JP2006237782A - 携帯情報端末 - Google Patents

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Takehiro Okawa
武宏 大川
Hiroshi Yoshiki
宏 吉木
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Abstract

【課題】 少ない占有体積で携帯情報端末の裏表で同等の通信距離を得ることができ、機器の小型化に貢献すると共に改札機通過に支障をきたさなくすることができる携帯情報端末を実現する。
【解決手段】 電磁結合により非接触で外部機器から電力供給を受けて該外部機器と信号を授受するアンテナ部を、板状もしくは棒状の芯材に線材を巻回して構成し、当該アンテナ部を携帯電話機1の端面近傍に厚さ方向に配置したので、少ない占有体積で携帯情報端末の裏表で同等の通信距離を得ることができ、機器の小型化に貢献すると共に改札機通過に支障をきたさなくすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部機器から非接触で電力供給を受けて該外部機器と信号を授受する携帯情報端末に関する。
携帯電話機などの携帯情報端末に実装され、電磁結合により非接触で外部機器から 電力供給を受けて該外部機器と信号を授受する非接触ICカード用アンテナが知られている。図14および図15を参照して従来の携帯情報端末に搭載される非接触ICカード用アンテナの一例について説明する。図14は非接触ICカード用アンテナが搭載された携帯電話機1の側面図であり、実装状態を分かりやすく説明するためにアンテナ部分を破断図で図示している。図15は、非接触ICカード用アンテナが搭載された携帯電話機1の下面破断図である。
図14および図15に図示する通り、携帯電話機1の面方向(長手方向)に配設されるアンテナ基板2は、渦巻き状に形成されたアンテナコイル5を備える。アンテナコイル5には、携帯電話機1内に実装されるIC6(実装状態図示は略す)と共振用コンデンサ7(実装状態図示は略す)が並列に接続される。図示されていないリーダライタからの磁束はアンテナコイル5の開口部を通り、携帯電話機1の回路部4とアンテナコイル5との間に設けた空隙3を磁路としてループを形成する。なお、空隙3の替わりに磁性材を用いることも知られている。こうした構成の携帯端末装置については、例えば特許文献1に開示されている。
特開2002−84345号公報
ところで、上記従来技術として開示した構成の携帯情報端末は、リーダライタにかざすことによって電磁結合するが、その際の通信性能は非接触ICカード用アンテナが設置されている面と逆の面とで大きな差が出る。そのため、携帯情報端末にアンテナの設置位置を示すマークを印刷することでリーダライタに向ける方向をユーザーに示唆することが行われている。
しかし、ユーザがリーダライタにかざす方向を間違えることもあり、とりわけ携帯情報端末を「乗車券」として使われる場合には、かざす方向の間違えがラッシュ時の改札通過に大きな遅滞を及ぼす。そのため、両面で同等の通信距離を得る手段として、ICとアンテナをそれぞれ別に用意したり、2個のアンテナを連結することやアンテナだけを用意しICの構造を変える等の試みが為されているが、いずれもコストが高くなる、通信距離が短くなるという問題だけでなく両面にアンテナを用意せざるを得ず、アンテナ部の占める体積が大きくならざるを得なく、ひいては本体の小型化に相反するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、少ない占有体積で携帯情報端末の裏表で同等の通信距離を得ることができ、機器の小型化に貢献すると共に改札機通過に支障をきたさなくすることができる携帯情報端末を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、電磁結合により非接触で外部機器から電力供給を受けて該外部機器と信号を授受するアンテナ部を備える携帯情報端末において、前記アンテナ部を板状もしくは棒状の芯材に線材を巻回して構成し、当該アンテナ部を端末筐体の端面近傍に厚さ方向に配置したことを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項2に記載の発明では、前記アンテナ部は、板状もしくは棒状の芯材に磁性体を使用したことを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項3に記載の発明では、前記アンテナ部は、板状もしくは棒状の芯材に1mm以上の間隔で線材を巻いた構成を備えることを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項4に記載の発明では、前記アンテナ部は、板状もしくは棒状の芯材に線材を巻いたアンテナコイルの両端に共振用のコンデンサを接続し、その一端と中間タップに外部機器へ情報を送出する非接触ICを接続した構成を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電磁結合により非接触で外部機器から電力供給を受けて該外部機器と信号を授受するアンテナ部を、板状もしくは棒状の芯材に線材を巻回して構成し、当該アンテナ部を端末筐体の端面近傍に厚さ方向に配置したので、少ない占有体積で携帯情報端末の裏表で同等の通信距離を得ることができ、機器の小型化に貢献すると共に改札機通過に支障をきたさなくすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の一形態による携帯電話機1のアンテナ部実装構造を示す側面図であり、実装状態を分かりやすく説明するためにアンテナ部分を破断図で示したものである。図2は、図1に図示した携帯電話機1の前面破断図である。図1および図2において、板状の磁性材8に線材を巻き付けて形成されたアンテナコイル9は、両端に携帯電話機1内に実装される共振用コンデンサ7(実装状態図示は略す)が接続され、コイルの一端と同コイルの中間端子が携帯電話機1内に実装されるIC6(実装状態図示は略す)に接続される。リーダライタからの磁束は磁性材8を通りループを形成する。
図3は、前述のIC6、共振用コンデンサ7、アンテナコイル9の接続状態を示す回路図である。この図に示すように、アンテナコイル9の両端に共振用コンデンサ7が接続され、アンテナコイル9の一端と中間端子がIC6に接続される。
図4は、通信エリア測定時の携帯電話機1とリーダライタ10との位置関係を示しており、リーダライタ10のアンテナコイル上面中心に対して携帯電話機1に実装されたアンテナコイル9が形成される磁性材8からなるアンテナ部の下面中心との座標(x,z)を示すこととなる。
