JP2006232486A - 媒体検出装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁石と、磁束の変化を検出する磁気センサと、媒体に接触すると磁石と磁気センサとの間を移動する磁性体とを使用することによって、耐熱性が高く、熱による影響を受けることがなく、定着部の近くに配設することができ、構成が簡単でコストが低く、媒体のたるみを確実に検出することができるようにする。
【解決手段】媒体搬送路に配設され、媒体に接触して変位する媒体検出部材と、該媒体検出部材の変位方向に並べて配設され、磁束の変化に基づいてオン及びオフする複数の磁気センサと、該磁気センサと所定の間隔をおいて、かつ、前記媒体検出部材の変位方向に並べて配設される複数の磁石52とを有し、前記媒体検出部材は磁性体を備え、前記媒体検出部材が媒体に接触したときに、前記磁性体が前記複数の磁気センサと前記複数の磁石52との間を移動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、媒体検出装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式の画像形成装置の定着部においては、トナーを十分に溶融させて定着させるために、一般的に、芯(しん)金の表面に紙等の媒体のトナー付着面に接触して定着を行うゴム層を有するヒートローラを回転自在に配設している。該ヒートローラは、中空で内部にハロゲンランプを備え、該ハロゲンランプの発熱によって内部からヒートローラの芯金を通してゴム層を加熱し、該ゴム層の熱によって前記媒体上のトナーを溶融するようになっている。
そして、表面にトナー像が形成された前記媒体は、前記ヒートローラに対向するように配設されたバックアップローラによって、前記表面が前記ヒートローラのゴム層に押し付けられながら搬送される。これにより、前記トナー像を構成するトナーが前記ゴム層の熱によって溶融して、媒体に定着する。そして、トナー像が定着して画像が形成された前記媒体は、画像形成装置の外に排出される。
ところで、該画像形成装置においては、画像形成部のトナー像転写部における媒体搬送速度と定着部における媒体搬送速度との差によって生じる媒体のたるみを検出して、媒体のたるみ過ぎによって発生する媒体のジャムや媒体の擦(す)れによる画像の乱れを防止したり、また、媒体の張り過ぎによって発生する媒体搬送を行うモータの脱調を防止したりするために、定着部における媒体搬送速度を調整するようになっている。
この場合、前記媒体のたるみを検出するための媒体検出装置として、レーザ変位計、フォトカプラとレバーとを組み合わせたもの等のような光学式センサが使用されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特開平7−261584号公報 特開2000−352850号公報 特開2000−344385号公報
しかしながら、前記従来の画像形成装置においては、装置の小型化に伴って、画像形成部のトナー像転写部と定着部との間隔が短くなり、その間に配設される媒体検出装置が、定着部の近くに配設されることとなり、該定着部の発生する熱に曝(さら)されてしまう。そのため、前記媒体検出装置は、光学式センサであるので、一般的に耐熱性が低く、定着部の発生する熱によってセンサ特性が変化し、検出が不安定になってしまう。もっとも、耐熱性が高い光学式センサも存在するが、耐熱性が高い光学式センサはコストが高くなってしまう。
また、前記特許文献1に記載された画像形成装置においては、媒体が下向きに凸となるようなたるみを前提とし、さらに、前記特許文献2及び3に記載された画像形成装置においては、下向きに凸となるようなたるみしか検出することができないようになっている。
本発明は、前記従来の媒体検出装置の問題点を解決して、磁石と、磁束の変化を検出する磁気センサと、媒体に接触すると磁石と磁気センサとの間を移動する磁性体とを使用することによって、耐熱性が高く、熱による影響を受けることがなく、定着部の近くに配設することができ、構成が簡単でコストが低く、媒体のたるみを確実に検出することができる媒体検出装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の媒体検出装置においては、媒体搬送路に配設され、媒体に接触して変位する媒体検出部材と、該媒体検出部材の変位方向に並べて配設され、磁束の変化に基づいてオン及びオフする複数の磁気センサと、該磁気センサと所定の間隔をおいて、かつ、前記媒体検出部材の変位方向に並べて配設される複数の磁石とを有し、前記媒体検出部材は磁性体を備え、前記媒体検出部材が媒体に接触したときに、前記磁性体が前記複数の磁気センサと前記複数の磁石との間を移動する。
本発明によれば、媒体検出装置は、媒体搬送路に配設され、媒体に接触して変位する媒体検出部材と、該媒体検出部材の移動方向に並べて配設され、磁束の変化に基づいてオン及びオフする複数の磁気センサと、該磁気センサと所定の間隔をおいて、かつ、前記媒体検出部材の移動方向に並べて配設される複数の磁石とを有し、前記媒体検出部材は磁性体を備え、前記媒体検出部材が媒体に接触したときに、前記磁性体が前記複数の磁気センサと前記複数の磁石との間を移動する。
この場合、耐熱性が高く、熱による影響を受けることがなく、定着部の近くに配設することができ、構成が簡単でコストが低く、媒体のたるみを確実に検出することができる媒体検出装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の概略図、図3は本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の定着部周辺の拡大図、図4は本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の定着部の斜視図である。
図2において、11は本実施の形態における画像形成装置である。ここで、該画像形成装置11は、例えば、プリンタ、ファクシミリ、複写機等であり、電子写真方式によって、印刷用紙、封筒、OHP(Over Head Projector)シート等の媒体上に白黒やカラーの画像を形成するようになっている。なお、前記画像形成装置11は、白黒画像を形成するものであってもよく、カラー画像を形成するものであってもよいが、ここでは、前記画像形成装置11がカラーLED(Light Emitting Diode)タンデム方式によってカラー画像を形成するものである場合について説明する。この場合、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に対応するそれぞれのLEDヘッド12及び感光体ドラム16を備える画像形成部としてのイメージドラムユニット13が媒体15の搬送経路に沿って順次並ぶように配設される。
また、前記画像形成装置11は、媒体15を多数枚格納する給紙トレイ29及び手差しトレイ23を有する。そして、前記給紙トレイ29に格納された媒体15の表面に接触して給紙ローラ25が配設され、媒体搬送路上に媒体搬送ローラ26及び媒体搬送ローラ27が配設される。一方、手差しトレイ23に格納された媒体15の表面に接触して給紙ローラ24が配設される。さらに、前記媒体搬送路における媒体搬送ローラ27の下流側にベルトユニット14が配設され、該ベルトユニット14に対向するように、前記イメージドラムユニット13が配設されている。
