JP2006239991A - 熱成形用ポリカーボネートシート - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、優れた熱成形性を有し、かつ、優れた耐衝撃性を有する熱成形に好適なポリカーボネートシートを提供する。
【解決手段】 粘度平均分子量が24,000〜29,000からなるポリカーボネートシートをガラス転移温度よりも15〜25℃高い温度で8分間加熱したときにシートが一方向に反ることを特徴とする板厚が1.5〜2.5mmの熱成形用ポリカーボネートシート。
【解決手段】 粘度平均分子量が24,000〜29,000からなるポリカーボネートシートをガラス転移温度よりも15〜25℃高い温度で8分間加熱したときにシートが一方向に反ることを特徴とする板厚が1.5〜2.5mmの熱成形用ポリカーボネートシート。
Description
本発明は、熱成形用ポリカーボネートシートに関するものであり、さらに詳細には、熱成形性および耐衝撃性に優れた熱成形用ポリカーボネートシートとその製造方法に関するものである。とりわけ、ヘルメットシールド又は面体のような3次元曲面形状を有する熱プレス成形に好適なシート及びその製造方法に関するものである。
ポリカーボネート樹脂は、透明性、耐衝撃性、耐熱性、加工の自由度、及び軽量性等に優れていることからガラスに代わる構造材料として広く使用されており、電気・電子・OA機器等のメーターカバーや液晶ディスプレーカバー、窓ガラス、サンルーフ、計器カバー等の自動車用途、採光用屋根材や窓ガラスのような建材用途等に広く用いられている。また、熱プレス成形により、オートバイの風防やヘルメットシールド等にも広く用いられている。
従来、この種の熱プレス成形品を製造するには雌型の凹状成形面上に所定の成形温度に加熱した熱可塑性合成樹脂シートをのせ、さらに凸状成形面を有する雄型をのせ、上からプレスしてシートを成形する方法が知られているが、きれいな3次元曲面を得るためにはシートを充分に加熱する必要がある。シートを充分に加熱して成形する場合、成形品の表面に糸くず等の異物が付着し易く歩留まり低下を招きやすいという課題を抱えている。また、成形性を改善するために分子量が低い高流動グレードの熱可塑性樹脂材料で成形したシートを用いることもできるが、耐衝撃性が低下し、風防やヘルメットシールドに使用したときの安全性に欠けるという問題を抱えている。また、最近では、各種成形品に求められる形状追従性の要求が一段と厳しくなっており、できるだけ短い成形サイクルで、要求される形状に成形することが求められている。
従来、この種の熱プレス成形品を製造するには雌型の凹状成形面上に所定の成形温度に加熱した熱可塑性合成樹脂シートをのせ、さらに凸状成形面を有する雄型をのせ、上からプレスしてシートを成形する方法が知られているが、きれいな3次元曲面を得るためにはシートを充分に加熱する必要がある。シートを充分に加熱して成形する場合、成形品の表面に糸くず等の異物が付着し易く歩留まり低下を招きやすいという課題を抱えている。また、成形性を改善するために分子量が低い高流動グレードの熱可塑性樹脂材料で成形したシートを用いることもできるが、耐衝撃性が低下し、風防やヘルメットシールドに使用したときの安全性に欠けるという問題を抱えている。また、最近では、各種成形品に求められる形状追従性の要求が一段と厳しくなっており、できるだけ短い成形サイクルで、要求される形状に成形することが求められている。
このような厳しい要求に対応するため、例えば、凹状の成形面を有する成形ダイスと凸状の成形面を有する成形ダイスとを備えており、両成形ダイスの凹状および凸状の成形面のうち一方の成形面を硬質材により構成し、かつ同他方の成形面を弾性シートより構成するとともに、硬質材よりなる成形面を有する成形ダイスに加熱装置を装備し、両成形ダイスを用いて熱可塑性合成樹脂シートを成形して、熱可塑性合成樹脂成形品を製造する方法において、上記成形ダイスの硬質材よりなる成形面に被成形シート載置用凹陥部を設けると共に、凹陥部の周縁部において平坦周面部の外側の成形ダイス部分に、多数の空気吸引孔をあけておき、硬質材よりなる成形面のシート載置用凹陥部内に、所定の成形温度に加熱した熱可塑性合成樹脂シートを嵌め入れ、ついで、該成形面に、他方のダイスの弾性シートよりなる成形面を重ね合わせ、この状態で空気吸引孔より2つの成形面同志の間の空気を吸引除去することにより、弾性シートよりなる成形面を凹陥部内の熱可塑性合成樹脂シートの表面、および凹陥部の周縁部における平坦周面部、並びに残余の成形面に密着せしめることを特徴とする3次元曲面形状を有する透明熱可塑性合成樹脂成形品の製造方法が提案(特許文献1)されているが、装置が複雑であり、型の作製納期や費用がかかるという課題がある。
