JP2006231483A - 静圧案内装置及び静圧案内装置を具備するマシニングセンタ - Google Patents

静圧案内装置及び静圧案内装置を具備するマシニングセンタ Download PDF

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高 渋谷
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種宏 篠原
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Abstract

【課題】
本発明の目的は、圧力調整作業が簡易な静圧案内装置及び据付作業が簡易なマシニングセンタを提供することである。
【解決手段】
本発明における静圧案内装置(21)は、レール(22、23)と、レール(22、23)に沿って摺動する移動体(24)と、移動体(24)に形成されている複数の静圧ポケット(24H、24I、24J)に圧力流体を供給する圧力流体供給ライン(25)と、供給される圧力流体の圧力を調整する複数の絞り部(31、32、33)とを備えている。絞り部(31、32、33)の少なくとも一つは、直列に接続された固定絞りと可変絞りとから構成され、可変絞りは固定絞りに対し静圧ポケット(24H、24I、24J)側に配置されている、併用絞り部となっている。
また、本発明におけるマシニングセンタ(201)は本発明における静圧案内装置(21)を具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、静圧案内装置及び静圧案内装置を具備するマシニングセンタに関する。
図1を参照して、従来の静圧案内装置について説明する。
静圧案内装置1は、レール2及びレール3、移動体4、圧力流体供給ライン5、可変絞り11、可変絞り12、可変絞り13、可変絞り14、可変絞り15、可変絞り16及び供給ポンプ8を備えている。レール2は、レール上部2Aがレール下部2Bよりも横に張り出した略逆L字形状をなしており、レール3も同様にレール上部3Aとレール下部3Bから形成される略逆L字形状をなしている。レール2及びレール3はレール上部の張り出しが互いに外側を向いた状態で配置されている。移動体にはレール2及びレール3の形状にそれぞれ対応する形状の溝4A及び溝4Bが形成され、溝4A及び溝4Bにそれぞれレール2及びレール3が嵌合し、移動体4はレール2及びレール3に沿って摺動可能とされている。さらに移動体4には、レール上部2Aの上面2E、側面2F及び下面2Gとそれぞれ対向して、上方静圧ポケット4H、側面静圧ポケット4I及び下方静圧ポケット4Jが形成され、同様に、レール上部3Aの各面とそれぞれ対向して上方静圧ポケット4S、側面静圧ポケット4T及び下方静圧ポケット4Uが形成されている。供給ポンプ8から圧力流体供給ライン5が延伸し、途中の分岐部5Aにおいて移動体4に形成されている静圧ポケットと同数に分岐し、可変絞りを介して各静圧ポケットにそれぞれ接続されている。上方静圧ポケット4H、側面静圧ポケット4I及び下方静圧ポケット4Jに接続されている圧力供給ライン5に設置されている可変絞り11、可変絞り12及び可変絞り13、及び上方静圧ポケット4S、側面静圧ポケット4T及び下方静圧ポケット4Uに接続されている圧力供給ライン5に設置されている可変絞り14、可変絞り15及び可変絞り16が図2に示されている。
ここで、供給ポンプ8を作動させ、油圧油に例示される圧力流体を、圧力流体供給ライン5により、上記各可変絞りを介して上記各静圧ポケットに供給する。このとき、可変絞りを操作して各静圧ポケット内の圧力流体の圧力を調節することで、移動体4に作用する重力及び下方静圧ポケット4J及び下方静圧ポケット4U内の圧力流体が移動体4に及ぼす下向きの力と上方静圧ポケット4H及び上方静圧ポケット4S内の圧力流体が移動体4に及ぼす上向きの力とをバランスさせる。同時に、側面静圧ポケット4I内の圧力流体が移動体に及ぼす水平方向の力と側面静圧ポケット4T内の圧力流体が移動体4に及ぼす水平方向の力とをバランスさせる。すると、移動体4は圧力流体の静圧力によって支持され、移動体4とレール2及びレール3との固体接触がなくなる。したがって、移動体4はレール2及びレール3に沿って円滑に摺動可能とされる。また、移動体4はその摺動方向に垂直な面内での運動が制限される。
上記により、静圧案内装置は高剛性と高速な送り速度を備えることが可能となる。
