JP2006227022A - 液体クロマトグラフィー用フィルター、液体クロマトグラフィー用カラム及びヘモグロビン類の測定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シリコーン被膜でコーティングされていることを特徴とする液体クロマトグラフィー用フィルター1。上記の液体クロマトグラフィー用フィルターが、更に、ブロッキング試薬でブロッキング処理されていることを特徴とする液体クロマトグラフィー用フィルター。上記の液体クロマトグラフィー用フィルターが装着されたことを特徴とする液体クロマトグラフィー用カラム。上記液体クロマトグラフィー用フィルター又はカラムを用いることを特徴とするヘモグロビン類の測定方法。
【選択図】 図1
Description
上記フィルターの材質としては、例えば、ステンレス、アルミニウム、銅、チタン、ニッケル、鉄、クロム、スズ等の金属;ナイロン、フッ素樹脂、セルロース、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル樹脂、ポリエステル、ビニロン、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリエーテルエーテルケトン、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ノリル樹脂等のプラスチック;セラミック;ガラスなどが挙げられる。
シリコーン被膜でフィルターをコーティングする場合、フィルター全体をコーティングする必要はなく、少なくともフィルターの孔部分がコーティングされていればよい。
フィルターの孔部分のコーティングの割合は、孔部分の全表面積に対して、好ましくは、10%以上、より好ましくは、30%以上、最も好ましくは、60%以上である。
金属フィルター、プラスチックフィルターなどの製造方法は、公知の方法でよく、例えば、繊維状のもの、粉体状のものを積層し、焼結処理する方法やメンブレン状、濾紙状に加工する方法などが挙げられる。
また、特開平2−262054号公報に記載あるような濾過孔径の異なるフィルターを組み合わせてもよい。すなわち、溶液の流入側に濾過孔径の大きなものを使用し、溶液の流出側に濾過孔径の小さなものを使用して組み合わせる。このように、濾過孔径の異なるフィルターを組み合わせたものを製造するには、それぞれのフィルターを製造後、貼り合わせてもよいが、直径の太い繊維を液体の流入側に用い、直径の細い繊維を液体の流出側に用いて、積層した状態で型に入れて焼結するのが好ましい。積層数は、特に限定されないが、通常、2〜3層で必要に応じて増やしてもよい。
カラム本体内側のコーティングの割合は、内側部の全表面積に対して、好ましくは、10%以上、より好ましくは、30%以上、最も好ましくは、60%以上である。
本発明のフィルターは、シリコーン被膜でコーティングされているので、生体試料の吸着が起こりにくいため、フィルター寿命が長く、また、同様に、試料の吸着が少ないので、フィルター中で試料の拡散が起こりにくいため、分離性能に悪影響を与えない。
更に、ブロッキング試薬でブロッキング処理されているフィルターにおいては、上記の作用の全てを奏すると共に、更に、より一層、生体試料の吸着が起こりにくいため、生体試料の液体クロマトグラフ測定に使用すると、測定の最初から正確な測定値を得ることができる。
図1(イ)に示した形状のフィルターをステンレス焼結体の一体成形品として製造した。その構造の詳細は、直径5mm、厚さが1.5mmの円柱体からなり、濾過孔径は2μmとした。次に、コーティング剤として、2液型硬化型シリコーンを用い、上記ステンレス製フィルター全体をシリコーンコーティングした(濾過孔の中は、コーティング剤を通液した)。その後、100℃で30分間加熱して乾燥・硬化させ、均一なコーティング層を形成させ、本発明のフィルター1を得た。
次に、このフィルター1をフッ素樹脂(テフロン(登録商標))製のシール部材2に挿入した後、図4に示すように、ステンレス製ホルダー3(頂角A=90度)に嵌め込み、半体3a及び3b同士をネジ結合して、ラインフィルター5を作製した。
実施例1と同様にして得られた本発明のフィルター1をフッ素樹脂(テフロン(登録商標))製のシール部材2に挿入した後、ポリエーテルエーテルケトン製のホルダー3(頂角A=150度)に嵌め込み、半体3a及び3b同士をネジ結合して、ラインフィルター5を作製した。
図1(イ)に示したフィルターを、ステンレス焼結体の一体成形品として製造した。その構造の詳細は、直径5mm、厚さが1.5mmの円柱体からなり、濾過孔径は2μmとした。