また、熱可塑性樹脂シートの熱成形方法において、「型接触跡」のない成形品を簡便に製造する方法として型部材の表面にシラン化合物の層を形成した型を使用する方法が提案(特許文献2)されているが、型部材を金属研磨剤で研磨した後、シラン化合物を塗布し、数時間の乾燥工程を経る必要があると共に、その作業を頻繁に行う必要があるという課題を抱えている。
また、熱成形にて偏肉や摺擦キズのない品質良好な成形品を製作する方法として、基材シートの両縁部におもりを取り付けたプラスチックシートを加熱軟化させ、かつその中央部を成形用凸型に支承させると共に該シートの両側縁部をフリーにした状態にすることにより、おもりの自重作用によってプラスチックシートの中央部を挟む両側を前記成形用凸型の側面側に曲げる方法が提案(特許文献3)されている。しかし、偏肉は少ないものの3次元曲面形状の賦型性は充分なものではなく、おもりを付ける必要があるため生産性が著しく低下する。
更には、耐擦傷性に優れた表面を有し、かつ熱成形時に基本の変形に追従し、クラック無く成形可能なシート状樹脂成形品を提供するために特定の(メタ)アクリレートを主成分とする混合物からなる光硬化性樹脂組成物を光照射して重合硬化させ、ハードコート層をシート状基体に形成させる方法も提案(特許文献4)されている。しかし、言及されているのはハードコート層に関するものであり、基体の成形性に関しては何ら記載されていない。
以上のような現状から、複雑な成形型を使用しなくても型との追従性が良好できれいな3次元曲面が得られる耐衝撃性に優れた熱成形用ポリカーボネートシートの提供が強く望まれている。
特公平7−10563号公報
特開平9−314654号公報
特開平8−90645号公報
特開平10−36540号公報
また、熱可塑性樹脂シートの熱成形方法において、「型接触跡」のない成形品を簡便に製造する方法として型部材の表面にシラン化合物の層を形成した型を使用する方法が提案(特許文献2)されているが、型部材を金属研磨剤で研磨した後、シラン化合物を塗布し、数時間の乾燥工程を経る必要があると共に、その作業を頻繁に行う必要があるという課題を抱えている。
また、熱成形にて偏肉や摺擦キズのない品質良好な成形品を製作する方法として、基材シートの両縁部におもりを取り付けたプラスチックシートを加熱軟化させ、かつその中央部を成形用凸型に支承させると共に該シートの両側縁部をフリーにした状態にすることにより、おもりの自重作用によってプラスチックシートの中央部を挟む両側を前記成形用凸型の側面側に曲げる方法が提案(特許文献3)されている。しかし、偏肉は少ないものの3次元曲面形状の賦型性は充分なものではなく、おもりを付ける必要があるため生産性が著しく低下する。
更には、耐擦傷性に優れた表面を有し、かつ熱成形時に基本の変形に追従し、クラック無く成形可能なシート状樹脂成形品を提供するために特定の(メタ)アクリレートを主成分とする混合物からなる光硬化性樹脂組成物を光照射して重合硬化させ、ハードコート層をシート状基体に形成させる方法も提案(特許文献4)されている。しかし、言及されているのはハードコート層に関するものであり、基体の成形性に関しては何ら記載されていない。
以上のような現状から、複雑な成形型を使用しなくても型との追従性が良好できれいな3次元曲面が得られる耐衝撃性に優れた熱成形用ポリカーボネートシートの提供が強く望まれている。
本発明が解決しようとする課題は、優れた熱成形性を有し、かつ、優れた耐衝撃性を有する熱成形に好適なポリカーボネートシートを提供することである。
本発明者は、上記課題を達成するため鋭意研究を重ねた結果、粘度平均分子量が24,000〜29,000からなるポリカーボネートシートをガラス転移温度よりも15〜25℃高い温度で8分間加熱したときにシートが一方向に反ることを特徴とする1.5〜2.5mm厚のシートを熱成形用途に使用することで、耐衝撃性を損なうことなくヘルメットシールドや面体のような3次元曲面形状の賦型性が改善され、更に、ポリカーボネートシートにハードコート処理を施すことにより、優れた表面性能を有する熱成形用途に好適なポリカーボネートシートが得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。更には、ダイスからガラス転移温度よりも100〜180℃高い温度で押出されたポリカーボネート樹脂を、横型3本成形ロール間を通してシート状にするに際して、ガラス転移温度以下の表面温度の第2成形ロールに13〜20秒間接触させ、冷却固化させることにより、上記熱成形用シートを提供し得ること見出した。