そして、前記媒体搬送路におけるベルトユニット14の下流側に、前記媒体15上の画像の定着を行う定着部17が配設されている。なお、該定着部17は、その内部に媒体検出装置30、上定着ローラ18及び下定着ローラ19を備える。また、前記媒体検出装置30は、図4に示されるように、突起34を備える。ここで、前記定着部17とベルトユニット14との間には、図3に示されるように、媒体15にS字状のたるみが生じ、前記突起34の上では、上向きに凸となったたるみ、すなわち、上たるみが生じている。さらに、前記媒体搬送路における定着部17の下流側にセパレータ20、第1の排紙トレイ21、媒体搬送ローラ28及び第2の排紙トレイ22が配設されている。
次に、前記媒体検出装置30の構成について詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における媒体検出装置の斜視図、図5は本発明の第1の実施の形態における媒体検出装置の分解斜視図、図6は本発明の第1の実施の形態におけるリードスイッチホルダの断面図である。
図1及び5に示されるように、非磁性体の支点支持体32は、非磁性体であるベース31に固定されている。この場合、該ベース31に配設された支点支持体取り付け部59に、前記支点支持体32の支点支持体足60が挿入された後に、曲げられることによって固定される。
そして、媒体検出部材は、媒体接触部としての非磁性体の突起34、磁性体としてのレバー35及び支点となる穴45を有する。ここで、支点支持体32の穴46と穴45の軸を合わせたのち、支点軸33が穴46を介し、穴45に圧入される。前記媒体検出部材は、支点支持体32に取り付けられる。また、前記レバー35と支点支持体32とが干渉しないように、該支点支持体32には溝47が形成されている。前記レバー35には、図示されないバランス調整用の重りを取り付けるためのねじ穴36が配設されている。さらに、前記レバー35における突起34側の端部は、ばね部材としての板ばね138によって上方向に向けて付勢されている。なお、該板ばね138の取り付け部139は支点支持体取り付け部59に固定される。
また、前記ベース31に、アジャストフレーム40及びリードスイッチ組み立て体37が取り付けられる。この場合、前記ベース31にはポスト39が2本配設され、各ポスト39が前記アジャストフレーム40に配設された長穴57及び長穴58、並びに、前記リードスイッチ組み立て体37に配設された穴50及び穴67を通過するように、アジャストフレーム40及びリードスイッチ組み立て体37が組み立てられる。そして、各ポスト39の先端に、圧縮ばね48を介してEリング38を取り付けることによって、前記アジャストフレーム40及びリードスイッチ組み立て体37がベース31に固定される。
さらに、前記アジャストフレーム40にはラック56、テーパ70及び目盛り42が配設され、前記リードスイッチ組み立て体37においては、前記ラック56、テーパ70及び目盛り42のそれぞれに対向する位置に、ラック55、テーパ69及び目印41が配設されている。なお、前記ラック56とラック55とのピッチは同一とし、ラック1ステップ分が0.5〔mm〕であり、最大で4ステップ、すなわち、2〔mm〕だけ、レバー35の移動方向(図1において上下方向)にリードスイッチ組み立て体37を移動可能とする。
さらに、該リードスイッチ組み立て体37は、レバー35と干渉しないための穴82、リードスイッチホルダ140、及び、マグネットホルダ51を有する。図6に示されるように、前記リードスイッチホルダ140は、図示されない耐熱性の接着剤で固定された磁束の変化に基づいてオン及びオフする磁気センサとしてのリードスイッチ54及びリードスイッチ54aを備え、穴141に挿入されてねじ穴143に螺(ら)入されたねじ142によって、前記リードスイッチ組み立て体37に固定されている。また、前記マグネットホルダ51は、図示されない耐熱性の接着剤で固定された磁石52及び磁石52aを備え、長穴65に挿入されてねじ穴49に螺入されたねじ53によって、前記リードスイッチ組み立て体37に固定されている。なお、前記リードスイッチ54及びリードスイッチ54aの端子は図示されない回路に接続されていて、該回路によって電圧が印加されている。前記回路は上定着ローラ18及び下定着ローラ19の回転速度も調整することができるようになっている。また、前記マグネットホルダ51は、リードスイッチ組み立て体37の長手方向に移動可能であり、前記リードスイッチ54及びリードスイッチ54aの感動値に合わせて、リードスイッチ54及びリードスイッチ54aと磁石52及び磁石52aとの距離を調整することができる。
次に、前記構成の画像形成装置11及び媒体検出装置30の動作について説明する。
まず、給紙トレイ29に格納された媒体15は、給紙ローラ25によって1枚ずつ給紙された後、媒体搬送ローラ26及び媒体搬送ローラ27によってベルトユニット14まで搬送される。一方、手差しトレイ23に格納された媒体15は給紙ローラ24によって1枚ずつ給紙された後、媒体搬送ローラ27によってベルトユニット14まで搬送される。
そして、感光体ドラム16及びベルトユニット14は、所定のプロセススピードで図2に示される矢印の方向に回転駆動される。この場合、帯電された感光体ドラム16上に前記LEDヘッド12によって形成された潜像に、イメージドラムユニット13内部に格納された図示されないトナーを帯電させて付着させて現像し、トナー像を形成する。そして、ベルトユニット14によって搬送されてきた媒体15の表面に前記トナー像を静電気力で転写する。転写された媒体15上のトナー像は、媒体15とともに媒体検出装置30が配設された定着部17に搬送され、図2に示される矢印の方向に回転駆動する上定着ローラ18と下定着ローラ19との間のニップ部において定着される。このとき、感光体ドラム16及びベルトユニット14のプロセススピードと、上定着ローラ18と下定着ローラ19との間のニップ部における媒体搬送速度との差によって、ベルトユニット14の媒体搬送路上の後端と、上定着ローラ18と下定着ローラ19との間のニップ部の入口との間において、図3に示されるように、媒体15にS字状のたるみが生じる。
次に、媒体検出装置30の磁気的動作について説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態における磁石の磁束を示す図、図8は本発明の第1の実施の形態における磁石の磁束の流れを示す第1の図、図9は本発明の第1の実施の形態における磁石の磁束の流れを示す第2の図、図10は本発明の第1の実施の形態における磁石の磁束を示す図であり図8のA−A断面を示す図、図11は本発明の第1の実施の形態における磁石の磁束を示す図であり図9のB−B断面を示す図である。
