JP2006240335A - 自動車用ドアグラスラン - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドアガラスの上昇端に位置するドアサッシュの上端側のコーナー部では、グラスラン本体の底面リップの接続部が切れ易い。
【解決手段】 ドアグラスラン本体5とドアグラスラン本体6とがコーナー部7を介して結合されており、ドアガラスを下げた状態では底面リップ7aは底面リップ5aから離れていて底面リップ5aの先端部が撓んだときの位置よりも下方の位置に設定される一方、底面リップ7aの端部には、撓んだ底面リップ5aの先端部5axの端部近傍と重合可能な先端部7exを有する延長リップ7eが一体成形され、ドアガラスを上昇させて閉じると、先端部5axはドアガラスに押されて先端部7exに圧接される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車用ドアグラスランに関し、ドアガラスが上昇して閉状態にあるときに、上部のコーナー部で底面リップが切れるのを防止したものである。
自動車のドアガラスを閉じたときに、車室の内外をシールするために、ドアサッシュ部にドアグラスランが嵌合されて保持されている。ドアグラスランは、押出成形により形成した直線部分である押出成形部どうしをほぼL字形に配置して成形金型に挿入し、押出成形部どうしの間をゴムで埋める型成形により型成形部を形成し、型成形部の形成と同時に該型成形部と押出成形部とを結合して一体化したものである。ドアグラスランには、遮音性向上の対策として、ドアガラスの側端縁に当接させる底面リップが形成されている。
従来の自動車用ドアグラスランは、以下の特許文献1に記載のように、ドアグラスラン本体の内壁面にガラス規制リップを形成し、ドアガラスが上昇する過程で、ガラス規制リップの撓み反力によりドアガラスを徐々に外側へ導き、ドアガラスをアウタリップに押し付けるようにしている。
特開2001−213171号公報(図4)
ところが、ドアガラスの側端縁に当接するガラス規制リップ同士もコーナー成形部で接続されており、ドアガラスを上昇させて閉状態にしたときにガラス規制リップの接続部に大きな引張り力が加わり、押出成形部のガラス規制リップとコーナー成形部のガラス規制リップとの接合部が切断され易い。
一方、押出成形部のガラス規制リップとコーナー成形部のガラス規制リップとを単に切り離すと、切り離した部分に中子が入るだけのクリアランスが必要なため、ガラス規制リップどうしの間に大きな隙間が生じる。
そこで本発明は、上記の課題を解決し、シールの連続性を確保し、かつ切れ等の問題が生じない自動車用ドアグラスランを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、ドアサッシュに嵌合されるグラスラン本体と、該グラスラン本体の内部に設けられドアガラスの側端縁が当接する底面リップとを有し、直線部分を形成する押出成形部と、屈曲部分を形成する型成形部とを接合部で結合して一体化される自動車用グラスランにおいて、前記型成形部内の前記底面リップを前記押出成形部内の前記底面リップの上方に配置すると共に、前記型成形部内の前記底面リップの先端部を、ドアガラス閉時に前記押出成形部内の前記底面リップの先端部が撓んだときの位置と、該撓んだときの位置よりも下方であって撓んだときに前記撓んだときの位置を占め得る位置との間の範囲に設定し、前記型成形部内の前記底面リップの端部に、前記押出成形部内の前記底面リップの先端部の端部近傍と重合可能な先端部を有する延長リップを一体成形し、ドアガラス閉状態において、前記押出成形部内の前記底面リップの先端部の端部近傍が前記延長リップの先端部に圧接されて密着することを特徴とする。
このような自動車用ドアグラスランでは、ドアガラスを下げて開いたときには、押出成形部内の底面リップの先端部の端部近傍が延長リップから離れた状態となり、ドアガラスを上げて閉じると、ドアガラスが押出成形部内の底面リップの先端部の端部近傍を押圧し、該底面リップの先端部の端部近傍が延長リップの先端部に圧接され、両者が重合して一体化する。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の自動車用ドアグラスランにおいて、前記延長リップの先端部の肉厚を、先端へ向かって順次に小さくしたことを特徴とする。
