JP2006240009A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のUVプリンタの構成では、記録ヘッドから吐出されて着弾するまでの間の温度変化によりにインクのインク粘度が変化して、一定の硬化度及び一定のドット径を持った高画質の画像形成が記録することができない。
【解決手段】本発明では、記録ヘッド10周辺を覆う外装部12と、インクが記録媒体7に着弾にする際に適した粘度を有するように記録ヘッド10周辺の雰囲気温度を調整する空調機13と、を設けることで記録媒体に着弾する際の適した粘度を有するインク吐出することで高品質の画像を形成・記録することができるUVプリンタを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクに例えばUVインクを用いて画像形成を行うインクジェットプリンタに関する。
一般に、簡単、便利且つ安価に画像を形成できる画像形成装置として、インクジェット方式を用いた画像形成装置(プリンタ)が数多く採用されている。この画像形成装置は、例えば記録紙、OHP用紙及び樹脂フィルム等の記録媒体を搬送して記録ヘッドの例えばピエゾ素子やヒータを用いたノズルの前を通過させて、その際にインクを吐出して画像を形成している。
インクジェットプリンタによって吐出されるインクの一種類として、紫外線(以下、UV)及び電子線といった光の照射により硬化する光硬化性インクが知られている。光硬化性インクは、例えば顔料と、高分子化合物の前駆体となるモノマーまたはオリゴマーと、光エネルギーよりラジカル(活性種)を発生させ、このラジカルによってモノマー、またはオリゴマーの架橋反応、あるいは重合反応を進行させる光重合開始剤等とを含んで組成される。光硬化性インクは、光の照射による架橋反応または重合反応によって硬化する。このような光硬化性インクにより画像形成される画像形成装置は、ソルベント系インクで記録する画像形成装置に比べ低臭気であり、インク吸収性の無い記録媒体へ記録することができる点で注目されている。
ところで、光硬化性インクの一種である紫外線硬化型インク(以下、UVインク)は、記録媒体に着弾した後、UVを照射される。その際、記録媒体に固着するUVインクは、記録媒体の材質によって安定したインク滴径を得ることが難しい。これにより最終的な記録媒体の記録品質が最良のものになるとは限らないという問題が発生している。
そこで従来技術として、特許文献1に開示されているインクジェットプリンタが知られている。図13に示すインクジェットプリンタの記録部周辺の構成図は、記録媒体Rといったメディアを搬送方向Fに搬送する搬送ローラ101a,101bと、UVインクを吐出して画像を形成する画像形成部102と、記録媒体RにUVを照射するUVランプ103と、記録媒体Rを搬送方向Fにガイドするガイド部材104と、画像形成部102に設けられた記録ヘッド105と、メディア温度調節機構106と、により構成されている。
一般に常温時のUVインクは、他のインクに比べて粘性が高いが、加熱することで粘性が低くなる。よって安定したインク吐出を行うために吐出前に加熱して粘性を低くする必要がある。そこで従来装置は、記録ヘッド105周辺におけるUVインクの温度と記録媒体Rの表面温度の制御を行う。図示しない加熱部によりUVインクを加熱し、またメディア温度調節機構106により記録媒体Rを冷却した後に記録ヘッド105は、インク吐出を行う。これにより高品質の画像形成を保持することができる。
また、特許文献2に開示されるインクジェットプリンタは、特許文献1と同様にUVインクを着弾前に加熱し、記録媒体Rを冷却することで高品質の画像を形成している。
特開2003−145728公報 特開2004−034543公報
前述した特許文献1に開示されているインクジェットプリンタは、記録ヘッド105から吐出され、記録媒体Rまでに着弾するまでの僅かな距離において、周辺部の環境温度によりインク粘度が変化してしまうために、粘度を的確に制御することは困難である。
また、この記録ヘッド105から記録媒体Rの間隔における環境温度と記録媒体R上の温度差が大きいと記録媒体Rの温度を制御しても、記録媒体R上の粘度を一定にする、すなわちインクドット径を一定にすることは困難である。