本発明の熱成形用ポリカーボネートシートは、ヘルメットシールドや面体等を成形する場合に、加熱した該シートの反りと下側金型の凹凸の向きが一致するように、該加熱シートを該下側金型上に置いて、シートをプレス成形することにより、優れた金型追従性を示し、3次元曲面の賦型を可能とし、かつ、耐衝撃性に優れた成形品を不良品を出すことなく得ることができる。
本発明に関わるポリカーボネート樹脂は、芳香族ジヒドロキシ化合物又はこれと少量のポリヒドロキシ化合物とホスゲンとを界面重合法により得られるか、または、上記の芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸のジエステルとのエステル交換反応により作られる分岐していてもよい熱可塑性ポリカーボネート重合体であり、例えばビスフェノールAを主原料とする炭酸エステル重合物が使用される。用いるポリカーボネート樹脂の分子量は、通常の押出成形によりシートを製造できることが好ましく、粘度平均分子量は24,000〜29,000、好ましくは25,500〜28,500、より好ましくは27,000〜28,000である。粘度平均分子量が24,000よりも小さいと耐衝撃性が低下し、風防やヘルメットシールドとして充分な強度を有さない。29,000よりも高いと成形時の賦型性が悪くなる。ポリカーボネート樹脂には、一般に用いられる各種の添加剤を添加しても良く、添加剤としては、例えば、酸化防止剤、着色防止剤、紫外線吸収剤、熱線吸収剤、難燃剤、離型剤、滑剤、帯電防止剤、染顔料などが挙げられる。
ポリカーボネートシートに添加される紫外線吸収剤としてベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、サリチル酸フェニルエステル系、トリアジン系の紫外線吸収剤が挙げられる。ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤としては、2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α、α−ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2,2−メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチレンブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール]等を例示することができ、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−クロルベンゾフェノン、2,2−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン等を例示することができる。また、サリチル酸フェニルエステル系紫外線吸収剤としては、p−t−ブチルフェニルサリチル酸エステル等が例示でき、トリアジン系紫外線吸収剤としては、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−エトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−(2−ヒドロキシ−4−プロポキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−(2−ヒドロキシ−4−ブトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ブトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ヘキシルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ベンジルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ブトキシエトキシ)−1,3,5−トリアジンなどを挙げることができるが、これらだけに限定されるものではなく、一般的に入手可能な紫外線吸収剤などが含まれる。
