JP2006237710A - データ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】PCS40において、シリアルデータS30を66ビット単位でパケット化し、SOP検出回路42でパケットデータS41のSOPを検出し、符号/復号回路43で、SOP基準のパケットデータについて64B/66B復号を行う。SOP検出回路42は、フリップフロップ群とEXOR群とで構成される。
【選択図】図2
Description
この64B/66B符号は、64ビットペイロードと2ビットヘッダ(後述するSOP)から構成される。そして、ヘッダが“01”のときは、データフレームであり、“10”のときは制御フレームを表す。そして、64B/66Bのワード同期はヘッダを検出することによって行われる。
これは、送受信ノード間のクロック周波数を必ずしも一致させず、ある範囲内のずれを許容する方式である。クロック周波数を一致させる完全同期方式に比べ、独立同期方式はクロック分配が不要である利点を持ち、このクロック周波数のずれを適宜補正する構成をとる。
一方、取得したシリアルデータには、66ビット(パケット)毎に送信側でパケット開始位置(以下、適宜SOP:Start Of Packetと略記する)を示す基準ビット列が埋め込まれており、64B/66B復号を行うためには、受信側でSOPの位置を判別する必要がある。
しかしながら、10GBイーサネットの受信システムでは、受信側でパケットの開始位置を示す同期信号等を受信しないため、取得したシリアルデータのどこにSOPが存在するか判別することが困難であり、時間がかかる。
「基準ビット列」は、データ列をブロック単位で処理するための基準となる情報であって、実施形態の説明では、パケット開始位置(SOP)に対応する。
「バッファ」は、一時的に情報を記憶するための記憶手段である。
すなわち、先ず、データ入力部は、基準ビット列を含むブロック単位のデータ列を入力する。複数の演算部は、入力したデータ列の各ブロック内の隣接するビット列に対して、順に論理演算を行う。バッファは、演算部の演算結果をブロック毎に記憶しておく。
そして、ビット列判別部は、バッファに記憶された演算結果が所定の第1演算結果であることを条件として、演算対象のビット列が前記基準ビット列と一致することを判別し、当該演算対象のブロック内における位置をブロック毎に特定する。位置特定部は、この位置特定を1または複数のブロックに対して行い、当該1または複数のブロック間で同一の位置に特定したことを条件として、当該位置をブロック内における前記基準ビット列の位置として特定する。
以下、本発明のデータ処理装置の一実施形態として、データ通信装置1について、添付図面に関連付けて説明する。
実施形態に係るデータ通信装置1は、IEEE802.3aeに準拠した10GBイーサネットによる通信を行う装置である。
図1は、データ通信装置1のシステム構成の概略図である。
PMA(Physical Medium Attachment)/PMD(Physical Medium Dependent)30では、PMDにおいて、設定された光波長に応じて物理媒体に接続し、PMAにおいてデータのシリアル化が行われる。
そして、PCS(Physical Coding Sublayer)40では、PMA/PMD30から供給されるシリアルデータを66ビット単位でパケット化し、64B/66B復号化を行う。
しかしながら、受信側ではパケットの開始を示す同期クロックを受信せず、かつ、データをシリアルデータの形で処理するため、シリアルデータのどこにSOPが埋め込まれているか検出する必要がある。
図2は、PCS40の構成を示すブロック図である。
仮にSOPの2ビットが、シリアルデータS30の最初の16ビットデータの先頭2ビットであったと仮定した場合、SOPは66ビット毎に現れるため、図3に示すように、16ビット単位のデータ1,データ5,データ9,…、にSOPが現れることになるが、実際には、SOPはシリアルデータS30の先頭2ビットとは限らず、また、SOPである“01”または“10”の組み合わせは、通常のデータの並びとしてどの場所にも存在し得る。
また、ビット変換回路41は、パケットデータS41がパケット単位で更新されたことを示す同期信号SYNCを生成する。たとえば、同期信号SYNCは、パケットが更新されたときに1クロックのみハイレベルとなる信号である。
SOP検出回路42は、パケットデータS41と同一のパケットデータS42aと、SOPの検出結果として、パケットデータS42aの1パケットにおけるSOPのビット番号を示すデータS42bとを出力する。
SOP検出回路42の具体的な回路構成とSOP検出方法については、後述する。
図4は、SOP検出回路42の回路構成を示す図である。
すなわち、フリップフロップ群421の各フリップフロップは、それぞれ、パケットのビット0〜ビット65の66ビットを取り込んでいく。
すなわち、ビット65とビット64のEXOR演算を判定結果65、ビット64とビット63のEXOR演算を判定結果64、…、というように出力が行われる。そして、ビット0と前回(1つ前のパケット)のビット65を判定結果0として出力する。
ここで、現在のパケットのビット0と1つ前のパケットのビット65の演算、すなわち、前後のパケットをまたがって演算を行うのは、パケットの境界にまたがってSOPが存在する場合を考慮したためである。すなわち、このように構成することで、パケットの境界にまたがってSOPが存在する場合でも、SOPを検出することができる。