ここでは、説明の都合上、磁石52についてのみ摸式的に説明する。ここでレバーを摸式的レバー62とする。図7に示されるように、磁石52は磁化されていて、矢印Φ17方向に磁束が生じている。なお、前記リードスイッチ54には、機能上、磁極の制限がないので、磁石52を固定する際にN極及びS極の向きを制限する必要がない。そして、媒体15にたるみが生じていない場合、磁性体であるレバー62の先端は、図8及び10に示されるように、磁石52とリードスイッチ54との間の位置にある。また、媒体15にたるみが生じた場合、前記レバー62の先端は、図9及び11に示されるように、磁石52とリードスイッチ54との間から離れた位置にある。このとき、レバー62を通過する磁束をΦ1、Φ3とし、リードスイッチ54を通過する磁束をΦ2、Φ4とすると、磁束密度は、
Φ1>Φ2
Φ4>Φ3
となる。すなわち、たるみの有無に応じて後述される検出レバー62の先端が上方向又は下方向に移動し、磁石52とリードスイッチ54との間に入ったり、磁石52とリードスイッチ54との間から離れたりすると、該リードスイッチ54を通過する磁束が変化する。そして、該リードスイッチ54を通過する磁束が変化すると、リードスイッチ54内部の接点が機械的に作動し、接触したり離れたりする。前記リードスイッチ54には、図示されない回路によって電圧が印加されているので、前記接点が接触した場合、電流が流れて電気的にオン(図9及び11に示される状態)になり、接点が離れた場合、電流が流れずに電気的にオフ(図8及び10に示される状態)になる。
前記媒体検出装置30を配設した画像形成装置11は、リードスイッチ54がオン又はオフであるかに応じて動作を行い、リードスイッチ54がオンである場合はたるみが一定量生じていると判断して、上定着ローラ18と下定着ローラ19との間のニップ部の媒体搬送速度を加速し、リードスイッチ54がオフである場合は前記ニップ部の媒体搬送速度を減速する。
次に、前記媒体検出部材の調整機構について説明する。
図12は本発明の第1の実施の形態における媒体検出部材と磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第1の模式図、図13は本発明の第1の実施の形態における媒体検出部材と磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第2の模式図、図14は本発明の第1の実施の形態における媒体検出部材と磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第3の模式図である。
ここでは、媒体15に下向きに凸となったたるみ、すなわち、下たるみが生じた場合について説明する。図12〜14において、検出レバー62は、突起34、磁性体であるレバー35及び支点となる穴45を有する媒体検出部材を模式的に示したものである。そして、前記検出レバー62は支点61を回転中心として回転する。この場合、前記支点61から検出レバー62の両端までの距離をL1又はL2とし、支点61のベース基準面63からの距離をL3とし、磁石52及びリードスイッチ54の中心軸高さ64のベース基準面63からの距離をL4とし、磁石52及びリードスイッチ54の軸間距離をL6として一定とする。
そして、媒体15にたるみが生じておらず、突起34が押し下げられていない場合、検出レバー62は図12に示されるような状態になる。この場合、媒体15と検出レバー62との接触面をAとする。このとき、リードスイッチ54はオフである。
また、媒体15にたるみが生じて突起34が押し下げられた場合、検出レバー62は図13に示されるような状態になる。この場合、媒体15と検出レバー62との接触面をBとし、前記AとBとの距離、すなわち、たるみ量をΔ1とし、磁石52とリードスイッチ54との間に配設された検出レバー62の下端の変位量、すなわち、動作距離をΔ2とする。
ここで、図14に示されるように、仮に、媒体15にたるみが生じたことを検出しようとする場合の媒体15の位置がCであるとすると、たるみ量はΔ3になる。この場合、磁石52とリードスイッチ54との間に配設された検出レバー62の下端の動作距離をΔ5とすると、該動作距離Δ5と動作距離Δ2との差分はΔ4となる。
これを調整するためには、磁石52とリードスイッチ54との軸間距離L6を一定のまま、磁石52及びリードスイッチ54を検出レバー62の移動方向(図14において上下方向)に移動させて差分Δ4を調整する。なお、
Δ1=Δ2×L1/L2
L5=L4+Δ4
Δ5=Δ2+Δ4
Δ3=Δ5×L1/L2
の関係がある。
なお、媒体15に上たるみが生じた場合についても、同様である。
次に、前記磁石52及びリードスイッチ54を検出レバー62の移動方向に調整する動作について説明する。
図15は本発明の第1の実施の形態におけるリードスイッチ組み立て体とアジャストフレームとの位置関係を示す第1の図、図16は本発明の第1の実施の形態におけるリードスイッチ組み立て体とアジャストフレームとの位置関係を示す第2の図である。
図15に示されるように、前記磁石52及びリードスイッチ54が固定されたリードスイッチ組み立て体37は、ポスト39によって矢印a方向の移動だけが可能である。一方、図16に示されるように、アジャストフレーム40は、ポスト39によって矢印a方向及び矢印b方向に移動可能である。前記リードスイッチ組み立て体37及びアジャストフレーム40は、Eリング38で固定された圧縮ばね48で矢印方向に押し付けられている。ここで、アジャストフレーム40を距離γだけ矢印b方向に移動すると、ラック56のステップ分だけ0.5〔mm〕ピッチでリードスイッチ組み立て体37が矢印a方向に移動する。これにより、アジャストフレーム40の下面からリードスイッチ組み立て体37の上面までの寸法がβ1からβ2に変化する。このように、検出レバー62に対して磁石52及びリードスイッチ54の位置を変えることによって、センサとしての動作距離を調整することができる。
次に、前記媒体15の上たるみ及び下たるみを検出する動作について説明する。
図17は本発明の第1の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第1の図、図18は本発明の第1の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第2の図、図19は本発明の第1の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第3の図である。
ここで、媒体15に画像を形成しないとき、レバー35の媒体接触部、すなわち、図17〜19における右側端が板ばね138によって押し上げられ、レバー35の姿勢が図18に示されるようになり、前記媒体接触部は媒体15の走行面の位置Dより上の位置Eにある。そして、媒体15が搬送されると、該媒体15によって前記媒体接触部が押し下げられ、レバー35の姿勢は図17に示されるようになる。図17は媒体15にたるみがない場合を示しており、この場合、リードスイッチ54が電気的にオフでリードスイッチ54aが電気的にオンになる。