ポリカーボネートシートに添加される酸化防止剤、着色防止剤としては、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)、住友化学工業(株)、旭電化工業(株)などのカタログに記載の各種の酸化防止剤、着色防止剤の使用が可能である。酸化防止剤の例としては、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−フェノール)、3,3’,3”,5,5’,5”−ヘキサ−t−ブチル−a,a’,a”−(メシチレン−2,4,6−トリイル)トリ−p−クレゾール、エチレンビス(オキシエチレン)ビス[3−(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−m−トリル)プロピオネート]、ヘキサメチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、2,6−ジ−t−ブチル−4−[4,6−ビス(オクチルチオ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ]フェノール、ペンタエリスリトールテタラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、N,N’−ヘキサン−1,6−ジイルビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオナミド)、1,3,5−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−1,3,5,−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン、1,3,5−トリス[(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−キシリル)メチル]−1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン、ジアリル−3,3’−チオジプロピオネート、ペンタエリスリチルテトラキス(3−ラウリルチオプロピオネート)などがある。着色防止剤の例としては、トリス(ノニルフェニル)フォスファイト、トリス(ジノニルフェニル)フォスファイト、4,4’−チオビス(3−6−t−ブチルフェノール)、チオジエチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、トリスノリルフェニルフォスファイト、トリフェニルフォスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイトなどがある。更に、旭電化工業(株)カタログ記載のPEP4C、PEP8,PEP24G、PEP36、HP−10等の使用が可能であるが、これらに限定されるものではない。また、立体障害の大きなアミン化合物(HALS)なども使用することもできる。
本発明のポリカーボネートシートの板厚は1.5〜2.5mmが好ましい。板厚が1.5mmより薄い場合には基体が軟化しやすく加熱反りしないポリカーボネートシートでも賦型性良好な成形品を得ることができ、本発明の効果は僅かである。板厚が2.5mmを超えると充分な賦型性を得るために高い熱成形温度や長い成形時間が必要となり、本発明の効果が得られにくい。本発明は、板厚が1.5〜2.5mmのときに有効な効果が得られるものである。
ヘルメットシールドや面体等の熱成形に供するための本発明の熱成形用ポリカーボネートシートの大きさはシーティング時の押出方向に100〜200mm、シーティング時の幅方向に300〜600mmが好ましい。上記寸法を逸脱すると成形品の長辺側の賦型性が不充分となり易い。
熱成形に供する本発明のポリカーボネートシートの加熱時の反りは、シーティング時の押出方向に100〜200mm、シーティング時の幅方向に300〜600mmの大きさに切断し、170℃に加熱された熱風循環乾燥機中に離型剤(中京化成製ペリコート)を塗布したフェロ板を敷き、シート押出し時の第2成形ロールに接触した面を上にして水平に置き、炉内温度が170℃に達してから8分後に取り出し、直ちに水平台上に置いたとき、4隅の浮き上がった反りがいずれも1mm以上5mm以下であるものが好ましい。反りが1mm未満では成形品端部の賦型性が充分でない。反りが5mmを超えると成形品の中央部の形状が凹凸になり、光学歪が発生する場合がある。
熱成形用シートは、通常ポリカーボネート樹脂を押出機により溶融混練し、ダイスから溶融樹脂が押出し、横型3本ロール配置の成形ロールを介して引き取り、冷却固化することによって製造されるものである。
すなわち押出機を用いて、溶融樹脂はダイスに導かれ、シート状に成形された後、表面を鏡面処理された成形ロール(ポリッシングロール)に流入して、バンクを形成する。このシート状成形物は、成形ロール通過中に鏡面仕上げと冷却が行われ、シートが形成される。その際、中央に位置する第2成形ロールの温度と樹脂の接触時間を制御する事で、第2成形ロールに接触する面に残留歪を与える。