静圧案内装置は、マシニングセンタに例示される金属加工機械において使用されている。金属加工機械における特徴は、切削力の負荷が大きく、しかも負荷の変動が加わる点にあり、そのため高剛性な静圧案内装置は金属加工機械に好適とされる。
静圧案内装置の使用に際しては、圧力調整作業により移動体を所望の状態に浮上させることが必要である。この圧力調整作業を簡易化し、さらに静圧案内装置のコストダウンを図ることで、静圧案内装置を使用しているマシニングセンタの販売拡大が期待される。
上記静圧案内装置以外にも、様々な静圧案内装置が知られている。
例えば、スライドとベースの対向両面間のすきまに絞りを介して圧力媒体を供給して、該スライドとベースの対向両面に生ずる静圧力によりスライドを負荷に抗して担持する静圧スライドにおいて、前記圧力媒体を水又は水溶性加工液としたことを特徴とする静圧スライドが知られている(特許文献1参照)。
さらに、断面菱形状の軌道台と、軌道台を上下より包持し、軌道台上を走行自在とされるスライダとよりなる静圧スライド装置が知られている(特許文献2参照)。
特開平1−146632 特開平5−231429
本発明の目的は、圧力調整作業が簡易な静圧案内装置を提供することである。
本発明の他の目的は、低廉な静圧案内装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、静圧ポケットの圧力の応答性が高い静圧案内装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、設置されるスペースが小さい静圧案内装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、据付作業が簡易なマシニングセンタを提供することである。
本発明の更に他の目的は、低廉なマシニングセンタを提供することである。
本発明の更に他の目的は、加工精度が高いマシニングセンタを提供することである。
本発明の更に他の目的は、設置されるスペースが小さいマシニングセンタを提供することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明における静圧案内装置(21、41、61、81、101、121、141)は、レール(22、23)と、レール(22、23)に沿って摺動する移動体(24)と、移動体(24)に形成されている複数の静圧ポケット(24H、24I、24J、24K、24L、24M、24S、24T、24U、24X、24Y、24Z)に圧力流体を供給する圧力流体供給ライン(25)と、供給される圧力流体の圧力を調整する絞り部(31、32、33)とを備えている。移動体(24)にはレール(22、23)の形状に対応する形状の溝(24A、24B)が形成されており、移動体(24)の溝(24A、24B)にレール(22、23)が嵌合している。静圧ポケット(24H、24I、24J、24K、24L、24M、24S、24T、24U、24X、24Y、24Z)は、移動体(24)とレール(22、23)との間の隙間(30E、30F、30G)に面して形成されている。絞り部(31、32、33)の少なくとも一つは、直列に接続された固定絞りと可変絞りとから構成され、可変絞りは固定絞りに対し静圧ポケット(24H、24I、24J、24K、24L、24M、24S、24T、24U、24X、24Y、24Z)側に配置されている、併用絞り部となっている。静圧ポケット(24H、24I、24J、24K、24L、24M、24S、24T、24U、24X、24Y、24Z)内の圧力流体の圧力調整を、併用絞り部を構成する固定絞りを用いて粗調整してから、併用絞り部を構成する可変絞りを用いて微調整して行うことで、圧力の連成変動が抑制されて、圧力調整作業が簡易となる。
本発明による静圧案内装置(21、41、61、81、101、121、141)において、レール(22、23)は、断面略矩形のレール上部(22A、23A)を断面略矩形のレール下部(22B、23B)が支持し、レール上部(22A、23A)の断面幅はレール下部(22B、23B)の断面幅より広い断面略逆L字形状に形成されている。移動体(24)にはレール上部(22A、23A)の上面(22E)に対向して上方静圧ポケット(24H、24K、24S、24X)が形成されており、レール上部(22A、23A)の下面(22G)に対向して下方静圧ポケット(24J、24M、24U、24Z)が形成されている。