また、媒体15に下たるみが生じ、その量が一定量になると、媒体15によって媒体接触部が押し下げられ、レバー35の姿勢が図19に示されるようになり、前記媒体接触部は媒体15の走行面の位置Dより下の位置Fになる。すると、リードスイッチ54及びリードスイッチ54aが電気的にオンになる。逆に、媒体15に上たるみが生じ、その量が一定量になると、板ばね138によって媒体接触部が押し上げられ、レバー35の姿勢が図18に示されるようになり、前記媒体接触部は媒体15の走行面の位置Dより上の位置Eになる。すると、リードスイッチ54が電気的にオンでリードスイッチ54aが電気的にオフになる。
次に、磁石52及び磁石52aの磁極の向きについて説明する。
図20は本発明の第1の実施の形態における2つの磁石の磁極の向きが同じ場合の磁束の流れを示す図、図21は本発明の第1の実施の形態における2つの磁石の磁極の向きが反対である場合の磁石の磁束の流れを示す図である。
図20に示されるように、磁石52及び磁石52aの磁極の向きが同じ場合、各々の端面から出た磁束は互いに打ち消し合うことがない。そして、レバー35が磁石52に接近すると、該磁石52が発生する磁束のほとんどはレバー35に吸収され、Φ6>Φ5となり、リードスイッチ54が電気的にオフになる。一方、磁石52aが発生する磁束はレバー35に吸収されないので、Φ7>>Φ18となり、リードスイッチ54aが電気的にオンになる。
ところが、図21に示されるように、磁石52及び磁石52aの磁極の向きが反対である場合、Φ8>>Φ9=Φ10となり、レバー35の位置と無関係に、リードスイッチ54及びリードスイッチ54aは、常に電気的にオフになる。
なお、図2に示されるように、媒体検出装置30を配設した定着部17で定着された媒体15は、矢印方向に移動するセパレータ20の向きによって、第1の排紙トレイ21又は媒体搬送ローラ28を経て第2の排紙トレイ22に排出される。また、マグネットホルダ51がリードスイッチ組み立て体37の長手方向に移動可能でなので、リードスイッチ54及びリードスイッチ54aの感動値に合わせ、マグネットホルダ51を移動させてリードスイッチ54及びリードスイッチ54aと磁石52及び磁石52aとの距離を調整し、その後、ねじ53によってマグネットホルダ51を固定する。
このように、本実施の形態において、媒体検出装置30は、媒体15のたるみを検出する手段として、リードスイッチ54及びリードスイッチ54a並びに磁石52及び磁石52aを使用し、さらに、リードスイッチ54及びリードスイッチ54aと磁石52及び磁石52aとの間に、媒体15と接するとともに、磁性体を備える媒体検出部材を介在させるようになっている。そして、前記リードスイッチ54及びリードスイッチ54aの端子に電圧を印加し、該リードスイッチ54及びリードスイッチ54aの導通状態を検出して、媒体15にたるみが生じたことを検出する。また、前記リードスイッチ54及びリードスイッチ54aの導通状態に応じて上定着ローラ18と下定着ローラ19とのニップ部の媒体搬送速度を調整する回路が配設されている。
この場合、リードスイッチ54及びリードスイッチ54aは熱の影響が少ないので、前記媒体検出装置30を熱を発生する定着部17の近くに配設することができる。例えば、前記媒体検出装置30を定着部17内に配設することができ、トナー像転写部と定着部17との間に生じたたるみを適切に制御することができる小型の画像形成装置11を提供することができる。
さらに、低価格の媒体検出装置30及び画像形成装置11を提供することができる。また、リードスイッチ素子の磁気的感動値のばらつきに応じて、リードスイッチ54及びリードスイッチ54a並びに磁石52及び磁石52aの位置を媒体検出部材の移動方向に調整することができるので、媒体検出装置30が一定量のたるみを検出することができる。すなわち、動作距離を一定に調整することができる。
さらに、リードスイッチ54及びリードスイッチ54aの感動値に合わせて、リードスイッチ54及びリードスイッチ54aと磁石52及び磁石52aとの距離を調整することができるので、媒体15の一定量のたるみを検出することができる。すなわち、動作距離を一定に調整することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図22は本発明の第2の実施の形態における媒体検出装置の斜視図、図23は本発明の第2の実施の形態における媒体検出装置の一部分解斜視図である。
本実施の形態においては、図22に示されるように、電磁石79が電磁石取り付け台81を介してベース31に取り付けられている。この場合、図23に示されるように、ベース31には穴82が形成され、該穴82によって電磁石取り付け台81が位置決めされる。なお、前記電磁石79及び電磁石取り付け台81は図示されない耐熱性の接着剤で固定されている。また、前記電磁石79は、図示されない回路に接続されていて、該回路によって制御される。
さらに、前記ベース31とアジャストフレーム40との間に、厚さが0.5〔mm〕以下であって、ポスト39に干渉しない形状を備える非磁性体のステージシム80が複数枚挟み込まれている。
次に、本実施の形態における画像形成装置11及び媒体検出装置30の動作について説明する。
図24は本発明の第2の実施の形態における媒体の先端部が移動する状態を示す図、図25は本発明の第2の実施の形態における媒体検出装置の動作を示す第1の図、図26は本発明の第2の実施の形態における媒体検出装置の動作を示す第2の図である。
図24に示されるように、媒体15の先端部はベルトユニット14の媒体搬送路の走行面上を移動する。ここで、電磁石79に通電すると、図25に示されるように、レバー35の媒体接触部側の端部が電磁石79に吸引されるので、突起34は沈み込み、媒体15の先端部に接触しないようになる。なお、電磁石79に通電するタイミングは、画像形成装置11の給紙トレイ29近傍に配設された図示されない媒体検出センサが媒体15の通過を検出してから、搬送速度等を考慮して設定された所定時間が経過した時点である。また、電磁石79への通電を停止するタイミングも搬送速度等を考慮して設定される。
そして、電磁石79への通電を停止すると、板ばね138の付勢力によって、レバー35における突起34側の端部が上昇させられ、図26に示されるように、突起34が媒体15の画像形成面と反対側の面に押し付けられる。これにより、媒体15のたるみが検出される。
次に、ステージシム80によってリードスイッチ組み立て体37の高さ方向の位置を調整する方法について説明する。
アジャストフレーム40のラック56の1ステップのピッチ、すなわち、0.5〔mm〕以下の調整を行う場合、厚さが0.5〔mm〕以下であるステージシム80をベース31とアジャストフレーム40との間に挟み込む。また、厚さが0.5〔mm〕以上のステージシム80を使用することもできる。このようなステージシム80を使用することによって、リードスイッチ組み立て体37の高さ方向の位置を調整する際に、ラック56では不可能な調整量を得ることができる。すなわち、調整可能領域が広くなる。
このように、本実施の形態においては、電磁石79に通電してレバー35の媒体接触部側の端部を吸引することによって、突起34が沈み込んで媒体15の先端部に接触しないようになっている。そのため、媒体15の先端部は、媒体検出装置30に突入する際に、突起34と衝突することがないので、損傷を受けたり、ジャムが発生したりすることがない。