このような自動車用ドアグラスランでは、延長リップの先端部の肉厚を、先端へ向かって順次に小さくしたので、ドアガラスが上がって底面リップの先端部の端部近傍が延長リップの先端部に圧接されたときに、底面リップの先端部の端部近傍と延長リップの先端部とが滑らかに重合して両者間の段差が小さく、ドアガラスと底面リップとの気密性・遮音性が確保される。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の自動車用ドアグラスランにおいて、前記延長リップの先端部の肉厚を、前記ドアガラス側の面を切り欠いて薄くしたことを特徴とする。
このような自動車用ドアグラスランでは、延長リップのドアガラス側の面を切り欠いて薄くしたので、ドアガラスが閉じられて底面リップの先端部の端部近傍が延長リップの先端部に圧接されたときに、底面リップの先端部の端部近傍と延長リップの先端部との重合部における段差が小さく、ドアガラスと底面リップとの気密性・遮音性が確保される。
請求項4に係る発明は、ドアサッシュに嵌合されるグラスラン本体と、該グラスラン本体の内部に設けられドアガラスの側端縁が当接する底面リップとを有し、直線部分を形成する押出成形部と、屈曲部分を形成する型成形部とを接合部で結合して一体化される自動車用グラスランにおいて、前記型成形部内の前記底面リップを前記押出成形部内の前記底面リップの上方に配置すると共に、前記型成形部内の前記底面リップの先端部を、ドアガラス閉時に前記押出成形部内の前記底面リップの先端部が撓んだときの位置と、該撓んだときの位置よりも下方であって撓んだときに前記撓んだときの位置を占め得る位置との間の範囲に設定し、前記押出成形部内の前記底面リップの端部に、前記型成形部内の前記底面リップの先端部の端部近傍と重合可能な先端部を有する延長リップを一体成形し、ドアガラス閉状態において、前記延長リップの先端部が前記型成形部内の前記底面リップの先端部の端部近傍に圧接されて密着することを特徴とする。
このような自動車用ドアグラスランでは、ドアガラスを下げて開いたときには、押出成形部の延長リップの先端部が型成形部内の底面リップの先端部の端部近傍から離れた状態となり、ドアガラスを上げて閉じると、ドアガラスが延長リップの先端部を押圧し、該延長リップの先端部が型成形部内の底面リップの先端部の端部近傍に圧接され、両者が重合して一体化する。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の自動車用ドアグラスランにおいて、前記延長リップの先端部と前記型成形部内の前記底面リップの先端部の端部近傍との少なくともいずれか一方の肉厚を、先端へ向かって順次に小さくしたことを特徴とする。
このような自動車用ドアグラスランでは、延長リップの先端部または型成形部内の底面リップの先端部の端部近傍の少なくともいずれか一方の肉厚を、先端へ向かって順次に小さくしたので、ドアガラスが閉じられて延長リップの先端部が底面リップの先端部の端部近傍に圧接されたときに、延長リップの先端部と底面リップの先端部の端部近傍とが滑らかに重合して両者間の段差が小さく、ドアガラスと底面リップとの気密性・遮音性が保持される。
本発明に係る自動車用ドアグラスランによれば、押出成形部内の底面リップと、型成形部内の底面リップとを接合部で分離したので、底面リップどうしが接合部で切断されるという問題がなくなる。また、ドアガラスが下がって開いた状態では押出成形部内の底面リップと型成形部内の底面リップとが離れており、ドアガラスが上昇して閉じた状態では押出成形部内の底面リップの先端部の端部近傍が延長リップの先端部に圧接されて密着するため、自動車用ドアグラスランの気密性および遮音性が確保される。
また、型成形部内の底面リップの端部に代えて、押出成形部内の底面リップの端部に延長リップを一体成形した場合も、前記と同じ効果がある。
以下、本発明による自動車用ドアグラスランの実施の形態を説明する。本発明は、上部のコーナー部であって、コーナー部の角度が小さいために、ドアガラスを上昇させたときにグラスラン本体の底面リップが切れ易い部分に適用される。
(a)実施の形態1
図2は自動車のフロントドア1とリアドア2とを示すものである。フロントドア1には、昇降可能なドアガラス3が設けられている。ドアガラス3を支持するサッシュ部のうちの、車体の前後方向に沿って設けられた上端部位(ルーフ側)4aの断面図であるA−A矢視断面図と、車体の上下方向に沿って設けられた後側部位(ピラー側)4bの断面図であるB−B矢視断面図とを図3(a)(b)に示す。