したがって、複数のパケットに対して、上記演算を行ってその結果をバッファメモリに格納しておく。そして、SOP検出回路42では、すべてのパケットに対して出力(判定結果)がハイレベルとなるEXOR回路が一意に定まったときに、そのEXOR回路に対応する2ビットの位置がSOPの位置であると判断する。このようにして、SOPの位置が検出される。
すなわち、高度なアルゴリズムを行う必要がないためCPUの負担が軽減される。したがって、SOPの検出を高速で行うことができる。
また、図4に示すように、小規模な回路構成でSOP検出を実現でき、基板への実装が容易である。
たとえば、EXOR回路群422の判定結果が1つもハイレベルとならない場合には、ビット変換回路41と同期がとれていないか、または、パケットデータS41に何らかの異常があると判断することができる。
次に、本発明の第2実施形態としてのデータ通信装置について述べる。
かかる観点から、本実施形態に係るデータ通信装置は、第1実施形態と比較して、SOPの特定に時間がかかる場合であっても、大容量のバッファメモリを実装することなくSOPを検出することができるようにすることを目的としている。
図に示すように、SOP検出回路42aは、SOP検出回路42(第1実施形態)と比較して、EXOR回路群422の後段に、フリップフロップ群423とAND回路群424とが付加された点で相違する。
たとえば、上述の実施形態では、SOPが“01”または“10”の2ビット列の場合について説明したが、これに限定されない。SOPは3ビット以上からなるビット列でもよい。かかる場合には、1パケットの中の隣接する2ビットについて論理演算を行うのではなく、隣接する3ビット以上のビット列に対して、SOPと同一のビット列の入力に対してのみハイレベル(またはローレベル)となるようなゲート回路を構成すればよい。
Claims (6)
- 基準ビット列を含むブロック単位のデータ列を入力するデータ入力部と、
前記データ列の各ブロック内の隣接するビット列に対して、順に論理演算を行う複数の演算部と、
前記演算部の演算結果をブロック毎に記憶するバッファと、
当該バッファに記憶された演算結果が所定の第1演算結果であることを条件として、演算対象のビット列が前記基準ビット列と一致することを判別し、当該演算対象のブロック内における位置をブロック毎に特定するビット列判別部と、
前記位置特定を1または複数のブロックに対して行い、当該1または複数のブロック間で同一の位置に特定したことを条件として、当該位置をブロック内における前記基準ビット列の位置として特定する位置特定部と、
を備えたデータ処理装置。 - 前記複数の演算部にそれぞれ対応し、連続する2ブロック分の前記演算部の演算結果がともに前記第1演算結果であることを条件として、当該第1演算結果を出力する複数の第2演算部をさらに有し、
前記バッファは、前記第2演算部の演算結果をブロック毎に記憶する
請求項1記載のデータ処理装置。 - 前記複数の演算部は、隣接するブロックにまたがるビット列を演算対象とする演算部を含む
請求項1記載のデータ処理装置。 - 前記基準ビット列は、「10」または「01」の2ビットであり、
前記演算部は、それぞれブロック内の隣接する2ビット毎に排他的論理和の演算を行う
請求項2記載のデータ処理装置。 - 前記第2演算部は、連続する2ブロック分の前記演算部の演算結果に対して論理積の演算を行う
請求項4記載のデータ処理装置。 - 64B/66B符号化され、基準ビット列を含む第1データ列を入力するデータ入力部と、
前記データ列を66ビットのブロック毎の第2データ列に変換するビット変換部と、
前記第2データ列の各ブロック内の隣接するビット列に対して、順に論理演算を行う複数の演算部と、
前記演算部の演算結果をブロック毎に記憶するバッファと、
当該バッファに記憶された演算結果が所定の第1演算結果であることを条件として、演算対象のビット列が前記基準ビット列と一致することを判別し、当該演算対象のブロック内における位置をブロック毎に特定するビット列判別部と、
前記位置特定を1または複数のブロックに対して行い、当該1または複数のブロック間で同一の位置に特定したことを条件として、当該位置をブロック内における前記基準ビット列の位置として特定する位置特定部と、
前記第2データ列に対して、前記位置特定部により特定された位置を基準とした66ビットの単位で64B/66B復号を行う復号部と、
を備えたデータ処理装置。
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JP2008277877A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光送受信回路 |
JP2010011454A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Intel Corp | 符号化方法、システム及びコード |
JP2011502455A (ja) * | 2007-11-13 | 2011-01-20 | ファーウェイ テクノロジーズ カンパニー リミテッド | 受動光ネットワークにおけるデータ同期のための方法及びシステム |
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