JP2006235755A - 印刷制御装置、プリンタドライバ - Google Patents

印刷制御装置、プリンタドライバ Download PDF

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Abstract

【課題】 消耗品の残量状態に応じて、印刷装置から消耗品残量を取得するタイミングを制御する。
【解決手段】 消耗品を用いて印刷を行なう印刷装置を制御する印刷制御装置としてコンピュータを機能させるプリンタドライバであって、前記印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得する消耗品情報取得手段と、前記取得した消耗品の残量に関する情報および取得した時刻を記憶する記憶手段と、消耗品の残量に関する情報を取得するタイミングの基準となる基準時間を設定する消耗品情報管理手段と、前記記憶手段に記憶されている消耗品の残量に関する情報に基づく情報を表示させる表示手段としてコンピュータを機能させ、前記消耗品情報管理手段は、消耗品の残量に関する情報を前回取得してからの経過時間が、前記設定されている基準時間を超えている場合に、前記消耗品取得手段に前記印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得させ、取得した消耗品の残量が少ないほど、前記基準時間を短く設定することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷装置と印刷制御装置とを有する印刷システムに係り、特に、印刷装置から消耗品に関する情報を取得する間隔を制御する印刷装置制御装置に関する。
レーザ方式の印刷装置は、印刷制御装置から送信される印刷データに基づくイメージデータを感光体ドラム上にレーザ光線によって形成し、帯電したイメージデータにトナーを付着させて、印刷用紙に転写することにより印刷を行なう。
このようなレーザ方式の印刷装置に備えられるトナーを供給するためのトナーカートリッジ、感光体ドラム等は、いわゆる消耗品であり、印刷を行なうにしたがって、消費されたり、劣化等したりする。このため、消耗の程度が進んだ場合には交換する必要がある。
そこで、印刷制御装置で動作するプリンタドライバでは、印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得して画面に表示する処理を行なっている。これにより、ユーザは各消耗品の残量状況を知ることができ、消耗品の交換が必要となる時期を大まかに把握することができる。
プリンタドライバが印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得するタイミングは、以下のように判断されている。すなわち、プリンタドライバが起動した際に、前回に取得した時刻と現在時刻とから前回に取得した時刻からの経過時間を算出し、その経過時間が所定の時間を超えている場合に印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得するようにしている。このため、表示する消耗品の残量と、実際の印刷装置における消耗品の残量とは必ずしも一致しない。
しかしながら、消耗品の残量が少ない場合には交換用の消耗品を準備する必要があるため、ユーザに対してより実態に近い消耗品残量を通知することが望ましい。このため、頻繁に印刷装置から消耗品残量を取得することが考えられる。
一方で、消耗品の残量が多い場合には、表示する消耗品の残量と、実際の印刷装置における消耗品の残量とが多少異なっていても問題は生じず、むしろ、頻繁に印刷装置から消耗品残量を取得するようにすると、その度にプリンタドライバの起動のレスポンスが遅くなり、使い勝手が損なわれることになる。
本発明は、消耗品の残量状態に応じて、印刷装置から消耗品残量を取得するタイミングを制御することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様である印刷制御装置は、
消耗品を用いて印刷を行なう印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
前記印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得する消耗品情報取得手段と、
