JP2006230877A - 運動補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】筋肉や腱を容易かつ効果的に緩めることができる持ち運び容易な運動補助具を提供すること。
【解決手段】身体を横たえて身体の筋肉をほぐしたり伸ばしたりする運動を行う際に、身体の下に配置する運動補助具1。運動補助具1は、内部に空気を充填した状態において弾力性のある中空の円柱形状を有する中空円柱体2と、中空円柱体2の側面21を覆うように中空円柱体2に巻回された被覆体3とを有する。中空円柱体2は、内部への空気の出し入れを行うための空気導入口23を有する。被覆体3は、中空円柱体2の長さ方向に一定の内周寸法を有すると共に、伸縮しない布状体によって構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、肩、背中、腰等の身体の筋肉や腱を緩めるための運動に用いる運動補助具に関する。
近年、円柱形状の運動補助具の上に、身体を横たえて四肢や体幹部を動かし、肩、背中、腰等の身体の筋肉や腱を緩め、ほぐす運動方法(コアコンディショニング(登録商標))が開発されている(非特許文献1)。上記運動補助具は、中実の円柱形状の発泡ポリエチレンからなる。そして、上記運動方法は、例えば、上記運動補助具の上に背骨を添わせるような状態で仰向けになり、四肢を動かしたり、体幹部を左右に揺らしたりすること、特にこれらの微小運動により、身体の筋肉や腱を緩める。この中でも、特に、関節部や脊柱周りにおける靭帯、関節包、深部筋群を緩める。
これにより、凝り固まった身体の筋肉や腱を緩ませたり、歪んでいた脊柱を元の正常な状態に戻して、健全な状態を維持することができる。また、脊柱を正常な状態に戻すことで、脊柱の両脇から出ている自律神経の働きを良好にすることもできる。
また、上記運動方法は、身体を横たえた状態にて行うため、背骨等にかかる重力による負荷を軽減して楽な状態で行うことができ、効果的な運動を行うことができる。
しかしながら、上記運動補助具は、上述のごとく、身体を載せて使用するものであるため、それなりの大きさ、例えば、直径約15cm、長さ約100cmの大きさを有する。そして、上記運動補助具は、発泡ポリエチレンからなる中実の円柱形状体であるため、折り曲げたり畳んだりすることはできない。
それ故、持ち運びが容易であるとは言えない。特に、上記の運動は、例えばスポーツの前後に行うことが効果的であるが、スポーツの現場を転々とする場合等には、上記運動補助具を頻繁に持ち運ぶこととなる。このとき、運動補助具が持ち運びにくいということは、大きな問題となる。
また、上記運動補助具は発泡ポリエチレンからなるため、身体を載せても、四肢を主体的に強く動かして、これに連動させて体幹部を動かさないと、充分に筋肉や腱を緩める効果を得ることは困難である。
特に、筋肉や腱の弛緩効果を得るための微小運動を行うためには、四肢を主体的に小刻みに動かして、その連動として体幹部を動かす必要が生じ、必ずしもその運動が容易であるとは言えない場合がある。
「『ベーシックセブン』で肩・腰・背中をスッキリ!」日本コアコンディショニング協会監修・発行 平成16年6月1日 5版第1刷発行
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、筋肉や腱を容易かつ効果的に緩めることができる持ち運び容易な運動補助具を提供しようとするものである。
本発明は、身体を横たえて身体の筋肉をほぐしたり伸ばしたりする運動を行う際に、身体の下に配置する運動補助具であって、
該運動補助具は、内部に空気を充填した状態において弾力性のある中空の円柱形状を有する中空円柱体と、該中空円柱体の側面を覆うように上記中空円柱体に巻回された被覆体とを有し、
また、上記中空円柱体は、内部への空気の出し入れを行うための空気導入口を有し、
上記被覆体は、上記中空円柱体の長さ方向に一定の内周寸法を有すると共に、伸縮しない布状体によって構成されていることを特徴とする運動補助具にある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記運動補助具は、例えば、該運動補助具の上に背骨を添わせるような状態で仰向けになり、四肢を動かしたり、体幹部を左右に揺らしたりすること、特にこれらの微小運動により、身体の筋肉や腱を緩めるために用いる。