押出機の温度条件は、通常230〜300℃、好ましくは240〜290℃であり、ダイスの温度としては、通常250〜330℃、好ましくは270〜300℃であり、第2成形ロール温度としては、通常125〜145℃、好ましくは130〜140℃である。ダイスより押出された樹脂が最初に接触するもう1つの第1成形ロールの温度は110〜140℃が好ましい。また、第2成形ロールの川下側に配置する第3成形ロールは130〜150℃が好ましい。成形ロールは、横型ロール配置のものが使用される。
押出機の温度条件は、通常230〜300℃、好ましくは240〜290℃であり、ダイスの温度としては、通常250〜330℃、好ましくは270〜300℃であり、第2成形ロール温度としては、通常125〜145℃、好ましくは130〜140℃である。ダイスより押出された樹脂が最初に接触するもう1つの第1成形ロールの温度は110〜140℃が好ましい。また、第2成形ロールの川下側に配置する第3成形ロールは130〜150℃が好ましい。成形ロールは、横型ロール配置のものが使用される。
また、ポリカーボネートシートに施すハードコート処理は、耐擦傷性を向上させるために施され、熱エネルギーまたは活性エネルギー線によって硬化したハードコート層を積層する。熱エネルギーで硬化させる塗料の一例としては、分岐状OH含有ポリエステルとウレタンプレポリマーおよびメチル化メラミンを主成分とするウレタン・メラミン系樹脂組成物が挙げられる。
活性エネルギー線を用いて硬化させる塗料の一例としては、1官能あるいは多官能のアクリレートモノマーあるいはオリゴマーなどの複数からなる樹脂組成物に硬化触媒として光重合開始剤が加えられた樹脂組成物が挙げられる。
この様な樹脂組成物は、ポリカーボネート樹脂用ハードコート剤として市販されているものもあり、塗装ラインとの適正を加味し、適宜選択すれば良い。
これらの塗料には、必要に応じて、有機溶剤の他、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤などの各種安定剤やレベリング剤、消泡剤、増粘剤、帯電防止剤、防曇剤、撥水剤などの界面活性剤等を適宜添加してもよい。
活性エネルギー線を用いて硬化させる塗料の一例としては、1官能あるいは多官能のアクリレートモノマーあるいはオリゴマーなどの複数からなる樹脂組成物に硬化触媒として光重合開始剤が加えられた樹脂組成物が挙げられる。
この様な樹脂組成物は、ポリカーボネート樹脂用ハードコート剤として市販されているものもあり、塗装ラインとの適正を加味し、適宜選択すれば良い。
これらの塗料には、必要に応じて、有機溶剤の他、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤などの各種安定剤やレベリング剤、消泡剤、増粘剤、帯電防止剤、防曇剤、撥水剤などの界面活性剤等を適宜添加してもよい。
本発明に関わるポリカーボネートシートに塗料を塗布する方法は、刷毛、ロール、ディッピング、流し塗り、スプレー、ロールコーター、フローコーターや特開2004−130540号公報に提案された方法などが適用できる。熱エネルギーあるいは活性エネルギー線によって硬化したハードコート層の厚さは0.5〜10μm、好ましくは1〜9μm、さらに好ましくは1.5〜8μmである。ハードコート層の厚さが0.5μm未満であると表面硬度の改良効果が不十分になりやすく、逆に10μmを超えると熱成形時にクラックが発生しやすくなる。
以下に、本発明を実施例によってさらに詳述するが、本発明はこれによって限定されるものではない。実施例、比較例中の各種物性の測定及び評価は以下の方法で行った。
(1)粘度平均分子量
ウベローデ粘度計を用いて塩化メチレン中20℃の極限粘度[η]を測定し、以下の式より求めた。
[η]=1.23×10-4×(Mv)0.83
ウベローデ粘度計を用いて塩化メチレン中20℃の極限粘度[η]を測定し、以下の式より求めた。
[η]=1.23×10-4×(Mv)0.83
(2)ガラス転移温度
理学電気(株)製の示差熱走査熱量計(DSC−8230)を用い、窒素気流下で昇温速度5℃/min、昇温範囲50〜250℃で測定した。
理学電気(株)製の示差熱走査熱量計(DSC−8230)を用い、窒素気流下で昇温速度5℃/min、昇温範囲50〜250℃で測定した。
(3)耐衝撃性
CEAST社製の落錘衝撃試験機FRACTVISを用い、19.11Kgの錘を1.067mの高さから落下させ、破壊エネルギーを求めた。破壊エネルギーが60J以上を合格とした。
CEAST社製の落錘衝撃試験機FRACTVISを用い、19.11Kgの錘を1.067mの高さから落下させ、破壊エネルギーを求めた。破壊エネルギーが60J以上を合格とした。