よって本発明では、記録ヘッド周辺を温度調節機により温度調節することで記録ヘッドから記録媒体に適した粘度を有するインクを記録媒体に着弾させ高品質の画像を形成・記録することができるUVプリンタを提供することを目的とする。
本発明は、目的を達成するために活性光の照射により硬化する活性光硬化性インクをインク滴として記録媒体に向けて吐出する画像を形成する記録部と、前記記録媒体に着弾した前記インク滴に向けて前記活性光を照射する照射部と、少なくとも前記記録部周辺の温度を調節する第1の温度調節部と、を具備するインクジェットプリンタを提供する。
本発明によれば、記録ヘッド周辺を温度調節機により温度調節することで記録ヘッドから記録媒体に適した粘度を有するインクを記録媒体に着弾させ高品質の画像を形成・記録することができるUVプリンタを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1、図2及び図3を参照して第1の実施形態について説明する。図1は本実施形態におけるUVプリンタ全体の構成を概略側面図である。図2は、UVインク粘度(cps)と温度(℃)の関係を示す図である。図3は、図1に示すUVプリンタの記録部周辺の内部構成を示す概略側面図である。
以下の各実施形態の説明において、図中、記録媒体2の搬送方向をX軸方向又は副走査方向とし、この搬送方向と直交する方向をY軸方向又は主走査方向又は記録媒体2の幅方向としている。X軸及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向又は上下方向とする。また本実施形態中のインクとは例えば紫外線硬化性のインクである。本実施形態において、インクはラジカル重合形でも、カチオン重合形でも適用できる。本実施形態では一例としてカチオン重合形とする。また本実施形態における記録媒体2とは、例えばフィルム、非吸収層や難吸収層を持った紙媒体、あるいは非吸収体である金属などが挙げられる。本実施形態における記録ヘッドは、インクジェット用ヘッドを例としている。また、記録ヘッド間に配置されたUVランプは、例えばウシオ電機株式会社製の誘電体バリア放電エキシマランプ(172nm)を用いる。
図1において、本実施形態に係るUVプリンタ1は、主要構成部として、記録媒体2を供給する給紙部3と、インク吐出口から記録媒体2へインク滴を吐出して給紙部3から供給される記録媒体2に画像を記録する記録部4と、給紙部3の下流で記録部4に対向配置され、記録媒体2を吸着搬送する記録媒体搬送部5と、画像形成された記録媒体2を排出する排紙部6とから構成される。
給紙部3は、記録媒体2を収容する給紙トレイ7、給紙トレイ7に収容された記録媒体2と接触し1枚ごと順次取り出すピックアップローラ8及び、ピックアップローラ8の搬送方向下流に配置され、副走査方向に対して位置合わせを行うことで記録媒体の斜行を補正し、長手方向中心軸がY軸方向に延在するように配置されているバックアップローラ対9により構成されている。
給紙トレイ7は、1つの給紙トレイ7を一例として説明しているがこれに限らず、複数の給紙トレイ7を同時に装着できる多段型の給紙トレイ7であってもよい。
ピックアップローラ8及びバックアップローラ対9は、図示されていない回転フレームにより支持されている。さらにピックアップローラ8及びバックアップローラ対9は、図示しない共通の駆動力伝達系と接続しており、駆動力伝達系から駆動力を供給される。駆動力伝達系には、図示しないモータが接続されており、モータの駆動に従ってピックアップローラ8及びバックアップローラ対9が駆動する。また、バックアップローラ対9は、ピックアップローラ8と協働して、記録媒体2の搬送向きに対する斜め方向のズレ(斜行)をループ形成することにより補正する。