このような運動を行うことにより、上述したような、身体の筋肉や腱を緩ませ、更には、歪んでいた脊柱を元の正常な状態に戻して、健全な状態を維持することができる。また、脊柱を正常な状態に戻すことで、脊柱の両脇から出ている自律神経の働きを良好にすることもできる。
上記運動補助具は、上記中空円柱体の内部に空気を充填して使用することができる。そして、この空気を充填した状態において弾力性を有する。そのため、身体を運動補助具に載せたとき、中空円柱体の内部に充填した空気の圧力による反発力を身体が受けることとなる。この反発力は、身体による中空円柱体への荷重に対する反力であるが、空気圧による反発力は、身体の動きに応じて、その大きさや方向が変化しやすい。
そのため、この空気圧による反発力が、身体の体幹部の動きを補助するように働き、効果的な微小運動を行うことができる。即ち、四肢を特に強く動かさなくても、四肢の力を抜いた状態でも、体幹部の効果的な運動を行うことができる。その結果、身体の筋肉や腱を容易かつ効果的に緩ませることができる。
また、上記中空円柱体は、上記空気導入口を有し、内部への空気の出し入れを行うことができる。そのため、上記運動補助具を使用しないときには、上記中空円柱体の内部の空気を抜いて、中空円柱体を萎ませることができる。そして、萎んだ中空円柱体を折り曲げたり、折り畳んだりすることができる。また、上記被覆体も布状体であるため、運動補助具を使用しない際には、折り曲げたり折り畳んだりすることができる。これにより、中空円柱体及び被覆体の体積を小さくして、持ち運びや収納を容易にすることができる。
また、中空円柱体の空気圧を自在に調整できるため、使用者の体重や使用目的等に応じて、効果の最も上がる条件で使用することができる。
また、上記被覆体は、上記中空円柱体の長さ方向に一定の内周寸法を有すると共に、伸縮しない布状体によって構成されている。そして、上記被覆体は、中空円柱体の側面を覆うように上記中空円柱体に巻回されている。そのため、中空円柱体の長さ方向の中央部付近において、側面が外方へ向かって膨らみすぎることを防ぎ、円柱形状を維持することができる。これにより、中空円柱体の空気圧を高くしても、使用しやすい状態を保つことができる。
また、上記被覆体を巻回しておくことにより、上記中空円柱体の表面に汚れや傷がつくことを防ぐことができる。そのため、運動補助具を載置する床面や地面等が多少汚れていたり、表面状態が平滑でない場合にも、運動補助具を容易に使用することができると共に、運動補助具の耐久性を確保することができる。
以上のごとく、本発明によれば、筋肉や腱を容易かつ効果的に緩めることができる持ち運び容易な運動補助具を提供することができる。
本発明(請求項1)において、中空円柱体の皮革の厚みは、例えば、0.05〜2.0mmであることが好ましい。また、上記皮革の厚みは、0.3〜0.4mmであることが更に好ましい。上記厚みを0.3mm以上とすることにより、中空円柱体の耐久性を充分に確保することができる。また、上記厚みが0.4mm以下とすることにより、コスト低減を図ることができる。
また、上記被覆体は、上記中空円柱体の側面の全体を覆っていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記中空円柱体の形状をより確実に円柱形状に保つことができる。また、中空円柱体の全体にわたって、傷や汚れがつくことを防ぎ、耐久性をより向上させることができる。
また、上記運動補助具は、上記中空円柱体の内部に空気を充填した状態において直径が80〜250mmであることが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記運動補助具に背中を載せたとき、四肢を床面や地面に安定して付けつつ、身体の筋肉や腱を充分に緩めることができる。
上記直径が80mm未満の場合には、身体の筋肉や腱を充分に緩めることができずに、運動の効果が低減するおそれがある。一方、上記直径が250mmを超える場合には、四肢を床面や地面に安定して付けることが困難となり、運動しにくくなるおそれがある。また、背中の全体が運動補助具に密着してしまい、脊柱周りのマッサージ効果を充分に得ることが困難となるおそれがある。
また、上記運動補助具は、上記中空円柱体の内部に空気を充填した状態において長さが500〜1800mmであることが好ましい(請求項4)。
この場合には、上記身体を背骨に沿った広い範囲で支えることができると共に、四肢の運動を広い範囲で行うことが可能となる。
