JP2006230340A

JP2006230340A - 釣り用ブラシ

Info

Publication number: JP2006230340A
Application number: JP2005052704A
Authority: JP
Inventors: Yoshitaka Urakawa; 芳孝浦川
Original assignee: TAKA SANGYO KK
Current assignee: TAKA SANGYO KK
Priority date: 2005-02-28
Filing date: 2005-02-28
Publication date: 2006-09-07

Abstract

【課題】釣りに際して使用する餌入れバケツやバッカンを洗浄するためブラシであって、海水を汲み上げるためのロープをブラシに巻き取り保持し得るようにすることによって、ロープやタワシ等の余分な荷物の持参を不用とし、ブラシに二役の機能を持たすことを目的とする。
【解決手段】ロープ巻き取り部を形成したホルダーの上方部に握り部を、下方部に基盤部を形成し、基盤部の下端面部に刷子を植毛するとともに、端部をホルダーに係留させたロープを巻き取り部に巻き付けることによって保持させ得るように構成した釣り用ブラシ。
【選択図】図１

Description

この考案は、魚釣りに際して使用するバケツやバッカン等を洗浄するためのブラシの改良に関するものである。

磯釣りや波止釣りでコマセ餌（アミエビ、オキアミ、配合餌）等を使用する場合、バケツやバッカンにコマセ餌を入れた状態にして釣を行なうのであるが、釣りを終わった段階で、付着した餌を完全に洗い流さなければ異臭を放ち、車中に持ち込めないのであるが、バケツやバッカンの縁回りや底の隅にこびりついたアミエビ等を完全に取り除くのは大変面倒な作業になるのである。

このようなバケツやバッカンを掃除する場合、予めバケツ等で海水を汲み上げてバケツやバッカン内に海水を入れて満たし、タワシ等で丹念に擦り落し、再び海水を汲み上げて洗い流すことによって行なわれ、落し残しがあるような場合には、更に海水を汲み上げて流し落さなければならないのである。

この発明は、磯釣りや波止釣り等で使用する餌入れバケツやバッカンを掃除するためのブラシに関するものであって、ホルダー自体にロープを巻き取り保持させた構成とし、高い場所から海水を汲み上げる必要がある場合には、巻き取ったロープを繰り出して簡単に海水を汲み上ることができるようにするとともに、ホルダーを手で持ってブラッシング洗浄し得るようにすることによって、水汲み用のロープやタワシ等の余分な荷物の持参を不用とし、磯や波止等の釣り場で手際良く汚れたバッカン等を洗浄できるようしようとするものである。

この発明は、釣り用の餌入れ容器を洗浄するためのブラシに関するものであって、ロープ巻き取り部を形成したホルダーの上方部に握り部を、下方部に基盤部を形成し、基盤部の下面部に刷子を植毛するとともに、端部をホルダーに係留させたロープを巻き取り部に巻き付けることによって保持した構成となっているのである。

この発明に係る釣り用ブラシは、上方に握り部を形成したホルダーにロープを巻き取った状態にして保持した構成となっているため、ロープの先端部にバケツ等を係留した後、握り部を把持してロープを繰り出すことにより、高い位置から洗浄用の海水を簡単に汲み上げることができるため、従来のように海水汲み上げ用のロープやタワシ等を持参する必要がなくなり、釣りに際しての荷物を少なくし得るとともに、使用に際しては、汲み上げた海水をバッカン等に注ぎ入れ、ホルダーの上方部を把持して下方の刷子でバケツやバッカンの汚れた部分を擦った後、海水を掛けて洗い流すことによって汚れたバケツやバッカンを簡単に掃除し得るという利点があるのである。

図面にもとづいて、この発明の実施例を説明すると、釣り用ブラシ本体１は、ロープ巻き取り部２を形成したホルダー３の上方部に握り部４を、下方部に基盤部５を形成し、基盤部５の下面部に刷子６を植毛するとともに、端部をホルダー３に係留させたロープ７を巻き取り部２に巻き取り保持させ得るように形成した構成となっているのである。

すなわち、ホルダー３は、図１乃至図３に示すとおり、上方縁部を円弧状に形成するとともに、下縁部に円弧状の基盤部５を形成した樹脂板により構成されており、上方部に手を差し入れ得る大きさの長孔８を形成することによって握り部４を形成し、その長孔８内に手先を差し入れて握り締めることによってホルダー３を把持し得る構成となっているのである。

また、ホルダー３は、握り部４と基盤部５との間に形成された板部９の両側部にくびれ部１０・１０を形成することによってロープ７を巻き付け保持させるための巻き取り部２を配置形成した構成となっており、板部９にはロープ７を差し入れ得る大きさの孔１１が形成されており、その孔１１内にロープ７の端部を差し入れ、その端部に結び目１２を形成することによって、ロープ７をホルダー３に連結し得る構成となっており、板部９と基盤部５との間には、ロープ７を挟み込んだ状態で固定するための切り込み部１３が形成されており、ロープ７を巻き取り部２に巻き付けた後、端部を切り込み部１３に差し入れることによって、ロープ７の端部を固定し得る構成となっているのである。

ホルダー３の下方部に形成された台部５の下面部は、多数の小孔が配列形成された構成となっており、該孔に刷子６の基部を差し入れことによって、基盤部５の下面部に刷子６を植設した構成となっているのである。

ロープ７は、海水を入れたバケツ等の引き上げに耐える太さで適宜の長さをものたものが使用されており、その先端部には、バケツ等に連結するためのナス環１５が係留固定されており、また、中間部には、等間隔毎に玉体１４・・・が取り付けられており、それにより海水を汲み上げる際にロープ７が手から滑り落ちるのを防止し、海水で満たされた重いバケツ等を効率よく引き上げ得る構成となっており、ホルダー３への連結は、基端部をホルダー３に形成された孔１１に差し入れた後、その端部に結び目１２を形成することによって行なわれるのである。

釣用ブラシの構成を示す斜視図である。ロープ巻き取り部にロープを巻き取った状態を示す斜視図である。

符号の説明

１釣り用ブラシ本体
２ロープ巻き取り部
３ホルダー
４握り部
５基盤部
６刷子
７ロープ

Claims

ロープ巻き取り部２を形成したホルダー３の上方部に握り部４を、下方部に基盤部５を形成し、基盤部５の下面部に刷子６を植毛するとともに、ホルダー３に係留したロープ７を巻き取り部２に巻き付けることによって保持し得るように構成したことを特徴とする釣り用ブラシ。