上方静圧ポケット(24H、24K、24S、24X)に圧力流体を供給する圧力流体供給ライン(25)に設置されている上方絞り部(31)と、下方静圧ポケット(24J、24M、24U、24Z)に圧力流体を供給する圧力流体供給ライン(25)に設置されている下方絞り部(33)とのいずれか一方は併用絞り部となっており、他の一方は固定絞りとなっている。本発明においては、全ての絞り部(31、32、33)に可変絞りを使用する場合に比較して、使用する可変絞りの数が少なくて済む。したがって、調整すべき可変絞りの数が少ないために圧力調整作業が簡易になる。また、高価な可変絞りの数を減らすことで、静圧案内装置(21、41、61、81、101、121、141)の価格を低廉にすることができる。
本発明による静圧案内装置(61)において、上方絞り部(31)は併用絞り部となっており、下方絞り部(33)は固定絞りとなされている。上方静圧ポケット(24H、24K、24S、24X)の面積である上方静圧ポケット面積は、下方静圧ポケット(24J、24M、24U、24Z)の面積である下方静圧ポケット面積より大きい。さらに、上方静圧ポケット面積と下方静圧ポケット面積は、上方静圧ポケット(24H、24K、24S、24X)内の圧力流体の圧力が下方静圧ポケット(24J、24M、24U、24Z)内の圧力流体の圧力よりも低いことと、移動体(24)に作用する重力及び移動体(24)とレール(22、23)との隙間(30G)にある圧力流体が移動体(24)に及ぼす下向きの力と、移動体(24)とレール(22、23)との隙間(30E)にある圧力流体が移動体(24)に及ぼす上向きの力とがバランスしていることの両者を満たしうる面積となっている。圧力の低い上方静圧ポケット(24H、24K、24S、24X)の圧力調整を、併用絞り部を構成する可変絞りで行うことで、可変絞りの開度のわずかな変化に対して調整すべき圧力が大きく変化することを防ぐことができ、圧力調整作業が簡易になる。
本発明における静圧案内装置(81、101)において、絞り部(31、32、33)は移動体(24)に外接して設置されている。絞り部(31、32、33)と静圧ポケット(24H、24I、24J、24K、24L、24M、24S、24T、24U、24X、24Y、24Z)との間の圧力流体供給ライン(25)の長さを短縮して、配管圧損による静圧ポケット入口(24X)の圧力の低下を減少させることで、静圧ポケット(24H、24I、24J、24K、24L、24M、24S、24T、24U、24X、24Y、24Z)の圧力の応答性が高い静圧案内装置(81、101)が提供される。
本発明における静圧案内装置(121、141)において、絞り部(31、32、33)の少なくとも一部は移動体(24)内に設置されている。移動体(24)周囲の突き出しをなくすことで、設置されるスペースが小さい静圧案内装置(121、141)が提供される。
本発明におけるマシニングセンタ(201)は、本発明による静圧案内装置(21、41、61、81、101、121、141)を具備している。圧力調整作業が簡易な静圧案内装置(21、41、61、81、101、121、141)を使用することで、据付作業が簡易なマシニングセンタ(201)を提供することができる。低廉な静圧案内装置(21、41、61、81、101、121、141)を使用することで、低廉なマシニングセンタ(201)を提供することができる。静圧ポケットの圧力の応答性が高い静圧案内装置(81、101、121、141)を使用することで、加工精度が高いマシニングセンタ(201)を提供することができる。設置されるスペースが小さい静圧案内装置(121、141)を使用することで、設置されるスペースが小さいマシニングセンタ(201)を提供することができる。
本発明によれば、圧力調整作業が簡易な静圧案内装置が提供される。
更に本発明によれば、低廉な静圧案内装置が提供される。
更に本発明によれば、静圧ポケットの圧力の応答性が高い静圧案内装置が提供される。
更に本発明によれば、設置されるスペースが小さい静圧案内装置が提供される。
更に本発明によれば、据付作業が簡易なマシニングセンタが提供される。
更に本発明によれば、低廉なマシニングセンタが提供される。
更に本発明によれば、加工精度が高いマシニングセンタが提供される。
更に本発明によれば、設置されるスペースが小さいマシニングセンタが提供される。
添付図面を参照して、本発明による静圧案内装置及び静圧案内装置を具備するマシニングセンタを実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図2に本発明の第1の実施の形態における静圧案内装置を示す。
