JP2006226374A - 管体の接続構造および管体の接続方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 接続管20に挿入管10を抜け止めして連結した管体の接続構造であって、挿入管10は、接続管20よりも小径に形成されると共に、接続管20に挿入される先端部に、外周径が接続管20の内周径と一致する拡径部12が形成される一方、接続管20には挿入管10の挿入部分と重複する位置に貫通孔22が形成され、接続管20に、挿入管10の拡径部12が貫通孔22の位置を越えて挿入された状態で、接続管20の端面を挟む接続管20と挿入管10の外周部と、貫通孔22および接続管20の内周面と挿入管10の外周面との間の間隙部分を含めて樹脂充填されて形成された連結部50により、接続管20と挿入管10とが抜け止めして連結されていることを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
これにより、継手部が接続すべき管の外周の複数箇所で抜け止めとなるストッパ部が形成されるため、さらに強固な管の接続構造とすることができる。また、継手部およびストッパ部を熱可塑性樹脂により形成する際においては、熱可塑性樹脂の充てんを確実に行うことができるため、信頼性の高い管の接続構造が提供可能になる。
これにより、供給すべき流体の急拡損失や急縮損失を最小限に抑えることができるため、管内に流体を円滑に流すことができる。
これにより、接続対象物の内部と接続管の流路部分が確実に連通される。
図1は本実施の形態において接続管と挿入管を示す平面図である。図2は、接続管に挿入管を挿入した状態を示す透視平面図である。図3は図2におけるA−A線における断面図である。
本実施の形態においては、互いの密着性が非常に低い樹脂からなる挿入管10と接続管20の接続について説明する。具体的には、ポリプロピレン製の挿入管10と、12ナイロン製の接続管20の接続について説明する。
まず、図3に示すように、挿入管10の拡径部12を接続管20の内部空間に挿入する。挿入管10の挿入量は、拡径部12と本体部14の境界部分が、貫通孔20の位置を越えるまで挿入すればよい。
次に、図4に示すように、挿入管10と接続管20との接続部分を周方向に一周するように覆ってモールド金型30をセットする。モールド金型30をセットした後、図5に示すようにモールド樹脂Jを供給する供給ノズル40をモールド金型30に接続し、挿入管10および接続管20と、モールド金型30により形成されたモールド空間に熱可塑性樹脂であるモールド樹脂Jを注入する。
モールド樹脂Jによる継手部50は、図6に示すように、挿入管10と接続管20の接続部分を所要範囲にわたってまたぐように形成されている。より詳細には、図7に示すように、継手部50は、接続管20の端面を挟む接続管20と挿入管10の外周部を所要範囲で覆うと共に、接続管20の貫通孔22部分および接続管20の内周面と挿入管10の本体部14外周面との間の間隙部分にモールド樹脂Jが充てんされることにより形成されている。貫通孔22部分にモールド樹脂Jが充てんされることにより、接続管20に挿入管10が抜け止めして連結された状態になっている。
次に、第2の実施形態について説明する。本実施の形態においては、容器を一体成形する際に、容器の接続管部に接続用管を抜け止めして連結する方法について説明する。図8は接続用管が容器に一体成形された製品の平面図である。図9は、図8のB−B線における断面図である。図9〜図13は、図8に示す接続用管と容器の一体成形品の製造手順を示す説明図である。
本実施の形態における一体成形品80は、容器70を樹脂成形する際に、予め成形されている接続用管60をインサート成形によって連結したものである。以下に、一体成形品80の製造方法について説明する。
なお、本実施の形態において用いられる接続用管60は12ナイロン製であり、容器70はポリプロピレン製である。接続用管60は容器70にインサート成形されるため、容器70に用いられる材料よりも軟化温度が高い材料で形成されている。
