JP2006231225A - 柱状物の選別装置 - Google Patents

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Kazuya Tsuchimoto
和也 土本
Kozaburo Nomura
好三郎 野村
Osamu Yamanishi
修 山西
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】 回転ドラムの回転を停止することなく柱状物を連続的に選別するとともに、規定長以下の柱状物を簡便に取り出すことができる柱状物の選別装置を提供する。
【解決手段】 内周面に凹部が設けられ投入された柱状物のうち規定長以下の長さの柱状物を前記凹部に嵌めて回転によってすくい上げる回転ドラム2と、回転ドラムを回転させるドラム回転手段3と、前記回転ドラム内に設置されており上部にはすくい上げられて落下する柱状物を受け取る開口が設けられ下部には受け取った柱状物を排出するための排出口が設けられている受部4と、前記排出口から前記回転ドラム外に延設され受部から排出される柱状物を回転ドラム外に搬出するためのトラフ5と、前記受部を柱状物が搬出される方向に振動させる受部振動手段6と、前記トラフを振動させるトラフ振動手段7とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、規定長以下の長さの柱状物を選別するのに好適な、柱状物の選別装置に関する。
柱状に成形された柱状の触媒は、例えば不飽和アルデヒド、不飽和カルボン酸を合成するための触媒、イソブチレン、メタクロレインを製造するための触媒などとして用いられている。また、柱状に成形された柱状の触媒担体は、通常その上に触媒成分を担持させて使用される。
かかる柱状触媒または柱状触媒担体(以下、これらを柱状触媒類と称する。)のような柱状物は、例えば粉末状の原料を溶剤と混練しながらダイから押し出しつつ、規定の長さで切断する方法や、切断後さらに焼成する方法で製造されている。
かかる柱状物は、長さが規定長以下であることが望ましい。下記特許文献1には、図4に示すように、内周面121に特定の大きさの凹部103が設けられた回転ドラム102内で、規定長以下の長さの柱状物のみをこの凹部103によってすくい上げて、回転ドラム102内に設置された受部104に落下させることによって、規定長以下の長さの柱状物101を選別する方法が記載されている。
上記選別方法によれば、規定長以下の柱状物101は受部104に落下するので、受部104に落下した柱状物を取り出すことが必要になる。取り出す方法としては、まず、回転ドラム102の回転を停止させて取り出す方法が考えられる。しかし、回転ドラムを停止させるため、柱状物の選別作業を停止しなければならず、柱状物を連続的に選別することができないという問題点がある。一方、回転ドラムの回転を停止せずに取り出す場合は、作業上の問題がある。
特開2004−290851号公報
本発明の課題は、回転ドラムの回転を停止することなく、規定長以下の柱状物を簡便に、かつ連続的に取り出すことができる柱状物の選別装置を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、受部にトラフ(樋)を取り付けるとともに、受部およびトラフに振動を与えることによって、回転ドラムの回転を停止することなく、規定長以下の柱状物を簡便かつ連続的に取り出すことができることを見出して、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の柱状物の選別装置は、内周面に凹部が設けられ回転自在にかつ略水平に横設されており、内部に投入された柱状物のうち、規定長以下の長さの柱状物を前記凹部に嵌めて回転によってすくい上げる回転ドラムと、この回転ドラムを回転させるドラム回転手段と、前記回転ドラム内に設置されており、上部にはすくい上げられて落下する柱状物を受け取る開口が設けられ、下部には受け取った柱状物を排出するための排出口が設けられている受部と、前記排出口から前記回転ドラム外に延設され、受部から排出される柱状物を回転ドラム外に搬出するためのトラフと、前記受部を、柱状物が搬出される方向に振動させる受部振動手段と、前記トラフを振動させるトラフ振動手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、まず、柱状物の搬出方向に受部を振動させる受部振動手段によって、受部内の柱状物を搬出方向に移動させ、ついで、トラフ振動手段を用いてトラフを振動させて、柱状物がトラフに付着したり停滞したりするのを防止する。その結果、回転ドラムの回転を停止することなく、規定長以下の柱状物を簡便かつ連続的に取り出すことができる。