図2に示す静圧案内装置21は、レール22及びレール23、移動体24、及び、図示されない圧力流体供給ライン、絞り部、供給ポンプを具備する。
レール22は、断面略矩形のレール上部22Aを断面略矩形のレール下部22Bが支持し、レール上部22Aの断面幅がレール下部22Bの断面幅より広い断面略逆L字形状をなして形成されており、レール23もレール上部23A及びレール下部23Bとから同様の形状をなして形成されている。レール22及びレール23は、断面略逆L字形状の突出部が外側を向いた配置となされている。
移動体にはレール22及びレール23の形状にそれぞれ対応する形状の溝24A及び溝24Bが形成されている。溝24A及び溝24Bにそれぞれレール22及びレール23が嵌合し、移動体24はレール22及びレール23に沿って摺動可能とされる。
図3に第1の実施の形態における移動体24を示す。図3においては、実際には見えない線も点線で示されている。
移動体24には、溝24Aの一端の近傍に、上方静圧ポケット24H、側面静圧ポケット24I及び下方静圧ポケット24Jがコ字状に配置されて形成されている。同様に、溝24Aの他端の近傍には、上方静圧ポケット24K、側面静圧ポケット24L及び下方静圧ポケット24Mが同様に形成されており、溝24Bの両端の近傍にも、上方静圧ポケット24S、側面静圧ポケット24T及び下方静圧ポケット24U、そして、上方静圧ポケット24X、側面静圧ポケット24Y及び下方静圧ポケット24Zが形成さている。
なお、上方静圧ポケット、側面静圧ポケット及び下方静圧ポケットの配置を、移動体の摺動方向に互いにずらした配置とすることも可能である。
図4に、図2に示す第1の実施の形態における静圧案内装置21のA−A断面図を示す。
上方静圧ポケット24H、側面静圧ポケット24I及び下方静圧ポケット24Jは、レール上部22Aの上面22E、側面22F及び下面22Gと移動体24との間の隙間30E、30F及び30Gにそれぞれ面して形成されている。そして、供給ポンプ28から圧力流体供給ライン25が延伸し、途中の分岐部25Aにおいて移動体24に形成されている静圧ポケットと同数に分岐し、各静圧ポケットにそれぞれ接続されている。圧力流体供給ライン25により、油圧油に例示される圧力流体が、各静圧ポケットに供給される。圧力流体供給ライン25には、分岐部25Aと各静圧ポケットとの間に、各静圧ポケットに供給される圧力流体の圧力を調整するための絞り部が、各静圧ポケットに対応して設置される。側面静圧ポケット及び下方静圧ポケットにそれぞれ対応する側面絞り部及び下方絞り部は、側面絞り部32及び下方絞り部33に例示するように、固定絞りとなされている。一方、上方静圧ポケットに対応する上方絞り部は、上方絞り部31に例示するように、可変絞りと固定絞りとからなり、可変絞りは固定絞りに対し静圧ポケット側に配置されている、併用絞り部となされている。
側面絞り部は、側面静圧ポケット24I、側面静圧ポケット24L、側面静圧ポケット24T及び側面静圧ポケット24Y内の圧力流体が移動体24に及ぼす水平方向の力がバランスするような固定絞りとなされている。
上方絞り部を構成している固定絞り及び下方絞り部によって、上方静圧ポケット及び下方静圧ポケット内の圧力流体の圧力である上方静圧ポケット圧力及び下方静圧ポケット圧力がそれぞれ粗調整される。そして、上方絞り部を構成する固定絞り及び下方絞り部は、上方絞り部を構成する可変絞りの開度を操作して上方静圧ポケット圧力を微調整することで、移動体に作用する重力及び下方静圧ポケット内の圧力流体が移動体に及ぼす下向きの力と、上方静圧ポケット内の圧力流体が移動体に及ぼす上向きの力とをバランスし、移動体24が圧力流体の静圧力によって支持される固定絞りとなされている。上記のような構成とすることで、レールに沿った方向に垂直な面内での移動体24の運動が制限される。また、移動体24とレール22及びレール23との固体接触がなくなるので、移動体24はレール22及びレール23に沿って円滑に摺動可能となる。
第1の実施の形態における静圧案内装置においては、上方静圧ポケットについての圧力調整のみが可変絞りによってなされるため、静圧ポケットの全部について可変絞りによる圧力調整を行う場合に比較して、静圧案内装置に使用する可変絞りの数が少なくて済む。高価な可変絞りの数を減らすことで、静圧案内装置の価格を低廉なものとすることができる。そして、調整すべき可変絞りの数が少ないために、圧力調整作業が簡易となる。