図3(a)(b)のように、サッシュ部の上端部位4a,後側部位4bは、ドア本体を形成しているアウタパネルやインナパネルと共に形成されていて、上端部位4a,後側部位4bの凹部4c、4dに、押出成形によりソリッドゴム若しくは樹脂にて成形されたドアグラスラン本体5,6が嵌合されている。ドアグラスラン本体5は、下向きに開口した断面略コ字状であり、ドアガラス3の側端縁に当接する底面リップ5aと、内面に当接するインナリップ5bと、外面に当接するアウタリップ5dとを有する。一方、ドアグラスラン本体6は、横向きに開口した断面略コ字状であり、ドアガラス3の側端縁に当接する底面リップ6aと、内面に当接するインナリップ6bと、外面に当接するアウタリップ6dとを有する。図3(a)中、10はサッシュカバー、11はサッシュモールであり、図3(b)中、12,13はサッシュカバーである。
これらのドアグラスラン本体(押出成形部)5とドアグラスラン本体(押出成形部)6とを図示しない成形金型に挿入した上で、ソリッドゴムあるいは樹脂を注入して屈曲部分であるコーナー部(型成形部)を成形することにより、図1(a)に示すように、コーナー部7を介してドアグラスラン本体5とドアグラスラン本体6とが接合部8,9で結合され一体化されている。コーナー部7の内部には、底面リップ5aと底面リップ6aとを接続する底面リップ7aと、インナリップ5bとインナリップ6bとを接続するインナリップ7bと、アウタリップ5dとアウタリップ6dとを接続するアウタリップ7dとが夫々設けられている。
ここで、接合部8における底面リップ5aと底面リップ7aとの関係を説明する。底面リップ7aは底面リップ5aと分離され、底面リップ7aは底面リップ5aの上方に配置されている。図示しないドアガラスを上昇させて閉じると、底面リップ5aの先端部5axはドアガラスに押されて上昇して上方へ撓むことから、底面リップ7aの先端部7axは、底面リップ5aの先端部5axが「撓んだときの位置」と撓んだときの位置よりも下方であって現実に撓んだ時に前記「撓んだときの位置」を占め得る位置との間に設定される。本実施の形態では、先端部7axは、先端部5axが「撓んだときの位置」よりも下方であって現実に撓んだ時に前記「撓んだときの位置」を占め得る位置に設定されている。
そして、図1(b),(c)に示すように、底面リップ7aの端部には、撓んだ底面リップ5aの先端部5axの端部近傍が重合可能な先端部7exを有する延長リップ7eが、底面リップ5aとほぼ平行に一体成形されている。底面リップ5a,延長リップ7eの基端部と先端部との中間位置よりも先端側である先端部5ax,先端部7exは相互に相手側である先端部7exあるいは先端部5axと重合するようになっており、先端部5axはドアガラス3の側端縁に当接する。
図5(a)に示すように、延長リップ7eの先端部7exの下面を斜めにカットしてテーパ面7fが形成され、先端部7exの厚さ寸法が、先端へ向かうにつれて順次に小さくなっている。これは、ドアガラス3が閉じたときに、ドアガラス3に押されて上昇した底面リップ5aの先端部5axの端部近傍が延長リップ7eの先端部7exと重合して密着するようにしたものである。この延長リップ7eは、コーナー部7を型成形する際に、コーナー部7の底面リップ7aと一体成形される。
一方、図1の他方の接合部9における底面リップ6aと底面リップ7aとの関係も、接合部8と同様に構成されている。即ち、底面リップ7aは底面リップ6aと分離され、底面リップ7aは底面リップ6aの上方に配置され、底面リップ7aの端部には、延長リップ7gが底面リップ6aとほぼ平行に一体成形されている。詳細は接合部8と同様であるため、説明を省略する。
次に、自動車用ドアグラスランの作用を説明する。接合部8では、図5(a)に示すようにドアガラスが下がって開状態にあるときは、ドアガラスによる押圧がないので、底面リップ5aの先端部5axの端部近傍は延長リップ7eの先端部7exから離れている。次に、図5(b)に示すように、ドアガラスが上昇して閉じた状態では、ドアガラス3の上面の側端縁が底面リップ5aの先端部5axの端部近傍を上方へ押圧するので、底面リップ5aの先端部5axの端部近傍が延長リップ7eの先端部7exに圧接される。このとき、先端部5axがテーパ面7fに密着し、先端部5axと先端部7exとが滑らかに重合して両者間の段差が小さく、ドアガラス3と底面リップ5a,7aとの間の気密性・遮音性が確保される。
