JP2006239133A - 商品陳列棚 - Google Patents

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Kuniyuki Sato
邦之 佐藤
Chiaki Otsuka
千明 大塚
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Okamura Corp
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Abstract

【課題】 棚板(載置棚)の組立作業を煩雑にすることなく、棚板の上面(載置面)の摩擦抵抗を減らすことができ、かつ、どのようなサイズの商品にも対応できるとともにシート材の交換も容易にできる商品陳列棚を提供すること。
【解決手段】 前方に向かって下方に傾斜した棚板2の上面にシート材10を配設し、このシート材10上であって傾斜面に沿って陳列した複数の商品の最前列の商品をとる毎に、その後方の商品が前方に移動するようにした商品陳列棚において、シート材10は高滑り性能を有し、かつ棚板2の左右方向の略全域にわたって設けられ、棚板に対する前方への移動を落下拘束手段4によって停止させている。これにより、たとえ滑りにくい紙製の容器Wであっても前方への移動がスムーズに行える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、前方側が下がるように傾斜された棚板に載置される商品が、自重により棚板の前方側へと移動する商品陳列棚に関する。
従来、スーパーやコンビニエンス・ストアー等の商品売り場に設置される商品陳列棚において、前方側が下がるように傾斜された物品載置棚の載置面と、この載置面上に陳列される商品との間の摩擦抵抗と減らして商品を摺動し易くするために、ポリスチレン樹脂等により成形された摩擦抵抗の低い棒状部材を載置面に配設させ、この棒状部材上に陳列される複数の商品の内、前方側に位置する商品が客によって取り出されると、その後方側に位置する複数の商品が自重によって棒状部材上を滑りながら前方側に移動され、客が商品を常に商品陳列棚の前方側から取り出せるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−10108号公報(第4頁、第6図)
しかしながら、特許文献1にあっては、ポリスチレン樹脂等で成形された棒状部材を載置面上に配設するために、棒状部材を載置棚に固定するためのリテーナ等の固定手段が必要となっており、このリテーナは、断面が円形状や矩形状を成す棒状部材に嵌合させるために、複雑な形状に成形する必要があるとともに、複数のリテーナを載置面上に互いに平行になるように固着させなければならず、載置棚の組立作業が煩雑になる。また、棒状部材の配置間隔が商品サイズに対応して設定されているため、商品の陳列代えをしようとしたときに、他の商品を既設棒状部材に配置できない不具合が生じることもあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、棚板(載置棚)の組立作業を煩雑にすることなく、棚板の上面(載置面)の摩擦抵抗を減らすことができ、かつ、どのようなサイズの商品にも対応できるとともにシート材の交換も容易にできる商品陳列棚を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の商品陳列棚は、前方に向かって下方に傾斜した棚板の上面にシート材を配設し、該シート材上であって傾斜面に沿って陳列した複数の商品の最前列の商品をとる毎に、その後方の商品が前方に移動するようにした商品陳列棚において、前記シート材は高滑り性能を有し、かつ棚板の左右方向の略全域にわたって設けられ、棚板に対する前方への移動を落下拘束手段によって停止させたことを特徴としている。
