JP2006229791A - 自治体ディジタル通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来機能を残し、市町村等の自治体地図上に移動局の位置を表示する。
【解決手段】 限られたサービスエリアにおいてディジタル無線通信により通信を行う基地局1及び移動局30−1、30−2、30−3を備える。移動局30−1、30−2、30−3は、位置情報を受信するGPS受信機と、前記ディジタル無線通信において用いる制御チャネルを介して前記GPS受信機が受信している位置情報と当該移動局の識別情報とを送信する。前記基地局1は、移動局30−1、30−2、30−3から送信されてくる情報に基づき地図上に移動局の位置を示した画像を作成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 限られたサービスエリアにおいてディジタル無線通信により通信を行う基地局1及び移動局30−1、30−2、30−3を備える。移動局30−1、30−2、30−3は、位置情報を受信するGPS受信機と、前記ディジタル無線通信において用いる制御チャネルを介して前記GPS受信機が受信している位置情報と当該移動局の識別情報とを送信する。前記基地局1は、移動局30−1、30−2、30−3から送信されてくる情報に基づき地図上に移動局の位置を示した画像を作成する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ディジタル無線通信により限られたサービスエリアにおいて通信を行う基地局及び移動局を備える自治体ディジタル通信システムに関し、特に、移動局の位置を知ることが可能な自治体ディジタル通信システムに関するものである。
従来の自治体ディジタル通信システムにおいては、移動局の位置に関しては複数の中継基地局のいずれかにあることを捕らえることはできたが、市町村地図の上に表示することはできていない。自治体ディジタル通信システムにおいて、移動局の役割は、例えば、災害時に基地局がある市町村役場と災害現場との連絡である。災害発生時に災害現場の状況を一刻も早く把握することは重要であり、そのために移動局の現在位置を把握して、より近い移動局を災害現場へ向かわせることは極めて重要である。
自治体ディジタル通信システムではないが、GPS受信機により移動局の位置情報を得て基地局へ送り、地図上に移動局の位置、移動軌跡及び時間を表示するようにしたシステムが特許文献1に記載されている。
特開平5−80141号公報
しかしながら、上記特許文献1のシステムでは、同一周波数にて多数の人が利用できるように、タイマを用いてタイムスロットを管理しており、特殊なシステムであり、自治体ディジタル通信システムに適用できない。
本発明が解決しようとする課題は、自治体においてディジタル無線通信により限られたサービスエリアにおいて通信を行うシステムを改良し、従来の自治体ディジタル通信システムの機能を残し、市町村等の自治体地図上に移動局の位置を表示することが可能な自治体ディジタル通信システムを提供することである。
本発明に係る自治体ディジタル通信システムは、限られたサービスエリアにおいてディジタル無線通信により通信を行う基地局及び移動局を備える自治体ディジタル通信システムにおいて、前記移動局には、位置情報を受信するGPS受信機と、前記ディジタル無線通信において用いる制御チャネルを介して前記GPS受信機が受信している位置情報と当該移動局の識別情報とを送信する情報送信手段とが具備されており、前記基地局には、移動局から送信されてくる情報に基づき地図上に移動局の位置を示した画像を作成する作成手段が具備されていることを特徴とする。
本発明に係る自治体ディジタル通信システムでは、前記情報送信手段は、前記GPS受信機が受信している位置情報に変化が無いときには、情報の送信を停止することを特徴とする。
本発明に係る自治体ディジタル通信システムでは、前記情報送信手段は、制御チャネルにおける空きタイムスロットを獲得して情報の送信を行うことを特徴とする。
本発明では、ディジタル無線通信において用いる制御チャネルを介してGPS受信機が受信している位置情報と当該移動局の識別情報とを送信し、基地局において、移動局から送信されてくる情報に基づき地図上に移動局の位置を示した画像を作成するので、自治体ディジタル通信システムにおける通信通話のチャネルを使用することなく、適切に地図上に移動局の位置を示した画像を得ることができる。
本発明では、適切に地図上に移動局の位置を示した画像を表示するという目的を、ディジタル無線通信において用いる制御チャネルを介してGPS受信機が受信している位置情報と当該移動局の識別情報とを送信することにより達成したものである。
以下添付図面を参照して、本発明に係る自治体ディジタル通信システムを説明する。図1には、本発明に係る自治体ディジタル通信システムの構成図が示されている。このシステムは、市町村役場基地局1に統制卓11が備えられ、統制卓11には、基地局無線装置10が接続されている。
基地局無線装置10は、所定の直径を有するサービスエリアS内の移動局30−1、30−2、30−3、・・・と無線通信可能である。各移動局30−1、30−2、30−3、・・・は、同一の構成を有しており、例えば、図2に示すように構成される。各移動局30−1、30−2、30−3、・・・は、各部を統括する制御部31と、制御部31に接続され、基地局無線装置10との間でディジタル無線通信により通信を行う移動局無線機32を備えている。
