JP2006234366A - 冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 冷蔵庫のインバータ制御圧縮機において、圧縮機の起動時の圧縮機内部での潤滑油の給油が充分に行えるようにする。更に、圧縮機の起動時の液バックを低減する事を目的とする。
【解決手段】 負荷に応じて回転数を制御するインバータ制御の圧縮機を備える冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法において、起動時に予め定められた第1所定期間だけ潤滑油を給油できる第1の回転数で回転させ、その後、予め定められた第2所定期間だけ前記第1の回転数より低い第2の回転数で回転させることを特徴とする。
【解決手段】 負荷に応じて回転数を制御するインバータ制御の圧縮機を備える冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法において、起動時に予め定められた第1所定期間だけ潤滑油を給油できる第1の回転数で回転させ、その後、予め定められた第2所定期間だけ前記第1の回転数より低い第2の回転数で回転させることを特徴とする。
Description
本発明は、インバータ制御の圧縮機を備える冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法に関する。
インバータ制御の圧縮機を備える冷蔵庫では、冷却負荷の大小に応じて、圧縮機の回転数を制御して、冷却効率をあげている。
ところで、冷蔵庫の圧縮機の起動時においては、圧縮機への液バックを防止するために、起動時の最初の所定時間の間、圧縮機を最小回転数で回転させてから、負荷に応じた最適の回転数に変更する冷蔵庫が知られている(特許文献1参照)。
また、起動時に、潤滑油(冷凍機油)の給油を充分に行うために、圧縮機の回転数を充分に上げて始動する冷蔵庫が知られている(特許文献2参照)。
特開平9−196535号公報
特開第3616249号公報
このように従来の冷蔵庫にあっては、始動時に圧縮機の回転数を上げて潤滑油の給油を充分に行う必要がある。しかし、始動時に圧縮機の回転数を上げると圧縮機へ液バックを起こしやすくなるという問題点がある。
本発明は上記の問題点を解決するために、負荷状況に応じて回転数を可変するインバータ制御の圧縮機を備える冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法において、前記負荷状況に関係なく起動時に予め定められた第1所定期間だけ潤滑油を給油できる第1の回転数で回転させ、その後、前記負荷状況に関係なく予め定められた第2所定期間だけ前記第1の回転数より低い第2の回転数で回転させることを特徴とする。
本発明は上記の問題点を解決するために、負荷状況に応じて回転数を可変するインバータ制御の圧縮機を備える冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法において、前記負荷状況に関係なく起動時に予め定められた第1所定期間だけ潤滑油を充分に給油できる第1の回転数で回転させ、その後、前記負荷状況に関係なく予め定められた第2所定期間だけ前記第1の回転数より低い潤滑油を充分に給油できない第2の回転数で回転させることを特徴とする。
以上説明したように構成されている本発明の冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法によれば、起動初期の一定時間の間、圧縮機は短時間だけ、高い回転数で回転して潤滑油の給油を行い、その後液バックが起こらないように、回転数を低くするので、液バックを惹起せずに潤滑油の給油を行うことができる。
負荷状況に応じて回転数を可変するインバータ制御の圧縮機を備える冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法において、本発明では、前記負荷状況に関係なく起動時に予め定められた第1所定期間だけ潤滑油を給油できる第1の回転数で回転させ、その後、前記負荷状況に関係なく予め定められた第2所定期間だけ前記第1の回転数より低い第2の回転数で回転させるので、液バックを惹起せずに潤滑油の給油を行うことができる。
本発明の実施例の冷蔵庫の圧縮機は、負荷状況に応じて回転数を可変するインバータ制御される。負荷状況を示す一つの指標に外気温(冷蔵庫の外部の温度であり、冷蔵庫が置かれた部屋の温度のことである)がある。
外気温センサーで測定した外気温が高ければ(35℃)負荷が大きいと判断し、外気温が低ければ(5℃)負荷が小さいと判断する。
この冷蔵庫では、従来と同様に、この外気温の測定値に応じて、圧縮機の回転数を決定する。従って、外気温が高ければ高回転とし、低ければ低回転とする。
しかし、始動時の所定時間は、外気温に関係なく制御する。
始動すると、最初の20秒間は圧縮機を48Hzで回転させる。ちなみにこの圧縮機の最高回転数は68Hzである。この最初の20秒間の回転数は、潤滑油を充分に給油できる回転数である。この最初の20秒が経過すると、回転数を32Hzに落として40秒間回転させる。この回転数は、潤滑油を充分に給油できない回転数である。その後、30秒間を43Hzで回転させる。
その後は、外気温に応じて設定された回転数に設定される。
このように、この冷蔵庫は、ON−OFFサイクルにおけるON時(始動時)の1分30秒間は、負荷に関係なく所定の動作を行う。
最初の20秒間で潤滑油を給油させる。そして、その後の1分10秒間で一旦回転数を下げて液バックを起こりにくくしている。
このように、始動時の外気温が高く圧縮機が高回転される場合でも、始動時の高回転の後に、強制的に一旦回転数を1分10秒間下げているので、液バックの虞を小さくできる。
なお、本実施例では、負荷としては、外気温を例としてあげたが、本願はそれに限定される訳ではなく、外気温、冷蔵庫内の冷蔵室の現時点の温度、冷蔵庫内の冷蔵室の温度変化状態、冷蔵庫内の冷凍室の現時点の温度、冷蔵庫内の冷凍室の温度変化状態等から推測しても良い。
Claims (2)
- 負荷状況に応じて回転数を可変するインバータ制御の圧縮機を備える冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法において、
前記負荷状況に関係なく起動時に予め定められた第1所定期間だけ潤滑油を給油できる第1の回転数で回転させ、その後、前記負荷状況に関係なく予め定められた第2所定期間だけ前記第1の回転数より低い第2の回転数で回転させることを特徴とする冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法。 - 負荷状況に応じて回転数を可変するインバータ制御の圧縮機を備える冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法において、
前記負荷状況に関係なく起動時に予め定められた第1所定期間だけ潤滑油を充分に給油できる第1の回転数で回転させ、その後、前記負荷状況に関係なく予め定められた第2所定期間だけ前記第1の回転数より低い潤滑油を充分に給油できない第2の回転数で回転させることを特徴とする冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法。
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JP2005053726A JP2006234366A (ja) | 2005-02-28 | 2005-02-28 | 冷蔵庫の圧縮機回転数制御方法 |
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Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
JP2009079785A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Daiwa Industries Ltd | 冷蔵庫及びその運転制御方法 |
JP2009222275A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Sanyo Electric Co Ltd | 製氷機 |
KR20150094288A (ko) * | 2014-02-11 | 2015-08-19 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고의 인버터 압축기 및 냉장고 인버터 압축기의 제어 방법 |
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2005
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