この特徴によれば、棚板と、高滑り性能のシート材とが別構成の部品であるので、従来の棚板、あるいはある程度滑り性のある棚板に容易に付加して用いることができ、たとえ滑りにくい紙製の容器であっても前方への移動がスムーズであり、かつシート材が棚板の左右方向の略全域にわたって設けられているので、棚上のどの場所も商品が前方に移動する商品陳列棚として利用できる。加えて落下拘束手段によってシート材が棚板から前方に滑り落ちることかなく、しかもシート材を拘束手段から解放することで、シート材を棚板から分離して棚板やシート材の清掃、あるいはシート材の交換を容易に行うことができる。
本発明の請求項2に記載の商品陳列棚は、請求項1に記載の商品陳列棚であって、前記シート材の棚板に対する左右方向への移動を左右動拘束手段によって停止させたことを特徴としている。
この特徴によれば、左右動拘束手段によってシート材の左右方向への移動が拘束されかつ回転振れも防止できるので、シート材を安定した状態で棚板上に配設できる。
本発明の請求項3に記載の商品陳列棚は、請求項1または2に記載の商品陳列棚であって、前記落下拘束手段は棚板前端部に設けた落下防止具に前記シート材の前端部を当接させたものであることを特徴としている。
この特徴によれば、特別な落下拘束手段を棚板に講じることなく、商品陳列棚に通常備えられている落下防止具を利用して、シート材の前方への移動を停止させることができる。なお、落下防止具としてプライスレールも含まれる。
本発明の請求項4に記載の商品陳列棚は、請求項1または2に記載の商品陳列棚であって、前記落下拘束手段は棚板上に設けた上方に突出した突片に前記シート材の前端部を当接させたものであることを特徴としている。
この特徴によれば、棚板上に設けた突片にシート材の前端部を当接させるだけで、シート材の前方への移動を容易に停止させることができる。なお、突片の形成の仕方としては、棚板にきり込みを入れ裏面側から押し上げて形成しても良いし、突片を棚板に固着しても良い。
本発明の請求項5に記載の商品陳列棚は、請求項1または2に記載の商品陳列棚であって、前記落下拘束手段は前記シート材の後方部を下方に屈曲させた屈曲部を前記棚板の後端部に当接させたものであることを特徴としている。
この特徴によれば、シート材の後方部を下方に屈曲させて棚板の後端部に当接させるだけで、シート材の前方への移動を容易に停止させることができる。
本発明の請求項6に記載の商品陳列棚は、請求項2乃至5のいずれかに記載の商品陳列棚であって、前記左右動拘束手段は前記棚板の左右側部から上方を向けて突設した上方当接片に前記シート材の左右側端部をそれぞれ当接したものであることを特徴としている。
この特徴によれば、棚板の左右側部から上方を向けて突設した上方当接片にシート材の左右側端部をそれぞれ当接するだけで、シート材の左右方向への移動を容易に拘束できる。
本発明の請求項7に記載の商品陳列棚は、請求項2乃至5のいずれかに記載の商品陳列棚であって、前記左右動拘束手段は前記シート材の左右方向の幅を、前記棚板の左右方向の幅よりも若干大きくし、前記棚板から突設した左右端部を下方に屈曲させた屈曲部を、前記棚板の側面に被嵌させたものであることを特徴としている。
この特徴によれば、シート材の左右端部を下方に屈曲させるだけでシート材の左右方向への移動を容易に拘束できる。
本発明の請求項8に記載の商品陳列棚は、請求項2に記載の商品陳列棚であって、前記左右動拘束手段は前記シート材の左右方向の幅を、前記棚板の左右方向の幅よりも若干大きくし、前記棚板から突設した左右端部を下方に屈曲させた屈曲部を、前記棚板の側面に被嵌させたものであり、前記落下拘束手段は前記棚板側面から左右方向に突出した突片に前記シート材の左右の屈曲部前端部を当接させたものであることを特徴としている。
この特徴によれば、シート材の左右端部を下方に屈曲させるだけでシート材の左右方向への移動を容易に拘束できると共に、棚板側面から左右方向に突出した突片にシート材の左右の屈曲部前端部を当接することで、シート材の前方への移動を容易に停止させることができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