以下、図面を用いて、柱状触媒類の選別装置を例として、本発明の柱状物の選別装置を説明する。この柱状触媒類の選別装置10は、図1に示すように、回転ドラム2と、ドラム回転手段3と、受部4と、トラフ5と、受部振動手段6と、トラフ振動手段7と、柱状触媒類を回転ドラム2内に投入する投入ホッパ20とを備えている。
回転ドラム2は、内周面21に、図4に示したような凹部103と同様の凹部を有している。この凹部は、凹部103と同様に、規定長以下の長さの柱状触媒類をすくいあげるためのものである。この凹部は、内周面21の全面にわたって多数設けられていることが好ましい。なお、図1〜図3においては、内周面21の凹部は、便宜上記載を省略している。
上記凹部の径は、柱状触媒類の規定長と等しいか、これよりも僅かに小さい程度、具体的には柱状触媒類の規定長の0.8倍以上1倍以下にすることが好ましい。凹部の径が上記規定長の0.8倍未満の場合は柱状触媒類をすくい上げにくくなり、凹部の径が上記規定長の1倍を超える場合は受部4に規定長を超える長さの柱状触媒類が混入するおそれがあるからである。
凹部の深さは、柱状触媒類の径の0.5倍以上1倍以下程度とすることが好ましい。凹部の深さを柱状触媒類の径よりも大きくした場合、上記規定長を超える長さの柱状触媒類が混入するおそれがある。一方、凹部の深さを柱状触媒類の径の0.5倍よりも小さくした場合は、上記規定長と等しいか、これよりも僅かに小さい長さの柱状触媒類を集めることができなくなるおそれがある。
ドラム回転手段3は、モータMとシャフト15と軸受25とを有し、シャフト15をモータMで回転させて、シャフト15が回転ドラム2を回転させる。モータMおよびシャフト15は、例えばVベルトとプーリーとを用いて接続される。シャフト15は、回転ドラム2の中心に挿入されており、受部4を挿通して、先端が軸受25で保持されている。シャフト15の回転速度は、30rpm以下、好ましくは2〜25rpmであるのがよい。
受部4は、回転ドラム2内に設置されており、上部に開口22を、下部に排出口23をそれぞれ有している。また、受部4は、内部に挿通されているシャフト15により、該シャフト15の軸方向に沿って回転ドラム2内を移動可能に支持されている。開口22は、受部4の上部に設けられており、すくい上げられて落下する柱状触媒類を受け取る。開口22が受け取った柱状触媒類は、受部4内に一時的に保持された後、受部4の下部に設けられた排出口23から排出される。
トラフ5は、一端が排出口23で接続されており、受部4から排出される柱状触媒類を回転ドラム外に搬出するためのものである。トラフ5の延設方向は、回転ドラム2の軸方向と同方向であればよいが、これに制限されるものではない。また、トラフ5は、排出口23から下向きに傾斜してまたは水平に延設する。トラフ5の形状は、特に限定されず、断面が略コ字型、略U字型、略V字型などの他、円筒形でもよい。
受部振動手段6は、トラフ5が柱状触媒類を搬出する方向に、受部4を振動する。図1に示すように、受部振動手段6は、円盤8と、突起9と、受部4に設けられた転動突起12と、受部4と接続されているバネ手段(図示せず)とを有している。円盤8は、シャフト15に取り付けられており、回転ドラム2とともに回転する。受部4と対向する円盤8の面には、周方向に、一定間隔で複数の突起9が配設されている。一方、円盤8と対向する受部4の外面には、転動突起12が突設されている。この転動突起12の幅は、隣接する突起9と突起9との間に入り込むことができるものとなっている。一方、転動突起12の受部4からの突出長さは、約3〜6cmとするのが、柱状触媒類を受部4から排出するのに充分な振動を与える上で好ましい。転動突起12を設けた受部4の反対側(軸受25側)には、円盤8の方向に受部4を付勢する板バネなどのバネ手段(図示せず)が設けられている。