また、固定絞りにより静圧ポケット内の圧力流体の圧力を支配的に決定することで、可変絞りを操作して一の静圧ポケット内の圧力流体の圧力を調整するときに起こる他の静圧ポケット内の圧力流体の圧力の連成変動が低減され、圧力調整作業が簡易になる。
(第2の実施形態)
第1の実施の形態における静圧案内装置内21に換えて、図5に示す第2の実施の形態における静圧案内装置41のように、上方絞り部及び側面絞り部を、上方絞り部31及び側面絞り部32に例示するように、固定絞りとし、下方絞り部を、下方絞り部33に例示するように、併用絞り部とする構成も可能である。
(第3の実施形態)
図6に示す第3の実施の形態においては、静圧案内装置61の基本構成は第1の実施の形態における静圧案内装置21と同じであるが、上方静圧ポケットの面積は、上方静圧ポケット24H及び下方静圧ポケット24Jに例示するように、下方静圧ポケットの面積よりも大きい面積となされている。
さらに、上方静圧ポケットの面積と下方静圧ポケットの面積は、上方静圧ポケット圧力が下方静圧ポケット圧力よりも低いこと、及び、移動体24に作用する重力及び下方静圧ポケット内の圧力流体が移動体24に及ぼす下向きの力と、上方静圧ポケット内の圧力流体が移動体24に及ぼす上向きの力とがバランスすることの両者を満たしうる面積となされている。
可変絞りは、可変絞りの上流側の圧力が低いほど、可変絞りの開度の操作量に対する可変絞りの下流側の圧力変化が減少することが知られている。したがって、第3の実施の形態における静圧案内装置61のように、静圧ポケット内の圧力流体の圧力が低い上方静圧ポケットに対応して併用絞り部を使用する構成とすることで、可変絞りの開度の操作量に対する静圧ポケット内の圧力流体の圧力の変化量が小さくなる。そのため、可変絞りの開度をわずかに変化させただけで静圧ポケット内の圧力流体の圧力が所望の変化量を大きく超えて変化することを防ぐことが可能となり、圧力調整作業を容易にすることができる。
静圧案内装置61のように上方絞り部が併用絞り部であり、下方絞り部が、固定絞りである静圧案内装置においては、例えば、上方絞り部31を構成する可変絞りの開度を絞ると、上方静圧ポケット24H内の圧力流体の圧力が低下し、移動体浮上量が減少する。このことを考慮して、上方絞り部及び下方絞り部を構成する固定絞りには、可変絞りを全開とした状態の移動体浮上量が、静圧案内装置を使用するときの範囲内で最大の浮上量となるような固定絞りを選択する。
(第4の実施形態)
図7に示す第4の実施の形態においては、静圧案内装置81の基本構成は、第1の実施の形態における静圧案内装置21の基本構成と同じであるが、上方絞り部31、側面絞り部32及び下方絞り部33に例示するように、絞り部を移動体に外接して設置することで、上方絞り部31、側面絞り部32及び下方絞り部33からそれぞれ対応している上方静圧ポケット24H、側面静圧ポケット24I及び下方静圧ポケット24Jまでの圧力流体供給ライン25の長さが短縮されている。このため、絞り部から対応する静圧ポケットまでの圧力流体供給ライン25における配管圧損が減少する。
このように配管圧損を減少させることにより、例えば、図8に示す上方静圧ポケット24Hの静圧ポケット入口24Xにおける圧力を高く設定することができるので、静圧ポケット入口24Xと静圧ポケット出口24Yとの圧力差を大きくとることが可能となる。
移動体の姿勢が変化して移動体24とレール上部22Aとの隙間30Eが狭まると、静圧ポケット出口24Yにおける抵抗が増加して静圧ポケットの圧力は上昇し、逆に隙間30Eが広がると静圧ポケットの圧力は低下する。移動体の姿勢変化に対する静圧ポケットの圧力の応答性により、移動体に外力が付加されても姿勢変化を妨げる復元力が移動体に働くために、移動体24の姿勢が安定される。
すなわち、静圧ポケット入口と静圧ポケット出口の圧力差が大きいほうが静圧ポケットの圧力の応答性が高くなるので、絞り部から対応する静圧ポケットまでの圧力流体供給ラインの長さを短縮することにより、移動体の姿勢変化に対する静圧ポケットの圧力の応答性を高めて移動体の姿勢を安定させることができる。
なお、絞り部を、移動体の摺動方向を向いている面に外接して設置することも可能である。
(第5の実施形態)