前記取得した消耗品の残量に関する情報および取得した時刻を記憶する記憶手段と、
消耗品の残量に関する情報を取得するタイミングの基準となる基準時間を設定する消耗品情報管理手段と、
前記記憶手段に記憶されている消耗品の残量に関する情報に基づく情報を表示させる表示手段とを備え、
前記消耗品情報管理手段は、
消耗品の残量に関する情報を前回取得してからの経過時間が、前記設定されている基準時間を超えている場合に、前記消耗品取得手段に前記印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得させ、
取得した消耗品の残量が少ないほど、前記基準時間を短く設定することを特徴とする。 本発明によれば、消耗品の残量が少ない場合には、消耗品の残量が多いときより、頻繁に印刷装置から消耗品残量を取得することが可能となる。また、消耗品の残量が多い場合には、頻繁には印刷装置から消耗品残量を取得しないため、印刷制御装置のレスポンスの低下を防ぐことができる。
上記課題を解決するための本発明の第2の態様であるプリンタドライバは、
消耗品を用いて印刷を行なう印刷装置を制御する印刷制御装置としてコンピュータを機能させるプリンタドライバであって、
前記印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得する消耗品情報取得手段と、
前記取得した消耗品の残量に関する情報および取得した時刻を記憶する記憶手段と、
消耗品の残量に関する情報を取得するタイミングの基準となる基準時間を設定する消耗品情報管理手段と、
前記記憶手段に記憶されている消耗品の残量に関する情報に基づく情報を表示させる表示手段としてコンピュータを機能させ、
前記消耗品情報管理手段は、
消耗品の残量に関する情報を前回取得してからの経過時間が、前記設定されている基準時間を超えている場合に、前記消耗品取得手段に前記印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得させ、
取得した消耗品の残量が少ないほど、前記基準時間を短く設定することを特徴とする。
ここで、前記消耗品が複数ある場合には、
前記消耗品情報管理手段は、最も残量の少ない消耗品の残量に基づいて、前記基準時間を設定することが望ましい。
ユーザにとっては、最も残量の少ない消耗品についての情報が重要だからである。
また、前記消耗品情報管理手段は、最も残量の少ない消耗品の残量を複数の段階のいずれかに分別し、分別された段階にあらかじめ割り当てられている時間を、前記基準時間として設定することができる。
また、前記消耗品情報管理手段は、
前記印刷装置が複数の印刷制御装置で共用されている場合には、より基準時間を短く設定するようにしてもよい。
複数の印刷制御装置で共用されている場合には、印刷装置の消耗品の消費がより速いからである。
この場合、ある期間内において、自印刷装置制御装置が前記印刷装置で印刷した枚数と、前記印刷装置で印刷した枚数とを比較することにより、前記印刷装置が複数の印刷制御装置で共用されているか否かを判断する共用判断手段としてさらにコンピュータを機能させるようにしてもよい。
これにより、簡易に印刷装置の接続形態を判別することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した印刷システムのハードウェア構成の概要を説明するためのブロック図である。
本図に示すように、印刷システムは、アプリケーションソフトウェアによる各種処理、プリンタドライバによる印刷処理等を実現するためのコンピュータ30と、このコンピュータ30に接続されるプリンタ10とを備えて構成される。
本実施形態において、コンピュータ30は、印刷データを生成し、プリンタ10に送信する印刷制御装置として機能する。そして、プリンタ10は、受信した印刷データに基づいて印刷を行なう印刷装置として機能する。
コンピュータ30を印刷制御装置として機能させるためのコンピュータプログラムであるプリンタドライバは、一般にプリンタ10のメーカによってプリンタ10対応に開発され、CD−ROM等の記録媒体に記録されて頒布されたり、インターネット等のコンピュータネットワークを介して流通される。