ロッド90は、細径部94の先端が接続用管60の先端部よりはみ出すように接続用管60の内部空間60aにセットされる。なお、細径部94の接続用管60の先端部位値からのはみ出し量は、容器70の壁厚さT2に等しい。また、ロッド90は、図示しないロッド支持手段により所定位置を維持するように支持されている。
ロッド90は、接続用管60がつぶれてしまわないようにするための接続用管60の変形防止部材としても機能している。
つづいて、モールド樹脂供給手段を取り外すと共に、モールド金型を分解し、接続用管60からロッド90が引き抜かれ、一体成形品80が取り出される。
拘束具100の材料としては、接続用管60に用いられる材料よりも曲げ強度等の機械的強度が高い材料が用いられるのはもちろんである。拘束具100の平面形状は、接続用管60に維持させたい形状に形成されている。また、拘束具100の断面形状(図14C−C断面参照)は、接続用管60の外周面に嵌合可能な形状に形成されている。拘束具100は、開口部102を広げるようにして弾性変形させた状態で、接続用管60の外周面から被せて取り付けられる。したがって、接続用管60に拘束具100を取り付けた後は、拘束具100を弾性変形させた際に生じた弾性力が作用するため拘束具100が接続用管60から外れてしまうおそれはない。これにより、所望の形状に変形させた接続用管60が元の形状に戻ることを長時間にわたり拘束することができる。
例えば、以上の実施の形態においては、管と管に接続させる物品の材質をポリプロピレンおよび12ナイロンを例示して説明しているが、以上に例示したような合成樹脂に限定されるものではない。モールド金型を用いて成形することができる材料であれば、ゴムや金属等他の熱可塑性物質であっても本発明に適用することはもちろん可能である。
要は、継手部50にモールド樹脂Jを充てんした際において、接続管20と挿入管10の隙間部分からモールド樹脂Jが接続管20の内部空間20aに入り込まないようにするためのダム部を構成することができれば良い。
12 拡径部
14 本体部
20 接続管
22 貫通孔
30 モールド金型
50 継手部
60 接続用管
70 容器
80 一体成形品
90 ロッド
92 本体部
94 細径部
100 拘束具
J モールド樹脂
Claims (5)
- 接続管に挿入管の端部を挿入し、前記接続管に前記挿入管を抜け止めして連結した管体の接続構造であって、
前記挿入管は、前記接続管よりも小径に形成されると共に、接続管に挿入される先端部に、外周径が前記接続管の内周径と一致する拡径部が形成される一方、
前記接続管には前記挿入管が挿入される挿入部分と重複する位置に貫通孔が形成され、
前記接続管に、前記挿入管の拡径部が前記貫通孔の位置を越えて挿入された状態で、前記接続管の端面を挟む接続管と挿入管の外周部と、前記貫通孔および前記接続管の内周面と前記挿入管の外周面との間の間隙部分を含めて樹脂充てんされて形成された連結部により、前記接続管と前記挿入管とが抜け止めして連結されていることを特徴とする管体の接続構造。 - 前記貫通孔は、前記接続管において対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の管体の接続構造。
- 前記拡径部の内部空間形状は、該拡径部の先端部に向かうにつれ徐々に拡大する形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の管体の接続構造。
- 接続対象物に管体をインサート成形により接続する管体の接続方法であって、
前記管体の先端部には、該管体の径方向に貫通する貫通孔が形成され、
前記管体に、先端部が前記管体の内径より細径である細径部が形成されると共に他の部分が前記管体の内径と同径に形成された挿通体を、前記貫通孔の位置が前記細径部の範囲に位置するように挿通させた後、
前記貫通孔に連通して樹脂成形するモールド金型を配設し、
該モールド金型により形成された成形空間に樹脂を充てんして樹脂成形することにより、
前記接続対象物に前記管体を抜け止めして接続することを特徴とする管体の接続方法。 - 前記挿通体の先端部は、少なくとも前記接続対象物の内壁面位置を越える位置まで挿通することを特徴とする請求項4記載の管体の接続方法。
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