次に、このフィルターをフッ素樹脂(テフロン(登録商標))製のシール部材2に挿入した後、ステンレス製ホルダー3(頂角A=90度)に嵌め込み、半体3a及び3b同士をネジ結合して、ラインフィルター5を作製した。
図1(イ)に示した形状のフィルターをステンレス焼結体の一体成形品として製造した。その構造の詳細は、直径5mm、厚さが1.5mmの円柱体からなり、濾過孔径は2μmとした。
次に、従来の技術の項に記載したCLD法により、二酸化珪素被膜をフィルターに形成させる処理をした。具体的には、日本曹達社製アトロンをHPLC用ポンプ(島津製作所社製)を用いて、上記フィルターの内部まで通液した後、余剰の液をフィルター内部から除去した。その後、200℃で30分間乾燥し、次に、500℃で30分間加熱し、二酸化珪素被膜を形成させた。
次に、このフィルターをフッ素樹脂(テフロン(登録商標))製のシール部材2に挿入した後、ポリエーテルエーテルケトン製ホルダー3(頂角A=150度)に嵌め込み、半体3a及び3b同士をネジ結合して、ラインフィルター5を作製した。
以下に示した測定条件を用い、実施例1、2又は比較例1、2で作製したラインフィルターのみを用いて(すなわち、カラムは使用せず)、ヘモグロビン類の測定をすることにより、生体試料の吸着性について検討した。
測定条件
システム:送液ポンプ:LC−9A(島津製作所社製)
オートサンプラ:ASU−420(積水化学社製)
検出器:SPD−6AV(島津製作所社製)
溶離液:溶離液A:100mMリン酸緩衝液(pH5.8)
溶離液B:300mMリン酸緩衝液(pH6.8)
測定開始より0〜3分の間は溶離液Aを流し、3〜5分の間は溶離液Bを流し、5〜10分の間は溶離液Aを流した。
流速:2.0ml/分
検出波長:415nm
試料注入量:10μl
以下のようにして調製した糖負荷血液を用いた。
血液抗凝固剤としてフッ化ナトリウムを用いて採血した健常人血に、500mg/dlとなるようグルコース水溶液を添加し、37℃で3時間反応させた後、溶血希釈液X(0.1重量%トリトンX−100のリン酸緩衝液溶液、pH7.0)で溶血し、150倍に希釈して測定試料とした。
上記測定条件により、測定試料を測定して得られた代表的なクロマトグラムを図9(イ)(ラインフィルター使用せず)、図9(ロ)(実施例1又は2のラインフィルター使用)、図9(ハ)(比較例1又は2のラインフィルター使用)に示した。ピーク61はヘモグロビン類のピークを示す(なお、カラムで分離されていないので単一のピークとなっている)。ピーク62は、溶離液Aではフィルタに吸着したヘモグロビン類が溶離液Bによって脱着したために表れたピークと思われる。
ラインフィルターを装着せずに、測定試料を測定したときのヘモグロビン類のピーク面積を100%として、実施例1、実施例2、比較例1、比較例2のラインフィルターを用いて測定(n=5)したときのヘモグロビン類のピーク面積(ピーク61の面積)から、以下の式により溶離液Aによる回収率を求め、結果を表1に示した。
回収率(%)=(ラインフィルター装着時のヘモグロビン類のピーク面積)÷(ラインフィルター装着なし時のヘモグロビン類のピーク面積)×100
以下に示した測定条件を用い、実施例1、2又は比較例1、2で作製したラインフィルターのみを用いて(すなわち、カラムは使用せず)、ヘモグロビン類の測定をすることにより、生体試料の吸着性とpH(pH5.0、pH6.0、pH7.0)の関係を評価した。
システム:送液ポンプ:LC−9A(島津製作所社製)
オートサンプラ:ASU−420(積水化学社製)
検出器:SPD−6AV(島津製作所社製)
溶離液:溶離液A:100mMリン酸緩衝液(pH5.0、pH6.0、pH7.0)
溶離液B:300mMリン酸緩衝液(pH6.8)
測定開始より0〜3分の間は溶離液Aを流し、3〜5分の間は溶離液Bを流し、5〜10分の間は溶離液Aを流した。
流速:2.0ml/分
検出波長:415nm
試料注入量:10μl
血液抗凝固剤としてフッ化ナトリウムを用いて採血した健常人血を、溶血希釈液X(0.1重量%トリトンX−100のリン酸緩衝液溶液、pH7.0)で溶血し、150倍に希釈して測定試料とした。
ラインフィルターを装着せずに、測定試料を測定したときのヘモグロビン類のピーク面積を100%として、実施例1、実施例2、比較例1又は比較例2で得られたラインフィルターを用いて測定(n=5)したときのヘモグロビン類のピーク面積から、以下の式により溶離液Aによる回収率を求め、結果を表2及び表3に示した。
