して説明する。
図3は本発明の実施形態に関わるサイドガイドの斜視図である。
本実施例の給紙カセットは、複数枚のシートを積載して収納可能なシート収納手段と、前記シート収納手段10に取り付けられ積載シートに対して紙幅方向にスライドしシートを所定の位置にセットするためのサイドガイド16と、積載シート搬送方向に対して平行に可動するように配置され前記サイドガイドをスライド動作させるために力を加えるためのサイドガイドレバー17と、前記シート収納手段に取り付けられ積載シートに対してシート搬送方向にスライドしシートを所定の位置にセットするための後端ガイド18(図5参照)から成る。
図4は本実施例に関わる積載シートのセット方法である。
積載シートをシート収納手段10に収納したあとに前記サイドガイドレバー17を押すことにより、サイドガイド16は前記サイドガイドレバー17から接触部を介して最大シート積載高さ16B下半分側に力を受け、サイドガイド16は積載シートを所定の位置にセットする。
なお、本実施例は給紙カセットのサイドガイドに関するもので、給紙装置および記録・読取装置の構成は実施例1と同様である。
また、本実施例1、2においてサイドガイドレバー17からサイドガイド16への力伝達手段は面接触・線接触・点接触および転がり接触・すべり接触などの物理的接触で構成することもできる。
本発明第1の実施例に関わるサイドガイドの斜視図である。 本発明第1の実施例に関わる給紙カセットのサイドガイド部拡大図である。 本発明第2の実施例に関わるサイドガイドの斜視図である。 本発明第2の実施例に関わる給紙カセットのサイドガイド部拡大図である。 給紙カセットの全体概略図である。 従来のサイドガイドの斜視図である。 従来のサイドガイドの断面図である。 従来のサイドガイドを応用した多積載対応サイドガイドの断面図である。 給紙装置を示す概略断面図である。 図9に示す給紙装置を備えた記録装置の一例であるインクジェットプリンタの斜視図である。 図10に示す記録装置の概略断面図である。 従来の給紙装置を示す概略断面図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
1A インクジェットプリンタ本体
1B 給紙装置
2 キャリア
3 記録・読み取りヘッド
3A 画像記録部
4 インクタンク
5 供給チューブ
6 本体フレーム
7 ガイドシャフト
8 ガイドレール
9 搬送ローラ
10 シート収納手段
11 ヘッド回復手段
11a 排紙ローラ
11b 排紙拍車
12 ピンチローラ
13 カセットカバー
14 アーム
14a 支点
15 給紙ローラ
16 サイドガイド
16A サイドガイドの変形
16B シート積載高さ
17 サイドガイドレバー
17A サイドガイドレバー固定部
18 後端ガイド
19 分離部材(分離板)
20 ガイドローラ
21 Uターンローラ
23 プラテン
P シート
P1 最上部シート

Claims (4)

  1. 複数枚のシートを積載して収納可能なシート収納手段と、前記シート収納手段に取り付けられ積載シートに対して紙幅方向にスライドしシートを所定の位置にセットするためのサイドガイドと、前記シート収納手段に取り付けられ積載シートに対してシート搬送方向にスライドしシートを所定の位置にセットするための後端ガイドとからなる給紙カセットにおいて、前記サイドガイドが最大シート積載高さの下半分側に力を受けて積載シートをセットするよう構成することを特徴とする給紙カセット。
  2. サイドガイド動作のために力を加える部材からサイドガイドまでの力伝達が面接触・線接触・点接触および転がり接触・すべり接触などの物理的接触で構成されていることを特徴とする請求項1記載の給紙カセット。
  3. 積載シートセット時にサイドガイドをスライドするために力を加える方向が、用紙収納底面に対して垂直方向であることを特徴とする請求項1又は2記載の給紙カセット。
  4. 積載シートのセット時にサイドガイドを操作するために力を加える方向が、シート搬送方向に平行であることを特徴とする請求項1又は2記載の給紙カセット。
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