(4)加熱反り
熱成形に供する板厚が1.5〜2.5mmのポリカーボネートシートをシーティング時の押出方向に長さ140mm、幅400mmに切断し、170℃に加熱された熱風循環乾燥機中に離型剤(中京化成製ペリコート)を塗布したフェロ板を敷き、シート押出し時の第2成形ロールに接触する面を上にして水平に置く。炉内温度が170℃に達してから8分後に取り出し、直ちに水平台上に置いたとき、4隅の浮き上がった反りがいずれも1mm以上5mm以下であるものを合格とする。4隅のうち、1ヶ所でも反りが1mm未満あるいは5mmを超えたり、反対方向に反っているものは不合格とする。
熱成形に供する板厚が1.5〜2.5mmのポリカーボネートシートをシーティング時の押出方向に長さ140mm、幅400mmに切断し、170℃に加熱された熱風循環乾燥機中に離型剤(中京化成製ペリコート)を塗布したフェロ板を敷き、シート押出し時の第2成形ロールに接触する面を上にして水平に置く。炉内温度が170℃に達してから8分後に取り出し、直ちに水平台上に置いたとき、4隅の浮き上がった反りがいずれも1mm以上5mm以下であるものを合格とする。4隅のうち、1ヶ所でも反りが1mm未満あるいは5mmを超えたり、反対方向に反っているものは不合格とする。
(5)熱成形性
ヘルメットシールド成形用に、シーティング時の押出方向に長さ140mm、幅400mmに切断したポリカーボネートシートを170℃に加熱された熱風循環乾燥機中で8分間加熱し、取り出すと同時に長さ方向の曲率半径が125mm、短辺方向の曲率半径が500mmの3次元曲面形状で、表面に発塵しにくい長繊維でできたネル地を貼った木製の雄雌ヘルメットシールド型でプレス成形する。プレス状態を2分間保持し、型を開放し、成形品を取り出す。
ヘルメットシールドの周囲の部分まできれいに型に追従した3次元曲面形状のものを合格とした。周囲の部分が反り返っていたり、型への追従が充分でないものを不合格とした。
ヘルメットシールド成形用に、シーティング時の押出方向に長さ140mm、幅400mmに切断したポリカーボネートシートを170℃に加熱された熱風循環乾燥機中で8分間加熱し、取り出すと同時に長さ方向の曲率半径が125mm、短辺方向の曲率半径が500mmの3次元曲面形状で、表面に発塵しにくい長繊維でできたネル地を貼った木製の雄雌ヘルメットシールド型でプレス成形する。プレス状態を2分間保持し、型を開放し、成形品を取り出す。
ヘルメットシールドの周囲の部分まできれいに型に追従した3次元曲面形状のものを合格とした。周囲の部分が反り返っていたり、型への追従が充分でないものを不合格とした。
実施例1
ポリカーボネート樹脂として、三菱エンジニアリングプラスチックス社製のユーピロンE−2000(粘度平均分子量:27,500、ガラス転移温度147℃)を使用した。
ポリカーボネートを押出す押出機として、バレル直径120mm、スクリュウのL/D=35、シリンダー温度は270℃、ダイス温度は280℃に設定した。このとき、ダイス中央部より押出された樹脂の温度は285℃であった。ダイスより押出された樹脂は、第1成形ロール温度130℃、第2成形ロール温度135℃、第3成形ロール温度145℃に設定された横型配置の3本ポリッシングロール(成形ロール)に導かれ、最初に流入するロール間隔にて、バンクを形成した後、第2成形ロールとの接触時間が18秒となる様にロールを通過させ、2.0mm厚シートを押出した。製造されたシートは所定の寸法に切断し、所定温度に加熱後、シート製造時に第2成形ロールに接触する面を成形型の凸型に接触させて熱成形した。評価結果を表1に示した。
ポリカーボネート樹脂として、三菱エンジニアリングプラスチックス社製のユーピロンE−2000(粘度平均分子量:27,500、ガラス転移温度147℃)を使用した。
ポリカーボネートを押出す押出機として、バレル直径120mm、スクリュウのL/D=35、シリンダー温度は270℃、ダイス温度は280℃に設定した。このとき、ダイス中央部より押出された樹脂の温度は285℃であった。ダイスより押出された樹脂は、第1成形ロール温度130℃、第2成形ロール温度135℃、第3成形ロール温度145℃に設定された横型配置の3本ポリッシングロール(成形ロール)に導かれ、最初に流入するロール間隔にて、バンクを形成した後、第2成形ロールとの接触時間が18秒となる様にロールを通過させ、2.0mm厚シートを押出した。製造されたシートは所定の寸法に切断し、所定温度に加熱後、シート製造時に第2成形ロールに接触する面を成形型の凸型に接触させて熱成形した。評価結果を表1に示した。
実施例2