図1は、商品陳列棚の全体像を示す斜視図であり、図2(a)は、シート板および落下防止具を棚板に取り付ける過程を示す分解組立斜視図であり、図2(b)は、棚板の組立完成斜視図であり、図3(a)は、シート板の表面を示す要部拡大平面図であり、図3(b)は、図3(a)のA−A線の断面図であり、図4は、商品の取り出しにともなう他の陳列商品の移動過程を示す棚板とその周辺部を示す要部拡大側断面図である。この商品陳列棚は、スーパーやコンビニエンス・ストアー等の商品売り場に設置されており、商品陳列棚に複数の商品を数多く載置して、消費者が直に商品の取り出しを行えるようになっている。
本発明の実施例1を図面に基づいて説明すると、商品陳列棚1は図1に示されるように、床面に棚板2を設けた載置台5が設けられ、載置台5の後方に床面から上下方向に延びる脚柱3が左右に一対にて所定間隔離間されて立設されている。両脚柱3,3の上端部には横架材8が挟持されるように設けられており、これら左右の脚柱3,3、載置台5、横架材8によって枠体が構成されている。この枠体の脚柱3間に背面板6が嵌合して取り付けられている。
両脚柱3,3にはそれぞれ係合穴3aが上下方向に複数形成され、背面板6の所定の高さ位置には上下方向に棚板2が複数段(本実施例では3段)設けられている。これら棚板2は脚柱3の係合穴3aに予め取り付けられた板金状のブラケット9の上端に載置され係止されている。以下、本実施例では商品陳列棚1の正面側を前方とし、商品陳列棚1の背面側を後方として説明する。
棚板2の上面は後方から前方に向けて緩やかな傾斜角度が形成されており、棚板2の前端部にはアクリル板などで構成された商品落下防止用の落下防止具4が設けられている。棚板2の前端部より若干後方に離間された位置から棚板2の後端部に掛けて、後で詳述するシート材に相当する薄板状のシート板10が載置されている。この棚板2の傾斜面に沿って複数の商品W(本実施例では飲料等の紙パック商品)が前後方向に並べて陳列され、落下防止具4によって最前位置の商品Wの落下が防止されている。
まず、棚板2について具体的に説明すると図2(a)に示されるように、棚板2の前端部2aには略左右側部2c,2c’の長さ方向に向けて上方に開口する取付孔2eが形成され、落下防止部4の下端部を挿し込むだけで取り付け可能になっている。棚板2の傾斜面2dに載置されるシート板10には棚板2の傾斜面2dの左右方向の略全域を覆うように載置される板状の載置部10aと、シート板10の後方部を下方に屈曲させることで形成した落下拘束手段である後端屈曲部10bとから構成されている。
シート板10を棚板2に取り付けるには、シート板10を矢印に示されるように下方に向けて移動させながら、後端屈曲部10bを棚板2の後端部2bに当接させ、かつ載置部10aを傾斜面2dに載置させるだけで、図2(b)に示されるように傾斜面2dにシート板10が簡便に取り付けられている。しかも、後端屈曲部10bを後端部2bに係止させたことで、シート板10の前方への移動が防止されている。
次いで、シート板10について詳細に説明すると、図3(a)及び図3(b)に示されるように、シート板10は、プラスチック等の材質で形成された基材11と、表面にエンボス加工が施されたエンボスシート12と、エンボスシート12の表面に塗布された塗膜13とで構成されている。エンボスシートの表面には複数の微小な突起14が形成されるとともに、このエンボスシート12の表面にケイ素樹脂を5〜10%の割合で含有させたポリエチレン樹脂が塗布されることで、塗膜13が形成されている。エンボスシート12は、接着剤等を用いて基材11の上面に貼り付けられている。尚、本実施例では、塗膜13にケイ素樹脂が含有されていたが、ケイ素樹脂に限らず、フッ素樹脂またはモリブデンが塗膜13に含有されていてもよい。
図3(a)に示されるように、エンボスシート12の厚みはエンボス加工が施し易いように、0.2〜0.5mmで形成されている。更にこのエンボスシート12の表面に形成された複数の突起14は、同一直径(本実施例では0.2〜1.0mm)、及び同一高さ(本実施例では0.1〜0.4mm)で形成されており、それぞれの突起同士の間隔が0.5〜1.5mmで配置されている。尚、本実施例では突起14の面積に対する占有率は5〜60%の範囲内となっている。