コンピュータ30は、各種プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)、データおよびプログラム等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、コンピュータ30を制御するための各種データ・各種プログラム等があらかじめ不揮発的に記憶されているROM(Read Only Memory)等を備えた制御部31と、接続された周辺装置とのデータの送受信をつかさどる入出力インタフェース部32とを備えて構成される。
また、コンピュータ30には、カラーディスプレイ等の表示装置21、マウス、キーボード等の入力装置22、CD−ROM等の記録媒体からデータを読み取るメディア読取装置23、補助記憶装置24、インターネット等のコンピュータネットワークに接続するための通信制御装置25等が接続される。ただし、コンピュータ30の構成はこれに限られない。
プリンタ10は、コンピュータ30と通信を行なうための入出力インタフェース部11と、CPU・RAM・ROM等を備えプリンタ10の各処理を制御する制御部12と、ユーザからの指示を受け付けたり、プリンタ10の状態等を表示するためのユーザインタフェース部13と、印字機構・給排紙機構等を備えた印刷エンジン部14とを備えて構成される。
本実施形態において、印刷エンジン部14は、印字機構として黒(K)・シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)の4色のトナーを用いてカラー印刷を行なうカラーレーザ方式を採用しているものとする。カラーレーザ方式のプリンタ10は、消耗品であるトナーカートリッジ、感光体ドラム等の交換の時期をユーザに通知できるようにするため、トナー残量センサ、印刷枚数カウンタ等を備えている。
図2は、印刷システム上に構築される特徴的な機能構成を示すブロック図である。本図に示すように、コンピュータ30には、オペレーティングシステム部310とプリンタドライバ部320とアプリケーション部330とが構築される。
オペレーティングシステム部310は、コンピュータ30の基本的なユーザインタフェース、ファイル管理等を制御する、いわゆる基本ソフトウェア部である。プリンタドライバ部320、アプリケーション部330は、オペレーティングシステム部310の制御の元で動作する。
アプリケーション部330は、文書作成・図面作成等の処理を行なうための機能部である。アプリケーション部330は、コンピュータ30にインストールされたアプリケーションソフトウェアを制御部31が実行することにより、コンピュータ30上に仮想的に構築される。
プリンタドライバ部320は、プリンタ10を制御するための機能部である。具体的には、アプリケーション部330で作成されたドキュメントをプリンタ10が解釈できる形式の印刷データに変換してプリンタ10に出力する処理、印刷に際しての各種設定をユーザから受け付ける処理、プリンタ10の状態(ステータス)情報を取得してユーザに通知する処理等を行なう。
これらの処理を行なうため、プリンタドライバ部320は、印刷制御部321、ユーザインタフェース部322、プリンタ情報管理部323を有している。
印刷制御部321は、主として、アプリケーション部330で作成されたドキュメントをプリンタ10が解釈できる形式の印刷データに変換してプリンタ10に出力する処理を行なう。
ユーザインタフェース部322は、ユーザから印刷設定を受け付けるための画面を入力装置22に表示したり、入力装置22を介してユーザからの指示を受け付けたり、プリンタ10から取得したステータス情報を入力装置22に表示するための処理等を行なう。
プリンタ情報管理部323は、プリンタ10と双方向通信を行ない、プリンタ10からプリンタ10のステータス情報を取得して記憶する。プリンタ10のステータス情報には、プリンタ10の消耗品に関する情報、例えば、各トナーカートリッジのトナー残量、感光体ドラムの残り寿命等の情報が含まれる。ただし、これらに限られるものではない。
プリンタ情報管理部323は、取得した消耗品に関する情報を記憶する消耗品情報記憶部325を有している。図2に示すように、本実施形態において消耗品情報記憶部325は、各トナーカートリッジのトナー残量325a、感光体ドラムの消耗度325b、記録時刻324cを記録する。ただし、消耗品情報記憶部325に記録する情報はこれらに限られない。例えば、エラーステータスコード、警告ステータスコード等を記録するようにしてもよい。