記録部4に配置された記録ヘッド10は、複数色のインク、例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)等に対応可能で各色のインク滴を吐出して画像記録を行う複数の記録ヘッド列(K、C、M、Y)を有している。複数の記録ヘッド10列は、主走査方向にそって1本のラインを形成し、また搬送方向においてヘッド間の距離が等間隔になるように配置されているラインヘッド機構である。記録ヘッド10は、搬送方向に重なるように配置され、重力方向(垂直下方向)ヘインクを吐出するようにノズル吐出口が設けられている。各ノズル列は、主走査方向に沿って、記録媒体2の幅全体に渡って画像記録を行うように、長さが設定されている。記録ヘッド10は、シリアルヘッド(固定ヘッド)タイプの記録ヘッドである。
副走査方向における各記録ヘッド間には、記録ヘッド10から吐出するインクを記録媒体2に着弾した際に硬化させるための紫外線ランプ(以下、UVランプ)11が配置されている。
また、記録ヘッド10及びUVランプ11周辺を略密閉に覆う外装部12は、記録ヘッド10の周辺の環境(周辺)温度を一定に保持する構成である。外装部12のZ軸方向下端部は、搬送される記録媒体2が引っかからないギリギリの高さまで下げられて配置されている。配置された高さは、記録ヘッド10のインク吐出面から記録媒体2までの間隔と同様である。
次に、図2に示すようにインクの粘度は、温度が低くなるほど高くなり、温度が高くなるほど低くなる特徴を有している。そのために外装部12の屋根部には、記録ヘッド10から吐出されたインク滴を記録媒体2に着弾するまで外装部12内部を加熱又は冷却することで環境温度を制御する空調機13を配置している。さらに、空調機13に隣接し且つ記録媒体搬送上流方向には、ファン14が配置されている。このファン14は、空調機13により加熱又は冷却された外装部12内部の環境温度を均一にする。その際、外装部12内部の環境温度を計測する温度計15は、記録ヘッド10の脇に、例えば図に示すようにマゼンタ(M)の記録ヘッド10の脇に配置されている。
図3に示すように外部から取り込んだ空気を空調機13によって温度調節し、適温にされた空気がファン14によって外装部12内部に送り込まれる。送り込まれたその空気は、図に示す矢印のように各記録ヘッドのインク吐出口と搬送される記録媒体2との間の空間16を有する流路や記録ヘッド10上部を通過し、外装部12に設けた記録媒体排出口から排気される。
外装部12の記録媒体侵入口からブラック(K)の記録ヘッド10までの間隔CFは、最下流に配置されたUVランプ11から記録媒体2排出口までの間隔CBに比べ広く構成されている。これは外装部12に設けた記録媒体供給口から記録ヘッド10までの間隔CFが狭いと、記録媒体2と共に搬送される外部の空気が、適温化されずに外装部12内に流れ込み、温度調整している外装部12内部の雰囲気を変化させてしまうことを防止するためである。
次に図1に示すように記録部4に対向配置し記録媒体2を吸着搬送させる記録媒体搬送部5は、記録媒体2を搬送するベルトユニット17と、ベルトユニット17内に設けられ記録媒体2を吸着させるプラテン部18から構成される。
ベルトユニット17は、駆動ローラ19、従動ローラ20及びテンションローラ21にベルト22が掛け渡されてベルトコンベアを形成する。ベルト22は、図示しない複数の小径の孔を備えた無端ベルトである。
ベルトユニット17内における駆動ローラ19及び従動ローラ20の間に設けられたプラテン部18は、記録媒体搬送面に配置され多数の開口した小径の孔23及びプラテン24を通じて、搬送された記録媒体2をベルト22上に負圧吸引するための複数のプラテンファン25を設けている。
記録媒体搬送部5は、プラテン24が各色の記録ヘッド10と平行になるように保持され、ベルト22が記録ヘッド10と対向して搬送方向へ移動する。
記録媒体搬送部5の下流に配置される排紙部6は、記録媒体搬送部5の下流に設けられた、排紙ローラ26及び記録された記録媒体2を収容する排紙トレイ27により構成されている。
次に図4を参照して、着弾したインクと記録媒体2との接触状態について詳細に説明する。
図4は、記録媒体2に対して着弾したインクの接触角(θ)、インクの微小高さ(dh)及び記録媒体2に広がる微小幅(dw)を示した図である。