上記長さが500mm未満の場合には、身体を充分に広い範囲で支えることができず、効果的な運動が困難となるおそれがある。一方、上記長さが1800mmを超える場合には、床面や地面に付ける四肢を動かすことができる範囲が狭まり、効果的な運動が制限されるおそれがある。また、中空円柱体に空気を充填した状態での運動補助具の取り扱いが困難となるおそれがある。
また、上記中空円柱体は、PVC(ポリ塩化ビニル)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、エラストマー、PET(ポロエチレンテレフタレート)、又はナイロン(登録商標)からなることが好ましい(請求項5)。
この場合には、上記中空円柱体の弾力性を充分に確保して、効果的に筋肉や腱を緩める運動を行うことができる。
なお、上記中空円柱体としては、この中でも特に、弾力性の確保、コスト等の観点から、PVCを用いることが好ましい。
また、上記被覆体は、ナイロン(登録商標)、PVC、綿、ポリエステル、又はウレタンからなることが好ましい(請求項6)。
この場合には、伸縮しない上記被覆体を容易に得ることができ、中空円柱体の部分的な膨張を容易に防ぐことができる。また、被覆体の強度を確保することができ、中空円柱体を充分に保護して、より耐久性に優れた運動補助具を得ることができる。
なお、ここで、「伸縮しない」とは、通常の使用状態、例えば中空円柱体の空気圧程度の力が加わった状態において伸縮しないことを意味するものである。
また、上記被覆体としては、この中でも特に、強度、耐久性、コスト等の観点から、ナイロンを用いることが好ましい。
また、上記中空円柱体と上記被覆体とは、互いに分離することができるよう構成されていることが好ましい(請求項7)。
この場合には、上記被覆体を交換することが可能となる。例えば、被覆体が汚れたり破れたりした場合に、被覆体のみを新品に交換して、運動補助具を使用することができる。
また、中空円柱体から被覆体を取り外して、被覆体を洗浄することもできる。
また種々の色彩、模様、或いは素材の被覆体を複数用意しておき、種々の態様で運動補助具を使用することもできる。
本発明の実施例にかかる運動補助具につき、図1〜図8を用いて説明する。
本例の運動補助具1は、図8に示すごとく、身体を横たえて身体の筋肉や腱を緩める運動を行う際に、身体の体幹部の下に配置するものである。
運動補助具1は、図1〜図3に示すごとく、内部24に空気を充填した状態において弾力性のある中空の円柱形状を有する中空円柱体2と、該中空円柱体2の側面21を覆うように該中空円柱体2に巻回された被覆体3とを有する。
また、図1、図2、図4に示すごとく、中空円柱体2は、内部24への空気の出し入れを行うための空気導入口23を有する。
上記被覆体3は、図1〜図3、図5に示すごとく、中空円柱体2の長さ方向に一定の内周寸法を有すると共に、伸縮しない布状体によって構成されている。
上記被覆体3は、図1〜図3に示すごとく、中空円柱体2の側面21の全体を覆っている。
上記運動補助具1は、図2に示すごとく、中空円柱体2の内部24に空気を充填した状態において直径Dが80〜250mm、長さLが500〜1800mmである。
中空円柱体2の皮革の厚みtは、0.3〜0.4mmである。
上記中空円柱体2はPVCからなるシート状体をその端部において融着することにより形成してある。また、上記被覆体3はナイロン(登録商標)からなる繊維状体を織り合わせた織布をその端部において縫合することにより形成してある。
また、図4、図5、図7に示すごとく、上記中空円柱体2と上記被覆体3とは、互いに分離することができる。
図2、図4に示すごとく、上記中空円柱体2は、側面21を構成する側面皮革と、2つの底面22を構成する底面皮革とを互いに融着してなる。そして、一方の底面22を構成する底面皮革のほぼ中央部に上記空気導入口23が配設されている。
また、図1〜図3、図5に示すごとく、上記被覆体3は、上記織布を円筒状に縫合して、上記中空円柱体2の側面21を覆うように形成されている。そして、運動補助具1の軸方向について、被覆体3の長さは、中空円柱体2の側面21の長さよりも約5cm程度長く形成されている。
また、被覆体3の2つの端部開口部31には、該端部開口部31を絞るための締め紐32が、該締め紐32の長さ方向にスライド可能に内包されている。また、該締め紐32は、留具33に挿通されており、該留具33によって、端部開口部31を絞った状態を保つことができるよう構成されている。これにより、被覆体3が中空円柱体2に対して軸方向にずれないようにしている。