回収率(%)=(ラインフィルター装着時のヘモグロビン類のピーク面積)÷(ラインフィルター装着なし時のヘモグロビン類のピーク面積)×100
実施例1では、pH5.0、pH6.0、pH7.0での回収率がそれぞれ平均97.24%、97.88%、97.84%であった。
実施例2では、pH5.0、pH6.0、pH7.0での回収率がそれぞれ平均98.02%、98.42%、98.56%であった。
また、実施例1及び実施例2でのCV%は、いずれのpHにおいても、1%以下であった。
実施例1及び実施例2のシリコーンコーティングしたステンレス製フィルターでのヘモグロビン類の吸着性は、pH9.0から酸性側5.0付近までのpHの影響を受けず、回収率もほぼ100%であった。
以上より、ヘモグロビン類の測定に用いるフィルターとしては、広いpHの範囲でヘモグロビン類の吸着が殆どないシリコーンコーティングしたフィルターを用いた方がよいことが明らかである。
図1(イ)に示したフィルターを、ステンレス焼結体の一体成形品として製造した。その構造の詳細は、直径4.6mm、厚さが1.5mmの円柱体からなり、濾過孔径は2μmとした。次に、コーティング剤として、2液型硬化型シリコーンを用い、上記ステンレス製フィルター全体をシリコーンコーティングした(濾過孔の中は、コーティング剤を通液した)。その後、100℃で30分間加熱して乾燥・硬化させ、均一なコーティング層を形成させ、本発明のフィルター1を得た。
次に、このフィルター1をフッ素樹脂(テフロン(登録商標))製のシール部材2(外径6.3mm、内径4.6mm、厚さ1.5mm)に挿入した後、これを図6に示したステンレス製カラム本体40(内径4.6mm、長さ35mm)のカラム両端に取り付けるためのエンドフィッティング42に装着した。
・充填剤の調製
テトラエチレングリコールジメタクリレート(新中村化学社製)400g及び2−アクリルアミド−2−メチルスルホン酸(和光純薬社製)150gの混合物にベンゾイルパーオキサイド(重合開始剤、和光純薬社製)1.5gを溶解した。これを、4重量%ポリビニルアルコール(日本合成化学社製)水溶液2500mlに分散させ、攪拌しながら窒素雰囲気下で75℃に昇温し、8時間重合した。重合後、洗浄し、乾燥した後、分級して平均粒径6μmの粒子を得た。
・カラムの作製
カラム1本あたり、上記充填剤1.0gを、50mMリン酸緩衝液(pH6.0)30mlに分散し、5分間超音波処理した後、よく攪拌した。全量を上記のステンレス製カラム本体40(内径4.6φ×35mm)を接続したパッカー(梅谷精機社製)に注入した。パッカー(梅谷精機社製)に送液ポンプ(サヌキ工業社製)を接続し、上記充填剤を上記ステンレス製カラム本体40に圧力300kg/cm2 で定圧充填した後、エンドフィッティング42とカラム本体40を螺合して本発明の液体クロマトグラフィー用カラムを製造した。
実施例3と同様にして本発明のフィルター1を得た。
一方、図6に示したステンレス製カラム本体40(内径4.6mm、長さ35mm)に、上記実施例3においてフィルターにコーティングした方法と同様の方法で、シリコーンコーティングした。
次に、上記のフィルター1をフッ素樹脂(テフロン(登録商標))製のシール部材2(外径6.3mm、内径4.6mm、厚さ1.5mm)に挿入した後、これを上記のシリコーンコーティングしたカラム本体40(内径4.6mm、長さ35mm)のカラム両端に取り付けるためのエンドフィッティング42に装着した。
実施例3における、ステンレス焼結体の一体成形品として製造したフィルターを、シリコーンコーティングしなかったことの他は、実施例3と全く同様にして液体クロマトグラフィー用カラムを製造した。
図1(イ)に示したフィルターを、ステンレス焼結体の一体成形品として製造した。その構造の詳細は、直径4.6mm、厚さが1.5mmの円柱体からなり、濾過孔径は2μmとした。
次に、従来の技術の項に記載したCLD法により、二酸化珪素被膜をフィルター及びカラム本体に形成させる処理をした。具体的には、日本曹達社製アトロンをHPLC用ポンプ(島津製作所社製)を用いて、上記フィルターの内部まで通液した後、余剰の液をフィルター内部から除去した。その後、200℃で30分間乾燥し、次に、500℃で30分間加熱し、二酸化珪素被膜を形成させた。
また、カラム本体は、上記アトロンに浸し、その後、200℃で30分間乾燥し、次に、500℃で30分間加熱し、二酸化珪素被膜を形成させた。
次に、このフィルター1をフッ素樹脂(テフロン(登録商標))製のシール部材2(外径6.3mm、内径4.6mm、厚さ1.5mm)に挿入した後、これを上記の二酸化珪素被膜を形成させたステンレス製カラム本体(内径4.6mm、長さ35mm)のカラム両端に取り付けるためのエンドフィッティング42に装着した。