記録媒体2とインクの接触角θは、記録媒体2の性質及び表面形状によってそれぞれ異なる固有の物性である。インク量が同量であっても、例えば記録紙とOHP用紙といった異なる材質の記録媒体では、それぞれ異なる接触角θを有する。記録媒体2へのインク吐出・着弾は、インクの微小高さ(dh)及び記録媒体2に広がる微小幅(dw)を変化させ、着弾する際のドット径が異なる。
次に図5を参照して照度による照射時間と硬化膜厚の関係を詳細に説明する。
図5は、照度による照射時間(s)と硬化膜厚(mm)の関係を示す図である。
異なる記録媒体2に対して照射時間が一定だった場合(記録媒体2の搬送速度が同一である場合)、硬化できる膜厚、つまり記録媒体2に着弾するインクの微小高さ(dh)は、異なる。言い換えるとインクの微小高さ(dh)、すなわち単位面積あたりのインク量が異なる場合には必要なUV照射量は異なっている。記録媒体2ごとに着弾するインクの高さは、異なるため、記録媒体2上での一定の硬化度を得るためには、記録媒体2ごとにUV照射量を変える必要がある。同時に、インクの微小高さ(dh)が異なる際は、記録媒体2に広がる微小幅(dw)、すなわちドット径が異なるため、記録媒体2ごとに画質が異なる。
次に図6(a)乃至(e)を参照してインクが記録媒体2に接触した際の広がり方を詳細に説明する。
図6(a),(b)は、インク滴が記録媒体2に接触する直前までを示し、図6(c),(d),(e)は、着弾した後のインク滴の広がり状態を示した図である。
着弾した後に広がったインクは、記録媒体2に対して接触角(θ)を有し、さらに広がりつづける。このときのインク粘度が高ければ、インクが十分に記録媒体2上に拡大する前にUV照射されて硬化する。即ち、インクが記録媒体2上で微小高さ(dh)にまで広がったタイミングでUV照射するのであれば、常に一定の照度で硬化させることが可能である。あるいは。一方、画像形成を終了させるのであれば、UVプリンタ本体の電源スイッチをオフして、画像形成シーケンスを終了する(ステップS11)。
本実施形態におけるUVプリンタ1は、記録部周辺を外装部12により略密閉に覆い、記録媒体2に対して最適にインクが着弾されるようにインクの粘度を記録媒体2の種別に応じて最適に設定された温度となるように空調機で調整することができる。さらにUVプリンタ1は、外装部12内のエアーをファン14により吹き流すことで、空間16の温度Tを略均一にすることができる。これらにより記録媒体2の種別にため、記録ヘッド10から記録媒体2までに達するまでに環境温度と同温になるには十分な時間である。
つまりそれぞれの記録媒体2に対して所望する粘度に制御されたインクを得るためには、記録ヘッド10から吐出されて記録するまでの飛翔するインクの環境温度をコントロールすることが必要である。
よって、予め記録媒体2に着弾したインクが所望する高さで硬化できるように、記録媒体の種類とインクの粘度の関係、つまり記録媒体の種類とインク周辺の温度の関係をプリンタ制御部の記憶部にテーブルとして作成する。このテーブルを用いて、記録時に記録媒体2を選択すれば、UV照射強度を変えることなく、一定の硬化及び画質を得ることができる。
図1、図3を参照して本実施形態における搬送方法を詳細に説明する。
ピックアップローラ8が回転駆動し給紙トレイ7から一枚ずつ記録媒体2が取り出される。バックアップローラ対9は、記録媒体先端が到達する前に回転を停止する。その後、停止しているバックアップローラ対9のニップ部に記録媒体2の先端が当接され、ループ形成をする。バックアップローラ対9は、ループ形成後に回転を再開し、記録媒体2の位置ずれ(斜行)は、搬送方向に直交するように補正される。この時、ピックアップローラ8は駆動を停止されており、記録媒体2はバックアップローラ対9によって搬送され、記録媒体搬送部5に到達する。
ベルト22の搬送速度は、バックアップローラ対9の搬送速度よりも僅かに遅く設定されており、記録媒体2は、搬送長さに応じて僅かにループを形成しながら搬送される。搬送された記録媒体2は、前述したようにプラテン部18内のプラテンファン25によりベルト22上に吸着されて、駆動ローラ19の回転によるベルト22の移動に伴い搬送される。
従って、ベルトユニット17は、記録媒体2の搬送方向の長さに制限されることなく、搬送方向における記録ヘッド10の配列長さ分で記録媒体2と対向するように支持すれば良く、省スペース化を実現することができる。
