JP2006239335A - 鍋に入れたままで蓋のできるおたま。 - Google Patents
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Abstract
【課題】 使用中のおたまは普通鍋の中に入れて置く。その場合蓋が閉まらないのは常識であるが、おたまを入れたままで、鍋に蓋をしたい。使い方が簡単で、作るのも低コストの方法で解決するということが課題である。
【解決手段】 板状のステンレスを材料とする、おたまの柄の一部を、鍋と蓋が接する部分の隙間に合わせて曲げた。その部分を鍋と蓋で挟むようにした。さらに挟まれる部分以外の柄が、一直線上の位置になるよう曲げた。曲がり部分以外のおたま各部分の空間位置は通常のおたまと同じにした。使い方は、おたまの曲がり部分を鍋の縁に当て、もう片方の手で蓋をするだけでよい。
【選択図】 図1
【解決手段】 板状のステンレスを材料とする、おたまの柄の一部を、鍋と蓋が接する部分の隙間に合わせて曲げた。その部分を鍋と蓋で挟むようにした。さらに挟まれる部分以外の柄が、一直線上の位置になるよう曲げた。曲がり部分以外のおたま各部分の空間位置は通常のおたまと同じにした。使い方は、おたまの曲がり部分を鍋の縁に当て、もう片方の手で蓋をするだけでよい。
【選択図】 図1
Description
本発明は鍋から料理を掬い取るための、おたまに関するものである。
おたまを入れたままで蓋を閉めるためには鍋や蓋に凹みをつけたり一部分を開閉するようしたりするものがある。たとえば実用新案文献1参照。またおたまでは形状記憶合金を利用したものがある。特許文献2参照。
登録実用新案第3071497
特許公開平8−322746
使用中のおたまは料理の汁が付いているので、普通は鍋の中にそのまま置く。その場合蓋が、閉まらないというのは常識となっている。おたまを鍋の中に置いたままで蓋をしたい。この課題に対する従来技術の欠点は、気楽に使えないことである。鍋や蓋での対応では当然古いものやお気に入りが使えなくなる。蓋を閉める時のおたまの置き場所が限られてしまう。突起物や切欠きや凹みがあることで洗い難く手を傷つけやすい。部品点数が増え製造工程も複雑で高コストである。当然破損の可能性も高くなってしまう。形状記憶合金使用のおたまは使用が難しい。鍋や蓋を選ばず、かつ使用感が自然で、しかも低コストで、おたまを入れたまま鍋に蓋ができるようにすることが、この発明が解決しようとする課題である。
おたまの柄の一部を鍋と蓋の接する部分の隙間に合わせて曲げた。そこを鍋と蓋で挟むようにした。さらに挟まれる部分以外の柄が一直線上の位置になるように曲げた。
おたまを入れたままで閉まるべき蓋がきちんと閉まり、見た目が非常に良くなった。鍋や蓋に頼らずおたまだけで、しかもシンプルな方法で解決できた結果、低コストで使い良いものになった。鍋の縁が平らな鍋と縁が立ち上がった鍋の両方の鍋での使用も可能となった。おたまが鍋のどの位置にあっても蓋をすることができるようになった。曲がり部分意外は従来のおたまと全く同じであるので使用時の違和感は全くないものになった。蓋をする必要のない場合には全く今までどおりに使える。おたまを入れたままでも、隙間はごく小さいため、熱の逃げも少なく省エネルギーであるし料理の美味しさが長持ちするようになった。また余計な匂いが逃げ出すことも少なくなった。埃や虫の侵入も防ぐこともできるようになった。おたまを入れたままのデメリットがないので、温度表示を組み込むことなども可能になった。
柄は板状のステンレスを使用する。曲がりの設定は、柄を鍋の胴の内側に沿って立ち上げる。縁の部分まで行ったら縁に沿って曲げる。縁が立ち上がったタイプの鍋のラインに沿わせておけば縁が落ち込んだ鍋にも対応できる。そこから先は鍋の胴に沿った部分の延長線上の空間位置に向かって曲げてゆく。曲がり部分を除いたおたまの各部分の空間位置は従来のおたまと同じとする。この曲がりを作ることはプレスでもハンマーで打っても可能である。握りの部分は不燃性と断熱性を持たせた。重量のバランスは握り部分の側を軽くした、使用方法は、おたまの曲げ部分を鍋の縁に当て、もう片方の手で蓋をするだけである。
1 蓋
2 おたまの柄
3 鍋
2 おたまの柄
3 鍋
Claims (1)
- 柄の一部を、鍋と蓋が接する部分の隙間に合わせて曲げ、さらにその曲げを挟む部分の柄が、一直線上の位置となるように曲げたおたま
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005092724A JP2006239335A (ja) | 2005-02-28 | 2005-02-28 | 鍋に入れたままで蓋のできるおたま。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005092724A JP2006239335A (ja) | 2005-02-28 | 2005-02-28 | 鍋に入れたままで蓋のできるおたま。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006239335A true JP2006239335A (ja) | 2006-09-14 |
Family
ID=37046302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005092724A Pending JP2006239335A (ja) | 2005-02-28 | 2005-02-28 | 鍋に入れたままで蓋のできるおたま。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006239335A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104545556A (zh) * | 2013-10-15 | 2015-04-29 | 社会之家有限责任公司 | 大勺的柄和大勺持握柄以可分离的方式连接的大勺 |
JP2016077691A (ja) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | 赤澤 育弘 | 柄の立つお玉 |
-
2005
- 2005-02-28 JP JP2005092724A patent/JP2006239335A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104545556A (zh) * | 2013-10-15 | 2015-04-29 | 社会之家有限责任公司 | 大勺的柄和大勺持握柄以可分离的方式连接的大勺 |
JP2016077691A (ja) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | 赤澤 育弘 | 柄の立つお玉 |
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