JP2006235235A - ベルト駆動装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成により、常に、安定した画像濃度制御ができるベルト駆動装置、およびこのベルト駆動装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 感光体ドラムと圧接するように配設され、表面にトナー像を担持する中間転写ベルトを循環駆動する駆動ローラと、中間転写ベルトを感光体ドラムに対向させるための1次転写ローラを含む複数のローラからなる従動ローラと、中間転写ベルトに張力を付与するバネ83と、を備え、複数のローラのうちの、少なくとも一つのローラが、バネの付勢力により、中間転写ベルトに交差する方向において移動自在となるように張力が与えられるテンションローラ62を形成するベルト駆動装置において、バネ83のたわみ量が、バネに加わる荷重が大きくなるに従って非直線的に大きくなるように形成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、静電潜像をトナー像に現像し、かかるトナー像を被記録用紙に転写する際、中間転写ベルトを用いる形式の、複写機、プリンタおよびファクシミリ装置等の画像形成装置に適用されるベルト駆動装置、およびこのベルト駆動装置を備えた画像形成装置に関する。
例えば、この種の画像形成装置においては、感光体ドラムに担持されたトナー像を、被記録用紙に転写する中間転写ベルトを駆動するためにベルト駆動装置が装着されている。このベルト駆動装置は、中間転写ベルトに張力を与えるため、従動ローラのうちの、少なくとも一つのローラは、バネの付勢力により、中間転写ベルトに交差する方向に移動自在となるように張力が与えられるテンションローラを用いている。
一般に、例えば、フルカラーの電子写真装置は、使用する環境の変化により、画像濃度が変化したり、本来の正しい色調が得られなくなったりする。このため、中間転写ベルトを用いたこの種装置にあっては、正確な濃度情報を得るために、中間転写ベルト上に各色の濃度検知用トナー像(テストパターン画像)を形成し、この濃度検知用トナー像に所定の光を照射し、その反射光と、中間転写ベルトの反射率から濃度を検出するための濃度検知センサが備えられている。そして、この濃度検知センサの検知結果を、露光量や現像バイアスにフィードバックして、画像濃度の制御を行っている。
ところで、上述の濃度検知センサは、光学的センサが用いられており、一般に、光学的センサにおいては、被測定物との焦点距離を精度よく調整する必要がある。被測定物との焦点距離がずれると、感度が著しく低下してしまい、その結果、精度よく検知することができなくなってしまう。このため、中間転写ベルトと、濃度検知センサとの距離は、中間転写ベルトが循環駆動時に、常に安定していることが必要である。
通常、中間転写ベルトが張架されているローラ、例えばテンションローラ、駆動ローラ、等は、完全に理想的な円筒形体に形成することは極めて困難である。従って、各ローラが回転すると、ローラ表面でのフレが生じる。また、中間転写ベルトが密着している感光ドラムの表面もフレを有している。更に、各ローラ、感光体ドラム等を駆動しているモータの出力変動や駆動系列での駆動力伝達ムラ等が発生するため、実際には各ローラや感光体ドラムの回転は必ずしも一定ではない。このため、バネ荷重により支持されたテンションローラでは、画像形成動作中にベルト周回に伴ってテンションローラが微小に振動している。
従来、この対策として、中間転写ベルトに張力を付与するために、テンションスプリングのバネ定数と、張力付与装置の移動負荷の条件を一定の値に設定することにより、ベルト部材に振動が発生することを防止するようにしたものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−232753号公報
ところが、上述の特許文献1記載の構成によれば、張力を付与するためのバネは、通常のコイルバネを用いており、そのコイルバネに加わる荷重に対するたわみ特性は、線形性(荷重−たわみ特性が線形のバネ)である。このような線形性のバネを用いて、バネ定数と、張力付与装置の移動負荷の条件を一定の値に設定しても、振動そのものを完全に抑制することは、極めて困難である。