さらに記録媒体2には、各記録ヘッドによって温度調整されたインクが吐出されて画像が形成される。画像形成された記録媒体2は、排紙ローラ対26で排出され、排紙トレイ27に収容される。
次に図7を参照して、搬送時におけるUVプリンタの外装部内の動作方法に関して詳細に説明する。
図7は、UVプリンタの記録方法をフローチャートに示した図である。
まず、UVプリンタ本体の図示しない電源スイッチがオンされて起動し(ステップS1)、引き続き、UVランプ11に電源が供給され点灯される(ステップS2)。タッチパネル等の外部入力手段により記録媒体2が選択されるのに伴い、その選択された記録媒体2に適した予め記憶されている粘度になるように外装部12内の設定温度Tが選択される(ステップS3)。
次に外装部12内部の温度が均一になるようにファン14が作動されると共に、空調機13による加熱または冷却が行われ設定温度Tになるように動作する(ステップS4)。
外装部12内の温度を温度計15で測定し、測定温度が設定温度Tに達したか否かを判定する(ステップS5)。この判定で設定温度Tに達していない場合には、ステップS4に戻り、引き続き設定温度Tになるように外装部12内の温度調節を行う。一方、外装部12内の温度が設定温度Tに達したならば記録部4による画像形成を行う(ステップS6)。
次に記録媒体2の種類を例えばフィルムから記録紙に変更するか否か判定する(ステップS7)。この判定で記録媒体を変更する場合には、外部入力手段により新たな記録媒体2の種類を選択し、再びステップS3に戻り記録可能となる。一方、この判定で記録媒体2を変更しない場合には、画像形成を継続するか否か判定する(ステップS8)。この判定で記録媒体2に画像形成を継続して行う場合には、ステップS6に戻り画像形成を継続する。
一方、ステップS8で画像形成を終了する場合には、空調機13及びファン14を停止させ(ステップS9)、さらにUVランプを消灯するか否かを判定する(ステップS10)。この判定は、一時的に画像形成を中断して、しばらくの後、再開する予定がある場合には、UVランプ11を点灯状態で待機させる。一方、画像形成を終了させるのであれば、UVプリンタ本体の電源スイッチをオフして、画像形成シーケンスを終了する(ステップS11)。
本実施形態におけるUVプリンタ1は、記録部周辺を外装部12により略密閉に覆い、記録媒体2に対して最適にインクが着弾されるようにインクの粘度を記録媒体2の種別に応じて最適に設定された温度となるように空調機で調整することができる。さらにUVプリンタ1は、外装部12内のエアーをファン14により吹き流すことで、空間16の温度Tを略均一にすることができる。これらにより記録媒体2の種別に応じて、UV照射量や記録媒体2の搬送速度を可変させることなく、それぞれの記録媒体2に対して、最適な一定の硬化度及び一定のドット径となるように温度調整されたインクを着弾させることができ、高品質の画像記録を実現する。
また、外装部12により略密閉されて記録部周辺の温度が空調機13及びファン14により適正なインク粘度を維持するように均一に保たれているため、吐出するインク量をムラなく一定量で吐出することができる。
なお、本実施形態において、空調機13は、ペルチェ素子を一例として説明しているが勿論限定されるものではなく、加熱及び/または冷却ができればよく、例えば、外装部12の回りに、温度制御された流体が循環されるチューブを空調機として利用してもよい。
また、外装部12と記録媒体2までの間隔は、狭いほど空間16の温度調整をスムーズに行うことができる。しかし本実施形態は、記録媒体2の搬送方向上流側から温度調節された空気が流れ込むために、外装部12と記録媒体2の間に隙間があっても流路で連結された空間16の温度調整を容易に行うことができる。
また、本実施形態の変形例として、図8に示すように外装部12の側面に吸引部28を設け、吸引部28から流路29を通り空調機13に外装部12内の空気を循環させる構成でもよい。この場合には、空調機13により温度調整された空気を循環するので、温度調整の効率が良く、安定した調整が行える。