突起9は、転動突起12と衝突を繰り返すため、金属製であることが好ましい。また、転動突起12としては、例えば球体のように転がり運動する部材、または表面の外輪が転がり運動するベアリングなどを用いることができ、特にベアリングを用いることが好ましい。このような部材を用いれば、転動突起12は、突起9に接触しても、転動することによって突起9を乗り越えて、次の突起9,9間に入り込むことができる。
図2および図3は、受部振動手段6の動作を示している。図2(a)に示すように円盤8が回転して転動突起12が突起9と接触し、突起9上に乗り上げると、図3(a)に矢印で示すように受部4は円盤8から遠ざかる方向に移動する。さらに、円盤8が回転して、図2(b)に示すように転動突起12が突起9と突起9との間に入り込むと、図3(b)に示すようにバネ手段によって受部4が押し戻される。円盤8を回転させて以上の動作を繰り返すことによって、受部4は柱状触媒類の搬出方向に振動する。なお、受部4の単位時間あたりの振動数は、50〜700回/分程度であるのがよい。
トラフ振動手段7は、トラフ5を、柱状触媒類の搬出方向に対して少なくとも横方向または縦方向に振動させる。トラフ振動手段7としては、例えばバイブレータといった装置を挙げることができる。該バイブレータを用いれば、トラフ5を上記横方向または縦方向に振動させるだけでなく、それら方向を含むさまざまな方向に微小な振動を与えることができる。使用するトラフ振動手段7は、振動数が5000〜30000回/分、振動力が500〜2000Nのバイブレータを用いることが好ましい。また、トラフ振動手段7は、トラフ5を効果的に振動させるうえで、回転ドラム2外にあるトラフ5の先端付近に設置することが好ましい。このようにトラフ5を振動させることによって、トラフ5上にある柱状触媒類が滞留することを防いで、受部4から回転ドラム2外への柱状触媒類の搬出を促進することができる。
以上のように構成したため、本発明の選別装置10では、受部4内に落下した柱状触媒類を、主として受部振動手段6によって受部4を振動させてトラフ5へ送りながら、トラフ5上に排出された柱状触媒類をトラフ振動手段7によって確実に搬出することができる。
なお、上記実施形態では、トラフ5の一端を排出口23に接続したが、トラフ5が受部4の底部から排出口23を経て回転ドラム2外へ延設されるようにしてもよい。
本発明の選別装置に適用できる柱状物としては、例えば、(1)不飽和アルデヒド、不飽和カルボン酸を合成するための触媒粉末、イソブチレン、メタクロレインを製造するための触媒粉末などを柱状に形成した柱状触媒、(2)粉末状の触媒担体を柱状に形成した柱状触媒担体、(3)粉末状の乾燥剤を柱状に形成した柱状乾燥剤、(4)粉末状の吸着剤を柱状に形成した柱状吸着剤、(5)粉末飼料を柱状に形成した柱状飼料、(6)粉末状の肥料を柱状に形成した柱状肥料、などが挙げられる。
本発明の選別装置の一例を示す正面図である。 本発明の選別装置の一例と、受部振動手段による受部の振動させる様子とを示す模式図である。 図2に示す選別装置を正面から示し、受部振動手段による受部の振動させる様子を示す模式図である。 従来の選別装置を示す模式図である。
符号の説明
2 回転ドラム
3 ドラム回転手段
4 受部
5 トラフ
6 受部振動手段
7 トラフ振動手段
10 選別装置
12 転動突起
22 開口
23 排出口

Claims (1)

  1. 内周面に凹部が設けられ回転自在にかつ略水平に横設されており、内部に投入された柱状物のうち、規定長以下の長さの柱状物を前記凹部に嵌めて回転によってすくい上げる回転ドラムと、
    この回転ドラムを回転させるドラム回転手段と、
    前記回転ドラム内に設置されており、上部にはすくい上げられて落下する柱状物を受け取る開口が設けられ、下部には受け取った柱状物を排出するための排出口が設けられている受部と、
    前記排出口から前記回転ドラム外に延設され、受部から排出される柱状物を回転ドラム外に搬出するためのトラフと、
    前記受部を、柱状物が搬出される方向に振動させる受部振動手段と、
    前記トラフを振動させるトラフ振動手段とを備えていることを特徴とする柱状物の選別装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108609227A (zh) * 2018-06-11 2018-10-02 重庆鼎赛输送机械有限公司 一种包装用输送设备

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