ここで、トナー残量325aは、例えば、トナーの残量を百分率で記録する。感光体ドラムの消耗度325bは、例えば、感光体ドラムの交換時期までの印刷枚数を絶対数あるいは百分率で記録する。記録時刻324cは、消耗品情報記憶部525において消耗品情報が更新された日付および時刻を記録する。
プリンタ情報管理部323がプリンタ10からステータス情報を取得するかどうかは、前回のステータス情報取得時からの経過時間に基づいて定められる。すなわち、プリンタドライバ部320が起動等されたときに、前回のステータス情報取得時から所定の更新間隔が経過している場合には、プリンタ10と双方向通信を行ない、ステータス情報を取得する。
本実施形態では、ステータス情報を再取得する判断基準となる更新間隔をプリンタ10の消耗品の残量に応じて変化させるものとする。このため、プリンタ情報管理部323は、更新間隔設定部324を有している。更新間隔設定部324は、後述するように、プリンタ10から取得したステータス情報に含まれる消耗品の残量情報に応じて、あらかじめ定められた規則にしたがい更新間隔を設定する。
更新間隔設定部324は、設定した更新間隔を記憶する。更新間隔の値は、初期状態では、例えば、6時間が設定されているものとする。
図2に示すように、プリンタ10は、画像処理部110と、印刷実行部120と、消耗品管理部130とを有している。
画像処理部110は、コンピュータ30から送られてきた印刷データを、印刷設定にしたがってイメージデータに変換する処理等を行なう。
印刷実行部120は、イメージデータにしたがった画像を印刷用紙に印刷する処理等を行なう。
消耗品管理部130は、消耗品であるトナーカートリッジ、感光体ドラム等の交換の時期を把握するためにプリンタ10に備えられたトナー残量センサ、印刷枚数カウンタ等からの情報を取得し、プリンタドライバ部320からの要求に応じて、プリンタ10に出力する。
つぎに、プリンタドライバ部の処理について、図3のフロー図を参照して説明する。
本処理は、プリンタドライバ部320が起動指示を受け付けることで開始する(S101)。プリンタドライバ部320への起動指示の受け付けは、代表的には、アプリケーション部330のメニュー操作により、ユーザから印刷設定の指示を受け付けた場合等が該当する。
プリンタドライバ部320が起動指示を受け付けると、プリンタ情報管理部323は、更新間隔設定部324に設定されている更新間隔を参照する(S102)。更新間隔は、初期値では、例えば、6時間が記録されているが、後述するように、この値は変更することができる。
また、プリンタ情報管理部323は、消耗品情報記憶部325に記録されている各情報、すなわち、各トナー残量325a、感光体消耗度325b、記録時刻325cを取得する(S103)。なお、取得した各トナー残量325a、感光体消耗度325bは、記録時刻325cで示される時刻にプリンタ10から取得した値に基づくため、その時点におけるプリンタ10のトナー残量等と一致する保証はない。
そして、現在の時刻と取得した記録時刻325cとの差、すなわち、前回のプリンタ10のステータス情報取得時刻からの経過時間が、設定されている更新間隔を超えているかを判断する(S104)。
この結果、設定されている更新間隔を超えていない場合(S104:N)には、プリンタ10からステータス情報を取得せずに、消耗品情報記憶部325に記録されている各トナー残量325a、感光体消耗度325bに基づいた消耗品残量情報を、印刷設定画面に含めて表示装置21に表示させる(S108)。これは、ステータス情報取得時刻からあまり時間が経過していないため、プリンタドライバ部320が記録している消耗品残量情報を更新せずに表示してもさほど問題がないと考えられるからである。この結果、前回取得時の消耗品残量情報がそのまま表示されることになる。
図5は、消耗品残量情報を含む印刷設定画面の一例を示す図である。本図に示すように、印刷設定画面500には、印刷品質設定、カラー設定、ページ設定等の従来からの設定項目に加え、消耗品残量情報520が表示される。
消耗品残量情報520では、消耗品情報記憶部325に記録されている各トナー残量325a、感光体消耗度325bに基づいた消耗品残量情報を、視覚的にわかりやすい態様、具体的には、残量に対応した画像で表示するようにしている。もちろん消耗品の残量を、パーセントあるいは印刷可能枚数等の数値で表わすようにしてもよい。