また、外装部12の屋根部に設けたファン14は、側面であっても構わない。
また、外装部12は各記録ヘッド2及びUVランプ11すべてを覆う態様であるが、それぞれ個別に覆う態様にしてもよい。
また、インク滴の周辺の温度調整された空間16は、少なくともインク滴が吐出されるノズルプレートと記録媒体2に囲まれた空間40のみであれば良い。
さらに、本発明では、記録ヘッド2が移動しないラインヘッドタイプであるが、記録ヘッドが主走査方向に移動するプリンタでも、同様の効果を得ることができる。
次に図9及び図10を参照して本発明に係る第2の実施形態について詳細に説明する。
図9は、本実施形態に係るUVプリンタ全体の構成を示す概略構成図である。図10は、本実施形態に係るUVプリンタの記録方法を説明するためのフローチャートである。
本実施形態は、第1の実施形態の構成に対して給紙部を除き略同一構成である。そのため本実施形態の構成部位について、前述した第1の実施形態と同等の部位には同じ参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態における記録媒体2を収容する給紙トレイ7は、外装部32で略密閉に覆われ、外装部32に配置された空調機41により外装部32内部の空間の温度調整を行う構成である。また給紙トレイ7は、調節された温度を測定するための温度計31を設置している。
外装部12の外部温度が、所望のインク粘度になるように制御された外装部12内の温度と著しく異なる場合、搬送されてくる記録媒体2に着弾するインクは、インクの温度が記録媒体2の温度に影響され、インクの粘度、すなわちインクの微小高さ(dh)や微小幅(dw)に広がる広がり速度が変化する場合がある。
そのため、予め外装部32内で記録媒体2を外装部12内と同温度に調整しておくことにより、プリンタ外部の外気温と外装部12内の温度に著しく温度差が生じていても、一定の画像品質を得ることが可能となる。
次に図10を参照して本実施形態におけるUVプリンタ1の動作方法を説明する。
まず、プリンタ本体の図示しない電源スイッチがオンされて起動し(ステップS21)、引き続き、UVランプ11に電源が供給され点灯される(ステップS22)。タッチパネル等の外部入力手段により記録媒体2が選択されるに伴い、その選択された記録媒体2に適した予め記憶されている記録媒体2に適した粘度になるように外装部12及び外装部32内の設定温度Tが選択される(ステップS23)。
次に外装部12内部の温度が、空調機13により加熱または冷却され、外装部12内部の温度が均一に設定温度Tになるようにファン14が作動開始し外装部12内の空気を循環させる。また同時に、記録媒体2をストックしている給紙トレイ7を覆う外装部32内の温度も外装部12内と同温の設定温度Tになるように温度調節を行う(ステップS24)。但し、外装部12内部の設定温度と外気温との温度差が小さい場合には、必ずしも外装部32内の温度調整を行う必要はない。
次に、温度計15,31は外装部12内及び外装部32内の温度をそれぞれ計測して、それぞれ計測された温度が設定温度Tに達したか否かを判定する(ステップS25)。この判定で測定温度が設定温度に達していない場合は、前述したステップS24に戻り、設定温度Tになるまで温度調節を行う。一方、この判定で測定温度が設定温度に達したならば、記録部4は搬送される記録媒体2に画像形成を行う(ステップS26)。
次に記録媒体2の種類を例えばフィルムから記録紙に変更するか否か判定する(ステップS27)。この判定で記録媒体を変更する場合には、外部入力手段により新たな記録媒体2の種類を選択し、再びステップS23に戻り画像形成可能となる。一方、この判定で記録媒体2を変更しない場合には、画像形成を継続するか否か判定する(ステップS28)。この判定で記録媒体2に画像形成を継続して行う場合には、ステップS26に戻り画像形成を継続する。
一方、ステップS28で画像形成を終了する場合には、空調機13,41及びファン14を停止させ(ステップS29)、さらにUVランプ11を消灯するか否かを判定する(ステップS30)。この判定は、一時的に画像形成を中断して、しばらくの後、再開する予定がある場合には、UVランプ11を点灯状態で待機させるものである。一方、画像形成を終了させるのであれば、UVプリンタ本体の電源スイッチをオフして、画像形成シーケンスを終了する(ステップS31)。