このときの動きを図3(a)と対応する図4に基づいて説明する。ドアガラス3が開状態のときには、図4に実線で示すように延長リップ7eの下方位置に底面リップ5aが存在し、該底面リップ5aは延長リップ7eから離れている。一方、ドアガラス3が上昇して閉状態になると、底面リップ5aの先端部5axがドアガラス3に押されて上昇し、底面リップ5aの先端部5axが二点鎖線で示すように延長リップ7eの先端部7exと重合する。先端部5axと先端部7exとが一体化し、底面リップ5aと底面リップ7eとによるシールの気密性・遮音性が保持される。
接合部9における延長リップ7gと底面リップ6aとについても、前記と同様に作用するので、説明を省略する。
(b)実施の形態2
次に、実施の形態2を図6に基づいて説明する。
実施の形態1は接合部8,9に設けた延長リップにテーパを設けたものであるが、実施の形態2は図6(a)に示すように、接合部8における延長リップ7eの先端部7exのドアガラス側の面を切り欠いて先端部7exの全体を均等に薄くしたものである。接合部9においても、接合部8と同様に構成されている。
この場合は、ドアガラスが上昇すると、図6(b)に示すように延長リップ7eの先端部7exに底面リップ5aの先端部5axの端部近傍が密着し、先端部5axと先端部7exとの重合部の全体が薄くなって段差αが小さく、ドアガラスと底面リップ5a,7aとの間の気密性・遮音性が確保される。接合部9においても、接合部8と同様の作用となる。
(c)実施の形態3
次に、実施の形態3を図7に基づいて説明する。実施の形態2は接合部8,9の夫々における一方側であるコーナー部7に延長リップを設けたものであるが、実施の形態3は他方側であるドアグラスラン本体5,6に延長リップを設けたものである。
即ち、図7(a)の接合部8では、底面リップ5aと底面リップ7aとの関係は以下のようになっている。底面リップ5aと底面リップ7aとの相対的な位置関係は前記と同じであるが、実施の形態3では図7(b)に示すように、底面リップ5aの端部に延長リップ5eが一体成形されている。
ドアガラス3が上昇した閉状態では、ドアガラスに押されて上昇した延長リップ5eの先端部5exが底面リップ7aの先端部7axの端部近傍と重合して密着するように、図8(a)に示すように、延長リップ5eの先端部5exと底面リップ7aの先端部7axの端部近傍との双方の対向面を斜めにカットしてテーパ面5f,7fが形成されている。つまり、先端部5exと先端部7axとの厚さ寸法が、先端へ向かうにつれて順次に小さくなっている。延長リップ5eと、底面リップ7aのテーパ面7fとは、コーナー部7を型成形する際に、底面リップ5a,コーナー部7と夫々一体成形される。延長リップ5eは、押出成形部であるグラスラン本体5の底面リップ5aの端部に形成することになるが、その形成長さは極めて短いため、底面リップの接着剥がれは発生しにくい。
一方、図7の接合部9での底面リップ6a,底面リップ7aおよび延長リップ6eの関係も接合部8と同様に構成されているため、説明を省略する。なお、延長リップ6eの先端部および底面リップ7aの先端部の端部近傍も、接合部8と同様にテーパ面が形成されている。
次に、自動車用ドアグラスランの作用を説明する。図8(a)に示すように、ドアガラスが下がって開状態にあるときは、ドアガラスによる押圧がないので、延長リップ5eは底面リップ7aから離れている。次に、ドアガラスが上昇して閉じた状態では、図8(b)に示すように、ドアガラスの上面の側端縁が延長リップ5eの先端部5exを上方へ押圧するので、先端部5exが先端部7axに圧接される。このとき、テーパ面5fがテーパ面7fに密着し、先端部5exと先端部7axとが滑らかに重合して両者間の段差βが小さいので、ドアガラスと底面リップ5a,7aとの気密性・遮音性が確保される。
接合部9における延長リップ6eと底面リップ7aとについても、前記と同様に作用するので、説明を省略する。