このようにして、シート板10を構成する基材11の表面にエンボスシート12が貼り付けられ、かつエンボスシート12の表面に塗膜13が塗布されていることで、滑り性能が高められておりシート板10の上面に載置された商品Wを摺動し易い構成となっている。さらに、複数の突起14によってシート板10の上面の商品Wとの接触面積がより制限され摩擦抵抗を低く抑えている。
次に、図4に示されるようにブラケット9の後部に形成された係止溝9aに棚板2の後端部2bを係合させることで、棚板2が安定してブラケット9に位置固定されており、シート板10を備えた棚板2には複数の商品Wが陳列されている。そこで、最前列の商品Wが利用者によって抜き取られると、シート板10の高滑り性能により陳列された複数の商品Wが自重によって棚板2の傾斜面2dに沿って前方に円滑に移動されていく。
そこで、例えば商品を棚板2に補充する店員は、棚板2上の商品Wを並び直す手間が省けるとともに、特に図示しないが、陳列された商品Wの最後部の後方のスペースより新たな商品Wを補充するだけで、常に商品を棚板2の前端部2aに位置させることができるとともに、店の利用者に棚板2の後方まで手を伸ばさせて商品Wを取らせる手間も生じさせない。
この図示される商品Wのように紙製の容器であっても、シート板10の表面に形成された複数の突起14は微小に形成されているため、商品Wの移動時においても引っ掛かりを生じさせない構成となっており、棚板2の前端部2a方向への移動がスムーズに行われる。さらに、シート板10を傾斜面2dの略全域に渡って設けたことで、シート板10のどの載置部10aに商品Wが載置された場合であっても、シート板10の高滑り性能により商品Wの自重で前方に移動させることができる。
なお、商品Wの前方移動による摺動によって、シート板10に前方へ向けて摩擦が加えられても、後端屈曲部10bが棚板2の後端部2bに係合されているので、シート板10が前方に滑り落ちる恐れも回避されるとともに、シート板10は棚板2の上方から載置されるように取り付けられているので、シート板10の取り外しも持ち上げながら棚板2の後端部2bから後端屈曲部10bの係合を解除させるだけで容易に取り外すことができ、シート板10を棚板2から分離して棚板2やシート板10の清掃を手軽に行える。また、シート板10は棚板2に載置しただけなので、商品として金属製の缶類に載置替えする場合は、シート板10を取り外して通常の滑り機能を有するシート板に交換することができる。
次に、本発明の実施例2を図5に基づいて説明する。図5は、シート板を棚板に載置した斜視図と、突片の要部拡大断面図である。なお、以下の実施例2において前述の実施例1と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略する。
図5に示されるように、棚板2’の傾斜面2dには前端部2aよりも若干後方に離間させた左右側部2c,2c’近傍位置に上方に突出する落下拘束手段である突片2f,2fが形成されている。この突片2fは傾斜面2dの一部に切り込みを入れ、傾斜面2dの裏面側から上方に押し上げて隆起させ形成したものである。シート板10’は傾斜面2dの左右を左右長手方向に延設された一枚板で形成されており、このシート板10’の上面は実施例1と同様に、特に図示しないがエンボスシート12の表面に塗膜13が塗布され滑り性能が高められている。
そこで、シート板10’を矢印に示されるように棚板2’の傾斜面2dの左右方向の略全域を覆うように載置させたのち、さらに傾斜面2dに沿わせて前方に摺動させていくことで、シート板10’の前端が突片2f,2fの左右2箇所で係止され、シート板10’のさらなる前方への移動を停止させており、特に図示しないがシート板10’上に陳列された商品Wの前方への移動時においても、商品Wの自重等による影響でシート板10’の前方向に力が加えられた場合であっても、前方への滑りが規制されるようになっている。
次に、本発明の実施例3を図6に基づいて説明する。図6(a)は、シート板を棚板に取り付ける過程を示す分解組立斜視図であり、図6(b)は、シート板の取り付け完成斜視図である。なお、以下の実施例3において前述の実施例1と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略する。