図7に示す第4の実施の形態における静圧案内装置内に換えて、図9における第5の実施の形態における静圧案内装置101のように、下方絞り部として、下方絞り部33に例示されるように併用絞り部を使用し、上方絞り部及び側面絞り部として、上方絞り部31及び側面絞り部32に例示されるように固定絞りを使用することも可能である。
(第6の実施形態)
図10に示す第6の実施の形態においては、静圧案内装置121の基本構成は、第1の実施の形態における静圧案内装置21の基本構成と同じであるが、上方絞り部31、側面絞り部32及び下方絞り部33が移動体24の内部に設置されている。そして、上方絞り部31、側面絞り部32及び下方絞り部33からそれぞれ上方静圧ポケット24H、側面静圧ポケット24I及び下方静圧ポケット25Jまでの圧力供給ライン25の長さが図7に示す静圧案内装置81よりも更に短縮されている。このため、絞り部からそれぞれに対応する静圧ポケットまでの圧力流体供給ライン25における配管圧損が減少するので、第4の実施の形態における静圧案内装置81と同様、静圧ポケットの圧力の応答性が高くなり、移動体の姿勢が安定する。
さらに、絞り部が移動体24に内蔵されているために移動体周囲の突き出しがなく、静圧案内装置121を設置するためのスペースは小さくて済む。
(第7の実施形態)
図10に示す第6の実施の形態における静圧案内装置121に換えて、図11に示す第7の実施の形態における静圧案内装置141のように、下方絞り部として、下方絞り部33に例示されるように併用絞り部を使用し、上方絞り部及び側面絞り部として、上方絞り部31及び側面絞り部32に例示されるように、固定絞りを使用することも可能である。
(第8の実施形態)
図12に示す第8の実施の形態においては、第1から第7の実施の形態に示したいずれか一つの静圧案内装置がマシニングセンタ201のテーブル208の案内装置として使用されている。
マシニングセンタ201においては、円柱形状の主軸ヘッド202はその中心軸を水平方向に向けて略直方体形状のヘッドストック203に取り付けられている。ヘッドストック203は略箱形のコラム205に、コラムの垂直面に沿ってY軸方向に摺動可能に取り付けられている。コラム205は、略T字形状のベッド206上にX軸方向に摺動可能に、主軸ヘッド202をZ軸方向に向けて設置されている。ベッド上面206AにはZ軸方向に延伸する一対のレール207が設置され、レール207に沿って摺動可能にテーブル208が取り付けられている。テーブル208に形成されている静圧案内ポケットに圧力流体が図示しない圧力流体供給ラインによって図示しない絞り部を介して供給されることで、テーブル208はZ軸方向に円滑に摺動可能となされている。
したがって、主軸ヘッド202に所定のアタッチメント209を取り付ける一方、テーブル208上に図示しないワークを保持し、この状態でテーブル208をZ軸方向に図示しない駆動装置により送り移動しながら、ヘッドストック203及びコラム205をY軸方向及びX軸方向に移動することで、アタッチメント209によって図示しないワークに対して所定の加工が行われる。
第1の実施の形態から第7の実施の形態として示したいずれか一つの静圧案内装置をマシニングセンタのテーブルとして使用することで、マシニングセンタ据付時における静圧案内装置の圧力調整作業を簡易なものとし、また、マシニングセンタのコストダウンを図ることが可能となる。
第4の実施の形態から第7の実施の形態として示したいずれか一つの静圧案内装置をマシニングセンタのテーブルとして使用することで、ワークに加工工具を当てた時のテーブルの姿勢変化が減少するので、加工精度を向上させることができる。
第6の実施の形態または第7の実施の形態として示した静圧案内装置をマシニングセンタのテーブルに使用するとテーブル周りの突き出しがないために工具変換装置に例示される周辺機器との干渉がなく、マシニングセンタをコンパクトにすることが可能である。
図1は、従来の静圧案内装置を示す図である。 図2は、第1の実施の形態における静圧案内装置を示す図である 図3は、第1の実施の形態における、移動体に形成されている溝および静圧ポケットを示す図である。 図4は、第1の実施の形態における、静圧案内装置の断面を示す図である。 図5は、第2の実施の形態における、静圧案内装置の断面を示す図である。 図6は、第3の実施の形態における、静圧案内装置の断面を示す図である。 図7は、第4の実施の形態における、静圧案内装置の断面を示す図である。 図8は、第4の実施の形態における、静圧ポケットの構造を示す断面図である。 図9は、第5の実施の形態における、静圧案内装置の断面を示す図である。 図10は、第6の実施の形態における、静圧案内装置の断面を示す図である。 図11は、第7の実施の形態における、静圧案内装置の断面を示す図である。 図12は、第8の実施の形態における、マシニングセンタを示す図である。