上記制御部31には、位置情報を受信するGPS受信機33と、移動局無線機32を介して音声通話を行うための通話回路やマイクロホン及びスピーカ等を備えた音声通話部34と、移動局無線機32を介して例えばカメラにて撮影した画像等を送るなどのデータ通信を行うデータ送受信部35が接続されている。
一方、市町村役場基地局1には、統制卓11に音声通話を行える通信端末13−1、13−nが接続されていると共に、移動局をワンタッチで呼び出す呼出キー12が複数備えられ、モニタ19が備えられている。
更に、統制卓11には、例えば、LAN14を介して統制卓11、位置情報管理サーバ16、モニタ17を備えるパーソナルコンピュータ18が接続されている。パーソナルコンピュータ18は複数台接続されるが、簡素化して示している。
以上のように構成された自治体ディジタル通信システムにあっては、基地局無線装置10と移動局30−1、30−2、30−3、・・・が用いているディジタル無線通信において、通話チャネルと制御チャネルとを用いており、制御チャネルは、例えば、図3に示されるようにn個のタイムスロットに分けられており、呼制御に用いられている。このタイムスロットに設定される情報のヘッダ(先頭部分)には、情報の内容を示すコントロールデータが配置され、これにより、着信、発呼要求等を検出することができる。本実施例では、上記ヘッダにおけるコントロールデータによって、当該タイムスロットには移動局の位置情報が配置されていることを示し、このヘッダに次いで実際の位置情報をセットするようにして、位置情報送信を行う。図3に示されるタイムスロットは例えば、基地局無線装置10から移動局30−1、30−2、30−3、・・・への送信用タイムスロットであり、同様のn個のタイムスロットが次に到来し、移動局30−1、30−2、30−3、・・・から基地局無線装置10への送信に用いられる。
移動局30−1、30−2、30−3、・・・の制御部31は、プロセッサにより構成されており、図4に示されているフローチャートに対応するプログラムにより位置情報送信の動作を行うので、以下に図4のフローチャートに従って動作を説明する。制御部31は、移動局無線機32を起動して基地局無線装置10から発せられる電波の受信及び該当する基地局識別情報の検出をトライし(S1)、該当市町村基地局の圏内となっているか否かを検出する(S2)。
上記ステップS2においてNOとなると、再びステップS1へ戻って処理を続ける。一方、上記ステップS2において圏内であることが検出されると、GPS受信機33から当該移動局の位置情報(緯度経度)を得ると共に(S3)、移動局無線機32が送信する制御チャネルの空きスロットを取得して(S4)、当該スロットに上記で取得した位置情報と当該移動局の識別情報をセットし、位置情報が配置されていることを示すヘッダを付して送信する(S5)。以降、所定の時間毎にステップS1へ戻って処理を続ける。
以上の動作によって、制御部31は、ディジタル無線通信による基地局のサービスエリアに入ったことを検出し、ディジタル無線通信において用いる制御チャネルを介してGPS受信機が受信している位置情報と当該移動局の識別情報とを送信する情報送信手段を実現している。また、制御チャネルの空きスロットを用いて送受信を行うことができるので、別の通信手段を必要とせず、ディジタル通信システムが動作していれば送受信を行うことができる。
上記の移動局30−1、30−2、30−3、・・・の動作に対して、統制卓11に備えられているプロセッサにより構成される制御部は、図5に示されているフローチャートに対応するプログラムにより位置情報受信の動作を行うので、以下に図5のフローチャートに従って動作を説明する。制御部は、基地局無線装置10にて受信した制御チャネルの各タイムスロットにセットされた情報を取り出し(S11)、ヘッダを分析して位置情報の通知であるか又はその他の情報であるかを検出する(S12)。
ステップS12における分析の結果、位置情報の通知であることが検出されると、タイムスロット内にセットされた位置情報及び移動局の識別情報を取り出し、位置情報管理サーバ16へ送信する(S13)。一方、ステップS12における分析の結果、位置情報の通知以外のその他の情報であることが検出されると、セットされた制御内容に応じた処理(着信等)を行う(S14)。
上記統制卓11から送られる位置情報及び移動局の識別情報を受け取る位置情報管理サーバ16には、当該市町村の地図データが記憶されていると共に、図6に示されているフローチャートに対応するプログラムにより移動局を上記地図に表示する動作を行うので、以下に図6のフローチャートに従って動作を説明する。位置情報管理サーバ16は、位置情報及び移動局の識別情報を受け取り(S21)、移動局の位置情報に対応する地図上の位置を検出する(S22)。
次に、位置情報管理サーバ16は、上記で検出した地図上の位置に、移動局を示すマーク及び移動局の識別情報を重ねた画像を作成して当該位置情報管理サーバ16のデータベースに登録する(S23)。以上のようにして、位置情報管理サーバ16は、移動局から送信されてくる情報に基づき地図上に移動局の位置を示した画像を作成する作成手段を実現している。
パーソナルコンピュータ18や統制卓11では、上記位置情報管理サーバ16のデータベースにアクセスして、地図上に移動局を示すマーク及び移動局の識別情報を重ねた画像を取り出し、モニタ19、17へ表示する。これによって、移動局30−1、30−2、30−3、・・・の位置がその移動局の識別情報と共に表示され、所望の位置にある移動局を特定して統制卓11から呼び出すことができる。