一方、前回のステータス情報取得時刻からの経過時間が、設定されている更新間隔を超えている場合(S104:Y)には、プリンタ10にステータス取得要求を送信し、消耗品の残量に関する情報を取得する(S105)。これは、ステータス情報取得時刻からある程度の時間が経過してるため、プリンタドライバ部320が記録している消耗品残量情報を更新する必要があると考えられるためである。
そして、取得した消耗品残量および取得した時刻を消耗品情報記憶部325に記録する(S106)。具体的には、各トナーカートリッジのトナー残量を各トナー残量325aに記録し、感光体ドラムの交換時期までの残量を感光体消耗度325bに記録する。また、取得した時刻を消耗品情報記憶部325の記録時刻325cに記録する。
つぎに、取得した消耗品情報に基づいて、更新間隔を設定する(S107)。
更新間隔の設定は、例えば、図4のフロー図に示すような処理で行なうことができる。
すなわち、すべての消耗品の残量が半分以上である場合、言い換えれば、最も残量の少ない消耗品の残量が半分以上である場合(S111:Y)には、初期値の6時間を更新間隔として設定する(S112)。これは、すべての消耗品の残量が豊富であるときには、消耗品残量情報の更新間隔が長くても特に問題はないと考えられるためである。
一方、残量がEnd状態にある消耗品が1つでもある場合(S113:Y)には、0.5時間を更新間隔として設定する。ここで、残量がEnd状態とは、すぐにも交換が推奨される状態であり、例えば、トナーの残量が5%以下の状態を意味するものとする。これは、残量が全くなくなってしまうおそれがある状態のときは、頻繁に消耗品残量情報の更新を行ない、ユーザに対して、より実態に近い消耗品残量を通知する必要があると考えられるからである。ただし、更新間隔は例示であり、これに限定されるものではない。以下に示す更新間隔についても同様である。
また、End状態にある消耗品はないが(S113:N)、Near End状態にある消耗品が1つでもある場合(S113:Y)には、1時間を更新間隔として設定する。ここで、Near END状態とは、もう少しで交換が推奨される状態になることを示し、例えば、トナーの残量が20%以下の状態を意味するものとする。これは、Near END状態のときは、End状態ほどではないが、やや頻繁に消耗品残量情報の更新を行ない、ユーザに対して、実態に近い消耗品残量を通知する必要があると考えられるからである。
また、残量が半分未満の消耗品があっても(S111:N)、Near End状態にある消耗品がない場合(S115:N)には、3時間を更新間隔として設定する。これは、すべての消耗品の残量が半分以上である場合ほどではないが、消耗品残量情報の更新間隔が多少長くても特に問題はないと考えられるためである。
すなわち、本実施形態では、最も残量の少ない消耗品に注目し、その残量が少ないほど更新間隔を短く設定するようにしている。これにより消耗品の残量が多い場合には、印刷設定画面500の表示レスポンス向上を優先させ、消耗品の残量が少ない場合には、より最新の消耗品残量情報をユーザに通知することができる。なお、本実施形態では更新間隔を6時間、3時間、1時間、0.5時間の4段階で設定しているが、更新間隔の設定段階数はこれより多くてもよいし、少なくてもよい。
更新間隔設定処理(S107)で設定された更新間隔は、次回にプリンタドライバ部320が起動指示を受け付けた場合に、処理(S102)で参照される。
そして、プリンタドライバ部320は、処理(S105)でプリンタ10から取得した消耗品残量情報に基づく情報を、図5に示したように印刷設定画面に含めて表示装置21に表示させる(S108)。これは、プリンタ10の最新の消耗品残量を示している。
ところで、図6に示すように、1台のプリンタ10を複数台のコンピュータ30a〜30dで共用するネットワーク印刷システムの場合には、それぞれのコンピュータ30のプリンタ使用状況により、スタンドアローンの印刷システムよりも消耗品残量の変動が速い場合が想定される。例えば、コンピュータA30aとコンピュータB30bが大量の印刷を行なっている場合には、コンピュータC30cが前回の消耗品残量情報を取得してから経過時間がそれほど大きくない場合でも、プリンタ10の消耗品残量が大きく減っている状況が考えられる。