また、ステージシム80を使用することによって、リードスイッチ組み立て体37の高さ方向の位置を調整する際に、ラック56の1ステップのピッチ以下の調整を行うことができ、調整可能領域を広くすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図27は本発明の第3の実施の形態における媒体検出装置の斜視図、図28は本発明の第3の実施の形態における媒体検出装置の一部分解斜視図、図29は本発明の第3の実施の形態におけるリードスイッチホルダの断面図である。
本実施の形態において、媒体検出装置30は、図28及び29に示されるように、3つのリードスイッチ、すなわち、リードスイッチ54、リードスイッチ54a及びリードスイッチ54b、並びに、3つの磁石、すなわち、磁石52、磁石52a及び磁石52bを有する。そのため、リードスイッチホルダ140及びマグネットホルダ51の形状も前記第1及び第2の実施の形態と相違する。また、磁石52a及び磁石52bには、コイル149a及びコイル149bが巻き付けられている。なお、図27に示されるように、電磁石79、電磁石取り付け台81及び板ばね138は削除されている。
この場合、図29に示されるように、前記リードスイッチホルダ140は、図示されない耐熱性の接着剤で固定された磁束の変化に基づいてオン及びオフする磁気センサとしてのリードスイッチ54、リードスイッチ54a及びリードスイッチ54bを備え、穴141に挿入されてねじ穴143に螺入されたねじ142によって、前記リードスイッチ組み立て体37に固定されている。また、前記マグネットホルダ51は、図示されない耐熱性の接着剤で固定された磁石52、磁石52a及び磁石52bを備え、長穴65に挿入されてねじ穴49に螺入されたねじ53によって、前記リードスイッチ組み立て体37に固定されている。
ここで、前記磁石52、磁石52a及び磁石52bの磁力の強さは、磁石52=磁石52a<磁石52bのようになっている。すなわち、磁石52と磁石52aとの磁力の強さはほぼ同一である。また、コイル149a及びコイル149bを形成する線材の表面には、短絡を防止するために絶縁材がコーティングされている。なお、前記マグネットホルダ51は、リードスイッチ組み立て体37の長手方向に移動可能であり、前記リードスイッチ54、リードスイッチ54a及びリードスイッチ54bの感動値に合わせて、リードスイッチ54、リードスイッチ54a及びリードスイッチ54bと磁石52、磁石52a及び磁石52bとの距離を調整することができる。
次に、前記磁石52a及び磁石52bの磁気的動作について説明する。
図30は本発明の第3の実施の形態における磁石の磁束を示す図である。
図30に示されるように、矢印で示される向きの電流Iをコイル149a及びコイル149bに流すと、磁束Φ11が発生する。そして、前記コイル149a及びコイル149bの空芯に、図30に示される磁極の向きで磁石52a及び磁石52bを挿入すると、Φ11=Φ12となったとき、見かけ上の磁束が無くなる、すなわち、ゼロとなる。
次に、前記媒体15の上たるみ及び下たるみを検出する動作について説明する。
図31は本発明の第3の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第1の図、図32は本発明の第3の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第2の図、図33は本発明の第3の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第3の図、図34は本発明の第3の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第4の図、図35は本発明の第3の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第5の図、図36は本発明の第3の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第6の図である。
ここで、媒体15に画像を形成しないとき、すなわち、媒体が搬送路上にないときは、レバー35の姿勢が図31に示されるようになり、媒体接触部は媒体15の走行面の位置Gより上の位置Kにある。このとき、コイル149a及びコイル149bには通電されず、また、リードスイッチ54が電気的にオンであり、リードスイッチ54aが電気的にオンであり、リードスイッチ54bが電気的にオフである。
そして、媒体15が搬送され、該媒体15の先端部が突起34、すなわち、媒体接触部に接近すると、コイル149a及びコイル149bに、磁石52a及び磁石52bの磁束を打ち消す向きの電流が通電され、レバー35が磁石52に引き寄せられる。そのため、図32に示されるように、媒体接触部は、媒体15の走行面の位置Gより下の位置Hになり、媒体15の先端部と衝突しない。このとき、リードスイッチ54が電気的にオフであり、リードスイッチ54aが電気的にオフであり、リードスイッチ54bが電気的にオフである。
なお、コイル149a及びコイル149bに通電するタイミングは、画像形成装置11の給紙トレイ29近傍に配設された図示されない媒体検出センサが媒体15の通過を検出してから、搬送速度等を考慮して設定された所定時間が経過した時点である。また、コイル149a及びコイル149bへの通電を停止するタイミングも搬送速度等を考慮して設定される。
本実施の形態において、媒体15を検出する際には、コイル149a及びコイル149bへの通電が停止されるようになっている。そのため、レバー35が強い磁石52bに引き寄せられ、媒体接触部が媒体15の走行面の位置Gより上に移動する傾向がある。ここでは、媒体15の走行面の高さを位置G、一定量の上たるみが生じたときの媒体15の高さを位置K、位置Gと位置Kとの中間の高さを位置J、一定量の下たるみが生じたときの媒体15の高さを位置H、位置Gと位置Hとの中間の高さを位置Iとする。
そして、媒体15に下たるみが生じ、その量が一定量以上になると、媒体15によって媒体接触部が押し下げられ、レバー35の姿勢が図32に示されるようになり、前記媒体接触部は媒体15の走行面の位置Gより下の位置Hになる。このとき、レバー35は強い磁石52bの吸引力に逆らって移動する。なお、リードスイッチ54が電気的にオフであり、リードスイッチ54aが電気的にオンであり、リードスイッチ54bが電気的にオンである。
また、媒体15に生じた下たるみの量が一定量以下の場合、レバー35の姿勢が図33に示されるようになり、前記媒体接触部は媒体15の走行面の位置Gより下であり、かつ、位置Hより上の位置Iになる。なお、リードスイッチ54が電気的にオフであり、リードスイッチ54aが電気的にオフであり、リードスイッチ54bが電気的にオンである。
そして、図34は媒体15にたるみがない場合を示しており、この場合、媒体15によって媒体接触部が押し下げられ、レバー35は強い磁石52bの吸引力に逆らって移動している。このとき、リードスイッチ54が電気的にオンであり、リードスイッチ54aが電気的にオフであり、リードスイッチ54bが電気的にオンである。