図6(a)に示されるように、棚板2’’の左右側部2c,2c’には、前端部2aよりも若干後方に離間させた位置にそれぞれ左右方向に突出した落下拘束手段である突片2f’,2f’が形成されている。これら突片2f’,2f’は特に図示しないが実施例2と略同様に左右側部2c,2c’の一部に切り込みを入れ、左右側部2c,2c’の裏面側から表側に押し上げて隆起させ形成したものである。
シート板10’’は左右長手方向に延設され、棚板2’’の傾斜部2dの左右方向の幅よりも若干大きく形成された載置部10aと、この載置部10aの左右端部からそれぞれ下方に向けて屈曲された左右動拘束手段である側端屈曲部10c,10c’で構成されており、このシート板10’の上面は実施例1と同様に、特に図示しないがエンボスシート12の表面に塗膜13が塗布され滑り性能が高められている。
次いで、図6(b)に示されるように、シート板10’’を矢印に示されるように下方に向けて移動させながら、側端屈曲部10c,10c’を棚板2’’の両側部2c,2c’に被嵌させていき、載置部10aを棚板2’’の傾斜面2dの左右方向の略全域を覆うように載置させたのち、さらに傾斜面2dに沿わせて前方に摺動させていくことで、側端屈曲部10c,10c’の前端が突片2f’,2f’の左右2箇所で係止され、シート板10’’のさらなる前方への移動を停止させており、特に図示しないがシート板10’’上に陳列された商品Wの前方への移動時においても、シート板10’’の前方への滑りが規制されるようになっている。
以上の説明により実施例3では、左右動拘束手段である左右の側端屈曲部10c,10c’により、シート板10’’全体の左右方向への移動を容易に拘束でき、かつ回転振れも防止でき、シート板10’’を安定した状態で棚板2’’上に配設できる。さらに、棚板2’’の両側部2c,2c’から左右方向に突出した突片2f’,2f’にシート板10の側端屈曲部10c,10c’がそれぞれ当接されたことで、シート板10の前方への移動が容易に停止される。
次に、本発明の実施例4を図7に基づいて説明する。図7(a)は、シート板を棚板に取り付ける過程を示す分解組立斜視図であり、図7(b)は、シート板の取り付け完成斜視図である。なお、以下の実施例4において前述の実施例1と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略する。
図7(a)に示されるように、棚板2’’’の両側部2c,2c’には前後に所定間隔離間され、傾斜面2dよりも上方に向けて突設された左右動拘束手段である当接片15,15’がネジ等で螺着されており、傾斜面2dの前端部2a側には前述の落下防止具4が立設されている。シート板10’’’は左右方向の略全域を覆うように左右長手方向に延設された一枚板で形成されており、このシート板10’の上面は実施例1と同様に、特に図示しないがエンボスシート12の表面に塗膜13が塗布され滑り性能が高められている。
そこで、シート板10’’’を矢印に示されるように、シート板10’’’の左右の側端部をそれぞれ当接片15,15’に摺動させて、シート板10’’’の左右方向への移動を拘束させながら、傾斜面2dに沿わせて前方に摺動させていくことで、落下拘束手段である落下防止具4にシート板10’’’の前端が当接し、シート板10’’’のさらなる前方への滑りが規制される。
実施例4では、当接片15,15’により左右動を拘束し、商品陳列棚1に通常備えられている落下防止具4を利用して、シート板10の前方への移動を停止させたもので、シート板10’’’に側端屈曲部を形成する必要がない。なお、落下防止具4としては従来公知の商品値札用のプライスレールも含まれる(図1参照)。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれ、例えばシート材として基材とエンボスシートから成るシート板を用いて説明したが、高滑り性能を有する板状体のものであれば、公知のいかなるシートも適応可能である。