なお、実施の形態1〜3は、フロントドアのルーフ側とピラー側とのコーナー部に本発明を適用したものであるが、リアドアのルーフ側とピラー側とのコーナー部に適用してもよく、あるいはフロントドアのフロント側のコーナー部やリアドアのリヤ側のコーナー部に適用してもよい。また、実施の形態1〜3は、型成形部内の底面リップの先端部の位置を押出成形部内の底面リップの先端部が撓んだときの位置よりも下方であって撓んだ時に前記「撓んだときの位置」を占め得る位置に設定したが、図9に示すように型成形部内の底面リップの先端部の位置を「撓んだときの位置」に設定してもよい。この場合は、型成形部内の底面リップの延長である延長リップの先端部7exの位置が、底面リップの先端部5axの「撓んだときの位置」である二点鎖線で示した位置と重なることになる。更に、実施の形態3においては底面リップの先端部の端部近傍と延長リップの先端部との双方にテーパ面を形成したが、いずれか一方に形成してもよく、あるいはいずれもテーパ面を形成することなくストレートに延ばしてもよい。
自動車用ドアグラスランのコーナー部に係り、(a)は斜視図、(b)は(a)のC−C矢視図、(c)は(a)のD−D矢視図(実施の形態1)。 自動車のドアを示す正面図(実施の形態1)。 (a)は図2のA−A矢視図、(b)は図2のB−B矢視図(実施の形態1) 自動車用ドアグラスランの接合部での作用説明図(実施の形態1)。 自動車用ドアグラスランの作用説明図(実施の形態1)。 自動車用ドアグラスランの作用説明図(実施の形態2)。 自動車用ドアグラスランのコーナー部に係り、(a)は斜視図、(b)は(a)のE−E矢視図(実施の形態3)。 自動車用ドアグラスランの作用説明図(実施の形態3)。 自動車用ドアグラスランの接合部での作用説明図(その他の実施の形態)
符号の説明
3…ドアガラス
5,6…グラスラン本体(押出成形部)
5a,6a,7a…底面リップ
7…コーナー部(型成形部)
5e,6e,7e,7g…延長リップ
5ax,5ex,7ax,7ex…先端部
5f,7f…テーパ面

Claims (5)

  1. ドアサッシュに嵌合されるグラスラン本体と、該グラスラン本体の内部に設けられドアガラスの側端縁が当接する底面リップとを有し、直線部分を形成する押出成形部と、屈曲部分を形成する型成形部とを接合部で結合して一体化される自動車用グラスランにおいて、
    前記型成形部内の前記底面リップを前記押出成形部内の前記底面リップの上方に配置すると共に、前記型成形部内の前記底面リップの先端部を、ドアガラス閉時に前記押出成形部内の前記底面リップの先端部が撓んだときの位置と、該撓んだときの位置よりも下方であって撓んだときに前記撓んだときの位置を占め得る位置との間の範囲に設定し、
    前記型成形部内の前記底面リップの端部に、前記押出成形部内の前記底面リップの先端部の端部近傍と重合可能な先端部を有する延長リップを一体成形し、
    ドアガラス閉状態において、前記押出成形部内の前記底面リップの先端部の端部近傍が前記延長リップの先端部に圧接されて密着することを特徴とする自動車用ドアグラスラン。
  2. 請求項1に記載の自動車用ドアグラスランにおいて、
    前記延長リップの先端部の肉厚を、先端へ向かって順次に小さくしたことを特徴とする自動車用ドアグラスラン。
  3. 請求項1に記載の自動車用ドアグラスランにおいて、
    前記延長リップの先端部の肉厚を、前記ドアガラス側の面を切り欠いて薄くしたことを特徴とする自動車用ドアグラスラン。
  4. ドアサッシュに嵌合されるグラスラン本体と、該グラスラン本体の内部に設けられドアガラスの側端縁が当接する底面リップとを有し、直線部分を形成する押出成形部と、屈曲部分を形成する型成形部とを接合部で結合して一体化される自動車用グラスランにおいて、
    前記型成形部内の前記底面リップを前記押出成形部内の前記底面リップの上方に配置すると共に、前記型成形部内の前記底面リップの先端部を、ドアガラス閉時に前記押出成形部内の前記底面リップの先端部が撓んだときの位置と、該撓んだときの位置よりも下方であって撓んだときに前記撓んだときの位置を占め得る位置との間の範囲に設定し、
    前記押出成形部内の前記底面リップの端部に、前記型成形部内の前記底面リップの先端部の端部近傍と重合可能な先端部を有する延長リップを一体成形し、
    ドアガラス閉状態において、前記延長リップの先端部が前記型成形部内の前記底面リップの先端部の端部近傍に圧接されて密着することを特徴とする自動車用ドアグラスラン。
  5. 請求項4に記載の自動車用ドアグラスランにおいて、
    前記延長リップの先端部と前記型成形部内の前記底面リップの先端部の端部近傍との少なくともいずれか一方の肉厚を、先端へ向かって順次に小さくしたことを特徴とする自動車用ドアグラスラン。
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