また、図35は媒体15に上たるみが生じ、その量が一定量以下の場合を示している。この場合、媒体15によって媒体接触部が押し下げられ、レバー35は強い磁石52bの吸引力に逆らって移動し、媒体15の走行面の位置Gより上であり、かつ、位置Kより下の位置Jになる。このとき、リードスイッチ54が電気的にオンであり、リードスイッチ54aが電気的にオフであり、リードスイッチ54bが電気的にオフである。
さらに、媒体15に生じた上たるみの量が一定量以上の場合、レバー35の姿勢が図31に示されるようになる。このとき、リードスイッチ54が電気的にオンであり、リードスイッチ54aが電気的にオンであり、リードスイッチ54bが電気的にオフである。
なお、本実施の形態においては、ステージシム80を使用することによって、リードスイッチ組み立て体37の高さ方向の位置を調整する。また、リードスイッチ54、リードスイッチ54a及びリードスイッチ54bの感動値に合わせ、マグネットホルダ51を移動させてリードスイッチ54、リードスイッチ54a及びリードスイッチ54bと磁石52、磁石52a及び磁石52bとの距離を調整し、その後、ねじ53によってマグネットホルダ51を固定する。
このように、本実施の形態においては、リードスイッチ54、リードスイッチ54a及びリードスイッチ54b、並びに、磁石52、磁石52a及び磁石52bを有し、磁石52a及び磁石52bには、コイル149a及びコイル149bが巻き付けられている。また、電磁石79、電磁石取り付け台81及び板ばね138は削除されている。そして、媒体15の先端部が突起34を通過する際には、コイル149a及びコイル149bに磁石52a及び磁石52bの磁束を打ち消す向きの電流を通電し、突起34を媒体15の走行面の位置より下に移動させる。一方、媒体15を検出する際には、コイル149a及びコイル149bへの通電を停止し、レバー35が強い磁石52bに引き寄せられ、突起34を媒体15に押し付けるようになっている。
そのため、媒体検出装置30には、板ばね138の座屈による問題が生じることがない。また、媒体検出装置30は、媒体15に生じた上たるみ及び下たるみの量が一定量以下の場合であっても、検出することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図37は本発明の第4の実施の形態における媒体検出装置の斜視図、図38は本発明の第4の実施の形態における媒体検出装置の第1の一部分解斜視図、図39は本発明の第4の実施の形態における媒体検出装置の第2の一部分解斜視図である。
本実施の形態において、媒体検出装置30は、図38に示されるように、3つのリードスイッチ、すなわち、リードスイッチ54、リードスイッチ54a及びリードスイッチ54b、1つの磁石、すなわち、磁石52、並びに、1つの磁性体、すなわち、磁性体92を有する。そのため、リードスイッチ組み立て体37は、マグネットホルダポール93及びリードスイッチホルダポール94を備え、マグネットホルダ91が前記マグネットホルダポール93に取り付けられ、リードスイッチホルダ95が前記リードスイッチホルダポール94に取り付けられる。また、媒体検出部材のレバー35は、強磁性体から形成され、図39に示されるように、磁束を吸収する部分にコイル97が巻き付けられている。
この場合、前記マグネットホルダポール93及びリードスイッチホルダポール94には、ピッチが0.5〔mm〕のラックがそれぞれ形成されている。また、リードスイッチホルダポール94は、内側にピッチが0.5〔mm〕のラックが形成され、図示されない耐熱性の接着剤で固定された磁束の変化に基づいてオン及びオフする磁気センサとしてのリードスイッチ54、リードスイッチ54a及びリードスイッチ54bを備える。さらに、マグネットホルダ91も内側にピッチが0.5〔mm〕のラックが形成されている。そして、一方のマグネットホルダ91は図示されない耐熱性の接着剤で固定された磁石52を備え、他方のマグネットホルダ91は図示されない耐熱性の接着剤で固定された磁性体92を備える。ここで、磁石52はリードスイッチ54bに対向する位置に配設され、磁性体92はリードスイッチ54に対向する位置に配設される。なお、前記マグネットホルダ91は、リードスイッチ組み立て体37の長手方向に、個別に移動可能となっている。
また、レバー35における磁石52の磁束を吸収する部分には、表面に絶縁コーティングが施された線材から成るコイル97が巻き付けられ、図示されない耐熱性の接着剤で固定されている。なお、前記レバー35には穴45が形成され、支点軸33が前記穴45を通り、前記レバー35は支点軸33を中心に回転する。
次に、前記コイル97及び磁石52の磁気的動作について説明する。
図40は本発明の第4の実施の形態における磁石の磁束を示す第1の図、図41は本発明の第4の実施の形態における磁石の磁束を示す第2の図である。
図40に示される状態においては、磁石52の磁極と逆方向の磁界が発生する方向の電流がコイル97に通電されている。このとき、Φ13>Φ14となり、リードスイッチ54bは電気的にオフになる。また、図41に示される状態においては、磁石52の磁極と同じ方向の磁界が発生する方向の電流がコイル97に通電されている。このとき、Φ16とΦ13とが反発し合い、磁石52とレバー35との間に反発する力が発生する。
次に、前記媒体15の上たるみ及び下たるみを検出する動作について説明する。
図42は本発明の第4の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第1の図、図43は本発明の第4の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第2の図、図44は本発明の第4の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第3の図、図45は本発明の第4の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第4の図、図46は本発明の第4の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第5の図である。
ここで、媒体15に画像を形成しないとき、レバー35の姿勢が図46に示されるようになり、媒体接触部は媒体15の走行面の位置Gより上の位置Kにある。このとき、コイル97には通電されず、また、リードスイッチ54が電気的にオフであり、リードスイッチ54aが電気的にオフであり、リードスイッチ54bが電気的にオフである。ここでは、媒体15の走行面の高さを位置G、一定量の上たるみが生じたときの媒体15の高さを位置K、位置Gと位置Kとの中間の高さを位置J、一定量の下たるみが生じたときの媒体15の高さを位置H、位置Gと位置Hとの中間の高さを位置Iとする。
そして、媒体15が搬送され、該媒体15の先端部が突起34、すなわち、媒体接触部に接近すると、コイル97に、磁石52の磁極と同じ方向の磁界が発生する方向の電流が通電され、磁石52とレバー35との間に反発力が生じ、また、コイル97に発生する磁束が磁性体92と引き合う。そのため、図42に示されるように、媒体接触部は、媒体15の走行面の位置Gより下の位置Hになり、媒体15の先端部と衝突しない。このとき、リードスイッチ54が電気的にオンであり、リードスイッチ54aが電気的にオフであり、リードスイッチ54bが電気的にオンである。