即ち、中間転写ベルトは、経年変化によりベルト自体が伸び、ベルト周長が変化する。また、使用環境、特に、温度変化により、ベルト自体の線膨張係数が大きいと、ベルト周長が変化する。このような、ベルト周長が変化した場合、上述の特許文献1記載の構成のように、張力を付与するためのバネが、線形性のバネを用いた構成では、バネの振動特性が大きく変化するため、ベルト表面と濃度検知センサとの間の距離が、その振動によって変化する。特に、テンションローラ部分での振動特性の変化は、濃度検知センサの検知感度に影響を与え、画像濃度制御に大きな影響を及ぼす。この結果、使用環境により、画像濃度制御のレベルが異なったり、常に、安定した画像濃度が得られなかったり、する等といった問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成により、常に、安定した画像濃度制御ができるベルト駆動装置、およびこのベルト駆動装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、感光体ドラムと圧接するように配設され、表面にトナー像を担持する中間転写ベルトを循環駆動する駆動ローラと、中間転写ベルトを感光体ドラムに対向させるための1次転写ローラを含む複数のローラからなる従動ローラと、中間転写ベルトに張力を付与するバネと、を備え、複数のローラのうちの、少なくとも一つのローラが、バネの付勢力により、中間転写ベルトに交差する方向において移動自在となるように張力が与えられるテンションローラを形成するベルト駆動装置において、バネのたわみ量が、バネに加わる荷重が大きくなるに従って非直線的に大きくなるように形成する。
請求項2記載の発明では、バネは、円錐形状のコイルバネである。
請求項3記載の発明では、バネは、ピッチが不等であるコイルバネである。
請求項4記載の発明では、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のベルト駆動装置を備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項1記載の発明の構成によれば、テンションローラに張力を付与するバネは、バネに加わる荷重(圧縮荷重)が大きくなるに従って、たわみ量が非直線的に大きくなる特性を備えている。従って、経年変化や使用環境によって、中間転写ベルトのベルト周長が変化しても、バネの振動特性は大きく変化しないので、常に、安定した画像濃度制御ができる。また、経年変化や使用環境によって、ベルトの周長変化が大きくても、画像濃度制御に与える影響が極めて少ないので、中間転写ベルトの材質の選定幅が広がり、この種装置の低コスト化が図れる。
請求項2記載の発明の構成によれば、バネは、円錐形状のコイルバネであるので、密着長を短くでき、小さなスペースとなり、スペースの有効利用が図れる他、その構成が極めて簡単であり、長期間に亘って安定した特性を維持することができる。
請求項3記載の発明の構成によれば、バネは、ピッチが不等であるコイルバネであるので、ピッチを適宜選定することにより、最適なバネ特性を得ることができる。
請求項4記載の発明の構成によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のベルト駆動装置を備える画像形成装置を構成しているため、上述した請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のベルト駆動装置と同じ効果を得ることが可能になる。
(実施形態)
以下に、本発明の具体的な実施形態について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係るベルト駆動装置を用いたフルカラーの画像形成装置の概略構成を示す概略構成図である。