ポリカーボネート樹脂として、三菱エンジニアリングプラスチックス社製のユーピロンE−2000(粘度平均分子量:27,500、ガラス転移温度147℃)を使用した。
ポリカーボネートを押出す押出機として、バレル直径120mm、スクリュウのL/D=35、シリンダー温度は270℃、ダイス温度は280℃に設定した。このとき、ダイス中央部より押出された樹脂の温度は285℃であった。ダイスより押出された樹脂は、第1成形ロール温度130℃、第2成形ロール温度135℃、第3成形ロール温度145℃に設定された横型配置の3本ポリッシングロール(成形ロール)に導かれ、最初に流入するロール間隔にて、バンクを形成した後、第2成形ロールとの接触時間が18秒となる様にロールを通過させ、2.0mm厚シートを押出した。このシートに、日本ユピカ製の熱硬化性ハードコート塗料(商品名:ユピカコートES−7614)を固形分濃度が16%になるようにエチルセロソルブとイソブチルアルコールの混合溶剤で調製し、両面にフローコートし、室温下で15分間風乾した後、120℃に加熱された熱風循環乾燥機で60分間硬化させた。ハードコートの膜厚は3〜5μであった。製造されたハードコートシートは所定の寸法に切断し、所定温度に加熱後、シート製造時に第2成形ロールに接触する面を成形型の凸型に接触させて熱成形した。評価結果を表1に示した。
ポリカーボネート樹脂として、三菱エンジニアリングプラスチックス社製のユーピロンE−2000(粘度平均分子量:27,500、ガラス転移温度147℃)を使用した。
ポリカーボネートを押出す押出機として、バレル直径120mm、スクリュウのL/D=35、シリンダー温度は270℃、ダイス温度は280℃に設定した。このとき、ダイス中央部より押出された樹脂の温度は285℃であった。ダイスより押出された樹脂は、第1成形ロール温度130℃、第2成形ロール温度135℃、第3成形ロール温度145℃に設定された横型配置の3本ポリッシングロール(成形ロール)に導かれ、最初に流入するロール間隔にて、バンクを形成した後、第2成形ロールとの接触時間が18秒となる様にロールを通過させ、2.0mm厚シートを押出した。このシートに、日本ユピカ製の熱硬化性ハードコート塗料(商品名:ユピカコートES−7614)を固形分濃度が16%になるようにエチルセロソルブとイソブチルアルコールの混合溶剤で調製し、両面にフローコートし、室温下で15分間風乾した後、120℃に加熱された熱風循環乾燥機で60分間硬化させた。ハードコートの膜厚は3〜5μであった。製造されたハードコートシートは所定の寸法に切断し、所定温度に加熱後、シート製造時に第2成形ロールに接触する面を成形型の凸型に接触させて熱成形した。評価結果を表1に示した。
実施例3
ポリカーボネート樹脂として、三菱エンジニアリングプラスチックス社製のユーピロンE−2000(粘度平均分子量:27,500、ガラス転移温度147℃)を使用した。
ポリカーボネートを押出す押出機として、バレル直径120mm、スクリュウのL/D=35、シリンダー温度は270℃、ダイス温度は280℃に設定した。このとき、ダイス中央部より押出された樹脂の温度は285℃であった。ダイスより押出された樹脂は、第1成形ロール温度130℃、第2成形ロール温度135℃、第3成形ロール温度145℃に設定された横型配置の3本ポリッシングロール(成形ロール)に導かれ、最初に流入するロール間隔にて、バンクを形成した後、第2成形ロールとの接触時間が13.5秒となる様にロールを通過させ、1.5mm厚シートを押出した。製造されたシートは所定の寸法に切断し、所定温度に加熱後、シート製造時に第2成形ロールに接触する面を成形型の凸型に接触させて熱成形した。評価結果を表1に示した。
ポリカーボネート樹脂として、三菱エンジニアリングプラスチックス社製のユーピロンE−2000(粘度平均分子量:27,500、ガラス転移温度147℃)を使用した。
ポリカーボネートを押出す押出機として、バレル直径120mm、スクリュウのL/D=35、シリンダー温度は270℃、ダイス温度は280℃に設定した。このとき、ダイス中央部より押出された樹脂の温度は285℃であった。ダイスより押出された樹脂は、第1成形ロール温度130℃、第2成形ロール温度135℃、第3成形ロール温度145℃に設定された横型配置の3本ポリッシングロール(成形ロール)に導かれ、最初に流入するロール間隔にて、バンクを形成した後、第2成形ロールとの接触時間が13.5秒となる様にロールを通過させ、1.5mm厚シートを押出した。製造されたシートは所定の寸法に切断し、所定温度に加熱後、シート製造時に第2成形ロールに接触する面を成形型の凸型に接触させて熱成形した。評価結果を表1に示した。