なお、コイル97に通電するタイミングは、画像形成装置11の給紙トレイ29近傍に配設された図示されない媒体検出センサが媒体15の通過を検出してから、搬送速度等を考慮して設定された所定時間が経過した時点である。また、コイル97への通電を停止するタイミングも搬送速度等を考慮して設定される。
本実施の形態において、媒体15を検出する際には、コイル97に磁石52の磁極と逆の向きの磁界が発生する方向の電流が通電されるようになっている。そのため、レバー35が磁石52に引き寄せられ、媒体接触部が媒体15の走行面の位置Gより上に移動する傾向がある。
そして、媒体15に下たるみが生じ、その量が一定量以上になると、媒体15によって媒体接触部が押し下げられ、レバー35の姿勢が図42に示されるようになり、前記媒体接触部は媒体15の走行面の位置Gより下の位置Hになる。このとき、レバー35は磁石52の吸引力に逆らって移動する。なお、リードスイッチ54が電気的にオンであり、リードスイッチ54aが電気的にオフであり、リードスイッチ54bが電気的にオンである。
また、媒体15に生じた下たるみの量が一定量以下の場合、レバー35の姿勢が図43に示されるようになり、前記媒体接触部は媒体15の走行面の位置Gより下であり、かつ、位置Hより上の位置Iになる。なお、リードスイッチ54が電気的にオンであり、リードスイッチ54aが電気的にオンであり、リードスイッチ54bが電気的にオンである。
そして、図44は媒体15にたるみがない場合を示しており、この場合、媒体15によって媒体接触部が押し下げられ、レバー35は磁石52の吸引力に逆らって移動している。このとき、リードスイッチ54が電気的にオフであり、リードスイッチ54aが電気的にオンであり、リードスイッチ54bが電気的にオンである。
また、図45は媒体15に上たるみが生じ、その量が一定量以下の場合を示している。この場合、媒体15によって媒体接触部が押し下げられ、レバー35は磁石52の吸引力に逆らって移動し、媒体15の走行面の位置Gより上であり、かつ、位置Kより下の位置Jになる。このとき、リードスイッチ54が電気的にオフであり、リードスイッチ54aが電気的にオンであり、リードスイッチ54bが電気的にオフである。
さらに、媒体15に生じた上たるみの量が一定量以上の場合、レバー35の姿勢が図46に示されるようになる。このとき、リードスイッチ54が電気的にオフであり、リードスイッチ54aが電気的にオフであり、リードスイッチ54bが電気的にオフである。
なお、本実施の形態においては、マグネットホルダ91及びリードスイッチホルダ95を、リードスイッチ54、リードスイッチ54a及びリードスイッチ54bの感動値に合わせ、それぞれ、マグネットホルダポール93及びリードスイッチホルダポール94の最適の位置になるように、ピッチが0.5〔mm〕のラックによって調整される。また、ステージシム80を使用することによって、リードスイッチ組み立て体37の高さ方向の位置を調整する。さらに、マグネットホルダ91の位置を個別に媒体検出部材の移動方向に調整することができ、リードスイッチホルダ95との距離を調整した後、図示されない耐熱性の接着剤でマグネットホルダ91を個別に固定する。
このように、本実施の形態において、媒体検出装置30は、1つの磁石、すなわち、磁石52と、1つの磁性体、すなわち、磁性体92とを有し、レバー35の磁束を吸収する部分にコイル97が巻き付けられている。そして、媒体15の先端部が突起34を通過する際には、コイル97に磁石52の磁極と同じ方向の磁界が発生する方向の電流が通電し、突起34を媒体15の走行面の位置より下に移動させる。一方、媒体15を検出する際には、コイル97に磁石52の磁極と逆方向の磁界が発生する方向の電流が通電し、レバー35が磁石52に引き寄せられ、突起34を媒体15に押し付けるようになっている。また、ステージシム80を使用することによって、リードスイッチ組み立て体37の高さ方向の位置を調整するようになっている。
そのため、リードスイッチ54、リードスイッチ54a及びリードスイッチ54bのそれぞれの感動値に合わせて、磁石52、磁性体92の位置を、個別に、媒体検出部材の移動方向及びリードスイッチ組み立て体37の長手方向に移動することができる。さらに、マグネットホルダ91及びリードスイッチホルダ95を、リードスイッチ54、リードスイッチ54a及びリードスイッチ54bの感動値に合わせ、それぞれ、マグネットホルダポール93及びリードスイッチホルダポール94の最適の位置になるように、ピッチが0.5〔mm〕のラックによって調整することができる。そのため、リードスイッチ素子の磁気的感動値のばらつきに応じて、リードスイッチ54及びリードスイッチ54a並びに磁石52及び磁石52aの位置を媒体検出部材の移動方向に調整することができるので、媒体検出装置30が一定量のたるみを検出することができる。すなわち、動作距離を一定に調整することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における媒体検出装置の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の概略図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の定着部周辺の拡大図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の定着部の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における媒体検出装置の分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるリードスイッチホルダの断面図である。 本発明の第1の実施の形態における磁石の磁束を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における磁石の磁束の流れを示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態における磁石の磁束の流れを示す第2の図である。 本発明の第1の実施の形態における磁石の磁束を示す図であり図8のA−A断面を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における磁石の磁束を示す図であり図9のB−B断面を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における媒体検出部材と磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第1の模式図である。 本発明の第1の実施の形態における媒体検出部材と磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第2の模式図である。 本発明の第1の実施の形態における媒体検出部材と磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第3の模式図である。 