そこで、ネットワーク印刷システムの場合には、スタンドアローンの印刷システムよりも、更新間隔を短くするようにしてもよい。図7は、ネットワーク印刷システムでプリンタ10を共用している場合には、設定する更新間隔を、図4に示した更新間隔よりも短くする例を示すフロー図である。
すなわち、すべての消耗品の残量が半分以上である場合(S111:Y)であっても、プリンタを共用している場合には、6時間ではなく4時間を更新間隔として設定する(S122)。
一方、残量がEnd状態にある消耗品が1つでもある場合(S113:Y)であっても、プリンタを共用している場合には、0.5時間ではなく0.25時間を更新間隔として設定する(S124)。
また、End状態にある消耗品はないが(S113:N)、Near End状態にある消耗品が1つでもある場合(S113:Y)であっても、プリンタを共用している場合には、1時間ではなく0.5時間を更新間隔として設定する(S126)。
また、残量が半分未満の消耗品があるが(S111:N)、Near End状態にある消耗品がない場合(S115:N)であっても、プリンタを共用している場合には、3時間ではなく1時間を更新間隔として設定する(S127)。
このように、ネットワーク印刷システムの場合には、スタンドアローンの印刷システムよりも、更新間隔を短くすることで、消耗品残量の変動が速い場合にも対応することができる。
なお、プリンタドライバ部320は、例えば、図8に示すような処理を行なうことで、ネットワーク印刷システムであるかスタンドアローンの印刷システムであるかを判別することができる。
すなわち、ある時点においてプリンタ10からプリンタ10における現在までの総印刷枚数を取得する(S201)。プリンタ10における総印刷枚数は、例えば、プリンタ10のステータス情報に含めることができる。この総印刷枚数を「A」とする。
そして、その時点以降の自コンピュータ30におけるプリンタ10での印刷枚数を積算する(S202)。具体的には、プリンタドライバ部320がプリンタ10に出力した印刷データが指示する印刷枚数を累積していく。
積算処理は、計測期間として定められた所定の期間継続する(S203:N)。積算された自コンピュータ30におけるプリンタ10での印刷枚数を「B」とする。
そして、所定の期間経過後(S203:Y)、積算処理を終了し、再度、プリンタ10からプリンタ10における総印刷枚数を取得する(S204)。この総印刷枚数を「C」とする。
「C」を取得すると、(C−A)を算出し、「B」とほぼ一致するかどうかを判断する(S205)。ここで、(C−A)は、計測期間中にプリンタ10で印刷された枚数を示している。すなわち、計測期間中にプリンタ10で印刷された枚数と、自コンピュータがプリンタ10で行なった印刷枚数とを比較することになる。
この結果、(C−A)が「B」とほぼ一致する場合(S205:Y)は、他にプリンタ10で印刷を行なったコンピュータは存在しないものとして、スタンドアローンの印刷システムであると判断することができる(S206)。
一方、(C−A)が「B」とがほぼ一致しない場合(S205:N)、より正確には(C−A)≫「B」の場合には、他にプリンタ10で印刷を行なったコンピュータ30が存在するとして、プリンタ10を共用するネットワーク印刷システムであると判断することができる(S207)。
ただし、ネットワーク印刷システムであるかスタンドアローンの印刷システムであるかを判別する方法は、これに限られない。例えば、ユーザから設定を受け付けるようにしたり、ネットワーク上に他のコンピュータ30が存在するかどうかで判断するようにしてもよい。
印刷システムのハードウェア構成の概要を説明するためのブロック図。 印刷システムの機能構成を示すブロック図。 プリンタドライバ部の処理を説明するフロー図。 消耗品残量情報を含む印刷設定画面の一例を示す図。 更新間隔の設定処理を説明するフロー図。 ネットワーク印刷システムを示すブロック図。 ネットワーク印刷システムを考慮した更新間隔の設定処理を説明するフロー図。 印刷システムの形態を判別する処理を説明するフロー図。
符号の説明