また、中空円柱体2は、適度に伸縮可能な素材により構成されており、これにより適度な弾力性、反発係数を有する。そして、伸縮可能な素材であるがゆえに、適度な圧力にて内部24に空気を充填したとき、図1、図2、図4に示すごとく、底面22が外方に膨らんだ状態となる。ただし、側面21は、上述のごとく、伸縮しない被覆体3が巻回されているため、外方に膨らむことがない。
本例の運動補助具1の使用方法の一例を以下に示す。
まず、図8に示すごとく、床面に横たえた運動補助具1に、身体の体幹部を載せる。このとき、運動補助具1の上に背骨を添わせるような状態で仰向けになり、頭部から臀部に至るまでの領域を運動補助具1の上に載置する。また、両手足、即ち四肢を床面に付ける。
次いで、四肢を動かしたり、体幹部を運動補助具1の上で揺動させたりする。具体的には、両腕を床面に沿って動かす、鉛直方向に伸縮させる、両脚を床面に沿って伸縮させる、股関節を開閉する、両脚をローリングする、或いは、四肢を床面に付けて体幹部を運動補助具1の上で左右に微小運動するなど、種々の運動を行う。
このように、体幹部を運動補助具1の上に載せて種々の運動を行うことにより、身体の筋肉や腱を緩ませる。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記運動補助具1は、例えば、図8に示すごとく、該運動補助具1の上に背骨を添わせるような状態で仰向けになり、四肢を動かしたり、体幹部を左右に揺らしたりすること、特にこれらの微小運動により、身体の筋肉や腱を緩めるために用いる。
このような運動を行うことにより、上述したような、身体の筋肉や腱を緩ませ、更には、歪んでいた脊柱を元の正常な状態に戻して、健全な状態を維持することができる。また、脊柱を正常な状態に戻すことで、脊柱の両脇から出ている自律神経の働きを良好にすることもできる。
上記運動補助具1は、上記中空円柱体2の内部24に空気を充填して使用することができる。そして、この空気を充填した状態において弾力性を有する。そのため、身体を運動補助具に載せたとき、中空円柱体2の内部24に充填した空気の圧力による反発力を身体が受けることとなる。この反発力は、身体による中空円柱体2への荷重に対する反力であるが、空気圧による反発力は、身体の動きに応じて、その大きさや方向が変化しやすい。
そのため、この空気圧による反発力が、身体の体幹部の動きを補助するように働き、効果的な微小運動を行うことができる。即ち、四肢を特に強く動かさなくても、四肢の力を抜いた状態でも、体幹部の効果的な運動を行うことができる。その結果、身体の筋肉や腱を容易かつ効果的に緩ませることができる。
また、中空円柱体2は、上記空気導入口23を有し、内部24への空気の出し入れを行うことができる。そのため、運動補助具1を使用しないときには、上記中空円柱体2の内部24の空気を抜いて、中空円柱体2を萎ませることができる。そして、図7に示すごとく、萎んだ中空円柱体2を折り曲げたり、折り畳んだりすることができる。また、上記被覆体3も布状体であるため、運動補助具1を使用しない際には、折り曲げたり折り畳んだりすることができる。これにより、中空円柱体2及び被覆体3の体積を小さくして、持ち運びや収納を容易にすることができる。
なお、図7においては、中空円柱体2と被覆体3とを分離したうえで折り畳んだ状態を示しているが、中空円柱体2を被覆体3が覆ったままの状態で折り曲げたり折り畳んだりすることもできる。
また、中空円柱体2の空気圧を自在に調整できるため、使用者の体重や使用目的等に応じて、効果の最も上がる条件で使用することができる。
また、上記被覆体3は、上記中空円柱体2の長さ方向に一定の内周寸法を有すると共に、伸縮しない布状体によって構成されている。そして、上記被覆体3は、中空円柱体2の側面21を覆うように上記中空円柱体2に巻回されている。そのため、図6に示すごとく、中空円柱体2の長さ方向の中央部29付近において、側面21が外方へ向かって膨らみすぎることを防ぎ、円柱形状を維持することができる。これにより、中空円柱体2の空気圧を高くしても、使用しやすい状態を保つことができる。
また、上記被覆体3を巻回しておくことにより、上記中空円柱体2の表面に汚れや傷がつくことを防ぐことができる。そのため、運動補助具1を載置する床面や地面等が多少汚れていたり、表面状態が平滑でない場合にも、運動補助具1を容易に使用することができると共に、運動補助具1の耐久性を確保することができる。