また、上記実施例2、3では、既存の傾斜面2dおよび左右側部2c,2c’の一部を利用して、突片2f,2f’を形成したものであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、突片2f,2f’を別体の部材で構成して傾斜面2dおよび左右側部2c,2c’に固設するようにしてもよい。
更に、上記実施例3では、落下拘束手段として棚板2’’の左右側部2c,2c’に突片2f’,2f’を形成させ、棚板2’’の前方への移動を規制しているが、実施例2で示されたように棚板2’’の傾斜面2dに突片2f,2fも形成させ、シート板10’’の前方移動規制を行ってもよい。
本発明の実施例1における商品陳列棚の全体像を示す斜視図である。 (a)は、シート板および落下防止具を棚板に取り付ける過程を示す分解組立斜視図であり、(b)は、シート板の取り付け完成斜視図である。 (a)は、シート板の表面を示す要部拡大平面図であり、(b)は、(a)のA−A線の断面図である。 商品の取り出しにともなう他の陳列商品の移動過程を示す棚板とその周辺部を示す要部拡大側断面図である。 本発明の実施例2におけるシート板を棚板に載置した斜視図と、突片の要部拡大断面図である。 (a)は、本発明の実施例3におけるシート板を棚板に取り付ける過程を示す分解組立斜視図であり、(b)は、シート板の取り付け完成斜視図である。 (a)は、本発明の実施例4におけるシート板を棚板に取り付ける過程を示す分解組立斜視図であり、(b)は、シート板の取り付け完成斜視図である。
符号の説明
1 商品陳列棚
2、2’ 棚板
2’’、2’’’ 棚板
2a 前端部
2b 後端部
2c,2c’ 側部
2d 傾斜面
2e 取付孔
2f,2f’ 突片(落下拘束手段)
3 脚柱
3a 係合穴
4 落下防止具(落下拘束手段)
5 載置台
6 背面板
8 横架材
9 ブラケット
9a 係止溝
10、10’ シート板(シート材)
10’’、10’’’ シート板(シート材)
10a 載置部
10b 後端屈曲部(落下拘束手段)
10c、10c’ 側端屈曲部(左右動拘束手段)
11 基材
12 エンボスシート
13 塗膜
14 突起
15、15’ 当接片
W 商品

Claims (8)

  1. 前方に向かって下方に傾斜した棚板の上面にシート材を配設し、該シート材上であって傾斜面に沿って陳列した複数の商品の最前列の商品をとる毎に、その後方の商品が前方に移動するようにした商品陳列棚において、前記シート材は高滑り性能を有し、かつ棚板の左右方向の略全域にわたって設けられ、棚板に対する前方への移動を落下拘束手段によって停止させたことを特徴とする商品陳列棚。
  2. 前記シート材の棚板に対する左右方向への移動を左右動拘束手段によって停止させた請求項1に記載の商品陳列棚。
  3. 前記落下拘束手段は棚板前端部に設けた落下防止具に前記シート材の前端部を当接させたものである請求項1または2に記載の商品陳列棚。
  4. 前記落下拘束手段は棚板上に設けた上方に突出した突片に前記シート材の前端部を当接させたものである請求項1または2に記載の商品陳列棚。
  5. 前記落下拘束手段は前記シート材の後方部を下方に屈曲させた屈曲部を前記棚板の後端部に当接させたものである請求項1または2に記載の商品陳列棚。
  6. 前記左右動拘束手段は前記棚板の左右側部から上方を向けて突設した上方当接片に前記シート材の左右側端部をそれぞれ当接したものである請求項2乃至5のいずれかに記載の商品陳列棚。
  7. 前記左右動拘束手段は前記シート材の左右方向の幅を、前記棚板の左右方向の幅よりも若干大きくし、前記棚板から突設した左右端部を下方に屈曲させた屈曲部を、前記棚板の側面に被嵌させたものである請求項2乃至5のいずれかに記載の商品陳列棚。
  8. 前記左右動拘束手段は前記シート材の左右方向の幅を、前記棚板の左右方向の幅よりも若干大きくし、前記棚板から突設した左右端部を下方に屈曲させた屈曲部を、前記棚板の側面に被嵌させたものであり、前記落下拘束手段は前記棚板側面から左右方向に突出した突片に前記シート材の左右の屈曲部前端部を当接させたものである請求項2に記載の商品陳列棚。
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