本発明の第1の実施の形態におけるリードスイッチ組み立て体とアジャストフレームとの位置関係を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるリードスイッチ組み立て体とアジャストフレームとの位置関係を示す第2の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第2の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第3の図である。 本発明の第1の実施の形態における2つの磁石の磁極の向きが同じ場合の磁束の流れを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における2つの磁石の磁極の向きが反対である場合の磁石の磁束の流れを示す図である。 本発明の第2の実施の形態における媒体検出装置の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における媒体検出装置の一部分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における媒体の先端部が移動する状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における媒体検出装置の動作を示す第1の図である。 本発明の第2の実施の形態における媒体検出装置の動作を示す第2の図である。 本発明の第3の実施の形態における媒体検出装置の斜視図である。 本発明の第3の実施の形態における媒体検出装置の一部分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態におけるリードスイッチホルダの断面図である。 本発明の第3の実施の形態における磁石の磁束を示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第1の図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第2の図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第3の図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第4の図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第5の図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第6の図である。 本発明の第4の実施の形態における媒体検出装置の斜視図である。 本発明の第4の実施の形態における媒体検出装置の第1の一部分解斜視図である。 本発明の第4の実施の形態における媒体検出装置の第2の一部分解斜視図である。 本発明の第4の実施の形態における磁石の磁束を示す第1の図である。 本発明の第4の実施の形態における磁石の磁束を示す第2の図である。 本発明の第4の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第1の図である。 本発明の第4の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第2の図である。 本発明の第4の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第3の図である。 本発明の第4の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第4の図である。 本発明の第4の実施の形態におけるレバーと磁石及びリードスイッチとの位置関係を示す第5の図である。
符号の説明
11 画像形成装置
13 イメージドラムユニット
15 媒体
17 定着部
30 媒体検出装置
34 突起
35 レバー
52、52a、52b 磁石
54、54a、54b リードスイッチ
79 電磁石
92 磁性体
97、149a、149b コイル
138 板ばね

Claims (9)

  1. (a)媒体搬送路に配設され、媒体に接触して変位する媒体検出部材と、
    (b)該媒体検出部材の変位方向に並べて配設され、磁束の変化に基づいてオン及びオフする複数の磁気センサと、
    (c)該磁気センサと所定の間隔をおいて、かつ、前記媒体検出部材の変位方向に並べて配設される複数の磁石とを有し、
    (d)前記媒体検出部材は磁性体を備え、前記媒体検出部材が媒体に接触したときに、前記磁性体が前記複数の磁気センサと前記複数の磁石との間を移動することを特徴とする媒体検出装置。
  2. 前記複数の磁気センサと前記複数の磁石との位置を前記磁性体の変位方向に一括して調整する調整手段を有する請求項1に記載の媒体検出装置。
  3. 前記複数の磁気センサと前記複数の磁石との間隔を一括して調整する調整手段を有する請求項1に記載の媒体検出装置。
  4. 前記媒体検出部材の媒体接触部と対向する位置に配設された電磁石及びばね部材を有し、前記媒体のたるみを検出する際には、前記ばね部材によって前記媒体接触部が前記媒体の走行面に向けて付勢され、前記媒体の先端部が媒体接触部に接近する際には、前記電磁石によって前記媒体接触部を前記媒体の走行面と反対方向に移動させる請求項1に記載の媒体検出装置。
  5. 前記複数の磁石の中の最下段の磁石は他の磁石より磁力が強く、前記複数の磁石の中の最下段の磁石及び中段の磁石にはコイルが巻き付けられ、前記媒体のたるみを検出する際には、前記最下段の磁石によって前記媒体接触部が前記媒体の走行面に向けて付勢され、前記媒体の先端部が媒体接触部に接近する際には、前記コイルに通電して前記最下段の磁石及び中段の磁石の磁力を打ち消し、最上段の磁石によって前記媒体接触部を前記媒体の走行面と反対方向に移動させる請求項1に記載の媒体検出装置。
  6. 前記媒体検出部材の磁性体にはコイルが巻き付けられ、前記媒体のたるみを検出する際には、前記コイルに通電して前記最下段の磁石との吸引力によって前記媒体接触部が前記媒体の走行面に向けて付勢され、前記媒体の先端部が媒体接触部に接近する際には、前記コイルに反対方向の電流を通電して前記最下段の磁石との反発力によって前記媒体接触部を前記媒体の走行面と反対方向に移動させる請求項1に記載の媒体検出装置。
  7. 前記複数の磁気センサと前記複数の磁石との位置を前記磁性体の移動方向に個別に調整する調整手段を有する請求項1に記載の媒体検出装置。
  8. 前記複数の磁気センサと前記複数の磁石との間隔を個別に調整する調整手段を有する請求項1に記載の媒体検出装置。
  9. 媒体上に画像を形成する画像形成部と、前記媒体上の画像の定着を行う定着部とを有する画像形成装置であって、前記画像形成部と前記定着部との間に配設された前記請求項1〜8のいずれか1項に記載の媒体検出装置を有し、前記画像形成部と前記定着部との間の媒体の上下のたるみを検出することを特徴とする画像形成装置。
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