測定条件
得られたカラムを以下の液体クロマトグラフに取り付けた後、以下の測定を行った。
システム:送液ポンプ:LC−9A(島津製作所社製)
オートサンプラ:ASU−420(積水化学社製)
検出器:SPD−6AV(島津製作所社製)
溶離液:溶離液A:100mMリン酸緩衝液(pH5.8)
溶離液B:300mMリン酸緩衝液(pH6.8)
測定開始より0〜5分の間は溶離液Aを流し、5〜6分の間は溶離液Bを流し、6〜10分の間は溶離液Aを流した。
流速:1.6ml/分
検出波長:415nm
試料注入量:10μl
実施例1の(1)吸着性の評価の項で用いた測定試料と同様の方法で調製したもの。
上記測定条件により、試料を測定して得られたクロマトグラムを図10(イ)(実施例3又は4の液体クロマトグラフィー用カラムを用いたもの)、図10(ロ)(比較例3又は4の液体クロマトグラフィー用カラムを用いたもの)に示した。ピーク51はHbA1a及びHbA1b、ピーク52はHbF、ピーク53は不安定型HbA1c、ピーク54は安定型HbA1c、ピーク55はHbA0を示す。この結果、実施例3又は4の液体クロマトグラフィー用カラムを用いたものでは、比較例3又は4の液体クロマトグラフィー用カラムを用いたものに比較して分離性能に優れていることが分かる。
実施例3で得られたシリコーンコーティングしたフィルター1に、0.1重量%ヘモグロビン水溶液を通液し、ブロッキング処理した。このフィルターを用いたこと以外は、実施例3と同様にして本発明の液体クロマトグラフィー用カラムを製造した。
実施例3で得られたシリコーンコーティングしたフィルター1に、0.1重量%ウシ血清アルブミン水溶液を通液し、ブロッキング処理した。
一方、図6に示したステンレス製カラム本体40(内径4.6mm、長さ35mm)に、上記実施例3においてフィルターにコーティングした方法と同様の方法で、シリコーンコーティングした。
このフィルター及びカラム本体を用いたこと以外は、実施例3と同様にして本発明の液体クロマトグラフィー用カラムを製造した。
図1(イ)に示したフィルターを、ポリエーテルエーテルケトンの一体成形品として製造した。その構造の詳細は、直径4.6mm、厚さが1.5mmの円柱体からなり、濾過孔径は2μmとした。このフィルターを用いたこと以外は、実施例3と同様にして液体クロマトグラフィー用カラムを製造した。
健常人血液を溶血したものであって、後述の定義による安定型HbA1c濃度が4.5%であるものを用いた。
試料を5回連続して測定し、得られたクロマトグラムから、以下の式で定義される安定型HbA1c濃度を求め、測定回数と安定型HbA1c濃度の関係を表4に示した。
安定型HbA1c濃度(%)=(安定型HbA1cピークの面積)÷(全ヘモグロビンピークの面積の和)×100
一方、実施例3のカラムでは、測定1回目〜3回目までは安定型HbA1c濃度は4.4%であったが、測定4回目と5回目では、4.5%となり、正確な値が得られた。更に、ブロッキングしたフィルターを用いた実施例5及び6のカラムでは、測定1回目から安定型HbA1c濃度は4.5%と正確な値が得られた。
2 シール部材
3 ホルダー
3a、3b 半体
31a、31b 円柱状の空間部
32a、32b 円錐状の空間部
33a 円板状の空間部
34a、34b 被覆部
5 ラインフィルター
Claims (7)
- シリコーン被膜でコーティングされていることを特徴とする液体クロマトグラフィー用フィルター。
- 請求項1記載の液体クロマトグラフィー用フィルターが、更に、ブロッキング試薬でブロッキング処理されていることを特徴とする液体クロマトグラフィー用フィルター。
- 請求項1又は2記載の液体クロマトグラフィー用フィルターが装着されたことを特徴とする液体クロマトグラフィー用カラム。
- 更に、カラム本体がシリコーン被膜でコーティングされていることを特徴とする請求項3記載の液体クロマトグラフィー用カラム。
- 更に、カラム本体がブロッキング試薬でブロッキング処理されていることを特徴とする請求項4記載の液体クロマトグラフィー用カラム。
- 請求項1又は2記載の液体クロマトグラフィー用フィルターを用いることを特徴とするヘモグロビン類の測定方法。
- 請求項3〜5のいずれかに記載の液体クロマトグラフィー用カラムを用いることを特徴とするヘモグロビン類の測定方法。
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