本実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに外装部32内において記録媒体2に対して温度を調整できるために、外装部12内部の温度と外装部12の外部の温度に温度差があった場合においても、搬送される記録媒体2に対してこの温度差による影響を少なくでき、記録媒体2上で一定の硬化度、一定のドット径を持ったインクを吐出することができ、高画質な記録を記録することが可能である。
次に図11及び図12を参照して本発明に係る第3の実施形態について詳細に説明する。
図11は、本実施形態に係るUVプリンタ1における記録部4周辺の搬送方向側面図である。図12は、図11に示した記録部4において副走査方向から見た際の断面を示した図である。また、本実施形態の構成部位について、前述した第1の実施形態と同等の部位には同じ参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
図11及び図12に示すように本実施形態は、第1の実施形態の構成に対して外装部12、空調機13及びファン14の代わりに記録部4に副走査方向に沿って空調機34を設け、さらに記録ヘッド10を介して反対側に温度計33を例えば記録ヘッド10の側面に配置する以外は略同一構成である。
空調機34は、記録ヘッド10から吐出したインクを記録ヘッド10から記録媒体2に着弾するまでの設けられた空間16において環境温度を制御する構成である。
本実施形態においては、記録ヘッド10側面に設けられた温度計33により記録ヘッド10内のインク温度を検知し、記録ヘッド10の駆動電圧をその温度に応じて制御することで、記録ヘッド10から吐出するインク量を一定にしている。吐出されたインクは、記録媒体2に着弾するまでに、空調機34により周辺を温度調整された空間16によって一定温度になり記録媒体2に応じて適切な粘度に調整され、記録媒体2に着弾し、UV照射される。
本実施形態は、限られた空間のみの温度制御でよいため、構成は安価で済む。インクが吐出し、記録媒体2に着弾されるまでの雰囲気温度を制御する空調機34を備えることで、どのような記録媒体2であっても、UV照射量を変えることなく、限られた空間16の温度を制御することができる。これにより一定の硬化度、一定のドット径を持った画質を得ることが可能であるので、安価に一定の硬化度、一定のドット径を持った高画質を記録することが可能である。
本発明に係る第1の実施形態におけるUVプリンタ全体の構成を示す概略構成図である。 インク粘度と温度の関係を示す図である。 図1に示すUVプリンタの記録部周辺の内部構成を示す概略側面図である。 記録媒体へのインク着弾時におけるインク液の高さ及び記録媒体に広がる大きさを示した図である 照度における照射時間と硬化膜厚の関係を示す図である。 インクが記録媒体に接触した際の広がり方を示した図である。 第1の実施形態におけるUVプリンタの記録方法を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態における変形例を示す。 本発明に係る第2の実施形態におけるUVプリンタ全体の構成を示す概略構成図である。 第2の実施形態におけるUVプリンタの記録方法を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る第3の実施形態におけるUVプリンタの記録部周辺の構成を示す概略構成図である。 図11に示したUVプリンタにおいて副走査方向から見た際の断面を示した図である。 従来におけるUVプリンタの構成を示す図である。
符号の説明
1:UVプリンタ、2:記録媒体、3:給紙部、4:記録部、5:記録媒体搬送部、6:排出部、7:給紙トレイ、8:ピックアップローラ、9:バックアップローラ対、10:記録ヘッド、11:UVランプ、12,32:外装部、13,34:空調機、14:ファン、15,31,33:温度計、16:空間、17:ベルトユニット、18:プラテン部、19:駆動ローラ、20:従動ローラ、21:テンションローラ、22:ベルト、23:孔、24:プラテン、25:プラテンファン、26:排紙ローラ、27:排紙トレイ、28:吸引部、29:流路。