図5は、図1および図2において説明した構造で高さ14mm、横幅25mm、厚さ1mm、占有体積350立方mmで透磁率27の磁性材8に両端から等間隔で総巻き数10ターンのアンテナコイル9を形成し両端に共振用コンデンサ7を接続し、一端と4.5ターンの中間端子をIC6に接続したものの通信エリアを示している。この図に示す特性から明らかなように、携帯電話機1の表裏で通信エリアの差はほとんど無い。
図6は、図5で記述の磁性材8に両端から等間隔で総巻き数10ターンのアンテナコイル9を形成し、これまでの技術であるアンテナコイル9の両端に共振用コンデンサ7とIC6を並列に接続した場合の通信エリアを示している。携帯電話機1の表裏で通信エリアの差はほとんど無い。
図7は、図5で記述の磁性材8に両端から等間隔で総巻き数18ターンのアンテナコイル9を形成し、本発明であるアンテナコイル9の両端に共振用コンデンサ7を接続し、一端と7.5ターンの中間端子をIC6に接続したものの通信エリアを示している。巻き数を増やすことが線間隔を狭くすることとなり、通信距離延長に結びつかない。携帯電話機1の表裏で通信エリアの差はほとんど無い。
図8は、従来技術である、図14および図15に図示した構造でアンテナパターン外形を縦35mm横55mmとし、磁路確保用の磁性材シートなどを含めて占有体積約2800立方mmのアンテナ部を携帯電話機1に装着したもののアンテナ部装着側での通信エリアを示している
図9は、前述の携帯電話機1を裏返した状態での通信エリアを示す。表裏で通信エリアに大きな差が生じている。
図10は、本発明によるアンテナ部実装位置の他の一例でありアンテナ部11を透視した状態を示しており、折りたたみ型の携帯電話機1のヒンジ部近傍で携帯電話機自体のアンテナの内側に配置したものである。
図11は、本発明によるアンテナ部実装位置の他の一例でありアンテナ部11を透視した状態を示しており、折りたたみ型携帯電話機1の操作部筐体の横面に配置したものである。
図12は、本発明によるアンテナ部実装位置の他の一例でありアンテナ部11を透視した状態を示しており、折りたたみ型携帯電話機1の操作部端面に配置したものである。
図13は、本発明によるアンテナ部実装位置の他の一例でありアンテナ部11を透視した状態を示しており、折りたたみ型携帯電話機1のヒンジ部近傍で携帯電話機自体のアンテナに隣接して配置したものである。
以上説明したように、本実施の形態では、電磁結合により非接触で外部機器から電力供給を受けて該外部機器と信号を授受するアンテナ部を、板状もしくは棒状の芯材に線材を巻回して構成し、当該アンテナ部を携帯電話機1の端面近傍に厚さ方向に配置したので、少ない占有体積で携帯情報端末の裏表で同等の通信距離を得ることができ、機器の小型化に貢献すると共に改札機通過に支障をきたさなくすることができる。
本発明の実施の一形態による携帯電話機1のアンテナ部実装構造を示す側面図である。 図1に図示した携帯電話機1の前面破断図である。 IC6、共振用コンデンサ7、アンテナコイル9の接続状態を示す回路図である。 通信エリア測定時の携帯電話機1とリーダライタ10との位置関係を示す図である。 図1および図2に図示した構造による携帯電話機1の通信エリアを示す図である。 磁性材8に両端から等間隔で総巻き数10ターンのアンテナコイル9を形成し、その両端に共振用コンデンサ7とIC6を並列に接続した場合の通信エリアを示す図である。 磁性材8に両端から等間隔で総巻き数18ターンのアンテナコイル9を形成し、その両端に共振用コンデンサ7を接続し、一端と7.5ターンの中間端子をIC6に接続した場合の通信エリアを示す図である。 従来技術によるアンテナ部装着側での通信エリアを示す図である。 従来技術によるアンテナ部を裏返した状態での通信エリアを示す図である。 本発明によるアンテナ部実装位置の他の一例を示す図である。 本発明によるアンテナ部実装位置の他の一例を示す図である。 本発明によるアンテナ部実装位置の他の一例を示す図である。 本発明によるアンテナ部実装位置の他の一例を示す図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 アンテナ基板
3 空隙
4 携帯電話機内部回路
5 アンテナコイルパターン
6 IC
7 共振用コンデンサ
8 磁性材
9 アンテナコイル
10 リーダライタ
11 アンテナ部

Claims (4)

  1. 電磁結合により非接触で外部機器から電力供給を受けて該外部機器と信号を授受するアンテナ部を備える携帯情報端末において、
    前記アンテナ部を板状もしくは棒状の芯材に線材を巻回して構成し、当該アンテナ部を端末筐体の端面近傍に厚さ方向に配置したことを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記アンテナ部は、板状もしくは棒状の芯材に磁性体を使用したことを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末。
  3. 前記アンテナ部は、板状もしくは棒状の芯材に1mm以上の間隔で線材を巻いた構成を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末。
  4. 前記アンテナ部は、板状もしくは棒状の芯材に線材を巻いたアンテナコイルの両端に共振用のコンデンサを接続し、その一端と中間タップに外部機器へ情報を送出する非接触ICを接続した構成を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8260200B2 (en) 2007-12-07 2012-09-04 Sony Mobile Communications Japan, Inc. Non-contact wireless communication apparatus, method of adjusting resonance frequency of non-contact wireless communication antenna, and mobile terminal apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8260200B2 (en) 2007-12-07 2012-09-04 Sony Mobile Communications Japan, Inc. Non-contact wireless communication apparatus, method of adjusting resonance frequency of non-contact wireless communication antenna, and mobile terminal apparatus

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