図1に示す様に、この画像形成装置は、画像を形成する画像形成手段1と、定着手段2と、被記録用紙Pが収納された給紙手段3と、被記録用紙Pを画像形成手段1、定着手段2を介して排紙部41に搬送する用紙供給経路4を備えている。
給紙手段3は、被記録用紙Pが収容された給紙カセット31を備えており、給紙手段3に設けられた給紙ローラ32の回転動作により、給紙カセット31から被記録用紙Pが用紙供給経路4側に送り出されるように構成されている。この構成により、被記録用紙Pが1枚ずつ確実に用紙供給経路4に給紙される。なお、これら給紙カセット31は、画像形成装置本体に対し、着脱自在となるように構成されている。
用紙供給経路4に給紙された被記録用紙Pは、この用紙供給経路4を経由して画像形成手段1に向けて搬送される。この画像形成手段1は、電子写真プロセスによって、被記録用紙Pに所定のトナー像を形成するものであり、所定の方向(図中の矢印方向)に回転可能に軸支された像担持体である感光体ドラム11と、この感光体ドラム11の周囲に沿って、帯電ローラ12、露光装置13、現像ロータリー14、転写装置15、クリーニング装置(不図示)、および除電装置(不図示)を備えている。
帯電ローラ12は、図示しない高電圧電源から高電圧が印加されており、この帯電ローラ12によって感光体ドラム11の表面に所定電位を与えることにより、感光体ドラム11の表面が一様に帯電させられる。
現像ロータリー14は、夫々シアン、マゼンダ、イエロー、およびブラックのトナーを収納してなる現像器14C、14M、14Y、14Kを備え、感光体ドラム11に対して、現像器14C、14M、14Y、14Kを選択的に対向位置するように回転可能に保持されている。
転写装置15は、後述するように感光体ドラム11と圧接するように配設され、表面にトナー像を担持する中間転写ベルト5と、この中間転写ベルト5を循環駆動するベルト駆動装置6と、2次転写バイアスが印加される2次転写ローラ151と、を備えている。
この画像形成装置の基本的な作動状態を、イエローを現像する場合を例に簡単に説明するが、他の色の現像も同様である。画像形成を行う際には、帯電ローラ12によって、感光体ドラム11の表面を均一に帯電した後、先ず、露光装置13により、感光体ドラム11を、例えば、画像処理が施された原稿の画像データに基づいて露光する。これにより、感光体ドラム11の表面電位が選択的に減衰されて、この感光体ドラム11の表面にイエローに対応した静電潜像が形成される。
一方、イエローの現像器14Yは、感光体ドラム11に対して、選択的に対向位置するように回転して保持される。そして、イエローの現像器14Y内のイエローのトナーは、現像器14Y内において、例えば、攪拌羽根の回転によって供給ローラに送り込まれ、供給ローラと規制ブレードによってイエローのトナー薄層を形成すると同時に、規制ブレードと現像ローラとの摩擦により正極性に帯電される。このように、均一に形成されたイエローのトナー層は、感光体ドラム11と、現像ローラとの対向部へ搬送され、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像に、イエロー成分のトナーが付着(現像)し、感光体ドラム11の表面にイエローに対応した色成分のトナー像が形成される。
感光体ドラム11の表面に形成された正極性のイエローに対応した色成分のトナー像は、感光体ドラム11と、中間転写ベルト5が当接する1次転写ニップ部において、1次転写ローラ63に印加された負極性の転写バイアスにより、中間転写ベルト5に引き付けられる。これにより、イエローの現像器14Yにより顕像化されたトナー像は、中間転写ベルト5の表面に転写される(1次転写)。そして、転写後、イエローの現像器14Yに印加されていた現像バイアスは、印加を停止され、次に作像するマゼンタの現像器14Mに現像バイアスが印加される。
感光体ドラム11の表面に残留しているトナーは、クリーニング装置により除去され、感光体ドラム11の表面の残留電荷は、除電装置により除去される。そして、感光体ドラム11は、帯電ローラ12によって再び帯電される。