また、図1、図2に示すごとく、被覆体3は、中空円柱体2の側面21の全体を覆っているため、中空円柱体2の形状をより確実に円柱形状に保つことができる。また、中空円柱体2の全体を保護して、傷や汚れがつくことを防ぐことができる。
また、運動補助具1は、中空円柱体2の内部24に空気を充填した状態において直径Dが80〜250mmであるため、運動補助具1に背中を載せたとき、四肢を床面や地面に安定して付けつつ、身体の筋肉や腱を充分に緩めることができる。
また、運動補助具1は、中空円柱体2の内部24に空気を充填した状態において長さLが500〜1800mmであるため、身体を背骨に沿った広い範囲で支えることができると共に、四肢の運動を広い範囲で行うことが可能となる。
また、中空円柱体2はPVCからなるため、中空円柱体2の弾力性を充分に確保して、効果的に筋肉や腱を緩める運動を行うことができる。
また、被覆体3はナイロン(登録商標)からなるため、伸縮しない上記被覆体3を容易に得ることができ、中空円柱体2の側面21の部分的な膨張(図6参照)を容易に防ぐことができる。また、被覆体3の強度を確保することができ、中空円柱体2を充分に保護して、耐久性に優れた運動補助具1を得ることができる。
また、図4、図5、図7に示すごとく、中空円柱体2と被覆体3とは、互いに分離することができるため、被覆体3を交換することが可能となる。例えば、被覆体3が汚れたり破れたりした場合に、被覆体3のみを新品に交換して、運動補助具1を使用することができる。
また、中空円柱体2から被覆体3を取り外して、被覆体3を洗浄することもできる。
また種々の色彩、模様、或いは素材の被覆体3を複数用意しておき、種々の態様で運動補助具を使用することもできる。
以上のごとく、本例によれば、筋肉や腱を容易かつ効果的に緩めることができる持ち運び容易な運動補助具を提供することができる。
実施例における、運動補助具の斜視図。 実施例における、運動補助具の縦断面図。 実施例における、運動補助具の横断面図。 実施例における、中空円柱体の斜視図。 実施例における、被覆体の斜視図。 実施例における、被覆体を被覆せずに中空円柱体を膨らませた場合の斜視図。 実施例における、折り畳んだ中空円柱体及び被覆体の斜視図。 実施例における、運動補助具の使用状態を示す斜視図。
符号の説明
1 運動補助具
2 中空円柱体
21 側面
23 空気導入口
3 被覆体

Claims (7)

  1. 身体を横たえて身体の筋肉や腱を緩める運動を行う際に、身体の体幹部の下に配置する運動補助具であって、
    該運動補助具は、内部に空気を充填した状態において弾力性のある中空の円柱形状を有する中空円柱体と、該中空円柱体の側面を覆うように該中空円柱体に巻回された被覆体とを有し、
    また、上記中空円柱体は、内部への空気の出し入れを行うための空気導入口を有し、
    上記被覆体は、上記中空円柱体の長さ方向に一定の内周寸法を有すると共に、伸縮しない布状体によって構成されていることを特徴とする運動補助具。
  2. 請求項1において、上記被覆体は、上記中空円柱体の側面の全体を覆っていることを特徴とする運動補助具。
  3. 請求項1又は2において、上記運動補助具は、上記中空円柱体の内部に空気を充填した状態において直径が80〜250mmであることを特徴とする運動補助具。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記運動補助具は、上記中空円柱体の内部に空気を充填した状態において長さが500〜1800mmであることを特徴とする運動補助具。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記中空円柱体は、PVC、PE、PP、エラストマー、PET、又はナイロン(登録商標)からなることを特徴とする運動補助具。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、上記被覆体は、ナイロン(登録商標)、PVC、綿、ポリエステル、又はウレタンからなることを特徴とする運動補助具。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、上記中空円柱体と上記被覆体とは、互いに分離することができるよう構成されていることを特徴とする運動補助具。
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