なお、上記の例では、位置情報管理サーバ16のデータベースに、地図上に移動局を示すマーク及び移動局の識別情報を重ねた画像を蓄積し、外部からのアクセスにより取り出すようにしたが、位置情報管理サーバ16上記作成した画像をパーソナルコンピュータ18や統制卓11など所定の宛先へ送信するようにしてもよい。また、無線基地局として機能する基地局無線装置10を1つとしたが、無線基地局(中継基地局)を複数設けて、各基地局のサービスエリアに移動局が入った場合にGPS受信機33が受信している位置情報と当該移動局の識別情報とを送信する構成であってもよい。
図7には、移動局30−1、30−2、30−3、・・・の制御部31により行われる位置情報送信の動作の変形例を示す。このフローチャートでは、図4のフローチャートにおいて、ステップS3とステップS4との間にステップS6を実行するようにしたものである。即ち、GPS受信機33から当該移動局の位置情報(緯度経度)を得ると(S3)、記憶してある前回の位置情報と同一であるかを検出し(S6)、同一でない場合にのみステップS4へ進んで移動局無線機32が送信する制御チャネルの空きスロットを取得する。即ち、GPS受信機が受信している位置情報に変化が無いときには、情報の送信を停止することにより、無駄な通信を抑制し、制御チャネルの空きスロット確保を可能にしたものである。
1 市町村役場基地局
10 基地局無線装置
11 統制卓
13−1〜13−n 通信端末
12 呼出キー
14 LAN
16 位置情報管理サーバ
17、19 モニタ
30−1、30−2、30−3 移動局
31 制御部
32 移動局無線機
33 GPS受信機
34 音声通話部
35 データ送受信部
10 基地局無線装置
11 統制卓
13−1〜13−n 通信端末
12 呼出キー
14 LAN
16 位置情報管理サーバ
17、19 モニタ
30−1、30−2、30−3 移動局
31 制御部
32 移動局無線機
33 GPS受信機
34 音声通話部
35 データ送受信部
Claims (3)
- 限られたサービスエリアにおいてディジタル無線通信により通信を行う基地局及び移動局を備える自治体ディジタル通信システムにおいて、
前記移動局には、位置情報を受信するGPS受信機と、前記ディジタル無線通信において用いる制御チャネルを介して前記GPS受信機が受信している位置情報と当該移動局の識別情報とを送信する情報送信手段とが具備されており、
前記基地局には、移動局から送信されてくる情報に基づき地図上に移動局の位置を示した画像を作成する作成手段が具備されていることを特徴とする自治体ディジタル通信システム。 - 前記情報送信手段は、前記GPS受信機が受信している位置情報に変化が無いときには、情報の送信を停止することを特徴とする請求項1に記載の自治体ディジタル通信システム。
- 前記情報送信手段は、制御チャネルにおける空きタイムスロットを獲得して情報の送信を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自治体ディジタル通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005043238A JP2006229791A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | 自治体ディジタル通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005043238A JP2006229791A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | 自治体ディジタル通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006229791A true JP2006229791A (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=36990718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005043238A Withdrawn JP2006229791A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | 自治体ディジタル通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006229791A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016169967A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 古野電気株式会社 | 移動体用監視システム、子機、親機、及びプログラム |
-
2005
- 2005-02-18 JP JP2005043238A patent/JP2006229791A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016169967A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 古野電気株式会社 | 移動体用監視システム、子機、親機、及びプログラム |
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