以後、同様に、順次、各色において帯電、露光、現像、転写の工程により各色のトナー像が、中間転写ベルト5の表面に重ね合わされ、中間転写ベルト5上にカラーのトナー像が形成された後、2次転写ローラ151が中間転写ベルト5に圧接される。これらの動作と同期して、給紙カセット31に備えられた被記録用紙Pは、給紙ローラ32により用紙供給経路4に搬送される。用紙供給経路4に搬送された被記録用紙Pは、一対のレジストローラ43により、転写ベルト5上に形成されたカラーのトナー像と同期を取りながら中間転写ベルト5と、2次転写ローラ151とのニップ部に送りこまれる。2次転写ローラ151には、トナー極性とは逆の負極性の転写バイアスが印加されている。これにより、中間転写ベルト5の表面に積層状態で形成されているカラーのトナー画像が、2次転写ローラ151により被記録用紙Pに転写される。
カラーのトナー画像が転写された被記録用紙Pは、画像形成手段1から定着手段2に向けて搬送される。この定着手段2は、画像形成手段1の用紙搬送方向の下流側に配置されており、画像形成手段1においてカラーのトナー像が転写された被記録用紙Pは、定着手段2に設けられた加熱ローラ21、および当該加熱ローラ21に押し付けられる加圧ローラ22によって挟まれるとともに加熱され、被記録用紙P上にカラーのトナー像が定着される。次いで、画像形成手段1から定着手段2において画像形成がなされた被記録用紙Pは、排紙部41上に排出される。以下、同様にして画像形成が行われることになる。
次に、上述した転写装置15の構成について、図2および図3に基づいて説明する。図2は、転写装置の概略構成を示す構成図、図3は、図2に示す転写装置の一部分を示す斜視図である。
転写装置15は、感光体ドラム11と圧接するように配設され、表面にトナー像を担持する中間転写ベルト5と、この中間転写ベルト5を循環駆動するベルト駆動装置6と、を備えている。
中間転写ベルト5は、中間転写ベルト5を支持する駆動ローラ61および従動ローラであるテンションローラ62、1次転写ローラ63、ガイドローラ64、および駆動ローラ61を駆動するモータなどの駆動源(不図示)からなるベルト駆動装置6により循環駆動される。この循環駆動は、中間転写ベルト5のベルト張力により駆動ローラ61の表面と中間転写ベルト5の裏面の摩擦力により駆動搬送される。中間転写ベルト5の裏面端部には、中間転写ベルト5が蛇行するのを防止するために、蛇行防止ガイド51が、例えば、接着剤により貼り付けられている。この蛇行防止ガイド51は、例えば、駆動ローラ61、およびテンションローラ62に設けられた寄り止め部材(プーリー)61a、62aにより案内される。この蛇行防止ガイド51は、中間転写ベルト5の裏面片側でも両側でも何れでも良い。
また、中間転写ベルト5は、導電制御された単層構成のベルト、または積層構成のベルトいずれも使用することができる。この中間転写ベルト5の材質としては、例えば、ポリイミド(PI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアリーレンスルフィド(PAS)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリフェニレンスルファイド(PPS)、熱可塑ポリイミド(TPI)等を用いることができる。このうち、特に、耐熱性や機械強度等の要求からポリイミドを用いるのが好ましい。これ以外のものとしては、フッ素系ベルトであるフッ素樹脂(ETEF)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)の単層構成のベルト、または積層構成のベルト、更には、各種エラストマーを用いた単層構成のベルト、または積層構成のベルトを使用することができる。