比較例1
実施例1において、第2成形ロール温度を178℃に、第3成形ロール温度を180℃に変更した以外は、実施例1と同じ方法でポリカーボネートシートを製造した。製造されたシートは所定の寸法に切断し、所定温度に加熱後、シート製造時に第2成形ロールに接触する面を成形型の凸型に接触させて熱成形した。評価結果を表1に示した。
実施例1において、第2成形ロール温度を178℃に、第3成形ロール温度を180℃に変更した以外は、実施例1と同じ方法でポリカーボネートシートを製造した。製造されたシートは所定の寸法に切断し、所定温度に加熱後、シート製造時に第2成形ロールに接触する面を成形型の凸型に接触させて熱成形した。評価結果を表1に示した。
比較例2
実施例1で樹脂の押出幅を変化させると共に2番ロール接触時間を12秒に変更した以外は、実施例1と同じ方法でポリカーボネートシートを製造した。製造されたシートは所定の寸法に切断し、所定温度に加熱後、シート製造時に第2成形ロールに接触する面を成形型の凸型に接触させて熱成形した。評価結果を表1に示した。
実施例1で樹脂の押出幅を変化させると共に2番ロール接触時間を12秒に変更した以外は、実施例1と同じ方法でポリカーボネートシートを製造した。製造されたシートは所定の寸法に切断し、所定温度に加熱後、シート製造時に第2成形ロールに接触する面を成形型の凸型に接触させて熱成形した。評価結果を表1に示した。
比較例3
実施例1でポリカーボネート樹脂のグレードをユーピロンE−2000からユーピロンS−2000(粘度平均分子量:22,500、ガラス転移温度:147℃)に変更した以外は、実施例1と同じ方法でポリカーボネートシートを製造した。製造されたシートは所定の寸法に切断し、所定温度に加熱後、シート製造時に第2成形ロールに接触する面を成形型の凸型に接触させて熱成形した。評価結果を表1に示した。
実施例1でポリカーボネート樹脂のグレードをユーピロンE−2000からユーピロンS−2000(粘度平均分子量:22,500、ガラス転移温度:147℃)に変更した以外は、実施例1と同じ方法でポリカーボネートシートを製造した。製造されたシートは所定の寸法に切断し、所定温度に加熱後、シート製造時に第2成形ロールに接触する面を成形型の凸型に接触させて熱成形した。評価結果を表1に示した。
Claims (3)
- 粘度平均分子量が24,000〜29,000からなるポリカーボネートシートをガラス転移温度よりも15〜25℃高い温度で8分間加熱したときにシートが一方向に反ることを特徴とする板厚が1.5〜2.5mmである熱成形用ポリカーボネートシート。
- ポリカーボネートシートにハードコート処理が施された請求項1に記載の熱成形用ポリカーボネートシート。
- ダイスからガラス転移温度よりも100〜180℃高い温度で押出されたポリカーボネート樹脂を、横型3本の成形ロール間を通してシート状にするに際して、ガラス転移温度以下の表面温度の第2成形ロールに13〜20秒間接触させ、冷却固化させる請求項1に記載の熱成形用ポリカーボネートシートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005057433A JP2006239991A (ja) | 2005-03-02 | 2005-03-02 | 熱成形用ポリカーボネートシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005057433A JP2006239991A (ja) | 2005-03-02 | 2005-03-02 | 熱成形用ポリカーボネートシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006239991A true JP2006239991A (ja) | 2006-09-14 |
Family
ID=37046867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005057433A Pending JP2006239991A (ja) | 2005-03-02 | 2005-03-02 | 熱成形用ポリカーボネートシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006239991A (ja) |
-
2005
- 2005-03-02 JP JP2005057433A patent/JP2006239991A/ja active Pending
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