符号の説明
1、21、41、61、81、101、121、141…静圧案内装置
2、3、22、23…レール
2A、3A、22A、23A…レール上部
2B、3B、22B、23B…レール下部
2E、22E…レール上部の上面
2F、22F…レール上部の側面
2G、22G…レール上部の下面
4、24…移動体
4A、4B、24A、24B…溝
4H、4S、24H、24K、24S、24X…上方静圧ポケット
4I、4T、24I、24L、24T、24Y…側面静圧ポケット
4J、4U、24J、24M、24U、24Z…下方静圧ポケット
24X…静圧ポケット入口
24Y…静圧ポケット出口
5、25…圧力流体供給ライン
5A、25A…分岐部
8、28…供給ポンプ
11、12、13、14、15、16…可変絞り
30E、30F、30G…移動体とレールの間の隙間
31…上方絞り部
32…側面絞り部
33…下方絞り部
201…マシニングセンタ
202…主軸ヘッド
203…ヘッドストック
205…コラム
206…ベッド
206A…ベッド上面
207…レール
208…テーブル
209…アタッチメント

Claims (7)

  1. レールと、
    移動体と、
    圧力流体供給ラインと、
    複数の絞り部と
    を具備し、
    前記移動体には前記レールの形状に対応する形状の溝が形成され、
    前記移動体は前記レールに沿って摺動可能に前記レールと嵌合し、
    前記移動体には前記移動体と前記レールとの間の隙間に面して複数の静圧ポケットが形成され、
    前記複数の静圧ポケットに、圧力流体供給ラインがそれぞれ前記絞り部を介して接続し、
    前記絞り部の少なくとも一つは、直列に接続された固定絞りと可変絞りとから構成され、前記可変絞りは前記固定絞りに対し前記静圧ポケット側に配置されている、併用絞り部となっている
    静圧案内装置。
  2. 請求項1に記載の静圧案内装置において、
    前記レールは、断面略矩形のレール上部を断面略矩形のレール下部が支持し、前記レール上部の断面幅は前記レール下部の断面幅より広い断面略逆L字形状に形成され、
    前記静圧ポケットは、
    前記レール上部の上面に対向して形成されている上方静圧ポケットと、
    前記レール上部の下面に対向して形成されている下方静圧ポケットと
    を含み、
    前記絞り部は、
    前記上方静圧ポケットに接続される前記圧力流体供給ラインに設置されている上方絞り部と、
    前記下方静圧ポケットに接続される前記圧力流体供給ラインに設置されている下方絞り部とを含み、
    前記上方絞り部と前記下方絞り部のいずれか一方は前記併用絞り部となっており、他の一方は固定絞りとなっている
    静圧案内装置。
  3. 請求項2に記載の静圧案内装置において、
    前記上方絞り部は前記併用絞り部となっており、
    前記下方絞り部は固定絞りとなっている
    静圧案内装置。
  4. 請求項3に記載される静圧案内装置において、
    前記上方静圧ポケットの面積である上方静圧ポケット面積は、前記下方静圧ポケットの面積である下方静圧ポケット面積より大きく、
    前記上方静圧ポケット面積と前記下方静圧ポケット面積は、
    前記上方静圧ポケット内の圧力流体の圧力が前記下方静圧ポケット内の圧力流体の圧力よりも低いことと、
    前記移動体に作用する重力及び前記隙間にある圧力流体が前記移動体に及ぼす下向きの力と、前記隙間にある圧力流体が前記移動体に及ぼす上向きの力とがバランスしていること
    の両者を満たしうる面積となっている
    静圧案内装置。
  5. 請求項1から4までに記載されるいずれか一項の静圧案内装置において、
    前記絞り部は前記移動体に外接して設置される
    静圧案内装置。
  6. 請求項1から4までに記載されるいずれか一項の静圧案内装置において、
    前記絞り部の少なくとも一部は前記移動体内に設置される
    静圧案内装置。
  7. 請求項1から6までに記載されるいずれか一項の静圧案内装置を具備するマシニングセンタ。
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