ベルト駆動装置6は、中間転写ベルト5を循環駆動する駆動ローラ61と、中間転写ベルト5を感光体ドラム11に対向させるための従動ローラである1次転写ローラ63およびガイドローラ64と、中間転写ベルト5に交差する方向に移動自在に後述するバネの付勢力により張力が与えられたテンションローラ62から形成されている。駆動ローラ61は、図示しないモータ等からなる駆動源により駆動される。1次転写ローラ63およびガイドローラ64は、例えば、中間転写ベルト5を感光体ドラム11に押圧させることで、転写ニップを形成している。1次転写ローラ63は感光体ドラム11に対して中間転写ベルト5をバックアップする部材であるが、中間転写ベルト5を介して感光体ドラム11に接触しても、または非接触でも、何れでも良い。1次転写ローラ63を、中間転写ベルト5を介して感光体ドラム11に接触する状態に配置させる場合、1次転写ローラ63は、弾性ローラであることが好ましく、例えば、導電性を有するウレタンスポンジ、エチレンプロピレンジエンの3元共重合体(EPDM)スポンジ等を用いることができる。また、1次転写ローラ63を、中間転写ベルト5を介して感光体ドラム11に非接触の状態に配置させる場合、1次転写ローラ63は、金属ローラ等のハードローラを使用することが可能である。
そして、中間転写ベルト5の循環経路中の所定位置には、濃度検知センサ71と、レジストセンサ72とが配設されている。濃度検知センサ71は、図示しない枠体に、テンションローラ62に対向するように配置され、感光体ドラム11から中間転写ベルト5に転写された所定のテストパターン画像(濃度検知用パターン)を検知する。この検知結果は、図示しない制御装置に伝達され、画像形成手段1等の制御にフィードバックされる。濃度検知センサ71は、LED等の発光素子と、フォトダイオード等の受光素子から構成され、発光素子による照射光は、中間転写ベルト5に対して所定の角度で入射し、ベルト表面の検知位置で反射される。また、受光素子は、照射光の正反射成分を検知する位置に設けられている。この検知位置で反射される光の量は、下地となる中間転写ベルト5の反射率と濃度検知用トナー像のトナー量で決定される。濃度検知用トナー像のトナー量が増加すると、それだけ下地である中間転写ベルト5の表面が隠され、濃度検知センサ71からの出力は低下する。
レジストセンサ72は、LED等の発光素子72aと、フォトダイオード等の受光素子72bとから構成され、中間転写ベルト5のたるみが少ない部分、図示例では、駆動ローラ61とテンションローラ62との間に、発光素子72aと、受光素子72bとが対向するように配置されている。このレジストセンサ72により、中間転写ベルト5の端部に形成された突起部52の位置を検出し、中間転写ベルト5上の1次転写像が、2次転写位置に達するタイミングと被記録用紙Pの2次転写位置への搬送のタイミングを調整している。
次に、本発明の特徴部分にかかるテンションローラの支持部分の具体的構成について、図4乃至図9に基づいて説明する。図4は、テンションローラを支持する軸受部の概略構成を示す構成図、図5は、図4に示す軸受部の斜視図、図6は、図4に示す軸受部の枠体部分の斜視図、図7は、図4に示す軸受部の軸受部分の斜視図である。図8は、図4に示す軸受部のバネの一例を示す断面図、図9は、図8に示すバネの荷重とたわみとの関係を示す特性図である。
テンションローラ62は、そのローラ軸621の両端が、本体のフレームに設けられた軸受部8に支持されている。軸受部8は、枠体81と、ローラ軸621を支持する受部82a、および枠体81内に配設された胴部82bを有する軸受82と、軸受82と枠体81との間に設けられたバネ83とからなり、軸受82は、枠体81内を移動自在に形成されている。従って、テンションローラ62は、中間転写ベルト5と交差する方向に移動自在に支持されていることになる。そして、軸受82は、バネ83によって常に外側(テンションローラ62側)に付勢されており、このバネ83の付勢力によって、中間転写ベルト5は、適切な張力が付与されている。この構成により、テンションローラ62は、中間転写ベルト5に従動で回転できるようになっている。
上述の軸受82の移動可動幅は、1〜15mmが好ましい。1mm未満では、中間転写ベルト5が伸びた場合、十分な張力が確保できなくなり、中間転写ベルト5の駆動が不安定になりやすい。また、15mmを超えると、十分な張力を確保するためのバネ83の設計が難しくなり、好ましくない。この移動可動幅は、バネ83のバネ特性と、軸受82の胴部82bの両側部に設けられた係止部82cの長さ等を調整することにより、適切な値に設定することができる。