Claims (11)

  1. 活性光の照射により硬化する活性光硬化性インクをインク滴として記録媒体に向けて吐出して画像を形成する記録部と、
    前記記録媒体に着弾した前記インク滴に向けて前記活性光を照射する照射部と、
    少なくとも前記記録部周辺の雰囲気温度を調節する第1の温度調節部と、
    を具備することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記第1の温度調節部は、前記記録部周辺の雰囲気温度を前記記録部上部または、側面側から調節することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記記録媒体の温度を調節する第2の温度調節部を具備することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記第1の温度調節部は、前記記録媒体の種類に応じて前記記録部周辺の雰囲気温度を調節することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記記録部の周辺を覆う外装部を具備することを特徴とする請求項1及び請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記第1の温度調節部は、前記記録媒体の種類に応じた設定温度を記憶する記憶装置を具備することを特徴とする請求項4に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記第1の温度調節部は、前記外装部に配置されると共に、
    前記外装部内で前記第1の温度調節部により調節された空気を循環させるファンを具備することを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記ファンは、前記外装内の温度調節された空気を前記記録媒体の搬送方向上流側から前記記録部と前記記録媒体の間に設けられた空間に流入させることを特徴とする請求項7に記載のインクジェットプリンタ。
  9. 搬送方向上流方向に対する前記記録部先端から前記第1の外装部先端までの間隔は、搬送方向下流方向に対する前記照射部後端から前記第1の外装部後端までの間隔に比べ広いことを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
  10. 記録媒体に照射された活性光により硬化する活性光硬化性インクを吐出して画像を形成する記録部と、
    前記記録部周辺に配置され、前記記録媒体に向けて吐出・着弾した前記インクに向けて前記活性光を照射する照射部と、
    前記記録部及び前記照射部全体を覆う第1の外装部と、
    前記記録部のインクを吐出する吐出口と対向配置する記録媒体搬送部と、
    前記第1の外装部内における前記記録部周辺の雰囲気温度を調整する第1の温度調整部と、
    前記第1の温度調整部により調整された空気を前記第1の外装内に吹き流すファンと、
    前記第1の温度調整部により調整された前記外装内の温度を測定する温度測定部と、
    を具備することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  11. 活性光の照射により硬化する活性光硬化性インクをインク滴として記録媒体の上から記録媒体に向けて吐出するノズルを有する記録ヘッドと、
    前記記録媒体に着弾したインク滴に活性光を照射する照射手段と、
    前記インク滴の周辺の温度を制御する第1の温度調節手段と、
    を備えるインクジェットプリンタを駆動するための方法において、
    前記インク滴周辺の温度を所定の温度に調節する工程後に、前記記録ヘッドから前記インク滴を前記記録媒体に向けて吐出する工程を具備することを特徴とするインクジェットプリンタの駆動方法。
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