10…プリンタ、11…入出力インタフェース部、12…制御部、13…ユーザインタフェース部、14…印刷エンジン部、21…表示装置、22…入力装置、23…メディア読取装置、24…補助記憶装置、25…通信制御装置、30…コンピュータ、31…制御部、32…入出力インタフェース部、110…画像処理部、120…印刷実行部、130…消耗品管理部、310…オペレーティングシステム部、320…プリンタドライバ部、321…印刷制御部、322…ユーザインタフェース部、323…プリンタ情報管理部、324…更新間隔設定部、325…消耗品情報記憶部、330…アプリケーション部

Claims (7)

  1. 消耗品を用いて印刷を行なう印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
    前記印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得する消耗品情報取得手段と、
    前記取得した消耗品の残量に関する情報および取得した時刻を記憶する記憶手段と、
    消耗品の残量に関する情報を取得するタイミングの基準となる基準時間を設定する消耗品情報管理手段と、
    前記記憶手段に記憶されている消耗品の残量に関する情報に基づく情報を表示させる表示手段とを備え、
    前記消耗品情報管理手段は、
    消耗品の残量に関する情報を前回取得してからの経過時間が、前記設定されている基準時間を超えている場合に、前記消耗品取得手段に前記印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得させ、
    取得した消耗品の残量が少ないほど、前記基準時間を短く設定することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 消耗品を用いて印刷を行なう印刷装置を制御する印刷制御装置としてコンピュータを機能させるプリンタドライバであって、
    前記印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得する消耗品情報取得手段と、
    前記取得した消耗品の残量に関する情報および取得した時刻を記憶する記憶手段と、
    消耗品の残量に関する情報を取得するタイミングの基準となる基準時間を設定する消耗品情報管理手段と、
    前記記憶手段に記憶されている消耗品の残量に関する情報に基づく情報を表示させる表示手段としてコンピュータを機能させ、
    前記消耗品情報管理手段は、
    消耗品の残量に関する情報を前回取得してからの経過時間が、前記設定されている基準時間を超えている場合に、前記消耗品取得手段に前記印刷装置から消耗品の残量に関する情報を取得させ、
    取得した消耗品の残量が少ないほど、前記基準時間を短く設定することを特徴とするプリンタドライバ。
  3. 請求項2に記載のプリンタドライバであって、
    前記消耗品が複数ある場合には、
    前記消耗品情報管理手段は、最も残量の少ない消耗品の残量に基づいて、前記基準時間を設定することを特徴とするプリンタドライバ。
  4. 請求項3に記載のプリンタドライバであって、
    前記消耗品情報管理手段は、最も残量の少ない消耗品の残量を複数の段階のいずれかに分別し、分別された段階にあらかじめ割り当てられている時間を、前記基準時間として設定することを特徴とするプリンタドライバ。
  5. 請求項2に記載のプリンタドライバであって、
    前記消耗品情報管理手段は、起動の際に、消耗品の残量に関する情報を前回取得してからの経過時間が、前記設定されている基準時間を超えているかどうかを判断することを特徴とするプリンタドライバ。
  6. 請求項2に記載のプリンタドライバであって、
    前記消耗品情報管理手段は、
    前記印刷装置が複数の印刷制御装置で共用されている場合には、より基準時間を短く設定することを特徴とするプリンタドライバ。
  7. 請求項6に記載のプリンタドライバであって、
    ある期間内において、自印刷装置制御装置が前記印刷装置で印刷した枚数と、前記印刷装置で印刷した枚数とを比較することにより、前記印刷装置が複数の印刷制御装置で共用されているか否かを判断する共用判断手段としてさらにコンピュータを機能させることを特徴とするプリンタドライバ。
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