バネ83は、図8に示すように、例えば、円錐形状のコイルバネを用い、そのバネ特性は、図9に示すように、バネに加わる荷重が大きくなるに従って、そのたわみ量が非直線的に大きくなるように形成されている。バネ83は、枠体81に設けられた突起81dと、軸受82に設けられた突起82dとにより、その両端が位置決めされている。
バネ83の荷重-たわみ特性を非線形にするには、バネ83の有効巻数を変化することが不可欠であり、有効巻数(その時点における作用するコイルの巻数)を変化させる方法としては、コイル径、ピッチ、線径の何れかひとつ以上の設計変数を、コイルバネの部位によって変化させることで達成することができる。また、図8に示すように、巻径を変化させた円錐形状のコイルバネにした場合は、円筒コイルバネに対し密着長を短くでき、小さなスペースで、十分な付勢力を得ることができるので、好ましい。また、円錐コイルバネには、ピッチ角一定のものと、ピッチ一定のものの2種類があり、自由高さを同一にすればピッチ一定のバネは、非線形範囲が広くなり、接着開始荷重が小さくなる特徴がある。
また、左右のバネ83に加わる荷重の圧力合計(テンション圧力)は、5〜100N(ニュートン)であることが好ましい。5N未満では、中間転写ベルト5を駆動する駆動ローラ61の表面との摩擦不足により安定した駆動ができない。また、100Nを超えると、中間転写ベルト5を駆動するためのトルクが、大きくなり、駆動ローラ61を駆動する駆動モータの容量が大きくなり好ましくない。更に、バネ83の圧力(付勢力)は、中間転写ベルト5と、感光体ドラム11の接触部分(転写ニップ)にも影響を及ぼし得るため、適正でないと画像濃度ムラや、画像異常(中抜け等)が発生しやすくなる。
このバネ83のテンション圧力の測定は、図10に示すように、テンションローラ62の長手方向の2箇所でローラ軸621に、フォースゲージFを当接した状態で、フォースゲージFをバネ83の伸縮方向に一定速度(0.1mm/sec)で移動させて、フォースゲージFの先端部が0.1mm、バネ83の圧縮方向に移動した時の圧力を測定する。そして、左右両端部における測定値を合計した和を、バネ83の合計圧力とした。なお、この測定に用いたフォースゲージは、株式会社エー・アンド・デイ製の型式「AD−4935−50N」のデジタルフォースゲージを使用した。
また、バネ83としては、例えば、図11に示すように、ピッチが不等であるコイルバネを用いることができる。図12は、図11に示すピッチが不等であるコイルバネの荷重とたわみとの関係を示す特性図である。このような、ピッチが不等であるコイルバネを用いると、ピッチを適宜選定することにより、最適なバネ特性を得ることができるので、好ましい。
更には、図13に示すように、例えば、左から右に向って順次太くなるように、線径を順次変化するようにしたコイルバネを用いることができる。図14は、図13に示す線径を順次変化したコイルバネの荷重とたわみとの関係を示す特性図である。
以上の構成による本実施形態によれば、テンションローラ62に、張力を付与するためのバネ83は、バネ83に加わる荷重が大きくなるに従って、たわみ量が非直線的に大きくなる特性を備えているので、中間転写ベルト5の周長が変化しても、バネ83の振動特性は、大きく変化しない。従って、中間転写ベルト5のベルト表面と濃度検知センサ71との間の距離が、大きく変化しない。この結果、使用環境や経年変化等により、中間転写ベルト5の周長が変化しても、濃度検知センサ71の検知感度に影響を与えることがなくなり、常に、安定した画像濃度制御ができる。また、経年変化や使用環境によって、ベルトの周長変化が大きくても、画像濃度制御に与える影響が極めて少ないので、中間転写ベルトの材質の選定幅が広がり、この種装置の低コスト化が図れる。
(実施例)
以下、本発明に従い、テンションローラに張力を付与するバネとして、荷重が大きくなるに従って、たわみ量が非直線的に大きくなるように形成したバネ(表1参照)を用いた各実験例に基づいて、本発明の優れた効果を説明する。なお、比較のため、テンションローラに張力を付与するバネとして、荷重が大きくなるに従って、たわみ量が直線的に大きくなる、従来のバネ(表1参照)を用いた比較例を併記した。
なお、各実験例および各比較例に用いた駆動ローラは、径Φ20mmの導電性EPDM(体積抵抗率1E+4Ω・cm)製のローラである。また、テンションローラは、径Φ30mmのアルミ製のローラである。また、ベルト周速は、180mm/secである。
(実験例1)
テンションローラに張力を付与するバネとして、図15に示す特性を有する表1に示すような仕様の不等ピッチコイルバネを用いた。また、中間転写ベルトとして、カーボンブラックを添加したベルト内周長377mmのポリビニリデンフルオリド(PVDF)製のベルト(厚さ:80μm、幅:230mm、表面抵抗率:1E+10Ω/□)を用いた。また、テンション圧力は、片側で、6.4Nである。
(実験例2)
テンションローラに張力を付与するバネとして、実験例1と同じ、図15に示す特性を有する表1に示すような仕様の不等ピッチコイルバネを用いた。また、中間転写ベルトとして、カーボンブラックを添加したベルト内周長377mmのポリイミド(PI)製のベルト(厚さ:80μm、幅:230mm、表面抵抗率:1E+10Ω/□)を用いた。また、テンション圧力は、片側で、15.3Nである。
(実験例3)
テンションローラに張力を付与するバネとして、実験例1と同じ図15に示すような特性を有する表1に示すような仕様の不等ピッチコイルバネを用いた。また、中間転写ベルトとして、実験例2と同じ、カーボンブラックを添加したベルト内周長377mmのポリイミド(PI)製のベルト(厚さ:80μm、幅:230mm、表面抵抗率:1E+10Ω/□)を用いた。また、テンション圧力は、片側で、22.4Nである。
(比較例1)
テンションローラに張力を付与するバネとして、図16に示すような特性を有する表1に示すような仕様のコイルバネを用いた。また、中間転写ベルトとして、実験例1と同じ、カーボンブラックを添加したベルト内周長377mmのポリビニリデンフルオリド(PVDF)製のベルト(厚さ:80μm、幅:230mm、表面抵抗率:1E+10Ω/□)を用いた。また、テンション圧力は、片側で、6.4Nである。
(比較例2)
テンションローラに張力を付与するバネとして、図17に示すような特性を有する表1に示すような仕様のコイルバネを用いた。また、中間転写ベルトとして、実験例2と同じ、カーボンブラックを添加したベルト内周長377mmのポリイミド(PI)製のベルト(厚さ:80μm、幅:230mm、表面抵抗率:1E+10Ω/□)を用いた。また、テンション圧力は、片側で、15.3Nである。
(比較例3)
テンションローラに張力を付与するバネとして、図18に示すような特性を有する表1に示すような仕様のコイルバネを用いた。また、中間転写ベルトとして、実験例2と同じ、カーボンブラックを添加したベルト内周長377mmのポリイミド(PI)製のベルト(厚さ:80μm、幅:230mm、表面抵抗率:1E+10Ω/□)を用いた。また、テンション圧力は、片側で、22.4Nである。
なお、上述した各実験例および各比較例に用いた中間転写ベルトの温度による周長変化特性を図19に示す。図19において、曲線aは、PVDFを、曲線bは、PIを示す。
上述した条件を基に、図1に示すような画像形成装置を製作し、H/H環境(温度:32.5℃、湿度:80%RH)と、L/L環境(温度:10.0℃、湿度:15%RH)により得られた画像を基準に、画像濃度変化を評価した。この評価結果を表2に示す。表2におけるΔE(色差)は、得られた画像を、L*a*b*法で色彩色差計(ミノルタ社製:型式「CR−321」)により測定し、参考例の色再現性を基準として、ΔEを数1(次式)に従って求めた。評価方法は、次のような評価基準に従って色再現性を評価した。即ち、各環境でのΔEを評価し、ΔEが10.0以下を○、それより大きい場合を×とした。
なお、数1において、L1、a1およびb1は、各実験例および比較例におけるH/H環境での画像の測定値を、L2、a2およびb2は、L/L環境での画像の測定値をそれぞれ示す。
各実験例と、各比較例との対比により、本発明に従い、テンションローラに張力を付与するバネとして、荷重が大きくなるに従って、たわみ量が非直線的に大きくなるように形成したバネを用いた各実験例では、色再現性に優れていることが認められた。
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能である。
例えば、上述した各実施形態では、複写機を例に挙げて説明したが、本発明は、例えばファクシミリ装置や、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能等の各種機能を兼ね備えた複合機等に対しても適用可能である。
また、上述した実施形態では、濃度検知センサ71として、正反射光を検出するタイプのものを用いたが、これに換えて、例えば、拡散光を検出するタイプの濃度検知センサを用いてもよいのは勿論である。
また、荷重が大きくなるに従って、たわみ量が非直線的に大きくなる特性を有するバネ83としては、コイル径を変化させた、例えば、鼓型コイルバネ、樽型コイルバネ、楕円コイルバネ等を用いてもよいのは勿論である。更に、線径を変化させたテーパーコイルバネ等を用いてもよいのは勿論である。
本発明の活用例としては、中間転写ベルトを駆動するベルト駆動装置、およびこのベルト駆動装置を備えた画像形成装置が挙げられる。
本発明の実施形態に係るベルト駆動装置を用いたフルカラーの画像形成装置の概略構成を示す概略構成図である。 転写装置の概略構成を示す構成図である。 図2に示す転写装置の一部分を示す斜視図である。 テンションローラを支持する軸受部の概略構成を示す構成図である。 図4に示す軸受部の斜視図である。 図4に示す軸受部の枠体部分の斜視図である。 図4に示す軸受部の軸受部分の斜視図である。 図4に示す軸受部のバネの一例を示す断面図である。 図8に示すバネの荷重とたわみとの関係を示す特性図である。 バネのテンション圧力の測定方法を説明する説明図である。 バネの他の例を示す断面図である。 図11に示すバネの荷重とたわみとの関係を示す特性図である。 バネの更に他の例を示す断面図である。 図13に示すバネの荷重とたわみとの関係を示す特性図である。 各実験例に用いたバネの荷重とたわみとの関係を示す特性図である。 比較例1に用いたバネの荷重とたわみとの関係を示す特性図である。 比較例2に用いたバネの荷重とたわみとの関係を示す特性図である。 比較例3に用いたバネの荷重とたわみとの関係を示す特性図である。 各実験例および各比較例に用いた中間転写ベルトの温度による内周長変化特性を示す特性図である。
符号の説明
5…中間転写ベルト、6…ベルト駆動装置、11…感光体ドラム、61…駆動ローラ、62…テンションローラ(従動ローラ)、63…1次転写ローラ(従動ローラ)、64…ガイドローラ(従動ローラ)、83…バネ

Claims (4)

  1. 感光体ドラムと圧接するように配設され、表面にトナー像を担持する中間転写ベルトを循環駆動する駆動ローラと、前記中間転写ベルトを前記感光体ドラムに対向させるための1次転写ローラを含む複数のローラからなる従動ローラと、前記中間転写ベルトに張力を付与するバネと、を備え、前記複数のローラのうちの、少なくとも一つのローラが、前記バネの付勢力により、前記中間転写ベルトに交差する方向において移動自在となるように張力が与えられるテンションローラを形成するベルト駆動装置において、
    前記バネのたわみ量が、前記バネに加わる荷重が大きくなるに従って非直線的に大きくなるように形成したことを特徴とするベルト駆動装置。
  2. 前記バネは、円錐形状のコイルバネであることを特徴とする請求項1に記載のベルト駆動装置。
  3. 前記バネは、ピッチが不等であるコイルバネであることを特徴とする請求項1に記載のベルト駆動装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のベルト駆動装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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